JP2007292999A - 露光装置の光源 - Google Patents
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Abstract
【課題】楕円ミラーやレンズ系を用いないで、露光面において出来るだけ均質の照度となるUV発光ダイオードを用いた小型軽量で安価に提供することができる露光装置の光源を提供する。
【解決手段】3個づつの長孔9a,9a,9aを設けた取付板9,9に3個のLEDユニット8,8,8を止ネジ10とナット11で固定し、前記取付板9,9は側板12,12の上部にネジ止めする。取付板9,9の下部にはアパーチャ13をネジ止めすると共にアパーチャ13の開口部13aの両側に調整板13b,13bをネジ止めする。
【選択図】図3
【解決手段】3個づつの長孔9a,9a,9aを設けた取付板9,9に3個のLEDユニット8,8,8を止ネジ10とナット11で固定し、前記取付板9,9は側板12,12の上部にネジ止めする。取付板9,9の下部にはアパーチャ13をネジ止めすると共にアパーチャ13の開口部13aの両側に調整板13b,13bをネジ止めする。
【選択図】図3
Description
本発明は、例えば、硝子基板上のレジストに光を照射して露光し、前記硝子基板のトリミングや区劃線の形成に用いられる露光装置の光源と、その光源を用いた露光装置に関するものである。
図1は現在、液晶用周辺露光装置として用いられている露光装置の主要部の構成を示す模式図で、光源としてg線,h線,i線波長付近にUV強度を持つ超高圧水銀ランプ1を使用し、その発光中心を楕円ミラー2の第1焦点aに配置して楕円ミラー2の第2焦点bに集光させ、第2焦点に焦点を結ぶコンデンサーレンズ3や図2に示すように第2焦点にロッドレンズ7、或いはフライングアイレンズまたはインテグレータと呼ばれる光学系で照度を均一化した後、リレーレンズ4を介して硝子基板5上のレジスト6に照射して露光している。
そして、露光装置又は硝子基板5を移動させて、トリミングあるいは区劃線の形成を行っている。
このように従来の露光装置は光源として超高圧水銀ランプを使用しているため、次のような問題があった。
1)高熱を発する為、楕円ミラーの材料として高価な石英又はパイレックス(登録商
標)を使用しなければならないため高価となった。
2)高熱対策として、熱の効果的排気のため、大きなファンが必要であった。
3)ランプ寿命が1000h〜2000hと短いので、ランプ交換の為に装置停止回数
が多く、また、ランプ交換はランプが充分冷却してから交換しないといけないの
で、ランプ交換時間が長時間になった。
標)を使用しなければならないため高価となった。
2)高熱対策として、熱の効果的排気のため、大きなファンが必要であった。
3)ランプ寿命が1000h〜2000hと短いので、ランプ交換の為に装置停止回数
が多く、また、ランプ交換はランプが充分冷却してから交換しないといけないの
で、ランプ交換時間が長時間になった。
この問題を解決する方法について、種々検討した結果、先にUV発光ダイオード(以下UV−LEDという)を用いる光源及びその光源を用いた露光装置を開発した(特開2005−303033号公報参照)。
UV−LEDは長寿命、低発熱の露光装置用光源を提供することが出来るという利点があるが、超高圧水銀ランプに比べ出力が弱く単独では露光装置として使用するには照度不足が生ずるため、複数用いるようにすると、構造が複雑になるので、楕円ミラー内への組込みに問題があること、照度を均一にするためのレンズ系を取り込むと重量増加と、光束の取込み効率が悪くなるため、露光面に到達する光束が減少して照度が低下する等の問題がある。
特開2005−303033号公報
そこで本発明は、楕円ミラーやレンズ系を用いないで、露光面において出来るだけ均質の照度となるUV−LEDを用いた小型軽量で安価に提供することができる露光装置の光源を提供することを目的とするものである。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、複数のUV−LEDを使用した発光部と、この発光部と適正間隔を隔ててアパーチャを配置すると共に、前記UV−LEDの間隔を調整し得るように構成したことを特徴とする露光装置の光源である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、アパーチャの開口部の幅を可変に構成したことを特徴とする露光装置の光源である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、発光部とアパーチャとを一体化したことを特徴とする露光装置の光源である。
請求項4に記載の発明は請求項3記載の発明において、発光部とアパーチャの間隔を調整自在としたことを特徴とする露光装置の光源である。
請求項1記載の発明のように複数のUV−LEDに使用した発光部のUV−LEDの間隔を調整し得るように構成したので、UV−LEDの取り付け位置を移動して調整することによりUV−LEDの指向特性の不揃いによる露光面での照度の均一化することができる。
又、請求項2に記載の発明によれば、露光幅を可変にでき、請求項3の発明によれば、光源ユニットとして露光装置への組込みを容易にする効果があり、請求項3に記載の発明によれば、露光面積を適正なものとすることができる。
更にこれらの発明によれば、照度の低いUV−LEDを複数使用して実用になる小型軽量で安価に提供することができる露光装置の光源を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。図3は本発明の実施例を示した露光装置の光源の斜視図である。
図3において、8,8,8はLEDユニットで、この3個のLEDユニットは、X方向に隣同士のLEDユニットと隙間を持って取付板9,9に取付けられており、その間隔はX方向に移動して間隔を変えられるようになっている。
すなわち、取付板9,9には、図4に示すように3個ずつの長孔9a,9a,9aをそれぞれ設け、各LEDユニット8,8,8を前記長孔を設けた位置に止ネジ10とナット11で固定するようにして、前記止ネジ10とナット11を弛めたり、緊締することにより、各LEDユニットをX方向に移動させるように構成されている。
従って、指向特性が不揃いな各LEDユニット8,8,8を移動して調整することにより、露光面の照度を均一化することができる。
各取付板9,9は、側板12,12の上部に設けた間隔調整用の長孔12aに止ネジ14でネジ止され、また側板12,12の下部に設けた間隔調整用の長孔12bに、開口部12aを設けたアパーチャ13を止ネジ14によって、適正な間隔を隔ててネジ止して、3個のLEDユニット8,8,8から成る光源部と、適正な間隔に保持された状態で一体化している。
そしてアパーチャ13の両側には、開口部13aの開口部幅を調整する調整版13b,13bがネジ止めされている。この実施例ではアパーチャ13に前記取付板9,9と同じく長孔を設けて、調整板13b,13bの移動を行い得るように構成されている。なお、図3、図4における15は点灯用リード線である。
露光面での照度を均一にする為にLEDユニット8,8,8が採る間隔は、UV−LEDの指向特性により変化して来るが、実験結果では、LEDユニットの発光部分の幅とLEDユニット間の間隔は、LEDユニットの幅の3割から6割程度の隙間の場合が露光面で照度が略均一になる。
又、LEDユニット8,8,8とアパーチャ13との間隔により露光面での露光状況が変化するので、段落〔0020〕に記載するような構成によりLEDユニットとアパーチャの間隔を調整可能に一体化したユニット構成となっている。そして、LEDユニットとアパーチャを一体に構成することで小型軽量の露光ユニットを提供できる。
以上、本発明によれば、楕円ミラーやレンズ系を用いずにUV−LEDからの光束を露光面で照度が略均一になるように出来るため、実用に供することができる小型軽量で使い勝手のよい露光装置の光源を安価に提供することができる。
尚LEDに非球面或いは球面レンズを取り付け指向性特性を向上させたものもあるが、それらのLEDでも本発明を適用し得ることは勿論である。
本発明に係る光源は、液晶用露光装置のみならずスポット光を必要とする各種露光装置に利用可能である。
1 超高圧水銀ランプ
2 楕円ミラー
3 コンデンサーレンズ
4 リレーレンズ
5 硝子基板
6 レジスト
7 ロッドレンズ
8 LEDユニット
9 取付板
9a 長孔
10,14 止ネジ
11 ナット
12 側板
13 アパーチャ
13a 開口部
13b 調整板
15 点灯用リード線
2 楕円ミラー
3 コンデンサーレンズ
4 リレーレンズ
5 硝子基板
6 レジスト
7 ロッドレンズ
8 LEDユニット
9 取付板
9a 長孔
10,14 止ネジ
11 ナット
12 側板
13 アパーチャ
13a 開口部
13b 調整板
15 点灯用リード線
Claims (4)
- 複数のUV発光ダイオードを使用した発光部と、この発光部と適正間隔を隔ててアパーチャを配置すると共に、前記UV発光ダイオードの間隔を調整し得るように構成したことを特徴とする露光装置の光源。
- アパーチャの開口部の幅を可変に構成したことを特徴とする請求項1に記載の露光装置の光源。
- 発光部とアパーチャとを一体化したことを特徴とする請求項1または2記載の露光装置の光源。
- 発光部とアパーチャの間隔を調整自在としたことを特徴とする請求項3に記載の露光装置の光源。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006120378A JP2007292999A (ja) | 2006-04-25 | 2006-04-25 | 露光装置の光源 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006120378A JP2007292999A (ja) | 2006-04-25 | 2006-04-25 | 露光装置の光源 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007292999A true JP2007292999A (ja) | 2007-11-08 |
Family
ID=38763686
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2006120378A Pending JP2007292999A (ja) | 2006-04-25 | 2006-04-25 | 露光装置の光源 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007292999A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101058718B1 (ko) | 2009-06-19 | 2011-08-22 | 삼성전기주식회사 | 노광 장치 |
WO2011125420A1 (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-13 | 東レエンジニアリング株式会社 | 周辺露光装置および周辺露光方法 |
JP2012506063A (ja) * | 2008-10-17 | 2012-03-08 | ハンツマン・アドヴァンスト・マテリアルズ・(スイッツランド)・ゲーエムベーハー | 迅速プロトタイプ作成装置の改良 |
JP2014519053A (ja) * | 2011-10-19 | 2014-08-07 | インフィテック. カンパニー、 リミテッド | 露光用led光源モジュール、露光用led光源装置及び露光用led光源装置管理システム |
-
2006
- 2006-04-25 JP JP2006120378A patent/JP2007292999A/ja active Pending
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