JP2007040591A - 貯蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】貯蔵庫の製品組立後は、設置場所の床面レベル状況に左右されることなく扉を適正に開け,閉めできるように扉支持構造を改良する。
【解決手段】キャビネット本体1の前面に観音開き式扉2を配した床置き形の貯蔵庫で、前記観音開き式扉はその左右扉板2a,2bをヒンジ金具5,6により開閉自在にヒンジ結合し、キャビネット本体はその底部コーナーに配したレベル調整ボルト(支脚)7を介して床面上に据付けたものにおいて、前記の観音開き式扉に対し、各扉板の中央寄り下面にボールキャスタ10を設置するとともに、該キャスタに対向してキャビネット本体の下部前面には扉を閉じた際にキャスタを乗り上げて扉板を定位置に担持するガイドレール12を敷設する。さらに、加えて前記ガイドレールを磁性鋼板として、扉板の下面に取り付けたマグネット11の吸着板を兼用し、扉を閉じた際にマグネットをガイドレールに吸着させて扉を閉位置に保持させるようにする。
【選択図】 図1
【解決手段】キャビネット本体1の前面に観音開き式扉2を配した床置き形の貯蔵庫で、前記観音開き式扉はその左右扉板2a,2bをヒンジ金具5,6により開閉自在にヒンジ結合し、キャビネット本体はその底部コーナーに配したレベル調整ボルト(支脚)7を介して床面上に据付けたものにおいて、前記の観音開き式扉に対し、各扉板の中央寄り下面にボールキャスタ10を設置するとともに、該キャスタに対向してキャビネット本体の下部前面には扉を閉じた際にキャスタを乗り上げて扉板を定位置に担持するガイドレール12を敷設する。さらに、加えて前記ガイドレールを磁性鋼板として、扉板の下面に取り付けたマグネット11の吸着板を兼用し、扉を閉じた際にマグネットをガイドレールに吸着させて扉を閉位置に保持させるようにする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、米,野菜などの農産物の保冷に適用する貯蔵庫に関し、詳しくはその扉支持構造に係わる。
頭記の農産物保冷庫として、断熱筐体になるキャビネット本体の前面に観音開き式扉を配した床置き形の冷蔵貯蔵庫が知られており(例えば、特許文献1参照)、その従来構成を図3(a),(b)に示す。図において、1は前面開放の箱形断熱筐体になるキャビネット本体、2はキャビネット本体1の前面に配した観音開き式扉、2a,2bは左右の扉板、2cは把手、3はキャビネット本体1の頂部に設置した冷却装置(冷凍機のコンデンシングユニット)、4はドレン回収タンクである。ここで、前記の扉板2a,2bはその吊り側(左扉板2aの左サイド,右扉板2bの右サイド)の上下端がピン挿入形のヒンジ金具5,6介して開け,閉め自在にキャビネット本体1に支持されている。また、キャビネット本体1はその底面四隅にレベル調整ボルト(支脚)7,床面移動用キャスタ8を設けて設置場所の床面上に据付けるようにしている。なお、9は庫内に収容した保冷物(袋詰めの米)である。
頭記の農産物保冷庫は、多量の米,野菜などを収容して保冷するためにその機体は例えば全高は1.8m,全幅1.4mの大形構造で、そのキャビネット本体1の前面に配した観音開き式の扉板2も大形サイズの重量物である。
特開2002−130888号公報
ところで、図3に示した従来の貯蔵庫では、その観音開き式扉の支持構造に関して次記のような問題点がある。すなわち工場で行う貯蔵庫の扉組立工程で、キャビネット本体1にヒンジ金具5,6を介して左右の扉板2a,2bを組み付けた際の組立誤差,ガタ付きが原因で、左側の扉板2aと右側の扉板2bとの間に微妙な上下方向のずれや傾きが生じていると、扉を閉じた際に扉板2a,2bとキャビネット本体1との間に隙間が残り、これが原因で庫内の冷気が漏出したり、扉の開け,閉め動作に支障を来すおそれがあることから、その場合にはヒンジ金具5,6を調整して扉板2a,2bのずれ,傾きを修正して扉が適正に開閉できるようにしている。
また、工場から出荷した貯蔵庫の製品を納入先の現地で据付け,あるいは設置後に場所を移動する際に、その設置場所の床面レベル状況によってはキャビネット本体1の据付け姿勢が傾き、そのために扉板2a,2bが自重でずれたり傾いたりしてキャビネットとの間に隙間が生じたり扉の開け,閉め動作に支障を来すことがある。このような不具合が生じた場合には、キャビネット本体1の底面四隅に配したレベル調整ボルト7を調整して水平姿勢に保つように対処しているが、ボルト7のレベル調整だけでは十分に対応できないときには、現場で扉のヒンジ金具を調整し直す大掛かりな作業が必要となる。このことから、製品の出荷後は、設置場所の床面レベル状況に殆ど左右されることなく、また扉の取り付け調整を要することなく、扉を正常に閉じることができるような対策が望まれる。
また、工場から出荷した貯蔵庫の製品を納入先の現地で据付け,あるいは設置後に場所を移動する際に、その設置場所の床面レベル状況によってはキャビネット本体1の据付け姿勢が傾き、そのために扉板2a,2bが自重でずれたり傾いたりしてキャビネットとの間に隙間が生じたり扉の開け,閉め動作に支障を来すことがある。このような不具合が生じた場合には、キャビネット本体1の底面四隅に配したレベル調整ボルト7を調整して水平姿勢に保つように対処しているが、ボルト7のレベル調整だけでは十分に対応できないときには、現場で扉のヒンジ金具を調整し直す大掛かりな作業が必要となる。このことから、製品の出荷後は、設置場所の床面レベル状況に殆ど左右されることなく、また扉の取り付け調整を要することなく、扉を正常に閉じることができるような対策が望まれる。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は前記課題を解決し、製品の組立後は設置場所の床面レベル状況などに左右されることなく扉を正常に開け,閉めできるように改良した貯蔵庫の扉支持構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明によれば、キャビネット本体の前面に観音開き式扉を配した床置き形の貯蔵庫で、前記観音開き式扉はその左右扉板の吊り側をキャビネット本体にヒンジ結合し、キャビネット本体はその底部コーナーに配したレベル調整用の支脚を介して床面上に据付けたものにおいて、
前記の観音開き式扉に対し、各扉板の中央寄り下面にキャスタを設置するとともに、該キャスタに対向してキャビネット本体の下部前面には、扉を閉じた際に前記キャスタを乗り上げて扉板を定姿勢に担持するガイドレールを敷設するものとする(請求項1)。
また、前記のガイドレールを断面L形の磁性鋼板として、扉板の下面にキャスタと並置して取り付けたマグネットの吸着板を兼用させ、扉を閉じた際に前記マグネットをガイドレールに吸着させて扉を閉位置に保持するようにする(請求項2)。
前記の観音開き式扉に対し、各扉板の中央寄り下面にキャスタを設置するとともに、該キャスタに対向してキャビネット本体の下部前面には、扉を閉じた際に前記キャスタを乗り上げて扉板を定姿勢に担持するガイドレールを敷設するものとする(請求項1)。
また、前記のガイドレールを断面L形の磁性鋼板として、扉板の下面にキャスタと並置して取り付けたマグネットの吸着板を兼用させ、扉を閉じた際に前記マグネットをガイドレールに吸着させて扉を閉位置に保持するようにする(請求項2)。
上記の構成により、観音開き式扉を開放位置から閉じると、扉が閉位置に到達する直前で扉板の下面に設けたキャスタがキャビネット本体の下部前面に設けたガイドレールの上に乗り上げ、このガイドレールを基準に左右の扉板が所定の姿勢を保って閉位置に担持される。これにより、設置場所の床面レベルが原因で生じた扉板の微妙なずれ,傾きは扉の閉位置で矯正され、キャビネット本体との間に隙間を残すことなく扉を正常に閉じることができて信頼性が向上する。
また、前記ガイドレールを磁性板として扉板に取り付けたマグネットを吸着させるようにすることで、扉が不測に開かないように閉位置に吸着保持できる。
また、前記ガイドレールを磁性板として扉板に取り付けたマグネットを吸着させるようにすることで、扉が不測に開かないように閉位置に吸着保持できる。
以下、本発明の実施の形態を図1(a)〜(c)および図2に示す実施例に基づいて説明する。なお、図1(a)は貯蔵庫の下半部の正面図、図1(b),(c)は同側面図、図2は貯蔵庫の前半部の平面図(観音開き式扉の左側扉板は閉,右側扉板は半開状態を表している)であり、実施例の図中で図3に対応する部材には同じ符号を付してその説明は省略する。
すなわち、図示実施例においては、キャビネット本体1の前面に配した左右の扉板2a,2bに対して、その扉板の下面中央寄り(吊り側と反対側)にボールキャスタ10,およびマグネット11を左右に並べて取り付ける。一方、前記のボールキャスタ10,マグネット11に対向してキャビネット本体1の前面下部には鋼板(磁性材)で作られた断面L形のガイドレール12を水平に配し、その背壁(L字形の立ち上がり部)を溶接もしくはボルト締めによりキャビネット本体に固着されている。なお、このガイドレール12はその前端縁を下向きに傾斜させておき、後記のように前方から移動して来たボールキャスタ10がガイドレール12の上に乗り上げ易くしている。
すなわち、図示実施例においては、キャビネット本体1の前面に配した左右の扉板2a,2bに対して、その扉板の下面中央寄り(吊り側と反対側)にボールキャスタ10,およびマグネット11を左右に並べて取り付ける。一方、前記のボールキャスタ10,マグネット11に対向してキャビネット本体1の前面下部には鋼板(磁性材)で作られた断面L形のガイドレール12を水平に配し、その背壁(L字形の立ち上がり部)を溶接もしくはボルト締めによりキャビネット本体に固着されている。なお、このガイドレール12はその前端縁を下向きに傾斜させておき、後記のように前方から移動して来たボールキャスタ10がガイドレール12の上に乗り上げ易くしている。
上記の構成で、左右の扉板2a,2bを開放位置から閉じると、図1(b)で表すように扉板2が閉位置に到達する直前で、ボールキャスタ10が前方からガイドレール12の上に乗り上げ、閉位置ではガイドレール12を基準にして左右の扉板2a,2bが同じ高さに並んで所定の姿勢に担持される。また、扉2の閉位置では図1(c)で示すように扉板の下面に設けたマグネット11がL字形に屈曲したガイドレール12の背壁面に吸着されて扉板2a,2bをこの位置に保持する。
これにより、工場で組立てた貯蔵庫の製品を据付け先現地の設置場所に据付ける場合に、レベル調整ボルト7のレベル調整だけでは対応できない扉板の微妙なずれ,傾きが残っている場合でも、これに左右されることなく扉板2を閉じた際に前記のガイドレール12を基準にして扉板2a,2bのずれ,傾きを矯正して正常に閉じることができる。したがって、据付け先の現場で扉のヒンジ金具5,6を調整し直す面倒な作業を要することなく、観音開き式扉を正常に開け,閉めすることができて信頼性が向上する。
これにより、工場で組立てた貯蔵庫の製品を据付け先現地の設置場所に据付ける場合に、レベル調整ボルト7のレベル調整だけでは対応できない扉板の微妙なずれ,傾きが残っている場合でも、これに左右されることなく扉板2を閉じた際に前記のガイドレール12を基準にして扉板2a,2bのずれ,傾きを矯正して正常に閉じることができる。したがって、据付け先の現場で扉のヒンジ金具5,6を調整し直す面倒な作業を要することなく、観音開き式扉を正常に開け,閉めすることができて信頼性が向上する。
1 キャビネット本体
2 観音開き式扉
2a,2b 扉板
5,6 ヒンジ金具
7 レベル調整ボルト(支脚)
8 ボールキャスタ
9 マグネット
10 ガイドレール
2 観音開き式扉
2a,2b 扉板
5,6 ヒンジ金具
7 レベル調整ボルト(支脚)
8 ボールキャスタ
9 マグネット
10 ガイドレール
Claims (2)
- キャビネット本体の前面に観音開き式扉を配した床置き形の貯蔵庫であり、前記観音開き式扉はその左右扉板の吊り側をキャビネット本体にヒンジ結合し、キャビネット本体はその底部コーナーに配したレベル調整ボルトを介して床面上に据付けたものにおいて、
前記の観音開き式扉に対し、各扉板の中央寄り下面にキャスタを設置するとともに、該キャスタに対向してキャビネット本体の下部前面には、扉を閉じた際に前記キャスタを乗り上げて扉板を定姿勢に担持するガイドレールを敷設したことを特徴とする貯蔵庫。 - 請求項1記載の貯蔵庫において、ガイドレールを断面L形の磁性鋼板として、扉板の下面にキャスタと並置して取り付けたマグネットの吸着板を兼用させたことを特徴とする貯蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005224448A JP2007040591A (ja) | 2005-08-02 | 2005-08-02 | 貯蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005224448A JP2007040591A (ja) | 2005-08-02 | 2005-08-02 | 貯蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007040591A true JP2007040591A (ja) | 2007-02-15 |
Family
ID=37798747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005224448A Pending JP2007040591A (ja) | 2005-08-02 | 2005-08-02 | 貯蔵庫 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2007040591A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012107833A (ja) * | 2010-11-18 | 2012-06-07 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 貯蔵庫の扉装置 |
CN109436051A (zh) * | 2018-12-18 | 2019-03-08 | 昆山荣科钣金科技有限公司 | 一种蔬菜转运车 |
-
2005
- 2005-08-02 JP JP2005224448A patent/JP2007040591A/ja active Pending
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