JP2007039792A - 焼結成品の製造方法、運動案内装置の製造方法およびこの方法によって製造される運動案内装置 - Google Patents
焼結成品の製造方法、運動案内装置の製造方法およびこの方法によって製造される運動案内装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】金属粉末と結合材とを含む成形体を成形する成形工程(ステップS10)と、成形体に対して脱脂処理を行う脱脂工程(ステップS11)と、脱脂処理を受けた成形体に対して金属部材又はセラミックスを配置する配置工程(ステップS12)と、金属部材又はセラミックスが配置された状態の成形体を焼結することによって、金属部材又はセラミックスと一体化した焼結体を得る焼結工程(ステップS13)と、少なくとも金属部材又はセラミックスに対して除去加工又は表面加工を行って焼結体の外形を整え、所望の焼結成品を得る加工工程(ステップS14)と、を含む処理を実行する。
【選択図】図1
Description
図1ないし図1Eを用いて、本実施形態に係る焼結成品の製造方法について説明する。ここで、図1は、本実施形態に係る焼結成品の製造方法を示すフローチャートである。また、図1Aないし図1Eは、本実施形態に係る焼結成品の製造方法の各工程における部材の模式図である。なお、本実施形態では、運動案内装置を構成する軌道部材としての軌道レールを例示して説明する。
図3及び図4は、本実施形態に係る直線型運動案内装置の一形態を示す図であり、図3は、本実施形態に係る直線型運動案内装置の概略構造を説明するための斜視分断図であり、図4は、本実施形態に係る直線型運動案内装置の縦断面図である。
本発明に係る焼結成品の製造方法によって得られる焼結体を用いた運動案内装置としては、図7に示すようなスプライン装置として構成することが可能である。ここで、図7は、本実施形態に係る運動案内装置の製造方法によって製造される運動案内装置をスプライン装置として構成した場合の一形態を例示する外観斜視図である。
Claims (5)
- 金属粉末と結合材とを含む成形体を成形する成形工程と、
成形体に対して脱脂処理を行う脱脂工程と、
脱脂工程によって脱脂処理された成形体に対して金属部材又はセラミックスを配置する配置工程と、
金属部材又はセラミックスが配置された状態の成形体を焼結することによって、金属部材又はセラミックスと一体化した焼結体を得る焼結工程と、
少なくとも金属部材又はセラミックスに対して除去加工又は表面加工を行って焼結体の外形を整え、所望の焼結成品を得る加工工程と、
を含む処理を実行することを特徴とする焼結成品の製造方法。 - 請求項1に記載の焼結成品の製造方法において、
成形工程において成形される成形体から、焼結工程において焼結される焼結体への収縮率が15%〜20%であることを特徴とする焼結成品の製造方法。 - 請求項1又は2に記載の焼結成品の製造方法において、
焼結工程において焼結される焼結体の金属密度は、95%〜99%であることを特徴とする焼結成品の製造方法。 - 転動体転走面を備える軌道部材と、
転動体転走面に対向する負荷転動体転走面を備える移動部材と、
転動体転走面と負荷転動体転走面とによって構成される負荷転走路内に転動自在に設置される複数の転動体と、
を有することにより、移動部材が軌道部材の軸線方向又は周方向に往復運動自在又は回転運動自在とされ、さらに、
転動体転走面および負荷転動体転走面の少なくとも一方が金属材料又はセラミックスから成る転走部によって形成され、転走部以外の部分が金属粉末射出成形により得られる焼結体によって構成される運動案内装置の製造方法であって、
軌道部材又は移動部材が、
金属粉末と結合材とを含む成形体を成形する成形工程と、
成形体に対して脱脂処理を行う脱脂工程と、
脱脂工程によって脱脂処理された成形体に対して金属部材又はセラミックスを配置する配置工程と、
金属部材又はセラミックスが配置された状態の成形体を焼結することによって、金属部材又はセラミックスと一体化した焼結体を得る焼結工程と、
少なくとも金属部材又はセラミックスに対して除去加工又は表面加工を行って焼結体の外形を整え、所望の焼結成品を得る加工工程と、
を含む処理を実行されることによって製造されることを特徴とする運動案内装置の製造方法。 - 転動体転走面を備える軌道部材と、
転動体転走面に対向する負荷転動体転走面を備える移動部材と、
転動体転走面と負荷転動体転走面とによって構成される負荷転走路内に転動自在に設置される複数の転動体と、
を有することにより、移動部材が軌道部材の軸線方向又は周方向に往復運動自在又は回転運動自在とされる運動案内装置であって、
転動体転走面および負荷転動体転走面の少なくとも一方が金属材料又はセラミックスから成る転走部によって形成されており、転走部以外の部分が金属粉末射出成形により得られる焼結体によって構成されていることを特徴とする運動案内装置。
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JP2006149133A JP2007039792A (ja) | 2005-06-30 | 2006-05-30 | 焼結成品の製造方法、運動案内装置の製造方法およびこの方法によって製造される運動案内装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011220536A (ja) * | 2011-08-12 | 2011-11-04 | Nsk Ltd | リニアガイド装置 |
CN105618765A (zh) * | 2016-01-06 | 2016-06-01 | 曲靖中铭科技有限公司 | 一种mim注塑坯与金属制品的共同烧结成型工艺 |
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2006
- 2006-05-30 JP JP2006149133A patent/JP2007039792A/ja active Pending
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