JP2007038989A - 船外機 - Google Patents

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Abstract

【課題】電装品等のレイアウトに制限がなく、かつ冷却効率が向上する。
【解決手段】
エンジン10と、このエンジン10を覆うカウリング7と、外気をカウリング7の内部に取り入れてエンジン10に吸気する吸気系と、を備える船外機1であり、船外機1の運転状態を検知する運転状態検知手段723と、カウリング7の内部を換気するための複数の換気手段と、運転状況により複数の換気手段を切り換える換気切換手段722aと、を備える。
【選択図】図2

Description

この発明は、エンジンを覆うカウリングに外気を取り入れてエンジンの吸気を行い、かつカウリングの内部を換気する船外機に関する。
従来の船外機には、エンジンを覆うカウリングに外気取り入れ用開口部が設けられ、この外気取り入れ用開口部から外気を取り入れてエンジンの吸気としているものがある。
また、カウリングの内部に配置される電装品等の高温化を避けるため、エンジンがカウリングの内部の空気を吸引したり、フライホイールにファンを取り付けカウリングの外部へ排出する強制換気を行い空気の流れを作り、電装品等を冷却しているものがある(特許文献1)。
特許第2921221号公報
このように、外気を取り入れてエンジンの吸気としているものでは、主にサイレンサ入口部近辺の空気を吸い込むので吸気のための空気の流れとなり、高温になる電装品等を冷却するための空気の流れとなっていないため、電装品等の部分的な冷却は行われていない。
また、電装品等の部品単体の熱対策を行うには、部品単位の耐熱対策とカウリングの内部の低温部に置かなければならずレイアウト上制限が生じる。
また、特許文献1のように強制換気を行うものがあるが、同様に電装品等のレイアウト上制限が生じ、さらにフライホイールの駆動によりファンを回転させているため、駆動ロスが発生する。
この発明は、このような実情に鑑みてなされたもので、電装品等のレイアウトに制限がなく、かつ冷却効率が向上する船外機を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、この発明は、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、エンジンと、このエンジンを覆うカウリングと、外気を前記カウリングの内部に取り入れて前記エンジンに吸気する吸気系と、を備える船外機であり、前記船外機の運転状態を検知する運転状態検知手段と、前記カウリングの内部を換気するための複数の換気手段と、前記運転状況により前記複数の換気手段を切り換える換気切換手段と、を備えることを特徴とする船外機である。
請求項2に記載の発明は、前記複数の換気手段は、前記カウリングの外部の周りを流れる流速を利用した負圧による換気を行う第1の換気手段と、前記吸気系の流速を利用した負圧による換気を行う第2の換気手段とを含むことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前記吸気系と前記カウリングの外部とに開口する換気通路と、前記換気通路に配置される換気切換部とを備え、前記換気切換手段は、前記換気切換部を前記換気通路の前記吸気系側と遮断し、前記カウリングの内部と連通させて前記カウリングの外部の周りを流れる流速を利用した負圧による換気を行う第1の換気手段と、前記換気切換部を前記換気通路の前記カウリングの外部側と遮断し、前記カウリングの内部と連通させて前記吸気系の流速を利用した負圧による換気を行う第2の換気手段とを切り換えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、前記第1の換気手段は、前記カウリングの外部から内部に水が侵入することを規制する水切り部を有することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、前記換気切換手段は、少なくとも高速航走時またはエンジン高回転数時は前記第1の換気手段に、少なくとも低速航走またはエンジン低回転数時は前記第2の換気手段に切り換えることを特徴とする。
前記構成により、この発明は、以下のような効果を有する。
請求項1に記載の発明によれば、船外機の運転状況により複数の換気手段を切り換え、全ての運転状況において換気することが可能であり、かつ高温になる部品周りに空気の流れを生じさせることができ、常に冷却したい部品付近に空気の流れを作り出すことで冷却効率を向上させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、カウリングの外部の周りを流れる流速を利用した負圧による換気と、吸気系の流速を利用した負圧による換気とを切り換え、運転状況に応じた換気をすることが可能である。また、換気を行うための動力を使用しないため、エンジンの駆動ロスの低減ができる。
請求項3に記載の発明によれば、換気切換手段が、換気通路と、換気切換部とを用いた簡単な構成で、第1の換気手段と第2の換気手段とを切り換えることができる。
請求項4に記載の発明によれば、第1の換気手段の水切り部は、カウリングの外部から内部に水が侵入することを規制し、外部からの水浸入対策ができる。
請求項5に記載の発明によれば、少なくとも高速航走時またはエンジン高回転数時は第1の換気手段に、少なくとも低速航走またはエンジン低回転数時は第2の換気手段に切り換え、常に冷却したい部品付近に空気の流れを作り出すことで冷却効率を向上させることができる。
以下、この発明の船外機の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。また、この発明の実施の形態は、発明の最も好ましい形態を示すものであり、この発明は、これに限定されない。
図1は船舶に搭載した船外機の側面図である。この実施の形態の船外機1は、船舶100の船体101に備えられる船尾板101aにクランプブラケット2によって取り付けられている。クランプブラケット2には、船外機1の推進ユニット4を弾性支持するスイベルブラケット5がチルト軸6によって上下に回動自在に枢着されている。 推進ユニット4はカウリング7とアッパーケース8及びロアーケース9とで構成されるハウジングを有している。カウリング7は、トップカウル7aとボトムカウル7bとで形成される。このカウリング7内には4サイクルのエンジン10が収納されている。アッパーケース8は、エキゾーストガイド11の下部に取り付けられている。エンジン10は、エキゾーストガイド11に搭載されている。
エンジン10にはクランク軸12が縦方向に配されており、クランク軸12には、アッパーケース8内を縦方向に縦断するドライブ軸13の上端が連結されている。ドライブ軸13の下端はロアーケース9内に収納された前後進切換機構14に連結されており、前後進切換機構14からはプロペラ軸15が水平方向に延び、このプロペラ軸15のロアーケース9を外へ突出する後端部にはプロペラ16が取り付けられている。
(第1の実施の形態)
図2は船外機の概略構成を示す図である。図2において、符号Fは前側の船舶側(前進方向)を示し、符号Rは後側の非船舶側(後進方向)を示す。
この実施の形態のトップカウル7aには、外気取り入れ用開口部710と、この外気取り入れ用開口部710と吸気エアダクト713とを繋ぐ空間である吸気室711とを備え、外気取り入れ用開口部710から取り入れられる空気が、吸気室711から吸気エアダクト713を介してエンジンルーム20へ導かれる。
吸気エアダクト713はモールディング712に設けられており、このモールディング712はトップカウル7aの内側下方から挿入してカウル上部7a1の内側に取り付けられている。このモールディング712の取り付によってトップカウル7aに外気取り入れ用開口部710と吸気エアダクト713とを繋ぐ空間である吸気室711が形成されている。
この図において、エンジン10の側面には、点火時期,燃料の噴射量等を制御するエンジン制御ユニット(ECU)722及び整流器(レクティファイア)とレギュレータが一つの基板上に実装されてなる電装品203が装備されている。また、エンジン10の上部には、タイミングベルト729やフライホイールマグネト740などを覆うカバー724が設けられている。
タイミングベルト729は、吸気弁、排気弁の開閉タイミングを制御するカムシャフトタイミングプーリ728と、クランク軸12に設けられたプーリ730に巻回されている。このため、クランク軸12の回転がプーリ730からタイミングベルト729を介してカムシャフトタイミングプーリ728に伝達され、これによりカムシャフト731が従動して回転するようになっている。
エンジン10は、気筒10aを後側に、サイレンサ25を前側にしてエンジンルーム20に配置されている。サイレンサ25は吸気管26に接続され、それぞれ吸気管26はエンジン10の気筒10aに接続されている。サイレンサ25の上部25aは、エンジンルーム20の内部に開口している。エンジンルーム20の空気はサイレンサ25の上部25aから入り、サイレンサ25を介してそれぞれ吸気管26からエンジン10の気筒10aに導かれ、これらで吸気系を構成する。
この実施の形態では、換気通路50が配置され、この換気通路50はダクトやパイプなどで構成される。換気通路50の一端部50aは、吸気系を構成するサイレンサ25の上部25aに開口し、他端部50bはカウリング7を構成するトップカウル7aの水切り部51に開口している。トップカウル7aは前側から後側にかけて僅かに上り傾斜に形成され、後端で、かつ最上位置に水切り部51が形成され、この水切り部51はトップカウル7aの外部に開口している。
水切り部51は、トップカウル7aの外部から内部に水が侵入することを規制するものであり、トップカウル7aの内側から皿状部材52を取り付け、トップカウル7aと皿状部材52とで空間53を形成し、この空間53に換気通路50の他端部50bが開口している。また、水切り部51には、トップカウル7aの後端で、かつ最上位置にパイプ54が開口し、トップカウル7aの外部と空間53とを連通している。このように、水切り部51は、トップカウル7aの外部から内部に水が侵入することを規制し、外部からの水浸入対策ができる。パイプ54の外部先端部54aは、カバー55で覆われており、このカバー55によってパイプ54の外部先端部54aに水が直接かからないようになっている。
換気通路50には換気切換部60が備えられ、この換気切換部60には連通路60aが形成され、この連通部60aによってエンジンルーム20と連通している。また、換気切換部60には第1の開閉弁60bと第2の開閉弁60cとが設けられ、この第1の開閉弁60bは第1の開閉弁60bは水切り部51側の第1の換気通路500aを開閉し、第2の開閉弁60cはサイレンサ25側の第2の換気通路500bを開閉する。
エンジン制御ユニット(ECU)722は、換気切換手段722aを備える。換気切換手段722aは第2の開閉弁60cを閉じ、第1の開閉弁60bを開くことでトップカウル7aの外部の周りを流れる流速を利用した負圧による第1の換気を行う。この第1の換気は、船舶100の航走によって空気がトップカウル7aの外部の周りを流れ、この空気の流れはカバー55によってパイプ54の外部先端部54aで速くなり負圧が発生し、この負圧によってエンジンルーム20の空気が連通部60aから換気切換部60、第1の換気通路500aを介して水切り部51、パイプ54からトップカウル7aの外部の周りに流れ出すことによって行われる。この連通部60a、換気切換部60、第1の換気通路500a、水切り部51、パイプ54などが第1の換気手段Aを構成する。
また、換気切換手段722aは第1の開閉弁60bを閉じ、第2の開閉弁60cを開くことで吸気系の流速を利用した負圧による第2の換気を行う。この第2の換気は、エンジン10の駆動によって吸気系の流速がサイレンサ25の上部25aの通路断面積が小さい部分で速くなり負圧が発生し、この負圧によってエンジンルーム20の空気が連通部60aから換気切換部60、第2の換気通路500bを介してサイレンサ25に流れ込むことによって行われる。この連通部60a、換気切換部60、第2の換気通路500b、サイレンサ25などが第2の換気手段Bを構成する。
この実施の形態では、船外機1の運転状態を検知する運転状態検知手段723を備え、この運転状態検知手段723は、検知した運転状態を換気切換手段722aへ送る。換気切換手段722aは、船外機1の運転状況により第1の換気手段Aと、第2の換気手段Bとを切り換える。運転状態検知手段723には、例えば速度センサ、エンジン回転数センサ、シフト位置センサ、エンジン温度センサなどがある。換気切換手段722aは、速度センサ、エンジン回転数センサによる検出が高速航走時またはエンジン高回転数時は空気がトップカウル7aの外部の周りを流れ、この空気の流れがカバー55によってパイプ54の外部先端部54aで速くなり負圧が発生するために第1の換気手段Aに切り換え、低速航走またはエンジン低回転数時はパイプ54の外部先端部54aで負圧が発生しないか小さいが、エンジン10の駆動によって吸気系の流速がサイレンサ25の上部25aの通路断面積が小さい部分で負圧が発生しているために第2の換気手段Bに切り換え、常に冷却したい部品,例えば電装品203付近に空気の流れを作り出すことで冷却効率を向上させることができる。また、換気切換手段722aは、シフト位置センサによって前進であることを検出した場合は空気の流れがカバー55によってパイプ54の外部先端部54aで速くなり負圧が発生するために第1の換気手段Aに、後進であることを検出した場合にはパイプ54の外部先端部54aで負圧が発生しないか小さいが、エンジン10の駆動によって吸気系の流速がサイレンサ25の上部25aの通路断面積が小さい部分で負圧が発生しているために第2の換気手段Bに切り換える。また、換気切換手段722aは、エンジン温度センサによって所定温度以上が検出された時は高速航走またはエンジン高回転数であるから第1の換気手段Aに、所定温度以下が検出された時は低速航走またはエンジン低回転数時であるから第2の換気手段Bに切り換える。
このように、吸気系の流速を利用した負圧による換気と、カウリングの外部の周りを流れる流速を利用した負圧による換気とを切り換え、運転状況に応じた換気をすることが可能である。また、換気を行うための動力を使用しないため、エンジン10の駆動ロスの低減ができる。また、船外機1の運転状況により複数の第1の換気手段Aと第2の換気手段Bを切り換え、全ての運転状況において換気することが可能であり、かつ高温になる部品周りに空気の流れを生じさせることができ、常に冷却したい部品付近に空気の流れを作り出すことで冷却効率を向上させることができる。さらに、第1の換気手段Aと第2の換気手段Bは、第1の換気通路500a、第2の換気通路500bと、換気切換部60とを用いた簡単な構成で、しかも換気切換部60により第1の換気手段Aと第2の換気手段Bとを切り換えることができる。
なお、この実施の形態では、換気切換部60により第1の換気手段Aと第2の換気手段Bとを一体に設けて換気切換部60によって切り換えるようにしているが、第1の換気手段Aと第2の換気手段Bとそれぞれ独立して構成し、船外機1の運転状況により切り換えるようにしてもよい。
(第2の実施の形態)
図3は船外機の概略構成を示す図である。図3においても同様に、符号Fは前側の船舶側(前進方向)を示し、符号Rは後側の非船舶側(後進方向)を示す。
この実施の形態の船外機1は、トップカウル7aの上部に横方向の隔壁322が設けられ、この隔壁322によって吸気室323とエンジンルーム20とが上下方向に区画される。トップカウル7aの後側には、外気取り入れ用開口部320が形成され、この外気取り入れ用開口部320から外気を吸気室323に取り入れてエンジン10の吸気とする。
このようにして、カウリング7に設けられている外気取り入れ用開口部320から取り入れた外気をエンジン10に導く吸気系経路321を備えている。
サイレンサ325の上部325aは、隔壁322を貫通し、吸気室323の内部に開口している。吸気室323の外気はサイレンサ325の上部325aから入り、サイレンサ325を介してそれぞれ吸気管26からエンジン10の気筒10aに導かれる。
この実施の形態では、吸気室323に、換気通路50、排気切換部60などが配置され、排気切換部60の連通路60aは下方に延びてエンジンルーム20と連通している。船外機1の運転状態に応じて換気切換手段722aは換気切換部60の第1の開閉弁60bと第2の開閉弁60cの開閉制御を行う。運転状態検知手段723によって高速航走時またはエンジン高回転数時は、あるいは前進であることを検出した場合は、第1の開閉弁60bを開き、第2の開閉弁60cを閉じ、第1の換気手段Aによってトップカウル7aの外部の周りを流れる流速を利用した負圧による第1の換気を行う。この第1の換気は、トップカウル7aの外部の周りを流れる流速を利用した負圧によってエンジンルーム20の空気が連通部60aから切換部60、第1の換気通路500aを介して水切り部51、パイプ54からトップカウル7aの外部の周りに流れ出し、エンジンルーム20の換気を行う。
運転状態検知手段723によって低速航走またはエンジン低回転数時は、あるいは後進であることを検出した場合は、第1の開閉弁60bを閉じ、第2の開閉弁60cを開き、第2の換気手段Bによって吸気系の流速を利用した負圧による第2の換気を行う。この第2の換気は、吸気系の流速を利用した負圧によってエンジンルーム20の空気が連通部60aから切換部60、第2の換気通路500bを介してサイレンサ325に流れ、エンジンルーム20の換気を行う。
この発明は、エンジンを覆うカウリングに外気を取り入れてエンジンの吸気を行い、かつカウリングの内部を換気する船外機に適用でき、電装品等のレイアウトに制限がなく、かつ冷却効率が向上する。
船舶に搭載した船外機の側面図である。 船外機の第1の実施の形態の概略構成を示す図である。 船外機の第2の実施の形態の概略構成を示す図である。
符号の説明
1 船外機
7 カウリング
10 エンジン
722a 換気切換手段
723 運転状態検知手段

Claims (5)

  1. エンジンと、このエンジンを覆うカウリングと、外気を前記カウリングの内部に取り入れて前記エンジンに吸気する吸気系と、を備える船外機であり、
    前記船外機の運転状態を検知する運転状態検知手段と、
    前記カウリングの内部を換気するための複数の換気手段と、
    前記運転状況により前記複数の換気手段を切り換える換気切換手段と、
    を備えることを特徴とする船外機。
  2. 前記複数の換気手段は、前記カウリングの外部の周りを流れる流速を利用した負圧による換気を行う第1の換気手段と、前記吸気系の流速を利用した負圧による換気を行う第2の換気手段とを含むことを特徴とする請求項1に記載の船外機。
  3. 前記吸気系と前記カウリングの外部とに開口する換気通路と、前記換気通路に配置される換気切換部とを備え、
    前記換気切換手段は、前記換気切換部を前記換気通路の前記吸気系側と遮断し、前記カウリングの内部と連通させて前記カウリングの外部の周りを流れる流速を利用した負圧による換気を行う第1の換気手段と、前記換気切換部を前記換気通路の前記カウリングの外部側と遮断し、前記カウリングの内部と連通させて前記吸気系の流速を利用した負圧による換気を行う第2の換気手段とを切り換えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の船外機。
  4. 前記第1の換気手段は、前記カウリングの外部から内部に水が侵入することを規制する水切り部を有することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の船外機。
  5. 前記換気切換手段は、少なくとも高速航走時またはエンジン高回転数時は前記第1の換気手段に、少なくとも低速航走またはエンジン低回転数時は前記第2の換気手段に切り換えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の船外機。

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