JP2007038986A - パーキング切換弁装置及びパーキングブレーキバルブ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明のパーキング切換弁装置は、ステムスプリング64Sから付勢力を受け、操作レバー2の動きに連動して上下動するプランジャ64と、スプリングブレーキ作動装置8からのエア圧及びメインスプリング66Sによる付勢力を受けて上下動するピストン66と、プランジャ64の上下動及びリターンスプリング65S等の付勢力を受けて上下動する弁体65とを備えており、プランジャ64とピストン66との間にステムスプリング64Sを縮設させる構成とした。
【選択図】図5
Description
本発明の第2の態様によれば、ステムスプリングとメインスプリングのオーバーラップ分だけステムスプリングとメインスプリングの組み合わせた状態の長さを短くすることができるから、パーキング切換弁装置の縦方向の寸法の短縮化と装置全体の小型化を図ることができる。
本発明の第3の態様によれば、リターンスプリングとステムスプリングのオーバーラップ分、リターンスプリングとメインスプリングのオーバーラップ分、あるいはこれらを合わせたオーバーラップ分、リターンスプリングとステムスプリングとメインスプリングとを組み合わせた状態の長さを短くすることができるから、パーキング切換弁装置の縦方向の寸法の短縮化と装置全体の小型化を図ることができる。
本発明の第4の態様によれば、ステムスプリングとその周辺部材、例えばメインスプリングとの接触が回避され、当該接触に伴う動作の不安定性と操作レバーの操作抵抗の増大とを効果的に防止することができる。
本発明の第5の態様によれば、リターンスプリングとその周辺部材、例えばステムスプリングとの接触が回避され、当該接触に伴う動作の不安定性と操作レバーの操作抵抗の増大とを効果的に防止することができる。
次に、本発明の実施例に係るパーキング切換弁装置の構成とその作動態様について説明する。尚、パーキング切換弁装置はパーキングブレーキバルブ1を車体フレームに取り付けた状態で車体フレームの下方に位置する部分である。
ブレーキOFFの状態では、操作レバー2は、捩りコイルばね23の付勢力によって図中左端側一杯に回動された位置に存している。この状態ではプランジャ64に設けられている第1弁座71と弁体65の上部に設けられている弁作用部79が当接状態になっていて、第1弁座71と弁体65は閉状態、ピストン66に設けられている第2弁座74と弁作用部79が離間状態になっていて第2弁座74と弁体65は開状態になっている。
図8は図5に示すブレーキOFFの状態からドライバーが操作レバー2を握り、捩りコイルばね23の付勢力に抗して図中右側に少し回動させた状態である。この図8の状態では、プランジャ64が引上げフィンガ4によって少し上方に引き上げられるため、当初離間状態にあった第2弁座74と弁作用部79が当接状態になる。従って、第1弁座71と第2弁座74は、共に弁体65に対して閉状態になるため入口61、出口60及び排気口62を結ぶすべてのエア流路5は遮断された状態になり、高圧エアは流れない。
図9は図8に示す操作開始時の状態から捩りコイルばね23の付勢力に抗して図中右側に更に回動させた状態である。この図9の状態では、プランジャ64が更に上方に引き上げられ、弁体65の弁作用部79が第2弁座74に当接し上昇が妨げられるため、第1弁座71は弁体65から離間し開状態となる。また第2弁座74と弁体65は依然当接状態にあり、両者は閉状態である。
ブレーキONの状態では、操作レバー2は図10中の右端側一杯に回動された位置に移行している。操作レバー2がブレーキONの位置に移行すると、レバーロック片16は、ガイド溝29からの規制が解除されるためレバーロックスプリング18の付勢力によってレバーロック片16は下方に移動し深溝部29aと係合し、操作レバー2の回動操作がロックされブレーキON状態が維持される。
ネック部11のフランジ部12に指を掛けてネック部11をレバーロックスプリング18の付勢力に抗して上方に引き上げると、レバーロック片16と深溝部29aとの係合状態が解除されるため、操作レバー2を図11中の左側に回動させることが可能となる。図11に示す操作レバー2の戻し開始直後の状態では、操作レバー2の回動に伴ってプランジャ64が下方に移動し、第1弁座71が弁体65上部の弁作用部79に当接した状態になる。従って、第1弁座71と第2弁座74は共に弁体65に対して閉状態になるため、入口61、出口60及び排気口62を結ぶすべてのエア流路5は遮断された状態になり、高圧エアは流れない。
図12は図11に示す戻し開始時の状態から捩りコイルばね23の付勢力を受けて図中左側に更に回動させ戻した状態である。この図12の状態では、プランジャ64が更に下方に移動し、第1弁座71に当接している弁体65を下方に押し下げる。また、上記プランジャ64を下方に押し下げるに際しては、ステムスプリング64Sの下方への付勢力が作用しており、プランジャ64の下方への移動を助けている。
本願発明に係るパーキング切換弁装置及び該装置を備えたパーキングブレーキバルブ1は、以上述べたような構成を基本とするものであるが、本願発明の要旨を逸脱しない範囲内の部分的構成の変更や省略等を行うことも勿論可能である。例えば、プランジャ64を上方に引き上げる構成としては引上げフィンガ4に代えて引上げピン27に係合する図示しないカム溝等を設ける構成を採用することも可能である。
4 引上げフィンガ、5 エア流路、
6 (パーキングブレーキバルブの)パーキング切換弁装置、7 高圧タンク、
8 スプリングブレーキ作動装置、9 カバー、9a 上部開口、10 レバー本体、
11 ネック部、12 フランジ部、13 係合凹部、14 グリップ部、
15 グリップホルダ、16 レバーロック片、17 レバーガイド、
18 レバーロックスプリング、19 段部、20 切欠開口部、22 レバーホルダ、23 捩りコイルばね、27 引上げピン、28 ベースマウント、29 ガイド周溝、29a 深溝部、60 出口、61 入口、62 排気口、63 ケーシング、
63A 上部ケーシング、63B 下部ケーシング、64 プランジャ、
64S ステムスプリング、65 弁体、65S リターンスプリング、66 ピストン66A ピストン要素、66B ピストン要素、66S メインスプリング、
71 第1弁座、74 第2弁座、75 大径部(プランジャの)、76 突出部、
77 小径部(プランジャの)、78 排気ステム、79 弁作用部、80 内フランジ
81 大径部(ピストンの)、82 段差凹部、83 小径部(ピストンの)、
84 段差凹部、85 外フランジ、86 周溝、87 連通口、88 連通溝、
A (防塵用の)シート、S シール部材(Oリング)
Claims (6)
- 高圧エア源に連通される高圧エア入口と、
スプリングブレーキ作動装置に連通される高圧エア出口と、
前記スプリングブレーキ作動装置に供給された高圧エアを外部に導いて排気する排気口と、
前記高圧エア入口と高圧エア出口と排気口間を連通するエア流路と、
操作レバーの動きに連動して前記エア流路の、前記高圧エア入口と高圧エア出口間を連通する第1連通状態と、前記高圧エア出口と排気口間を連通する第2連通状態とを切り換える切換弁構造部と、を備えたパーキング切換弁装置であって、
前記切換弁構造部は、
前記操作レバーの動きに連動して往復動しステムスプリングから付勢力を受け且つ第1弁座を有するプランジャと、
前記スプリングブレーキ作動装置に供給されたエア圧及びメインスプリングによる付勢力を受けて往復動し且つ第2弁座を有するピストンと、
前記プランジャの上下動及びリターンスプリングから付勢力を受けて往復動し、前記第1弁座と接触で且つ第2弁座と非接触により前記第1連通状態を作り、前記第1弁座と非接触で且つ第2弁座と接触により前記第2連通状態を作る弁体と、を備え、
前記ステムスプリングは前記プランジャと前記ピストンとの間に縮設されていることを特徴とするパーキング切換弁装置。 - 請求項1において、前記ステムスプリングは前記メインスプリングとその一部または全部がオーバーラップするように重ね合わされた状態で配設されていることを特徴とするパーキング切換弁装置。
- 請求項1または2において、前記リターンスプリングは前記ステムスプリングとメインスプリングの双方あるいはこれらの一方とその一部または全部がオーバーラップするように重ね合わされた状態で配設されていることを特徴とするパーキング切換弁装置。
- 請求項1〜3のいずれか1項において、前記ステムスプリングは円錐筒形状の圧縮コイルばねによって構成されていることを特徴とするパーキング切換弁装置。
- 請求項1〜4のいずれか1項において、前記リターンスプリングは円錐筒形状の圧縮コイルばねによって構成されていることを特徴とするパーキング切換弁装置。
- 手動で操作する操作レバーを有するレバー操作部と、該操作レバーの動きに連動して弁の開閉動作を切り換える切換弁構造部を含むパーキング切換弁装置とを有するパーキングブレーキバルブであって、
前記パーキング切換弁装置は請求項1〜5のいずれか1項に記載したパーキング切換弁装置であることを特徴とするパーキングブレーキバルブ。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101518975B1 (ko) * | 2013-12-27 | 2015-05-11 | 동명대학교산학협력단 | 주차 브레이크 스위치용 밸브 조립체 |
KR101524097B1 (ko) * | 2013-12-27 | 2015-06-01 | 동명대학교산학협력단 | 주차 브레이크 스위치용 밸브 조립체의 제조 방법 |
Citations (3)
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JPS55129870U (ja) * | 1979-03-12 | 1980-09-13 | ||
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JP2761780B2 (ja) * | 1989-12-20 | 1998-06-04 | 株式会社ナブコ | パーキング切換え弁 |
-
2005
- 2005-08-05 JP JP2005228093A patent/JP4587476B2/ja active Active
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