JP2007038958A - エアバッグ装置 - Google Patents

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史治 落合
Fumitoshi Yasuhara
文俊 安原
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智 小林
Makoto Higano
誠 日向野
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Abstract

【課題】 エアバッグの展開時における窓に対する近接・離間方向の姿勢を制御することができるエアバッグ装置の提供。
【解決手段】 車両の窓19の縁辺に沿う収納部に収納されて窓下から窓の内面に沿って上方に展開するエアバッグ78を有するエアバッグ装置11であって、窓下と、エアバッグ78の展開時の上下方向の中間部から上部までの範囲内の所定位置とを、エアバッグ78の展開時の車室内側および車室外側のうちの少なくともいずれか一方に重なりつつ連結する連結部材90,91を有する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、エアバッグを窓下から窓に沿って上方に展開させるエアバッグ装置に関する。
車両に設けられる乗員保護装置であるエアバッグ装置として、車両の窓の縁辺に沿う収納部に収納されたエアバッグを窓下から窓の内面に沿って上方に展開させるドアマウント型のエアバッグ装置がある(例えば、特許文献1参照)。このエアバッグ装置においては、展開時にエアバッグの上部を窓に沿って両側方に膨出させるようになっており、その際に、エアバッグの収納部への連結部を中心とした一方の膨出部を上昇させる方向の傾動を防止するため、この膨出部の下端縁部から側端縁部にかけての部分と窓の縁辺とを、エアバッグからこれに重ならないように突出する織物フラップによって連結する構造が採用されている。
特許第2860286号公報
しかしながら、上記のように、エアバッグの膨出部の下端縁部から側端縁部にかけてと窓の縁辺とを、エアバッグからこれに重ならないように突出する織物フラップによって連結する構造では、エアバッグの収納部への連結部を中心とする膨出部を上昇させる方向の傾動を防止することはできるものの、エアバッグの展開時における窓に対する近接・離間方向の姿勢を制御することはできなかった。
したがって、本発明は、エアバッグの展開時における窓に対する近接・離間方向の姿勢を制御することができるエアバッグ装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、車両の窓(例えば実施形態における窓19)の縁辺に沿う収納部(例えば実施形態における収納部82)に収納されて窓下から窓の内面に沿って上方に展開するエアバッグ(例えば実施形態におけるエアバッグ78)を有するエアバッグ装置(例えば実施形態におけるエアバッグ装置11)であって、窓下と、前記エアバッグの展開時の上下方向の中間部から上部までの範囲内の所定位置とを、該エアバッグの展開時の車室内側および車室外側のうちの少なくともいずれか一方に重なりつつ連結する連結部材(例えば実施形態におけるストラップ90,91,98,100,103)を有することを特徴としている。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記連結部材(例えば実施形態におけるストラップ98)は、前記エアバッグに対し展開時の上縁を跨いで車室内側および車室外側に掛け渡されていることを特徴としている。
請求項1に係る発明によれば、連結部材が、窓下と、エアバッグの展開時の上下方向の中間部から上部までの範囲内の所定位置とを、エアバッグの展開時の車室内側および車室外側のうちの少なくともいずれか一方に重なりつつ連結しているため、エアバッグが展開すると、連結部材が張ることで、エアバッグの展開時の車室内外方向つまり窓に対する近接・離間方向の姿勢を制御することができる。
請求項2に係る発明によれば、連結部材が、エアバッグに対し展開時の上縁を跨いで車室内側および車室外側に掛け渡されているため、連結部材を含んでエアバッグを容易に形成することができる。
本発明の一実施形態のエアバッグ装置を図面を参照して以下に説明する。
図1は、本実施形態のエアバッグ装置11が設けられた車両右側のドア12の断面を概略的に示すもので、紙面左側が車室内側、紙面右側が車室外側となっている。ここで、このエアバッグ装置11が設けられる車両は、ルーフが開閉可能または着脱可能なオープンルーフタイプの車両となっている。なお、以下においてはドア12が閉じられた状態をもって説明する。
ドア12は、車室外側に車両前後方向に沿って配置されて車室外側の意匠面を構成する金属製のアウタパネル15と、このアウタパネル15の車室内側に車両前後方向に沿って配設される金属製のインナパネル16と、アウタパネル15とインナパネル16との間に車両前後方向に沿って配設されてこれらの間から上方に延出する昇降可能なウインドウガラス17と、インナパネル16の車室内側を覆って車室内側の意匠面を構成するドアライニング18とを有しており、アウタパネル15、インナパネル16およびドアライニング18の上側が窓19とされ、この窓19をその一部を構成するウインドウガラス17の昇降で開閉させる。言い換えれば、アウタパネル15、インナパネル16およびドアライニング18は窓19よりも下側つまり窓下に配置されている。金属製のアウタパネル15およびインナパネル16はドア12の高剛性部であってドア12の閉時には車体の一部を構成する。インナパネル16とドアライニング18との間の下部には、乗員のドア12との衝突時に乗員の腰付近の衝撃を吸収する下部衝撃吸収部材20が設けられている。
図2は、上記したドア12の上部の断面を詳細に示すもので、アウタパネル15は、車室外側の意匠面を構成する外板部21の車室内側かつ上側に斜めに延出する上部から折り返されて下方に延出する接合板部22を有しており、この接合板部22の下部の車室外側には、アウタパネル15の上部を補強するための金属製のアウタ側補強パネル24がその下部側をアウタパネル15側に近接させるように接合されている。そして、これらアウタパネル15およびアウタ側補強パネル24の接合部分から上側に、ウインドウガラス17との隙間をシールするアウタ側ウェザストリップ25が取り付けられている。ここで、アウタ側ウェザストリップ25は、上下の複数のシール舌片26とこれらの下側の略角棒状のシール部材27とでウインドウガラス17に接触してシールを行う。
インナパネル16の上部は、車室内側に配設される内側板部30と、内側板部30の上縁部から車室外側かつ上側に斜めに延出する段板部31と、段板部31の車幅方向外側の外縁部から上方かつ車室内側に斜めに延出する中間板部32と、中間板部32の上縁部から車室外側かつ上側に斜めに延出する段板部33と、段板部33の車幅方向外側の外縁部から上方かつ車室内側に斜めに延出する上板部34とを有しており、このインナパネル16の上部の車室外側には、インナパネル16の上部を補強するための金属製のインナ側補強パネル36が接合されている。
インナ側補強パネル36は、インナパネル16の内側板部30の車室外側に接合される内側板部37と、内側板部37の上縁部から車室外側かつ上側に斜めに延出するとともにインナパネル16の段板部31の下側に接合される段板部38と、段板部38の車幅方向外側の外縁部から上方かつ車室内側に斜めに延出するとともにインナパネル16の上板部34の車室外側に接合される上板部39とを有している。これにより、インナパネル16の段板部31、中間板部32、段板部33および上板部34と、インナ側補強パネル36の段板部38および上板部39とが閉断面構造をなしている。
そして、インナパネル16の上板部34およびインナ側補強パネル36の上板部39の接合部分の上部に、ウインドウガラス17との隙間をシールするインナ側ウェザストリップ42がこれら上板部34,39を挟持するように取り付けられている。つまり、インナ側ウェザストリップ42は、上板部34の車室内側に配置されるとともに車室外側に延出する複数の係止舌片43を有する挟持片部44と、上板部39の車室外側に配置される挟持片部45と、これら挟持片部44,45の上部同士を連結させる連結部46とを有しており、挟持片部44,45で上板部34,39を挟持する。また、インナ側ウェザストリップ42は、挟持片部45からウインドウガラス17の方向に延出してウインドウガラス17に接触する上下の複数のシール舌片47と、連結部46と略同一平面をなして車室内側に延出する当接舌片48とを有している。
ドアライニング18は、その中間部から下部までを構成するライニング本体51と、このライニング本体51とインナ側ウェザストリップ42との間に配置される上部ライニング52とを有している。
ライニング本体51の上部は、上下方向に延在する主板部54と主板部54の上端部から若干車室外側に突出する突出板部55とを有する比較的硬質なライニング芯材56と、このライニング芯材56の車室内側を覆う軟質なライニング基材58と、ライニング基材58の車室内側および上側を覆う表皮材59とを有している。
上部ライニング52は、略水平に配置されてライニング本体51の上部に載置される載置板部61と、この載置板部61の車室外側の外縁部から下方かつ車室外側に斜めに延出する支持板部62と、載置板部61の車室内側の内縁部から上方に延出する中間板部63と、この中間板部63の上縁部から湾曲しつつ上方かつ車室外側に延出する上板部64と、上板部64の車室外側の外縁部から下側に段差状をなして車室外側に延出する段板部65とを有する比較的硬質なライニング芯材66と、ライニング芯材66の車室内側および上側を全体的に覆う表皮材67と、ライニング芯材66の中間板部63から上板部64にかけての車室外側を覆う被覆材68とを有している。この上部ライニング52は、載置板部61の位置において、ライニング本体51の上部に接合固定されている。
そして、上部ライニング52の段板部65の位置の上側にインナ側ウェザストリップ42の当接舌片48が当接している。また、上部ライニング52のライニング芯材66における被覆材68で覆われた中間板部63および上板部64の境界位置には、車両前後方向に延在する溝部70が形成されている。
インナパネル16の内側板部30およびインナ側補強パネル36の内側板部37にはこれらを貫通する取付穴72が形成されている。そして、本実施形態のエアバッグ装置11のエアバッグモジュール76は、その下部の取付穴74に車室内側から挿通されたボルト75Aを、さらに取付穴72に挿通させた後、インナ側補強パネル36の内側板部37の車室外側に固定されたウェルドナット75Bに螺合させることで、インナパネル16に取り付けられている。このとき、エアバッグモジュール76は、インナパネル16の上部とドアライニング18の上部とで形成される、窓19の下縁辺に沿う収納部82内に配設されている。
エアバッグモジュール76は、取付穴74が形成された取付板部80から上方かつ車室外側に延出する支持板部77と、この支持板部77に取り付けられるとともに収縮状態で上側に順次積み重ねられるように折り畳まれるエアバッグ78と、燃焼により高圧ガス(流体)を発生する推薬を充填した図示略のインフレータと、エアバッグ78内の支持板部77側に嵌合され、インフレータとエアバッグ78の下部とを連結するパイプ79とを有している。ここで、エアバッグ78は、ガス導入部であるパイプ79に対し上側に順次積み重ねられるように折り畳まれるため、インフレータが発生するガスで展開する際には基本的に上側に展開する。このとき、パイプ79の位置はインナパネル16の上端部よりも下側に配置されており、よって、このパイプ79の位置から上方で膨張するエアバッグ78の膨脹部81は展開時の下部がインナパネル16と上下方向において所定距離重複する。
ここで、エアバッグ78は、図3に示すように、展開時に車両前後方向に長い形状をなしており、図4に示すように、車室内側及び外側の基布84,85が、外周縁部において縫製されて袋状に形成されている。しかも、エアバッグ78は、図3に示すように、展開時に膨張する膨脹部81として、上下方向に延在するように筒状に膨張するセル88が車両前後方向に複数並設されるように、基布84,85同士が縫製、接着あるいはジャガード織り等の織り込みで接合されて、膨張しない非膨脹部86がセル88の間となる位置に形成されることで、全体として板状に膨張する。また、エアバッグ78の膨脹部81は、その後部に、上下方向の中間部から上部にかけての範囲から後方に膨出する後方膨出部87を有しており、収納部82に対し後方にオーバーハングしている。
そして、本実施形態のエアバッグ装置11は、窓19よりも下側であって収納部82の近傍のインナパネル16の所定位置と、エアバッグ78の後方膨出部87の車室内側の所定位置とを連結させることで、インナパネル16とエアバッグ78の展開時の上下方向の中間部から上部までの範囲内の所定位置とをエアバッグ78の展開時の車室内側に重なりつつ連結させるストラップ(連結部材)90と、インナパネル16の所定位置と、後方膨出部87の車室外側の所定位置とを連結させることで、インナパネル16とエアバッグ78の展開時の上下方向の中間部から上部までの範囲内の所定位置とをエアバッグ78の展開時の車室外側に重なりつつ連結させるストラップ(連結部材)91とを有している。
ストラップ90は、例えば布製のもので、上端部が後方膨出部87の車室内側の所定位置に縫製により固定され、下端部がインナパネル16に取り付けられている。また、ストラップ91も、例えば布製のもので、上端部が後方膨出部87の車室外側の所定位置に縫製により固定され、下端部がインナパネル16にストラップ90と共に共締めされている。つまり、ボルト93Aが、ストラップ90の取付穴94、ストラップ91の取付穴95およびインナパネル16の取付穴96に挿通されて、インナパネル16の車室外側に固定されたウェルドナット93Bに螺合されることで、ストラップ90,91がインナパネル16に共締めされている。ストラップ90,91はエアバッグ78とともに折り畳まれて収納部82に収納される。
本実施形態のエアバッグ装置11においては、車両衝突時に例えば所定以上の重力加速度が検出される等の展開条件が整うとインフレータが点火し、折り畳まれたエアバッグ78がインフレータが発生するガスで膨張する。すると、エアバッグ78は、上側に順次重ねられるように折り畳まれていたことから、図2に二点鎖線で示すように、窓19の下側から基本的には上方に延出するように展開する。この展開中にエアバッグ78は、上部ライニング52の主として上板部64を押してその上部を脆弱な溝部70を中心に当接舌片48を越えるように回動させた後、上方の窓19のウインドウガラス17の内面に沿って上方に展開することになり、その際に、後方膨出部87を後方に膨出させる。そして、特に展開終期において、図4に示すように、車室内側のストラップ90と車室外側のストラップ91とが共に突っ張ることでエアバッグ78の車室内外方向(車幅方向)の姿勢を一定させることになり、エアバッグ78とウインドウガラス17との間隔を一定に保つことができる。その場合、ストラップ90,91の長さを調整することで、例えば、図4に示すように、エアバッグを略鉛直に立てたり、図5に示すように、車室内側に傾けたり、図6に示すように、車室外側に傾けたりすることが可能となる。
以上に述べた本実施形態のエアバッグ装置11によれば、ストラップ90が、窓19よりも下側のインナパネル16と、エアバッグ78の展開時の上下方向の中間部から上部までの範囲内にある後方膨出部87の車室内側における所定位置とを連結させ、ストラップ91が、窓19よりも下側のインナパネル16と、エアバッグ78の展開時の上下方向の中間部から上部までの範囲内にある後方膨出部87の車室外側における所定位置とを連結させているため、エアバッグ78が展開すると、これらのストラップ90,91が張ることで、エアバッグ78の展開時の車室内外方向つまり窓19に対する近接・離間方向の姿勢を制御することができる。
なお、以上の実施形態においては、エアバッグ78の後方膨出部87の車室内側及び車室外側にそれぞれ別々のストラップ90,91を設ける場合を例にとり説明したが、図7に示すように、これらのストラップを一つのストラップ98としても良い。つまり、エアバッグ78に対し展開時の後方膨出部87の上縁を跨いで車室内側および車室外側にストラップ98を掛け渡し、このストラップ98の少なくとも一箇所をエアバッグ78に固定し、両端部を窓19よりも下側のインナパネル16に固定するのである。このようにすれば、ストラップ98を含んでエアバッグ78を容易に形成することができる。
また、上記の実施形態においては、エアバッグ78の後方膨出部87の車室内側に重なり合うようにストラップ90を取り付け、エアバッグ78の後方膨出部87の車室外側に重なり合うようにストラップ91を取り付けて、これらストラップ90,91を窓19よりも下側のインナパネル16に取り付ける場合を例にとり説明したが、エアバッグ78の展開時の上下方向の中間部から上部までの範囲内の所定位置と、ドア12の窓19よりも下側とを、エアバッグ78の展開時の車室内側および車室外側のうちの少なくともいずれか一方に重なりつつ連結させるストラップを設ければ良い。つまり、エアバッグ78の車室内外方向の姿勢を制御するためには、ストラップがエアバッグ78の車室内側および車室外側のうちの少なくともいずれか一方に重ねられて取り付けられているか、上端縁部および側端縁部に取り付けられていても、延出部分がエアバッグ78の車室内側および車室外側のうちの少なくともいずれか一方に重ねられていれば良い。言い換えれば、エアバッグ78の下端縁部に取り付けられてエアバッグ78の車室内側および車室外側のいずれにも重ならずに延出する場合と、側端縁部に取り付けられていてエアバッグ78の車室内側および車室外側のいずれにも重ならずに延出する場合とについては、エアバッグ78の車室内外方向の姿勢を制御するのに不向きである。
上記した条件を満たせば、上記は種々の変更が可能であり、例えば、以下のような変更が可能である。
図8に示すように、エアバッグ78の後方膨出部87に加えて、エアバッグ78の前部の車室内側および車室外側(図8において車室内側のみ示す)に、エアバッグ78とドア12の窓19よりも下側とを連結させるストラップ100を設けることが可能であり、ストラップ100は、一端部がエアバッグ78に対し縫製で、他端部がインナパネル16に対してボルト101で接合される。なお、この場合も、内外別々のストラップ100に換えて、一本のストラップをエアバッグ78の前部の上縁を跨いで車室内側および車室外側に掛け渡すようにしても良い。
図9に示すように、エアバッグ78が後方膨出部87に加えて前方に膨出する前方膨出部102を有する場合に、後方膨出部87に加えて、前方膨出部102にも、車室内側および車室外側(図9において車室内側のみ示す)に、エアバッグ78とドア12の窓19よりも下側とを連結させるストラップ103を設けることが可能であり、ストラップ103は、一端部がエアバッグ78に対し縫製で、他端部がインナパネル16に対してボルト104で接合される。なお、この場合も、内外別々のストラップ103に換えて、一本のストラップをエアバッグ78の前方膨出部102の上縁を跨いで車室内側および車室外側に掛け渡すようにしても良い。
さらに、上記いずれにおいても、車室外側のストラップのみを設けたり、車室内側のストラップのみを設けたりすることが可能である。例えば、エアバッグ78が、その形状等により、展開時に常に車室内側に傾動する場合に、車室外側のストラップのみを設けて傾動を抑えたり、展開時に常に車室外側に傾動する場合に、車室内側のストラップのみを設けて傾動を抑えたりすることが可能である。
なお、以上においては、車両のドア12に設けられるエアバッグ装置11を例にとり説明したが、窓下に配設され窓の内面に沿って上方にエアバッグを展開させるものであれば、例えば、クーペタイプの車両のリヤサイドウインドウの下方に設けられるエアバッグ装置や、テールゲートのウインドウの下方に設けられるエアバッグ装置等にも適用可能である。
本発明の一実施形態のエアバッグ装置が適用されたドアの概略断面図である。 本発明の一実施形態のエアバッグ装置が適用されたドアの上部の断面図である。 本発明の一実施形態のエアバッグ装置が適用されたドアの車室内側から見た概略側面図である。 本発明の一実施形態のエアバッグ装置が適用されたドアの上部の断面図である。 本発明の一実施形態のエアバッグ装置が適用されたドアの上部の断面図であって、ストラップで車室内側にエアバッグを傾かせた状態を示すものである。 本発明の一実施形態のエアバッグ装置が適用されたドアの上部の断面図であって、ストラップで車室外側にエアバッグを傾かせた状態を示すものである。 本発明の一実施形態のエアバッグ装置の変形例が適用されたドアの上部の断面図である。 本発明の一実施形態のエアバッグ装置の別の変形例が適用されたドアの車室内側から見た概略側面図である。 本発明の一実施形態のエアバッグ装置のさらに別の変形例が適用されたドアの車室内側から見た概略側面図である。
符号の説明
11 エアバッグ装置
19 窓
78 エアバッグ
82 収納部
90,91,98,100,103 ストラップ(連結部材)

Claims (2)

  1. 車両の窓の縁辺に沿う収納部に収納されて窓下から窓の内面に沿って上方に展開するエアバッグを有するエアバッグ装置であって、
    窓下と、前記エアバッグの展開時の上下方向の中間部から上部までの範囲内の所定位置とを、該エアバッグの展開時の車室内側および車室外側のうちの少なくともいずれか一方に重なりつつ連結させる連結部材を有することを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 前記連結部材は、前記エアバッグに対し展開時の上縁を跨いで車室内側および車室外側に掛け渡されていることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置。
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