JP2007037643A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電力に変化の無い無駄な位相制御は行わないようにするとともにスイッチング素子の誤動作を防止することを可能にした電気掃除機を提供する。
【解決手段】 電動送風機2を内蔵する掃除機本体1と、回転ブラシを駆動する電動機8と、電動送風機2に供給する電力を制御する第1制御回路21と、電動機8に供給する電力を制御する第2制御回路22とを備える。第2制御回路22は、トライアック17を備え、起動時に、初期位相角のトリガー信号によりトライアック17を制御し、所定時間毎に段階的にトリガー信号の位相角を小さくして電動機8に供給される電力が大きくなるようにトライアック17を制御し、トリ
相角値未満になったときには、位相角0°に相当するLOW出力固定波形をトリガー信号として前記スイッチング素子を制御する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、回転ブラシ(電動機付き)を内蔵した吸い込み具を有し、起動時に回転ブラシ駆動用電動機をスロースタートさせる制御を行う電気掃除機に関する。
従来この種の電気掃除機として、例えば「電動送風機を内蔵する掃除機本体と、該掃除機本体に可撓性ホースなどを介して接続される床用吸込具と、該床用吸込具に設けられ、電動機により回転される回転ブラシと、前記電動送風機および回転ブラシを制御する制御手段とを備え、前記制御手段に、起動スイッチの投入後一定時間の間に徐々に送風量を増大する手段および起動スイッチの投入後所定時間後に電動機を起動または徐々に回転速度を増大させる手段を設けた…」ものが提案されている(例えば特許文献1)。
特開平10−211144号公報(要約書、図2〜図6)。
上記の従来の電気掃除機では、回転ブラシ駆動用電動機に供給される交流電力を位相制御する為にトライアック等のスイッチング素子が用いられており、マイクロコンピュータからのトリガー信号としてパルス信号を用いて制御が行われている。一般的に、回転ブラシ駆動用電動機は交流整流回路付きのマグネット界磁形直流整流子電動機(固定子に永久磁石を用いた電動機)が用いられるが、このマグネット界磁形直流整流子電動機は、回転数に比例した電圧を発生する特徴があり、交流整流回路により全波整流された電圧が、発生したモータ電圧より高い部分しか電動機電流が流れないという特性がある(後述の図5参照)。このような特性により、電動機電流の流れない時間(約2ms:実験値)では、位相角を変化させながら位相制御を行っても、回転ブラシ駆動用電動機に供給される電力は変化しない、という課題があった。
また、上記の従来の掃除機ではトリガー信号としてパルス信号を用いているが、パルス信号のパルス幅が、電動機電流が流れない時間以内(約2ms:実験値)であると、位相角0°運転時に、或いは位相角180°から起動して運転するときに、回転ブラシ駆動用電動機を位相制御するスイッチング素子の保持電流が確保できなくなり、スイッチング素子が誤動作するという課題があった。
更に、電動機のスロースタート開始位相角値を180°に近いところからスロースタートを行うと、電動機の回転ブラシにトルクがなく、回転ブラシが運転開始時にロック状態になるという課題があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、供給電力に変化の無い無駄な位相制御は行わないようにするとともに、スイッチング素子の誤動作を防止することを可能にした電気掃除機を提供することを目的とする。
本発明に係る電気掃除機は、塵埃を吸引する電動送風機を内蔵する掃除機本体と、吸込み具に内蔵され塵埃をかきあげる回転ブラシを駆動する電動機と、電動送風機に供給する電力を制御する第1制御回路と、前記電動機に供給する電力を制御する第2制御回路とを備え、前記第2制御回路は、前記電動機に直列に接続されたスイッチング素子を備え、起動時に、予め設定された初期位相角のトリガー信号により前記スイッチング素子を制御し、所定時間毎に段階的にトリガー信号の位相角を小さくして前記電動機に供給される電力が大きくなるように前記スイッチング素子を制御し、前記位相角が予め設定された所定位相角値未満になったときには、位相角が0゜から前記所定位相角値未満の間の位相角に固定され、且つ、所定幅以上のトリガー信号により前記スイッチング素子を制御するものである。
本発明においては、起動時に、予め設定された初期位相角のトリガー信号により前記スイッチング素子を制御し、所定時間毎に段階的にトリガー信号の位相角を小さくして電動機に供給される電力が大きくなるように前記スイッチング素子を制御し、位相角が予め設定された所定位相角値未満になったときには、位相角が0゜から所定位相角値未満の間の位相角に固定され、且つ、所定幅以上のトリガー信号によりスイッチング素子を制御するようにしており、所定位相角値未満では段階的に位相角を変更する位相制御を行わないようにしたので、無駄の無い最適な位相制御が行える。また、トリガー信号の幅を上記の所定位相角値を考慮して決めることで(例えば位相角を0゜に設定した場合には上記の所定位相角値に相当する幅よりも幅広にする。)、電動機を位相制御するスイッチング素子の保持電流が確保することができ、スイッチング素子が誤動作する虞がなくなっている。また、本発明においては、電動機をスロースタートさせようにしており、これにより、電動機起動時の騒音が防止でき、また、突入電流も防止できるので、電動機の寿命改善もできる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施形態1に係る電気掃除機の斜視図である。電気掃除機本体1は、吸引力を発生する電動送風機2と、電動送風機2により吸引された塵埃を集塵する集塵室(図示せず)とを内蔵しており、また、前端部側にはホース3が接続されている。このホース3には運転モード選択手段4が設けられており、運転モード選択手段4は、電動送風機2の吸引力の強弱などを変化させることで、電気掃除機の運転モードを切り替えるためのスイッチを内蔵している。ホース3の運転モード選択手段4側には延長管5が接続されている。延長管5は、その先端に床面に接して被掃除面の塵埃等を吸引するための吸込み具6が取り付けられており、吸込み具6とホース3とを連通させている。吸込み具6は、被掃除面の塵埃をかきあげる回転ブラシ7と回転ブラシ7を駆動する電動機8を内蔵している。回転ブラシ7には被掃除面に接触し塵埃をかきあげる植毛(図示せず)が設けられている。この回転ブラシ7は例えばベルト(図示せず)等を介して電動機8により駆動される。
運転モード選択手段4を操作し、電動送風機2及び電動機8を駆動させることで、吸込み具6から被掃除面の塵埃はかきあげられ、塵埃は延長管5、ホース3及び電気掃除機本体1へと搬送され、塵埃は電気掃除機本体1に内蔵された集塵室(図示せず)に集塵されるとともに、吸引風は電気掃除機本体1より排出される。
図2は、図1の電気掃除機の回路構成図である。本実施の形態1の電気掃除機は、電気掃除機本体1、ホース3、延長管5及び吸込み具6の4つのブロックで構成されている。図において、商用交流電源9には15A電流ヒューズ10が直列に接続されており、この電流ヒューズ10は、電動送風機(ファンモータ)2がロック等になった場合や回路短絡にて異常となった場合の保護装置として機能する。また、4A電流ヒューズ11が電動機(ブラシモータ)8に直列に接続されており、電動機(ブラシモータ)8がロック等になった場合や回路短絡にて異常となった場合に保護装置として機能する。商用交流電源9には電源トランス12が接続されており、必要な電圧へ変圧してダイオードブリッジ13に出力し、ダイオードブリッジ13は電源トランス12の出力を整流する。ダイオードブリッジ13には平滑用電解コンデンサC1が接続されており、ダイオードブリッジ13により整流された出力を平滑化する。平滑用電解コンデンサC1には定電圧電源14が接続されており、定電圧電源14は所定の定電圧を出力する。定電圧電源14の出力側には電解コンデンサC2が接続されており、この電解コンデンサC2は定電圧電源14の発振を押さえる。定電圧電源14は、制御指示部(マイクロコンピュータ)15及び運転モード選択手段4へ例えば5V電圧を供給している。
また、電動送風機2を駆動するための本体駆動用トライアック(双方向サイリスタ、以下トライアックという)16、及び電動機8を駆動するためのブラシ駆動用トライアック(双方向サイリスタ、以下トライアックという)17が設けられている。電動機8には直列に安全スイッチ20が接続されており、例えば吸込み具6が空中に持ち上げられた場合には電動機8への電力供給を遮断し、回転ブラシ7の回転を停止させる。
また、ホース3はジャバラ部(図示せず)と運転モード選択手段4とで構成されており、ジャバラ部には3本のピアノ線が内蔵されている。運転モード選択手段4には、図2に示されるようにスイッチSW1〜SW4と抵抗R1〜R5が内蔵されており、本体側の回路に内蔵された抵抗R6と、スイッチSW1〜SW4を介して並列に接続されたオンR1,R2,R3,R4,R5とが直列に接続されており、スイッチSW1〜SW4のオン状態により抵抗の組み合わせが変わり、制御指示部(マイクロコンピュータ)15の入力電圧が変化する。制御指示部15は入力電圧に応じて運転モードを判断し、運転モード選択手段4のスイッチSW1〜SW4の状態に応じて、電動送風機(ファンモータ)2への電力制御と電動機(ブラシモータ)8の電力制御(回転数制御)を行わせる。電動送風機2に供給する電力を制御するのが第1制御回路21であり、これは制御指示部15及びトライアック16から構成される。電動機8に供給する電力を制御するが第2制御回路22であり、制御指示部15、トライアック17及び運転モード選択手段4から構成される。なお、トライアック17は本発明のスイッチング素子に相当するものである。
また、本実施の形態1においては電源同期検出手段23が設けられており、これは商用電源(交流電源)9の電源同期ポイント(ゼロクロスポイント)に同期して電源同期信号を制御指示部15に出力する。制御指示部15は電源同期信号に同期させて商用電源のトリガー位置を制御することにより、交流電力の位相制御を行う。即ち、トライアック16,17は、制御指示部15からのトリガ−信号により制御され、電動機8及び電動送風機2の電力をそれぞれ制御する。
図3は、運転モード選択手段4の表示部の拡大図である。SW1は、電動機8の切、入りを行うスイッチである。SW2は、手動運転の強、中、弱の切り替えを行うスイッチである。SW3は、第1制御回路21と第2制御回路22を自動的に制御するモード(自動運転モード)を選択するスイッチである。SW4は、電動送風機2と電動機8の停止を行うスイッチである。ここでは、上記のスイッチSW1〜SW4の何れかが押されて電動機8を起動されるときの動作を中心に説明する。
図4は、電動機8の位相制御の方法を示したタイミングチャートであり、ここでは商用電源、電源同期信号、トリガー信号(パルス)及び電動機ON・OFFの波形がそれぞれ図示されている。電源同期検出手段23が、商用電源の電源同期ポイント(ゼロクロスポイント)に同期して電源同期信号を出力すると、制御指示部15はトリガ−信号(パルス)を生成してトライアック17に供給するが、それは電源同期信号から一定の時間後に発生させて電動機8の電力を制御する。このトリガー信号は、商用電源の電源同期信号を基準として出力され、トリガー信号(パルス)が出された位相でトライアック17オンになり、それによって電動機8に電力が供給され(電動機動作ON)、その後、電源同期ポイントでトライアック17がオフ(電動機動作OFF)になるという動作が半サイクル毎に繰り返されることになる。
図5は、商用電源に対する電動機電流を示したタイミングチャートである。一般的に、回転ブラシ駆動用の電動機8は、交流整流回路付きのマグネット界磁形直流整流子電動機(固定子に永久磁石を用いた電動機)が用いられるが、マグネット界磁形直流整流子電動機は、回転数に比例した電圧を発生する特徴がある。このため、交流整流回路により全波整流された電圧が、発生したモータ電圧より高い部分しか電動機電流が流れない特性があり、電動機電流の流れない時間がある。これは実験では約2ms(約36゜)であることが確認されている。なお、この時間(位相角)はマグネット界磁形直流整流子電動機の仕様によって若干異なったものになるが、本実施の形態1においてはその時間が約2msであるものとして説明する。
図6は、電動機8を駆動するためのトライアック17に供給されるトリガー信号のタイミングチャートである。電源同期検出手段23が、交流電源の電源同期ポイント(ゼロクロスポイント)に同期して電源同期信号を制御指示部15に出力する。制御指示部15は電源同期信号から一定時の時間後に電動機8を駆動するトリガーパルスを発生し、トライアック17に供給することにより電動機8を動作させる。初期のトリガーパルスは、電動機8のトルクが大きい位相角90°付近(例えば90゜±10゜)に設定される。初期のトリガーパルスより、電動機電流が流れなくなる約2msの位置の位相角まで、トリガーパルスの位相を少しずつ前に出し(位相角を小にする)、徐々に電動機8への供給電力が大きくなるように制御する。そして、電動機電流が流れなくなる約2ms未満の位置の位相角(本発明の所定位相角未満に相当する)になった時に、トリガー信号をLOW出力固定波形(この例では0Vレベルであり、本発明の位相角0゜に相当する固定レベル信号に相当する。)に変化させ、位相角を0°として電動機8の電力をフルパワーにするとともに、トライアック17の誤動作を防止する。なお、上記のLOW出力固定波形は、上記のトリガーパルスとの関係では、位相角が0°で、且つ、パルス幅が180゜のトリガーパルスに相当する。
図7は本実施の形態1における第2制御回路22の制御指示部15の動作を示したフローチャートである。
まず、電気掃除機の電源プラグ(図示せず)をコンセント(図示せず)に差し込むと(S1)、制御指示部15は、電動機起動位相角として初期位相角値(例えば90゜)をセットし(S2)、電動機8が動作しているかどうかの確認処理をする(S3)。即ち、電動機電流検知部19により検知された電動機8の電動機電流の信号を取り込んで、その信号に基づいて電動機8が動作しているかどうかを判断する(S4)。電動機8が動作していないという判断をした場合には、次に、運転モード選択手段4のスイッチSW1〜SW4の何れかが押されてONになっているかどうかを判断し(S5)、ONになっている場合には、上記にて設定された初期位相角値(例えば90゜)のトリガーパルスを生成してトライアック17に供給し、電動機8を起動させる(S6)。
制御指示部15は、上記の処理(S3),(S4)に戻り、電動機8が動作していると判断すると、10msタイマーをインクリメントする(S7)。この10msタイマーは制御指示部15に機能的に内蔵されたものであり、10ms単位で時間を計測する。10msタイマーによるタイマー時間が、タイマー時間≧70ms、という条件を満たしているかどうかを判断し、この条件を満たしていない場合には上記の処理(S3)に戻る。また、上記の条件が満たされている場合には、10msタイマーをクリアーする(S9)。そして、電動機起動位相角が0゜であるかどうかを判断し、0゜でない場合は電動機起動位相角をデクリメントする(S11)。即ち、10msタイマーのタイマー時間により70ms毎に電動機起動位相角を所定角度ずつデクリメントしている。続いて、電動機位相角0゜移行位相角をセットする(S11)。電動機起動位相角0゜移行位相角はこの例では2msに相当する36゜とする。電動機起動位相角と電動機起動位相角0゜移行位相角との関係が、電動機起動位相角<電動機起動位相角0゜移行位相角、となっているかどうかを判断し(S13)、その関係が成立しない場合には上記の処理(S3)に戻って処理(S3)移行の処理が繰り返される。
制御指示部15は、電動機起動位相角<電動機起動位相角0゜移行位相角、という関係が成立したときには、電動機起動位相角を0゜位相角にセットし(S14)、電動機位相角0゜運転(フルパワー運転)を開始する(S15)。なお、電動機起動位相角を0゜位相角にセットしたときのトリガー信号としては、図6のLOW出力固定波形がセットされることになる。
以上のように本実施の形態1においては、電動機電流の流れない時間(約2ms :実験値)未満の位相角では、電動機起動位相角を0゜位相角にセットして位相角を固定し、位相角を変更する位相制御を行わないようにしたので、無駄の無い最適な位相制御が行える。また、電動機電流の流れない時間(約2ms:実験値)未満では、トリガー信号をパルス信号から、位相角0゜に相当するレベルであるLOW出力固定信号に切り替えたのでトライアック17の誤動作を防止することができる。
また、電動機起動位相角の初期位相角を90°付近(90°±10゜)としたので、電動機8のトルクが大きいところでの起動ができ、電動機8のロック状態を防止できる。更に、電動機8をスロースタートさせるようにしたことにより、電動機8の起動時の騒音を防止できる。また、突入電流も防止できるので、電動機の寿命改善もできる。
実施の形態2.
なお、上記の実施の形態1においては、電動機電流の流れない時間(約2ms:実験値)未満の電動機起動位相角を0゜にセットした例について説明したが、本発明はその例に限定されるものではなく、例えば0゜〜モータ電流の流れない時間未満の位相角の間に設定してもよい(上記の例では0゜≦位相角<約36゜)。また、上記の実施の形態1においては、位相角0゜に相当する固定レベル信号(LOW出力固定波形)をトリガー信号として供給する例について説明したが、パルス幅が所定幅以上であればパルス信号をトリガー信として供給してもよい。その場合(位相角0゜の例)のパルス信号のパルス幅は、電動機電流の流れない時間(約2ms:実験値)幅よりも幅広のもの(例えば2.5ms)に設定することで、トライアック17に流れる電流が保持されるようにする。
本発明の実施の形態1に係る電気掃除機の概略構成図。 図1の電気掃除機の回路構成図。 運転モード選択手段の表示部拡大図。 電動機の位相制御の方法を示した図。 商用電源に対する電動機電流を示したタイミングチャート。 トリガー信号のタイミングチャート。 制御指示部の処理を示すフローチャート。
符号の説明
1 電気掃除機本体、2 電動送風機、3 ホース、4 運転モード選択手段、5 延長管、6 吸込み具、7 回転ブラシ、8 電動機、9 商用交流電源、12 電源トランス、13 ダイオードブリッジ、14 定電圧電源、15 制御指示部、16 トライアック、17 トライアック、19 電動機電流検知部、20 安全スイッチ、21 第1制御回路、22 第2制御回路、23 電源同期検出手段。

Claims (3)

  1. 塵埃を吸引する電動送風機を内蔵する掃除機本体と、
    吸込み具に内蔵され塵埃をかきあげる回転ブラシを駆動する電動機と、
    電動送風機に供給する電力を制御する第1制御回路と、
    前記電動機に供給する電力を制御する第2制御回路とを備え、
    前記第2制御回路は、前記電動機に直列に接続されたスイッチング素子を備え、起動時に、予め設定された初期位相角のトリガー信号により前記スイッチング素子を制御し、所定時間毎に段階的にトリガー信号の位相角を小さくして前記電動機に供給される電力が大きくなるように前記スイッチング素子を制御し、前記位相角が予め設定された所定位相角値未満になったときには、位相角が0゜から前記所定位相角値未満の間の位相角に固定され、且つ、所定幅以上のトリガー信号により前記スイッチング素子を制御することを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記2制御回路は、起動時に予め設定された初期位相角のパルス信号をトリガー信号として前記スイッチング素子を制御し、所定時間毎に段階的に前記パルス信号の位相角を小さくして前記電動機に供給される電力が大きくなるように前記スイッチング素子を制御し、前記パルス信号の位相角が予め設定された所定位相角値未満になったときには、前記位相角0°に相当する固定レベル信号をトリガー信号として前記スイッチング素子を制御することを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  3. 前記2制御回路は、初期位相角値を90゜±10゜の範囲に設定して前記電動機を起動させることを特徴とする請求項1又は2記載の電気掃除機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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