JP2007036994A - 適応送信タイミング制御方法、無線通信システムおよび無線通信装置 - Google Patents

適応送信タイミング制御方法、無線通信システムおよび無線通信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 適応送信タイミング制御方法において、送信タイミングオフセット量が現在の遅延プロファイル算出範囲を外れるほど大きく変化し、端末側が送信タイミングオフセット量を含む制御情報の復調に失敗した場合に生じる基地局側での基準パス見落としを防止する。
【解決手段】 一度の送信タイミング制御で設定される送信タイミングオフセット量に制限を設け、オフセットされた送信タイミングで送信されたパイロット信号から算出される遅延プロファイルの主要部が現在の遅延プロファイルを算出したときの時間範囲に含まれるように送信タイミングオフセット値を設定するとともに、次の遅延プロファイルを算出するための時間範囲を、オフセットされた送信タイミングで送信されるパイロット信号から算出される遅延プロファイルが最初の部分から含まれるように移動させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は送信タイミングオフセット制御を行う無線通信システムに関する。
無線通信において、基地局における端末間の受信タイミング同期を維持するため、適応送信タイミング制御を行うことが提案されている(非特許文献1参照)。DS−CDMA(Direct Spread Code Division Multiple Access、直接拡散符号分割多重アクセス)によるマルチプルアクセス方式では、基地局における端末間の受信タイミング同期が確保されることにより、基地局に対して同時にアクセスする端末間で基準パス間の直交性を確保でき、周波数利用効率を向上させることができる。
図9ないし図11を参照して従来の適応送信タイミング制御を説明する。図9は基地局における端末MS1の遅延プロファイルの一例を示し、図10は基地局で端末MS1、MS2の遅延プロファイルを求めた例を示し、図11はタイミング制御後の遅延プロファイルを示す。
適応送信タイミング制御を行うためには、まず、送受信間であらかじめ決められた信号系列(パイロット信号)を送信側で挿入しておく。受信側では、受信信号とパイロット信号との畳み込み和を取り、相関電力(遅延プロファイル)を一定時間分だけ求める。この一定時間を遅延プロファイル算出範囲W1〜(W1+S)という。また、この範囲内のサンプルでパスレベルしきい値を超えるサンプルを到来パスと呼ぶ。図9に示した例では、Path#1、Path#2、Path#3が到来パスとして観測されている。これらの到来パスのうち、最大電力レベルを有するPath#2を基準パスとする(最小タイミングをもつPath #1を基準パスとする方法も考えられる)。
基地局では、到来パスの最大の伝搬遅延時間(Tmax)と、各端末MS1、MS2の基準パスT1、 T2の伝搬遅延時間(Tmax−T1)および(Tmax−T2)を計算し、MS1への制御情報に(Tmax−T1)、MS2への制御情報に(Tmax−T2)を付加して、各端末にそれぞれの送信タイミングオフセット値を通知する。各端末では制御情報を復調し、基地局から通知された送信タイミングオフセット量分だけ送信タイミングをオフセットさせ送信する。以上の動作により、図11に示すように、基地局において各端末間の基準パスタイミング同期がTmax位置で確立する。
電子情報通信学会 信学技法 RCS2003−141
図12および図13は、送信タイミングオフセット量が現在の遅延プロファイル算出範囲を外れるほど大きく変化する場合の遅延プロファイル例を示す。
送信タイミングオフセット量がこのように大きく変化した場合、図12に示すように、端末が送信タイミングをTmax−T1 分だけ遅らせると同時に、基地局でも遅延プロファイル算出範囲をTmax−T1 分だけ遅らせる方法が考えられる。しかしながら、端末側において基地局から通知される送信タイミングオフセット情報を含む制御情報の復調に失敗し、端末側で送信タイミングオフセットが更新されなかった場合、図13に示すように基準パス位置は移動せず、基地局での遅延プロファイル算出範囲のみ移動するため、基準パスが遅延プロファイル算出範囲から外れてしまう。このため、基地局側でパスを見失うことになり、適応送信タイミング制御が破綻する。
本発明の目的は、送信タイミングオフセット量が現在の遅延プロファイル算出範囲を外れるほど大きく変化し、端末側が送信タイミングオフセット量を含む制御情報の復調に失敗した場合でも、基地局側でパスを見落とすことなく適応送信タイミング制御を行うことのできる無線通信システムを提供することにある。
本発明は、送信タイミングオフセットの変化量の上限値を基準パスが現在の遅延プロファイル算出範囲から外れない範囲に設定し、遅延プロファイル算出範囲は最小タイミングを持つ到来パスが遅延プロファイル算出範囲の一定区間にくるように後から追従させることを最大の特徴とする。基準パスに加えて1または複数の準基準パスを求め、これらの準基準パスもまた遅延プロファイル算出範囲から外れない範囲に設定することができる。
すなわち、本発明の第一の観点によると、第一の無線通信装置から第二の無線通信装置にあらかじめ定められた信号系列のパイロット信号を送信し、前記第二の無線通信装置では、受信信号とパイロット信号系列との相関電力を一定の時間範囲で算出して遅延プロファイルとし、この遅延プロファイルに基づいて前記第一の無線通信装置に設定すべき送信タイミングオフセット値を求め、その送信タイミングオフセット値を前記第一の無線通信装置に通知し、前記第一の無線通信装置は、前記第二の無線通信装置から通知された送信タイミングオフセット値に基づいて自分の送信タイミングをオフセットさせる適応送信タイミング制御方法において、一度の送信タイミング制御で設定される送信タイミングオフセット量に制限を設け、前記第二の無線通信装置は、オフセットされた送信タイミングで送信されたパイロット信号から算出される遅延プロファイルの主要部が現在の遅延プロファイルを算出したときの時間範囲に含まれるように送信タイミングオフセット値を設定するとともに、次の遅延プロファイルを算出するための時間範囲を、オフセットされた送信タイミングで送信されるパイロット信号から算出される遅延プロファイルが最初の部分から含まれるように移動させることを特徴とする適応送信タイミング制御方法が提供される。
遅延プロファイル内で相関電力値がしきい値を越えるサンプルを到来パス、これらの到来パスのうちあらかじめ定められた基準により選択された一つのパスを基準パスとし、オフセットされた送信タイミングで送信されたパイロット信号から算出される遅延プロファイルのうち少なくとも前記基準パスが現在の遅延プロファイルを算出したときの時間範囲に含まれるように送信タイミングオフセット値を設定するとともに、次の遅延プロファイルを算出するための時間範囲を、オフセットされた送信タイミングで送信されたパイロット信号から算出される遅延プロファイルの最初の到来パスが所定の区間内に含まれるように移動させることが望ましい。
到来パスのうちあらかじめ定められたしきい値を越えるものを準基準パスとし、オフセットされた送信タイミングで送信されたパイロット信号から算出される遅延プロファイルのうち前記基準パスと前記準基準パスとが現在の遅延プロファイルを算出したときの時間範囲に含まれるように送信タイミングオフセット値を設定することもできる。
前記所定の区間は前記遅延プロファイルを算出するための時間範囲のうち先頭タイミング位置からBstartサンプルとBendサンプルとの間の範囲であり、次の遅延プロファイルを算出するための時間範囲をγ=Bend−Bstart+1サンプル単位で移動させることができる。ただし、Bstart、BendはBstart≦Bendなる自然数である。
オフセットされた送信タイミングで送信されたパイロット信号から算出される遅延プロファイルのうち少なくとも基準パス、場合によっては基準パスおよび準基準パス、が現在の遅延プロファイルを算出したときの時間範囲内のあらかじめ定められた区間内に含まれ、かつ基準パスの時間位置が最終的に要求されるオフセット位置に近づくように送信タイミングオフセット値を設定することが望ましい。
前記あらかじめ定められた区間は、前記遅延プロファイルを算出するための時間範囲の先頭タイミング位置からあらかじめ定められたAサンプルの範囲であることがよい。
基準パスとしては、到来パスのうち最大電力レベルを有するもの用いることができる。また、準基準パスとしては、あらかじめ定められた電力レベルを越える到来パスを用いるか、基準パスとのタイミング差があらかじめ定められたβサンプル以下の到来パスを用いるか、あるいは、あらかじめ定められた電力レベルを越え、かつ前記基準パスとのタイミング差があらかじめ定められたβサンプル以下の到来パスを用いることができる。
前記あらかじめ定められた電力レベルとして、前記基準パスの電力レベルをあらかじめ定められた量αdB減衰させた電力レベル、あるいは、ノイズレベルをあらかじめ定められた量α'dB増幅させた電力レベルを用いることができる。
本発明の第二の観点によると、第一の無線通信装置と第二の無線通信装置とを備え、前記第一の無線通信装置は、第二の無線通信装置にあらかじめ定められた信号系列のパイロット信号を送信する手段を備え、前記第二の無線通信装置は、受信信号とパイロット信号系列との相関電力を一定の時間範囲で算出して遅延プロファイルとする遅延プロファイル算出部と、この遅延プロファイルに基づいて前記第一の無線通信装置に設定すべき送信タイミングオフセット値を求める送信タイミングオフセット量算出部と、その送信タイミングオフセット値を前記第一の無線通信装置に通知する手段とを備え、前記第一の無線通信装置はさらに、前記第二の無線通信装置から通知された送信タイミングオフセット値に基づいて自分の送信タイミングをオフセットさせる送信タイミング制御部を備えた無線通信ンシステムにおいて、前記送信タイミングオフセット量算出部は、一度の送信タイミング制御で設定される送信タイミングオフセット量に制限を設け、オフセットされた送信タイミングで送信されたパイロット信号から算出される遅延プロファイルの主要部が現在の遅延プロファイルを算出したときの時間範囲に含まれるように送信タイミングオフセット値を設定する構成であり、前記第二の無線通信装置はさらに、オフセットされた送信タイミングで送信されるパイロット信号から算出される遅延プロファイルが最初の部分から含まれるような遅延プロファイル算出範囲オフセット量を算出して、次の遅延プロファイルを算出するための時間範囲として前記遅延プロファイル算出部に設定する遅延プロファイル算出範囲オフセット量算出部を備えたことを特徴とする無線通信システムが提供される。
前記第二の無線通信装置は、遅延プロファイル内で相関電力値がしきい値を越えるサンプルを到来パスと推定するパス検出部と、推定された検出パスからあらかじめ定められた基準によりひとつのパスを基準パスとして選択する基準パス検出部と含み、前記送信タイミングオフセット量算出部は、オフセットされた送信タイミングで送信されたパイロット信号から算出される遅延プロファイルのうち少なくとも前記基準パスが現在の遅延プロファイルを算出したときの時間範囲に含まれるように送信タイミングオフセット値を設定する構成であり、前記遅延プロファイル算出範囲オフセット量算出部は、次の遅延プロファイルを算出するための時間範囲として、オフセットされた送信タイミングで送信されたパイロット信号から算出される遅延プロファイルの最初の到来パスが所定の区間内に含まれるような遅延プロファイル算出範囲オフセット量を算出する構成であることが望ましい。
前記第二の無線通信装置は、到来パスのうちあらかじめ定められたしきい値を越えるものを準基準パスとして検出する準基準パス検出部を備えることができ、前記送信タイミングオフセット量算出部は、オフセットされた送信タイミングで送信されたパイロット信号から算出される遅延プロファイルのうち前記基準パスと前記準基準パスとが現在の遅延プロファイルを算出したときの時間範囲に含まれるように送信タイミングオフセット値を設定する構成とすることができる。
前記第二の無線通信装置を基地局として用い、前記第一の無線通信装置を前記基地局と直接拡散符号分割多重アクセスによるマルチプルアクセス方式で通信を行う端末として用いることができる。
さらに、本発明の他の観点によると、受信信号とパイロット信号系列との相関電力を一定の時間範囲で算出して遅延プロファイルとする遅延プロファイル算出部と、この遅延プロファイルに基づいて各端末に設定すべき送信タイミングオフセット値を求める送信タイミングオフセット量算出部と、その送信タイミングオフセット値を各端末に通知する手段とを備えた無線通信装置において、前記送信タイミングオフセット量算出部は、一度の送信タイミング制御で設定される送信タイミングオフセット量に制限を設け、オフセットされた送信タイミングで送信されたパイロット信号から算出される遅延プロファイルの主要部が現在の遅延プロファイルを算出したときの時間範囲に含まれるように送信タイミングオフセット値を設定する構成であり、オフセットされた送信タイミングで送信されるパイロット信号から算出される遅延プロファイルが最初の部分から含まれるような遅延プロファイル算出範囲オフセット量を算出して、次の遅延プロファイルを算出するための時間範囲として前記遅延プロファイル算出部に設定する遅延プロファイル算出範囲オフセット量算出部を備えたことを特徴とする無線通信装置が提供される。
本発明によれば、適応送信タイミング制御方法において、一度に変化させる送信タイミングオフセット量に上限を設定し、遅延プロファイル算出範囲は送信タイミングの変化に追従させオフセットさせることで、端末において送信タイミングオフセット量を含む制御情報の復調を誤った際にも基地局側で基準パスの見落としを防止できるという効果が得られる
次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1および図2は本発明の第一の実施例を示すブロック構成図であり、第一の無線通信装置と第二の無線通信装置のそれぞれの構成例を示す。
図1に示した第一の無線無線装置は、アンテナ101と、送受信共用器(DUP:duplexer)102と、受信部103と、信号分離部104と、制御信号復調部105と、信号合成部106と、送信タイミング制御部107と、送信部108とを含んで構成される。
受信部103はアンテナ101および送受信共用器102を介して受信した第二の無線通信装置からの信号を信号分離部104に送出する。信号分離部104はデータ信号と制御信号を分離し、制御信号を制御信号復調部105に送出する。制御信号復調部105は制御信号を復調して、復調された制御情報の内の送信タイミングオフセット量を送信タイミング制御部107に送出する。信号合成部106で送信データ信号とパイロット信号を合成し、送信タイミング制御部107で送信タイミングオフセット量分信号を遅延させた後、送信部108と送受信共用器102を介してアンテナ101より第二無線通信装置へ送出する。
図2に示した第二の無線通信装置は、アンテナ201と、送受信共用器202と、受信部203と、データ復調部204と、遅延プロファイル算出部205と、パス検出部206と、基準パス検出部207と、先頭パス検出部208と、送信タイミングオフセット量算出部209と、遅延プロファイル算出範囲オフセット量算出部210と、信号合成部211と、送信部212とを含んで構成される。
受信部203は、アンテナ201および送受信共用器202を介して受信した第一の無線通信装置からの信号を、データ復調部204と遅延プロファイル算出部205に送出する。
遅延プロファイル算出部205は、パイロット信号に対して、フレームの先頭(FH: Frame Head)から遅延プロファイル算出範囲オフセット値分だけ進んだ位置から、パイロット系列とのスライディング相関を遅延プロファイル長求め、これを電力レベルに変換する。パス検出部206は、遅延プロファイルの中から、パスレベルしきい値を超える到来パスを検出する。データ復調部204は、検出された到来パスに基づいて、受信データを復調する。基準パス検出部207は、パス検出部206で検出された到来パスから、電力レベルが最大(もしくは最小パスタイミング)である到来パスを基準パスとして選択する。先頭パス検出部208は、パス検出部206で検出された到来パスから、最小パスタイミングである到来パスを先頭パスとして選択する。送信タイミングオフセット量算出部209では、基準パスが現在の遅延プロファイル算出範囲から外れない範囲(送信タイミング・基準パス範囲)内において、次回に第一の無線通信装置で送信時に付けるべき送信オフセット量を算出する。遅延プロファイル算出範囲オフセット量算出部210では、先頭パスが遅延プロファイル算出区間(S+1)の一定位置(遅延プロファイル・先頭パス範囲)内に入っているか判定する。遅延プロファイル・先頭パス範囲内に入っていない場合、遅延プロファイル算出範囲オフセットを調整し、先頭パスが遅延プロファイル・先頭パス範囲内に入るよう遅延プロファイル算出範囲オフセットを更新する。
信号合成部211では送信データ信号と送信タイミングオフセット量(制御情報)を合成し、送信部212と送受信共用器202を介してアンテナ201より第一の無線通信装置へ送出する。
図3は図2に示した送信タイミングオフセット量算出部209の動作を説明する図である。送信タイミングオフセット量算出部209では基準パスPath#2が遅延プロファイル算出範囲の先頭位置からAサンプル以内(送信タイミングシフト・パス範囲)に収まる値を上限値とし、基準パスが基準パス同期タイミング位置Tmaxに近づくよう送信タイミングオフセット量を調整する。図3は現在の送信タイミングオフセット量にAを加算し、基準パスPath#2が送信タイミングシフト・パス範囲の末尾に来るよう調整している。Aを遅延プロファイル算出範囲長に近づけて設定するに従いTmaxへの収束は早くなるが、ユーザが基地局から離れると基準パスタイミング値が大きくなり、基準パスが遅延プロファイル算出範囲から外れる可能性がある。Aを小さく設定するに従いTmaxへの収束は遅くなるが、ユーザが基地局から離れ、基準パスタイミング値が大きくなった場合も、基準パスが遅延プロファイル算出範囲から外れる可能性は低くなる。加えて基準パス以外のパスもサーチ窓から外れない確率が高まり、Tmaxへの収束までのマルチパスを利用した特性改善効果が見込める。
図4は図2に示した遅延プロファイル算出範囲オフセット量算出部210の動作を説明する図である。遅延プロファイル・先頭パス範囲を遅延プロファイル算出区間(S+1)の一定位置に固定しておき、最小タイミングを持つ到来パス(先頭パス)であるPath#1が遅延プロファイル・先頭パス範囲に入っていない場合、Path#1が遅延プロファイル・先頭パス範囲内に入るよう遅延プロファイル算出範囲オフセット量を更新する。図4では遅延プロファイル算出範囲オフセット量をW1からW3に更新することで先頭パスPath#1が遅延プロファイル・先頭パス範囲内に入っている。遅延プロファイル算出区間開始位置に対する遅延プロファイル・基準パス範囲の開始位置をBstartサンプル、遅延プロファイル算出区間の開始タイミング位置に対する遅延プロファイル・先頭パス範囲の終了位置をBendサンプル、遅延プロファイル算出範囲オフセット量調整単位をγサンプルとした場合、γ=(Bend−Bstart+1)の関係式を満たすようBend、Bstart、γを設定することで、先頭パスが遅延プロファイル・先頭パス範囲に入る遅延プロファイル算出範囲オフセット量の調整量が一意に決まる。ただしBstart、BendはBstart≦Bendなる自然数である。最終的には図5に示す先頭パスが遅延プロファイル・先頭パス範囲内かつ基準パスが同期タイミング位置Tmaxにくるよう制御される。
データ復調部204および遅延プロファイル算出部205の詳細については、DS−CDMAの一般的な構成を適用可能なため、詳細な説明は省略する。
以上の動作により、端末側で送信タイミングオフセットを誤って復調した際に生じる基準パスの見落としを防止することが可能である。
図6は本発明の第二の実施例における第二の無線通信装置のブロック構成図である。第一の無線通信装置の構成は第一の実施例と同様である。
この無線通信装置は、アンテナ301と、送受信共用器302と、受信部303と、データ復調部304と、遅延プロファイル算出部305と、パス検出部306と、基準パス検出部307と、先頭パス検出部308と、準基準パス検出部309と、送信タイミングオフセット量算出部310と、遅延プロファイル算出範囲オフセット量算出部311と、信号合成部312と、送信部313とを含んで構成される。本実施例の第二の無線通信装置の第一の実施例における第二の無線通信装置との違いは、準基準パス検出部309が追加されたこと、および送信タイミングオフセット量算出部310の動作である。これらを以下で説明する。
図7を用いて図6の準基準パス検出部309の動作を説明する。準基準パス検出部309では、パス検出部306で検出した到来パスの中から準基準パスしきい値をクリアするパスを準基準パスとして選択する。準基準パスしきい値としては、準基準パスレベルしきい値と準基準パスタイミングしきい値の2種類を設定し、電力が準基準パスレベルしきい値以上であり、基準パスとのタイミング差が準基準パスタイミングしきい値以下である基準パス以外の到来パスを準基準パスとして選択する。準基準パスレベルしきい値には基準パスからの電力レベル減衰量がαdBのレベル位置を設定する方法、もしくはノイズレベルからの電力増幅量がα’dBのレベル位置を設定する方法を用いる。ノイズレベルの算出法としては、遅延プロファイル算出区間の到来パス以外の電力を平均したものを用いる方法が考えられる。準基準パスタイミングしきい値には基準パスのタイミングから±βサンプルのタイミング位置を設定する。図7では、準基準パスレベルしきい値と準基準パスタイミングしきい値の両方をクリアしているPath#1,Path#3が準基準パスとなる。
図8は図6の送信タイミングオフセット量算出部310の動作を説明する図である。送信タイミングオフセット量算出部310では、基準パスおよび準基準パスが送信タイミングシフト・パス範囲に収まる値を上限値とし、基準パスがTmaxに近づくよう送信タイミングオフセット量を算出する。図8では、現在の送信タイミングオフセット量にAを加算し、準基準パスPath#3が送信タイミングシフト・パス範囲の末尾に来るよう調整される。
第二の実施例では、基準パスに加え、タイミング、レベルが基準パスに近い準基準パスも遅延プロファイル算出範囲から外れないため、誤り率の改善につながる。
本発明の第一の実施例における第一の無線通信装置のブロック構成図。 本発明の第一の実施例における第二の無線通信装置のブロック構成図。 送信タイミングオフセット量算出部の動作説明図。 遅延プロファイル算出範囲オフセット量算出部の動作説明図。 送信タイミング制御の定常状態を説明する図。 本発明の第二の実施例における第二の無線通信装置のブロック構成図。 準基準パス検出部の動作説明図。 送信タイミングオフセット量算出部の動作説明図。 遅延プロファイルを説明するための図。 従来の適応送信タイミング制御方法を説明する図。 従来の適応送信タイミング制御方法を説明する図。 本発明が解決しようとする課題を説明する図。 本発明が解決しようとする課題を説明する図。
符号の説明
101、201、301 アンテナ
102、202、302 送受信共用器
103、203、303 受信部
104 信号分離部
105 制御信号復調部
106、211、312 信号合成部
107 送信タイミング制御部
108、212、313 送信部
204、304 データ復調部
205、305 遅延プロファイル算出部
206、306 パス検出部
207、307 基準パス検出部
208、308 先頭パス検出部
209、310 送信タイミングオフセット量算出部
210、311 遅延プロファイル算出範囲オフセット量算出部
309 準基準パス検出部

Claims (18)

  1. 第一の無線通信装置から第二の無線通信装置にあらかじめ定められた信号系列のパイロット信号を送信し、
    前記第二の無線通信装置では、受信信号とパイロット信号系列との相関電力を一定の時間範囲で算出して遅延プロファイルとし、この遅延プロファイルに基づいて前記第一の無線通信装置に設定すべき送信タイミングオフセット値を求め、その送信タイミングオフセット値を前記第一の無線通信装置に通知し、
    前記第一の無線通信装置は、前記第二の無線通信装置から通知された送信タイミングオフセット値に基づいて自分の送信タイミングをオフセットさせる
    適応送信タイミング制御方法において、
    一度の送信タイミング制御で設定される送信タイミングオフセット量に制限を設け、
    前記第二の無線通信装置は、オフセットされた送信タイミングで送信されたパイロット信号から算出される遅延プロファイルの主要部が現在の遅延プロファイルを算出したときの時間範囲に含まれるように送信タイミングオフセット値を設定するとともに、次の遅延プロファイルを算出するための時間範囲を、オフセットされた送信タイミングで送信されるパイロット信号から算出される遅延プロファイルが最初の部分から含まれるように移動させる
    ことを特徴とする適応送信タイミング制御方法。
  2. 遅延プロファイル内で相関電力値がしきい値を越えるサンプルを到来パス、これらの到来パスのうちあらかじめ定められた基準により選択された一つのパスを基準パスとし、
    オフセットされた送信タイミングで送信されたパイロット信号から算出される遅延プロファイルのうち少なくとも前記基準パスが現在の遅延プロファイルを算出したときの時間範囲に含まれるように送信タイミングオフセット値を設定するとともに、次の遅延プロファイルを算出するための時間範囲を、オフセットされた送信タイミングで送信されたパイロット信号から算出される遅延プロファイルの最初の到来パスが所定の区間内に含まれるように移動させる
    請求項1記載の適応送信タイミング制御方法。
  3. 到来パスのうちあらかじめ定められたしきい値を越えるものを準基準パスとし、オフセットされた送信タイミングで送信されたパイロット信号から算出される遅延プロファイルのうち前記基準パスと前記準基準パスとが現在の遅延プロファイルを算出したときの時間範囲に含まれるように送信タイミングオフセット値を設定する請求項2記載の適応送信タイミング制御方法。
  4. 前記所定の区間は前記遅延プロファイルを算出するための時間範囲のうち先頭タイミング位置からBstartサンプルとBendサンプルとの間の範囲であり、次の遅延プロファイルを算出するための時間範囲をγ=Bend−Bstart+1サンプル単位で移動させる請求項2記載の適応送信タイミング制御方法。ただし、Bstart、BendはBstart≦Bendなる自然数である。
  5. オフセットされた送信タイミングで送信されたパイロット信号から算出される遅延プロファイルのうち少なくとも前記基準パスが現在の遅延プロファイルを算出したときの時間範囲内のあらかじめ定められた区間内に含まれ、かつ前記基準パスの時間位置が最終的に要求されるオフセット位置に近づくように送信タイミングオフセット値を設定する請求項2記載の適応送信タイミング制御方法。
  6. オフセットされた送信タイミングで送信されたパイロット信号から算出される遅延プロファイルのうち前記基準パスおよび前記準基準パスが現在の遅延プロファイルを算出したときの時間範囲内のあらかじめ定められた区間内に含まれ、かつ前記基準パスの時間位置が最終的に要求されるオフセット位置に近づくように送信タイミングオフセット値を設定する請求項3記載の適応送信タイミング制御方法。
  7. 前記あらかじめ定められた区間は、前記遅延プロファイルを算出するための時間範囲の先頭タイミング位置からあらかじめ定められたAサンプルの範囲である請求項5または6記載の適応送信タイミング制御方法。ただしAは自然数である。
  8. 到来パスのうち最大電力レベルを有するものを基準パスとする請求項2記載の適応送信タイミング制御方法。
  9. 到来パスのうち最大電力レベルを有するものを基準パスとし、あらかじめ定められた電力レベルを越える到来パスを準基準パスとする請求項3記載の適応送信タイミング制御方法。
  10. 前記基準パスとのタイミング差があらかじめ定められたβサンプル以下の到来パスを準基準パスとする請求項3記載の適応送信タイミング制御方法。
  11. 到来パスのうち最大電力レベルを有するものを基準パスとし、あらかじめ定められた電力レベルを越え、かつ前記基準パスとのタイミング差があらかじめ定められたβサンプル以下の到来パスを準基準パスとする請求項3記載の適応送信タイミング制御方法。
  12. 前記あらかじめ定められた電力レベルとして、前記基準パスの電力レベルをあらかじめ定められた量αdB減衰させた電力レベルを用いる請求項9または11記載の適応送信タイミング制御方法。
  13. 前記あらかじめ定められた電力レベルとして、ノイズレベルをあらかじめ定められた量α'dB増幅させた電力レベルを用いる請求項9または11記載の適応送信タイミング制御方法。
  14. 第一の無線通信装置と第二の無線通信装置とを備え、
    前記第一の無線通信装置は、第二の無線通信装置にあらかじめ定められた信号系列のパイロット信号を送信する手段(106、108)を備え、
    前記第二の無線通信装置は、受信信号とパイロット信号系列との相関電力を一定の時間範囲で算出して遅延プロファイルとする遅延プロファイル算出部(205)と、この遅延プロファイルに基づいて前記第一の無線通信装置に設定すべき送信タイミングオフセット値を求める送信タイミングオフセット量算出部(209)と、その送信タイミングオフセット値を前記第一の無線通信装置に通知する手段(211、212)とを備え、
    前記第一の無線通信装置はさらに、前記第二の無線通信装置から通知された送信タイミングオフセット値に基づいて自分の送信タイミングをオフセットさせる送信タイミング制御部(107)を備えた
    無線通信ンシステムにおいて、
    前記送信タイミングオフセット量算出部(209)は、一度の送信タイミング制御で設定される送信タイミングオフセット量に制限を設け、オフセットされた送信タイミングで送信されたパイロット信号から算出される遅延プロファイルの主要部が現在の遅延プロファイルを算出したときの時間範囲に含まれるように送信タイミングオフセット値を設定する構成であり、
    前記第二の無線通信装置はさらに、オフセットされた送信タイミングで送信されるパイロット信号から算出される遅延プロファイルが最初の部分から含まれるような遅延プロファイル算出範囲オフセット量を算出して、次の遅延プロファイルを算出するための時間範囲として前記遅延プロファイル算出部(205)に設定する遅延プロファイル算出範囲オフセット量算出部(210)を備えた
    ことを特徴とする無線通信システム。
  15. 前記第二の無線通信装置は、遅延プロファイル内で相関電力値がしきい値を越えるサンプルを到来パスと推定するパス検出部(206)と、推定された検出パスからあらかじめ定められた基準によりひとつのパスを基準パスとして選択する基準パス検出部(207)と含み、
    前記送信タイミングオフセット量算出部(209)は、オフセットされた送信タイミングで送信されたパイロット信号から算出される遅延プロファイルのうち少なくとも前記基準パスが現在の遅延プロファイルを算出したときの時間範囲に含まれるように送信タイミングオフセット値を設定する構成であり、
    前記遅延プロファイル算出範囲オフセット量算出部(210)は、次の遅延プロファイルを算出するための時間範囲として、オフセットされた送信タイミングで送信されたパイロット信号から算出される遅延プロファイルの最初の到来パスが所定の区間内に含まれるような遅延プロファイル算出範囲オフセット量を算出する構成である
    請求項14記載の無線通信システム。
  16. 前記第二の無線通信装置は、到来パスのうちあらかじめ定められたしきい値を越えるものを準基準パスとして検出する準基準パス検出部(309)を備え、
    前記送信タイミングオフセット量算出部は、オフセットされた送信タイミングで送信されたパイロット信号から算出される遅延プロファイルのうち前記基準パスと前記準基準パスとが現在の遅延プロファイルを算出したときの時間範囲に含まれるように送信タイミングオフセット値を設定する構成である
    請求項15記載の無線通信ンシステム。
  17. 前記第二の無線通信装置は基地局であり、前記第一の無線通信装置は前記基地局と直接拡散符号分割多重マルチプルアクセス方式で通信を行う端末である請求項14ないし16のいずれか記載の無線通信システム。
  18. 受信信号とパイロット信号系列との相関電力を一定の時間範囲で算出して遅延プロファイルとする遅延プロファイル算出部(205)と、この遅延プロファイルに基づいて各端末に設定すべき送信タイミングオフセット値を求める送信タイミングオフセット量算出部(209)と、その送信タイミングオフセット値を各端末に通知する手段(211、212)とを備えた無線通信装置において、
    前記送信タイミングオフセット量算出部(209)は、一度の送信タイミング制御で設定される送信タイミングオフセット量に制限を設け、オフセットされた送信タイミングで送信されたパイロット信号から算出される遅延プロファイルの主要部が現在の遅延プロファイルを算出したときの時間範囲に含まれるように送信タイミングオフセット値を設定する構成であり、
    オフセットされた送信タイミングで送信されるパイロット信号から算出される遅延プロファイルが最初の部分から含まれるような遅延プロファイル算出範囲オフセット量を算出して、次の遅延プロファイルを算出するための時間範囲として前記遅延プロファイル算出部(205)に設定する遅延プロファイル算出範囲オフセット量算出部(210)を備えた
    ことを特徴とする無線通信装置。
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