JP2007036942A - 状況通信装置及び状況通信装置プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の状況通信装置と通信を行い、他の状況通信装置の状況を混乱なく表示する状況通信装置及び状況通信装置プログラムを提供する。
【解決手段】 状況通信装置1は近隣の状況通信装置1同士において通信可能であり、種々のセンサ及びアクチュエータを備えている。そして、センサ値から自信の状況や自身を使用している人物の状況を示す指標情報が決定され、その指標情報に基づいてアクチュエータによりその状況を表示する。また、指標情報を他の情報通信装置1へ送信する。指標情報を受信した状況通信装置1では、一定期間に受信した指標情報の示す状況をカウントし、最も多い状況を他の情報通信装置1の状況やその使用者の状況として表示している(第1の実施の形態)。
【選択図】 図1

Description

本発明は、状況通信装置及び状況通信装置プログラムに関するものであり、詳細には、複数の状況通信装置と通信を行う状況通信装置及び状況通信装置プログラムに関するものである。
従来、電子装置では種々の状況を表示するためには、状況の数だけLED等の表示手段を設けて、点灯/点滅によって状況を表示させたり、特許文献1に記載の発明の通信装置のように点滅パターンを状況ごとに持たせることにより1つの表示手段で状況を表示させたりしている。また、特許文献2に記載の発明のコンテンツ表示装置では、ネットワークから種々のコンテンツが配信される際に、配信者側でより多くのコンテンツを利用者に閲覧してもうために、それぞれのコンテンツの一部を一定時間表示した後、自動的に別のコンテンツの一部を一定時間表示するというように、種々のコンテンツを利用者の手間なく順に表示させている。
特開平11−306445公報 特開2004−228721号公報
しかしながら、他の状況通信装置と通信を行い、他の状況通信装置の状況を受信して、その状況を表示する状況通信装置において、種々の状況ごとに表示手段の表示態様を持たせて状況を表示させる場合、多数の状況通信装置からの状況を受信した際には、特許文献2に記載の発明のコンテンツ表示装置のように、状況を一定時間表示して、次の状況を一定時間表示するというような表示方法では、全ての状況を順繰り表示すると、全ての状況を表示し終わるには多くの時間がかかってしまうという問題点がある。また、短い時間に表示させようとすると、表示が煩雑に切り替わってしまい表示している内容がよく分からなくなってしまうという問題点がある。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであり、複数の状況通信装置と通信を行い、他の状況通信装置の状況を混乱なく表示する状況通信装置及び状況通信装置プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明の状況通信装置では、使用者の生体情報又は自身の状態を計測する1つ又は複数の計測手段と、使用者又は自身の状況を表現する1つ又は複数の状況表現手段と、前記計測手段により計測された計測情報又は前記計測情報に基づく情報である計測関連情報を送信する送信手段と、前記計測関連情報を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した前記計測関連情報に応じて前記状況表現手段を制御する状況表現制御手段と、前記受信手段が所定時間内に複数の前記計測関連情報を受信した場合に、いずれの前記計測関連情報に応じた状況を前記状況表現手段を用いて表現するかを決定する情報選択手段と、前記状況表現制御手段は前記情報選択手段により選択された前記計測関連情報に応じて前記状況表現手段を制御することを特徴とする。
また、請求項2に係る発明の状況通信装置では、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記情報選択手段は、前記所定時間内に前記受信手段により受信された前記計測関連情報の件数を内容別に計数する計数手段を備え、当該計数手段により計数された数が最も多い内容の前記計測関連情報を選択することを特徴とする。
また、請求項3に係る発明の状況通信装置では、請求項1又は2に記載の発明の構成に加えて、前記情報選択手段は、前記所定時間内に前記受信手段により受信された前記計測関連情報の件数を内容別に計数する計数手段と、前記計測関連情報に対応して、当該計測関連情報ごとに割り当てられた重みであるレベル値を記憶するレベル値記憶手段と、前記計測関連情報ごとに、前記計数手段により計数された件数と前記レベル値記憶手段に記憶されているレベル値とを乗じた値であるレベル積値を算出するレベル積値算出手段と、当該レベル積値算出手段により算出されレベル積値の平均値を算出する平均算出手段と、当該平均算出手段により算出された前記平均値に最も近い前記レベル積値である最寄値を判定する最寄値判定手段とを備え、当該最寄値判定手段により前記最寄値と判定されたレベル積値を有する前記計測関連情報を選択することを特徴とする。
また、請求項4に係る発明の状況通信装置では、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記情報選択手段は、前記所定時間内に前記受信手段により受信された前記計測関連情報の件数を内容別に計数する計数手段と、前記計測関連情報に対応して、当該計測関連情報ごとに割り当てられた重みであるレベル値を記憶するレベル値記憶手段と、前記受信手段が受信した前記計測関連情報のうち最も前記レベル値の大きい情報又は最もレベル値の小さい情報を判定するレベル値判定手段とを備え、当該レベル値判定手段により最もレベル値が大きい情報又は最もレベル値が小さい情報として判定された前記計測関連情報を選択することを特徴とする。
また、請求項5に係る発明の状況通信装置では、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記情報選択手段は、前記所定時間内に前記受信手段により受信された前記計測関連情報の件数を内容別に計数する計数手段と、前記計測関連情報に対応して、当該計測関連情報ごとに割り当てられた重みである重み係数を記憶する重み係数記憶手段と、前記計測関連情報ごとに、前記計数手段により計数された件数と前記重み係数記憶手段に記憶されている重み係数を乗じた値を算出する重み係数積値算出手段とを備え、当該重み係数積値算出手段により算出された値のうち最も大きい値を有する前記計測情報を選択することを特徴とする。
また、請求項6に係る発明の状況通信装置では、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記情報選択手段は、前記所定時間内に前記受信手段により受信された前記計測関連情報のうち、最初に受信された前記計測関連情報を選択することを特徴とする。
また、請求項7に係る発明の状況通信装置では、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記送信手段は、前記計測関連情報と共に自身を他の状況通信装置と識別するためのID情報を送信し、前記受信手段は、前記計測関連情報と共に前記ID情報を受信し、前記情報選択手段は、前記所定時間内に前記受信手段により受信された前記計測関連情報をID情報別に計数するID別計数手段を備え、当該ID別計数手段により計数された数が最も多いID情報において、最後に受信された前記計測関連情報を選択することを特徴とする。
また、請求項8に係る発明の状況通信装置では、請求項1乃至7のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記送信手段は、前記計測関連情報と共に自身を他の状況通信装置と識別するためのID情報を送信し、前記受信手段は、前記計測関連情報と共に前記ID情報を受信し、前記情報選択手段は、前記計測関連情報を受信した際に、前記所定時間内にすでに同一の前記ID情報の前記計測関連情報を受信していた場合に、前回の受信から今回の受信までの時間を今回の受信の受信間隔時間として算出する受信間隔時間計測手段とを備え、当該受信間隔時間計測手段により計測された前記受信間隔時間のうち、最も短い時間の受信間隔となった前記ID情報の前記計測関連情報を選択することを特徴とする。
また、請求項9に係る発明の状況通信装置では、請求項1乃至8のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記計測情報から使用者の状況又は自身の状況に関する情報である指標情報を作成する指標情報作成手段を備え、前記送信手段は前記計測関連情報として前記指標情報を送信し、前記受信手段は前記計測関連情報として前記指標情報を受信し、前記状況表現制御手段は、前記指標情報に応じて前記状況表現手段を制御することを特徴とする。
また、請求項10に係る発明の状況通信装置では、請求項9に記載の発明の構成に加えて、前記指標情報作成手段は、前記指標情報を決定するための指標情報決定手順を記憶する指標情報決定手順記憶手段と、当該指標情報決定手順記憶手段に記憶されている前記指標情報決定手順に基づいて、前記計測情報から前記指標情報を決定する指標情報決定手段とを備え、前記状況表現制御手段は、前記状況表現手段を制御するための情報である制御情報を前記指標情報から決定するための制御情報決定手順を記憶する制御情報決定手順記憶手段と、当該制御情報決定手順記憶手段に記憶されている前記制御情報決定手順に基づいて、前記指標情報から前記制御情報を決定する制御情報決定手段とを備えていることを特徴とする。
また、請求項11に係る発明の状況通信プログラムでは、請求項1乃至10のいずれかに記載の状況通信装置の各種処理手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
請求項1に係る発明の状況通信装置では、1つ又は複数の計測手段が、使用者の生体情報又は自身の状態を計測し、1つ又は複数の状況表現手段が、使用者又は自身の状況を表現し、送信手段は、計測手段により計測された計測情報又は計測情報に基づく情報である計測関連情報を送信し、受信手段は、計測関連情報を受信し、状況表現制御手段は、受信手段が受信した計測関連情報に応じて状況表現手段を制御し、情報選択手段は、受信手段が所定時間内に複数の計測関連情報を受信した場合に、いずれの計測関連情報に応じた状況を状況表現手段を用いて表現するかを決定し、状況表現制御手段は情報選択手段により選択された計測関連情報に応じて状況表現手段を制御することができる。したがって、複数の状況通信装置の計測関連情報を短時間に受信しても、全ての計測情報についての表示を各々して、頻繁に表示が切り替わったり、表示が遅延したりすることがないので、状況通信装置の使用者によって分かりやすい表示を行うことができる。
また、請求項2に係る発明の状況通信装置では、請求項1に記載の発明の効果に加えて、情報選択手段の計数手段は、所定時間内に受信手段により受信された計測関連情報の件数を内容別に計数することができる。そして、計数手段により計数された数が最も多い内容の計測関連情報を選択することができる。したがって、複数の状況通信装置の計測関連情報を短時間に受信した際に、計測関連情報を送信した他の状況通信装置の状況のうち最も多い状況を表示することができるので、頻繁に表示が切り替わらず状況通信装置の使用者によって分かりやすい表示を行うことができる。また、状況通信装置の個々の状況でなく、計測関連情報を送信した状況通信装置をグループと捉え、グループの状況を表示することができる。
また、請求項3に係る発明の状況通信装置では、請求項1又は2に記載の発明の効果に加えて、情報選択手段の計数手段は、所定時間内に受信手段により受信された計測関連情報の件数を内容別に計数し、レベル値記憶手段は、計測関連情報に対応して、計測関連情報ごとに割り当てられた重みであるレベル値を記憶し、レベル積値算出手段は、計測関連情報ごとに、計数手段により計数された件数とレベル値記憶手段に記憶されているレベル値とを乗じた値であるレベル積値を算出し、平均算出手段は、レベル積値算出手段により算出されレベル積値の平均値を算出し、最寄値判定手段は、平均算出手段により算出された平均値に最も近いレベル積値である最寄値を判定することができる。そして、最寄値判定手段により最寄値と判定されたレベル積値を有する計測関連情報を選択することができる。したがって、状況に重みが付けられており、計測関連情報を送信した他の状況通信装置の状況のうち、重みも考慮して1つの状況を選択、表示することができるので、頻繁に表示が切り替わらず状況通信装置の使用者によって分かりやすい表示を行うことができる。また、状況通信装置の個々の状況でなく、計測関連情報を送信した状況通信装置をグループと捉え、グループの状況を表示することができる。
また、請求項4に係る発明の状況通信装置では、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、情報選択手段の計数手段は、所定時間内に受信手段により受信された計測関連情報の件数を内容別に計数し、レベル値記憶手段は、計測関連情報に対応して、計測関連情報ごとに割り当てられた重みであるレベル値を記憶し、レベル値判定手段は、受信手段が受信した計測関連情報のうち最もレベル値の大きい情報又は最もレベル値の小さい情報を判定することができる。そして、レベル値判定手段により最もレベル値が大きい情報又は最もレベル値が小さい情報として判定された計測関連情報を選択することができる。したがって、状況に重みが付けられており、計測関連情報を送信した他の状況通信装置の状況のうち、重みも考慮して1つの状況を選択、表示することができるので、頻繁に表示が切り替わらず状況通信装置の使用者によって分かりやすい表示を行うことができる。また、状況通信装置の個々の状況でなく、計測関連情報を送信した状況通信装置をグループと捉え、グループの状況を表示することができる。
また、請求項5に係る発明の状況通信装置では、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明の効果に加えて、情報選択手段の計数手段は、所定時間内に受信手段により受信された計測関連情報の件数を内容別に計数し、重み係数記憶手段は、計測関連情報に対応して、計測関連情報ごとに割り当てられた重みである重み係数を記憶し、重み係数積値算出手段は、計測関連情報ごとに、計数手段により計数された件数と重み係数記憶手段に記憶されている重み係数を乗じた値を算出することができる。そして、重み係数積値算出手段により算出された値のうち最も大きい値を有する計測情報を選択することができる。したがって、状況に重みが付けられており、計測関連情報を送信した他の状況通信装置の状況のうち、重みも考慮して1つの状況を選択、表示することができるので、頻繁に表示が切り替わらず状況通信装置の使用者によって分かりやすい表示を行うことができる。また、状況通信装置の個々の状況でなく、計測関連情報を送信した状況通信装置をグループと捉え、グループの状況を表示することができる。
また、請求項6に係る発明の状況通信装置では、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明の効果に加えて、情報選択手段は、所定時間内に受信手段により受信された計測関連情報のうち、最初に受信された計測関連情報を選択することができる。したがって、計測関連情報を送信した他の状況通信装置の状況のうち、最初に受信された計測関連情報の状況を表示することができるので、頻繁に表示が切り替わらず状況通信装置の使用者によって分かりやすい表示を行うことができる。
また、請求項7に係る発明の状況通信装置では、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明の効果に加えて、送信手段は、計測関連情報と共に自身を他の状況通信装置と識別するためのID情報を送信し、受信手段は、計測関連情報と共にID情報を受信し、情報選択手段のID別計数手段は、所定時間内に受信手段により受信された計測関連情報をID情報別に計数することができる。そして、ID別計数手段により計数された数が最も多いID情報において、最後に受信された計測関連情報を選択することができる。したがって、計測関連情報を送信した他の状況通信装置の状況のうち、最も多く計測関連情報を送信した状況通信装置の状況を選択、表示することができるので、頻繁に表示が切り替わらず状況通信装置の使用者によって分かりやすい表示を行うことができる。
また、請求項8に係る発明の状況通信装置では、請求項1乃至7のいずれかに記載の発明の効果に加えて、送信手段は、計測関連情報と共に自身を他の状況通信装置と識別するためのID情報を送信し、受信手段は、計測関連情報と共にID情報を受信し、情報選択手段の受信間隔時間計測手段は、計測関連情報を受信した際に、所定時間内にすでに同一のID情報の計測関連情報を受信していた場合に、前回の受信から今回の受信までの時間を今回の受信の受信間隔時間として算出することができる。そして、受信間隔時間計測手段により計測された受信間隔時間のうち、最も短い時間の受信間隔となったID情報の計測関連情報を選択することができる。したがって、計測関連情報を送信した他の状況通信装置の状況のうち、最も受信間隔の短い状況通信装置の状況を表示することができるので、頻繁に表示が切り替わらず状況通信装置の使用者によって分かりやすい表示を行うことができる。
また、請求項9に係る発明の状況通信装置では、請求項1乃至8のいずれかに記載の発明の効果に加えて、指標情報作成手段は、計測情報から使用者の状況又は自身の状況に関する情報である指標情報を作成することができる。そして、送信手段は計測関連情報として指標情報を送信し、受信手段は計測関連情報として指標情報を受信し、状況表現制御手段は、指標情報に応じて状況表現手段を制御することができる。したがって、状況通信装置の状況や状況通信装置の使用者の状況から指標情報を作成して、送信することができるので、送信元の状況通信装置において自身の状況若しくは自身の使用者の状況、又は、それらの状況を決定するための補助となる情報が作成されるので、指標情報を受信した状況通信装置では計測情報を解析する必要がない。また、計測情報をそのまま送信するよりもデータ量が少なくてすむ。
また、請求項10に係る発明の状況通信装置では、請求項9に記載の発明の効果に加えて、指標情報作成手段の指標情報決定手順記憶手段は、指標情報を決定するための指標情報決定手順を記憶し、指標情報決定手段は、指標情報決定手順記憶手段に記憶されている指標情報決定手順に基づいて、計測情報から指標情報を決定することができる。そして、状況表現制御手段の制御情報決定手順記憶手段は、状況表現手段を制御するための情報である制御情報を指標情報から決定するための制御情報決定手順を記憶し、制御情報決定手段は、制御情報決定手順記憶手段に記憶されている制御情報決定手順に基づいて、指標情報から制御情報を決定するとことができる。したがって、制御情報を予め記憶されている情報から指標情報に基づいて決定して状況表現手段を制御することができるので、指標情報を受信した状況通信装置では、指標情報に基づいて制御情報を決定するのみで、種々の状況表現手段の制御を決定する必要がない。
また、請求項11に係る発明の状況通信プログラムでは、請求項1乃至10のいずれかに記載の状況通信装置の各種処理手段としてコンピュータを機能させることができる。
以下、本発明の状況通信装置及び状況通信プログラムの第1の実施の形態から第7の実施の形態までを図面を参照して説明する。なお、第1の実施の形態から第7の実施の形態における状況通信装置1の構成や状況通信装置1同士の関係は同様である。そこで、始めに図1乃至図4を参照して、状況通信装置1について説明する。次いで、各実施の形態について詳しく説明する。
図1は、本発明の状況通信装置1を用いた状況表示システムの構成を示すシステム構成図である。図2は、状況通信装置1の平面図であり、図3は、状況通信装置1の底面図であり、図4は状況通信装置1の電気的構成を示すブロック図である。
図1に示すように、状況通信装置1は状況通信装置1同士において、近隣に存在する場合に通信が可能となっており、自信の状況や自身を使用している人物の状況を表示したり、通信した他の状況通信装置1の状況やその状況通信装置1を使用している人物の状況を表示したりすることができる。そして、図2及び図3に示すように、状況通信装置1は球体であり、サイズは人の手のひらに納まるものである。そして、その内部には、状況通信装置1の制御を司るCPU10、ROM20、RAM30等(図4参照)を備えた基板が収納されている。そして、状況通信装置1の表面及び基板上には、各種モジュール(各種センサや各種アクチュエータ)が設けられている。
ここで、図4を参照して、状況通信装置1の電気的構成について説明する。状況通信装置1にはその制御を司るCPU10が設けられており、バス80を介して、各種のデータを一時的に記憶するRAM30、制御プログラム等を記憶したROM20、時間を計測する計時装置40、他の状況通信装置1と送受信するための送受信部50等が接続している。そして、状況通信装置1の表面に設けられている各種モジュールが拡張ポート90、I/Oインタフェイス70、バス80を介してCPU10に接続している。そして、I/Oインタフェイス70には、各種センサの値をデジタルデータに変換するAD交換器75が接続している。なお、図示しないが状況通信装置1はバッテリーにより電源供給されている。また、無線通信網の基地局と通信してインターネットに接続するための通信部やPCと接続するためのポート(例えば、有線のUSBポートなど)を備え、インターネットを介して他の状況通信装置1と通信を行ったり、インターネット上のサーバに接続して種々の情報を授受したり、PCと種々の情報を授受したりできるようにしてもよい。
図4に示す例では、各種モジュールとして、状況通信装置1の状態を計測するための計測手段である曲げセンサ11,加速度センサ12,温度センサ13,光センサ14,感圧センサ15,湿度センサ16,マイク29が設けられており、状況通信装置1の使用者の状態を計測するための計測手段として、体温センサ17,発汗センサ18,心拍センサ19が設けられている。
曲げセンサ11は、歪ゲージを用いて状況通信装置1の表面の歪み具合を計測し、使用者により状況通信装置1が握られているかどうかやその強さを計測する。加速度センサ12は、静電容量の変化、圧電セラミック等を利用する加速度センサであり、状況通信装置1の動き(状況通信装置1にかかった加速度とその方向)を計測し、使用者により状況通信装置1が振られている状況やその速さを計測する。温度センサ13は、白金測温抵抗体、サーミスタ、熱電対などを用いている、所謂温度計であり、状況通信装置1の周囲の温度を計測する。光センサ14は、フォトトランジスタやCdS等を利用した光の強さを計測するセンサであり、状況通信装置1の表面に設けられている。感圧センサ15は、所謂圧力センサであり、状況通信装置1の表面に設けられ、導電性ゴムに定抵抗を直列接続し、ある電圧をかけて導電性ゴムの分圧値を測定することにより状況通信装置1にかかった圧力を計測し、使用者により状況通信装置1が押されていたり、どこかに押し付けられていたりするかを計測する。湿度センサ16は、状況通信装置1の表面に設けられ、セラミックスや高分子を用いて状況通信装置1の周りの空気中の水分量を計測する。マイク29は音声等、状況通信装置1の周囲の音を入力する。
体温センサ17は、白金測温抵抗体、サーミスタ、熱電対などを用いている、所謂温度計であり、状況通信装置1に触れている手のひらや指の温度を計測する。発汗センサ18は、小型の湿度センサであり、状況通信装置1の表面に設けられ、触れているものの表面の汗の量を、水分の蒸発量を測定することにより計測する。なお、発汗センサ18の単位はmg/cm/minであり、1分間に1cmで測定される汗の量が計測される。心拍センサ19は所謂圧力センサであり、状況通信装置1の表面に設けられている。そして、血流の圧力を計測して触れている人の心拍(脈拍数)を計測する。
また、状況通信装置1の状況や状況通信装置1の利用者の状況を表示するための状況表示手段として、LED21,フラッシュランプ22,モーター23,ヒーター24,スピーカー25が設けられている。そして、LED21は種々の色、明るさで点灯する。フラッシュランプ22は種々の強さで発光する。モーター23は状況通信装置1を振動させる。ヒーター24は状況通信装置1の表面を低温(利用者が暖かさを感じ、やけどをしない温度)で熱する。スピーカー25は音声を出力する。
なお、状況表示手段は自身の状況や自身の使用者の状況を表示するものと、他の状況通信装置1の状況や他の状況通信装置1の使用者の状況を表示するものとが設けられており、球面が二分されて、片方の半球101(図2において見えている側の半球)の表面に他の状況通信装置1側の表示がなされ、他方の半球102(図3において見えている側の半球)の表面に自身側の表示がなされる。
第1〜第7の実施の形態では、LED21での状況の表示を例に挙げて説明する。LED21は合計12個の設けられており(LED211〜LED222)、LED211〜LED216の6個は自身側の状況を表示するために半球101の内部に設けられ、LED217〜222の6個は他の状況通信装置1の状況を表示するために半球102の内部に設けられている。状況通信装置1の筐体は光を透過する素材(例えば、半透明のプラスチック樹脂等)で作られており、LED211〜LED216が点灯すると半球101側が光り、LED217〜222のいずれかが点灯すると半球102側が光る。なお、LED211,217は赤色のLEDであり、LED212,218はピンクのLEDであり、LED213,219は黄色のLEDであり、LED214,220は白色のLEDであり、LED215,221は緑色のLEDであり、LED216,222は水色のLEDであり、色によって状況が判別できるようになっている。
第1〜第7の実施の形態では、状況として「大興奮(状況番号1)」,「興奮(状況番号2)」,「ドキドキ(状況番号3)」,「緊張(状況番号4)」,「楽しい(状況番号5)」,「気になる(状況番号6)」を考える。そこで、状況通信装置1のROM20には各状況の場合にどの色のLEDを点灯するかの情報(出力情報)が記憶されている。図5はROM20の出力情報記憶エリア121の構成を示す模式図である。図5に示すように、状況番号に対応してLED色が記憶されている。状況番号1(大興奮)では色番号1(赤)、状況番号2(興奮)では色番号2(ピンク)、状況番号3(ドキドキ)では色番号3(黄)、状況番号4(緊張)では色番号4(白)、状況番号5(楽しい)では色番号5(緑)、状況番号6(気になる)では色番号6(水色)である。なお、状況番号「0」として、何保表示しない「非表示」という状態と、LEDを点灯させない「0」という色番号を設けている。
状況通信装置1は、各種センサ11〜19,29において状況通信装置1を使用している人物(使用者)の生体情報や状況通信装置1の状態の変化を計測する。そして、計測結果である計測情報から、所定のルールに基づいて使用者の状況を示す指標情報が決定される。この指標情報は、自身で使用することもできるが、他の状況通信装置1へ送信することもできる。なお、第1〜第7の実施の形態では、この指標情報として状況通信装置1の使用者の状況を示す状況番号を用いる。
また、各種アクチュエータ21〜26は、自身の計測手段により計測された計測情報から決定された指標情報、又は、他の状況通信装置1から受信した指標情報から所定のルールに基づいて決定された表現形態で制御し、使用者の状況を表現することができる。第1〜第7の実施の形態では、前述したようにROM20の出力情報記憶エリア121に基づいて状況番号に対応した色のLEDが点灯される。なお、指標情報が自身の計測情報から決定された指標情報について表示する場合には、LED211〜216の対応色のLEDが点灯し、他の状況通信装置1から受信した指標情報について表示する場合には、LED217〜222の対応色のLEDが点灯する。
ここで、他の状況通信装置1の状況を表示する場合について考える。1つの状況通信装置が一度だけ指標情報を送信してくる場合には、受信した指標情報で示されている状況番号に基づいて、LED217〜222のいずれかを点灯させればよいが、一定時間のうちに多数の状況通信装置1からの指標情報を受信したり、他の状況通信装置1から複数の指標情報を受信したりした場合、各々の指標情報で示されている状況を表示していると、どの状況を表示しているのか分からなくなってしまったり、表示が遅延したりする。そこで、本発明の状況通信装置及び状況通信プログラムでは、一定時間に受信した指標情報に基づいて、1つの状況を選択し、その状況をLED217〜222のいずれかに表示する。この際の状況の選択方法が第1〜第7の実施の形態で異なる。
そこで、第1〜第7の実施の形態での状況の選択方法について簡単に説明し、その後、第1の実施の形態から順に詳細について説明する。第1の実施の形態では、所定時間(例えば、10秒)に受信した指標情報により示されている状況を種類(状況番号)ごとにカウントし、最も多い状況をLED217〜222に表示する。第2の実施の形態では、状況の種類(状況番号)ごとにレベル値が割り当てられており、各状況の件数とレベル値とを乗じた値の平均値を算出し、件数とレベル値との積が最も平均値に近い状況をLED217〜222に表示する。第3の実施の形態では、状況の種類(状況番号)ごとにレベル値が割り当てられており、最も高いレベル値の状況をLED217〜222に表示する。第4の実施の形態では、状況の種類(状況番号)ごとに重み係数が割り当てられており、各状況の件数と重み係数とを乗じた値が最も大きい状況をLED217〜222に表示する。第5の実施の形態では、所定時間(例えば、10秒)に最初に受信した指標情報により示されている状況をLED217〜222に表示する。第6の実施の形態では、所定時間(例えば、10秒)に最も多くの指標情報を送信した状況通信装置1の最後の指標情報により示されている状況をLED217〜222に表示する。第7の実施の形態では、最も短い間隔で指標情報を送信した状況通信装置1の最後の指標情報により示されている状況をLED217〜222に表示する。
まず、第1の実施の形態について図6乃至図12を参照して説明する。第1の実施の形態では、所定時間(例えば、10秒)に受信した指標情報により示されている状況を種類(状況番号)ごとにカウントし、最も多い状況をLED217〜222に表示するものである。
図6は、第1の実施の形態のRAM30の記憶エリアの構成を示す模式図であり、図7は、RAM30の受信件数記憶エリア135の構成を示す模式図である。そして、図8は、受信メイン処理のフローチャートであり、図9は、受信メイン処理の中で行われる受信処理のフローチャートであり、図10は、受信処理の中で行われる判断処理のフローチャートであり、図11は、出力メイン処理のフローチャートであり、図12は、出力メイン処理の中で行われる他情報出力処理のフローチャートである。
まず、図6を参照して受信処理及び出力処理で使用される種々の変数について説明する。RAM30には、状況カウンタK記憶エリア131,状況番号記憶エリア132,状況数記憶エリア133,決定状況番号記憶エリア134,受信件数記憶エリア135,現在時刻記憶エリア136等が設けられている。状況カウンタK記憶エリア131では、判断処理において各状況の受信件数を読み出す際のループカウンタである状況カウンタKが更新される。そして、状況番号記憶エリア132には、判断処理において状況ごとの受信件数をチェックする際にその時点で最も多い件数の状況番号が記憶され、状況数記憶エリア133には判断処理において状況ごとの受信件数をチェックする際にその時点で最も多い件数の状況の件数である状況数が記憶される。そして、決定状況番号記憶エリア134には、全ての状況の中で最も件数の多かった状況の状況番号が記憶される。そして、受信件数記憶エリア135には、所定時間(例えば、10秒)に受信した指標情報の件数が状況ごとにカウントされた値が記憶される(図7参照)。そして、現在時刻記憶エリア136には一定時間の計測を開始する際の時刻がセットされる。
次に、図7を参照して受信件数記憶エリア135について説明する。図7に示すように、状況番号ごとに件数欄が設けられている。図7に示す例では、状況番号「1」は2件、状況番号「2」は3件、状況番号「3」は0件、状況番号「4」は4件、状況番号「5」は0件、状況番号「6」は1件である。
次に、図8乃至図10のフローチャートを参照して、受信メイン処理について説明する。図8に示すように、この受信メイン処理は、状況通信装置1の電源がオンされると開始されて、受信処理が行われ(S1、図9参照)、電源オフの確認が行われて(S2)、電源がオフされていなければ(S2:NO)、再び受信処理が行われる(S1)。そして、電源がオフされるまで(S2:YES)、繰り返し受信処理が行われる(S1)。なお、この受信メイン処理と共に出力メイン処理(図11参照)も電源オンに伴い開始され、電源がオフされるまで継続して実施されている。
次に、図9及び図10を参照して第1の実施の形態における受信処理について説明する。図9に示すように、まず、受信件数記憶エリア135の件数欄の値が「0」にリセットされ、一定時間(例えば、10秒)を計測するために計時装置40から現在時刻が取得され、RAM30の現在時刻記憶エリア136にセットされて計測が開始される(S6)。
次いで、一定時間が経過したか否かの判断が行われる(S7)。ここでは、計時装置40から現在時刻が取得され、現在時刻記憶エリア136に記憶されている時刻からの経過時間が計測されて、所定時間(例えば、10秒)以上であるか否かが判断される。一定時間が経過していなければ(S7:NO)、他の状況通信装置1からデータを受信したか否かの判断が行われる(S8)。データを受信していなければ(S8:NO)、S7へ戻る。データを受信していれば(S8:YES)、受信したデータを解析して、受信件数記憶エリア135の指標情報が示している状況の状況番号欄に「1」が加算される(S9)。そして、S7へ戻る。
そして、S7〜S9の処理が繰り返し行われ、一定時間が経過したら(S7:YES))、判断処理が行われて(S10、図10参照)、受信メイン処理へ戻る。
判断処理では、図10に示すように、まず、状況番号記憶エリア132に「状況無し」を示す初期値の「0」がセットされ、状況数記憶エリア133にも初期値の「0」がセットされる(S11)。そして、状況カウンタK記憶エリア131の状況カウンタKに初期値の「1」がセットされる(S12)。
そして、全ての状況のチェックが終了したか否かを判断するために、状況カウンタKの値(フローチャートでは「K」と表示する)が全ての状況の種類の数である「6」より大きいか否かの判断が行われる(S13)。「6」より大きくなければ(S13:NO)、受信件数記憶エリア135に記憶されている、K番目の状況の件数が状況数記憶エリア133に記憶されている値よりも大きいか否かの判断が行われる(S14)。状況カウンタKの値は「1」であるので、図7に示す例では状況番号「1」の件数は「2」であり、状況数「0」よりも大きいので(S14:YES)、状況番号に状況カウンタKの値「1」がセットされ(S15)、状況数に状況番号「1」の件数「2」がセットされる(S16)。そして、状況カウンタKに「1」が加算されて「2」となり(S17)、S13へ戻る。
S13では、状況カウンタKの値は「2」であり「6」よりも大きくないので(S13:NO)、2番目の状況の件数が受信件数記憶エリア135から「3」件と読み出され、状況数「2」よりも大きいので(S14:YES)、状況番号に「2」がセットされて(S15)、状況数に「3」がセットされる(S16)。そして、状況カウンタKに「1」が加算されて「3」となり(S17)、S13へ戻る。
そして、S13では、状況カウンタKの値は「3」であり「6」よりも大きくないので(S13:NO)、2番目の状況の件数が受信件数記憶エリア135から「0」件と読み出され、状況数「3」よりも大きくないので(S14:NO)、そのままS17へ進み、状況カウンタKに「1」が加算されて「3」となり(S17)、S13へ戻る。このようにして、S13〜S17の処理が繰り返され、状況カウンタKの値が「6」よりも大きくなったら(S13:YES)、S18へ進み、状況番号記憶エリア132に記憶されている値が決定状況番号記憶エリア134へセットされて(S18)、受信処理へ戻り、受信メイン処理へ戻る。なお、図7に示す例では、4番目の受信件数4件が最も多いので、状況番号記憶エリア132には「4」が記憶されており、決定状況番号記憶エリア134には「4」が記憶されることとなる。
次に、図11及び図12のフローチャートを参照して、出力メイン処理について説明する。まず、他の状況通信装置1からの受信結果として、決定状況番号記憶エリア134に記憶されている状況番号が取得される(S101)。そして、自身の各種センサ11〜19,29からセンサ値(計測情報)が取得される(S102)。そして、取得されたセンサ値に基づいて自身の状況(環境)や使用者の状況(感情)が推論される感情推論/環境推論処理が行われ、指標情報が決定される(S103)。各種指標情報に対応して、その指標情報とされる各種センサの値の条件が予めROM20に記憶されており(「指標情報決定手順記憶手段」に該当する)、この感情推論/環境推論処理では、S102で取得されたセンサ値がどの指標情報の条件に該当するかの判断が行われて指標情報が決定される。そして、感情推論/環境推論処理で決定された指標情報に基づいて、自身の状況がLED211〜216に表示される(S104)。
そして、他情報出力処理が行われ(S105、図12参照)、他の状況通信装置1の状況がLED217〜222に表示される。そして、S13の感情推論/環境推論処理で決定された指標情報が他の状況通信装置1に送信され(S106)、電源がオフされていなければ(S107:NO)、S101へ戻り、繰り返しS101〜S107が行われ、継続的に自己の状況や他の状況通信装置の状況が表示される。なお、電源がオフされたら(S107:YES)、出力メイン処理は終了する。なお、後述する第6の実施の形態及び第7の実施の形態では、S106において指標情報と共に、自身を他の情報通信装置1と識別するためのIDを送信する。
他情報出力処理では、図12に示すように、まず、状況カウンタKに初期値の「1」がセットされる(S111)。そして、状況カウンタKの値が全ての状況の種類の数である「6」より大きいか否かの判断が行われる(S112)。「6」より大きくなければ(S102:NO)、ROM20の出力情報記憶エリア121に記憶されている出力情報のテーブルのK番目の状況番号と、決定状況番号記憶エリア134に記憶されており、S101で取得された番号とが一致するか否かの判断が行われる(S113)。一致していなければ(S113:NO)、状況カウンタKに「1」が加算されて(S114)、S112へ戻る。
出力情報のテーブルのK番目の状況番号と決定状況番号とが一致していれば(S113:YES)、K番目のLED色番号欄の値が示しているLEDが点灯されて(S115)。出力メイン処理へ戻る。図7に示す例では、決定情報番号が「4」であるので、4番目に記憶されている白色のLED220が点灯される。なお、出力情報のテーブルのK番目の状況番号と決定状況番号とが一致せずに(S113:NO)、状況カウンタKの値が「6」よりも大きくなったら(S112:YES)、0番目のLED色番号欄の値の処理、すなわちLEDは全て消灯される(S115)。そして、出力メイン処理へ戻る。
以上のようにして、第1の実施の形態では、受信した指標情報の示す状況のうち最も多い状況を他の状況通信装置1の状況としてLED217〜222に表示することができる。よって、複数の人が状況通信装置1を持っている中で、全体の状況を掴みたいような場合には、もっとも多い状況が表示されるので有効である。
次に、図13乃至図15を参照して、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では、状況の種類(状況番号)ごとにレベル値が割り当てられており、各状況の件数とレベル値とを乗じた値の平均値を算出し、件数とレベル値との積が最も平均値に近い状況をLED217〜222に表示する。
図13は、第2の実施の形態のRAM30の記憶エリアの構成を示す模式図であり、図14は、第2の実施の形態のROM20のレベル値記憶エリア122の構成を示す模式図であり、図15は、第3の実施の形態の判断処理のフローチャートである。
まず、図13を参照して、受信処理及び出力処理で使用される種々の変数について説明する。RAM30には、現在時刻記憶エリア231,状況カウンタK記憶エリア232,決定状況番号記憶エリア233,受信件数記憶エリア234,状況数記憶エリア235,レベル値合計記憶エリア236,平均値記憶エリア237等が設けられている。
現在時刻記憶エリア231には一定時間の計測を開始する際の時刻がセットされ、状況カウンタK記憶エリア232では、判断処理において各状況の受信件数を読み出す際のループカウンタである状況カウンタKが更新される。そして、決定状況番号記憶エリア233には、件数とレベル値との積が最も平均値に近い状況の状況番号が記憶される。受信件数記憶エリア234には、所定時間(例えば、10秒)に受信した指標情報の件数が状況ごとにカウントされた値が記憶される。なお、RAM30の受信件数記憶エリア234については、第1の実施の形態の受信件数記憶エリア135(図7参照)と同様であるので、引用して説明を省略する。状況数記憶エリア235には判断処理において状況ごとの受信件数をチェックする際にその時点で最も多い件数の状況の件数である状況数が記憶される。そして、レベル値合計記憶エリア236には平均値を算出する際に使用されるレベル値合計が記憶される。具体的には、各状況の件数とレベル値を乗じた積の和である。そして、平均値記憶エリア237には、レベル値合計記憶エリア236に記憶されている値を受信した件数で割った、状況の件数とレベル値を乗じた積の平均値が記憶される。
次に、図14を参照して、ROM20のレベル値記憶エリア122について説明する。図14に示すように、レベル値記憶エリア122には状況番号欄及びレベル値欄が設けられており、状況番号に対応して各状況の重みとなる値が記憶されている。図14に示す例では、状況番号「1」ではレベル値「6」であり、状況番号「2」ではレベル値「5」であり、状況番号「3」ではレベル値「4」であり、状況番号「4」ではレベル値「3」であり、状況番号「5」ではレベル値「2」であり、状況番号「6」ではレベル値「1」である。
次に、図15のフローチャートを参照して、判断処理について説明する。なお、受信メイン処理、受信処理、出力メイン処理、他情報出力処理については第1の実施の形態と同様であるので、図8,図9,図11,図12のフローチャートの説明を引用して説明を省略する。
判断処理では、まず、レベル値合計記憶エリア236に初期値の「0」、状況数記憶エリア235に初期値の「0」がセットされる(S21)。そして、状況カウンタK記憶エリア232の状況カウンタKに初期値の「1」がセットされる(S22)。
そして、全ての状況のチェックが終了したか否かを判断するために、状況カウンタKの値が全ての状況の種類の数である「6」より大きいか否かの判断が行われる(S23)。「6」より大きくなければ(S23:NO)、受信件数記憶エリア234からK番目の状況の件数が読み出され、レベル値記憶エリア122からK番目の状況のレベル値が読み出される。そして、読み出された件数とレベル値の積がレベル値合計記憶エリア236に加算される(S24)。そして、状況数記憶エリア235にK番目の状況の件数が加算される(S25)。図7及び図14に示す例では、1番目の状況の件数は「2」件、レベル値は「6」であり、レベル値合計は初期値の「0」であるので、「0+2×6=12」がレベル値合計記憶エリア236に記憶される。そして、状況数記憶エリア235には初期値の「0」が記憶されているので、1番目の状況の件数「2」が加算されて「2」が記憶される。そして、状況カウンタKに「1」が加算されて「2」となり(S26)、S23へ戻る。
S23では、状況カウンタKの値は「2」であり「6」よりも大きくないので(S23:NO)、2番目の状況の件数が受信件数記憶エリア234から「3」件、レベル値が「5」と読み出され、レベル値合計記憶エリア236に記憶されている「12」に「3×5=15」が加算されて「27」が記憶される(S24)。そして、状況数記憶エリア235に記憶されている「2」に「3」が加算されて「5」が記憶される(S25)。そして、状況カウンタKに「1」が加算されて「3」となり(S26)、S23へ戻る。
このようにして、S23〜S26の処理が繰り返され、状況カウンタKの値が「6」よりも大きくなったら(S23:YES)、S27へ進み、平均値記憶エリア237にレベル値合計記憶エリア236に記憶されている値が状況数記憶エリア235に記憶されている値で割られた値が記憶され(S27)、決定状況番号記憶エリア233に平均値記憶エリア237に記憶されている値の小数点第1位を四捨五入した整数値が記憶される(S28)。そして、受信処理へ戻り、受信メイン処理へ戻る。図7及び図14に示す例では、レベル値合計記憶エリア236には「40」が記憶され、状況数記憶エリア235には「10」が記憶されるので、平均値記憶エリア237には「40÷10=4.0」が記憶され、決定状況番号記憶エリア233には「4」が記憶される。
そして、出力メイン処理の他情報出力処理において、このようにして決定された状況番号に対応した色のLED217〜222が点灯される。
以上のようにして、第2の実施の形態では、状況の種類(状況番号)ごとにレベル値が割り当てられており、各状況の件数とレベル値とを乗じた値の平均値を算出し、件数とレベル値との積が最も平均値に近い状況をLED217〜222に表示することができる。よって、複数の人が状況通信装置1を持っている状況で、全体の状況を掴みたいような場合には、もっとも多い状況が表示されるので有効である。
次に、図16乃至図18を参照して、第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態では、状況の種類(状況番号)ごとにレベル値が割り当てられており、最も高いレベル値の状況をLED217〜222に表示する。
図16は、第3の実施の形態のRAM30の記憶エリアの構成を示す模式図であり、図17は、第3の実施の形態のROM20のレベル値記憶エリア123の構成を示す模式図であり、図18は、第3の実施の形態の判断処理のフローチャートである。
まず、図16を参照して、受信処理及び出力処理で使用される種々の変数について説明する。RAM30には、現在時刻記憶エリア331,状況カウンタK記憶エリア332,決定状況番号記憶エリア333,受信件数記憶エリア334,状況番号記憶エリア335等が設けられている。
現在時刻記憶エリア331には出力処理において一定時間の計測を開始する際の時刻がセットされ、状況カウンタK記憶エリア332では、判断処理において各状況の受信件数を読み出す際のループカウンタである状況カウンタKが更新される。そして、決定状況番号記憶エリア333には、最も高いレベル値の状況の状況番号が記憶される。受信件数記憶エリア334には、所定時間(例えば、10秒)に受信した指標情報の件数が状況ごとにカウントされた値が記憶される。なお、RAM30の受信件数記憶エリア334については、第1の実施の形態の受信件数記憶エリア135(図7参照)と同様であるので、引用して説明を省略する。状況番号記憶エリア335には、判断処理において状況ごとの受信件数をチェックする際にその時点で最も高いレベル値の状況の状況番号が記憶される。
次に、図17を参照して、ROM20のレベル値記憶エリア123について説明する。図17に示すように、レベル値記憶エリア122には状況番号欄及びレベル値欄が設けられており、状況番号に対応して各状況の重みとなる値が記憶されている。図17に示す例では、状況番号「1」ではレベル値「6」であり、状況番号「2」ではレベル値「5」であり、状況番号「3」ではレベル値「4」であり、状況番号「4」ではレベル値「3」であり、状況番号「5」ではレベル値「2」であり、状況番号「6」ではレベル値「1」であり、状況番号「0(状況無し)」ではレベル値は「0」である。つまり、状況番号「1」のレベル値が一番高く、「1」から順に「6」,「0」へ向かって、レベル値が低くなっている。
次に、図18のフローチャートを参照して、判断処理について説明する。なお、受信メイン処理、受信処理、出力メイン処理、他情報出力処理については第1の実施の形態と同様であるので、図8,図9,図11,図12のフローチャートの説明を引用して説明を省略する。
判断処理では、まず、状況番号記憶エリア335に初期値の「0」がセットされる(S31)。そして、状況カウンタK記憶エリア322の状況カウンタKに初期値の「1」がセットされる(S32)。つまり、一番レベル値の高い状況番号「1」からチェックが行われる。
そして、全ての状況のチェックが終了したか否かを判断するために、状況カウンタKの値が全ての状況の種類の数である「6」より大きいか否かの判断が行われる(S33)。「6」より大きくなければ(S33:NO)、受信件数記憶エリア334からK番目の状況の件数が読み出され、「0」より大きいか否かの判断が行われる(S34)。「0」より大きければ(S34:YES)、一番レベル値の高い状況番号「1」の指標情報が1件でも存在したことになる。本第3の実施の形態では最もレベル値の高い状況が選択されるので、状況番号記憶エリア335に状況カウンタKの値「1」が記憶され(S35)、状況番号記憶エリア335に記憶されている値「1」が決定状況番号記憶エリア333に記憶され(S37)、受信処理へ戻り、受信メイン処理へ戻る。
なお、1番目の状況の件数が「0」より大きくなければ(S34:NO)、その状況の指標情報は受信されなかったことになるので、状況カウンタKに「1」が加算されて「2」とされ(S36)、S33へ戻る。そして、状況カウンタKの値が「6」より大きくないので(S33:NO)、2番目の状況の件数が受信件数記憶エリア334から読み出され、「0」より大きいか否かの判断が行われる(S34)。ここで、「0」より大きければ(S34:YES)、次にレベル値の高い状況番号「2」の指標情報が1件でも存在したことになるので、状況番号記憶エリア335に状況カウンタKの値「2」が記憶され(S35)、状況番号記憶エリア335に記憶されている値「2」が決定状況番号記憶エリア333に記憶され(S37)、受信処理へ戻り、受信メイン処理へ戻る。
2番目の状況の件数も「0」より大きくなければ(S33:NO)、繰り返しS33〜S36の処理が行われる。そして、全ての状況について件数が「0」より大きくなく、状況カウンタKの値が「6」より大きくなった場合には(S33:YES)、一件も指標情報を受信していないということになる。そこで、状況番号記憶エリア335には初期値の「0」が記憶されているままなので、状況番号記憶エリア335に記憶されている値「0」が決定状況番号記憶エリア333に記憶されることとなる(S37)。そして、受信処理へ戻り、受信メイン処理へ戻る。
このようにして、第3の実施の形態では、受信した指標情報のうち最もレベル値の高い状況が決定状況とされるので、受信した指標情報の示す状況のうち最もレベル値の高い状況を他の状況通信装置1の状況としてLED217〜222に表示することができる。よって、複数の人が状況通信装置1を持っている中で、最もレベルの高い状況を知ることができる。
次に、図19乃至図21を参照して、第4の実施の携帯について説明する。第4の実施の形態では、状況の種類(状況番号)ごとに重み係数が割り当てられており、各状況の件数と重み係数とを乗じた値が最も大きい状況をLED217〜222に表示する。
図19は、第4の実施の形態のRAM30の記憶エリアの構成を示す模式図であり、図20は、第4の実施の形態のROM20の重み係数記憶エリア124の構成を示す模式図であり、図21は、第4の実施の形態の判断処理のフローチャートである。
まず、図19を参照して、受信処理及び出力処理で使用される種々の変数について説明する。RAM30には、現在時刻記憶エリア431,状況カウンタK記憶エリア432,決定状況番号記憶エリア433,受信件数記憶エリア434,状況番号記憶エリア435,スコア記憶エリア436が設けられている。
現在時刻記憶エリア431には出力処理において一定時間の計測を開始する際の時刻がセットされ、状況カウンタK記憶エリア432では、判断処理において各状況の受信件数を読み出す際のループカウンタである状況カウンタKが更新される。そして、決定状況番号記憶エリア433には、各状況の件数と重み係数とを乗じた値が最も大きい状況の状況番号が記憶される。受信件数記憶エリア434には、所定時間(例えば、10秒)に受信した指標情報の件数が状況ごとにカウントされた値が記憶される。なお、RAM30の受信件数記憶エリア434については、第1の実施の形態の受信件数記憶エリア135(図7参照)と同様であるので、引用して説明を省略する。状況番号記憶エリア435には判断処理において状況ごとの受信件数をチェックする際にその時点で最もスコアの高い状況の番号が記憶される。そして、スコア記憶エリア436にはスコアが記憶される。なお、スコアとは、状況の件数と重み係数を乗じた積である。
次に、図20を参照して、ROM20の重み係数記憶エリア124について説明する。図20に示すように、重み係数記憶エリア124には状況番号欄及び重み係数欄が設けられており、状況番号に対応して各状況の重みとなる値が記憶されている。図20に示す例では、状況番号「1」では重み係数「1.0」であり、状況番号「2」では重み係数「0.9」であり、状況番号「3」では重み係数「1.2」であり、状況番号「4」では重み係数「0.5」であり、状況番号「5」では重み係数「1.0」であり、状況番号「6」では重み係数「1.1」である。状況番号「0(状況無し)」では重み係数「1.0」である。
次に、図21のフローチャートを参照して、判断処理について説明する。なお、受信メイン処理、受信処理、出力メイン処理、他情報出力処理については第1の実施の形態と同様であるので、図8,図9,図11,図12のフローチャートの説明を引用して説明を省略する。
判断処理では、まず、スコア記憶エリア436に初期値の「0」、状況番号記憶エリア435に初期値の「0」がセットされる(S41)。そして、状況カウンタK記憶エリア432の状況カウンタKに初期値の「1」がセットされる(S42)。
そして、全ての状況のチェックが終了したか否かを判断するために、状況カウンタKの値が全ての状況の種類の数である「6」より大きいか否かの判断が行われる(S43)。「6」より大きくなければ(S43:NO)、受信件数記憶エリア434からK番目の状況の件数が読み出され、重み係数記憶エリア124からK番目の状況の重み係数が読み出される。そして、読み出された件数と重み係数の積がスコア記憶エリア436に記憶されている値と比較される(S44)。そして、件数と重み係数の積がスコアよりも大きければ(S44:YES)、状況番号記憶エリア435に状況カウンタKの値が記憶され(S45)、スコア記憶エリア436に件数と重み係数の積が記憶される(S46)。図7及び図20に示す例では、1番目の状況の件数は「2」件、重み係数は「1.0」であるので、「2×1.0=2.0」がスコア記憶エリア436に記憶される。そして、状況カウンタKに「1」が加算されて「2」となり(S47)、S43へ戻る。
S43では、状況カウンタKの値は「2」であり「6」よりも大きくないので(S43:NO)、2番目の状況の件数が受信件数記憶エリア434から「3」件、重み係数が「0.9」と読み出され、件数と重み係数の積は「3×0.9=2.7」となり、スコア記憶エリア436に記憶されている「2.0」よりも大きくなる(S44:YES)。よって、状況番号記憶エリア435には「2」が記憶され(S45)、スコア記憶エリア436には「2.7」が記憶される(S46)。そして、状況カウンタKに「1」が加算されて「3」となり(S47)、S43へ戻る。
S43では、状況カウンタKの値は「3」であり「6」よりも大きくないので(S43:NO)、2番目の状況の件数が受信件数記憶エリア434から「0」件、重み係数が「1.2」と読み出され、件数と重み係数の積は「0×1.2=0.0」となり、スコア記憶エリア436に記憶されている「2.7」よりも大きくないので(S44:NO)、そのままS47へ進み、状況カウンタKに「1」が加算されて「4」となり(S47)、S43へ戻る。
このようにして、S43〜S47の処理が繰り返され、状況カウンタKの値が「6」よりも大きくなったら(S43:YES)、S48へ進み、状況番号記憶エリア435に記憶されている値が決定状況番号記憶エリア433に記憶される(S48)。そして、受信処理へ戻り、受信メイン処理へ戻る。図7及び図20に示す例では、スコア記憶エリア436には「2.7」が記憶され、状況番号記憶エリア435には「2」が記憶されるので、決定状況番号記憶エリア433には「2」が記憶される。
そして、出力メイン処理の他情報出力処理において、このようにして決定された状況番号に対応した色のLED217〜222が点灯される。
以上のようにして、第4の実施の形態では、状況の種類(状況番号)ごとに重み係数が割り当てられており、各状況の件数と重み係数とを乗じた値の平均値を算出し、件数とレベル値との積が最も平均値に近い状況をLED217〜222に表示することができる。よって、複数の人が状況通信装置1を持っている状況で、全体の状況を掴みたいような場合には、もっとも多い状況が表示されるので有効である。
次に、図22を参照して、第5の実施の形態について説明する。第5の実施の形態では、所定時間(例えば、10秒)に最初に受信した指標情報により示されている状況をLED217〜222に表示する。
図22は第5の実施の形態の受信処理のフローチャートである。図22に示すように、まず、RAM30の決定受信状況記憶エリアに初期値の「0」がセットされ、一定時間(例えば、10秒)を計測するために計時装置40から現在時刻が取得され、RAM30の現在時刻記憶エリアにセットされて計測が開始される(S51)。
次いで、一定時間が経過したか否かの判断が行われる(S52)。ここでは、計時装置40から現在時刻が取得され、現在時刻記憶エリアに記憶されている時刻からの経過時間が計測されて、所定時間(例えば、10秒)以上であるか否かが判断される。一定時間が経過していなければ(S52:NO)、すでにデータを他の状況通信装置1から1件でも受信したか否かの判断が行われる(S53)。まだデータを受信していないので(S53:NO)、他の状況通信装置1からデータを受信したか否かの判断が行われる(S54)。データを受信していなければ(S54:NO)、S52へ戻る。
データを受信すれば(S54:YES)、受信したデータを解析して、RAM30の決定受信状況記憶エリアの指標情報(状況番号)が判断状況番号記憶エリアに記憶される(S55)。そして、S52へ戻る。そして、一定時間が経過していなければ(S52:NO)、データを受信済みであるか否かの判断が行われるが(S52)、判断状況記憶エリアが初期値の「0」でなく状況番号が記憶されていれば、すでにデータは受信済みであるので(S53:YES)、S52へ戻る。
そして、S52〜S55の処理が繰り返し行われ、一定時間が経過したら(S52:YES))受信メイン処理へ戻る。
そして、出力メイン処理の他情報出力処理において、このようにして決定された状況番号に対応した色のLED217〜222が点灯される。
以上のようにして、第5の実施の形態では、最初に受信された指標情報が示す状況をLED217〜222に表示することができる。
次に、図23乃至図26を参照して、第6の実施の形態について説明する。第6の実施の形態では、所定時間(例えば、10秒)に最も多くの指標情報を送信した状況通信装置1の最後の指標情報により示されている状況をLED217〜222に表示する。
図23は、第6の実施の形態のRAM30の記憶エリアの構成を示す模式図であり、図24は、第6の実施の形態のROM20のID別受信件数記憶エリア534の構成を示す模式図であり、図25は、第6の実施の形態の受信処理のフローチャートであり、図26は、第6の実施の形態の受信処理の中で行われる判断処理のフローチャートである。
まず、図23を参照して、受信処理及び出力処理で使用される種々の変数について説明する。RAM30には、現在時刻記憶エリア531,状況カウンタK記憶エリア532,決定状況番号記憶エリア533,ID別受信件数記憶エリア534,状況番号記憶エリア535,状況数記憶エリア536,受信機器数記憶エリア537等が設けられている。
現在時刻記憶エリア531には出力処理において一定時間の計測を開始する際の時刻がセットされ、状況カウンタK記憶エリア532では、判断処理において各状況の受信件数を読み出す際のループカウンタである状況カウンタKが更新される。そして、決定状況番号記憶エリア533には、所定時間に最も多くの指標情報を送信した状況通信装置1の最後の指標情報により示されている状況の状況番号が記憶される。ID別受信件数記憶エリア534には、所定時間(例えば、10秒)に受信した指標情報の件数が状況ごとにカウントされた値、指標情報を送信した状況通信装置1のID、指標情報が示す状況の番号が記憶される(図24参照)。状況番号記憶エリア535には、判断処理において所定時間に最も多くの指標情報を送信した状況通信装置1をチェックする際にその時点で最も多くの指標情報を送信した状況通信装置1の最新の状況を示す状況番号が記憶される。状況数記憶エリア536には判断処理において状況ごとの受信件数をチェックする際にその時点で最も多いIDの件数が記憶される。そして、受信機器数記憶エリア537には受信処理において指標情報を受信した他の状況通信装置の数(IDの種類の数)が記憶される。
次に、図24を参照して、ID別受信件数記憶エリア534について説明する。図24に示すように、ID別受信件数記憶エリア534には送信元ID欄、件数欄、状況番号欄が設けられている。このID別受信件数記憶エリア534は、ここに記憶されていないIDの状況通信装置1からの指標情報を受信すると、送信元ID欄にIDがセットされ、件数欄に「1」がセットされ、指標情報(状況番号)が状況番号欄にセットされる。また、既に記憶されているIDの状況通信装置1からの指標情報を受信すると、送信元ID欄に同じIDが記憶されているレコードの件数欄に「1」が加算され、状況番号欄に指標情報(状況番号)がセットされる。
図24に示す例では、番号「1」のレコードの送信元IDは「1000」、件数は「2」、状況番号は「2」であり、番号「2」のレコードの送信元IDは「1003」、件数は「3」、状況番号は「2」であり、番号「3」のレコードの送信元IDは「1002」、件数は「1」、状況番号は「3」である。
次に、図25を参照して第6の実施の形態における受信処理について説明する。次に、図26のフローチャートを参照して、受信処理の中で実施される判断処理について説明する。なお、受信メイン処理、出力メイン処理、他情報出力処理については第1の実施の形態と同様であるので、図8,図11,図12のフローチャートの説明を引用して説明を省略する。
図25に示すように、まず、ID別受信件数記憶エリア534がリセットされて1つもレコードがない状態とされ、受信機器数記憶エリア537に初期値の「0」がセットされ、一定時間(例えば、10秒)を計測するために計時装置40から現在時刻が取得され、RAM30の現在時刻記憶エリア531にセットされて計測が開始される(S61)。
次いで、一定時間が経過したか否かの判断が行われる(S62)。ここでは、計時装置40から現在時刻が取得され、現在時刻記憶エリア531に記憶されている時刻からの経過時間が計測されて、所定時間(例えば、10秒)以上であるか否かが判断される。一定時間が経過していなければ(S62:NO)、他の状況通信装置1から指標情報を受信したか否かの判断が行われる(S63)。指標情報を受信していなければ(S63:NO)、S62へ戻る。指標情報を受信していれば(S63:YES)、受信した指標情報を解析して、ID別受信件数記憶エリア534が更新される(S64)。具体的には、最初の指標情報なので1つ目のレコードが作成されて、送信元ID欄には指標情報に含まれている送信元のID、件数欄に「1」、状況番号欄には指標情報(状況番号)が記憶される。そして、S62へ戻る。なお、このS64では、新しくレコードを作成する際に受信機器数記憶エリア537に「1」が加算される。
そして、S62〜S64の処理が繰り返し行われ、一定時間が経過したら(S62:YES)、判断処理が行われて(S65、図26参照)、受信メイン処理へ戻る。なお、指標情報を受信した場合に(S63:YES)、受信した指標情報の送信元のIDが送信元ID欄に記憶されていない場合には、最後にレコードが1つ追加作成され、送信元ID欄にIDがセットされ、件数欄に「1」がセットされ、指標情報(状況番号)が状況番号欄にセットされる。また、指標情報を受信した場合に(S63:YES)、受信した指標情報の送信元のIDが送信元ID欄に記憶されている場合には、送信元ID欄に同じIDが記憶されているレコードの件数欄に「1」が加算され、状況番号欄に指標情報(状況番号)がセットされる。
判断処理では、図26に示すように、まず、状況番号記憶エリア535に初期値の「0」、状況数記憶エリア536に初期値の「0」がセットされる(S71)。そして、状況カウンタK記憶エリア532の状況カウンタKに初期値の「1」がセットされる(S72)。
そして、全ての状況のチェックが終了したか否かを判断するために、状況カウンタKの値が受信機器数より大きいか否かの判断が行われる(S73)。受信機器数より大きくなければ(S73:NO)、ID別受信件数記憶エリア534からK番目のレコードの状況の件数が読み出され、状況数記憶エリア536に記憶されている値と比較される(S74)。読み出された件数の方が大きければ(S74:YES)、ID別受信件数記憶エリア534からK番目の状況番号が読み出されて状況番号記憶エリア535に記憶され(S75)、読み出された件数が状況数記憶エリア536に記憶される(S76)。図24に示す例では、1番目の状況の件数は「2」件、状況番号は「2」であり、状況数記憶エリア536には初期値の「0」が記憶されているので、状況番号記憶エリア535には「2」、状況数記憶エリア536には「2」が記憶される。そして、状況カウンタKに「1」が加算されて「2」となり(S77)、S73へ戻る。
S73では、状況カウンタKの値は「2」であり受信機器数「3」よりも大きくないので(S73:NO)、2番目の状況の件数がID別受信件数記憶エリア534から「3」件であり、状況数記憶エリア536には「2」が記憶されているので、読み出された件数の方が大きいと判断され(S74:YES)、状況番号記憶エリア535には「2」(S75)、状況数記憶エリア536には「3」が記憶される(S76)。そして、状況カウンタKに「1」が加算されて「3」となり(S77)、S73へ戻る。
そして、S73では、状況カウンタKの値は「3」であり受信機器数「3」よりも大きくないので(S73:NO)、2番目の状況の件数がID別受信件数記憶エリア534から「1」件であり、状況数記憶エリア536には「3」が記憶されているので、読み出された件数の方が大きくないと判断され(S74:NO)、そのままS77へ進み、状況カウンタKに「1」が加算されて「3」となり(S77)、S73へ戻る。そして、S73では、状況カウンタKの値が「4」であり受信機器数「3」よりも大きいので(S73:YES)、状況番号記憶エリア535に記憶されている値が決定状況番号記憶エリア533に記憶される(S78)。そして、受信処理へ戻り、受信メイン処理へ戻る。図24に示す例では決定状況番号記憶エリア533には「2」が記憶されている。
そして、出力メイン処理の他情報出力処理において、このようにして決定された状況番号に対応した色のLED217〜222が点灯される。以上のようにして、第6の実施の形態では、もっとも多くの指標情報を送ってきた状況通信装置1の状況をLED217〜222に表示することができる。
次に、図27乃至図33を参照して、第7の実施の形態について説明する。第7の実施の形態では、最も短い間隔で指標情報を送信した状況通信装置1の最後の指標情報により示されている状況をLED217〜222に表示する。
図27は、第7の実施の形態のRAM30の構成を示す模式図であり、図28は、RAM30の受信間隔時間記憶エリア634の構成を示す模式図であり、図29は、RAM30の受信間隔時間記憶エリア634の構成を示す模式図であり、図30は、RAM30の受信間隔時間記憶エリア634の構成を示す模式図であり、図31は、第7の実施の形態の受信処理のフローチャートであり、図32は、受信処理の中で行われるテーブル更新処理のフローチャートであり、図33は、受信処理の中で行われる判断処理のフローチャートである。
まず、図27を参照して、受信処理及び出力処理で使用される種々の変数について説明する。RAM30には、現在時刻記憶エリア631,状況カウンタK記憶エリア632,決定状況番号記憶エリア633,受信間隔時間記憶エリア634,状況番号記憶エリア635,最も早い状況記憶エリア636,受信機器数記憶エリア637,受信間隔記憶エリア638等が設けられている。
現在時刻記憶エリア631には出力処理において一定時間の計測を開始する際の時刻がセットされ、状況カウンタK記憶エリア632では、判断処理において各状況の受信件数を読み出す際のループカウンタである状況カウンタKが更新される。そして、決定状況番号記憶エリア633には、最も短い間隔で指標情報を送信した状況通信装置1の最後の指標情報により示されている状況の状況番号が記憶される。受信間隔時間記憶エリア634には、所定時間(例えば、10秒)に受信した指標情報を送信した状況通信装置1のID、そのIDの状況通信装置1の指標情報を最後に受信した時間、そのIDの状況通信装置1の指標情報を受信した間隔の最も短いものの時間、指標情報が示す状況の番号が記憶される(図28〜図30参照)。状況番号記憶エリア635には、判断処理において最も短い間隔で指標情報を送信した状況通信装置1をチェックする際にその時点で最も短い間隔で指標情報を送信した状況通信装置1の最新の状況を示す状況番号が記憶される。最も早い状況記憶エリア636には判断処理において状況ごとの受信件数をチェックする際にその時点で最も受信間隔の短いIDの状況番号が記憶される。そして、受信機器数記憶エリア637には受信処理において指標情報を受信した他の状況通信装置の数(IDの種類の数)が記憶される。受信間隔記憶エリア638には、比較対照として算出される受信間隔が一時的に記憶される。
次に、図28乃至図29を参照して、受信間隔時間記憶エリア634について説明する。図28乃至図29に示すように、受信間隔時間記憶エリア634には送信元ID欄、最新受信時間欄、受信間隔欄、状況番号欄が設けられている。この受信間隔時間記憶エリア634は、ここに記憶されていないIDの状況通信装置1からの指標情報を受信すると、送信元ID欄にIDがセットされ、最新受信時間欄に一定時間の計測が開始されてからの経過時間がセットされ、受信間隔欄に「10”00」がセットされ、指標情報(状況番号)を状況番号欄にセットされる。また、既に記憶されているIDの状況通信装置1からの指標情報を受信すると、送信元ID欄に同じIDが記憶されているレコードの最新受信時間欄に一定時間の計測が開始されてからの経過時間がセットされ、受信間隔欄に最新受信時間欄に記憶されていた時間と経過時間との差がセットされ、状況番号欄に指標情報(状況番号)がセットされる。
図28に示す例は、送信元IDが「1000」,「1003」,「1002」の3つの状況通信装置1からの指標情報をいくつか受信しており、送信元ID「1000」の最新受信時間が4”00,受信間隔が3”50であり、最後の指標情報の示す状況は状況番号「2」である。送信元ID「1003」の最新受信時間が5”50,受信間隔が2”00であり、最後の指標情報の示す状況は状況番号「2」である。送信元ID「1002」の最新受信時間が6”00,受信間隔が4”00であり、最後の指標情報の示す状況は状況番号「3」である。
図29に示す例は、図28に示した状態から次に送信元IDが「1000」の状況番号「2」の指標情報を受信した際の更新後の受信間隔時間記憶エリア634の状態である。送信元ID「1000」の最新受信時間が4”00から7”00となっており、受信間隔も7”00と4”00との差を取って3”00に変更されている。
そして、図30に示す例は、図29に示した状態から次に送信元ID「1001」の状況通信装置1から状況番号「1」の状況を示す指標情報を受信した際の更新後の受信間隔時間記憶エリア634の状態である。最後に送信元ID「1001」のレコードが追加され、最新受信時間に8”00、受信間隔に10”00、状況番号「1」がセットされている。
次に、図31乃至図33のフローチャートを参照して、第7の実施の形態における受信処理について説明する。まず、受信間隔時間記憶エリア634がリセットされて1つもレコードがない状態とされ、受信機器数記憶エリア637に初期値の「0」がセットされ、一定時間(例えば、10秒)を計測するために計時装置40から現在時刻が取得され、RAM30の現在時刻記憶エリア631にセットされて計測が開始される(S81)。
次いで、一定時間が経過したか否かの判断が行われる(S82)。ここでは、計時装置40から現在時刻が取得され、現在時刻記憶エリア531に記憶されている時刻からの経過時間が計測されて、所定時間(例えば、10秒)以上であるか否かが判断される。一定時間が経過していなければ(S82:NO)、他の状況通信装置1から指標情報を受信したか否かの判断が行われる(S83)。指標情報を受信していなければ(S83:NO)、S82へ戻る。指標情報を受信していれば(S83:YES)、受信した指標情報を解析して、受信間隔時間記憶エリア634を更新するテーブル更新処理が行われる(S84、図32参照)。具体的には、最初の指標情報なので1つ目のレコードが作成されて、送信元ID欄には指標情報に含まれている送信元のID、最新受信時間欄に一定時間の計測が開始されてからの経過時間がセットされ、受信間隔欄に「10”00」がセットされ、指標情報(状況番号)を状況番号欄にセットされる。そして、S82へ戻る。
そして、S82〜S84の処理が繰り返し行われ、一定時間が経過したら(S82:YES))、判断処理が行われて(S85、図33参照)、受信メイン処理へ戻る。
テーブル更新処理では、図32に示すように、まず、受信機器数記憶エリア637の値が初期値の「0」であるか否かにより、最初に受信した指標情報であるか否かの判断が行われる(S91)。そして、受信機器数記憶エリア637が「0」であれば(S91:YES)、最も早い状況記憶エリア636に当該受信した指標情報(状況番号)が記憶される(S92)。そして、受信間隔時間記憶エリア634の送信元ID欄に受信した指標情報の示すIDが記憶されているか否かの判断が行われる(S93)。最初の指標情報を受信した際には、まだレコードが存在せず送信元ID欄にIDは記憶されていないから(S93:NO)、新しいレコードが追加され、受信間隔欄には10”00がセットされる(S95)。そして、現在の時刻が計時装置40から取得され、現在時刻記憶エリア631に記憶されている時刻との差が算出されて、最新受信時間欄にセットされ、指標情報(状況番号)が状況番号欄にセットされる(S98)。そして、受信処理へ戻る。なお、S95で新しくレコードを作成する際には、受信機器数記憶エリア637に「1」が加算される。
また、2件目以降の指標情報を受信した際には、受信機器数は「0」でなく「1」であるので(S91:NO)、最も早い状況記憶エリア636への状況番号のセットは必要なく、受信間隔時間記憶エリア634の送信元ID欄に受信した指標情報の示すIDが記憶されているか否かの判断が行われる(S93)。すでに受信したことのあるIDの状況通信装置1からの指標情報であれば、受信間隔時間記憶エリア634の送信元ID欄にIDが記憶されているので(S93:YES)、受信間隔記憶エリア638に前回の受信からの経過時間がセットされる(S94)。具体的には、現在の時刻が計時装置40から取得され、現在時刻記憶エリア631に記憶されている時刻との差が現在の時間として算出され、その現在の時間と受信間隔時間記憶エリア634の最新受信時間欄に記憶されている時間との差が算出される。
そして、S94で算出され受信間隔記憶エリア638に記憶されている時間と、受信間隔時間記憶エリア634の受信間隔欄に記憶されている時間とが比較され(S96)、受信間隔記憶エリア638に記憶されている時間の方が短い場合には(S96:YES)、その時間が受信間隔時間記憶エリア634の受信間隔欄に記憶される(S97)。そして、現在の時刻が計時装置40から取得され、現在時刻記憶エリア631に記憶されている時刻との差が算出されて、最新受信時間欄にセットされ、指標情報(状況番号)が状況番号欄にセットされる(S98)。なお、S96において、受信間隔記憶エリア638に記憶されている時間の方が短くない場合には(S96:NO)、受信間隔時間記憶エリア634の受信間隔欄の更新は行われない。そして、受信処理へ戻る。
次に、図33のフローチャートを参照して判断処理について説明する。図33に示すように、判断処理では、まず、状況番号記憶エリア535に初期値として最も早い状況記憶エリア636に記憶されている状況番号がセットされ、受信間隔記憶エリア638に初期値の10秒がセットされる(S101)。そして、状況カウンタK記憶エリア532の状況カウンタKに初期値の「1」がセットされる(S102)。
そして、全ての状況のチェックが終了したか否かを判断するために、状況カウンタKの値が受信機器数(図30に示す例では「4」)より大きいか否かの判断が行われる(S103)。受信機器数より大きくなければ(S103:NO)、受信間隔時間記憶エリア634からK番目のレコードの受信間隔が読み出され、受信間隔記憶エリア638に記憶されている値と比較される(S104)。受信間隔時間記憶エリア634に記憶されている受信間隔の方が短ければ(S104:YES)、受信間隔時間記憶エリア634のK番目の状況番号欄の値が状況番号記憶エリア635に記憶され(S105)、受信間隔時間記憶エリア634のK番目の受信間隔欄に記憶されている値が受信間隔記憶エリア638に記憶される(S106)。図30に示す例では、1つ目のID「1000」の受信間隔は3”00であり、受信間隔記憶エリア638に記憶されている「10”00」よりも短いので、状況番号記憶エリア635には1番目の状況番号「2」がセットされ、受信間隔記憶エリア638には3”00が記憶される。そして、状況カウンタKに「1」が加算されて「2」となり(S107)、S103へ戻る。
S103では、状況カウンタKの値は「2」であり受信機器数よりも大きくないので(S103:NO)、2番目のIDの受信間隔時間は2”00であり、受信間隔記憶エリア638には3”00が記憶されているので、読み出された受信間隔の方が短いと判断され(S104:YES)、状況番号記憶エリア635には2番目の状況番号「2」、受信間隔記憶エリア638には「2”00」が記憶される。そして、状況カウンタKに「1」が加算されて「3」となり(S107)、S103へ戻る。
このようにして、S103〜S107の処理が繰り返され、状況カウンタKの値が「4」であり受信機器数よりも大きくなったら(S103:YES)、受信間隔記憶エリア638に記憶されている値が決定状況番号記憶エリア633に記憶される(S108)。そして、受信処理へ戻り、受信メイン処理へ戻る。図30に示す例では決定状況番号記憶エリア633には「2」が記憶されている。
そして、出力メイン処理の他情報出力処理において、このようにして決定された状況番号に対応した色のLED217〜222が点灯される。以上のようにして、第7の実施の形態では、最も短い間隔で指標情報を送信した状況通信装置1の最後の指標情報により示されている状況をLED217〜222に表示することができる。
なお、第1〜第7の実施の形態において、曲げセンサ11,加速度センサ12,温度センサ13,光センサ14,感圧センサ15,湿度センサ16,体温センサ17,発汗センサ18,心拍センサ19が「計測手段」に該当し、フラッシュランプ22,モーター23,ヒーター24,スピーカー25,マイク29が「状況表現手段」に該当する。そして、送受信部50が「送信手段」及び「受信手段」に該当する。
そして、図5に示すROM20の出力情報記憶エリア121が「制御情報決定手順記憶手段」に該当する。図12に示す他情報出力処理,図11の出力メイン処理のS101の処理を行うCPU10が「状況表現制御手段」に相当する。図11に示す出力メイン処理のS103の処理を行うCPU10が「指標情報作成手段」及び「指標情報決定手段」に相当する。図12に示す他情報出力処理,図11の出力メイン処理のS101が「状況表現制御手段」に相当する。
また、第1の実施の形態においては、図9に示す受信処理S9の処理を行うCPU10が「計数手段」に相当し、図10に示す判断処理の処理を行うCPU10が「情報選択手段」に相当する。そして、第2の実施の形態においては、図9に示す受信処理S9の処理を行うCPU10が「計数手段」に相当し、図14に示すROM20レベル値記憶エリア122が「レベル値記憶手段」に該当する。図15に示す判断処理S25の処理を行うCPU10が「レベル積値算出手段」に相当し、図15に示す判断処理S27の処理を行うCPU10が「平均算出手段」に相当し、図15に示す判断処理S28の処理を行うCPU10が「最寄値判定手段」に相当し、図15に示す判断処理の処理を行うCPU10が「情報選択手段」に相当する。
そして、第3の実施の形態においては、図9に示す受信処理のS9の処理を行うCPU10が「計数手段」に相当し、図17に示すROM20のレベル値記憶エリア123が「レベル値記憶手段」に該当する。図18に示す判断処理のS31〜S35の処理を行うCPU10が「レベル値判定手段」に相当し、図18に示す判断処理の処理を行うCPU10が「情報選択手段」に相当する。そして、第4の実施の形態においては、図9に示す受信処理のS9の処理を行うCPU10が「計数手段」に相当し、図20に示すROM20の重み係数記憶エリア124が「重み係数記憶手段」に該当する。図21に示す判断処理のS44,S46の処理を行うCPU10が「重み係数積値算出手段」に相当し、図21に示す判断処理のS41〜S47の処理を行うCPU10が「情報選択手段」に相当する。
そして、第5の実施の形態においては、図22に示す受信処理の処理を行うCPU10が「情報選択手段」に相当する。第6の実施の形態においては、図24に示すRAM30のID別受信件数記憶エリア534が「ID別計数手段」に相当し、図26に示す判断処理の処理を行うCPU10が「情報選択手段」に相当する。第7の実施の形態においては、図32に示すテーブル更新処理のS94の処理を行うCPU10が「受信間隔時間計測手段」に相当し、図33に示す判断処理の処理を行うCPU10が「情報選択手段」に相当する。
なお、本発明の状況通信装置及び状況通信プログラムは、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。第1〜第7の実施の形態では、出力情報をROM20に記憶しているが、ROM20でなくRAM30に記憶させて書き換え可能とし、利用者に各状況での表示色を設定するメニューを設けて好みの色に設定できるようにしてもよい。また、状況の種類も上記説明した使用者の6つの状況に限らず、それ以外の状況であってもよく、使用者により登録するようにしてもよいことはいうまでもない。
また、本第3の実施の形態では、最もレベル値の高い状況を選択したが、最もレベル値の低い状況を選択するようにしてもよい。これには、例えばレベル値の低い順に状況番号を設定してレベル値記憶エリアに記憶してもよいし、レベル値記憶エリア123は図17に示すようにレベル値の高い順とし、図18に示す判断処理のS32で状況番号の最大値をセットし、S36において状況カウンタKから「1」減算するようにすればよい。またさらに、最もレベル値の高い状況と最もレベル値の低い状況の両方を選択し、2つを交互に表示するようにしてもよい。また、レベル値の高い状況とレベル値の低い状況とのどちらを表示するかを使用者が選択できるようにしてもよい。なお、第4の実施の形態では、重み係数記憶エリア124もROM20に設けたが、ROM20でなくRAM30に記憶させて書き換え可能とし、利用者に各状況での重み係数を設定するメニューを設けて好みの重み係数に設定できるようにしてもよい。
なお、第5の実施の形態では、最初に受信した指標情報の状況を選択したが、行って時間のうち最後に受信した指標情報を選択してもよい。その場合には、図22に示す受信処理のS53における受信済みか否かの判断を行わないようにすればよい。また、第3の実施の形態では、受信番号ごとに件数をカウントしたが、最もレベル値の大きい状況を選択すればよいので、件数はカウントせずにその状況の指標情報を受信したか否かのフラグを持つのみにしてもよい。
また、どの方法で表示する指標情報を選択するかの方法を、上記第1〜第7の実施の形態の方法や変形例の方法のうちのいくつかの方法から遊技者が選択するようにしてもよい。なお、このように遊技者が何らかの入力を行う場合には、予め利用者が何らかの入力を行う場合のセンサ値(たとえば、加速度センサ12や曲げセンサ11の値)を記憶させておき、振る回数や握る回数など(利用者のジェスチャ)を識別して、出力メイン処理(図11参照)の感情推論/環境推論処理(S103)の前に利用者による入力が行われているか否かの判断を行う。そして、利用者による入力が行われていると判断された場合には、それに対応する処理が行われ、利用者による入力が行われていると判断されない場合には感情推論/環境推論処理(S103)が行われる。なお、利用者による入力に対応する処理においても、入力は利用者によるジェスチャで行われる。
本発明の状況通信装置及び状況通信プログラムは、複数の他の状況通信装置から情報を受信したり、1つの状況通信装置から複数の送信される複数の情報を受信したりするような状況通信装置及び状況通信プログラムに適応可能である。
本発明の状況通信装置1を用いた状況表示システムの構成を示すシステム構成図である。 状況通信装置1の平面図である。 状況通信装置1の底面図である。 状況通信装置1の電気的構成を示すブロック図である。 ROM20の出力情報記憶エリア121の構成を示す模式図である。 第1の実施の形態のRAM30の記憶エリアの構成を示す模式図である。 第1の実施の形態のRAM30の受信件数記憶エリア135の構成を示す模式図である。 受信メイン処理のフローチャートである。 第1の実施の形態の受信メイン処理の中で行われる受信処理のフローチャートである。 第1の実施の形態の受信処理の中で行われる判断処理のフローチャートである。 出力メイン処理のフローチャートである。 出力メイン処理の中で行われる他情報出力処理のフローチャートである。 第2の実施の形態のRAM30の記憶エリアの構成を示す模式図である。 第2の実施の形態のROM20のレベル値記憶エリア122の構成を示す模式図である。 第3の実施の形態の判断処理のフローチャートである。 第3の実施の形態のRAM30の記憶エリアの構成を示す模式図である。 第3の実施の形態のROM20のレベル値記憶エリア123の構成を示す模式図である。 第3の実施の形態の判断処理のフローチャートである。 第4の実施の形態のRAM30の記憶エリアの構成を示す模式図である。 第4の実施の形態のROM20の重み係数記憶エリア124の構成を示す模式図である。 第4の実施の形態の判断処理のフローチャートである。 第5の実施の形態の受信処理のフローチャートである。 第6の実施の形態のRAM30の記憶エリアの構成を示す模式図である。 第6の実施の形態のROM20のID別受信件数記憶エリア534の構成を示す模式図である。 第6の実施の形態の受信処理のフローチャートである。 第6の実施の形態の受信処理の中で行われる判断処理のフローチャートである。 第7の実施の形態のRAM30の構成を示す模式図である。 RAM30の受信間隔時間記憶エリア634の構成を示す模式図である。 RAM30の受信間隔時間記憶エリア634の構成を示す模式図である。 RAM30の受信間隔時間記憶エリア634の構成を示す模式図である。 第7の実施の形態の受信処理のフローチャートである。 受信処理の中で行われるテーブル更新処理のフローチャートである。 受信処理の中で行われる判断処理のフローチャートである。
符号の説明
1 状況通信装置
10 CPU
11 曲げセンサ
12 加速度センサ
13 温度センサ
14 光センサ
15 感圧センサ
16 湿度センサ
17 体温センサ
18 発汗センサ
19 心拍センサ
20 ROM
22 フラッシュランプ
23 モーター
24 ヒーター
25 スピーカー
29 マイク
30 RAM
40 計時装置
50 送受信部
121 出力情報記憶エリア
122 レベル値記憶エリア
123 レベル値記憶エリア
124 重み係数記憶エリア
134 決定状況番号記憶エリア
135 受信件数記憶エリア
211〜222 LED
233 決定状況番号記憶エリア
234 受信件数記憶エリア
236 レベル値合計記憶エリア
237 平均値記憶エリア
333 決定状況番号記憶エリア
334 受信件数記憶エリア
433 決定状況番号記憶エリア
434 受信件数記憶エリア
436 スコア記憶エリア
533 決定状況番号記憶エリア
534 ID別受信件数記憶エリア
633 決定状況番号記憶エリア
634 受信間隔時間記憶エリア
638 受信間隔記憶エリア

Claims (11)

  1. 使用者の生体情報又は自身の状態を計測する1つ又は複数の計測手段と、
    使用者又は自身の状況を表現する1つ又は複数の状況表現手段と、
    前記計測手段により計測された計測情報又は前記計測情報に基づく情報である計測関連情報を送信する送信手段と、
    前記計測関連情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記計測関連情報に応じて前記状況表現手段を制御する状況表現制御手段と、
    前記受信手段が所定時間内に複数の前記計測関連情報を受信した場合に、いずれの前記計測関連情報に応じた状況を前記状況表現手段を用いて表現するかを決定する情報選択手段と、
    前記状況表現制御手段は前記情報選択手段により選択された前記計測関連情報に応じて前記状況表現手段を制御することを特徴とする状況通信装置。
  2. 前記情報選択手段は、
    前記所定時間内に前記受信手段により受信された前記計測関連情報の件数を内容別に計数する計数手段を備え、
    当該計数手段により計数された数が最も多い内容の前記計測関連情報を選択することを特徴とする請求項1に記載の状況通信装置。
  3. 前記情報選択手段は、
    前記所定時間内に前記受信手段により受信された前記計測関連情報の件数を内容別に計数する計数手段と、
    前記計測関連情報に対応して、当該計測関連情報ごとに割り当てられた重みであるレベル値を記憶するレベル値記憶手段と、
    前記計測関連情報ごとに、前記計数手段により計数された件数と前記レベル値記憶手段に記憶されているレベル値とを乗じた値であるレベル積値を算出するレベル積値算出手段と、
    当該レベル積値算出手段により算出されレベル積値の平均値を算出する平均算出手段と、
    当該平均算出手段により算出された前記平均値に最も近い前記レベル積値である最寄値を判定する最寄値判定手段とを備え、
    当該最寄値判定手段により前記最寄値と判定されたレベル積値を有する前記計測関連情報を選択することを特徴とする請求項1又は2に記載の状況通信装置。
  4. 前記情報選択手段は、
    前記所定時間内に前記受信手段により受信された前記計測関連情報の件数を内容別に計数する計数手段と、
    前記計測関連情報に対応して、当該計測関連情報ごとに割り当てられた重みであるレベル値を記憶するレベル値記憶手段と、
    前記受信手段が受信した前記計測関連情報のうち最も前記レベル値の大きい情報又は最もレベル値の小さい情報を判定するレベル値判定手段とを備え、
    当該レベル値判定手段により最もレベル値が大きい情報又は最もレベル値が小さい情報として判定された前記計測関連情報を選択することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の状況通信装置。
  5. 前記情報選択手段は、
    前記所定時間内に前記受信手段により受信された前記計測関連情報の件数を内容別に計数する計数手段と、
    前記計測関連情報に対応して、当該計測関連情報ごとに割り当てられた重みである重み係数を記憶する重み係数記憶手段と、
    前記計測関連情報ごとに、前記計数手段により計数された件数と前記重み係数記憶手段に記憶されている重み係数を乗じた値を算出する重み係数積値算出手段とを備え、
    当該重み係数積値算出手段により算出された値のうち最も大きい値を有する前記計測情報を選択することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の状況通信装置。
  6. 前記情報選択手段は、
    前記所定時間内に前記受信手段により受信された前記計測関連情報のうち、最初に受信された前記計測関連情報を選択することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の状況通信装置。
  7. 前記送信手段は、前記計測関連情報と共に自身を他の状況通信装置と識別するためのID情報を送信し、
    前記受信手段は、前記計測関連情報と共に前記ID情報を受信し、
    前記情報選択手段は、
    前記所定時間内に前記受信手段により受信された前記計測関連情報をID情報別に計数するID別計数手段を備え、
    当該ID別計数手段により計数された数が最も多いID情報において、最後に受信された前記計測関連情報を選択することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の状況通信装置。
  8. 前記送信手段は、前記計測関連情報と共に自身を他の状況通信装置と識別するためのID情報を送信し、
    前記受信手段は、前記計測関連情報と共に前記ID情報を受信し、
    前記情報選択手段は、
    前記計測関連情報を受信した際に、前記所定時間内にすでに同一の前記ID情報の前記計測関連情報を受信していた場合に、前回の受信から今回の受信までの時間を今回の受信の受信間隔時間として算出する受信間隔時間計測手段とを備え、
    当該受信間隔時間計測手段により計測された前記受信間隔時間のうち、最も短い時間の受信間隔となった前記ID情報の前記計測関連情報を選択することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の状況通信装置。
  9. 前記計測情報から使用者の状況又は自身の状況に関する情報である指標情報を作成する指標情報作成手段を備え、
    前記送信手段は前記計測関連情報として前記指標情報を送信し、
    前記受信手段は前記計測関連情報として前記指標情報を受信し、
    前記状況表現制御手段は、前記指標情報に応じて前記状況表現手段を制御することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の状況通信装置。
  10. 前記指標情報作成手段は、
    前記指標情報を決定するための指標情報決定手順を記憶する指標情報決定手順記憶手段と、
    当該指標情報決定手順記憶手段に記憶されている前記指標情報決定手順に基づいて、前記計測情報から前記指標情報を決定する指標情報決定手段とを備え、
    前記状況表現制御手段は、
    前記状況表現手段を制御するための情報である制御情報を前記指標情報から決定するための制御情報決定手順を記憶する制御情報決定手順記憶手段と、
    当該制御情報決定手順記憶手段に記憶されている前記制御情報決定手順に基づいて、前記指標情報から前記制御情報を決定する制御情報決定手段とを備えていることを特徴とする請求項9に記載の状況通信装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれかに記載の状況通信装置の各種処理手段としてコンピュータを機能させるための状況通信プログラム。
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