JP2007036654A - 撮像装置 - Google Patents

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良雄 萩野
Takayoshi Nose
孝義 能勢
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伸治 田中
Takeharu Muramatsu
健晴 村松
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Abstract

【課題】手振れ補正を行なうために手振れを抑制した画像を撮像する際、振れが無視できると想定されるある固定された露光時間によって撮像すると、実施の手振れの速さが想定している手振れの速さよりも速い場合には、撮像した画像に振れが生じてしまう可能性がある。
【解決手段】撮像時における単位時間あたりの手振れ量を測定し、測定した手振れ量に基づいて、手振れの発生を抑制することができる露光時間を算出する撮像装置を提案する。また、周囲の明るさを測定することにより、手振れの発生を抑制しつつ、なるべく適正露出に近い露光時間とすることもできる。さらに、算出された露光時間が所定の条件を満たすタイミングにて撮像を行なうことができるため、例えば、手振れがおさまって手振れ量が少ない撮像状況になったタイミングにて撮像を行なうこと等も可能である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、静止画を撮像する撮像装置に関し、さらに詳しくは手振れ補正技術に関する。
通常、デジタルカメラやカメラ付携帯電話等の撮像装置によって被写体を撮像する際は、その撮像装置を人が手で支えて撮像する場合が多い。そのため、被写体を撮像する際に、いわゆる「手振れ」などによって撮像した画像の品質が低下するという問題が存在していた。このような問題を解決するために、例えば、特許文献1においては、振れが無視しうる程度の短い露光時間によって撮像した複数の画像を、位置を合わせて重ね合わせることにより明るさを補正して振れのない画像を取得する発明が開示されている。
特開平9−261526号公報
しかしながら、特許文献1においては振れが無視しうる露光時間を設定する際、振れが無視できると想定されるある固定された時間を使用している。しかし、実際の手振れの速さが想定している手振れの速さよりも速い場合には、撮像した画像に振れが生じてしまう可能性がある。また、振れが無視しうる露光時間を予め決めておく場合には比較的短い露光時間に設定しておくことが予想されるが、露光時間が短いと撮像環境周辺の明るさ等によっては暗い画像となるため、適正露出の画像に補正するために多くの処理が必要となったり、合成するために最低限必要な光量をも確保できなくなる等の問題も発生しうる。また、例えば撮像装置が三脚などによって固定されている場合などのように実際の撮像時において手振れが少ない場合には露光時間を短くしておくよりも、なるべく適正露出に近い露光時間にて撮像するほうがより好ましい。
そこで、本発明においては、撮像時における単位時間あたりの手振れ量を測定し、測定した手振れ量に基づいて、手振れの発生を抑制することができる露光時間を算出する撮像装置を提案する。また、周囲の明るさを測定することにより、手振れの発生を抑制しつつ、なるべく適正露出に近い露光時間とすることもできる。さらに、算出された露光時間が所定の条件を満たすタイミングにて撮像を行なうことができるため、例えば、手振れがおさまって手振れ量が少ない撮像状況になったタイミングにて撮像を行なうこと等も可能である。
本発明の撮像装置においては、撮像時における手振れ量に基づいて、より確実に手振れの発生を抑制する露光時間を決定することが可能である。また、なるべく手振れの発生を抑制しつつ、より適正露出に近い露光時間を決定する等も可能である。
本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。なお、以下の実施形態と請求項の関係は次の通りである。実施形態1は、主に請求項1、7などについて説明する。実施形態2は、主に請求項2、8などについて説明する。実施形態3は、主に請求項3、9などについて説明する。実施形態4は、主に請求項4などについて説明する。実施形態5は、主に請求項5などについて説明する。実施形態6は、主に請求項6などについて説明する。
(実施形態1)
(実施形態1:概要)本実施形態は、実際の撮像時における単位時間あたりの手振れ量を測定し、測定された手振れ量に基づいて手振れの発生を抑制する露光時間を算出することが可能な撮像装置に関する。
(実施形態1:構成)本実施形態に係る撮像装置の機能ブロックを図1に例示する。撮像装置(0100)は、「手振量測定部」(0101)と、「算出部」(0102)と、を有する。
なお、本件発明の構成要素である各部は、ハードウェア、ソフトウェア、ハードウェアとソフトウェアの両方のいずれかによって構成される。例えば、これらを実現する一例として、コンピュータを利用する場合には、CPU、バス、メモリ、インタフェース、周辺装置などで構成されるハードウェアと、それらハードウェア上で実行可能なソフトウェアがある。ソフトウェアとしては、メモリ上に展開されたプログラムを順次実行することで、メモリ上のデータや、インタフェースを介して入力されるデータの加工、保存、出力などにより各部の機能が実現される。さらに具体的には、図18は撮像装置のより具体的な構成を示す図であり、一例として、レンズ(1801)、CCD(1802)、A/D変換器(1803)、CPU(1804)、一時記憶メモリ(1805)、記憶装置(1806)、画像出力ユニット(1807)、モニタ(1808)等から構成されることを示している。(明細書の全体を通じて同様である。)
「手振量測定部」(0101)は、単位時間あたりの手振れ量を測定する機能を有する。単位時間あたりの手振れ量を測定する方法は、速度センサ、加速度センサ、角速度センサ、角加速度センサ、等のセンサを組み合わせることによって測定されてもよいし、測光センサやAF(オートフォーカス)センサなどを利用して測定されてもよい。また、ある一定時間内に複数の画像を撮像し、撮像した画像間のずれを検出し、検出したずれ量と撮像時間にて算出されてもよい。画像間のずれは、ブロックマッチングやエッジ検出などにより検出することができる。手振量測定部の具体的な処理としては、例えば図18を例として、加速度センサ等により検出された測定値を一時記憶メモリ(1805)や記憶装置(1806)などの所定の記憶領域に格納することにより実現される。また、手振量測定部は、このような処理をCPU(1804)に実行させるためのプログラムを含んでいてもよい。
「算出部」(0102)は、手振量測定部(0101)にて測定された手振れ量に基づいて手振れの発生を抑制した露光時間である手振れ抑制露光時間を算出する機能を有する。「手振れの発生を抑制した」とは、画像に与える手振れの影響を全く無くすという意味ではなく、なるべく軽減させる、という意味である。従って、どの程度、抑制するかということは設計事項であり、手振れ抑制露光時間の算出方法は、その都度設計され決定されることである。一例として、ある撮像素子において、手振れ量が撮像素子の1画素のサイズの20%以下(この値は、撮像素子の種類などによって異なる。)であれば手振れ等による振れが画像に現れることがないという条件であったとすると、手振れ抑制露光時間をT(秒)、撮像素子の1画素当たりの開口サイズをs(ミリメートル)、手振量測定部(0101)にて測定された単位時間あたりの手振れ量をh(画素数/秒)、として、T×s×h、は露光時間Tにおける振れ量であり、これが撮像素子の1画素のサイズの20%以下であればよいので、T×s×h<=0.2s、という式が成り立つ。すなわち、T<=0.2/h、という式にて手振れ抑制露光時間Tが算出することができる。算出部の具体的な処理としては、例えば、前記手振量測定部(0101)により一時記憶メモリ(1805)や記憶装置(1806)などの所定の記憶領域に格納された単位時間あたりの手振れ量を読出し、読出した手振れ量により上述のような式などにより手振れ抑制露光時間を算出する。さらに、算出した結果を一時記憶メモリ(1805)や記憶装置(1806)などの所定の記憶領域に格納する。また、算出部は、このような処理をCPU(1804)に実行させるためのプログラムを含んでいてもよい。
(実施形態1:処理の流れ)図2は、本実施形態に係る撮像装置における処理の流れを示すフロー図を例示する。最初に、単位時間あたりの手振れ量を測定する。この処理は、手振量測定部によって実行される(ステップS0201)。次に、ステップS0201にて測定された手振れ量に基づいて手振れの発生を抑制した露光時間である手振れ抑制露光時間を算出する。この処理は、算出部によって実行される(ステップS0202)。
(実施形態1:効果)本実施形態に係る撮像装置においては、実際の撮像時における単位時間あたりの手振れ量を測定し、測定された手振れ量に基づいて手振れの発生を抑制する露光時間を算出するため、より確実に手振れの発生を抑制して撮像を行なうこと等が可能である。
(実施形態2)
(実施形態2:概要)本実施形態は、周囲の明るさをも考慮し、手振れを抑制しつつ、なるべく適正露出に近い手振れ抑制露光時間を算出することが可能な撮像装置に関する。
(実施形態2:構成)本実施形態に係る撮像装置の機能ブロックを図3に例示する。撮像装置(0300)は、「手振量測定部」(0301)と、「算出部」(0302)と、「明るさ情報取得部」(0303)と、を有する。すなわち、実施形態1に係る撮像装置の構成に、「明るさ情報取得部」(0303)を加えた構成となっている。
「明るさ情報取得部」(0303)は、周囲の明るさを示す情報である明るさ情報を取得する機能を有する。「明るさ情報」とは、具体的には、輝度を示す数値などによって表わされてもよいし、周囲の明るさにより算出される適正露光時間を明るさ情報としてもよい。また、取得方法としては、測光センサやAFセンサ等にて利用される被写体からの光の光量から算出されてもよいし、撮像した画像の全画素の画素値(RGB値など)を表す画像情報と露光時間から算出するようになっていてもよい。また、実施形態1にて一例として挙げたように、ある撮像素子において、手振れ量が撮像素子の1画素のサイズの20%以下であれば手振れ等による振れが画像に現れることがないという条件であったとすると、前記算出部(0302)にて手振れ抑制露光時間Tは単位時間あたりの手振れ量をh(画素数/秒)として、T<=0.2/h、という式にて算出される。この場合、手振れ量hが大きい場合にはTの値は非常に小さくなるため、例えば、合成を行なうために最低限必要な露出も確保できなくなる場合もあり得る。また、手振れ量hが小さい場合にはTの値は大きな値を取りうることになるため、逆に露出過多となる場合があり得る。明るさ情報を取得することの利点としては、このように手振れ抑制露光時間が非常に小さい値になる場合や非常に大きな値を取りうる場合に、明るさ情報を利用して、より適正露出に近い値にすることができることにある。
また、前記算出部(0302)は、明るさ情報取得部(0303)にて取得した明るさ情報にも基づいて前記算出を行なう。なお、「前記算出」とは、手振れ抑制露光時間の算出を指す。図4を用いて、明るさ情報を利用した手振れ抑制露光時間の算出方法の一例を説明する。また、上述のように、ある撮像素子において、手振れ量が撮像素子の1画素のサイズの20%以下であれば手振れ等による振れが画像に現れることがないという条件であったとする。まず、明るさ情報取得部(0303)にて取得した明るさ情報により、適正露光時間(0401)がt1からt2の間であったとする。また、手振れ抑制露光時間Tは、上述のように手振れ量をh(画素数/秒)として、T<=0.2/h、という式にて算出される。例えば、撮像装置が三脚などにより固定されていて非常に手振れが少ない場合などは手振れ量hが非常に小さくなり、その場合の手振れ抑制露光時間T(0402)はt1よりも大きい値をtxとして、T<=txとなる場合がある。このような場合、例えばT=txと設定すると露出過多になってしまうので、t2<=T<=t1であるような値に設定して適正露光時間で撮像するほうが望ましいと思われる。また、手振れ量hが大きくなる場合、手振れ抑制露光時間T(0403)はt2よりも小さい値をtyとして、T<=tyとなる場合がある。よって、例えばT=tyと設定すると露出不足になりすぎて合成処理が困難となるような場合では、手振れが発生する可能性はあるが、T=t2などとするほうが望ましい場合もある。
(実施形態2:処理の流れ)図5は、本実施形態に係る撮像装置における処理の流れを示すフロー図を例示する。最初に、単位時間あたりの手振れ量を測定する。この処理は、手振量測定部によって実行される(ステップS0501)。次に、周囲の明るさを示す情報である明るさ情報を取得する。この処理は、明るさ情報取得部によって実行される(ステップS0502)。最後に、ステップS0501にて測定された手振れ量と、ステップS0502にて取得した明るさ情報に基づいて手振れの発生を抑制した露光時間である手振れ抑制露光時間を算出する。この処理は、算出部によって実行される(ステップS0503)。
(実施形態2:効果)本実施形態に係る撮像装置においては、周囲の明るさを測定することにより適正露出となる露光時間が分かるため、手振れの発生を抑制しつつ、なるべく適正露出に近い手振れ抑制露光時間を算出することが可能である。
(実施形態3)
(実施形態3:概要)本実施形態は、複数の第一画像を撮像し、第一画像に基づいて手振れ量を測定し、明るさ情報を取得する撮像装置に関する。これにより、センサ等のデバイスを追加することなく従来の撮像装置の構成を利用して撮像装置を実現することができるという利点がある。
(実施形態3:構成)本実施形態に係る撮像装置の機能ブロックを図6に例示する。撮像装置(0600)は、「手振量測定部」(0601)と、「算出部」(0602)と、「明るさ情報取得部」(0603)と、「第一撮像部」(0604)と、「第二撮像部」(0605)と、を有する。すなわち、実施形態2に係る撮像装置の構成に、「第一撮像部」(0604)と、「第二撮像部」(0605)を加えた構成となっている。
「第一撮像部」(0604)は、複数の第一画像を撮像する機能を有する。「撮像」とは、具体的には図18を例として、被写体からの光をレンズ(1801)などの光学系を通してCCD(1802)等の撮像素子で受光し、電気信号に変換する。さらに、電気信号をA/D変換器(1803)によりデジタル信号に変換して、CPU(1804)で画像情報とすることを意味する。また、第一撮像部は、さらに画像情報を一時記憶メモリ(1805)や記憶装置(1806)などの所定の記憶領域に格納する。また、第一撮像部は、このような処理をCPU(1804)に実行させるためのプログラムを含んでいてもよい。また、第一画像は、後述のように手振量測定部(0601)において手振れ量を測定する際に利用されるので、露光時間などの撮像条件が同じ状況下において撮像された複数の画像であると、より望ましいと思われる。なぜならば、画像の明るさ等が異なると、例えばブロックマッチング等により画像間の手振れ量を測定する場合などに精度が低くなる等の問題が発生する可能性があるからである。例えば、第一画像として、プレビュー画像などを利用することも可能である。プレビュー画像とは、ユーザが撮像装置により被写体を撮像しようとする際に利用するための画像であり、例えば、撮像装置がカメラ付携帯電話である場合、被写体を撮像する際にはカメラが捉えている被写体が携帯電話の液晶画面等に表示されユーザはこの表示を見ながらシャッターを切るが、この時に表示される画像である。プレビュー画像は、通常、周囲の明るさに基づいて適正露出にて撮像されるため、短時間で複数撮像されたプレビュー画像は、撮像条件がほぼ同じであると言える。また、プレビュー画像はデータサイズの小さい画像であるので、第一画像を保持するためのメモリ量が少なくて済むという利点がある。
「第二撮像部」(0605)は、算出部にて算出された手振れ抑制露光時間を露光時間とした第二画像を撮像する機能を有する。よって、第二画像は、基本的には手振れの発生を抑制した露光時間にて撮像された画像である。ただし、前述のように手振れ抑制露光時間を露光時間とすると最低限必要な露出も確保できないような場合には、手振れが発生した画像となっている可能性もある。また、第二画像は、ユーザがシャッターを切ることにより得ることを目的とする画像などが該当する。第二撮像部の具体的な処理は、第一撮像部(0604)の処理方法と同様である。なお、前記第一撮像部(0604)と第二撮像部は、同一の処理機構によって実装されていてもよい。
また、手振量測定部(0601)は、第一撮像部(0604)にて撮像された複数の第一画像に基づいて手振れ量を測定する。図7にて、複数の第一画像に基づいて手振れ量を測定する方法の概略を説明する。図7においては、3つの第一画像(0701a、0701b、0701c)を利用する場合を例示する。(a)に示すように、第一画像0701aと第一画像0701bの撮像間隔をt1、第一画像0701bと第一画像0701cの撮像間隔をt2とする。また、(b)に示すように、第一画像0701aと第一画像0701bとの単位時間当たりの動きベクトル(dx1,dy1)が、第一画像0701bと第一画像0701cとの単位時間当たりの動きベクトル(dx2,dy2)が、それぞれブロックマッチング等により検出されたとする。この場合、第一画像0701aと第一画像0701bにおける単位時間あたりの手振れ量は、動きベクトル(dx1,dy1)の大きさを時間t1で除算した値になる。また、第一画像0701bと第一画像0701cにおける単位時間あたりの手振れ量は、動きベクトル(dx2,dy2)の大きさを時間t2で除算した値になる。このように検出した複数の第一画像間における単位時間あたりの手振れ量から平均的な手振れ量を算出するようになっていてもよい。また、各第一画像間の動き量の推移(増減率など)から複数の第一画像の後に撮像される第二画像の手振れ量を予測するようになっていてもよい。また、このように平均の手振れ量を算出しなくとも、例えば、第二画像の撮像直前の2つの第一画像のみを利用して手振れ量を測定してもよい。
また、明るさ情報取得部(0603)は、第一撮像部(0604)にて撮像された第一画像に基づいて明るさ情報を取得する。「第一画像に基づいて明るさ情報と取得する」とは、第一画像の全画素の画素値(RGB値など)を表す画像情報と第一画像の露光時間から算出するような場合であってもよいし、第一画像を撮像するためにCCD等の撮像素子に蓄積される電荷量と蓄積時間などから算出されるような場合であってもよい。
(実施形態3:処理の流れ)図8は、本実施形態に係る撮像装置における処理の流れを示すフロー図を例示する。最初に、複数の第一画像を撮像する。この処理は、第一撮像部によって実行される(ステップS0801)。次に、ステップS0801にて撮像された複数の第一画像に基づいて単位時間あたりの手振れ量を測定する。この処理は、手振量測定部によって実行される(ステップS0802)。次に、ステップS0801にて撮像された第一画像に基づいて周囲の明るさを示す情報である明るさ情報を取得する。この処理は、明るさ情報取得部によって実行される(ステップS0803)。次に、ステップS0802にて測定された手振れ量と、ステップS0803にて取得した明るさ情報に基づいて手振れの発生を抑制した露光時間である手振れ抑制露光時間を算出する。この処理は、算出部によって実行される(ステップS0804)。最後に、ステップS0804にて算出された手振れ抑制露光時間を露光時間とした第二画像を撮像する。この処理は、第二撮像部によって実行される(ステップS0805)。
(実施形態3:効果)本実施形態に係る撮像装置においては、撮像した複数の第一画像に基づいて手振れ量の測定や明るさ情報の取得を行なうことができるので、センサ等のデバイスを追加することなく従来の撮像装置の構成を利用して撮像装置を実現することができる。
(実施形態4)本実施形態は、データサイズの小さいプレビュー画像を第一画像として用いることにより、処理速度や記憶容量に制限のあるカメラ付携帯電話のカメラ等にも適用可能な撮像装置に関する。
(実施形態4:概要)本実施形態は、データサイズの小さいプレビュー画像を第一画像として用いることにより、処理速度や記憶容量に制限のあるカメラ付携帯電話のカメラ等にも適用可能な撮像装置に関する。
(実施形態4:構成)本実施形態に係る撮像装置の機能ブロックを図9に例示する。撮像装置(0900)は、「手振量測定部」(0901)と、「算出部」(0902)と、「明るさ情報取得部」(0903)と、「第一撮像部」(0904)と、「第二撮像部」(0905)と、「プレビュー表示部」(0906)と、を有する。また、前記第一撮像部(0904)は、「プレビュー画像出力手段」(0907)を有する。すなわち、実施形態3に係る撮像装置の構成に、「プレビュー表示部」(0906)と、「プレビュー画像出力手段」(0907)を加えた構成となっている。
「プレビュー表示部」(0906)は、プレビュー画像を表示する機能を有する。「プレビュー画像」とは、ユーザが撮像装置により被写体を撮像しようとする際に利用するための画像であり、例えば、カメラ付携帯電話の液晶画面等に表示される画像である。すなわち、プレビュー表示部の具体例としては、液晶画面等が該当する。なお、プレビュー画像はデータサイズの小さい画像である。プレビュー表示部としては、図18におけるモニタ(1808)が該当する。
「プレビュー画像出力手段」(0907)は、複数の第一画像をプレビュー画像としてプレビュー表示部(0906)に対して出力する機能を有する。すなわち、第一画像としてプレビュー画像を利用する。プレビュー画像はデータサイズの小さい画像であり、複数保持する必要のある第一画像として利用すると第一画像を保持するためのメモリ量が少なくて済むという効果がある。また、プレビュー画像は短時間内に連続して撮像され、その撮像条件もほぼ一定であるので、特に第一画像から手振れ量などを測定する場合には有用である。また、プレビュー画像出力手段の具体的な処理としては、レンズ(1801)を通して被写体からの光をCCD(1802)で受光し、電気信号に変換する。さらに、電気信号をA/D変換器(1803)によりデジタル信号に変換して、CPU(1804)で画像情報とする。さらに、得られた画像情報を画像出力ユニット(1807)を介して前記プレビュー表示部(0906)に該当するモニタ(1808)に画像として出力する。また、プレビュー画像出力手段は、このような処理をCPU(1804)に実行させるためのプログラムを含んでいてもよい。
(実施形態4:処理の流れ)図10は、本実施形態に係る撮像装置における処理の流れを示すフロー図を例示する。最初に、複数の第一画像を撮像する。この処理は、第一撮像部によって実行される(ステップS1001)。次に、ステップS1001にて撮像された複数の第一画像をプレビュー画像として出力する。この処理は、プレビュー画像出力手段によって実行される(ステップS1002)。次に、ステップS1002にて出力されたプレビュー画像を表示する。この処理は、プレビュー表示部によって実行される(ステップS1003)。次に、ステップS1001にて撮像された複数の第一画像に基づいて単位時間あたりの手振れ量を測定する。この処理は、手振量測定部によって実行される(ステップS1004)。次に、ステップS1001にて撮像された第一画像に基づいて周囲の明るさを示す情報である明るさ情報を取得する。この処理は、明るさ情報取得部によって実行される(ステップS1005)。次に、ステップS1004にて測定された手振れ量と、ステップS1005にて取得した明るさ情報に基づいて手振れの発生を抑制した露光時間である手振れ抑制露光時間を算出する。この処理は、算出部によって実行される(ステップS1006)。最後に、ステップS1006にて算出された手振れ抑制露光時間を露光時間とした第二画像を撮像する。この処理は、第二撮像部によって実行される(ステップS1007)。
(実施形態4:効果)本実施形態に係る撮像装置においては、第一画像としてデータサイズの小さいプレビュー画像を利用することができるので、例えば、カメラ付携帯電話等のように処理能力やメモリ容量に制限があるような撮像装置にも適用可能である。
(実施形態5)
(実施形態5:概要)本実施形態は、算出された手振れ抑制露光時間が所定の条件を満たしたタイミングにて第二画像を撮像することが可能な撮像装置に関する。よって、例えば、手振れがある程度おさまったタイミングにて第二画像の撮像を行なうこと等が可能である。
(実施形態5:構成)本実施形態に係る撮像装置の機能ブロックを図11に例示する。本実施形態に係る撮像装置の構成は、実施形態3又は4に係る撮像装置の構成に「撮像タイミング制御部」(1108)と、「撮像命令出力手段」(1109)を加えた構成となる。図11においては、実施形態4に係る撮像装置の構成に前記撮像タイミング制御部(1108)と前記撮像命令出力手段(1109)を加えた構成を例示している。撮像装置(1100)は、「手振量測定部」(1101)と、「算出部」(1102)と、「明るさ情報取得部」(1103)と、「第一撮像部」(1104)と、「第二撮像部」(1105)と、「プレビュー表示部」(1106)と、「撮像タイミング制御部」(1108)と、を有する。また、前記第一撮像部(1104)は、「プレビュー画像出力手段」(1107)を有する。また、前記撮像タイミング制御部(1108)は、「撮像命令出力手段」(1109)を有する。
「撮像タイミング制御部」(1108)は、撮像タイミングを定める機能を有する。「撮像タイミング」とは、主に第二撮像部における撮像のタイミングを指すが、第一撮像部における撮像のタイミングをも定めるようになっていてもよい。
「撮像命令出力手段」(1109)は、算出部(1102)での算出結果が所定の条件を満たしたタイミングに第二撮像部(1105)に対して撮像命令を出力する機能を有する。「算出部での算出結果」とは、手振れ抑制露光時間を指す。「所定の条件」とは、例えば、手振れ抑制露光時間がある範囲内の値となる場合などが想定される。例えば、手振れ量が大きいために手振れ抑制露光時間が非常に短くなってしまい、その結果、第二画像が暗い画像となって合成処理が複雑になるような場合には、手振れが収まって手振れ抑制露光時間が適正露光時間内となったタイミングにて第二撮像部(1105)に対して撮像命令を出力し第二画像を撮像する、等というようなことが可能である。なお、「撮像命令」とは、主に撮像する旨を示す情報である。
図12は、撮像命令出力手段に関する処理の具体例を示す。図12は、時刻t1から時刻t8において算出された手振れ抑制露光時間Tをグラフにした場合を例示する。tp1、tp2の露光時間は、適正露光時間の上限と下限であり、よって適正露光時間Tpは、tp2<=Tp<=tp1、であるとする。時刻t1から時刻t5では手振れ量が大きいために手振れ抑制露光時間Tが短く露出不足の露光時間となったことを示す。さらに、時刻t6にて手振れ抑制露光時間Tが適正露光時間の範囲内となったため、例えば、t6にて撮像命令が出力される。また、t6で手振れ抑制露光時間Tが適正露光時間の範囲内となったとしても、偶発的に適正露光時間内となっただけで、すぐに再び手振れが大きくなるような状況もあり得るので、例えば、時刻t7、時刻t8、と続けて手振れ抑制露光時間を算出し、何度か連続して手振れ抑制露光時間Tが適正露光時間内となった場合には撮像命令を出力するようになっていてもよい。また、時刻t1から時刻t5のように手振れ抑制露光時間Tが小さくなる場合には明るさ情報に基づいて手振れ抑制露光時間Tをtp2に補正して撮像する等の方法もあるが、第二画像が手振れの大きい画像となってしまう可能性もあるので、手振れ量が非常に大きいような状況においては撮像タイミングを計って撮像したほうが好ましい場合も多いと思われる。
(実施形態5:処理の流れ)図13は、本実施形態に係る撮像装置における処理の流れを示すフロー図を例示する。最初に、複数の第一画像を撮像する。この処理は、第一撮像部によって実行される(ステップS1301)。次に、ステップS1301にて撮像された複数の第一画像をプレビュー画像として出力する。この処理は、プレビュー画像出力手段によって実行される(ステップS1302)。次に、ステップS1302にて出力されたプレビュー画像を表示する。この処理は、プレビュー表示部によって実行される(ステップS1303)。次に、ステップS1301にて撮像された複数の第一画像に基づいて単位時間あたりの手振れ量を測定する。この処理は、手振量測定部によって実行される(ステップS1304)。次に、ステップS1301にて撮像された第一画像に基づいて周囲の明るさを示す情報である明るさ情報を取得する。この処理は、明るさ情報取得部によって実行される(ステップS1305)。次に、ステップS1304にて測定された手振れ量と、ステップS1305にて取得した明るさ情報に基づいて手振れの発生を抑制した露光時間である手振れ抑制露光時間を算出する。この処理は、算出部によって実行される(ステップS1306)。次に、ステップS1306にて算出された算出結果が所定の条件を満たすかを判断する。ここでの判断が、所定の条件を満たさないとの判断であった場合には、ステップS1301に戻る。ここでの判断が、所定の条件を満たすとの判断であった場合には、ステップS1308に移行する。この処理は、撮像タイミング制御部によって実行される(ステップS1307)。次に、ステップS1307での判断が所定の条件を満たすとの判断であった場合には、第二画像の撮像命令を出力する。この処理は、撮像命令出力手段によって実行される(ステップS1308)。最後に、ステップS1306にて算出された手振れ抑制露光時間を露光時間とした第二画像を撮像する。この処理は、第二撮像部によって実行される(ステップS1309)。
(実施形態5:効果)本実施形態に係る撮像装置においては、算出された手振れ抑制露光時間が所定の条件を満たしたタイミングにて第二画像を撮像することが可能であるので、例えば、手振れがある程度おさまったタイミングに撮像を行なう等が可能である。
(実施形態6)
(実施形態6:概要)本実施形態は、第一画像と第二画像を合成することが可能な撮像装置に関する。第二画像が手振れは軽減されているが露出が適切でない場合があるため、例えば、第一画像がプレビュー画像のように手振れしている可能性が高いが適正露出の画像であるような場合であれば、第一画像の輝度情報に基づいて第二画像の輝度情報を補正するのみによって、手振れが抑制され、かつ適正露出である画像を得ることができる。
(実施形態6:構成)本実施形態に係る撮像装置の機能ブロックを図14に例示する。本実施形態に係る撮像装置の構成は、実施形態3から5のいずれか一に係る撮像装置の構成に「合成部」(1410)を加えた構成となる。図14においては、実施形態5にて説明の撮像装置の構成に前記合成部(1410)を加えた構成を例示している。撮像装置(1400)は、「手振量測定部」(1401)と、「算出部」(1402)と、「明るさ情報取得部」(1403)と、「第一撮像部」(1404)と、「第二撮像部」(1405)と、「プレビュー表示部」(1406)と、「撮像タイミング制御部」(1408)と、「合成部」(1410)と、を有する。また、前記第一撮像部(1404)は、「プレビュー画像出力手段」(1407)を有する。また、前記撮像タイミング制御部(1408)は、「撮像命令出力手段」(1409)を有する。
「合成部」(1410)は、第一撮像部(1404)にて撮像された第一画像と、第二撮像部(1405)にて撮像された第二画像とを合成する機能を有する。「合成」とは具体的には、例えば、画像中の画素のRGB値を補正して合成する場合などが想定される。なお、合成部は他の構成要件とは別体にて実現されてもよい。例えば、他の構成要件がデジタルカメラ等にて実装され、合成部はパーソナルコンピュータ等により実装されるような場合である。すなわち、デジタルカメラ等により第一画像と第二画像の撮像を行なった後、パーソナルコンピュータ等により第一画像と第二画像の合成が行なわれる等となっていてもよい。このような場合であっても、デジタルカメラ等とパーソナルコンピュータ等を合わせて一の撮像装置であるということができる。
図15を用いて、合成部にて第一画像と第二画像を用いて合成を行なう場合の概略を説明する。図15では、第一画像(1501)と第二画像(1502)の大きさが異なる場合を一例として示す。第一画像(1501)の高さをPh、幅をPwで表し、第二画像(1502)の高さをSh、幅をSwで表すとする。また、第一画像(1501)の画素(x’,y’)に対応する点が第二画像(1502)の画素(x,y)であるとし、第一画像と第二画像との手振れ量を(Mx,My)とすると、x’=αx+Mx、y’=βy+My、と表すことができる。ここで、αとβは第一画像と第二画像の水平方向、垂直方向の縮小率であり、α=Pw/Sw、β=Ph/Shである。このようにして、第一画像と第二画像における各画素同士の対応関係を求めることができる。よって、この対応関係を利用することにより、例えば、対応する各画素の輝度情報を比較して明るさを補正するなどして合成を行なうことができる。
図16は、合成処理の一例として第二画像の輝度情報を第一画像の輝度情報に基づいて補正する場合の具体例を示す。第二画像は手振れ抑制露光時間にて露光時間が決められているので手振れは軽減されている画像であるが、適正露出ではない可能性がある。そこで、例えば、第一画像がプレビュー画像のように手振れしている適正露出の画像であり、第二画像が手振れは軽減されているが露出不足の画像であるような場合に、第一画像の輝度情報を利用して第二画像の輝度情報を補正すれば、手振れの軽減された適正露出の画像を得ることができる。図15にて説明のように、α=Pw/Sw、β=Ph/Shとすると、第一画像の画素(x’,y’)と第二画像の画素(x,y)との関係は、x’=αx+Mx、y’=βy+My、と表すことができる。通常、画素の明るさは露光時間の長さに比例して変化する(例えば、露光時間が2倍になれば、画素の明るさも2倍になる)ので、第一画像と第二画像の露光時間の比に応じて、第二画像の画像情報にて示される各画素における画素値(RGB値など)を増加させれば、第二画像の明るさは第一画像と同じになる。しかしながら、ノイズも増幅されてしまうため、ここでは線形補間により第一画像の画素値との平均を取ってノイズ成分を減少させる方法にて画素値の補正を行なう場合を例示する。なお、輝度はRGBの値で決定されるので、画素値の補正とは、輝度を補正することと同義である。また、線形補間に関しては一般的によく知られているのでここでは詳述しない。x’=αx+Mx、y’=βy+My、にて算出されるx’の整数部をk、小数部をu、y’の整数部をl、小数部をvとし、第一画像の画素(x’,y’)における画素値をPp(x’,y’)とすると、Pp(x’,y’)=Pp(k+u,l+v)=Pp(k,l)(l−u)(l−v)+Pp(k+1,l)u(l−v)+Pp(k,l+1)(l−u)l+Pp(k+1,l+1)kl、という式にて画素値Pp(x’,y’)が求められる。また、第二画像の輝度情報を補正する際の補正量は以下のように算出する。第一画像の露光時間をTo、第二画像の露光時間をTxとし、Tr=Tx/Toとする。第二画像の画素(x,y)における画素値をPs(x,y)とすると、補正する画素値Pa(x,y)は、Pa(x,y)=(Pp(x’,y’)+Ps(x,y)・Tr)/2、という式で表される。これにより、第一画像の画素値Pp(x’,y’)と第二画像の画素値Ps(x,y)によって、第二画像の輝度情報を画素値Pa(x,y)で補正することができる。
また、合成部における処理は、さらに具体的には、例えば、前記第一撮像部(1404)と前記第二撮像部(1405)によって図18における一時記憶メモリ(1805)や記憶装置(1806)などの所定の記憶領域に格納されている第一画像と第二画像の画像情報を読出す。読出した画像情報から前述のように各画素同士の対応関係を算出し、算出した結果も一時記憶メモリ(1805)などの所定の記憶領域に格納される。この算出結果に基づいて、輝度情報を補正するなどして合成を行ない、合成することにより生成された画像の画像情報は、一時記憶メモリ(1805)や記憶装置(1806)などの所定の記憶領域に格納される。また、合成部は、このような処理をCPU(1804)に実行させるためのプログラムを含んでいてもよい。
(実施形態6:処理の流れ)図17は、本実施形態に係る撮像装置における処理の流れを示すフロー図を例示する。最初に、複数の第一画像を撮像する。この処理は、第一撮像部によって実行される(ステップS1701)。次に、ステップS1701にて撮像された複数の第一画像をプレビュー画像として出力する。この処理は、プレビュー画像出力手段によって実行される(ステップS1702)。次に、ステップS1702にて出力されたプレビュー画像を表示する。この処理は、プレビュー表示部によって実行される(ステップS1703)。次に、ステップS1701にて撮像された複数の第一画像に基づいて単位時間あたりの手振れ量を測定する。この処理は、手振量測定部によって実行される(ステップS1704)。次に、ステップS1701にて撮像された第一画像に基づいて周囲の明るさを示す情報である明るさ情報を取得する。この処理は、明るさ情報取得部によって実行される(ステップS1705)。次に、ステップS1704にて測定された手振れ量と、ステップS1705にて取得した明るさ情報に基づいて手振れの発生を抑制した露光時間である手振れ抑制露光時間を算出する。この処理は、算出部によって実行される(ステップS1706)。次に、ステップS1706にて算出された算出結果が所定の条件を満たすかを判断する。ここでの判断が、所定の条件を満たさないとの判断であった場合には、ステップS1701に戻る。ここでの判断が、所定の条件を満たすとの判断であった場合には、ステップS1708に移行する。この処理は、撮像タイミング制御部によって実行される(ステップS1707)。次に、ステップS1707での判断が所定の条件を満たすとの判断であった場合には、第二画像の撮像命令を出力する。この処理は、撮像命令出力手段によって実行される(ステップS1708)。次に、ステップS1706にて算出された手振れ抑制露光時間を露光時間とした第二画像を撮像する。この処理は、第二撮像部によって実行される(ステップS1709)。最後に、ステップS1701にて撮像された第一画像と、ステップS1709にて撮像された第二画像とを合成する。この処理は、合成部によって実行される(ステップS1710)。
(実施形態6:効果)本実施形態に係る撮像装置においては、第一画像と第二画像を合成することが可能であるので、例えば、手振れの軽減された第二画像の輝度情報を第一画像の輝度情報に基づいて補正することにより、手振れが抑制された、かつ適正露出である画像を得ることが可能である。
実施形態1に係る撮像装置の機能ブロック図 実施形態1に係る撮像装置の処理の流れを示すフロー図 実施形態2に係る撮像装置の機能ブロック図 明るさ情報を利用した手振れ抑制露光時間の算出方法の一例を説明する図 実施形態2に係る撮像装置の処理の流れを示すフロー図 実施形態3に係る撮像装置の機能ブロック図 複数の第一画像に基づいて手振れ量を測定する方法の概略を説明する 実施形態3に係る撮像装置の処理の流れを示すフロー図 実施形態4に係る撮像装置の機能ブロック図 実施形態4に係る撮像装置の処理の流れを示すフロー図 実施形態5に係る撮像装置の機能ブロック図 撮像命令出力手段に関する処理の具体例 実施形態5に係る撮像装置の処理の流れを示すフロー図 実施形態6に係る撮像装置の機能ブロック図 合成部にて第一画像と第二画像を用いて合成を行なう場合の概略を示す図 第二画像の輝度情報を第一画像の輝度情報に基づいて補正する場合の具体例 実施形態6に係る撮像装置の機能ブロック図 撮像装置の具体的な構成を例示する図
符号の説明
0100 撮像装置
0101 手振量測定部
0102 算出部
0303 明るさ情報取得部

Claims (9)

  1. 単位時間あたりの手振れ量を測定する手振量測定部と、
    手振量測定部にて測定された手振れ量に基づいて手振れの発生を抑制した露光時間である手振れ抑制露光時間を算出する算出部と、
    を有する撮像装置。
  2. 周囲の明るさを示す情報である明るさ情報を取得する明るさ情報取得部を有し、
    前記算出部は、明るさ情報取得部にて取得した明るさ情報にも基づいて前記算出を行なう請求項1に記載の撮像装置。
  3. 複数の第一画像を撮像する第一撮像部と、
    算出部にて算出された手振れ抑制露光時間を露光時間とした第二画像を撮像する第二撮像部と、を有し、
    手振量測定部は、第一撮像部にて撮像された複数の第一画像に基づいて手振れ量を測定し、
    明るさ情報取得部は、第一撮像部にて撮像された第一画像に基づいて明るさ情報を取得する請求項2に記載の撮像装置。
  4. プレビュー画像を表示するプレビュー表示部を有し、
    前記第一撮像部は、複数の第一画像をプレビュー画像としてプレビュー表示部に対して出力するプレビュー画像出力手段を有する請求項3のいずれか一に記載の撮像装置。
  5. 撮像タイミングを定める撮像タイミング制御部を有し、
    撮像タイミング制御部は、算出部での算出結果が所定の条件を満たしたタイミングに第二撮像部に対して撮像命令を出力する撮像命令出力手段
    を有する請求項3又は4に記載の撮像装置。
  6. 第一撮像部にて撮像された第一画像と、第二撮像部にて撮像された第二画像とを合成する合成部を有する請求項3から5のいずれか一に記載の撮像装置。
  7. 単位時間あたりの手振れ量を測定する手振量測定ステップと、
    手振量測定ステップにて測定された手振れ量に基づいて手振れの発生を抑制した露光時間である手振れ抑制露光時間を算出する算出ステップと、
    を有する撮像装置の動作方法。
  8. 周囲の明るさを示す情報である明るさ情報を取得する明るさ情報取得ステップを有し、
    前記算出ステップは、明るさ情報取得ステップにて取得した明るさ情報にも基づいて前記算出を行なう請求項7に記載の撮像装置の動作方法。
  9. 複数の第一画像を撮像する第一撮像ステップと、
    算出部にて算出された手振れ抑制露光時間を露光時間とした第二画像を撮像する第二撮像ステップと、を有し、
    手振量測定ステップは、第一撮像ステップにて撮像された複数の第一画像に基づいて手振れ量を測定し、
    明るさ情報取得ステップは、第一撮像ステップにて撮像された第一画像に基づいて明るさ情報を取得する請求項8に記載の撮像装置の動作方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017185265A1 (zh) * 2016-04-27 2017-11-02 华为技术有限公司 一种图像拍摄参数的确定方法及摄像装置
CN113766124A (zh) * 2021-08-31 2021-12-07 广东艾檬电子科技有限公司 一种拍照处理方法、装置、设备及存储介质

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