JP2007035395A - ガス透過性基体 - Google Patents

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Takero Ishiguro
武朗 石黒
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Abstract

【課題】焼結時に体積収縮の小さいガス透過性基体を提供する。
【解決手段】貫通孔を有し、貫通孔内に焼結性粒子を充填して成るガス透過性基体において、焼結性粒子を粒径が3μm以上50μm以下の粗粒子と、粗粒子よりも粒径が小さい微粒子とから構成し、焼結性粒子の質量に対する粗粒子の質量の割合を10%以上95%以下とする。
【選択図】 図1

Description

本発明はガス透過性基体に関するものであり、特に固体電解質型燃料電池に使用するガス透過性基体に関するものである。
従来、ガス透過性基体として例えば金属フィルタを使用する場合に、金網を圧下し、圧下された金網に平均粒径が比較的大きな第1の粉末粒子の層を形成して焼結し、その上に平均粒径が比較的小さな第2の粉末粒子の層を形成して焼結することで金属フィルタを製造するものが、特許文献1に開示されている。
特開平10−15321号公報
しかし、上記の発明では、金網の上に粒子の層を形成して焼成するので、例えば第1の粉末粒子の層を形成した後に、第2の粉末粒子の層を形成した場合に金属フィルタの表面をフラットにすることが困難である、といった問題点がある。
また、金網の上に粒子の層を形成するので、緻密な多孔体を有する金属フィルタを得ようとする場合には、金属フィルタの厚さが厚くなる、といった問題点がある。
本発明ではこのような問題点を解決するために発明されたもので、表面がフラットであり、厚さが薄いガス透過性基体を得ることを目的とする。
本発明では、金属またはセラミックスの基体に一方の面からもう一方の面に貫通する貫通孔を有し、貫通孔に焼結性粒子を充填して成るガス透過性基体において、焼結性粒子は、粒径が3μm以上50μm以下の粗粒子と、粗粒子よりも粒径が小さい微粒子と、を有し、焼結粒子の質量に対する粗粒子の質量の割合が10%以上95%以下であることを特徴とする。
本発明によると、ガス透過性基体の貫通孔内に粒径が3μm以上50μm以下の粗粒子と、粗粒子よりも粒径が小さい微粒子と、を充填することで、焼結による貫通孔内での陥没、亀裂の発生を抑制し、ガス透過性基体の表面をフラットにすることができる。これにより、例えばガス透過性基体の表面に薄膜を形成する場合に、薄膜の厚さを均一にし、厚さを薄くすることができる。また、ガス透過性基体の貫通孔内に焼結粒子を充填することで、例えば焼結した際に緻密な多孔質体を有するガス透過性基体を得ることができ、ガス透過性基体の厚さを薄くすることができる。
本発明の実施形態のガス透過性基体1の構成を図1を用いて説明する。図1はガス透過性基体1の断面図である。
ガス透過性基体1は、貫通孔2aを有する例えば金属またはセラミックスの基体2と、貫通孔2aと基体2の表面に形成する多孔質部3と、を備える。
貫通孔2aは、基体2の互いに対峙する面を貫通し、孔径がφ0.1mm〜0.5mm程度の穿孔である。なお、貫通孔2aは基体2に複数形成する。
多孔質部3は緻密な多孔体であり、焼結性粒子を貫通孔2aに充填し、また焼結性粒子を基体2の表面上に薄く延ばし、焼結して形成する。
焼結性粒子は、粒径が0.1μm〜10μm程度の微粒子と、粒径が3μm以上50μm以下の粗粒子と、から構成される。例えば貫通孔2aに粒径の小さい微粒子のみを充填すると、焼結時に生じる体積収縮が大きくなり、多孔質部3、特に貫通孔2aの多孔質部3に陥没、亀裂などが生じる。この実施形態では焼結性粒子に3μm以上50μm以下の粗粒子を混ぜることで、焼結時に生じる体積収縮を抑制することができ、焼結後の多孔質部3、特に貫通孔2aの多孔質部3の陥没、亀裂などを抑制する。なお、粗粒子の粒径は50μmよりも大きくなるとガス透過性基体1のハンドリングが困難になるので、粗粒子の粒径は50μm以下とし、望ましくは20μm以下とする。
焼結性粒子において粗粒子の占める割合が大きくなると、多孔質部3は焼結が困難になり、また、焼結性粒子において粗粒子の占める割合が小さくなると、焼結による陥没、亀裂などが生じるので、この実施形態では、焼結性粒子に対する粗粒子の質量の割合を重量パーセントで10%以上95%以下とする。これにより、焼結による多孔質部3、特に貫通孔2aの多孔質部3の陥没、亀裂などを抑制し、多孔質部3の表面を略フラットとすることができる。
ガス透過性基体1には、基体2に貫通孔2aを複数形成した後に、焼結性粒子を含んだスラリーを例えばスクリーン印刷法、グリーンシート法、ディッピング法などによって貫通孔2a、及び基体2の表面に塗布し、大気焼成もしくは真空、N2、Arなどの不活性雰囲気もしくはH2などの還元性雰囲気中で焼成することで多孔質部3を形成する。なお、多孔質部3の表面が略フラットとなるようにスラリーを塗布し、焼成する。多孔質部3の焼結性粒子に粗粒子を混ぜることで、多孔質部3の陥没、亀裂などを抑制することができ、多孔質部3の表面が略フラットなガス透過性基体1を得ることができる。
以上により、陥没や亀裂などを抑制し、表面が略フラットである緻密な多孔質部3を有するガス透過性基体1を得ることができる。
なお、この実施形態では焼結性粒子として1つの焼結性粒子を用いたが、例えば焼結性粒子の粗粒子と微粒子との構成比率を変えた複数の焼結性粒子を用い、基体2の厚さ方向と交差する方向に複数の焼結性粒子を層状に形成してもよい。
次に、ガス透過性基体1を用いた固体電解質型燃料電池(以下、燃料電池とする)10について説明する。燃料電池10は、単位セル11を積層して構成される。ここで単位セル11を図2の概略構成図を用いて説明する。
単位セル11は燃料極(燃料極層)12を備えたガス透過性基体1と、燃料極12の表面に形成する電解質膜13と、電解質膜13の表面に形成した酸化剤極(酸化剤極層)14と、水素や空気などの反応ガスのリークを防止するシール材15と、単位セル11を積層した場合に機械強度を高くする支持体16と、酸化剤極14に空気を拡散する多孔性導電体17と、隣接する単位セル11間を物理的に分離するセパレータ18と、を備える。
ガス透過性基体1についての詳しい説明は図1を用いて前述したが、ここでは多孔質部3を燃料極12とする。なお、基体2の厚さが厚すぎると単位セル11の厚さが厚くなり、燃料電池10を小型にすることができず、また電気的な抵抗が大きくなり発電効率を低下させる。一方、基体2の厚さが薄すぎると、単位セル11の機械強度が低くなる。このため、この実施形態では、基体2の厚さを0.05mm〜0.5mm程度とする。これによって、燃料電池10を小型にし、発電効率を良くし、また単位セル10の機械強度を高くすることができる。
燃料極12は、微粒子と粗粒子とから構成され、微粒子は、改質触媒と電極材料とを含んでおり、改質触媒としては、例えば白金(Pt)、パラジウム(Pd)、コバルト(Co)、ロジウム(Rh)、ルテニウム(Ru)、ニッケル(Ni)、イリジウム(Ir)、レニウム(Re)、鉄(Fe)の8属遷移金属、酸化アルミニウム(Al23)、酸化マグネシウム(MgO)、酸化クロム(Cr23)、酸化シリコン(SiO2)、酸化タングステン(W)、酸化ジルコニウム(ZrO2)、酸化セリウム(CeO2)、酸化ビスマス(Bi23)などの金属酸化物を用いる。また電極材料としては、ニッケルまたはニッケルサーメット及び白金などを用いる。
また粗粒子は、例えば酸化ニッケル(NiO)、酸化銅(CuO)、酸化アルミニウム(Al23)、酸化チタン(TiO)、セリア固溶物、安定化ジルコニア、ランタンコバルト系酸化物、ランタンマンガン系酸化物などのセラミックス、金属−セラミックス複合粒子などを用いる。
燃料極12には、燃料極12の機械強度を高くするために金属材料を含ませることが望ましい。
電解質膜13は、例えばイットリア安定化ジルコニアなどのセラミックスである。電解質膜13は、ガス透過性基体1に形成した燃料極12の表面に形成する。
酸化剤極14は、ランタンコバルト系酸化物(La1−xSrxCoO3など)、ランタンマンガン系酸化物(La1−xSrxMnO3など)などを用いる。酸化剤極14は、電解質膜13を形成したガス透過性基体1の電解質膜13の表面に形成する。
電解質膜13と酸化剤極14とは、スクリーン印刷法、溶射、ディッピング法、EVD、EB蒸着法、スパッタ法などのPVD、SPDなどによって形成する。
なお、電解質膜13と酸化剤極14との間に例えばSDC、YDCのセリア固溶物などの電極中間層を備えても良い。
また、この実施形態では基体2の貫通孔2a、または基体2の表面に燃料極12を形成したが、燃料極12の代わりに酸化剤極14を形成しても良い。
シール材15は、燃料極12に供給される水素のリーク、または酸化剤極14に供給される空気のリークを防止する。
支持体16は、例えばSUSなどの金属であり、シール材15と当接し、単位セル11の機械強度を高くする。支持体16は例えば穴部を有し、穴部内には多孔性導電体17を設ける。
多孔性導電体17は、酸化剤極14に空気を拡散させ、酸化剤極14と支持体16、酸化剤極14とセパレータ18とを電気的に接続する。
セパレータ18は、隣接する単位セル11と支持体16との間に設けられ、隣接する単位セル11間を物理的に分離する。また、セパレータ18は導電性部材であり、単位セル11と隣接する単位セル11とを電気的に接続する。またセパレータ18は燃料極12に水素を供給するための水素流路18aと、隣接する単位セル11の酸化剤極14に空気を供給する空気流路(図示せず)と、を備える。なお、水素流路18aと空気流路(図示せず)とは、水素と空気との流れ方向が互いに交差するように設ける。
以上のようにガス透過性基体1を燃料電池10に使用し、ガス透過性基体1の貫通孔2a、または基体2の表面に燃料極12を形成する。表面が略フラットな燃料極12の表面に電解質膜13、酸化剤極14を形成するので、燃料極12、電解質膜13、酸化剤極14を均一の厚さで形成することができる。特に、電解質膜13を厚さが均一の薄膜に形成することができ、燃料電池10を小型にすることができる。また、燃料極12を形成するガス透過性基体1によって単位セル11の機械強度を高くすることができ、電解質膜13の厚さを薄くすることができる。そのため電解質膜13での酸素イオンの伝導抵抗を小さくし、燃料電池10の発電効率の良くすることができる。また燃料電池10の動作温度を低くすることができる。
セパレータ18の水素流路18aを流れる水素は、酸化剤極14から電解質膜13を通った酸素イオンと反応し水を生成する。このとき酸化剤極14で分離した電子は外部回路によって出力として取り出される。
以下において、本発明のガス透過性基体1について実施例を用いて詳しく説明するが、以下に説明する実施例に限られることはない。
(第1実施例)
基板11として厚さ0.1mmのSUS304を用いて、ケミカルエッチングによりφ0.1mmの貫通孔2aを複数形成する。そして、粒径が約0.2μmの8YSZを微粒子として、また粒径が約7μmのNiOを粗粒子として用い、8YSZとNiOとの構成比率が重量パーセントで8YSZ:NiO=40:60となるように混合したスラリーをスクリーン印刷法によってSUS304に塗布する。貫通孔2aを封孔した後に上部に粒径が約0.2μmの8YSZと粒径が約1μmのNiOとの構成比率が、重量パーセントで8YSZ:NiO=40:60であるペーストを塗布した。そして、不活性雰囲気中1200℃で焼成し、ガス透過性基体1を得た。
(第2実施例)
基板11として厚さ0.2mmの3YSZを用いて、グリーンパンチングによりφ0.1mmの貫通孔2aを複数形成する。そして、粒径が約0.3μmのSSCを微粒子として、また粒径が5μmのSDCを粗粒子として用い、SSCとSDCとの構成比率が重量パーセントでSSC:SDC=90:10となるように混合したスラリーをスクリーン印刷法によって3YSZに塗布する。そして、大気中1100℃で焼成し、ガス透過性基体1を得た。
(第3実施例)
基板11として厚さ0.2mmのSUS304を用いて、ケミカルエッチングによりφ0.1mmの貫通孔2aを複数形成する。そして、粒径が約0.1μmのPtと粒径が約0.3μmのSDCとを微粒子として、また粒径が7μmのNiOを粗粒子として用い、PtとSDCとNiOとの構成比率が重量パーセントでPt:SDC:NiO=5:25:70となるように混合したスラリーをスクリーン印刷法によってSUS304に塗布する。そして、不活性雰囲気中1200℃で焼成し、ガス透過性基体1を得た。
(第4実施例)
基板11として厚さ0.2mmのNiを用いて、エッチングによりφ0.2mmの貫通孔2aを複数形成する。そして、粒径が約0.2μmの8YSZを微粒子として、また粒径が7μmのNiOを粗粒子として用い、8YSZとNiOとの構成比率が重量パーセントで8YSZ:NiO=40:60となるように混合したスラリーをスクリーン印刷法によってNiに塗布する。そして、大気中1100℃で焼成し、さらにスラリーの塗布した面上にSPD(スプレー熱分解)法によってSDC層とSSC層とを形成し、8YSZ/SDC/SSCとなる層を形成してガス透過性基体1を得た。このガス透過性基体1を有する単位セルを評価したところ3600℃で0.1W/cm2の出力を確認した。
(比較例)
基板として厚さ0.2mmのSUS304を用いて、ケミカルエッチングによりφ0.1mmの貫通孔2aを複数形成する。そして、粒径が約0.2μmの8YSZと粒径が1μmのNiOとを、8YSZとNiOとの構成比率が重量パーセントで8YSZ:NiO=40:60となるように混合したスラリーをスクリーン印刷法によってSUS304に塗布する。そして、不活性雰囲気中1200℃で焼成し、ガス透過性基体を得た。
比較例では、基体の貫通孔に充填された微粒子が焼結時に体積収縮を起こし、ガス透過性基体に陥没、亀裂が生じ、緻密な焼結部を形成することが困難であった。また、ガス透過性基体の表面にフラットな面を形成することが困難である。
第1実施例から第4実施例においては、ガス透過性基体1の表面、特に貫通孔2aの内部において陥没、亀裂などが生じず、緻密な多孔質部3を有するガス透過性基体1を得ることができる。また、ガス透過性基体1の表面が略フラットな表面を有するガス透過性基体1を得ることができる。
本発明の実施形態の効果について説明する。
この実施形態では、ガス透過性基体1を構成する基体2の貫通孔2aに粒径が3μm以上50μm以下の粗粒子と、粗粒子よりも粒径が小さい微粒子と、からなる焼結性粒子を充填し、焼成することで、多孔質部3(燃料極12)を形成する。これにより焼結時に焼結性粒子の体積収縮を抑制し、焼結後の多孔質部3、特に貫通孔2a内の多孔質部3の陥没、亀裂などの発生を抑制することができ、多孔質部3、つまりガス透過性基体1の表面を略フラットにすることができる。
例えば燃料電池10にガス透過性基体1を使用する場合に、ガス透過性基体1上に厚さが均一の電解質膜13、酸化剤極14などを形成することができる。電解質膜13を厚さが均一の薄膜とすることで、電解質膜13の酸素イオンの導電抵抗を小さくすることができ、燃料電池10の発電効率を良くすることができる。また、燃料極12の陥没、亀裂などを抑制するので、緻密な多孔体の燃料極12を基体2に設けることができ、燃料極12の厚さを薄くすることができる。そのため燃料電池10において単位セル10の積層方向の厚さを薄くすることができ、燃料電池10を小型にすることができる。
また、多孔質部3の陥没、亀裂などの発生を抑制するので、ガス透過性基体1の歩留まり向上することができる。
焼結性粒子に対して粗粒子の重量パーセントを10%以上95%以下とすることで、燃料極12における水素の拡散性を良くすることができ、燃料電池10の発電効率を良くすることができる。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内でなしうるさまざまな変更、改良が含まれることは言うまでもない。
固体電解質型燃料電池など、ガス透過性基体を使用する様々な分野に利用することができる。
本発明の実施形態のガス透過性基体の概略構成図である。 本発明の実施形態のガス透過性基体を用いた固体電解質型燃料電池の概略構成図である。
符号の説明
1 ガス透過性基体
2 基体
2a 貫通孔
3 多孔質部
10 固体高分子電解質型燃料電池
11 単位セル
12 燃料極(燃料極層)
13 電解質膜
14 酸化剤極(酸化剤極層)

Claims (7)

  1. 金属またはセラミックスの基体に一方の面からもう一方の面に貫通する貫通孔を有し、前記貫通孔に焼結性粒子を充填して成るガス透過性基体において、
    前記焼結性粒子は、
    粒径が3μm以上50μm以下の粗粒子と、
    前記粗粒子よりも粒径が小さい微粒子と、を有し、
    前記焼結粒子の質量に対する前記粗粒子の質量の割合が10%以上95%以下であることを特徴とするガス透過性基体。
  2. 前記基体の厚さは0.05mm以上0.5mm以下であることを特徴とする請求項1に記載のガス透過性基体。
  3. 前記焼結性粒子は、セラミックスの複合材、またはセラミックスと金属との複合材であることを特徴とする請求項1に記載のガス透過性基体。
  4. 前記焼結性粒子は、少なくとも電極材料を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載のガス透過性基体。
  5. 前記焼結粒子は、触媒材料を含むことを特徴とする請求項4に記載のガス透過性基体。
  6. 請求項4または5に記載のガス透過性基体を有する固体電解質型燃料電池。
  7. 前記電極材料は、酸化剤極層、燃料極層、電極中間層のうち少なくとも1つの層を形成する材料であることを特徴とする請求項6に記載の固体電解質型燃料電池。
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