JP2007035163A - 不揮発性半導体記憶装置及び信号処理システム - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置及び信号処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】 プログラム等を格納するコードフラッシュメモリと、画像データ等を格納するデータフラッシュメモリとは読み出し・書き込み等に関してそれぞれ異なる要求性能を持つため、従来は別チップで構成されていた。このため、両方のフラッシュメモリを必要とするシステムの低コスト化及び携帯システムにおける実装面積削減の障害となっていた。
【解決手段】 第1の書き込みレベルと第1の読み出し手段とを有する第1のメモリブロック104と、前記第1の書き込みレベルとは異なる第2の書き込みレベルと前記第1の読み出し手段とは異なる方式の第2の読み出し手段とを有しかつ前記第1のメモリブロックと同一基板上に形成された第2のメモリブロック102と、前記第1の読み出し手段又は前記第2の読み出し手段のいずれか一方を選択して読み出しデータを外部へ出力するデータ出力手段128とを設ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、不揮発性半導体記憶装置及び不揮発性半導体記憶装置を搭載した信号処理システムに関するものであり、特に不揮発性半導体記憶装置に制御プログラム等のコードと、画像等のデータとの両方を記憶するシステムに用いる不揮発性半導体記憶装置に適用すると有効な技術に関するものである。
不揮発性半導体記憶装置は、電源を切っても記憶情報を保持できることから、情報システムや通信システムへの応用が広がっている。なかでも、フラッシュEEPROM(フラッシュメモリ)はチップ全体又はブロック単位での消去を行うことで、メモリセルサイズを小さくして低コストを実現したものであり、急速に需要が拡大している。
フラッシュメモリを用いるシステムにおいて、フラッシュメモリに格納する情報としては、大別するとコード(命令)とデータとに分類される。ここで、コードはシステムLSIでの演算処理部が実行する命令であり、このコードを格納するフラッシュメモリは、高速に動作する演算処理部が必要とするコードを高速に読み出せる必要がある。また、システムLSIで実行されるアプリケーションソフトが扱う画像等のデータは、まとまった大量のデータであり、このデータを格納するフラッシュメモリは、大量のかたまりデータの書き込み及び読み出しが必要時間内で実行できる必要がある。
主に命令等のコードを格納する目的に用いられるフラッシュメモリをコードフラッシュメモリ、主に画像等のデータを格納する目的に用いられるフラッシュメモリをデータフラッシュメモリと定義し、それぞれのメモリに対する要求性能をまとめると図12に示すようになる。コードフラッシュメモリとデータフラッシュメモリとに対しては、読み出し、書き込み、消去及び書き換え回数等の特性において、異なった要求性能となっていることが分かる。
コードフラッシュメモリの格納情報は、演算処理部の命令が主体となるため、高速ランダムアクセスが要求され、命令が確定された後は、ほとんど書き換える必要がなくなるため、書き換え回数、書き込み及び消去性能に対する要求は強くはない。一方、データフラッシュメモリの格納情報は、画像等の大容量データが主体となるため、読み出し及び書き込みに関してのランダム性能は要求されないが、高速なスループットが要求される。高速書き換えが要求されているため、消去に対しても高速性が要求され、書き換え回数に対しても多数回の書き換えが要求される。
また、コードフラッシュメモリに格納された演算処理部の命令は、演算処理部からの要求があれば、データフラッシュメモリへのアクセス期間中であり、特に長い時間を必要とする書き込みや消去を実行している期間であっても、読み出すことができる必要がある。
NOR型フラッシュメモリはコードフラッシュメモリに対する要求に適した性能を有しており、NAND型フラッシュメモリはデータフラッシュメモリに対する要求に適した性能を有しているため、コードとデータを不揮発性メモリに記憶するシステムにおいては、NOR型フラッシュメモリとNAND型フラッシュメモリとの両方を用いている。
例えば、携帯電話システムでの信号処理部は、ベースバンド処理を行う第1のシステムLSIと、アプリケーション処理を行う第2のシステムLSIとで構成される。第1のシステムLSIにはNOR型フラッシュメモリとDRAMとが接続され、第2のシステムLSIにはNOR型フラッシュメモリとNAND型フラッシュメモリとDRAMとが接続される。各NOR型フラッシュメモリには、各システムLSIの演算処理部で用いられるコード(命令)が格納される。NAND型フラッシュメモリには、第2のシステムLSIで実行されるアプリケーションソフトで扱う画像データ等が格納される。
半導体製造技術の進展に伴って、システムLSIは大規模化へと、メモリは大容量化へと進んできており、上記携帯電話システムにおいても、両システムLSIは、より微細化プロセス技術を用いて1チップに統合すればより低コスト化が実現できる。同様に、2つのDRAMも1チップに統合すれば更なる低コスト化が実現できる。フラッシュメモリも同様に1チップに統合すれば低コスト化が実現可能であるが、フラッシュメモリを統合するためには、異なる要求性能を持つコードフラッシュメモリと、データフラッシュメモリとを1チップ上に実現する技術が必要である。
コード格納用途及びデータ格納用途のフラッシュメモリを1チップ上に実現した複合化フラッシュメモリが、特許文献1、特許文献2に開示されている。これは、コード格納用メモリ部とデータ格納用メモリ部とのセクター分割に関するもの、及びデータ格納用メモリ部の書き込み又は消去動作期間中に、コード格納用メモリ部からの読み出しを行えるようにする技術に関するものであり、開示された技術からでは、図12に示すような、コードフラッシュメモリ及びデータフラッシュメモリにおいて、それぞれに要求される、異なる読み出し及び書き込み性能を実現することはできない。
不揮発性メモリアレイ内のメモリセルを複数ブロックに分割し、任意のブロックに対して書き込み又は消去動作を行っている間に、他のブロックからの読み出しを可能にする技術は、特許文献3においても開示されている。特許文献3においては、分割されたそれぞれのブロックにアドレスラッチを備えるとともに、各ブロックを含むメモリチップ全体の制御を行う命令解析及びステータスデータ生成部を備えており、メモリチップに対する命令を解析し、任意のブロックが書き込み又は消去動作期間においては、他のブロックからの読み出しを可能としている。この特許文献3に開示された技術においても、図12に示すような、コードフラッシュメモリ及びデータフラッシュメモリにおいて、それぞれに要求される、異なる読み出し及び書き込み性能を実現することはできない。
特許文献1、特許文献2で開示されている、データ格納用メモリ部に対して書き込み又は消去動作を行っている間に、コード格納用メモリ部からの読み出しを可能にする技術においても、特許文献3で開示されている技術と同様に、独立に動作可能なメモリブロックを複数個備えることにより実現している。
異なる複数のメモリ特性を1チップ上で実現する技術の一例は、特許文献4に開示されている。特許文献4においては、NAND型メモリの一部の領域に、NAND型メモリセルの直列接続されたメモリセルを1つのメモリセルで置き換えたNOR型メモリ領域を備えることにより、高集積性により低コストが実現可能なNAND型メモリと、ランダムアクセス性能に優れたNOR型メモリとを同一チップ上に実現可能としている。しかしながら、NAND型メモリとNOR型メモリとはビット線及び読み出し回路を共有する構成で実現されており、ここで開示されたNOR型メモリでは、データフラッシュメモリに比べ、桁違いに速いランダム読み出し速度が要求されるコードフラッシュメモリに適用することはできない。また、書き込み特性においても、NAND型メモリとNOR型メモリとが同一の特性となり、NOR型メモリに比べ、NAND型メモリが高速書き込みを実現しているものではない。また、NAND型メモリに対する書き込み又は消去動作実行中でのNOR型メモリからの読み出し動作は不可能である。
特許文献5に開示されているのは、プログラムデータ(コード)格納領域と、プログラムデータ格納領域に比べ、書き換えによる劣化が少なく、長寿命化されたテーブルデータ(データ)格納領域を1チップ上に実現するための技術である。テーブルデータ格納領域に印加する書き込み電圧を、プログラムデータ領域に印加する電圧よりも低い値に設定することにより、プログラムデータの書き込みのしきい値電圧よりも、テーブルデータ格納領域の書き込みしきい値電圧を低い値とし、書き換え時のストレスを低減して長寿命化を図っている。このとき、プログラムデータ格納領域であるかテーブルデータ格納であるかは、入力されたアドレスにより判定している。この特許文献5では、異なる書き込みしきい値電圧は、書き込み電圧を変更する手段により実現されており、プログラムデータの書き込みに比べ、テーブルデータの書き込みを高速化することはできない。また、異なる書き込みしきい値電圧に設定されたメモリセルの読み出し方式及び回路に関する記載はなく、ここで開示された技術においては、図12に示すような、コードフラッシュメモリ及びデータフラッシュメモリにおいて、それぞれに要求される、読み出し及び書き込み性能を実現することはできない。
特許文献6には、多値記憶と2値記憶とを領域で切り換える技術が開示されている。高速動作かつ高信頼性が要求されるデータは2値記憶を行い、大容量記憶が要求されるデータは多値記憶を行う。書き込み時には、多値フラグを書き込みデータとともに記憶して、読み出し時にフラグの値に応じて読み出しシーケンスを切り換えることにより、2値又は多値記憶の領域を任意に設定することを可能としている。しかしながら、ここで開示された技術においては、多値記憶と2値記憶との切り換えに関するものであり、コードフラッシュメモリ及びデータフラッシュメモリとして要求される、異なるメモリブロックで高速ランダム読み出しと、高スループット読み出しを実現することはできない。
特開平10−326493号公報 特開2004−273117号公報 特開平7−281952号公報 特開平10−27484号公報 特開平11−283382号公報 特開2001−210082号公報
コードフラッシュメモリとデータフラッシュメモリとが統合化されたフラッシュメモリは、異なる2種類の要求性能の全てを満たすフラッシュメモリを低コストで実現しなければ、製品となってシステムに搭載されるものとはなり得ない。
上記背景技術として説明してきたように、いくつかの従来技術では、コードメモリとデータメモリとを1チップで実現する場合に解決しなければならない、いくつもの課題のうちの、いくつかを解決する技術が開示されているが、これらの従来技術を組み合わせても図12に示すコードフラッシュメモリとデータフラッシュメモリとが要求する性能を1チップで実現することはできなかった。
前記課題を解決するため、本発明に係る第1の不揮発性半導体記憶装置は、第1の書き込みレベルと第1の読み出し手段とを有する第1のメモリブロックと、前記第1の書き込みレベルとは異なる第2の書き込みレベルと前記第1の読み出し手段とは異なる方式の第2の読み出し手段とを有しかつ前記第1のメモリブロックと同一基板上に形成された第2のメモリブロックと、前記第1の読み出し手段又は前記第2の読み出し手段のいずれか一方を選択して読み出しデータを外部へ出力するデータ出力手段とを備えた構成を採用したものである。
また、本発明に係る第2の不揮発性半導体記憶装置は、1つのメモリセルに2ビット以上の情報を書き込む第1の書き込み手段と第1の読み出し手段とを有する第1のメモリブロックと、前記第1の書き込み手段とは異なる第2の書き込み手段と前記第1の読み出し手段とは異なる方式の第2の読み出し手段とを有しかつ前記第1のメモリブロックと同一基板上に形成された第2のメモリブロックと、前記第1の読み出し手段又は前記第2の読み出し手段のいずれか一方を選択して読み出しデータを外部へ出力するデータ出力手段とを備えた構成を採用したものである。
また、本発明に係る第3の不揮発性半導体記憶装置は、特定のメモリセルが接続されるワード線を選択する第1のワード線手段と第1の読み出し手段とを有する第1のメモリブロックと、特定のメモリセルが接続される複数のワード線を同時に選択する第2のワード線手段と前記第1の読み出し手段とは異なる方式の第2の読み出し手段とを有しかつ前記第1のメモリブロックと同一基板上に形成された第2のメモリブロックと、前記第1の読み出し手段又は前記第2の読み出し手段のいずれか一方を選択して読み出しデータを外部へ出力するデータ出力手段とを備えた構成を採用したものである。
本発明によれば、読み出し・書き込み・書き換え回数等の特性で異なる性能が要求される、コード格納用不揮発性半導体記憶装置とデータ格納用不揮発性半導体記憶装置とを、全ての要求性能を満たした上で1チップに統合することができ、低価格化を実現できる。
本発明の不揮発性半導体記憶装置を用いたシステムにおいては、複数チップで構成されていた不揮発性半導体記憶装置を1チップで構成することができるので、実装面積を縮小することができるとともに、アドレスバスやデータバスの寄生容量を減らすことができるので、高速動作又は低消費電力動作を実現することもできる。
また、データ格納領域に対する書き込み又は消去動作の期間中での、コード格納領域からの読み出しを簡単な回路規模で実現することができ、システム性能を維持したままでの低コスト化が実現できる。
図1に、本発明の一実施形態におけるフラッシュメモリ100の構成例を示している。図1において、102はコードを格納することを目的としたコードメモリアレイ、104はデータを格納することを目的としたデータメモリアレイである。コードメモリアレイ102及びデータメモリアレイ104は、製造プロセスコストを最小とするために、同一構造のメモリセルを同一配置として構成される。コードメモリアレイ102及びデータメモリアレイ104にはそれぞれ、入力されるアドレスによりアレイ内の特定のワード線を選択するロウデコーダ106及び110が接続されており、コードメモリアレイ102にはYゲート112を介してセンスアンプ114が、またコードメモリアレイ102とデータメモリアレイ104には、選択ゲート111及び119を介してページラッチ116と、読み出し・書き込み回路118とが接続されている。
コードメモリアレイ102に接続されるロウデコーダ106には、アドレス入力端子A0〜A25からのロウアドレス入力信号が直接入力され、コードメモリアレイ102内の特定ワード線を選択する。データメモリアレイ104に接続されるロウデコーダ110には、アドレス入力端子A0〜A25からのロウアドレス入力信号をアドレスラッチ122でラッチした信号が入力され、データメモリアレイ104内の特定ワード線を選択する。カラムデコーダ108は、アドレス入力端子A0〜A25からのカラムアドレス入力信号又はカウンタ134からの信号のいずれか一方が選択回路(MUX)120により選択されて入力され、Yゲート112及びページラッチ116を選択する選択信号を出力する。
図1中の選択ゲート111及び119、Yゲート112、センスアンプ114、ページラッチ116及び読み出し・書き込み回路118が配置される共通ブロック132内の具体回路例を、図2に示している。
ここで、データメモリアレイ104内のメモリセルに対する書き込みしきい値電圧を、コードメモリアレイ102内のメモリセルに対する書き込みしきい値電圧より高い値となるように設定する。つまり、メモリアレイ内のメモリセルのしきい値電圧分布を、図3に示すように、消去後のしきい値電圧分布300に対して、コードメモリアレイ102内は充分に低い値302に設定し、データメモリアレイ104内はコードメモリセルよりも高い値304に設定する。
メモリセルの書き込み特性を図4に示している。図4に示すように、メモリセルのしきい値電圧は、書き込み時間の対数軸に対して比例する特性であり、コードメモリアレイ102内のメモリセルとデータメモリアレイ104内のメモリセルとの書き込み後のしきい値電圧を図3に示すように設定することにより、データメモリアレイ104はコードメモリアレイ102に比べ、そのしきい値電圧電位差の指数関数に逆比例した短い時間で目標のしきい値電圧に到達することになる。しかしながら、図3に示すように、データメモリアレイ104での消去後のしきい値電圧分布の下限と書き込み後のしきい値電圧分布の上限との間のしきい値電圧幅(読み出しウィンドウ)IRWDは、コードメモリアレイ102でのIRWCに比べ小さな値となり、コードメモリアレイ102からの読み出しに用いる読み出しリファレンス電流は、しきい値電圧VtREFCに相当する電流に設定し、データメモリアレイ104からの読み出しに用いる読み出しリファレンス電流は、しきい値電圧VtREFDに相当する電流に設定する。このため、メモリセル電流と、読み出しリファレンス電流との差電流は、コードメモリアレイ102からの読み出しに比べ、データメモリアレイ104からの読み出しの場合は小さくなる。
コードメモリアレイ102内のメモリセルと、データメモリアレイ104内のメモリセルとの書き込みしきい値電圧を図3に示すように設定し、図12に示すコードフラッシュメモリとデータフラッシュメモリとに対する要求性能の、両方を満たすための回路構成例を図2を用いて説明する。共通ブロック132内のYゲート112を構成するトランジスタ218と、センスアンプ114を構成する1ビット分のセンスアンプ220は、コードメモリアレイ102からのランダム読み出しを行うための回路である。共通ブロック132内のトランジスタ218とセンスアンプ220とを除く回路は、データメモリアレイ104からの読み出しと、データメモリアレイ104とコードメモリアレイ102との両方に対する書き込みを行うための回路であり、図2においてはビット線2本分(BLi,BLi+1)の回路構成を示しているが、全ビット線に対して同様の回路が接続される。
まず書き込み動作について説明すると、書き込み回路は、コードメモリアレイ102とデータメモリアレイ104とで共有されており、コードメモリアレイ102とデータメモリアレイ104とのうちのいずれに書き込むかは、選択ゲート214又は216の一方を導通とし、他方を遮断とした場合に、導通とした側のメモリアレイに書き込みが行われる。データメモリアレイ104に書き込む場合を説明すると、制御信号TGDにより選択ゲート214を導通とし、制御信号TGCにより選択ゲート216を遮断状態とする。
ビット線BLiにはトランジスタ204を介して、交差接続された2個のインバータから構成されるページラッチ200が接続されている。書き込みデータは、データ入出力端子D0〜D15から入出力バッファ128を介して内部データバスDBDへ与えられる。カラムデコーダ108がカウンタ134からの信号をデコードした結果として出力する、カラム選択信号YSELにより駆動されるトランジスタ206によって、内部データバスDBDのデータが、選択的にページラッチ200へ取り込まれる。カウンタ134の出力がカウントアップするのに同期して書き込みデータを順次入力し、ビット線の数に相当する1ページ分の書き込みデータをページラッチ200へ取り込む。
ページラッチ200に取り込まれた書き込みデータは、レベルシフト回路202を介してビット線BLiに与えられる。ページラッチ200に取り込まれたデータが『1』のビットは書き込みビットであり、『0』のビットは書き込み禁止ビットであり、ページラッチ200に取り込まれたデータが『1』のビットのみ、メモリセルのドレインに対する書き込み電圧がビット線BLiに与えられる。このとき、トランジスタ204は制御信号REDにより遮断となるよう制御されているとともに、書き込むべきメモリセルが接続されたワード線には、アドレス入力端子A0〜A25からのロウアドレス信号をラッチするアドレスラッチ122とロウデコーダ110とによりメモリセルのコントロールゲートに対する書き込み電圧が与えられている。
メモリセルに対する1回の書き込みを行った後には、メモリセルが目標のしきい値電圧に達したかどうかのベリファイを行う必要がある。このベリファイ動作時には、制御信号TGDにより選択ゲート214が導通とされ、制御信号PRECの制御により、トランジスタ212を介してビット線BLiが特定電位にプリチャージされる。プリチャージが完了するタイミングで、ベリファイのための読み出しを行うメモリセルが接続されたワード線に、アドレス入力端子A0A〜25からのロウアドレスをラッチするアドレスラッチ122とロウデコーダ110により、メモリセルのコントロールゲートに対する読み出し電圧が与えられ、メモリセルに流れる電流によりビット線のプリチャージレベルが放電される。予め決められたタイミングでの制御信号REDの制御により、トランジスタ204が導通とされ、ビット線の電位がページラッチ200へ与えられる。ページラッチ200の他方の端子には、ゲートにリファレンス電圧REFが与えられたトランジスタ208とラッチタイミング制御信号LTCが入力されたトランジスタ210とが直列に接続されており、ラッチタイミング制御信号LTCでの制御タイミングでビット線電位と、リファレンス電圧REFとが比較され、メモリセルが目標のしきい値電圧に達したかどうかが判定される。目標のしきい値電圧に達したと判定されるメモリセルに接続されたページラッチ200は、比較結果に応じて、ラッチデータが反転され、記憶データが書き込み禁止を示す『0』とされる。
ビット線電位とリファレンス電圧REFとの比較によるベリファイ動作の結果、目標のしきい値電圧に達していないと判定されるページラッチ200内の書き込みデータはそのまま維持される。ベリファイ動作の結果、目標のしきい値電圧に達していないビットが存在している間は、次の書き込みと、書き込みベリファイとが繰り返される。
書き込みベリファイ後に全てのビットが目標のしきい値電圧に達したと判定された場合には、書き込み完了検出手段(図示せず)により書き込み完了信号が発生され、書き込みを終了する。
コードメモリアレイ102に対する書き込みを行う場合には、制御信号TGDにより選択ゲート214を遮断状態とし、制御信号TGCにより選択ゲート216を導通として、データメモリアレイ104に対する書き込みと同様の動作を行うが、書き込みベリファイ時にトランジスタ208に与えるリファレンス電圧REFをデータメモリアレイ104に対する書き込み動作でのベリファイ時とは異なる電圧とすることにより、書き込み完了を判定するメモリセルのしきい値電圧をデータメモリアレイ104に対する書き込み時と異なる値に設定することができる。
このようにして、データメモリアレイ104の書き込みしきい値電圧を、コードメモリアレイ102よりも高い電圧に設定することにより、データメモリアレイ104の書き込み速度を、コードメモリアレイ102に比べて格段に速くすることができる。
次に、データメモリアレイ104の書き込み速度を更に速くする方法を以下に説明する。前述のように、書き込み動作においては、メモリセルに対する書き込み動作と、書き込みベリファイのための読み出し動作とが繰り返し実行される。コードメモリアレイ102の書き込みしきい値電圧は低い値に設定されるため、厳密な書き込みしきい値電圧の制御が要求される。書き込みしきい値電圧が低くなり過ぎて、0V以下になるメモリセルが発生すると、非選択時においてもドレイン・ソース間にリーク電流が流れることになり、選択されたメモリセルの誤読み出しを生じさせてしまう。このため、図5に示すように、書き込み時のパルス幅を小さく設定して、1回の書き込み動作で変化するしきい値電圧の幅を小さくして書き込み制御を行う必要がある。図5において、Pは書き込み期間を示し、PVは書き込みベリファイ期間を示している。
一方、データメモリアレイ104の書き込みしきい値電圧は高い値に設定されるため、書き込みしきい値電圧の分布幅がコードメモリアレイ102に比べて広くなっても、前述のような誤読み出しの原因となるリーク電流を発生するようなメモリセルとなることはなく、コードメモリアレイ102に比べると書き込みしきい値電圧制御を緩めることができる。したがって、データメモリアレイ104の書き込みにおいては、図6に示すように、書き込みパルス幅をコードメモリアレイ102に比べ広く設定して、書き込みと書き込みベリファイとの繰り返し回数を減らすことができるので、データメモリアレイ104の書き込み速度の更なる高速化を実現することができる。
次に読み出し動作について、図7に示すタイミング図(前半)を用いながら説明する。データメモリアレイ104からの読み出しにおいては、書き込みベリファイと同様の動作で行われる。アドレス入力端子A0〜A25からのロウアドレスA_1がライトイネーブル信号/WEによりアドレスラッチ122に取り込まれ、ロウデコーダ110に与えられる。ロウデコーダ110は、入力されたアドレスA_1に従って特定のワード線を選択する。読み出しが開始されると、レディービジー信号RY/BYはビジー状態を示す『0』の値に設定される。
特定のワード線を選択すると同時に、制御信号TGCの制御により選択ゲート216を遮断状態に保持して、書き込みベリファイと同様の動作を行う。このとき、トランジスタ208に与えるリファレンス電圧REFを読み出し用の電位に設定することにより、ロウデコーダ110により選択されたワード線に接続されるメモリセルの記憶データをページ単位でページラッチ200に読み出すことができる。メモリセルの記憶データがページラッチ200に読み出されると、レディービジー信号RY/BYがレディー状態を示す『1』の値にされる。これを受けて/RE信号にパルスを与えると、カウンタ134がカウントアップを開始し、カラムデコーダ108がカウンタ134からの信号をデコードした結果として出力するカラム選択信号YSELにより、内部データバスDBDへトランジスタ206を介して、選択的にデータを出力する。カウンタ134を順次カウントアップすることにより、ページラッチ200に読み出されたメモリセルデータが順次内部バスDBDへ出力され、入出力バッファ128を経てデータ入出力端子D0〜D15にD_1、D_2、D_3、D_4のように順次出力される。
図3で説明したように、データメモリアレイ104内のメモリセルに対する書き込みしきい値電圧は、コードメモリアレイ102内のメモリセルに対する書き込みしきい値電圧よりも高い値に設定されているため、読み出し時のメモリセル電流と読み出しリファレンス電流との差電流が少ないため、高速な読み出し速度を実現することが困難である。このため、ページラッチ200へ取り込むまでの時間は長くかかるが、1ページ分のデータを一度にページラッチ200へ取り込むことにより、カラムアドレスを順次変更してページラッチ200のデータを順次データ入出力端子D0〜D15へ出力するのは短時間で実現でき、高速な読み出しスループットを実現することができる。
次に、高速のランダム性が要求されるコードメモリアレイ102からの読み出しについて、図7のタイミング図(後半)を用いながら説明する。アドレス入力端子A0〜A25からのアドレス信号A_5と、チップイネーブル信号/CEとを受け取ると、ロウデコーダ106は受け取ったロウアドレスに従って、アクセスするメモリセルが接続されたワード線を選択し、カラムデコーダ108は、選択回路120の選択動作により、カラム信号を受け取り、アドレスにしたがったカラム選択信号YSELを出力し、Yゲート112を構成するトランジスタ218を制御する。この動作により、16本のビット線BLi(i=0〜15)を選択的にセンスアンプ220へ接続し、センスアンプ220が接続されたビット線を介して入力されるメモリセル電流を電圧に変換して内部バスDBCへ出力する。内部バスDBCのデータは入出力バッファ128を経てデータ入出力端子D0〜D15にD_5として出力される。異なるメモリセルを選択して読み出しを行う場合には、引き続いてアドレス入力端子A0〜A25に異なるアドレス信号A_6とチップイネーブル信号/CEとを与える。入力されるアドレスA_6により選択されるメモリセルの記憶データは、前述の説明と同様の動作でデータ入出力端子D0〜D15にD_6として出力される。
コードメモリアレイ102内のメモリセルに対する書き込みしきい値電圧は、データメモリアレイ104内のメモリセルよりも十分低い値に設定されているため、メモリセル電流と読み出しリファレンス電流との差電流は大きな値が得られる。したがって、ビット線の寄生容量の充放電を高速に行うことができる。また、入出力データ幅の数(本実施形態では16個)だけ備えたセンスアンプ220は、個数が少なくて良いので、高速読み出しが可能な回路構成を採用することができ、高速ランダムアクセスを実現することができる。
消去動作に関しては、コードメモリアレイ102及びデータメモリアレイ104に対して同様の手段で消去電圧を印加するが、データメモリアレイ104の方がコードメモリアレイ102に比べ、書き込みしきい値電圧が高く、消去後のしきい値電圧との電位差が小さいため、書き込み速度と同様に消去速度においても、コードメモリアレイ102に比べてデータメモリアレイ104を高速に実行することができる。
また、データメモリアレイ104の方が書き込みしきい値電圧と、消去しきい値電圧との電位差が小さいため、書き換え時のメモリセルに与えるストレスが小さくなり、書き換え回数もコードメモリアレイ102に比べてデータメモリアレイ104を多くすることができる。
次に、データメモリアレイ104への書き込み期間中に、コードメモリアレイ102からの読み出しを行う場合について、図8を用いながら説明する。データメモリアレイ104へ書き込みを行うためにまず、ページラッチ200へのデータ取り込みを行う。アドレス入力端子A0〜A25にコマンド入力期間であることを示す信号A_Cを与えると同時にデータ入出力端子D0〜D15へ、書き込みデータ取り込みモードであることを示すコマンドC_1を入力する。続いて、/WE信号に与えるパルスと同期して書き込みデータD_1、D_2、D_3、・・・・D_nを順次与えることにより、/WEのパルスをカウントするカウンタ134の出力をカラムデコーダ108がデコードし、トランジスタ206を順次制御して、ページラッチ200に1ページ分の書き込みデータを取り込む。
ページラッチ200への書き込みデータ取り込みが完了した後に、データメモリアレイ104への書き込み動作を実行する。アドレス入力端子A0〜A25にコマンド入力期間であることを示す信号A_Cを与えると同時にデータ入出力端子D0〜D15へ、書き込みモードであることを示すコマンドC_2を入力する。引き続いて、データメモリアレイ104内の書き込むべきメモリセルを選択するためにアドレスA_4を与えて/WEを『0』とすることにより書き込み動作を開始する。このときレディービジー信号RY/BYはビジー状態を示す『0』の値となる。データメモリアレイ104への書き込みが行われている期間内に、アドレス入力端子A0〜A25にコードメモリアレイ102の領域を指し示すアドレスA_5を入力すると、メモリ内部は、データメモリアレイ104への書き込み及び書き込みベリファイ動作を実行しながら、コードメモリアレイ102からの読み出し動作を開始する。データメモリアレイ104への書き込み及び書き込みベリファイ動作期間中は選択ゲート216が遮断状態に保持されているため、Yゲートトランジスタ218及びセンスアンプ220を用いるコードメモリアレイ102からの読み出し動作は、データメモリアレイ104の書き込み及び書き込みベリファイ動作に影響されずに実行することができる。したがって、アドレス入力端子A0〜A25からのアドレス信号A_5と/CE信号とを受け取ると、コードメモリアレイ102内のメモリセルを選択して、選択されたメモリセルからの読み出しデータを、データ入出力端子D0〜D15にD_5として出力する。データメモリアレイ104への書き込みが完了するまでは、レディービジー信号RY/BYはビジー状態を示す『0』の値のままである。
以上説明したように、図1及び図2に示す回路構成とし、図3に示すように、コードメモリアレイ102に比べてデータメモリアレイ104の書き込みしきい値電圧を高く設定することにより、図12に示すコードフラッシュメモリとデータフラッシュメモリとに対する要求を共に満足するフラッシュメモリを1チップ上に実現することができる。
データメモリアレイ104は画像等の大量データを記憶する目的で用いられるため、コードメモリアレイ102に比べて大容量となる。したがって、データメモリアレイ104をコードメモリアレイ102に比べて低コストで実現できれば非常に有効となる。
以下に、コードメモリアレイ102に比べデータメモリアレイ104を低コストで実現するための手段を説明する。図9は、データメモリアレイ104に対しては、1つのメモリセルに2ビットの情報を4値レベルを用いて書き込み、コードメモリアレイ102に対しては、1つのメモリセルに1ビットの情報を2値レベルを用いて書き込むための回路構成を示している。図2と同一回路構成要素には図2と同一番号としており、コードメモリアレイ102から読み出しを行うための回路であるところのYゲートトランジスタ218、センスアンプ220及び内部バスDBCは、図2と同一構成、同一動作であるため図9では図示を省略している。図2と異なるのは、ビット線BLiとBLi+1との間に選択トランジスタ702が追加されている点と、選択ゲート214を制御する信号TGDがTGD_EとTGD_Oとに、読み出し及び書き込みベリファイ時にメモリセルのデータをページラッチ200に取り込むタイミングを制御するトランジスタ210のゲートに入力される信号LTCがLTC_EとLTC_Oとに、読み出し及び書き込みベリファイ時にトランジスタ208に与えるリファレンス電圧がREF_1とREF_2とにそれぞれ分割されている点である。
コードメモリアレイ102内の1つのメモリセルに1ビットの情報を2値レベルを用いて書き込む場合には、MLC信号からの制御により選択トランジスタ702を遮断状態に保持し、タイミング制御信号LTC_E及びLTC_O、制御信号TGD_E及びTGD_O、リファレンス電圧REF_1及びREF_2をそれぞれ同一信号として制御し、図2での説明と同様の動作を行うことにより、図2での説明と同様に書き込むことができる。コードメモリアレイ102からの2値情報読み出しに関しては、前述のように、図示していないYゲートトランジスタ218、センスアンプ220及び内部バスDBCを用いて、図2での説明と同様の動作で行う。
次に、データメモリアレイ104内の1つのメモリセルに、2ビットの情報を4値レベルを用いて書き込む場合を以下に説明する。図示しているビット線BLiとBLi+1に接続されるページラッチ200_E及び200_Oはそれぞれ、1つのメモリセルに書き込むための第1ビットと第2ビットの情報を取り込む。取り込む手順は、図2での説明と同様に、データ入出力端子D0〜D15から入力される書き込みデータを内部バスDBDへ出力し、カラムデコーダ108からのカラム選択信号YSELにより、トランジスタ206を介して取り込む。2つのページラッチ200_E及び200_Oに取り込まれた2ビットの書き込みデータを、以下の手順で、4値レベルを用いてビット線BLiに接続されたメモリセルに書き込む。
まず、制御信号TGD_Oの制御により選択ゲート214_Oを遮断状態に保持し、制御信号TGD_Eの制御により選択ゲート214_Eを導通として、ビット線BLiに接続されたメモリセルへの書き込みを可能な状態に設定する。ページラッチ200_E及び200_Oに取り込まれた2ビットの書き込みデータの各々について、書き込み動作を行う。メモリセルへの1ビット目の書き込みにおいては、ページラッチ200_Eに取り込まれた書き込みデータが書き込みビットであることを示す『1』データの場合には、レベルシフト回路202_Eから書き込み電圧がビット線BLiを介してメモリセルのドレインに与えられる。メモリセルへの2ビット目の書き込みにおいては、ページラッチ200_Oに取り込まれた書き込みデータが書き込みビットであることを示す『1』データの場合には、レベルシフト回路202_Oから選択トランジスタ702を介して、書き込み電圧をビット線BLiに与える。1ビット目及び2ビット目の書き込みにおいて、書き込みを行うメモリセルが接続されたワード線には、アドレス入力端子A0〜A25からのロウアドレスをラッチするアドレスラッチ122と、ロウデコーダ110とにより、メモリセルのコントロールゲートに対する書き込み電圧が与えられている。
1ビット目及び2ビット目の書き込みを実施した後には書き込みベリファイが実行される。制御信号MLCと制御信号TGD_Eとにより、選択トランジスタ702とビット線BLiに接続された選択ゲート214_Eとが導通状態とされ、制御信号TGD_Oにより選択ゲート214_Oが遮断状態とされる。制御信号PRECの制御によりトランジスタ212を介してビット線BLiが特定電位にプリチャージされる。プリチャージが完了するタイミングで、読み出しを行うメモリセルが接続されたワード線に、アドレス入力端子A0〜A25からのロウアドレスをラッチするアドレスラッチ122と、ロウデコーダ110とにより、メモリセルのコントロールゲートに対する、ベリファイ動作のための読み出し電圧が与えられ、選択されたメモリセルに流れる電流によりビット線BLiのプリチャージレベルが放電される。このときビット線BLi+1に接続された選択ゲート214_Oは遮断状態に保持されているため、ビット線BLi+1に接続されたメモリセルの読み出しは行われない。
予め決められたタイミングでの制御信号REDの制御により、トランジスタ204_E及び204_Oが導通とされ、ビット線BLiの電位がページラッチ200_E及び200_Oへ与えられる。ページラッチ200_Eの他方の端子には、ゲートにリファレンス電圧REF_1が与えられたトランジスタ208_Eと、ラッチタイミング制御信号LTC_Eがゲートに入力されたトランジスタ210_Eとが直列に接続されており、ページラッチ200_Oの他方の端子には、ゲートにリファレンス電圧REF_2が与えられたトランジスタ208_Oとラッチタイミング制御信号LTC_Oがゲートに入力されたトランジスタ210_Oとが直列に接続されている。ラッチタイミング制御信号LTC_E及びLTC_Oでの制御タイミングで、ページラッチ200_E及びページラッチ200_Oにおいて、ビット線BLiの電位と、第1ビットに対応するリファレンス電圧REF_1及び第2ビットに対応するリファレンス電圧REF_2とが比較され、ページラッチ200_Eにおいて、メモリセルが第1ビットに対応するしきい値電圧に達したかどうかと、ページラッチ200_Oにおいて、メモリセルが第2ビットに対応するしきい値電圧に達したかどうかとが個々に判定される。それぞれの判定において、対応するしきい値電圧に達したと判定されると、ページラッチ200_Eとページラッチ200_Oとの書き込みビットであることを示す『1』データは反転されて『0』とされ、対応するしきい値電圧に達していないと判定されるページラッチ200_Eとページラッチ200_Oとの書き込み示す『1』データは保持される。ページラッチ200_E及び200_Oに『1』データが保持されている場合には、書き込み及びベリファイ動作が繰り返され、書き込みベリファイ後に全てのビットが目標のしきい値電圧に達したと判定された場合には、書き込み完了検出手段(図示せず)により書き込み完了信号が発生されて書き込み動作を完了する。
このように、書き込みベリファイ動作において、リファレンス電圧REF_1及びリファレンス電圧REF_2を、2ビットの書き込みデータの値に応じた電位とすることにより、ページラッチ200_E及び200_Oに取り込まれた2ビットの書き込みデータを、4値レベルを用いてデータメモリアレイ104中の1つのメモリセルに書き込むことができる。
データメモリアレイ104からの4値レベル記憶データの読み出しにおいては、書き込みベリファイでの読み出しと同様にして読み出され、1つのメモリセルから2ビットのデータがページラッチ200_E及び200_Oに読み出され、2値記憶の場合と同様に、カラムデコーダ108からの選択信号YSELにより順次内部バスDBD及び入出力バッファ128を経て、データ入出力端子D0〜D15へ出力される。
ページラッチ200_E及び200_Oに取り込まれた2ビットの書き込みデータを、ビット線BLi+1に接続されたメモリセルへ書き込む場合には、制御信号TGD_Eの制御により選択ゲート214_Eを遮断状態とし、制御信号TGD_Oの制御により選択ゲート214_Oを導通状態として、前述のビット線BLiに接続されたメモリセルに対する書き込みと同様の動作を行えばよい。
このように、コードメモリアレイ102とデータメモリアレイ104のメモリセルを同一構造のメモリセルで構成した場合においても、データメモリアレイ104内のメモリセルに2ビットのデータ記憶することにより、コードメモリアレイ102での1ビット記憶に比べ、データメモリアレイ104を低コストで実現することができる。
データメモリアレイ104をコードメモリアレイ102に比べて低コストで実現するための、他の実施形態を図10に示している。図10において、コードメモリアレイ102とデータメモリアレイ104とは同一構造のメモリセルで構成されるが、このメモリセルは半導体製造プロセス技術で形成可能な最小のメモリセルとする。データメモリアレイ104はこのメモリセルをワード線及びビット線の各交点に配置した構成としている。一方、コードメモリアレイ102は、要求される読み出し速度を達成するに必要なメモリセル電流が得られるよう、1つのアドレスにより選択されるワード線を複数本とし、1ビットを複数個のメモリセルで構成するようにしている。このようなメモリセル構成とすることにより、コードフラッシュメモリに要求される高速ランダム読み出しと、データフラッシュメモリに要求される、高書き込みスループット及び高読み出しスループットを、低コストのメモリアレイで実現することができる。
前述の携帯電話システムにおいて、半導体製造技術の進歩により、2つのシステムLSIが1チップに統合され、2つのDRAMが1チップに統合されて、図1に示すフラッシュメモリ100を用いてシステムを実現する場合には、図11に示すように非常に簡略化された構成でシステムを実現することができる。図11において、150は統合されたシステムLSIであり、160は統合されたDRAMである。
以上説明してきたとおり、本発明の不揮発性半導体記憶装置及び信号処理システムは、安価でありかつ、少実装面積が実現できる技術を有しており、コードとデータの両方を記憶するシステムのみならす、複数の異なる性能が要求される不揮発性半導体記憶装置を統合化する場合に適用することができる。
本発明の一実施形態におけるフラッシュメモリの構成図である。 図1における共通ブロックの構成例を示す回路図である。 図1におけるメモリセルしきい値電圧分布図である。 図1におけるメモリセルの書き込み特性図である。 図1のコードメモリアレイにおける書き込みと書き込みベリファイのタイミング説明図である。 図1のデータメモリアレイにおける書き込みと書き込みベリファイのタイミング説明図である。 図1における読み出しタイミング説明図である。 図1におけるデータメモリアレイへの書き込み期間中のコードメモリアレイからの読み出しタイミングの説明図である。 本発明の他の実施形態における共通ブロックの構成例を示す回路図である。 本発明の更に他の実施形態におけるメモリセル構成例を示す回路図である。 図1に示すフラッシュメモリを用いた信号処理システムの構成例を示す図である。 コードフラッシュメモリとデータフラッシュメモリとの各々の要求性能を示す図である。
符号の説明
100 フラッシュメモリ
102 コードメモリアレイ
104 データメモリアレイ
106 ロウデコーダ
108 カラムデコーダ
110 ロウデコーダ
111 選択ゲート
112 Yゲート
114 センスアンプ
116 ページラッチ
118 読み出し・書き込み回路
119 選択ゲート
120 選択回路(MUX)
122 アドレスラッチ
124 制御回路
126 電圧発生回路
128 入出力バッファ
130 ブロックデコーダ
132 共通ブロック
134 カウンタ
150 システムLSI
160 DRAM

Claims (18)

  1. 第1の書き込みレベルと、第1の読み出し手段とを有する第1のメモリブロックと、
    前記第1の書き込みレベルとは異なる第2の書き込みレベルと、前記第1の読み出し手段とは異なる方式の第2の読み出し手段とを有し、かつ前記第1のメモリブロックと同一基板上に形成された第2のメモリブロックと、
    前記第1の読み出し手段又は前記第2の読み出し手段のいずれか一方を選択して読み出しデータを外部へ出力するデータ出力手段とを備えたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置において、
    前記第2のメモリブロックからの読み出しに、前記第1のメモリブロックの書き込み及び読み出しを行うための内部データバスとは異なる内部バスを用いることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  3. 請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置において、
    前記第1のメモリブロック又は前記第2のメモリブロックのいずれのブロックへのアクセスであるかを入力アドレスの一部を用いて判別するブロックデコード手段と、
    前記ブロックデコード手段の出力により読み出し、書き込みのタイミングを切り換える制御信号発生手段とを更に備えたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  4. 請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置において、
    前記第2のメモリブロックが、前記第1のメモリブロック内に配置されるメモリセルと同一構造のメモリセルを配置して構成されることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  5. 請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置において、
    前記第2のメモリブロックが、前記第1のメモリブロックにおける第1の書き込みベリファイ用基準電位とは異なる、第2の書き込みベリファイ用基準電位を備えたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  6. 請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置において、
    前記第2のメモリブロックが、前記第1のメモリブロックにおける第1の書き込みベリファイタイミング発生手段とは異なる、第2の書き込みベリファイタイミング発生手段を備えたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  7. 1つのメモリセルに2ビット以上の情報を書き込む第1の書き込み手段と、第1の読み出し手段とを有する第1のメモリブロックと、
    前記第1の書き込み手段とは異なる第2の書き込み手段と、前記第1の読み出し手段とは異なる方式の第2の読み出し手段とを有し、かつ前記第1のメモリブロックと同一基板上に形成された第2のメモリブロックと、
    前記第1の読み出し手段又は前記第2の読み出し手段のいずれか一方を選択して読み出しデータを外部へ出力するデータ出力手段とを備えたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  8. 請求項7記載の不揮発性半導体記憶装置において、
    前記第2のメモリブロックからの読み出しに、前記第1のメモリブロックの書き込み及び読み出しを行うための内部データバスとは異なる内部バスを用いることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  9. 請求項7記載の不揮発性半導体記憶装置において、
    前記第1のメモリブロック又は前記第2のメモリブロックのいずれのブロックへのアクセスであるかを入力アドレスの一部を用いて判別するブロックデコード手段と、
    前記ブロックデコード手段の出力により書き込みのシーケンス及びタイミングと、読み出しのタイミングとを切り換える制御信号発生手段とを更に備えたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  10. 請求項7記載の不揮発性半導体記憶装置において、
    前記第2のメモリブロックが、前記第1のメモリブロック内に配置されるメモリセルと同一構造のメモリセルを配置して構成されることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  11. 特定のメモリセルが接続されるワード線を選択する第1のワード線手段と、第1の読み出し手段とを有する第1のメモリブロックと、
    特定のメモリセルが接続される複数のワード線を同時に選択する第2のワード線手段と、前記第1の読み出し手段とは異なる方式の第2の読み出し手段とを有し、かつ前記第1のメモリブロックと同一基板上に形成された第2のメモリブロックと、
    前記第1の読み出し手段又は前記第2の読み出し手段のいずれか一方を選択して読み出しデータを外部へ出力するデータ出力手段とを備えたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  12. 請求項11記載の不揮発性半導体記憶装置において、
    前記第2のメモリブロックからの読み出しに、前記第1のメモリブロックの書き込み及び読み出しを行うための内部データバスとは異なる内部バスを用いることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  13. 請求項11記載の不揮発性半導体記憶装置において、
    前記第2のメモリブロックが、前記第1のメモリブロック内に配置されるメモリセルと同一構造のメモリセルを配置して構成されることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  14. 第1のメモリブロックと、
    前記第1のメモリブロックと同一基板上に形成された第2のメモリブロックと、
    前記第1のメモリブロックと前記第2のメモリブロックとで共有される書き込み手段、及び書き込みベリファイを行う第1の読み出し手段と、
    前記書き込み手段へ書き込みデータを入力するためのデータ入力手段と、
    前記第1の読み出し手段とは異なる経路で前記第2のメモリブロックからの読み出しを行う第2の読み出し手段と、
    前記第1の読み出し手段又は前記第2の読み出し手段のいずれか一方を選択して読み出しデータを外部へ出力するデータ出力手段とを備えたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  15. 第1のメモリブロックと、
    前記第1のメモリブロックと同一基板上に形成された第2のメモリブロックと、
    前記第1のメモリブロックのビット線に接続された第1の選択ゲートと、
    前記第2のメモリブロックのビット線に接続された第2の選択ゲートと、
    前記第1の選択ゲートと前記第2の選択ゲートとの間に接続された前記第1のメモリブロック及び前記第2のメモリブロックに対する書き込み回路、並びに前記第1のメモリブロック及び前記第2のメモリブロックから読み出しを行う第1の読み出し手段と、
    前記第2のメモリブロックのビット線に接続された第3の選択ゲートと、
    前記第3の選択ゲートを介して選択的に前記第2のメモリブロックのビット線に接続される第2の読み出し手段と、
    前記第1の読み出し手段による前記第1のメモリブロックからの読み出しデータ又は前記第2の読み出し手段による前記第2のメモリブロックからの読み出しデータのいずれか一方を選択して外部へ出力するデータ出力手段とを備えたことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  16. 請求項14又は15に記載の不揮発性半導体記憶装置において、
    前記第2のメモリブロックから読み出しを行う前記第2の読み出し手段が、前記第1のメモリブロックから読み出しを行う前記第1の読み出し手段とは異なる方式であることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  17. 請求項14又は15に記載の不揮発性半導体記憶装置において、
    書き込み手段へ書き込みデータを入力するためのデータ入力手段へのデータ入力と、前記第2のメモリブロックから読み出しを行う第2の読み出し手段からのデータ入出力とが同一のデータ入出力手段を介して同一の端子から行われることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  18. 請求項1〜17のうちいずれか1項に記載の不揮発性半導体記憶装置と、
    アドレスバス及びデータバスを介して前記不揮発性半導体記憶装置に接続された演算LSIとを備えたことを特徴とする信号処理システム。
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