JP2007035141A - 光ピックアップ移送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光ピックアップ装置をより高精度で移送でき得る移送装置を提供する。
【解決手段】光ピックアップ装置をラジアル方向に移送する移送装置は、ステッピングモータ26、リードスクリュー28、主軸30および副軸32からなる一対のガイド軸、ティースを備えている。主軸30および副軸32は、固定体であるピックアップベース20に対して位置決めされて、取り付けられる。ステッピングモータ26をピックアップベース20に取り付けるためのモータ取付板34には、ピックアップベース20に位置決めされた主軸30端部が嵌入される切欠部と、リードスクリュー28を保持する支持孔と、が一体成形されている。リードスクリュー28は、このモータ取付板34により、主軸30に対する位置が規定される。
【選択図】図2

Description

本件発明は、光ディスクにレーザ光を照射する光ピックアップ装置を、前記光ディスクの径方向に移送させる光ピックアップ移送装置に関する。
光ディスク装置は、光ピックアップ装置(以下「光PU装置」という)で光ディスクにレーザ光を照射してデータの記録・再生を行う。光ディスク装置には、このレーザ光照射の際に、光PU装置を所望の位置に移送する光PU移送装置も設けられている。光PU移送装置は、光PU装置を、光ディスクの径方向に移送させる装置で、その構成は従来から多数提案されている(例えば、特許文献1など)。
光PU移送装置としては、表面に螺旋溝が形成されたリードスクリューと、当該リードスクリューに平行に配された真直精度・同芯精度の高いガイド軸と、光PU装置に固着された移動体と、を備えたものが知られている。移動体は、リードスクリューの螺旋溝に係合されている。モータの駆動によりリードスクリューが回転すると、当該リードスクリューの螺旋溝に係合している移動体および当該移動体に固着されている光PU装置が移送される。このとき、移動体および光PU装置は、真直精度・同芯精度の高いガイド軸に沿って移送されるため、高い移送精度を保つことができる。
特開平11−232654号公報
しかしながら、ガイド軸が高い真直精度・同芯精度を有していたとしても、当該ガイド軸とリードスクリューとの平行精度が低い場合には、移送精度の低下を招く。すなわち、ガイド軸とリードスクリューとの平行精度が低い場合、換言すれば、位置によってガイド軸とリードスクリューとの間隔が変動する場合、光PU装置に固着された移動体とガイド軸との間隔も変動することになり、移動体と螺旋溝との係合関係を維持できなくなる場合がある。その結果、光PU装置にリードスクリューからの駆動力を伝達できず、光PU装置を正確に移動できないという問題が発生する。
もちろん、移動体に弾性体を設け、当該弾性体で多少の間隔変動を吸収することも考えられる。かかる弾性体を設けることにより、移動体とガイド軸との間隔が変動しても、当該間隔変動を弾性体が吸収するので、移動体と螺旋溝との係合状態が維持される。しかしながら、この場合、間隔変動に応じて、弾性体から移動体が受ける付勢力が変動し、移動体の螺旋溝への当接圧力の変動を招く。当接圧力の変動は、リードスクリューを回転駆動させるモータの駆動負荷変動(トルク変動)を招き、場合によっては脱調の原因となる。かかるモータの脱調は当然、光PU装置の移送精度の低下を招き、結果として、シークエラー等を発生させる。
かかるモータの脱調を防止するためには、当然、ガイド軸およびリードスクリューの位置決め精度を高め、両者の平行性を向上させればよい。しかし、従来の光PU移送装置では、ガイド軸およびリードスクリューは、それぞれ、全く別個の部材で、ピックアップベースに固定されており、両者の間に多数の部品が介在する構成となっていた。そのため、各部品の持つ微小な誤差が累積されて大きな誤差となりやすく、ガイド軸およびリードスクリューの平行性を向上させることは困難であった。
もちろん、ガイド軸およびリードスクリューを高精度で組み付けることにより、両者の平行精度を向上させることも考えられる。しかし、その場合には、光ディスク装置の製造工程が煩雑となり、また、工数増加に伴うコストアップも招く。
また、ガイド軸を設けず、リードスクリューのみで移動体を案内することも考えられる。しかし、一般にリードスクリューは、螺旋溝の加工の影響により、真直精度・同芯精度を高くすることは困難である。真直精度・同芯精度の低いリードスクリューをガイド軸として利用した場合には、光PU装置のタンジェンシャル方向の揺動を誘発することとなり、やはり、移送精度低下、ひいては、光ディスク装置の信頼性低下を招く。
そこで、本発明では、光PU装置の移送精度を向上でき得る光PU移送装置を提供することを目的とする。他の本発明の目的は、より簡易に製造でき、高い移送精度を発揮する光PU移送装置を提供することである。
本発明の光ピックアップ移送装置は、光ディスクにレーザ光を照射する光ピックアップ装置を、前記光ディスクの径方向に移送させる光ピックアップ移送装置であって、表面に螺旋溝が形成され、駆動源からの駆動力を受けて自転するリードスクリューと、光ピックアップ装置に固着されるとともにリードスクリューの螺旋溝に係合し、当該リードスクリューの自転に応じて光ピックアップ装置とともに移動する移動体と、光ピックアップ装置の進行方向に対して平行に配置され、光ピックアップ装置を案内するガイド軸と、ガイド軸に対するリードスクリューの位置を規定する位置決めユニットであって、ガイド軸の一部に接触する接触部と当該接触部に対するリードスクリューの位置を規定する規定部とが一体成形された位置決め部を1以上含む位置決めユニットと、を備えることを特徴とする。
好適な態様では、位置決めユニットは、ガイド軸の一端近傍に接触する接触部と、当該接触部に対するリードスクリューの一端近傍の位置を規定する規定部とが一体成形された第一位置決め部と、ガイド軸の他端近傍に接触する接触部と、当該接触部に対するリードスクリューの他端近傍の位置を規定する規定部とが一体成形された第二位置決め部と、を備え、リードスクリューをガイド軸に対して平行に位置決めする。接触部および規定部は、同一平面に形成されることが望ましい。
好適な態様では、位置決めユニットは、固定体に対して位置決めされたガイド軸に対するリードスクリューの位置を規定する。
他の好適な態様では、接触部は、固定体に対して位置決めされていないガイド軸を保持するガイド軸保持手段であって、規定部は、接触部に対するリードスクリューの位置を規定するとともに当該リードスクリューを保持するリードスクリュー保持手段であって、位置決めユニットは、さらに、ガイド軸およびリードスクリューを保持した状態で、ガイド軸の固定体に対する水平位置を調整する位置調整手段を備える。
接触部は、ガイド軸が嵌入でき得る幅の切り欠きであることが望ましい。また、リードスクリューは、駆動源であるモータの出力軸に接続されており、位置決めユニットは、前記モータに固着され、前記モータを固定体に取り付けるモータ取付け金具であることも望ましい。
本発明によれば、ガイド軸の一部に接触する接触部と当該接触部に対するリードスクリューの位置を規定する規定部とが一体成形されているため、ガイド軸とリードスクリューとの間に累積誤差が生じることがなく、ガイド軸に対するリードスクリューの位置を簡易に正確に位置決めできる。ガイド軸に対するリードスクリューの位置精度が向上することにより、光ピックアップ装置の移送精度を向上でき得る。また、かかる光ピックアップ移送装置をより簡易に製造でき得る。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の第一実施形態である光ディスク装置10の上面図である。図2は、光ディスク装置10の要部の底面図である。また、図3は、図2における概略A−A断面図である。
光ディスク装置10は、本体部12と、当該本体部12を収容する収容部14と、に大別される。本体部12は、その左右に設けられたレール24に沿って摺動自在となっており、適宜、収容部14の内部に収容、または、収容部14の外部に突出することができる。
本体部12の略中央には、光ディスクを回転駆動させるスピンドルモータ16が設けられている。スピンドルモータ16は、後述するように、スペーサを介して、ピックアップベース20に取り付けられる。ピックアップベース20は、板金プレスにより成形された金属薄板部材であり、本体部12のベース部材として機能する。このピックアップベース20は、その位置が固定された固定体に相当する。
本体部12には、また、光PU装置18も設けられている。光PU装置18は、周知の通り、光ディスクの裏面(データ記録面)に、レーザ光を照射するとともに、その反射光を受光する。この光PU装置18によるレーザ光の受発光により、データの記録再生が図られる。光PU装置18は、光ディスクの所望の位置を照射するべく、光ディスクの径方向(ラジアル方向)に移動可能となっている。この光PU装置18の移動は、ピックアップベース20の裏面に取り付けられた移送装置により実現されている。
移送装置は、駆動源であるステッピングモータ26、ステッピングモータ26の駆動に応じて自転するリードスクリュー28、主軸30および副軸32からなる一対のガイド軸、および、光PU装置18に固着されたティース40を備えている。ステッピングモータ26は、移送装置の駆動源であり、モータ取付板34を介してピックアップベース20に取り付けられている。モータ取付板34は、板金プレスにより所定形状に形成された金属部材である。このモータ取付板34は、ステッピングモータ26をピックアップベースに取り付けるための金具として機能するとともに、主軸30に対するリードスクリュー28の相対位置を規制する位置決めユニットとしても機能する。この位置決めユニットとして機能、構成については、後に詳説する。
ステッピングモータ26の出力軸には、リードスクリュー28が接続されており、当該モータ26の駆動に応じて自転する。リードスクリュー28の表面には、所定ピッチの螺旋溝が形成されている。このリードスクリュー28は、モータ取付板34によって、その取り付け位置が規制され、主軸30と平行になるように配される。
主軸30は、リードスクリュー28と光PU装置18との間に設けられた軸部材である。この主軸30は、後述するように、光PU装置18に形成されたガイド孔36に挿通され、光PU装置18の移動方向を案内するガイド軸として機能する。したがって、主軸30は、その軸方向が、光PU装置18の移動方向と正確に平行になるように高い精度で位置決めされてピックアップベース20に取り付けられる。また、主軸30は、高い同芯精度および真直精度で加工形成されている。
副軸32は、光PU装置18を挟んで主軸の反対側に設けられた軸部材である。この副軸32は、光PU装置18に形成された副軸用係合部38に係合され、光PU装置18の移動方向を案内するガイド軸として機能する。そのため、副軸32は、高い同心精度および真直精度で加工形成されており、また、その取り付け時には、高精度で位置決めされる。
ティース40は、光PU装置18に固着され、光PU装置18とともに移動する移動体である。このティース40の一端には、リードスクリュー28の螺旋溝に係合する突起部42が形成されている。この突起部42が係合した状態でリードスクリュー28が自転することにより、ティース40がラジアル方向に移動する。ティース40が移動すると、当該ティース40に固着された光PU装置18も主軸30および副軸32に沿ってラジアル方向に移動する。
突起部42の基端には、断面略コ字形状の弾性部44が設けられている。この略コ字形状部分は、比較的、肉薄に形成されており、他の部分に比べて低剛性となっている。そのため、比較的、小さい負荷で撓む(弾性変形する)ようになっている。当該コ字形状を構成する対向する2辺の間には、コイルスプリング44aが設けられている。コイルスプリング44aは、弾性部44、ひいては、弾性部44の一端に接続された突起部42をタンジェンシャル方向(リードスクリューの径方向)に付勢する。この付勢力により、突起部42は、常に、螺旋溝に係合、当接した状態を維持できる。
ここで、突起部42が螺旋溝に当接すること自体は問題ないが、突起部42の螺旋溝に対する当接圧がティース40の移動に伴い変動する場合には、次のような問題を生じる。当接圧の変動は、リードスクリュー28を自転させるステッピングモータ26への負荷トルクの変動を招き、場合によっては、ステッピングモータ26の脱調を招く。ステッピングモータ26が脱調した場合、当然、光PU装置18の移動量を正確に検出できず、結果としてシークエラー等のエラーを発生させる。そして、ひいては、光ディスク装置10のデータ記録再生品質を低下させる。
突起部42の螺旋溝に対する当接圧変動の主たる原因は、主軸30とリードスクリュー28との平行精度の低さが挙げられる。リードスクリュー28と主軸30との平行精度が低い場合、位置に応じて両者の軸間距離dが変わることになる。その結果、突起部42がコイルスプリング44aから受ける付勢力が変動し、突起部42の螺旋溝に対する当接圧が変動するのである。
そこで、本実施形態では、主軸30に対するリードスクリュー28の平行精度を向上するために、モータ取付板34に位置決めユニットとしての機能、構成を付加し、両者の平行精度を向上させている。これについて、図4A〜Cを用いて説明する。図4A〜Cは、モータ取付板34による主軸30およびリードスクリュー28の位置決めの様子を示した図であり、図4Aは上面図を、図4Bは側面図、図4Cは正面図である。なお、図面では、見易さのため、適宜、一部部品の図示を省略している。
モータ取付板34は、既述の通り、板金プレスにより形成された金属部材であり、リードスクリュー28の軸方向(ラジアル方向)に延びる長尺部材である。モータ取付板34の一部は、リードスクリュー28の軸方向に沿って2段階に折り曲げられており、タンジェンシャル方向外側に延びる段差部52が形成されている。この段差部52には、当該モータ取付板34をピックアップベース20に螺合する取付ネジが挿通される逃げ孔52bおよび長孔52aが形成されている。
モータ取付板34の内周側端部および外周側端部は、略垂直方向に折り曲げられており、外周側起立部46aおよび内周側起立部46bを構成している。外周側起立部46aには、リードスクリュー28の外周側端部を支持する支持孔48、および、主軸30の外周側端部が嵌入される切欠部50が形成されている。切欠部50は、一方が開口した略U字形状の切り欠きであり、ガイド軸の一部に接触する接触部として機能する。この切欠部50の幅は主軸30の直径に等しく、主軸30の外周側端部は当該切欠部50に嵌入される。一方、切欠部50の高さは、主軸30の直径よりある程度大きくしている。これは、主軸30が嵌入される高さを適宜、調整できるようにするためである。支持孔48は、軸受49を介してリードスクリュー28の外周側端部を支持する孔で、軸受49が嵌合でき得る円形孔である。したがって、この支持孔48は、切欠部50(接触部)に対するリードスクリュー28の位置を規定する規定部として機能する。支持孔48および切欠部50は、いずれも、高い精度で加工形成されている。特に、支持孔48の中心から切欠部50の中心までの中心間距離Dが所定の規定値に合致するように、高精度で加工形成されている。
内周側起立部46bは、外周側起立部46aとほぼ同じ形状である。すなわち、高精度で加工形成された、支持孔および切欠部を有している。特に、内周側起立部46bの支持孔と切欠部との中心間距離Dは、外周側起立部46aの中心化距離Dとほぼ同じ値になるように、高精度で加工形成されている。なお、内周側起立部46bの支持孔は、リードスクリュー28の外周側端部が挿通される円形孔であり、軸受は嵌合されない。この内周側起立部46bは、ステッピングモータ26の外装に固着される。この外装への固着は、ステッピングモータ26の出力軸に接続されるとともに内周側起立部46bの支持孔に挿通されたリードスクリュー28の中心が、支持孔の中心に正確に一致するよう高精度で行われる。
ここで、本実施形態では、支持孔48でリードスクリュー28の端部位置を、切欠部50で主軸30の端部位置を規制している。そして、支持孔48および切欠部50は、単一部材(外周側起立部46aまたは内周側起立部46b)に形成されている。したがって、従来に比べて、容易に、リードスクリュー28と主軸30との相対位置精度を向上できる。すなわち、従来では、主軸30の位置決め部材と、リードスクリュー28の位置決め部材とは、それぞれ、異なる別部材で構成されており、両者の位置決め部材の間に多数の他部材が介在していた。そのため、介在する他部材の微小な誤差が累積され、リードスクリュー28と主軸30との相対位置精度を高くに保つことは困難であった。
一方、本実施形態では、主軸30の位置決め部材(切欠部50)と、リードスクリュー28の位置決め部材(支持孔48)とを、同一部材(外周側起立部46aまたは内周側起立部46b)に形成している。そのため、両者の位置決め部材の間に、他部材が介在することがなく、累積誤差が生じにくい。その結果、支持孔48と切欠部50との中心間距離Dの距離精度のみに注意すれば、簡易に、主軸30およびリードスクリュー28の相対位置精度を向上できる。その結果、突起部42による螺旋溝への当接圧が一定となり、ステッピングモータ26の脱調を防止でき、データの記録再生品質を向上できる。
なお、本実施形態では、支持孔48および切欠部50を、同一平面上に形成している。これは、両者の中心間距離Dの距離精度を簡易に向上させるためである。すなわち、通常、同一平面内での距離精度は、異なる複数平面間での距離精度より比較的、簡易に高く出来るからである。もちろん、所定の精度を満たすことができるのであれば、支持孔48および切欠部50を異なる別平面にそれぞれ形成してもよい。
次に、この光ディスク装置10の製造において、ピックアップベース20に各部品を組み付ける際の流れについて図5A〜Cを用いて説明する。ピックアップベース20には、まず、最初に、副軸32が取り付けられる(図5A)。副軸32は、ピックアップベース20の所定の2箇所を折り曲げて形成された2つの副軸用起立部56により位置決めされる。副軸用起立部56は、副軸32の両端位置を規制する位置に設けられており、2つの副軸用起立部56を結んだ線が光PU装置の移動方向(ラジアル方向)に平行になるように精度良く加工されている。この2つの副軸用起立部56に副軸32の両端が当接することにより副軸32のタンジェンシャル方向の位置決めがなされる。
具体的には、副軸32は、その両端が副軸用起立部56に沿う位置に配されるとともに、その両端にスキュー調整ネジ60が螺通される。このとき、副軸用起立部56の反対側には、板バネ58が設けられており、副軸32は副軸用起立部56の方向(タンジェンシャル方向)に付勢される。この付勢力を受けて、副軸32は副軸用起立部56に当接し、そのタンジェンシャル方向の位置が規制される。また、副軸32とピックアップベース20との間には、当該副軸32を垂直方向(紙面垂直上方向)に付勢する板バネが設けられている。この垂直方向の付勢力に抗するべく、副軸32の両端にはスキュー調整ネジ60が取り付けられている。そして、このスキュー調整ネジ60の締め込み量を調整することにより、副軸32の垂直方向の位置が調整される。
副軸32が取り付けられれば、続いて、スピンドルモータ16が取り付けられる(図5B)。スピンドルモータ16を取り付ける際には、まず、最初にスペーサ62をピックアップベース20に取り付ける。スペーサ62には、複数の軸が突出形成されている。また、ピックアップベース20には、当該軸が嵌合される位置決用孔が複数形成されている。そして、当該位置決用孔に、スペーサ62の軸を嵌合することにより、スペーサ62が所定位置に位置決めされ、取り付けられる。続いて、この位置決めされたスペーサ62にスピンドルモータ16を取り付ける。スピンドルモータ16は、スピンドルモータ16に形成された3つの取付用穴に、スペーサ62に突出形成されたスタッドを嵌め込むことにより取り付けられる。位置決用孔、軸、取付用穴、スタッドは、それぞれ、高い位置精度でもって形成されており、これらを互いに嵌合させて取り付けることにより、スピンドルモータを正確に位置決めすることができる。そして、位置決めが出来た後に、螺合によりスピンドルモータ16がピックアップベース20に固定される。
次に、主軸30および光PU装置18を取り付ける(図5C)。主軸30は、予め、光PU装置18の端部に形成されたガイド孔36に挿通しておく。続いて、光PU装置18の他端に形成された副軸用係合部38を副軸32に係合させるとともに、主軸30を正確に位置決めして取り付ける。主軸30は、ピックアップベース20の所定の2箇所を折り曲げて形成された2つの主軸用起立部64、および、スペーサ62に設けられた軸支孔66により、その取付け位置が規制される。軸支孔66は、主軸30の内周側端部が嵌入される孔であり、当該軸支孔66に主軸30が嵌入されることで主軸30の内周側端部の位置が規制される。2つの主軸用起立部64は、主軸30の直径にほぼ等しい間隔を開けて形成されている。そして、この2つの主軸用起立部64の間隙に主軸30の外周側端部が嵌入されることで、主軸30の外周側端部の位置が規制される。軸支孔66および主軸用起立部64は高い精度で加工形成されている。具体的には、2つの主軸用起立部64の間隙中心と、軸支孔66の中心と、を結んだ線が、光PU装置の進行方向(ラジアル方向)に対して高い平行精度を充足するように形成されている。そして、この軸支孔66および主軸用起立部64により両端位置が規制された主軸30は、光PU装置18の進行方向に対して高い平行精度を有することになる。その結果、光PU装置18を、正確な方向に案内することができる。なお、主軸30の高さ調整は、主軸30の両端に螺合されたスキュー調整ネジ68の締め込み量を調整することにより調整される。主軸30とピックアップベース20との間には、スキュー調整ネジ68に挿通されたコイルスプリング(図示せず)が設けられており、主軸30を垂直方向に付勢している。この付勢力に抗してスキュー調整ネジ68を締め込むことにより主軸30の高さを調整できる。
主軸30が取り付けられれば、続いて、ステッピングモータ26およびリードスクリュー28を取り付ける(図2、図4参照)。ステッピングモータ26の出力軸には、予め、リードスクリュー28が接続しておく。また、モータ取付板34をステッピングモータ26の外装に固着しておく。モータ取付板34には、既述の通り、その両端を折り曲げて形成された外周側起立部46aおよび内周側起立部46bが設けられている。モータ26の出力軸に接続されたリードスクリュー28の内周側端部は、内周側起立部46bに形成された支持孔に挿通される。また、リードスクリューの外周側端部は、外周側起立部46aに形成された支持孔48により、軸受49を介して支持される。この状態で、外周側、内周側起立部46a,46bの切欠部50に主軸30の両端を挿入する。既述したとおり、切欠部50の幅は、主軸30の直径とほぼ等しく、当該切欠部50に主軸30を挿入(嵌入)することにより、主軸30に対するリードスクリュー28の相対位置が規制される。その結果、リードスクリュー28の中心軸は、主軸30に中心軸に対して高精度で平行になる。
つまり、本実施形態によれば、単一部材(外周側、内周側起立部46a,46b)に形成された支持孔48および切欠部50に、リードスクリュー28および主軸30の両端を挿通(嵌合)することにより、簡易に、リードスクリュー28を主軸30に対して高精度で平行にすることができる。
リードスクリュー28が主軸30に対して平行になった状態で、モータ取付板34をピックアップベース20に取り付ける。これは、段差部52に設けられた逃げ孔52bおよび長孔52aに挿通された取付ネジ70によりなされる。この取り付けに利用される長孔52aのラジアル方向幅は、取付ネジ70の径より僅かに大きい程度あり、モータ取付板34のラジアル方向位置を規制する。しかし、当該長孔52aのタンジェンシャル方向の幅は、取付ネジ70の径より遥かに大きく、モータ取付板34のタンジェンシャル方向への移動を許容する。また、逃げ孔は、取付ネジ70より大きい円形孔であり、モータ取付板34の多少の移動を許容する。長孔52a、逃げ孔52bをかかる形状とすることで、主軸30を基準とするリードスクリュー28の取付位置、ひいては、モータ取付板34の取付位置が多少変動しても、問題なく、モータ取付板34をピックアップベース20に固定できる。
最後に、ティース40を光PU装置18に取り付ける(図3参照)。ティース40は、その一端に形成された突起部42がリードスクリュー28の螺旋溝に係合、当接するように、光PU装置18の上面に螺合により固着される。突起部42が螺旋溝に係合、当接することにより、リードスクリュー28の回転運動が、突起部42(ティース)を介して光PU装置18に直線運動として伝達できる。
以上の説明から明らかなように、本実施形態によれば、煩雑な位置決め工程を経ることなく、簡易に、光ディスク装置10を製造できる。特に、リードスクリュー28の位置、方向を、主軸30を基準に高い精度で規制することができ、より記録再生品質の高い光ディスク装置10を得ることができる。
次に、第二実施形態について図面を参照して説明する。図6A〜Cは、第二実施形態の光ディスク装置10の要部拡大図であり、図6Aは上面図、図6Bは側面図、図6Cは正面図である。
第二実施形態でも、第一実施形態と同様に、モータ取付板34の両端に形成した外周側、内周側起立部46a,46bをリードスクリュー28の位置決めに利用している。ただし、第二実施形態では、この外周側、内周側起立部46a,46bの形態が、第一実施形態と若干異なる。そこで、以下では、この外周側、内周側起立部46a,46bの形態を中心に説明する。
本実施形態でも、モータ取付板34は板金プレスで成形された長尺部材であり、ステッピングモータ26の外装に固着されている。このモータ取付板34の両端は、折り曲げられて、外周側起立部46a、および、内周側起立部46bを構成している。外周側起立部46aには、リードスクリュー28の外周側端部を軸受49を介して支持する支持孔48が形成されている。また、内周側起立部46bには、リードスクリュー28の内周側端部が挿通される支持孔が形成されている。内周側起立部46bは、この当該支持孔の中心とリードスクリュー28の中心が正確に一致するように高い位置精度でステッピングモータ26の外装に固着されている。
外周側起立部46a、内周側起立部46bには、さらに、主軸30の外表面に当接される当接部72も設けられている。この当接部72は、外周側、内周側起立部46a,46bの端面に相当する部分である。
支持孔48および当接部72は、いずれも、精度良く加工形成されている。特に、支持孔48の中心から当接部72までの距離Dが、所定の規定値に合致するように項精度で加工形成されている。リードスクリュー28を位置決めする際には、支持孔48でリードスクリュー28を支持した状態で、当接部72を主軸30の外表面に当接させる。既述の通り、当接部72から支持孔48中心までの距離Dは高い精度で担保されている。したがって、当接部72に主軸30を当接させれば、当該当接部72との距離が高精度で担保されている支持孔48に支持されるリードスクリュー28を主軸30に対して高精度で平行にすることができる。その結果、ステッピングモータの脱調等が防止され、データの記録再生品質を向上できる。
次に、本実施形態での部品組み付けの流れについて簡単に説明する。副軸32やスピンドルモータ16、主軸30等の取り付けは、第一実施形態と同様である。すなわち、最初に、ピックアップベース20に副軸32を取り付け、続いて、スピンドルモータ16をスペーサ62を介してピックアップベース20に取り付け、次に、主軸30および光PU装置18を取り付ける。主軸30は、スペーサ62に形成された軸支孔66、および、ピックアップベース20を折り曲げて形成した主軸用起立部64によって、正確に位置決めした上で取り付けられる(図5A〜C参照)。
主軸30が取り付けられれば、続いて、ステッピングモータ26およびリードスクリュー28を取り付ける。ステッピングモータ26の外装には、予め、モータ取付板34が固着されている。また、リードスクリュー28の外周側端部は、外周側起立部46aに形成された支持孔48に、軸受49を介して支持させておく。
この状態で、モータ取付板34の外周側、内周側起立部46a,46bの端面(当接部72)が主軸30の外表面に当接するようにリードスクリュー28等をピックアップベース20上に配置する。外周側の当接部72および内周側の当接部72の両方が主軸に当接すれば、その位置でモータ取付板34をピックアップベース20に螺合し、リードスクリュー28の位置を固定する。そして、最後に、ティース40を、光PU装置18の上面に固着すれば、終了となる。
以上の説明で明らかなように、本実施形態でも、第一実施形態と同様に、リードスクリュー28を主軸30に対して高精度で平行になるように、簡易に位置決めできる。その結果、製造工程を簡略化でき、製造コストを低減できる。また、データの再生記録品質も向上できる。
次に、第三実施形態について説明する。図7は、第三実施形態である光ディスク装置10の底面図である。また、図8A〜Cは、その要部の拡大図であり、図8Aは上面図、図8Bは側面図、図8Cは正面図である。この実施形態でも、モータ取付板34の形状を利用して主軸30に対するリードスクリュー28の位置決めを行っている。
本実施形態のモータ取付板34は、板金プレスにより成形された長尺の金属部材である。モータ取付板34の両端は、折り曲げられ、リードスクリュー28の位置を規制する外周側起立部46a,内周側起立部46bを構成している。内周側起立部46bは、ステッピングモータ26に接続されたリードスクリュー28が挿通される支持孔48と、主軸30が嵌入される軸支孔73が形成されている。支持孔48および軸支孔73は、いずれも、精度良く加工されている。特に、支持孔48の中心から軸支孔73の中心までの中心間距離Dが所定の規定値に合致するように精度良く加工されている。
内周側起立部46bの端面からは、略L字状の受け部74も突出形成されている。受け部74は、軸支孔73に支持される主軸30の内周側端面の位置を規制する。この受け部74は、軸支孔73の周縁近傍からラジアル方向内周側に突出した後、軸支孔73の中心方向に略90度に折り曲げられた略L字状の部材である。軸支孔73に嵌入された主軸30の内周側端面がこの受け部74に当接することにより、主軸30のラジアル方向の位置が規制される。
外周側起立部46aには、リードスクリュー28の外周側端部が支持される支持孔48と、主軸30の外周側端部が支持される切欠部50が形成されている。支持孔48は、軸受49を介してリードスクリュー28の外周側端部を支持する孔で、軸受49が嵌合される。切欠部50は、一方向に開口した略U字形状の切欠である。この切欠部50の幅は、主軸30の直径とほぼ等しく、主軸30の外周側端部が嵌入される。この支持孔48および切欠部50も精度良く加工されており、特に、支持孔48の中心から切欠部50の中心までの中心間距離Dが所定の規定値に合致するように精度良く加工されている。
外周側起立部46aには、さらに、主軸30の位置調整部材が配置される調整部75が形成されている。調整部75は、少なくとも、互いに対向する第一面76と第二面78を備えており、当該第一面76および第二面78の間に主軸30の外周側端部が位置している。第一面76には、主軸30に当接するスキュー調整ネジ82が螺通されるネジ孔が形成されている。また、第一面76には、主軸30の位置微調整時に、当該モータ取付板34をピックアップベース20に仮止めするディセンタ調整支点ネジ84が挿通される支点調整用孔も形成されている。この主軸30の位置微調整の詳細については、後に詳説する。
第二面78には、主軸30を付勢する板バネ80が配される。この板バネ80は、内周側に向かって傾斜しており、主軸30をラジアル方向および垂直方向に付勢している。ラジアル方向の付勢力を受けた主軸30の内周側端面は、常時、受け部74に当接することになり、主軸30のラジアル方向位置が規制される。また、垂直方向の付勢力に抗して、当該主軸30に当接するスキュー調整ネジ82の締め込み量を調整することにより、主軸の高さを調整することができるようになっている。
モータ取付板34の一部は、二段階に折り曲げられており、タンジェンシャル方向に延びる段差部52が形成されている。この段差部52には、当該モータ取付板34をピックアップベース20に取り付けるための取付ネジ70が挿通される長孔52aが形成されている。また、この段差部52の一部は、さらに、垂直方向に折り曲げられて、曲げ部86を形成している。この曲げ部86は、当該モータ取付板34をピックアップベース20に仮止めした際に、ピックアップベース20に形成されたディセンタ調整用起立部92に対向する位置に設けられている。この曲げ部86には、ディセンタ調整ネジ88が挿通される貫通孔が形成されている。また、曲げ部86には、ディセンタ調整ネジ88の軸方向の付勢力を発揮するコイルスプリング90も設けられている。当該モータ取付板34をピックアップベース20に仮止めした際に、ディセンタ調整ネジ88はピックアップベース20に突出形成されたディセンタ調整用起立部92に螺合し、コイルスプリング90は曲げ部86をタンジェンシャル方向に付勢する(図7参照)。
次に、本実施形態における光ディスク装置10の部品組み付けの流れについて説明する。本実施形態でも、第一実施形態と同様に、まず、最初に、ピックアップベース20に副軸32およびスピンドルモータ16を取り付ける。次に、光PU装置18のガイド孔に主軸30を挿通する。そして、ガイド孔に挿通された主軸30の内周側端部をモータ取付板34の内周側起立部46bに形成された軸支孔に嵌入する。また、主軸30の他端は、外周側起立部46aに形成された切欠部50に嵌入する。リードスクリュー28も、その両端を支持孔48を介してモータ取付板に取り付けておく。つまり、光PU装置18、主軸30、リードスクリュー28がモータ取付板34に取り付けられた状態にする。
その状態で、主軸30やリードスクリュー28等とともにモータ取付板34をピックアップベース20に仮止めする。この仮止めは、第一面76に形成された貫通孔に挿通されるディセンタ調整支点ネジ84、および、段差部52に形成された長孔に挿通される取付ネジ70によりなされる。ディセンタ調整支点ネジ84および取付ネジ70は、ピックアップベースの所定位置に形成されたネジ孔にそれぞれ螺通される。ただし、このとき、ディセンタ調整支点ネジ84および取付ネジ70の締め込み量は緩めにしておき、モータ取付板34等がある程度移動できるようにしておく。また、モータ取付板34の曲げ部86に挿通されたディセンタ調整ネジ88を、ピックアップベース20に突出形成されたディセンタ調整用起立部92に螺合させておく。さらに、光PU装置18の一端に形成された副軸用係合部38を副軸32に係合させておく。
モータ取付板34の仮止め、換言すれば、当該モータ取付板34に組み付けられた主軸30の仮取り付けがなされれば、続いて、ティース40を取り付ける。これは、第一実施形態と同様に、まず、ティース40の突起部42をリードスクリュー28の螺旋溝に係合させ、その状態でティース40を光PU装置18の上面に固着する。
ティース40の取り付けまで終われば、最後に、主軸30の位置微調整を行う。この微調整は、モータ取付板34の曲げ部86に挿通されたディセンタ調整ネジ88の締め込み量を調整することにより行われる。ディセンタ調整用起立部92と対向する曲げ部86は、両者の間に設けられたコイルスプリング90によりタンジェンシャル方向に付勢される。この付勢力に抗して、ディセンタ調整ネジ88の締め込み量を調整すると、モータ取付板34、ひいては、当該モータ取付板34に組み付けられた主軸30およびリードスクリュー28は、ディセンタ調整支点ネジ84を回転中心として微小回転する。作業者は、光PU装置18の対物レンズのラジアル方向移動軌跡Mの延長線にスピンドルモータ16の回転中心Oを一致させるべくディセンタ調整ネジ88の締め込み量を調整する。この一致の確認は、専用の位置出し治具を用いて行う。あるいは、実際に、光PU装置18で光ディスクのデータを読出し、その際のジッタやエラー信号等に基づいて、光PU装置18の移動軌跡Mの延長線がスピンドルモータ16の回転中心Oを通るか否かを確認する。
ここで、この位置微調整の際、主軸30およびリードスクリュー28の相対位置関係は、内周側、外周側起立部46a,46bによって規制されている。したがって、モータ取付板34全体が微小移動しても、主軸30およびリードスクリュー28の平行精度は高い状態のまま維持される。したがって、作業者は、主軸30およびリードスクリュー28の相対位置関係のズレを気にすることなく、簡易に、主軸30の位置決めを行うことができる。
ディセンタ調整ネジ88の調整により、主軸30が最適な位置になれば、その時点で、ディセンタ調整支点ネジ84および取付ネジ70を完全に締め込み、モータ取付板34の位置を固定する。
以上の説明から明らかなように、本実施形態においても、主軸30とリードスクリュー28とを高い精度で平行に簡易に取り付けることができる。また、両者の平行精度を維持したまま、主軸30の微小な位置決めも簡易に行える。その結果、光ディスク装置10の組付作業全体を簡易化、高精度化することができ、結果として、コスト削減、データ記録再生品質向上を図ることができる。
本発明の実施形態で光ディスク装置の上面図である。 光ディスク装置の要部の底面図である。 図2におけるA−A断面図である。 モータ取付板周辺の拡大上面図である。 モータ取付板周辺の拡大側面図である。 モータ取付板周辺の拡大正面図である。 ピックアップベースへの部品組み付けの過程を示す図である。 ピックアップベースへの部品組み付けの過程を示す図である。 ピックアップベースへの部品組み付けの過程を示す図である。 第二実施形態におけるモータ取付板周辺の拡大上面図である。 第二実施形態におけるモータ取付板周辺の拡大側面図である。 第二実施形態におけるモータ取付板周辺の拡大正面図である。 第三実施形態である光ディスク装置の要部の底面図である。 第三実施形態におけるモータ取付板周辺の拡大上面図である。 第三実施形態におけるモータ取付板周辺の拡大側面図である。 第三実施形態におけるモータ取付板周辺の拡大正面図である。
符号の説明
10 光ディスク装置、16 スピンドルモータ、18 光PU装置、20 ピックアップベース、26 ステッピングモータ、28 リードスクリュー、30 主軸、32 副軸、34 モータ取付板、40 ティース、42 突起部、46a 外周側起立部、46b 内周側起立部、48 支持孔、50 切欠部、72 当接部、84 ディセンタ調整支点ネジ、86 曲げ部、92 ディセンタ調整用起立部。

Claims (7)

  1. 光ディスクにレーザ光を照射する光ピックアップ装置を、前記光ディスクの径方向に移送させる光ピックアップ移送装置であって、
    表面に螺旋溝が形成され、駆動源からの駆動力を受けて自転するリードスクリューと、
    光ピックアップ装置に固着されるとともにリードスクリューの螺旋溝に係合し、当該リードスクリューの自転に応じて光ピックアップ装置とともに移動する移動体と、
    光ピックアップ装置の進行方向に対して平行に配置され、光ピックアップ装置を案内するガイド軸と、
    ガイド軸に対するリードスクリューの位置を規定する位置決めユニットであって、ガイド軸の一部に接触する接触部と当該接触部に対するリードスクリューの位置を規定する規定部とが一体成形された位置決め部を1以上含む位置決めユニットと、
    を備えることを特徴とする光ピックアップ移送装置。
  2. 請求項1に記載の光ピックアップ移送装置であって、
    位置決めユニットは、
    ガイド軸の一端近傍に接触する接触部と、当該接触部に対するリードスクリューの一端近傍の位置を規定する規定部とが一体成形された第一位置決め部と、
    ガイド軸の他端近傍に接触する接触部と、当該接触部に対するリードスクリューの他端近傍の位置を規定する規定部とが一体成形された第二位置決め部と、
    を備え、リードスクリューをガイド軸に対して平行に位置決めすることを特徴とする光ピックアップ移送装置。
  3. 請求項1または2に記載の光ピックアップ移送装置であって、
    接触部および規定部は、同一平面に形成されることを特徴とする光ピックアップ移送装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の光ピックアップ移送装置であって、
    位置決めユニットは、固定体に対して位置決めされたガイド軸に対するリードスクリューの位置を規定することを特徴とする光ピックアップ移送装置。
  5. 請求項1から3のいずれか1項に記載の光ピックアップ移送装置であって、
    接触部は、固定体に対して位置決めされていないガイド軸を保持するガイド軸保持手段であって、
    規定部は、接触部に対するリードスクリューの位置を規定するとともに当該リードスクリューを保持するリードスクリュー保持手段であって、
    位置決めユニットは、さらに、ガイド軸およびリードスクリューを保持した状態で、ガイド軸の固定体に対する水平位置を調整する位置調整手段を備えることを特徴とする光ピックアップ移送装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の光ピックアップ移送装置であって、
    接触部は、ガイド軸が嵌入でき得る幅の切り欠きであることを特徴とする光ピックアップ移送装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の光ピックアップ移送装置であって、
    リードスクリューは、駆動源であるモータの出力軸に接続されており、
    位置決めユニットは、前記モータに固着され、前記モータを固定体に取り付けるモータ取付け金具であることを特徴とする光ピックアップ移送装置。
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