JP2007035079A - ディスク回転装置、ハードディスク装置および取付ネジ - Google Patents

ディスク回転装置、ハードディスク装置および取付ネジ Download PDF

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Abstract

【課題】ディスク回転装置の部品の種類を削減して装置の構成を簡素化する。
【解決手段】ディスク回転装置10は、円板状の記録ディスク4、記録ディスク4を回転するモータ1、および、記録ディスク4をモータ1に取り付ける1つの取付ネジ5を備える。取付ネジ5は、ロータハブ31の凸部312のネジ穴315に螺合されるネジ部51、および、ネジ部51の上端に設けられる頭部52を備える。取付ネジ5の頭部52は、記録ディスク4の開口41よりも大きい外径を有する略円板状であり、中心軸J1の周囲において記録ディスク4の上面43に当接してロータハブ31のディスク載置部314との間で記録ディスク4を挟持する。ディスク回転装置10では、通常のディスク回転装置においてモータへの記録ディスクの固定に必要とされるクランパを省略することにより、装置を薄型化することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ハードディスク装置およびハードディスク装置の記録ディスクを回転するディスク回転装置に関し、特に、記録ディスクをディスク回転装置のモータに取り付ける取付ネジに関する。
従来より、記録ディスクに対する情報の読み出しおよび書き込みを行うハードディスク装置は、記録ディスクを回転するディスク回転装置を備えており、このようなディスク回転装置では、スピンドルモータ(以下、「モータ」という。)のロータハブ上に載置された記録ディスクが、ロータハブとロータハブにネジ止めされるクランパとの間に挟まれてモータに固定され、ロータハブと共に回転する。
例えば、特許文献1の磁気ディスクドライブ装置では、モータのハブの外周にスペーサを介した2枚のディスクが挿入され、ディスク上に載置されたクランプ板が取付ネジによりハブにネジ止めされることにより、2枚のディスクがハブに固定される。また、特許文献2および特許文献3でも同様に、モータに磁気ディスクが取り付けられる際には、モータのロータハブ部との間で磁気ディスクを挟持したクランパが、クランパネジによりロータハブ部にネジ止めされる。特許文献2および特許文献3のモータでは、クランパネジとして皿ネジが用いられており、クランパネジの頭部の上面がクランパの上面とほぼ一致するようにロータハブ部のネジ穴に螺合されている。
特開平11−313461号公報 特開平8−275446号公報 特開平8−336251号公報
ところで、近年、ハードディスク装置は携帯音楽プレーヤ等にも搭載されており、大容量かつ小型および薄型のハードディスク装置が求められている。このため、記録ディスクを回転するディスク回転装置についても同様に、装置の薄型化が要求されている。
しかしながら、特許文献1の磁気ディスクドライブ装置では、クランプ板の上側に取付ネジの頭部が重なっているため、磁気ディスクドライブ装置の薄型化に限界がある。特許文献2および特許文献3では、クランパネジとして皿ネジが用いられているため、クランパの上側にクランパネジの頭部が突出することは防止されるが、ロータハブ部にネジ止めされたクランパの弾発力(すなわち、クランパネジにより中央部が磁気ディスクに対して押圧されて弾性変形しているクランパの反発力)により磁気ディスクをロータハブ部に固定しているため、モータの上方において、クランパの上側に大きく弾性変形した部位とハウジングとが干渉しないように十分な間隙が必要となり、やはり装置の薄型化に限界がある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、ディスク回転装置を薄型化することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、情報を記録する記録ディスクを回転するディスク回転装置であって、中央部に所定の中心軸を中心とする開口を有する円板状の記録ディスクと、前記記録ディスクが固定されるロータハブを有するとともに前記記録ディスクを回転するモータと、前記記録ディスクを前記ロータハブに取り付ける1つの取付ネジとを備え、前記ロータハブが、前記記録ディスクの前記開口に嵌合する凸部と、前記凸部の周囲において前記記録ディスクの一方の主面に当接するディスク載置部とを備え、前記取付ネジが、前記中心軸を中心として前記ロータハブの前記凸部に形成されたネジ穴に螺合されるネジ部と、前記ネジ部の一端に設けられて前記開口よりも大きい外径を有するとともに前記中心軸の周囲において前記記録ディスクの他方の主面に当接して前記ロータハブの前記ディスク載置部との間で前記記録ディスクを挟持する頭部とを備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のディスク回転装置であって、前記取付ネジの前記頭部が、前記ネジ部の周囲において前記ロータハブの前記凸部と離間しつつ対向するハブ対向部と、前記ハブ対向部の周囲において前記記録ディスクの前記他方の主面に当接するディスク当接部とを備える。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のディスク回転装置であって、前記ロータハブの前記凸部の端面が、前記記録ディスクの前記一方の主面と前記他方の主面との間に位置し、前記ハブ対向部の前記凸部側の面と前記ディスク当接部の前記記録ディスク側の面とが前記中心軸に垂直な同一の平面内に位置する。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載のディスク回転装置であって、前記ハブ対向部の前記凸部側の面が、前記記録ディスクの前記他方の主面から離間しつつ前記他方の主面と対向する領域まで広がっている。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載のディスク回転装置であって、前記取付ネジの前記頭部と前記記録ディスクの前記他方の主面との間に配置される薄板状のスペーサをさらに備える。
請求項6に記載の発明は、情報を記録する記録ディスクを回転するディスク回転装置であって、中央部に所定の中心軸を中心とする開口を有する円板状の記録ディスクと、前記記録ディスクが固定されるロータハブを有するとともに前記記録ディスクを回転するモータと、前記記録ディスクを前記ロータハブに取り付ける複数の取付ネジとを備え、前記ロータハブが、前記記録ディスクの前記開口に嵌合する凸部と、前記凸部の周囲において前記記録ディスクの一方の主面に当接するディスク載置部とを備え、前記複数の取付ネジが、前記ロータハブの前記凸部の外周近傍にて前記中心軸を中心とする周方向に配置され、前記複数の取付ネジのそれぞれが、前記凸部に形成されたネジ穴に螺合されるネジ部と、前記ネジ部の一端に設けられるとともに前記記録ディスクの他方の主面に当接して前記ロータハブの前記ディスク載置部との間で前記記録ディスクを挟持する頭部とを備える。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のディスク回転装置であって、前記複数の取付ネジのそれぞれの前記頭部が、前記ネジ部の周囲において前記ロータハブの前記凸部と離間しつつ対向するハブ対向部と、前記ハブ対向部の周囲において、一部が前記記録ディスクの前記他方の主面に当接するディスク当接部とを備える。
請求項8に記載の発明は、請求項6または7に記載のディスク回転装置であって、前記複数の取付ネジのそれぞれの前記頭部と前記記録ディスクの前記他方の主面との間に配置される薄板状のスペーサをさらに備える。
請求項9に記載の発明は、ハードディスク装置であって、請求項1ないし8のいずれかに記載のディスク回転装置と、前記ディスク回転装置において回転する前記記録ディスクに対して情報の読み出しおよび/または書き込みを行うアクセス部と、前記ディスク回転装置および前記アクセス部を内部空間に収容するハウジングとを備える。
請求項10に記載の発明は、情報を記録する記録ディスクを前記記録ディスクを回転するモータのロータハブに取り付ける取付ネジであって、所定の中心軸を中心とするネジ部と、前記ネジ部の一端に設けられて前記記録ディスクの前記中心軸を中心とする開口よりも大きい外径を有する頭部とを備え、前記ネジ部が、前記ロータハブの前記記録ディスクの前記開口に嵌合する凸部に形成されたネジ穴に螺合され、前記頭部が、前記中心軸の周囲において前記記録ディスクの主面に当接し、前記ロータハブとの間で前記記録ディスクを挟持する。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の取付ネジであって、前記頭部が、前記ネジ部の周囲において前記ロータハブの前記凸部と離間しつつ対向するハブ対向部と、前記ハブ対向部の周囲において前記記録ディスクの前記主面に当接するディスク当接部とを備える。
本発明では、ディスク回転装置を薄型化することができる。請求項2,7および11の発明では、取付ネジを経由して伝播する振動が記録ディスクに伝わることを抑制することができる。
請求項3の発明では、取付ネジの頭部の形状を簡素化することができる。請求項4の発明では、記録ディスクの歪みおよび変形を抑制することができる。請求項5および8の発明では、記録ディスクにかかる力の分布の均一性を向上することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るディスク回転装置10を備えるハードディスク装置60の内部構成を示す図である。図1に示すように、ハードディスク装置60は、情報を記録する記録ディスク4を回転するディスク回転装置10、記録ディスク4に対する情報の書き込みおよび(または)読み出しを行うアクセス部62、並びに、ディスク回転装置10およびアクセス部62を内部空間110に収容するハウジング61を備える。
ディスク回転装置10は、円板状の記録ディスク4、記録ディスク4を回転するモータ1、および、記録ディスク4をモータ1に取り付ける1つの取付ネジ5を備える。ハウジング61は、上部に開口を有するとともにモータ1およびアクセス部62が内側の底面に取り付けられる無蓋箱状の第1ハウジング部材611、並びに、第1ハウジング部材611の開口を覆うことにより内部空間110を形成する板状の第2ハウジング部材612を備える。ハードディスク装置60では、第1ハウジング部材611に第2ハウジング部材612が接合されてハウジング61が形成され、内部空間110は塵や埃が極度に少ない清浄な空間とされる。
アクセス部62は、記録ディスク4に近接して情報の書き込みおよび読み出しを磁気的に行うヘッド621、ヘッド621を支持するアーム622、並びに、アーム622を移動させることによりヘッド621と記録ディスク4との相対的位置を変更するヘッド移動機構623を有する。これらの構成により、ヘッド621は回転する記録ディスク4に近接した状態で記録ディスク4の所要の位置にアクセスし、情報の書き込みおよび読み出しを行う。
図2は、ディスク回転装置10の構成を示す縦断面図である。図2では、モータ1の中心軸J1を含む面における断面を示すが、切断面よりも奥側に位置する構成についても、その一部を破線にて描いている(図3においても同様)。
図2に示すように、モータ1は、固定組立体であるステータ部2、および、回転組立体であるロータ部3を備えており、ロータ部3は、潤滑油による流体動圧を利用した軸受機構を介して中心軸J1を中心にステータ部2に対して回転可能に支持される。以下の説明では、便宜上、中心軸J1に沿ってロータ部3側を上側、ステータ部2側を下側として説明するが、中心軸J1は必ずしも重力方向と一致する必要はない(第2ないし第5の実施の形態においても同様)。
ステータ部2は、ステータ部2の各部を保持するベースプレート21、ロータ部3を回転可能に支持する軸受機構の一部である略円筒状のスリーブユニット22、および、スリーブユニット22の周囲にてベースプレート21に取り付けられる電機子24を備える。スリーブユニット22の下部は、ベースプレート21に圧入されて固定されており、スリーブユニット22の下端側の開口は、略円板状のシールキャップ23により閉塞される。
スリーブユニット22は、中心軸J1を中心とする略円筒状であってロータ部3のシャフト311が挿入されるスリーブ221、および、スリーブ221の外周に取り付けられる略円筒状のスリーブハウジング222を備える。電機子24は、珪素鋼板を積層してなるコア、および、コアの複数のティースに巻装されるコイルを備える。
ロータ部3は、記録ディスク4が固定されるとともにロータ部3の各部を保持するロータハブ31、および、ロータハブ31に取り付けられて中心軸J1の周囲に配置される界磁用磁石32を備える。界磁用磁石32は、電機子24との間で中心軸J1を中心とする回転力(トルク)を発生する。
ロータハブ31は、ステンレス等により一体的に形成されており、中心軸J1を中心とする略円筒状であって下側(すなわち、ステータ部2側)に突出するシャフト311、シャフト311の上端部から中心軸J1に対して垂直に広がる略円板状であって上側に突出する凸部312、凸部312の外縁において下側に突出する略円筒状の円筒部313、および、円筒部313の外周面から外側に突出するとともに記録ディスク4が載置されるディスク載置部314を備える。
記録ディスク4は、中央部に中心軸J1を中心とする円形の開口41を有し、開口41にはロータハブ31の凸部312が嵌合している。ロータハブ31の凸部312の上側の端面は、中心軸J1に略垂直であり、中心軸J1方向において記録ディスク4の下側の主面(以下、「下面」という。)42と上側の主面(以下、「上面」という。)43との間に位置する。記録ディスク4の下面42は、ロータハブ31の凸部312の周囲においてディスク載置部314に当接する。ロータハブ31の凸部312には、中心軸J1を中心とするネジ穴315が形成されており、取付ネジ5がネジ穴315に螺合されることにより、記録ディスク4がロータハブ31に取り付けられる。
取付ネジ5は、ステンレス(例えば、SUS410、SUS430、SUS384、SUSXM7)やSWCH(冷間圧造用炭素鋼線)等により形成されており、さらに、表面にニッケルメッキやテフロン(登録商標)コーティング等が施されてもよい。
取付ネジ5は、中心軸J1を中心とする柱状であってロータハブ31の凸部312のネジ穴315に螺合されるネジ部51、および、ネジ部51の上端(すなわち、ネジ穴315に螺合される側とは反対側の端部)に設けられて中心軸J1に対して垂直に広がる頭部52を備える。
取付ネジ5の頭部52は、記録ディスク4の開口41よりも大きい外径を有する略円板状であり、中心軸J1の周囲において記録ディスク4の上面43に当接してロータハブ31のディスク載置部314との間で記録ディスク4を挟持する。取付ネジ5がネジ穴315に螺合される際には、取付ネジ5の頭部52が記録ディスク4の上面43に当接した状態で回転するが、頭部52に加えられる下向きの荷重は比較的小さいため、記録ディスク4の上面43において取付ネジ5の頭部52に当接する領域が、頭部52との摩擦により傷つくことはほとんどない。また、記録ディスク4において、取付ネジ5の頭部52、および、ロータハブ31のディスク載置部314に当接する領域は、非書き込み領域(すなわち、情報の書き込みおよび呼び出しが行われない領域)であるため、仮に僅かに傷ついたとしても、ディスク回転装置10の性能に影響を与えるような問題が生じる恐れはない。
取付ネジ5の頭部52は、ネジ部51の周囲においてロータハブ31の凸部312と離間しつつ対向する円環状のハブ対向部521、および、ハブ対向部521の周囲において記録ディスク4の上面43に当接する円環状のディスク当接部522を備える。ハブ対向部521の下側の面(すなわち、凸部312側の面)とディスク当接部522の下側の面(すなわち、記録ディスク4側の面)とは、中心軸J1に垂直な同一平面内に位置し(すなわち、中心軸J1に垂直な同一平面に含まれ)、ディスク当接部522は、中心軸J1を中心とする周方向の全周において記録ディスク4の上面43に当接する。
ディスク回転装置10では、モータ1のスリーブユニット22(すなわち、スリーブ221およびスリーブハウジング222)、ロータハブ31並びにシールキャップ23の間に形成される間隙に、作動流体である潤滑油が充填されており、ロータ部3の回転時には、潤滑油による流体動圧を利用してロータ部3が支持される。そして、ロータ部3が中心軸J1を中心としてステータ部2に対して回転されることより、取付ネジ5によりロータ部3に取り付けられた記録ディスク4が回転される。なお、ディスク回転装置10の軸受機構として、ボールベアリングが用いられてもよい。
ところで、通常のディスク回転装置では、ロータハブ上に載置された記録ディスクの上面をクランパにより押さえ、当該クランパを取付ネジによりロータハブに取り付けることにより、記録ディスクがクランパとロータハブとの間で挟持されてロータハブに固定される。一方、ディスク回転装置10では、記録ディスク4の開口よりも大きい外径を有する頭部52を備えた1つの取付ネジ5により、記録ディスク4がロータハブ31のディスク載置部314との間で挟持されてロータハブ31に固定される。
このように、ディスク回転装置10では、通常のディスク回転装置においてモータへの記録ディスクの固定に必要とされるクランパを省略することにより、記録ディスク4の上側の構成の中心軸J1方向における高さを低くしてディスク回転装置10を薄型化することができ、ハードディスク装置60の薄型化を実現することができる。また、クランパを省略することにより、装置を構成する部品の種類および部品点数を削減して装置の構成を簡素化することができる。その結果、装置の製造コストを低減することができる。
取付ネジ5では、頭部52のハブ対向部521およびディスク当接部522の下側の面が、中心軸J1に垂直な同一平面内に位置する(すなわち、面一とされる)ことにより、頭部52の形状を簡素化して取付ネジ5の製造コストを低減することができる。
また、取付ネジ5では、頭部52のハブ対向部521がロータハブ31の凸部312と離間しており、ハブ対向部521の下側に隙間が設けられているため、頭部52が中心軸J1方向の両側に弾性変形することが可能とされる。換言すれば、取付ネジ5の頭部52が弾性構造とされる。これにより、モータ1から取付ネジ5を経由して伝播する振動が記録ディスク4に伝わることを抑制することができ、アクセス部62による記録ディスク4に対する情報の書き込みおよび読み出しをより確実に行うことができる。また、取付ネジ5を締め付ける際の締め付け代を大きくすることができ、取付ネジ5の締結誤差に対する許容範囲を大きくすることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係るディスク回転装置10aについて説明する。図3は、ディスク回転装置10aの構成を示す縦断面図である。ディスク回転装置10aも、第1の実施の形態と同様に、ハードディスク装置において記録ディスク4を回転する装置である。図3に示すように、ディスク回転装置10aは、図2に示す取付ネジ5とは形状が異なる取付ネジ5aを備える。その他の構成は図2と同様であり、以下の説明において同符号を付す。
ディスク回転装置10aでは、記録ディスク4の開口41に嵌合するロータハブ31の凸部312が、記録ディスク4の上面43よりも上側に突出している。すなわち、凸部312の上側の端面は、記録ディスク4の上面43よりも上側に位置しており、取付ネジ5aは、当該上側の端面側から凸部312に形成されたネジ穴315に螺合される。
取付ネジ5aは、中心軸J1を中心とする柱状であってロータハブ31の凸部312のネジ穴315に螺合されるネジ部51、および、ネジ部51の上端に設けられて中心軸J1に対して垂直に広がるとともに図2に示す頭部52とは形状が異なる頭部52aを備える。頭部52aは、第1の実施の形態と同様に、記録ディスク4の開口41よりも大きい外径を有する略円板状であり、中心軸J1の周囲において記録ディスク4の上面43に当接してロータハブ31のディスク載置部314との間で記録ディスク4を挟持する。
取付ネジ5aの頭部52aは、ネジ部51の周囲においてロータハブ31の凸部312と離間しつつ対向する円環状のハブ対向部521、ハブ対向部521の周囲において記録ディスク4の上面43と離間しつつ対向する円環状のディスク対向部523、並びに、ハブ対向部521およびディスク対向部523の周囲において下側に突出するとともに記録ディスク4の上面43に当接する円環状のディスク当接部522aを備える。ハブ対向部521の下側の面(すなわち、凸部312側の面)とディスク対向部523の下側の面(すなわち、記録ディスク4側の面)とは、中心軸J1に垂直な同一平面内に位置する。換言すれば、ハブ対向部521の下側の面は、記録ディスク4の上面43から離間しつつ上面43と対向する領域まで広がっている。ディスク当接部522aの下側の面は、ハブ対向部521およびディスク対向部523の下側の面よりも下側に位置し、中心軸J1を中心とする周方向の全周において記録ディスク4の上面43に当接する。
ディスク回転装置10aでは、第1の実施の形態と同様に、クランパを省略することにより、ディスク回転装置10aを薄型化することができる。また、装置を構成する部品の種類および部品点数を削減して装置の構成を簡素化することができる。その結果、装置の製造コストを低減することができる。
取付ネジ5aでは、頭部52aのハブ対向部521およびディスク対向部523がロータハブ31の凸部312および記録ディスク4と離間しており、ハブ対向部521およびディスク対向部523の下側に隙間が設けられているため、頭部52aが中心軸J1方向の両側に弾性変形することが可能とされる。これにより、第1の実施の形態と同様に、モータ1から取付ネジ5aを経由して伝播する振動が記録ディスク4に伝わることを抑制することができる。また、取付ネジ5aの締め付け代を大きくすることができ、取付ネジ5aの締結誤差に対する許容範囲を大きくすることができる。
ところで、取付ネジの頭部と記録ディスクとの接触領域が過剰に大きい場合には、取付ネジの締め付けトルク等により、当該接触領域のうち頭部により記録ディスクが実質的に押圧される部位(すなわち、実質的な接触部位)がばらついてしまう可能性がある。このように、中心軸を中心とする周方向において、実質的な接触部位の中心軸からの距離がばらついてしまうと、記録ディスクにかかる力が不均一になって記録ディスクが歪んでしまったり変形してしまう可能性がある。
取付ネジ5aでは、特に、頭部52aにディスク対向部523が設けられることにより、頭部52aの記録ディスク4に重なる部位のうちの径方向の一部(すなわち、ディスク当接部522a)のみが記録ディスク4に当接する。このように、頭部52aと記録ディスク4との接触領域を小さく限定することにより、記録ディスク4の頭部52aとの実質的な接触部位がばらつくことを抑制し、記録ディスク4の歪みおよび変形を抑制することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態に係るディスク回転装置10bについて説明する。図4は、ディスク回転装置10bの構成を示す縦断面図である。ディスク回転装置10bも、第1の実施の形態と同様に、ハードディスク装置において記録ディスク4を回転する装置である。図4に示すように、ディスク回転装置10bは、取付ネジ5の頭部52と記録ディスク4の上面43との間に配置される薄板状のスペーサ7を備える。その他の構成は図2と同様であり、以下の説明において同符号を付す。
スペーサ7は中心軸J1を中心とする円環状の弾性部材である。ディスク回転装置10bでは、取付ネジ5の頭部52のディスク当接部522が、中心軸J1を中心とする周方向の全周において、円環状のスペーサ7を介して記録ディスク4の上面43に間接的に当接する。このように、取付ネジ5の頭部52が、記録ディスク4の上面43にスペーサ7を介して間接的に当接することにより、記録ディスク4が、ロータハブ31のディスク載置部314と取付ネジ5の頭部52との間に挟持される。
ディスク回転装置10bに設けられるスペーサ7の厚さは、記録ディスクの取り付けにクランパを利用する場合の当該クランパの上下方向の変形量に比べて薄い。したがって、ディスク回転装置10bでは、第1の実施の形態と同様に、クランパを省略することにより、ディスク回転装置10bを薄型化することができる。
また、第1の実施の形態と同様に、取付ネジ5の頭部52が弾性構造とされることにより、モータ1から取付ネジ5を経由して伝播する振動が記録ディスク4に伝わることを抑制することができる。ディスク回転装置10bでは、取付ネジ5の頭部52と記録ディスク4との間にスペーサ7が設けられることにより、取付ネジ5を経由して伝播する振動が記録ディスク4に伝わることをより一層抑制することができる。
ディスク回転装置10bでは、特に、取付ネジ5の頭部52と記録ディスク4との間にスペーサ7が設けられることにより、取付ネジ5の締結時に記録ディスク4にかかる力(すなわち、頭部52により記録ディスク4がロータハブ31のディスク載置部314に対して押圧される力)に周方向における僅かなバラツキがある場合であっても、スペーサ7が変形して当該バラツキが補正されるため、記録ディスク4にかかる力の分布の均一性を向上することができる。
また、記録ディスク4が熱膨張した場合であっても、スペーサ7が記録ディスク4の変形に追従して変形することにより、記録ディスク4が歪むことが防止される。さらには、取付ネジ5の頭部52がスペーサ7を介して記録ディスク4に間接的に当接することにより、取付ネジ5の締結時に記録ディスク4の上面43が頭部52との摩擦により傷つくことが確実に防止される。
次に、本発明の第4の実施の形態に係るディスク回転装置10cについて説明する。図5は、ディスク回転装置10cの構成を示す縦断面図である。ディスク回転装置10cも、第1の実施の形態と同様に、ハードディスク装置において情報を記録する記録ディスク4を回転する装置である。第1の実施の形態に係るディスク回転装置10(図2参照)では、モータ1はシャフト311がロータ部3に設けられる軸回転型であったのに対し、ディスク回転装置10cでは、図5に示すように、モータ1aはシャフト311がステータ部2に設けられる軸固定型である。
図5に示すように、ディスク回転装置10cは、中央部に中心軸J1を中心とする開口41を有する円板状の記録ディスク4、記録ディスク4を回転するモータ1a、および、記録ディスク4をモータ1aに取り付ける複数の取付ネジ5bを備える。
モータ1aは、固定組立体であるステータ部2、および、回転組立体であるロータ部3を備えており、ロータ部3は、潤滑油による流体動圧を利用した軸受機構を介して中心軸J1を中心にステータ部2に対して回転可能に支持される。
ステータ部2は、ステータ部2の各部を保持するベースプレート21、ロータ部3を回転可能に支持する軸受機構の一部である略円筒状のシャフト311、および、シャフト311の周囲にてベースプレート21に取り付けられる電機子24を備える。シャフト311の下部は、ベースプレート21に圧入されて固定される。
ロータ部3は、記録ディスク4が固定されるとともにロータ部3の各部を保持するロータハブ31a、および、ロータハブ31aに取り付けられて中心軸J1の周囲に配置される界磁用磁石32を備える。界磁用磁石32は、電機子24との間で中心軸J1を中心とする回転力(トルク)を発生する。
ロータハブ31aは、中心軸J1を中心とする略円筒状であって下側(すなわち、ステータ部2側)に突出するスリーブハウジング222、スリーブハウジング222の内側に取り付けられてステータ部2のシャフト311が挿入されるスリーブ221、スリーブハウジング222の上端部から中心軸J1に対して垂直に広がる略円板状であって上側に突出する凸部312、および、凸部312の外縁において下側に突出する略円筒状の円筒部313を備える。円筒部313の上側の部位は、記録ディスク4が載置されるディスク載置部314となる。
ロータハブ31aの凸部312は、記録ディスク4の開口41に嵌合しており、凸部312の外周近傍の部位には、複数のネジ穴315が中心軸J1を中心とする周方向において等間隔に形成されている。凸部312と嵌合する記録ディスク4の下面42は、凸部312の周囲においてディスク載置部314に当接しており、凸部312の外周近傍にて周方向に配置される複数の取付ネジ5bが複数のネジ穴315に螺合されることにより、記録ディスク4がロータハブ31aに取り付けられる。
凸部312の上側の端面は、複数のネジ穴315が形成される凸部312の外周近傍の部位において記録ディスク4の上面43と下面42との間に位置し、それよりも内側のスリーブハウジング222の周囲の部位において記録ディスク4の上面43とほぼ面一とされる。
複数の取付ネジ5bのそれぞれは、凸部312のネジ穴315に螺合されるネジ部51、および、ネジ部51の上端(すなわち、ネジ穴315に螺合される側とは反対側の端部)に設けられて中心軸J1に対して垂直に広がる頭部52bを備える。頭部52bは、記録ディスク4の開口41よりも小さい外径を有する略円板状であり、記録ディスク4の開口41のエッジ近傍において記録ディスク4の上面43に当接してロータハブ31aのディスク載置部314との間で記録ディスク4を挟持する。
複数の取付ネジ5bのそれぞれ頭部52bは、ネジ部51の周囲においてロータハブ31の凸部312と離間しつつ対向する環状のハブ対向部521、および、ハブ対向部521の周囲において一部が記録ディスク4の上面43に当接する環状のディスク当接部522bを備える。ハブ対向部521の下側の面とディスク当接部522bの下側の面とは、中心軸J1に垂直な同一平面内に位置する(すなわち、面一とされる。)。
ディスク回転装置10cでは、モータ1aのスリーブ221およびシャフト311の間に形成される間隙に、作動流体である潤滑油が充填されており、ロータ部3の回転時には、潤滑油による流体動圧を利用してロータ部3が支持される。そして、ロータ部3が中心軸J1を中心としてステータ部2に対して回転されることより、複数の取付ネジ5bによりロータ部3に取り付けられた記録ディスク4が回転される。
ディスク回転装置10cでは、第1の実施の形態と同様に、クランパを省略することにより、ディスク回転装置10cを薄型化することができる。また、装置を構成する部品の種類を削減して装置の構成を簡素化することができる。その結果、装置の製造コストを低減することができる。
取付ネジ5bでは、頭部52bのハブ対向部521およびディスク当接部522bの下側の面が、中心軸J1に垂直な同一平面内に位置することにより、頭部52bの形状を簡素化して取付ネジ5bの製造コストを低減することができる。
また、取付ネジ5bでは、頭部52bのハブ対向部521がロータハブ31の凸部312と離間しているため、頭部52bが中心軸J1方向の両側に弾性変形することが可能とされる。換言すれば、取付ネジ5bの頭部52bが弾性構造とされる。これにより、第1の実施の形態と同様に、モータ1aから取付ネジ5bを経由して伝播する振動が記録ディスク4に伝わることを抑制することができる。また、取付ネジ5bの締め付け代を大きくすることができ、取付ネジ5bの締結誤差に対する許容範囲を大きくすることができる。
次に、本発明の第5の実施の形態に係るディスク回転装置10dについて説明する。図6は、ディスク回転装置10dの構成を示す縦断面図である。ディスク回転装置10dも、第4の実施の形態と同様に、ハードディスク装置において記録ディスク4を回転する装置である。図6に示すように、ディスク回転装置10dは、複数の取付ネジ5bのそれぞれの頭部52bと記録ディスク4の上面43との間に配置される薄板状の複数のスペーサ7aを備える。その他の構成は図5とほぼ同様であり、以下の説明において同符号を付す。
スペーサ7aは弾性部材であり、中心軸J1を中心とする周方向において各取付ネジ5bの外側に配置される。ディスク回転装置10dでは、取付ネジ5bの頭部52bのディスク当接部522bが、中心軸J1を中心とする周方向の複数箇所において、スペーサ7aを介して記録ディスク4の上面43に間接的に当接する。このように、取付ネジ5bの頭部52bが、記録ディスク4の上面43にスペーサ7aを介して間接的に当接することにより、記録ディスク4が、ロータハブ31aのディスク載置部314と取付ネジ5bの頭部52bとの間に挟持される。
ディスク回転装置10dに設けられるスペーサ7aの厚さは、記録ディスクの取り付けにクランパを利用する場合の当該クランパの上下方向の変形量に比べて薄い。したがって、ディスク回転装置10dでは、第4の実施の形態と同様に、クランパを省略することにより、ディスク回転装置10dを薄型化することができる。
また、第4の実施の形態と同様に、取付ネジ5bの頭部52bが弾性構造とされることにより、モータ1aから取付ネジ5bを経由して伝播する振動が記録ディスク4に伝わることを抑制することができる。ディスク回転装置10dでは、取付ネジ5bの頭部52bと記録ディスク4との間にスペーサ7aが設けられることにより、取付ネジ5bを経由して伝播する振動が記録ディスク4に伝わることをより一層抑制することができる。
ディスク回転装置10dでは、特に、取付ネジ5bの頭部52bと記録ディスク4との間にスペーサ7aが設けられることにより、取付ネジ5bの締結時に記録ディスク4にかかる力に周方向における僅かなバラツキがある場合であっても、スペーサ7aが変形して当該バラツキが補正されるため、記録ディスク4にかかる力の分布の均一性を向上することができる。
また、記録ディスク4が熱膨張した場合であっても、スペーサ7aが記録ディスク4の変形に追従して変形することにより、記録ディスク4が歪むことが防止される。さらには、取付ネジ5bの頭部52bがスペーサ7aを介して記録ディスク4に間接的に当接することにより、取付ネジ5bの締結時に記録ディスク4の上面43が頭部52bとの摩擦により傷つくことが確実に防止される。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
第1ないし第3の実施の形態に係るディスク回転装置では、取付ネジの頭部は必ずしも円板状とされる必要はなく、例えば、円板の外縁部に複数の切り欠きが形成された形状とされてもよい。この場合、頭部のディスク当接部は、中心軸J1を中心とする周方向の複数箇所において記録ディスク4の上面43に当接する。第3の実施の形態に係るディスク回転装置10bでは、取付ネジ5の頭部52が上記のような切り欠きを有する形状とされる場合には、円環状のスペーサ7に代えて、頭部52の複数のディスク当接部522に対応する複数のスペーサが設けられてもよい。これとは逆に、第5の実施の形態に係るディスク回転装置10dでは、複数のスペーサ7aに代えて、中心軸J1を中心とする円環状の1つのスペーサが設けられてもよい。
第4の実施の形態に係るディスク回転装置10cでは、取付ネジ5bの頭部52bにおいて、ディスク当接部522bが下側に突出し、ハブ対向部521とディスク当接部522bとの間に、一部が記録ディスク4の上面43と離間しつつ対向するディスク対向部が設けられてもよい。これにより、頭部52bと記録ディスク4との接触領域を小さく限定することにより、記録ディスク4の頭部52bとの実質的な接触部位がばらつくことを抑制し、記録ディスク4の歪みおよび変形を抑制することができる。
第1の実施の形態に係るハードディスク装置の内部構成を示す図である。 ディスク回転装置の構成を示す縦断面図である。 第2の実施の形態に係るディスク回転装置の構成を示す縦断面図である。 第3の実施の形態に係るディスク回転装置の構成を示す縦断面図である。 第4の実施の形態に係るディスク回転装置の構成を示す縦断面図である。 第5の実施の形態に係るディスク回転装置の構成を示す縦断面図である。
符号の説明
1,1a モータ
4 記録ディスク
5,5a,5b 取付ネジ
7,7a スペーサ
10,10a,10b,10c,10d ディスク回転装置
31,31a ロータハブ
41 開口
43 上面
42 下面
51 ネジ部
52,52a,52b 頭部
60 ハードディスク装置
61 ハウジング
62 アクセス部
110 内部空間
312 凸部
314 ディスク載置部
315 ネジ穴
521 ハブ対向部
522,522a,522b ディスク当接部
J1 中心軸

Claims (11)

  1. 情報を記録する記録ディスクを回転するディスク回転装置であって、
    中央部に所定の中心軸を中心とする開口を有する円板状の記録ディスクと、
    前記記録ディスクが固定されるロータハブを有するとともに前記記録ディスクを回転するモータと、
    前記記録ディスクを前記ロータハブに取り付ける1つの取付ネジと、
    を備え、
    前記ロータハブが、
    前記記録ディスクの前記開口に嵌合する凸部と、
    前記凸部の周囲において前記記録ディスクの一方の主面に当接するディスク載置部と、
    を備え、
    前記取付ネジが、
    前記中心軸を中心として前記ロータハブの前記凸部に形成されたネジ穴に螺合されるネジ部と、
    前記ネジ部の一端に設けられて前記開口よりも大きい外径を有するとともに前記中心軸の周囲において前記記録ディスクの他方の主面に当接して前記ロータハブの前記ディスク載置部との間で前記記録ディスクを挟持する頭部と、
    を備えることを特徴とするディスク回転装置。
  2. 請求項1に記載のディスク回転装置であって、
    前記取付ネジの前記頭部が、
    前記ネジ部の周囲において前記ロータハブの前記凸部と離間しつつ対向するハブ対向部と、
    前記ハブ対向部の周囲において前記記録ディスクの前記他方の主面に当接するディスク当接部と、
    を備えることを特徴とするディスク回転装置。
  3. 請求項2に記載のディスク回転装置であって、
    前記ロータハブの前記凸部の端面が、前記記録ディスクの前記一方の主面と前記他方の主面との間に位置し、前記ハブ対向部の前記凸部側の面と前記ディスク当接部の前記記録ディスク側の面とが前記中心軸に垂直な同一の平面内に位置することを特徴とするディスク回転装置。
  4. 請求項2に記載のディスク回転装置であって、
    前記ハブ対向部の前記凸部側の面が、前記記録ディスクの前記他方の主面から離間しつつ前記他方の主面と対向する領域まで広がっていることを特徴とするディスク回転装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載のディスク回転装置であって、
    前記取付ネジの前記頭部と前記記録ディスクの前記他方の主面との間に配置される薄板状のスペーサをさらに備えることを特徴とするディスク回転装置。
  6. 情報を記録する記録ディスクを回転するディスク回転装置であって、
    中央部に所定の中心軸を中心とする開口を有する円板状の記録ディスクと、
    前記記録ディスクが固定されるロータハブを有するとともに前記記録ディスクを回転するモータと、
    前記記録ディスクを前記ロータハブに取り付ける複数の取付ネジと、
    を備え、
    前記ロータハブが、
    前記記録ディスクの前記開口に嵌合する凸部と、
    前記凸部の周囲において前記記録ディスクの一方の主面に当接するディスク載置部と、
    を備え、
    前記複数の取付ネジが、前記ロータハブの前記凸部の外周近傍にて前記中心軸を中心とする周方向に配置され、
    前記複数の取付ネジのそれぞれが、
    前記凸部に形成されたネジ穴に螺合されるネジ部と、
    前記ネジ部の一端に設けられるとともに前記記録ディスクの他方の主面に当接して前記ロータハブの前記ディスク載置部との間で前記記録ディスクを挟持する頭部と、
    を備えることを特徴とするディスク回転装置。
  7. 請求項6に記載のディスク回転装置であって、
    前記複数の取付ネジのそれぞれの前記頭部が、
    前記ネジ部の周囲において前記ロータハブの前記凸部と離間しつつ対向するハブ対向部と、
    前記ハブ対向部の周囲において、一部が前記記録ディスクの前記他方の主面に当接するディスク当接部と、
    を備えることを特徴とするディスク回転装置。
  8. 請求項6または7に記載のディスク回転装置であって、
    前記複数の取付ネジのそれぞれの前記頭部と前記記録ディスクの前記他方の主面との間に配置される薄板状のスペーサをさらに備えることを特徴とするディスク回転装置。
  9. ハードディスク装置であって、
    請求項1ないし8のいずれかに記載のディスク回転装置と、
    前記ディスク回転装置において回転する前記記録ディスクに対して情報の読み出しおよび/または書き込みを行うアクセス部と、
    前記ディスク回転装置および前記アクセス部を内部空間に収容するハウジングと、
    を備えることを特徴とするハードディスク装置。
  10. 情報を記録する記録ディスクを前記記録ディスクを回転するモータのロータハブに取り付ける取付ネジであって、
    所定の中心軸を中心とするネジ部と、
    前記ネジ部の一端に設けられて前記記録ディスクの前記中心軸を中心とする開口よりも大きい外径を有する頭部と、
    を備え、
    前記ネジ部が、前記ロータハブの前記記録ディスクの前記開口に嵌合する凸部に形成されたネジ穴に螺合され、
    前記頭部が、前記中心軸の周囲において前記記録ディスクの主面に当接し、前記ロータハブとの間で前記記録ディスクを挟持することを特徴とする取付ネジ。
  11. 請求項10に記載の取付ネジであって、
    前記頭部が、
    前記ネジ部の周囲において前記ロータハブの前記凸部と離間しつつ対向するハブ対向部と、
    前記ハブ対向部の周囲において前記記録ディスクの前記主面に当接するディスク当接部と、
    を備えることを特徴とする取付ネジ。
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