JP2007034559A - 端末装置及びWebメールシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが自発的な操作を行なうことなく、新着Webメールの存在確認を可能にする端末装置を提供する。
【解決手段】携帯端末装置10は、ネットワーク100を介してWebメールをメールサーバ30の受信箱30aから受信する。また、携帯端末装置10は、異なる2つの時点において、受信箱30aのメール蓄積状態を示す蓄積状態データを取得する。さらに、2つの蓄積状態データを比較し、変化が生じた場合、差分データを生成する差分抽出部15を備える。差分データが生成された場合、該差分データを新しいWebメールの着信として、表示部16を介してユーザに通知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、Webメールシステムの利用に関し、特に、新着メールの着信通知機能をもつ端末装置、Webメールシステムに関するものである。
近年、インターネットの普及に伴い、Webブラウザを用いた電子メールによる情報交換の機会が飛躍的に増大している。そして、携帯電話のごとき携帯端末装置にもWebブラウザ機能を搭載したものが登場している。このような携帯端末装置は、当該Webブラウザを用いてインターネット上のメールサーバからブラウザ表示用のHTMLで受信メールをダウンロードし、Webメールを受信する。
Webメールは、Webブラウザで利用することができ電子メールシステムであり、受信したメールの閲覧や、新規メッセージの作成・送信などをWebブラウザのみで行なうことができる。通常のメールと違ってすべてのメッセージをサーバ側で管理するため、ユーザはどこからでもメールをチェックしたり過去のメールを参照したりできる。特に近年は、携帯端末装置用の通信プロトコルであるWAP(Wireless Application Protocol)が開発されるとともに多くの機能が付加され、多種類のサービスが利用できるようになってきている。
ところで、このようなWebメールシステムにおいては、端末装置、特に携帯端末装置のユーザが新着メールの有無を確認したい場合、新着メールの確認のため、自ら端末装置を操作し、メールサーバにアクセスする必要があった。従って、新着メールの有無、メールの受信状態をリアルタイムで把握することは面倒な作業であり、事実上は困難なものであった。
本発明は、こうした事情を考慮して開発されたものであり、Webメールの着信状態をリアルタイムにユーザに知らせることのできる端末装置、Webメールシステムを提供することを目的としている。
本発明は、ネットワークを介してWebメールを受信可能な端末装置であって、第1の時点及び該第1の時点から所定期間後の第2の時点において、前記ネットワーク上の受信Webメールを記憶する受信メール記憶部における、メール蓄積状態を示す蓄積状態データを取得する受信部と、前記第1の時点での蓄積状態データ及び前記第2の時点での蓄積状態データを比較し、前記第1の時点及び前記第2の時点の間の蓄積状態データに変化があった場合、差分データを生成する差分抽出部と、前記差分データが生成された場合、該差分データを新しいWebメールの着信として通知する通知部とを備える端末装置を提供する。
上記構成によれば、端末装置が2つの時点におけるWebメールの受信状態を比較し、変化があった場合にそれをユーザに通知する。従って、自発的な端末装置に対する操作なくして、ユーザはメールの着信の有無を知ることが可能となる。
また、メールサーバの如きWebメール配信装置を含むネットワーク側(インフラ側)の構成に手を加えることなく、上述した機能を提供することが可能なため、実現も比較的容易である。
また、端末装置において前記通知部により新しいWebメールの着信が通知されたとき、当該新しいWebメールを前記受信メール記憶部から取り寄せる旨の操作をユーザが入力する操作部が更に設けられる。そして、前記差分データが、当該新しいWebメールの前記ネットワーク上における存在場所を示す識別子が含む場合、ユーザが前記操作部に前記新しいWebメールを取り寄せる旨の操作を入力すると、前記受信部は、前記識別子に基づき、当該新しいWebメールを取り寄せる。
上記構成によれば、新着Webメールの着信通知があった場合、容易に新着のWebメールを入手することが可能となる。
前記通知部を、新しいWebメールの着信をユーザに視覚的に知らせる表示部より構成することができる。この表示部は、液晶ディスプレイ等より構成することができる。
上記端末装置は特に携帯端末装置として好ましく用いられる。この場合、携帯端末装置の電池の残量を検出する電池残量検出部を更に設け、当該前記電池残量検出部より検出された電池の残量に応じ、前記所定期間を制御するような構成にしてもよい。また、残量が所定値以下の場合、所定期間を増大させるよう構成してもよい。
携帯端末装置においては電池寿命の確保が課題であるが、上記構成によれば電池残量に応じ、受信メール記憶部への単位時間のアクセス回数を制御することが可能となるため、
電池寿命をより確保しやすくなる。
更に本発明は、受信したWebメールを蓄積するメールサーバと、ネットワークを介して前記Webメールを受信可能な携帯端末装置とから構築されるWebメールシステムを提供する。ここで前記携帯端末装置は、第1の時点及び該第1の時点から所定期間後の第2の時点において、前記メールサーバにおけるメール蓄積状態を示す蓄積状態データを取得し、前記第1の時点での蓄積状態データ及び前記第2の時点での蓄積状態データを比較し、前記第1の時点及び前記第2の時点の間の蓄積状態データに変化があった場合、差分データを生成し、前記差分データが生成された場合、該差分データを前記Webメールの着信としてユーザに通知し、前記携帯端末装置を介してユーザより前記Webメールの取得要求があった場合、前記メールサーバは前記Webメールを前記携帯端末装置へ送信する。
本発明によれば、ユーザが、自らの端末操作によりメールサーバにアクセスすることなく、新着メールの有無を確認することが可能となる。
また、従来よりいわゆるWAP(Wireless Application Protocol)Pushによりメール新着を通知し、そのPushメッセージ内のURLからWebメールにアクセスする機能は提供されていた。しかしながら、WAP機能を使用するためには、端末側だけでなくサーバ側にもPush機能の構築が必要であり、余計な時間的、費用的コストを要するものであった。本発明によれば、サーバ側に手を加えることなく、現在のシステムを流用して、自発的、定期的に新着メールの確認のためメールサーバにアクセスすることなく、新着メールの有無を確認することが可能となる。
図1は、携帯端末装置が、所定のネットワーク上でWebメールの送受信に使用されるWebメールシステムを概念的に示したものである。この例においては、携帯端末装置10Aたる端末Aから、Webメールが携帯端末装置10Bたる端末Bに向けて送信されている。端末Aから発信されたWebメールは、広域ネットワークを形成するインターネット100上のメールサーバ30の受信メール記憶部を構成する受信箱(Inbox)30aに一旦蓄積される。そして、端末Bが受信箱30aに蓄積されたWebメールを受信することにより、端末Bのユーザは該メールを読むことができる。
Webメールは、Webブラウザで利用することができ電子メールシステムであり、受信したメールの閲覧や、新規メッセージの作成・送信などをWebブラウザのみで行なうことができる。通常のメールと違ってすべてのメッセージをサーバ側で管理するため、ユーザはどこからでもメールをチェックしたり過去のメールを参照したりできる。
このようなWebメールシステムにおいては、従来、端末Bのユーザが新着メールの有無を確認したい場合、メールサーバ30に自発的にアクセスする必要があった。メールの受信状態をリアルタイムで把握するためには、ユーザが端末Bを定期的に操作してメールサーバ10にアクセスする必要があり、このような操作は煩わしいものである。
端末がADSL等を用いたネットワーク常時接続環境にある場合、受信箱30a中のWebメールは常時端末側に送信されることとなる。従って、ユーザが新着メール着信の有無をリアルタイムに把握することは可能となる。しかしながら、未だ総ての端末が常時接続環境にあるわけではない。特に携帯電話のような携帯端末装置にいたっては、常時接続環境下での通信はいまだ実用化されていない。また、携帯端末装置を常時接続環境に置くことにより、メールサーバ側の負担も増すこととなる。
そこで、本発明においては、ネットワーク上の受信メール記憶部(受信箱)の状態を、端末装置が定期的に把握することとしている。そして、前回把握された状態と、新たに把握された状態を比較し、変化があった場合、ユーザに当該変化を新着メールの受信として通知する構成を採用している。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態における携帯端末装置10の構成を示すブロック図である。この携帯端末装置10は、アンテナ11と、送受信部12と、制御部13と、解釈部14と、差分抽出部15と、表示部16と、バイブレータ17と、スピーカ18と、操作部20とを備えている。
アンテナ11は、無線通信下において、ネットワーク100の図示しない基地局(BS)と無線電波を用いてWebメールの送受信を行なうものであり、種々の形式のものが使用される。
送受信部12は、ハードウェア的には、アンテナ11を介して無線電波を送受信するための無線回路や整合回路等の種々の回路を備えるとともに、アプリケーションとして、メールサーバ30の受信箱30aに蓄積されたWebメールをダウンロードするWebブラウザも格納している。また、送受信部12は、異なる2つの時点において、受信箱30a中の受信メールの蓄積状態を示す蓄積状態データを取得することができる。この機能については後述する。
制御部13は、携帯端末装置10全体の制御を行なうものであり、所定の演算処理装置とともに、携帯端末装置10の種々の機能を発揮するための所定のプログラムを格納する領域、メモリ等も備えている。
解釈部14は、制御部13の指令によりアンテナ11、送受信部12を介して受信したWebメールの内容を解釈する部分である。解釈部14は、受信したWebメールのテキスト部分を所定のアプリケーションを用いて解釈し、表示部16に表示可能な文字データに変換する。また、受信したメール中に画像データ、音声データ等が含まれている場合は、該画像データ、音声データに対応したアプリケーションソフトを起動し、解釈する。また、受信したメール中に圧縮データが添付されている場合は、当該圧縮データを解凍可能な解凍ソフトを用いる。
差分抽出部15は、異なる2つの時点でアンテナ11、送受信部12を介して受信した受信箱30aの2つの状態を比較し、2つの時点の状態に変化が生じた場合はそれを検出することが可能である。上述したように、送受信部12は、異なる2つの両時点において、受信箱30a中の受信メールの蓄積状態を示す蓄積状態データを取得する。そして、差分抽出部15は、取得した2つの蓄積状態データを比較することにより、両時点間の受信箱30a中の受信メールの蓄積状態の変化、差分に相当する差分データを生成することができる。
蓄積状態データの簡単な例は、受信箱30a中の蓄積メール数である。例えば、所定の第1の時点での蓄積メール数が「0」であり、その後所定期間後の第2の時点での蓄積メール数が「3」の場合は、両時点で差分があるものとして、差分抽出部15は差分データを作成する。
また、新着メールが存在する場合、蓄積状態データにネットワーク100上における該新着メールの存在場所を示す識別子としてのメール所在アドレスを含ませることができる。このようなメール所在アドレスは、メールサーバ30のアドレスに相当する(例えばメールサーバのURL)。そしてメール所在アドレスは差分データにも残るため、差分データから新着メールアドレスにアクセスすることが可能となる。もちろん蓄積状態データとして他のデータを採用することもできる。
表示部16は、液晶ディスプレイ(LCD)等により構成され、解釈されたWebメールの内容を視覚的にユーザに対し表示する部分である。また、携帯端末装置が折り畳み式の場合、表示部16は、メインLCDと背面側LCD(サブLCD)を一般的に備える。この場合、ユーザは、たとえ折り畳み携帯端末装置を開かなくても、閉じた状態のまま、背面側LCDを参照することにより、電池残量、時刻、新着メールの有無等の簡易な情報を確認することができる。
バイブレータ17、スピーカ18は新着メールの受信等の情報を、各々振動、音声によってユーザに通知する部分である。
表示部16、バイブレータ17、スピーカ18は、差分抽出部15で上述した差分データが生成された場合は、それぞれのメッセージをユーザに発する。例えば、上述の差分データの例において、表示部16として背面側LCDを有する携帯電話の場合、背面側LCDに、「新着メールがあります」又は「新着メールが3通あります」旨のメッセージを表示する。
操作部20は、携帯端末装置10の筐体上に形成された種々のキー、(十字キー、テンキー、スクロールキー等)、ダイヤル、ボタン等より構成され、ユーザが欲する操作を受け付ける。音声による入力操作を受け付ける形式や、表示部16上に表示されたタッチパネル形式のものを採用することもでき、その種類は限定されない。
続いて、本実施形態の携帯端末装置10の動作を説明する。図3は、表示部16としてメインLCDと背面側LCDを有する折畳式の携帯端末装置(携帯電話)10が、Webメールの着信有無を確認する際の手順を示すフローチャートである。
まず、操作部20の電源スイッチのオン等により、携帯端末装置10の電源がオンとなると、制御部13の指示により、送受信部12はWebブラウザを起動し、アンテナ11を介して、ネットワーク100上のメールサーバ30の受信箱30aの状態を確認する旨のメッセージをサーバ30へ送る。サーバ30は受信箱30aの蓄積状態を示す蓄積状態データを送る。そして、制御部13は、受信した蓄積状態データを差分抽出部15又はその他の図示せぬ記憶領域に保存する(ステップS101)。
ステップS101は、携帯端末装置10の電源がオンとなった際のみ(初回起動時のみ)に実行される。ただし、携帯端末装置10が、ネットワーク100との通信圏外に入った後通信圏内に復帰したような場面においてもステップS101を実行するよう、制御部13は送受信部12を制御することができる。初回起動時においては、ステップS101は、第1の時点で行なわれる。
次に、予めデフォルト値として指定された、又はユーザが任意に指定した
一定時間経過後(ステップS102)、再びステップS101と同様の方法にて、携帯端末装置10は蓄積状態データを得て保存する(ステップS103)。初回起動時においては、ステップS103は、第2の時点で行なわれる。
次に、差分抽出部15は、ステップS101で取得した蓄積状態データとステップS103で取得した蓄積状態データを比較する(ステップS104)。比較の結果、差分データが検出されなかった場合、すなわち、
受信箱の状態に変化がなかった場合は(ステップS104でNO)、ステップS102に戻り、一定時間の経過を再び待つ。
一方、差分データが検出された場合、すなわち、
受信箱の状態に変化があった場合は(ステップS104でYES)、背面側LCDに新着メールがある旨のメッセージを表示してユーザに知らせる(ステップS105)。LCDの代わりに、バイブレータ17による振動や、スピーカ18を介した「新着メールがあります」、「新着メールが3通あります」の如き音声メッセージを使用することもできる。
この後、携帯端末装置10のユーザが、新着メールを読むことを欲する場合は(ステップS106でYES)、アンテナ11、送受信部12を介し、受信箱30aにアクセスして、受信メールの内容を取得する。ここで、本例では、
通知メッセージ、すなわち、差分データには、新着メールの所在場所を示すメール所在アドレス、すなわち、メールサーバ30のURLが含められている。従って、ユーザは、通知メッセージから新着メールに直接アクセスすることが可能となる(ステップS107)。
具体的な態様としては、ステップS105において、表示部16のメインLCDにメールを読むか否かを選択させる旨の画面表示がなされる。ユーザは操作部20を操作して、メールを読む旨を選択する。
携帯端末装置10は受信メールを取得すると同時に、ステップS101、ステップS103と同様に受信箱30aの蓄積状態データをも再度取得し、差分抽出部15又はその他の図示せぬ記憶領域に保存し、ステップS102に戻って一定時間の経過を再び待つ(ステップS108)。その後ステップS103以降の処理が続行される。
ステップS105の後、携帯端末装置10のユーザが、新着メールを読むことを欲しな場合は(ステップS106でNO)、ステップS101、ステップS103と同様に当該時点における受信箱30aの蓄積状態データのみを再度取得し、差分抽出部15又はその他の図示せぬ記憶領域に保存し、ステップS102に戻って一定時間の経過を再び待つ(ステップS108)。その後ステップS103以降の処理が続行される。
以上の様に、本実施形態によれば、携帯端末装置10が2つの時点における受信箱30a内のメールの受信状態を比較し、変化があった場合に、それを表示部16等を介してユーザに通知する。すなわち、携帯端末装置10が受信箱30aに自動的にアクセスして新着メールの有無を調べ、新着メールがあった場合、ユーザに知らせることが可能となる。従って、自発的な操作部20に対する操作なくして、ユーザはメールの着信の有無を知ることが可能となる。
また、本実施形態によれば、メールサーバ30を含むネットワーク100側(インフラ側)の構成に手を加えることなく、上述した機能を提供することが可能であり、実現も比較的容易である。
また、ステップS107のように、新着メールの通知があった場合、ユーザは容易に当該メールを入手し、読むことができる。
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の実施形態における携帯端末装置10の構成を示すブロック図である。この携帯端末装置10は、図2に示した第1の実施形態の携帯端末装置の構成に加え、電池残量チェック部(電池残量検出部)21、電池22を示している。
電池残量チェック部21は、電池22の残量を監視、検出し、検出された電池残量に応じて、制御部13は、メールサーバ30へのアクセス回数を制御する(電池寿命の延命)。具体的には、メールサーバ30への所定時間におけるアクセス回数を減らすことにより、電池22の寿命を延ばすことが可能となる。
続いて、本実施形態の携帯端末装置10の動作を説明する。図5は、図3と同様、表示部16としてメインLCDと背面側LCDを有する折畳式の携帯端末装置(携帯電話)10が、Webメールの着信有無を確認する際の手順を示すフローチャートである。ステップS201及びステップS201の内容は、ステップS101及びステップS101と同じである。
そして、本実施形態ではステップS202の後、電池残量チェック部21において検出された電池残量により、当該電池残量が十分な否かの判断が制御部13にてなされる。(ステップS203)。判断はフル充電量に対する所定の割合を基準として判断してもよいし、温度等の要因を考慮してもよく、その設定は自由である。
そして、ステップS203で電池残量が十分である(所定量より多い)と判断された場合は(ステップS203でYES)、ステップS103と同様、携帯端末装置10は蓄積状態データを得て保存し(ステップS205)、以降図3のステップS104からステップS108と同様の操作が行なわれる(ステップS206〜ステップS210)。
一方、ステップS203で電池残量が十分でない(所定量より少ない)と判断された場合は(ステップS203でNO)、制御部13は一定時間の経過を待つ制御をした後(ステップS204)、携帯端末装置10は蓄積状態データを得て保存する(ステップS205)。一定時間の経過を待つことにより、メールサーバ30へのアクセス回数が減らされ電池22の寿命を延ばすことが可能となる。以降図3のステップS104からステップS108と同様の操作が行なわれる(ステップS206〜ステップS210)。ここでの経過待ちの一定時間についてもその設定は自由であり、状況に応じて可変にすることもできる。
以上の様に本実施形態では、第1の実施形態の効果に加え、電池残量チェック部21より検出された電池の残量に応じ待ち時間が制御される。携帯端末装置においては電池寿命の確保が課題であるが、上記構成によれば電池残量に応じ、受信箱30aへの単位時間のアクセス回数を制御することが可能となるため、電池寿命をより確保しやすくなる。
尚、メールサーバ30の受信箱30aの状態を保存する際、画像などの無関係なデータは取得しない制御を行なうようにしてもよい。この制御により、データ通信量の削減による通信コストの削減とともに、処理負荷の削減をも図ることができる。
また、ここでは、携帯端末装置について説明したが、本発明は、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)等の各種携帯端末装置に適用することができる。しかしながら、本発明は、携帯端末に限られず、固定型の端末装置にも利用可能である。特に固定型の端末装置が常時接続環境にない場合、本発明は有用である。
以上、本発明の各種実施形態を説明したが、本発明は前記実施形態において示された事項に限定されず、明細書の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変更・応用することも本発明の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる。
本発明は、端末装置におけるWebメールの使い勝手を改善することができ、各種端末装置、Webメールシステムに対して広く適用することができる
携帯端末装置により、ネットワークを介してWebメールを送受信する状況を示す概念図 本発明の第1の実施形態における携帯端末装置の構成を示すブロック図 本発明の第1の実施形態における携帯端末装置の動作を示すフロー図 本発明の第2の実施形態における携帯端末装置の構成を示すブロック図 本発明の第2の実施形態における携帯端末装置の動作を示すフロー図
符号の説明
10 携帯端末装置
11 アンテナ
12 送受信部
13 制御部
14 解釈部
15 差分抽出部
16 表示部
17 バイブレータ
18 スピーカ
20 操作部
21 電池残量チェック部
22 電池
30 メールサーバ
30a 受信箱
100 ネットワーク

Claims (7)

  1. ネットワークを介してWebメールを受信可能な端末装置であって、
    第1の時点及び該第1の時点から所定期間後の第2の時点において、前記ネットワーク上の受信Webメールを記憶する受信メール記憶部における、メール蓄積状態を示す蓄積状態データを取得する受信部と、
    前記第1の時点での蓄積状態データ及び前記第2の時点での蓄積状態データを比較し、前記第1の時点及び前記第2の時点の間の蓄積状態データに変化があった場合、差分データを生成する差分抽出部と、
    前記差分データが生成された場合、該差分データを新しいWebメールの着信として通知する通知部と、
    を備える端末装置。
  2. 請求項1に記載の端末装置であって、
    前記通知部により新しいWebメールの着信が通知されたとき、当該新しいWebメールを前記受信メール記憶部から取り寄せる旨の操作をユーザが入力する操作部を更にそなえ、
    前記差分データには、当該新しいWebメールの前記ネットワーク上における存在場所を示す識別子が含まれ、
    ユーザが前記操作部に前記新しいWebメールを取り寄せる旨の操作を入力すると、前記受信部は、前記識別子に基づき、当該新しいWebメールを取り寄せる端末装置。
  3. 請求項1または2記載の端末装置であって、
    前記通知部が、新しいWebメールの着信をユーザに視覚的に知らせる表示部より構成される端末装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項記載の端末装置であって、
    前記端末装置が携帯端末装置である端末装置。
  5. 請求項4記載の端末装置であって、
    前記携帯端末装置の電池の残量を検出する電池残量検出部を更に備え、
    前記電池残量検出部より検出された電池の残量に応じ、前記所定期間を制御する端末装置。
  6. 請求項5記載の端末装置であって、
    前記電池残量検出部より検出された電池の残量が所定値以下の場合、前記所定期間を増大させる端末装置。
  7. 受信したWebメールを蓄積するメールサーバと、
    ネットワークを介して前記Webメールを受信可能な携帯端末装置と、から構築されるWebメールシステムであって、
    前記携帯端末装置は、第1の時点及び該第1の時点から所定期間後の第2の時点において、前記メールサーバにおけるメール蓄積状態を示す蓄積状態データを取得し、前記第1の時点での蓄積状態データ及び前記第2の時点での蓄積状態データを比較し、前記第1の時点及び前記第2の時点の間の蓄積状態データに変化があった場合、差分データを生成し、前記差分データが生成された場合、該差分データを前記Webメールの着信としてユーザに通知し、
    前記携帯端末装置を介してユーザより前記Webメールの取得要求があった場合、前記メールサーバは前記Webメールを前記携帯端末装置へ送信する、Webメールシステム。
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