JP2007033908A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液晶表示パネルの表示品位を改善するとともに、液晶表示パネルの背後に配置された表示媒体の視認性を向上することが可能な液晶表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】可変表示する表示媒体110の前面側に配置され複数の表示画素が配置された有効表示部を備えた透過型の液晶表示パネル2と、液晶表示パネル2と表示媒体110との間に配置され液晶表示パネル2をその背面側から照明する面光源装置15と、を備えた液晶表示装置であって、面光源装置15は、光源22と、表示媒体110と対向した開口部21Aを有するとともに光源22から放射された放射光を液晶表示パネル2に向けて出射する導光体21と、を備え、導光体21は、開口部21Aを規定する端面21Eの少なくとも一部に凹凸パターン21X(粗面)を有することを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

この発明は、液晶表示装置に係り、特に、透過型の液晶表示パネル及びこれを照明する面光源装置を備えた液晶表示装置に関する。
液晶表示装置は、軽量、薄型、低消費電力などの特徴を生かして、パーソナルコンピュータなどのOA機器や情報端末機器などの表示装置として各種分野で利用されている。近年では、液晶表示装置は、スロットマシンなどの遊技機にも利用されている。遊技機用に搭載される液晶表示パネルは、例えばその筐体の正面に設けられている。
すなわち、液晶表示パネルの中央には、筐体の内部に収納した可変表示する表示媒体すなわち回転リールの絵柄に基づいた抽選結果を外部から目視可能とする透過部が形成されている。このような液晶表示パネルは、基本的には通常用途のものと同一構成である。液晶表示パネルと回転リールとの間に配置されたバックライトは、液晶表示パネルの透過部に対応して、略矩形状の開口部を有している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−8705号公報
上述した構成の液晶表示装置において、バックライトは、略矩形状の開口部を有している。このため、このような液晶表示装置を搭載した遊技機を斜め方向から観察したとき、導光体の開口部を規定する端面から漏れ出た光が視認され、液晶表示パネルの表示品位、さらには回転リールの視認性の低下を招くおそれがある。
この発明は、上述した問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、液晶表示パネルの表示品位を改善するとともに、液晶表示パネルの背後に配置された表示媒体の視認性を向上することが可能な液晶表示装置を提供することにある。
この発明の態様による液晶表示装置は、
可変表示する表示媒体の前面側に配置され、複数の表示画素が配置された有効表示部を備えた透過型の液晶表示パネルと、
前記液晶表示パネルと前記表示媒体との間に配置され、前記液晶表示パネルをその背面側から照明する面光源装置と、を備えた液晶表示装置であって、
前記面光源装置は、光源と、
前記表示媒体と対向した開口部を有するとともに、前記光源から放射された放射光を前記液晶表示パネルに向けて出射する導光体と、を備え、
前記導光体は、前記開口部を規定する端面の少なくとも一部に粗面を有することを特徴とする。
この発明によれば、液晶表示パネルの表示品位を改善するとともに、液晶表示パネルの背後に配置された表示媒体の視認性を向上することが可能な液晶表示装置を提供することができる。
以下、この発明の一実施の形態に係る液晶表示装置、特に遊技機用に利用可能な液晶表示装置について図面を参照して説明する。
図1に示すように、液晶表示装置1は、略矩形平板状の透過型の液晶表示パネル2を備えている。この液晶表示パネル2は、一対の基板、すなわちアレイ基板3及び対向基板4と、これらの間に光変調層として保持された液晶層5と、によって構成されている。この液晶表示パネル2は、画像を表示する略矩形状の有効表示部6を備えている。この有効表示部6は、マトリクス状に配置された複数の表示画素PXによって構成されている。
アレイ基板3は、有効表示部6において、表示画素PXの行方向に沿って延在する複数の走査線Y(1、2、3、…、m)、表示画素PXの列方向に沿って延在する複数の信号線X(1、2、3、…、n)、これらの走査線Yと信号線Xとの交差部付近において表示画素PX毎に配置されたスイッチング素子7、スイッチング素子7に接続された画素電極8などを備えている。
スイッチング素子7は、薄膜トランジスタ(TFT)などで構成されている。このスイッチング素子7のゲート電極7Gは、対応する走査線Yに電気的に接続されている(あるいは走査線と一体に形成されている)。スイッチング素子7のドレイン電極7Dは、対応する信号線Xに電気的に接続されている(あるいは信号線と一体に形成されている)。スイッチング素子7のソース電極7Sは、対応する表示画素PXの画素電極8に電気的に接続されている。
対向基板4は、有効表示部6において、全表示画素PXに共通の対向電極9などを備えている。画素電極8及び対向電極9は、ITO(インジウム・ティン・オキサイド)などの光透過性を有する導電材料によって形成されている。これらのアレイ基板3及び対向基板4は、画素電極8と対向電極9とを対向させた状態で配設され、これらの間にギャップを形成する。液晶層5は、アレイ基板3と対向基板4とのギャップに封止された液晶組成物によって形成されている。
また、液晶表示パネル2において、アレイ基板3の外面及び対向基板4の外面には、それぞれ液晶層5の特性に合わせて偏光方向を設定した一対の偏光板PL1及びPL2が設けられている。
カラー表示タイプの液晶表示装置では、液晶表示パネル2は、複数種類の表示画素、例えば赤(R)を表示する赤色画素、緑(G)を表示する緑色画素、青(B)を表示する青色画素を有している。すなわち、赤色画素は、赤色の主波長の光を透過する赤色カラーフィルタを備えている。緑色画素は、緑色の主波長の光を透過する緑色カラーフィルタを備えている。青色画素は、青色の主波長の光を透過する青色カラーフィルタを備えている。これらカラーフィルタは、アレイ基板3または対向基板4の主面に配置される。
このような構成の液晶表示パネル2は、矩形枠状のベゼルカバー11と面光源装置としてのバックライト15との間に配置されている。すなわち、バックライト15は、その表面を液晶表示パネル2の背面側(アレイ基板側)に対向させた状態で、液晶表示パネル2とともにベゼルカバー11と一体化されており、液晶表示パネル2を背面側から照明する。
液晶表示パネル2に駆動信号を供給するドライバ回路12は、フレキシブルなプリント配線基板13を介して液晶表示パネル2における一側縁に電気的に接続されている。このドライバ回路12は、プリント配線基板13を湾曲させることにより、バックライト15の裏面側に配置される。
図1乃至図3に示すように、バックライト15は、光源部20、導光体21などを備えている。光源部20は、光源としての冷陰極管22及びランプリフレクタ23を備えて構成されている。すなわち、冷陰極管22は、略矩形状の導光体21の辺に沿って延在する細長い円筒状の管状光源である。ランプリフレクタ23は、冷陰極管22から放射された放射光を導光体21に向けて反射するものであり、冷陰極管22の周囲を取り囲むように配置されている。
導光体21は、光透過性を有するアクリル系樹脂やポリカーボネート系樹脂などの樹脂材料により形成されている。ここでは、導光体21は、略矩形状に成型されている。この導光体21は、液晶表示パネル2側に面した第1主面21bと、この第1主面21bに対向した第2主面21dと、これら第1主面21bと第2主面21dとを接続する第1側面21a及び第2側面21cとを有している。
この実施の形態では、光源部20は、導光体21の一対の長辺21Lに沿って配置されている。すなわち、冷陰極管22は、導光体21の長辺21Lに沿った第1側面21a及び第2側面21cに対して略平行に対向するようにそれぞれ配置されている。つまり、導光体21の第1側面21a及び第2側面21cは、冷陰極管22からの放射光が入射する光入射面に相当する。
このような構成の導光体21は、第1側面21a及び第2側面21cを介して入射した冷陰極管22からの線状の放射光を伝搬し、第1主面21bから出射可能である。つまり、導光体21の第1主面21bは、導光体21の内部に入射した光を出射する出射面に相当する。
略矩形状の光学シート24は、導光体21の第1主面21bを覆うように配置されている。この光学シート24は、導光体21の第1主面21bから出射された出射光に対して所定の光学特性を付与するものであり、例えば、第1主面21bからの出射光を集光する機能を有した集光シート、及び、第1主面21bからの出射光を拡散する機能を有した拡散シートなどである。
また、略矩形状の光学シート25は、導光体21の第2主面21dを覆うように配置されている。この光学シート25は、光を反射する反射機能を有した反射シートである。すなわち、導光体21に入射した冷陰極管22からの放射光の一部は、第2主面21dから漏れ出る。光学シート25は、第2主面21dから漏れ出た光を再び導光体21に向けて反射するものである。
これらの光源部20、導光体21、光学シート24及び25は、略矩形状のフレーム30に収容されている。
上述したような構成の液晶表示装置は、以下のように動作する。すなわち、一対の光源部20の冷陰極管22に電気エネルギを供給して、冷陰極管22を発光させる。これらの冷陰極管22から放射された線状の放射光の一部は、冷陰極管22を覆うランプリフレクタ23の内面にて反射され、それぞれ導光体21の第1側面21a及び第2側面21cに向けて導出される。また、放射光の一部は、直接第1側面21a及び第2側面21cに導かれる。第1側面21a及び第2側面21cから入射した入射光は、導光体21の内部を伝搬して、導光体21の第1主面21bに向けて屈折または反射される。導光体21の第2主面21dから漏れ出た光は、光学シート25により再び導光体21の内部に向けて反射される。
導光体21の第1主面21bから出射された出射光は、光学シート24を通過する際に適度に集光されたり、適度に拡散されたりするなどの所定の光学特性が付与される。これにより、導光体21の第1主面21bから出射された出射光の輝度が向上され、且つ、均一化される。
バックライト15からの照明光、すなわち光学シート24を通過した光は、液晶表示パネル2の裏面側に導出される。液晶表示パネル2に導出された照明光は、液晶表示パネル2の有効表示部6を選択的に透過する。これにより、液晶表示パネル2の有効表示部6に画像が表示される。
次に、スロットマシンなどの遊技機用として利用される液晶表示装置1について説明する。すなわち、図1及び図3に示すように、遊技機は、筐体100の内部に、可変表示する表示媒体として、回転自在に配置された回転リール110を備えている。この回転リール110は、共通の回転軸Oを中心として回転可能な複数のセグメントとして、例えば3個の円筒状のリール本体111A、111B、111Cを備えている。図1に示した例では、3個のリール本体111(A、B、C)は、回転軸Oの延びる方向に沿って配列されている。各リール本体111(A、B、C)の円筒面には、等間隔に配置された複数の絵柄を有する帯状のリールテープ112が貼付されている。
液晶表示装置1は、筐体100の内部における回転リール110の前面側(すなわち観察者側)に配置されている。つまり、液晶表示パネル2は回転リール110の前面側に配置され、また、バックライト15は液晶表示パネル2と回転リール110との間に配置されている。筐体100は、液晶表示装置1に表示された画像を目視可能とする窓部102を有しており、この窓部102にガラス板などの光透過性を有する保護板103を備えている。
このような液晶表示装置1に搭載されるバックライト15は、その略中央に回転リール110の配置位置に対応して開口部15Aを有している。この実施の形態では、バックライト15の開口部15Aは、リール本体111(A、B、C)の配列方向(回転軸方向)に沿って一対の長辺15Lを有するとともにこれらの長辺に直交する一対の短辺15Sを有する略矩形状であり、バックライト15の背後に位置する回転リール110上の所定の絵柄を目視可能としている。
すなわち、導光体21は、回転リール110に対向した略矩形状の開口部21Aを有している。開口部21Aは、長辺15Lのそれぞれに対応した一対の長辺21AL、及び、短辺15Sのそれぞれに対応した一対の短辺21ASによって規定される。また、光学シート24も同様に、開口部21Aに対応した位置に略矩形状の開口部24Aを有している。さらに、光学シート25も同様に、開口部21Aに対応した位置に略矩形状の開口部25Aを有している。
これにより、導光体21の重量が軽減され、液晶表示装置1の軽量化が可能となる。また、回転リール110は、バックライト15を介することなく目視可能となるため、回転リール110の視認性を向上することが可能となる。
なお、遊技機は、筐体100の内部において、回転リール110を照明する専用の光源を備えていることが望ましい。図3に示した例では、バックライト15と回転リール110との間に、回転リール110を照明するための光源120が配置されている。これにより、回転リール110の視認性を向上することが可能である。
ところで、上述した液晶表示パネル2において、有効表示部6に画像を表示した際、液晶表示パネル2の法線方向Nに対して斜め方向から観察したとき、導光体21の開口部21Aを規定する端面21Eから漏れ出た光が視認されやすくなる。なお、この端面21Eとは、導光体21の開口部21Aを囲む第1主面21bと第2主面21dとをつなぐ面に相当する。
遊技機は、3個のリール本体111(A、B、C)が水平方向に並んだ構成で使用される場合が多い。このため、特に、回転リール110を斜め方向から観察したときに、垂直方向に延びる開口部21Aの端面21Eすなわち開口部21Aの短辺21ASに沿った端面21Eから漏れ出た光が視認されやすい。
そこで、図4及び図5に示すように、この実施の形態に係る導光体21は、開口部21Aを規定する端面21Eの少なくとも一部に粗面を形成している。この粗面は、例えば凹凸パターン21Xから構成されている。この凹凸パターン21Xは、100μm以下、好ましくは30μm以上50μm以下のランダムなピッチで且つランダムな形状を有するように形成されることが好適である。ここで、ピッチPとは、図5に示したように、凹凸パターン21Xのうち、隣接する凸パターンの頂点の間隔に相当するものとする。
このような凹凸パターン21Xは、例えば、導光体21を成型する際の金型パターンで形成可能である。また、凹凸パターン21Xを形成するその他の方法としては、凹凸状に加工した金型などを用いて導光体21に凹凸形状を転写する方法(エンボス加工)、導光体21に微粉末を吹き付けて導光体21に凹凸形状を形成する方法(サンドブラスト加工)、シリカなどの微粒子を紫外線硬化型樹脂組成物に含有させて導光体21に塗布し、紫外線を照射して凹凸形状を有する硬化被膜を形成する方法(紫外線加工)などが適用可能である。
このような形状の凹凸パターン21Xを有する端面21Eにおいては、漏れ出た光が拡散される。つまり、端面21Eでのエッジライト効果による局所的な高輝度化が抑制される。このため、法線方向以外の方向から観察した場合であっても、端面21Eから漏れ出た光を視認しにくくすることができる。これにより、液晶表示パネル2に表示された画像の表示品位、さらには、回転リール110の視認性を改善することが可能となる。
また、凹凸パターン21Xは、開口部21Aを囲む4つのすべての面に形成される必要はない。すなわち、先に説明したように、遊技機は、3個のリール本体111(A、B、C)が水平方向に並んだ構成で使用される場合が多い。このような構成の場合、一般に遊技機は表示部を正面から見た場合に最良の画像表示とされる場合が多いために、表示部の上下方向から表示部を観察した場合には、視認角度は正面方向から観察する場合とさほど変化しないが、左右方向から表示部を観察する場合には、表示部を側面方向(横方向)から見るようになるために、表示部の側面部分まで視認され易くなる傾向がある。そこで、導光体21は、少なくとも、垂直方向に延びる開口部21Aの短辺21ASに沿った端面21Eに凹凸パターン21Xを有していることが望ましい。これにより、短辺21ASに沿った端面21Eから漏れ出た光は拡散され、斜め方向から観察した場合であっても端面21Eが視認されにくくなる。
この効果をより一層発揮させるためには、勿論、端面21Eの開口部21Aの端面21E(内壁)全面にわたって凹凸パターン21Xを形成することが望ましい。このように構成すれば、左右方向はもとより上下方向のあらゆる斜め方向からの端面21Eの視認を抑制することができるばかりでなく、導光体21の開口部21A内壁面における高輝度面の発光輝度を略均一に低減することが可能となり、開口部21A内の輝度斑を抑制し得る効果を呈することができる。
さらに、導光体21は、開口部21Aを囲む端面21Eのみならず、光出射面に相当する第1主面21bの開口部21A近傍に凹凸パターン21Xを有していることが望ましい。すなわち、端面21Eにつながる第1主面21bにわたって凹凸パターン21Xを形成することにより、端面21Eと第1主面21bとの連接部のコーナー部分におけるコーナーエッジライト効果がさらに軽減される。このため、液晶表示パネル2を照明する照明光の分布がより均一化され、法線方向以外の方向から観察した場合であっても、端面21Eから漏れ出た光及び端面21Eと第1主面21bとのコーナー連接部分におけるコーナーエッジライト発光を視認しにくくすることができる。
観察者側からの視認性向上について言えば、第1主面21b側に凹凸パターン21Xを形成すれば十分な効果を得ることができるが、これを第2主面21d側にも形成することにより、導光体21の表裏の区分をなくすことが可能となるので、導光体21が表裏対称に形成される場合には、導光体21の表裏を判別する必要もなくなるので、バックライト15の組立製造上も有利なものとすることができる。
なお、凹凸パターン21XのピッチPについて、液晶表示パネル2と対向する第1主面21bに凹凸パターン21Xを形成した場合、ピッチPを100μmを超える値に設定すると、表示画素PXと凹凸パターンとが干渉することによって液晶表示パネル2に表示される画像の表示品位の低下を招くおそれがあり、好ましくない。また、ピッチPを30μm未満に設定すると、漏れ出た光の拡散効果が十分に得られず、斜め方向から観察した際に端面21Eが視認されやすくなるので、好ましくない。よって、ピッチPは、30μm以上100μm以下、望ましくは50μm以下の間でランダムに設定されることが望ましい。
以上説明したように、この実施の形態に係る遊技機に利用可能な液晶表示装置によれば、回転リールが設けられた位置に対応してバックライトの導光体に開口部を形成している。これにより、導光体の重量が軽減され、液晶表示装置の軽量化が可能となる。また、回転リールは、バックライトを介することなく目視可能となるため、回転リールの視認性を向上することが可能となる。
また、導光体は、開口部を規定する端面の少なくとも一部に凹凸パターンを有しているため、有効表示部において画像を表示した際に、法線方向以外の角度から観察した場合であっても、開口部の端面が視認されにくくなる。これにより、液晶表示パネルに表示された画像の表示品位を改善することが可能となる。また、液晶表示パネルの背後に配置された表示媒体(回転リール)の視認性を向上することが可能となる。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、その実施の段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。例えば、光源として一対の冷陰極管22を対向するように配置しているが、これを単一の冷陰極管22で構成したり、L字型あるいはU字型の冷陰極管22で構成することも可能で、更に、冷陰極管22の代わりにLEDを使用した光源とすることも可能である。
また、導光体21として平板状の導光体21を使用した場合につき説明しているが、これを光源から離れるに従って板厚が薄くなる楔状の導光体21として形成したり、第2主面21dにプリズム等を形成することも可能である。
また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。即ち、粗面は凹凸パターン21Xのみによらず、刷りガラス(曇りガラス)状に形成して非透過性に形成しても同等の効果を発揮させることが可能で、これら異なる構成のパターンを組合せて使用することも可能である。
図1は、この発明の一実施の形態に係る液晶表示装置の構造を概略的に示す分解斜視図である。 図2は、図1に示した液晶表示装置に搭載されるバックライトの構造を概略的に示す分解斜視図である。 図3は、遊技機に利用される液晶表示装置の構造を概略的に示す断面図である。 図4は、図2に示したバックライトに適用可能な導光体の構造を概略的に示す斜視図である。 図5は、図4に示した導光体をV−V線で切断したときの構造を概略的に示す断面図である。
符号の説明
1…液晶表示装置、2…液晶表示パネル、15…バックライト(面光源装置)、15A…開口部、20…光源部、21…導光体、21A…開口部、21AL…長辺、21AS…短辺、21E…端面、21a…第1側面、21b…第1主面、21c…第2側面、21d…第2主面、21X…凹凸パターン(粗面)、22…冷陰極管(光源)、23…ランプリフレクタ、24…光学シート、25…光学シート、30…フレーム、100…筐体、110…回転リール(表示媒体)、111…リール本体、112…リールテープ

Claims (5)

  1. 可変表示する表示媒体の前面側に配置され、複数の表示画素が配置された有効表示部を備えた透過型の液晶表示パネルと、
    前記液晶表示パネルと前記表示媒体との間に配置され、前記液晶表示パネルをその背面側から照明する面光源装置と、を備えた液晶表示装置であって、
    前記面光源装置は、光源と、
    前記表示媒体と対向した開口部を有するとともに、前記光源から放射された放射光を前記液晶表示パネルに向けて出射する導光体と、を備え、
    前記導光体は、前記開口部を規定する端面の少なくとも一部に粗面を有することを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記導光体は、前記開口部の周囲において、前記端面につながる前記液晶表示パネル側の主面の少なくとも一部に粗面を有することを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記開口部は、前記表示媒体を構成する複数のセグメントの配列方向に沿って一対の長辺を有するとともにこれらの長辺に直交する一対の短辺を有する略矩形状であり、
    前記導光体は、前記開口部の周囲において、前記短辺に沿った前記端面につながる前記液晶表示パネル側の主面に粗面を有することを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  4. 前記粗面は、凹凸パターンによって形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の液晶表示装置。
  5. 前記面光源装置は、前記導光体と前記液晶表示パネルとの間に、前記導光体から出射した出射光に所定の光学特性を付与する光学シートを備えたことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
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