JP2007033176A - 測色値算出装置、画像表示デバイスのキャリブレーシュン装置、画像表示デバイスのプロファイル作成装置、測色値算出方法、画像表示デバイスのキャリブレーション方法、及び画像表示デバイスのプロファイル作成方法 - Google Patents

測色値算出装置、画像表示デバイスのキャリブレーシュン装置、画像表示デバイスのプロファイル作成装置、測色値算出方法、画像表示デバイスのキャリブレーション方法、及び画像表示デバイスのプロファイル作成方法 Download PDF

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泰輔 稲村
Koichi Iino
浩一 飯野
Takehiro Morohara
雄大 諸原
Takaya Tanaka
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Takayuki Hasegawa
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Abstract

【課題】表示デバイスに表示された画像を測色する際、その測色対象領域及びその周辺領域におけるデバイス制御値の違いや画像面積(ピクセル数)の大きさの違いを考慮して良好な画像表示を行う測色値算出装置及び算出方法、算出される測色値を用いた表示デバイスキャリブレーション装置及び方法、表示デバイスプロファイル作成装置及び作成方法を提供する。
【解決手段】異なるデバイス制御値で表現される複数の測色用画像を作成する測色用画像準備手段と、測色用画像を表示する測色用画像表示手段と、測色用画像の測色対象領域を測色して測色値を得る測色手段と、測色対象領域の周辺領域が異なるデバイス制御値で表現される測色用画像の複数の測色対象領域の測色値を記憶する記憶手段と、前記測色値を基に前記周辺領域のデバイス制御値の違いを考慮した測色対象領域の測色値を算出。
【選択図】図1

Description

本発明は、モニタ、ディスプレイ、プロジェクタなどの画像表示デバイスに表示された画像を測定する際に、その測定対象領域及びその周辺領域におけるデバイス制御値の違いや画像面積(その画像を表示するピクセル数)の大きさの違いを考慮して測定して、良好な画像表示を行うための測色値を算出する測色値算出装置及び測色値算出方法に関し、また、その測色値算出装置及び測色値算出方法により算出された測色値を用いて、画像表示デバイスのキャリブレーションを行うキャリブレーション装置及びそのキャリブレーション方法、及び画像表示デバイスのプロファイル作成装置及びその作成方法に関する。
画像表示デバイスにて画像を表示する際には、他のデバイスで表現された色を適切に表示するためにカラーマッチングを行う。カラーマッチングを行う際に必要となるのが、プロファイルと呼ばれる表示デバイスの制御値と測色値の情報などを記述したファイルであり、カラーマッチングは、このプロファイルに記述された情報を基に行われる。
一般的には、画像表示デバイス(以下、表示デバイスと云う)のプロファイルを作成する前に、表示デバイスの白色点輝度、色度もしくは、色温度、黒色点輝度、ガンマ値(色階調度)等を設定するために、キャリブレーションと呼ばれる作業を行う。キャリブレーションでは、表示デバイスの画面上に測定対象となる画像を表示し、その画像を測定することにより、測色値(色彩値)として、XYZ値[(x+y+z=1)]、又はLab値[L軸;明るさ、a軸;Red系色相(+a)〜Cyan系色相(−a)、b軸;Yellow系色相(+b)〜Blue系色相(−b)]を得て、その測色値を基に表示デバイスの調整を行う。
また、キャリブレーション終了後、表示デバイスの白色点輝度、色度もしくは、色温度、黒色点輝度、ガンマ値等が、ある条件に設定された状態において、そのデバイスの制御値に対応する画像が提示され、その提示された画像を測定することにより測色値を得て、その測色値を基に表示デバイスのプロファイルの作成が行われる。
キャリブレーション、及びプロファイルの作成などのキャラクタライゼーションの作業は、一般に、表示デバイスの画面上において、一定の画像面積(ピクセル数)の測定対象となる測定対象領域の画像以外の領域(以下、測定対象領域の周辺領域)に、黒色や灰色などの一様な画像を表示して測定が行われる。
しかしながら、表示デバイスにおいては、測定対象領域の大きさや、その周辺領域が異なる状態においては、測定される測定領域の測色値が異なることが分かっている。(例えば、非特許文献1参照)。
以下に、本発明の技術に関連する公知の非特許文献及び特許文献を記載する。
R S. Berns et al.," CRT Colorimetry. Part II : Metrology" Color Res. Appl., 18, 315-325 (1993) 特開2003−6629号公報 以上のような現象を考慮すると、測定対象領域以外の一定の周辺領域における測色値を基に作成されたプロファイルを用いて表示デバイスにより表示される画像は、プロファイルにおいてカラーマッチングを行った結果であっても、カラーマッチングにて意図した出力表示とならない可能性がある。
本発明の課題は、表示デバイスに表示された画像を測定する際、その測定対象領域及びその周辺領域におけるデバイス制御値の違いや、画像面積(ピクセル数)の大きさの違いを考慮することにより、良好な画像表示を行う測色値算出装置及び測色値算出方法を提供することにある。また、測定対象領域及び周辺領域及の面積の違いを考慮して算出される測色値を用いた表示デバイスキャリブレーション装置及び表示デバイスキャリブレーション方法、また、表示デバイスプロファイル作成装置及び表示デバイスプロファイル作成方法を提供するものである。
本発明の請求項1に係る発明は、
a)表示デバイスにより表示された画像を測定する際に、測定対象領域が、同一のデバイス制御値と同一のピクセル数とで表現され、測定対象領域の周辺領域が、異なるデバイス制御値で表現される複数の測定用画像を作成もしくは測定用画像データとして取得する測定用画像準備手段と、
b)前記測定用画像準備手段により準備された測定用画像を表示する測定用画像表示手段と、
c)前記測定用画像表示手段により表示される測定用画像の測定対象領域を測定して測色値を得る測定対象領域測色値測定手段と、
d)前記測定対象領域測色値測定手段により得られた測色値のうち、測定対象領域の周辺領域が異なるデバイス制御値で表現される測定用画像の複数の測定対象領域の測色値を記憶する測定対象領域測色値記憶手段と、
e)前記測定対象領域測色値記憶手段により記憶された前記測色値を基に、測定対象領域の前記周辺領域のデバイス制御値の違いを考慮した測定対象領域の測色値を算出する測定対象領域測色値算出手段とを含むことを特徴とする測色値算出装置である。
本発明の請求項2に係る発明は、
a)表示デバイスにより表示された画像を測定する際に、測定対象領域及びその周辺領域が、それぞれ同一のデバイス制御値で表現され、測定対象領域が、異なるピクセル数で表現される複数の測定用画像を作成もしくは測定用画像データとして取得する測定用画像準備手段と、
b)前記測定用画像準備手段により準備された測定用画像を表示する測定用画像表示手段と、
c)前記測定用画像表示手段により表示される測定用画像の測定対象領域を測定して測色値を得る測定対象領域測色値測定手段と、
d)前記測定対象領域測色値測定手段により得られた測色値のうち、測定対象領域が異なるピクセル数で表現される測定用画像の複数の測定対象領域の測色値を記憶する測定対象領域測色値記憶手段と、
e)前記測定対象領域測色値記憶手段により記憶された前記測色値を基に、前記測定対象領域の面積(ピクセル数)の違いを考慮した測定対象領域の測色値を算出する測定対象領域測色値算出手段とを含むことを特徴とする測色値算出装置である。
本発明の請求項3に係る発明は、
a)表示デバイスにより表示された画像を測定する際に、測定対象領域が、同一のデバイス制御値と異なるピクセル数とで表現され、測定対象領域の周辺領域が、異なるデバイス
制御値で表現される複数の測定用画像を作成もしくは測定用画像データとして取得する測定用画像準備手段と、
b)前記測定用画像準備手段により準備された測定用画像を表示する測定用画像表示手段と、
c)前記測定用画像表示手段により表示される測定用画像の測定対象領域を測定して測色値を得る測定対象領域測色値測定手段と、
d)前記測定対象領域測色値測定手段により得られた測色値のうち、測定対象領域の周辺領域が異なるデバイス制御値で表現され且つ測定対象領域が異なるピクセル数で表現される測定用画像の複数の測定対象領域の測色値を記憶する測定対象領域測色値記憶手段と、e)前記測定対象領域測色値記憶手段により記憶された測色値を基に、測定対象領域の面積(ピクセル数)の違い及び測定対象領域の前記周辺領域のデバイス制御値の違いを考慮した測定対象領域の測色値を算出する測定対象領域測色値算出手段とを含むことを特徴とする測色値算出装置てある。
本発明の請求項4に係る発明は、
上記請求項1乃至3のいずれか1項に係る測色値算出装置により算出された測定対象領域の測色値を用いて、画像表示デバイスのキャリブレーションを行うことを特徴とする画像表示デバイスのキャリブレーション装置である。
本発明の請求項5に係る発明は、
上記請求項1乃至3のいずれか1項に係る測色値算出装置により算出された測定対象領域の測色値を用いて、画像表示デバイスのプロファイル作成を行うことを特徴とする画像表示デバイスのプロファイル作成装置である。
本発明の請求項6に係る発明は、
a)表示デバイスにより表示された画像を測定する際に、測定対象領域が、同一のデバイス制御値とピクセル数とで表現され、測定対象領域の周辺領域が、異なるデバイス制御値で表現される複数の測定用画像を作成もしくは測定用画像データとして取得する測定用画像準備ステップと、
b)前記測定用画像準備ステップにて準備された測定用画像を表示する測定用画像表示ステップと、
c)前記測定用画像表示ステップにて表示される測定用画像の測定対象領域を測定して測色値を得る測定対象領域測色値測定ステップと、
d)前記測定対象領域測色値測定ステップにて得られた測色値のうち、測定対象領域の周辺領域が異なるデバイス制御値で表現される測定用画像において得られた複数の測定対象領域の測色値を記憶する測定対象領域測色値記憶ステップと、
e)前記測定対象領域測色値記憶ステップにて記憶された測色値を基に、測定対象領域の前記周辺領域のデバイス制御値の違いを考慮した測定対象領域の測色値を算出する測定対象領域測色値算出ステップとを含むことを特徴とする測色値算出方法である。
本発明の請求項7に係る発明は、
a)表示デバイスにより表示された画像を測定する際に、測定対象領域及びその周辺領域が、それぞれ同一のデバイス制御値で表現され、測定対象領域が、異なるピクセル数で表現される複数の測定用画像を作成もしくは測定用画像データとして取得する測定用画像準備ステップと、
b)前記測定用画像準備ステップにて準備された測定用画像を表示する測定用画像表示ステップと、
c)前記測定用画像表示ステップにて表示される測定用画像の測定対象領域を測定して測色値を得る測定対象領域測色値測定ステップと、
d)前記測定対象領域測色値測定ステップにて得られた測色値のうち、測定対象領域が異
なるピクセル数で表現される測定用画像において得られた複数の測定対象領域の測色値を記憶する測定対象領域測色値記憶ステップと、
e)前記測定対象領域測色値記憶ステップにて記憶された測色値を基に、測定対象領域の面積(ピクセル数)の違いを考慮した測定対象領域の測色値を算出する測定対象領域測色値算出ステップとを含むことを特徴とする測色値算出方法である。
本発明の請求項8に係る発明は、
a)表示デバイスにより表示された画像を測定する際に、測定対象領域が、同一のデバイス制御値と異なるピクセル数とで表現され、測定対象領域の周辺領域が、異なるデバイス制御値で表現される複数の測定用画像を作成もしくは測定用画像データとして取得する測定用画像準備ステップと、
b)前記測定用画像準備ステップにて準備された測定用画像を表示する測定用画像表示ステップと、
c)前記測定用画像表示ステップにて表示される測定用画像の測定対象領域を測定して測色値を得る測定対象領域測色値測定ステップと、
d)前記測定対象領域測色値測定ステップにて測定される測色値のうち、測定対象領域が異なるピクセル数で表現され、測定対象領域の周辺領域が異なるデバイス制御値で表現される測定用画像において得られた複数の測定対象領域の測色値を記憶する測定対象領域測色値記憶ステップと、
e)前記測定対象領域測色値記憶ステップにて記憶された測色値を基に、測定対象領域の面積(ピクセル数)の違い及び測定対象領域の前記周辺領域のデバイス制御値の違いを考慮した測定対象領域の測色値を算出する測定対象領域測色値算出ステップとを含むことを特徴とする測色値算出方法である。
本発明の請求項9に係る発明は、
上記請求項6乃至8のいずれか1項に係る測色値算出方法により算出された測定対象領域の測色値を用いて、画像表示デバイスのキャリブレーションを行うことを特徴とする画像表示デバイスのキャリブレーション方法である。
本発明の請求項10に係る発明は、
上記請求項6乃至8のいずれか1項に係る測色値算出方法により算出された測定対象領域の測色値を用いて、画像表示デバイスのプロファイル作成を行うことを特徴とする画像表示デバイスのプロファイル作成方法である。
本発明は、表示デバイスに表示された画像を測定する際に、その測定対象領域が、同一のデバイス制御値(デジタル制御値)と同一のピクセル数(面積値)とで表現され、測定対象領域の周辺領域が、異なるデバイス制御値で表現される測定用画像、あるいは、その測定対象領域及びその周辺領域が、それぞれ同一のデバイス制御値で表現され、測定対象領域が、異なるピクセル数で表現される測定用画像、あるいは、その測定対象領域が、同一のデバイス制御値と異なるピクセル数とで表現され、測定対象領域の周辺領域が、異なるデバイス制御値で表現される測定用画像において、その測定用画像の測定対象領域を測定して得られた測色値に基づいて、その測定対象領域や周辺領域のデバイス制御値とピクセル数を既知の数値として指定することにより、測定対象領域及びその周辺領域におけるデバイス制御値とピクセル数(面積値)の違いを考慮した測定対象領域の測色値を算出することができる。
また、その測定対象領域や周辺領域のデバイス制御値とピクセル数を既知の数値として指定して、測定対象領域及びその周辺領域におけるデバイス制御値とピクセル数(面積値)の違いを考慮して算出された測定対象領域の測色値を基に、表示デバイスのキャリブレ
ーション及びプロファイル作成を行うことにより、カラーマッチングによる良好な画像表示を実現することができるものである。
以下に、本発明の代表的な実施の形態を挙げ、また、図面に基づいて本発明を詳細に説明する。
まず、本発明の測定対象領域、及びその周辺領域のピクセル数の違いを考慮した測定対象領域の測色値算出装置の一実施の形態について図1を用いて説明する。
図1は、測定対象領域及びその周辺領域のピクセル数の違いを考慮した測定対象領域の測色値算出装置の実施の形態を説明する動作フローチャート図である。
まず、STEP1にて、測定用画像準備手段を用いて、測定対象領域のデバイス制御値(デジタル制御値)及びその測定対象領域の面積値としてピクセル数、及びその測定対象領域の周辺領域のデバイス制御値(デジタル制御値)が指定された測定用画像を、複数作成し、もしくは測定用画像データとして取得することにより、測定用画像の取得の準備を行う。
なお、前記測定用画像としては、測定対象領域が同一のデバイス制御値と同一のピクセル数とで表現され、測定対象領域の周辺領域が、異なるデバイス制御値で表現される測定用画像を複数作成もしくは測定用画像データとして取得する。
又は、測定対象領域及びその周辺領域が、それぞれ同一のデバイス制御値で表現され、測定対象領域が、異なるピクセル数で表現される複数の測定用画像を作成もしくは測定用画像データとして取得する。
又は、測定対象領域が、同一のデバイス制御値と異なる面積(ピクセル数)とで表現され、測定対象領域の周辺領域が、異なるデバイス制御値で表現される複数の測定用画像を作成もしくは測定用画像データとして取得する。
次に、STEP2にて、測定用画像表示手段(画像表示デバイス)を用いて、前記測定用画像準備手段にて作成した測定用画像を表示する。もしくは測定用画像表示手段(画像表示デバイス)を用いて、前記測定用画像準備手段にて取得した測定用画像データに基づいて測定用画像を表示する。
次に、STEP3にて、測定対象領域測色値測定手段を用いて、前記測定用画像表示手段により表示される測定用画像の測定対象領域を測定し、測色値を得る。
次に、STEP4にて、測定対象領域測色値記憶手段を用いて、前記測定対象領域測色値測定手段により得られた測色値を記憶する。
なお、その際に記憶する測色値は、前記測定対象領域測色値測定手段により得られた測色値のうち、測定対象領域の周辺領域が異なるデバイス制御値で表現される測定用画像の複数の測定対象領域の測色値を記憶する。
又は、前記測定対象領域測色値測定手段により得られた測色値のうち、測定対象領域が異なるピクセル数で表現される測定用画像の複数の測定対象領域の測色値を記憶する。
又は、前記測定対象領域測色値測定手段により得られた測色値のうち、測定対象領域の
周辺領域が異なるデバイス制御値で表現され且つ測定対象領域が異なるピクセル数で表現される測定用画像の複数の測定対象領域の測色値を記憶する。
次に、STEP5にて、測定対象領域測色値算出手段を用いて、前記測定対象領域測色値記憶手段により記憶された測色値(測定対象領域の周辺領域が異なるデバイス制御値で表現される測定用画像の複数の測定対象領域の測色値、又は測定対象領域が異なるピクセル数で表現される測定用画像の複数の測定対象領域の測色値、又は測定対象領域の周辺領域が異なるデバイス制御値で表現され且つ測定対象領域が異なるピクセルで表現される測定用画像の複数の測定対象領域の測色値を基に、測定対象領域の測色値を算出する。
次に、本発明の測色値算出装置、画像表示デバイスキャリブレーション装置(以下キャリブレーション装置という)及び、画像表示デバイスプロファイル作成装置(以下プロファイル作成装置と云う)の一実施の形態について図2を用いて説明すれば、図2は、本発明の測色値算出装置、キャリブレーション装置及び、プロファイル作成装置の一実施の形態を示すブロック図である。
本発明の測色値算出装置、キャリブレーション装置及び、プロファイル作成装置は、測定用画像準備手段、測定用画像表示手段、測定対象領域測色値測定手段、測定対象領域の測色値記憶手段、測定対象領域測色値算出手段、キャリブレーション手段、プロファイル作成手段を有するカラーマネージメント用プログラムソフトをインストールしたパーソナルコンピュータ等に備える測色値算出用の計算部21と、画像表示デバイスのディスプレイ部22(液晶表示方式画面、CRT表示方式画面等)と、画像表示デバイスに表示された測定用画像の測定対象領域の測定を行う計算部21に接続した測定部23から構成されている。
次に、表示デバイスにより表示された画像を測定する際に、測定対象領域が、同一のデバイス制御値と同一のピクセル数とで表現され、測定対象領域の周辺領域が、異なるデバイス制御値で表現される複数の測定用画像の作成、測定による、周辺領域のデバイス制御値の違いを考慮して測定対象領域の測色値を算出する本発明の請求項1に係る測色値算出装置、及び請求項6に係る測色値算出方法の一実施の形態について、図3を用いて説明すれば、図3は本発明の測色値算出装置の動作工程における各ステップを表すフローチャートである。
まず、周辺領域のデバイス制御値の違いを考慮した本発明の測色値算出装置及び測色値算出方法について、図3のフローチャートに基づいて説明する。
STEP1にて、複数の測定用画像の作成もしくは測定用画像データの取得をすることにより、測定用画像の準備を行う。測定用画像を作成する場合、測定対象領域の縦、横のピクセル数、デバイス制御値(各チャンネル8bit階調の表示デバイスであれば0〜255の数値範囲にて各レッド色(R)、グリーン色(G)、ブルー色(B)の色成分値を表示、以下、各チャンネル8bitを仮定)を指定し、また、周辺領域のデバイス制御値を複数指定して計算部21に入力する。
例えば、測定対象領域(同一のデバイス制御値と同一の画像表示ピクセル数で表現される):画像表示ピクセル数(縦、横)=(200,200)、デバイス制御値(R,G,B)=(255,255,255)、周辺領域(デバイス制御値が異なる):デバイス制御値(R,G,B)=(64,64,64),(128,128,128),(192,192,192)と指定する。
指定された周辺領域のデバイス制御値の組の数(指定数、上記の例では3)が、以下の
測定予定回数となる。また、指定された情報(例えば上記の指定数3)に基づき、計算部21にて測定用画像を作成する。
図4に、作成される測定用画像Dの例を示す。例えば、図示するように、測定用画像D1 、D2 、D3 の3枚の各測定用画像を作成する。なお、各々測定用画像D1 、D2 、D3 において、E1 は測定対象領域を示し、E2 はその周辺領域を示す。また、測定用画像Dを取得する場合、取得された測定用画像Dの枚数が測定予定回数となる。
次に、STEP2にて、前記STEP1による測定用画像の準備において作成もしくは取得された測定用画像D(測定用画像D1 、D2 、D3 )のうちの1つの画像を、ディスプレイ部22の画面上に表示する。
次に、STEP3にて、前記STEP2による測定用画像D(測定用画像D1 、D2 、D3 )の表示において、ディスプレイ部22の画面上に表示されているそれぞれ測定用画像D1 、D2 、D3 の測定対象領域E1 を、計算部21と接続している測定部23にて測定する。
次に、STEP4にて、前記STEP3による測定対象領域E1 の測定によって得られた測色値を、計算部21に搭載するメモリ(図示せず)に記憶させる。
次に、STEP5にて、前記STEP1による測定用画像の準備において指定した測定予定回数の測定を終了したか否かの判断をする。
指定された測定予定回数(上記の指定数3と同じ3回が予定回数)の測定が行われた場合は、測定対象領域E1 の測色値を算出するためにSTEP6に進み、指定された測定予定回数の測定が行われていない場合は、STEP2の測定用画像の表示に戻り、異なる測定用画像を表示して、STEP3の測定対象領域E1 の測定、STEP4の測定データの記憶に進む。
次に、STEP6にて、前記STEP4にて記憶された複数の測定対象領域E1 の測色値に基づいて、以下の(数1)式、(数2)式、(数3)式により、周辺領域E2 のデバイス制御値を考慮した測定対象領域E1 の測色値を算出する。
i ,Yi ,Zi ;記憶された測定対象領域E1 の測色値(測定回数;i)
i,n;測定回数
X,Y,Z;算出された測定対象領域E1 の測色値
Figure 2007033176
Figure 2007033176
Figure 2007033176
次に、表示デバイスにより表示された画像を測定する際に、測定対象領域E1 及びその周辺領域E2 が、それぞれ同一のデバイス制御値で表現され、測定対象領域E1 が、異なるピクセル数で表現される複数の測定用画像の作成、測定による測定対象領域E1 の面積(ピクセル数)の違いを考慮して測定対象領域E1 の測色値を算出する本発明の請求項2に係る測色値算出装置、及び請求項7に係る測色値算出方法の一実施の形態について、図3のフローチャートに基づいて説明する。
まず、STEP1にて、複数の測定用画像の作成、もしくは測定用画像データの取得を
行い、測定用画像の準備を行う。
測定用画像を作成する場合、複数の測定対象領域E1 の縦、横のピクセル数を指定し、また、測定対象領域E1 のデバイス制御値、及び周辺領域E2 のデバイス制御値を指定する。
例えば、測定対象領域E1 (同一のデバイス制御値と異なるピクセル数で表現される):ピクセル数(縦、横)=(200,200),(300,300),(400,400)、デバイス制御値(R,G,B)=(255,255,255)、周辺領域E2 (同一のデバイス制御値で表現される):(R,G,B)=(128,128,128)と指定する。
指定された測定対象領域E1 の縦、横のピクセル数の組の数(上記の例では3)が、以下の測定予定回数となる。また、指定された情報に基づき、測定用画像を作成する。作成される測定用画像Dの例を図5に示す。例えば、図示するように測定用画像D1 、D2 、D3 の3枚の各測定用画像を作成する。また、測定用画像Dを取得する場合、取得された画像枚数が測定予定回数となる。
以下、STEP3〜STEP6については、前述した周辺領域E2 のデバイス制御値の違いを考慮した測定対象領域E1 の測色値算出装置及び方法と同様であり、測定対象領域E1 の面積(ピクセル数)の違いを考慮した測定対象領域E1 の測色値が算出される。
次に、表示デバイスにより表示された画像を測定する際に、測定対象領域E1 が、同一のデバイス制御値と異なるピクセル数とで表現され、測定対象領域E1 の周辺領域E2 が、異なるデバイス制御値で表現される複数の測定用画像の作成、測定による測定対象領域E1 の面積(ピクセル数)の違い及び測定対象領域E1 の前記周辺領域E2 のデバイス制御値の違いを考慮して測定対象領域E1 の測色値を算出する本発明の請求項3に係る測色値算出装置、及び請求項8に係る測色値算出方法の一実施の形態について図3のフローチャートに基づいて説明する。
まず、STEP1にて、複数の測定用画像の作成もしくは取得を行う。測定用画像を作成する場合、複数の測定対象領域E1 の縦、横のピクセル数を指定し、また、測定対象領域E1 のデバイス制御値及び、指定した測定対象領域E1 の縦、横のピクセル数の組数と同数の周辺領域E2 のデバイス制御値を指定する。
例えば、測定対象領域E1 (同一のデバイス制御値と異なるピクセル数とで表現される):ピクセル数(縦、横)=(200,200),(300,300),(400,400)、デバイス制御値(R,G,B)=(255,255,255)、周辺領域E2 (異なるデバイス制御値で表現される):デバイス値(R,G,B)=(64,64,64),(128,128,128),(192,192,192)と指定する。
指定された測定対象領域E1 の縦、横のピクセル数の組の数(上記の例では3)が、以下の測定予定回数となる。また、指定された情報に基づき、測定用画像を作成する。作成される測定用画像Dの例を図6に示す。例えば、図示するように測定用画像D1 、D2 、D3 の3枚の各測定用画像を作成する。また、測定用画像を取得する場合、取得された画像枚数が測定予定回数となる。
以下、STEP2〜STEP6に関しては、周辺領域E2 のデバイス制御値の違いを考慮した測定対象領域E1 の測色値算出装置及び方法と同様であり、測定対象領域E1 の面積(ピクセル数)の違い及び測定対象領域E1 の前記周辺領域E2 のデバイス制御値の違
いを考慮した測定対象領域E1 の測色値が算出される。
次に、画像表示デバイスキャリブレーション装置について以下に説明すれば、上記測定対象領域E1 の測色値算出装置のいずれかにより算出される測色値を用いて、表示デバイスの白色点輝度、色度もしくは、色温度、黒色点輝度、ガンマ値(色階調度)等のキャリブレーションを行うものである。
例えば、白色点輝度、色度もしくは、色温度のキャリブレーションでは、測定対象領域E1 のデバイス値を(R,G,B)=(255,255,255)とし、測定対象領域E1 の縦、横のピクセル数、及び、周辺領域E2 のデバイス制御値を変化させ、測定して得た測定対象領域E1 の測色値を基に、白色点輝度、色度、もしくは、色温度の測色値を算出する。
黒色輝度のキャリブレーションでは、測定対象領域E1 のデバイス値を(R,G,B)=(0,0,0)とし、測定対象領域E1 の縦、横のピクセル数、及び周辺領域E2 のデバイス制御値を変化させ、測定して得た測定対象領域E1 の測色値を基に黒色輝度の測色値を算出する。
ガンマ値のキャリブレーションでは、例えば、レッド色(R)のチャンネルのガンマ値のキャリブレーションを行う際、グリーン色(G)とブルー色(B)の測定対象領域E1 のデバイス制御値(G,B)=(0、0)とし、レッド色(R)のデバイス制御値のみを(R)=(0)〜(255)の範囲で変化させ、その各デバイス制御値に関して、測定対象領域E1 の縦、横のピクセル数、及び周辺領域E2 のデバイス制御値を変化させ、測定して得た測定対象領域E1 の測色値を基に、各デバイス制御値に対する測色値を算出し、その測色値によりレッド色(R)チャンネルのガンマ値を決定する。グリーン色(G)とブルー色(B)のチャンネルに関しても同様である。
次に、本発明における表示デバイスプロファイル作成装置について以下に説明すれば、上記測定対象領域E1 の測色値算出方法のいずれかにより算出される測色値を用いて、表示デバイスのプロファイル作成を行う。
例えば、任意のデバイス制御値で表される測定対象領域E1 において、測定対象領域E1 の縦、横のピクセル数及び周辺領域E2 のデバイス制御値を変化させ、測定して得た測定対象領域E1 の測色値を基に、測定対象領域E1 の測色値を算出し、この作業を繰り返すことにより得られた複数の測色値を基に、表示デバイスのプロファイル作成を行う。
以上、本発明の一実施の形態を説明したが、その他に下記のような変形例による実施の形態が考えられる。
本発明の上記の一実施の形態では、測定対象領域E1 の周辺領域E2 の画像として一様な画像を用いたが、本発明においてはその限りではなく、どのような領域(画像)を用いても良い。
また、本発明の一実施の形態では、前述したような(数1)式〜(数3)式を用いて測定対象領域E1 の測色値を算出したが、本発明においてはその限りではなく、測定された測定対象領域E1 の測色値を用いて測定対象領域E1 の測色値を算出する式であれば、どのような式を用いても良い。
本発明の活用例としては、CRT画面、LCD画面、プラズマ画面、あるいはCRT方
式、LCD方式、プラズマ方式等によるプロジェクタなどの測色値の算出、及びキャリブレーション、プロファイルの作成に用いることができる。
本発明の測色値算出装置及びその測色値算出方法の実施の形態を説明するフローチャート図。 本発明の測色値算出装置及び表示デバイスキャリブレーション装置及び表示デバイスプロファイル作成装置の一実施の形態を説明するブロック図。 本発明の測色値算出装置及びその測色値算出方法を説明するフローチャート図。 本発明の周辺領域E2 のデバイス制御値の違いを考慮した測定対象領域E1 の測色値算出方法に用いる測定用画像の一例。 本発明の周辺領域E2 のデバイス制御値の違いを考慮した測定対象領域E1 の測色値算出方法に用いる測定用画像の一例。 本発明の周辺領域E2 及び測定対象領域E1 の面積(ピクセル数)の違いを考慮した測定対象領域E1 の測色値算出方法に用いる測定用画像の一例。
符号の説明
21…計算部
22…ディスプレイ
23…測定部
D1 、D2 、D3 …測定用画像
E1 …測定対象領域
E2 …周辺領域

Claims (10)

  1. a)表示デバイスにより表示された画像を測定する際に、測定対象領域が、同一のデバイス制御値と同一のピクセル数とで表現され、測定対象領域の周辺領域が、異なるデバイス制御値で表現される複数の測定用画像を作成もしくは測定用画像データとして取得する測定用画像準備手段と、
    b)前記測定用画像準備手段により準備された測定用画像を表示する測定用画像表示手段と、
    c)前記測定用画像表示手段により表示される測定用画像の測定対象領域を測定して測色値を得る測定対象領域測色値測定手段と、
    d)前記測定対象領域測色値測定手段により得られた測色値のうち、測定対象領域の周辺領域が異なるデバイス制御値で表現される測定用画像の複数の測定対象領域の測色値を記憶する測定対象領域測色値記憶手段と、
    e)前記測定対象領域測色値記憶手段により記憶された前記測色値を基に、測定対象領域の前記周辺領域のデバイス制御値の違いを考慮した測定対象領域の測色値を算出する測定対象領域測色値算出手段とを含むことを特徴とする測色値算出装置。
  2. a)表示デバイスにより表示された画像を測定する際に、測定対象領域及びその周辺領域が、それぞれ同一のデバイス制御値で表現され、測定対象領域が、異なるピクセル数で表現される複数の測定用画像を作成もしくは測定用画像データとして取得する測定用画像準備手段と、
    b)前記測定用画像準備手段により準備された測定用画像を表示する測定用画像表示手段と、
    c)前記測定用画像表示手段により表示される測定用画像の測定対象領域を測定して測色値を得る測定対象領域測色値測定手段と、
    d)前記測定対象領域測色値測定手段により得られた測色値のうち、測定対象領域が異なるピクセル数で表現される測定用画像の複数の測定対象領域の測色値を記憶する測定対象領域測色値記憶手段と、
    e)前記測定対象領域測色値記憶手段により記憶された前記測色値を基に、前記測定対象領域の面積(ピクセル数)の違いを考慮した測定対象領域の測色値を算出する測定対象領域測色値算出手段とを含むことを特徴とする測色値算出装置。
  3. a)表示デバイスにより表示された画像を測定する際に、測定対象領域が、同一のデバイス制御値と異なるピクセル数とで表現され、測定対象領域の周辺領域が、異なるデバイス制御値で表現される複数の測定用画像を作成もしくは測定用画像データとして取得する測定用画像準備手段と、
    b)前記測定用画像準備手段により準備された測定用画像を表示する測定用画像表示手段と、
    c)前記測定用画像表示手段により表示される測定用画像の測定対象領域を測定して測色値を得る測定対象領域測色値測定手段と、
    d)前記測定対象領域測色値測定手段により得られた測色値のうち、測定対象領域の周辺領域が異なるデバイス制御値で表現され且つ測定対象領域が異なるピクセル数で表現される測定用画像の複数の測定対象領域の測色値を記憶する測定対象領域測色値記憶手段と、e)前記測定対象領域測色値記憶手段により記憶された測色値を基に、測定対象領域の面積(ピクセル数)の違い及び測定対象領域の前記周辺領域のデバイス制御値の違いを考慮した測定対象領域の測色値を算出する測定対象領域測色値算出手段とを含むことを特徴とする測色値算出装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項記載の測色値算出装置により算出された測定対象領域の測色値を用いて、画像表示デバイスのキャリブレーションを行うことを特徴とする画像表
    示デバイスのキャリブレーション装置。
  5. 請求項1乃至3のいずれか1項記載の測色値算出装置により算出された測定対象領域の測色値を用いて、画像表示デバイスのプロファイル作成を行うことを特徴とする画像表示デバイスのプロファイル作成装置。
  6. a)表示デバイスにより表示された画像を測定する際に、測定対象領域が、同一のデバイス制御値とピクセル数とで表現され、測定対象領域の周辺領域が、異なるデバイス制御値で表現される複数の測定用画像を作成もしくは測定用画像データとして取得する測定用画像準備ステップと、
    b)前記測定用画像準備ステップにて準備された測定用画像を表示する測定用画像表示ステップと、
    c)前記測定用画像表示ステップにて表示される測定用画像の測定対象領域を測定して測色値を得る測定対象領域測色値測定ステップと、
    d)前記測定対象領域測色値測定ステップにて得られた測色値のうち、測定対象領域の周辺領域が異なるデバイス制御値で表現される測定用画像において得られた複数の測定対象領域の測色値を記憶する測定対象領域測色値記憶ステップと、
    e)前記測定対象領域測色値記憶ステップにて記憶された測色値を基に、測定対象領域の前記周辺領域のデバイス制御値の違いを考慮した測定対象領域の測色値を算出する測定対象領域測色値算出ステップとを含むことを特徴とする測色値算出方法。
  7. a)表示デバイスにより表示された画像を測定する際に、測定対象領域及びその周辺領域が、それぞれ同一のデバイス制御値で表現され、測定対象領域が、異なるピクセル数で表現される複数の測定用画像を作成もしくは測定用画像データとして取得する測定用画像準備ステップと、
    b)前記測定用画像準備ステップにて準備された測定用画像を表示する測定用画像表示ステップと、
    c)前記測定用画像表示ステップにて表示される測定用画像の測定対象領域を測定して測色値を得る測定対象領域測色値測定ステップと、
    d)前記測定対象領域測色値測定ステップにて得られた測色値のうち、測定対象領域が異なるピクセル数で表現される測定用画像において得られた複数の測定対象領域の測色値を記憶する測定対象領域測色値記憶ステップと、
    e)前記測定対象領域測色値記憶ステップにて記憶された測色値を基に、測定対象領域の面積(ピクセル数)の違いを考慮した測定対象領域の測色値を算出する測定対象領域測色値算出ステップとを含むことを特徴とする測色値算出方法。
  8. a)表示デバイスにより表示された画像を測定する際に、測定対象領域が、同一のデバイス制御値と異なるピクセル数とで表現され、測定対象領域の周辺領域が、異なるデバイス制御値で表現される複数の測定用画像を作成もしくは測定用画像データとして取得する測定用画像準備ステップと、
    b)前記測定用画像準備ステップにて準備された測定用画像を表示する測定用画像表示ステップと、
    c)前記測定用画像表示ステップにて表示される測定用画像の測定対象領域を測定して測色値を得る測定対象領域測色値測定ステップと、
    d)前記測定対象領域測色値測定ステップにて測定される測色値のうち、測定対象領域が異なるピクセル数で表現され、測定対象領域の周辺領域が異なるデバイス制御値で表現される測定用画像において得られた複数の測定対象領域の測色値を記憶する測定対象領域測色値記憶ステップと、
    e)前記測定対象領域測色値記憶ステップにて記憶された測色値を基に、測定対象領域の面積(ピクセル数)の違い及び測定対象領域の前記周辺領域のデバイス制御値の違いを考
    慮した測定対象領域の測色値を算出する測定対象領域測色値算出ステップとを含むことを特徴とする測色値算出方法。
  9. 請求項6乃至8のいずれか1項記載の測色値算出方法により算出された測定対象領域の測色値を用いて、画像表示デバイスのキャリブレーションを行うことを特徴とする画像表示デバイスのキャリブレーション方法。
  10. 請求項6乃至8のいずれか1項記載の測色値算出方法により算出された測定対象領域の測色値を用いて、画像表示デバイスのプロファイル作成を行うことを特徴とする画像表示デバイスのプロファイル作成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015091010A (ja) * 2013-11-05 2015-05-11 富士ゼロックス株式会社 自動補正機能判定装置およびプログラム

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