JP2007032077A - 外装パネル用の胴縁と留め金具の構造 - Google Patents
外装パネル用の胴縁と留め金具の構造 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】胴縁が変形しても留め金具が容易に外れることのない外装パネル用の胴縁と留め金具の構造を提供することを目的とする。
【解決手段】外壁本体1に設けられる外装パネル2用の胴縁3と留め金具4は、前記胴縁3は屋外側に開口3aを有する底面5と2側面6とからなる断面コ字状の長尺材で、両開口端部7には開口内部に向けてストッパー8が立設される。前記胴縁3の長手方向の任意の位置に前記留め金具4を嵌着するように、前記留め金具4の両側面11に設けられる開口部42から突出するリングバネ44を備える。このリングバネ44は前記胴縁3の対向するストッパー8の開口3aから前記留め金具4を前記胴縁3の内部に挿入する際に、前記留め金具4の両側面6まで縮径することで挿入が容易にできて、前記留め金具4を胴縁3内に挿入すると自然に弾力的に拡径して前記胴縁3の側面6と前記ストッパー8に当接し係止することができる。
【選択図】 図1
Description
これらの問題点を解決するために、特許文献1の記載が知られている。特許文献1によれば、図10、図11に示すように、建築物の外壁本体61に外装パネル62用の胴縁63と留め金具64が設けられ、胴縁63は屋外側に開口を有する断面構造で、釘65によって胴縁63の取付部66を貫き外壁本体61に固定される。
そして、作業者は、それぞれの外装パネルの取付け毎に、外装パネルの配置箇所から離れて胴縁の長さ方向の端部がある高所まで移動して胴縁内に留め金具を挿入しなくてはならないので作業効率が大変悪い。
前記留め金具の底面に前記ネジ用の穿孔穴を設け、この穿孔穴に対向して取付片の挟込部に前記ネジ用の差込穴を設け、
前記胴縁の長手方向の任意の位置に前記留め金具を嵌着するように前記留め金具の両側面に設けられる開口部から突出するリングバネを備え、前記胴縁の対向するストッパーの隙間から前記留め金具を前記胴縁の内部に挿入する際に、前記リングバネは前記留め金具の両側面まで縮径するとともに前記留め金具を胴縁内に挿入すると拡径して前記胴縁の側面と前記ストッパーに係止するリングバネであることを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項1に記載の外装パネル用の胴縁と留め金具の構造であって、前記留め金具に設けられる取付片の挟込部のネジ用の差込穴の周囲が凹状リブ構造(取付片から見て凹状)であることを特徴としている。
さらに、前記留め金具の底面に前記ネジ用の穿孔穴を設け、この穿孔穴に対向して取付片の挟込部に前記ネジ用の差込穴を設けるので、外装パネルを留め金具の底面と取付片の挟込部(留め金具の幅と同幅)との間にネジで密着して固定することができるので、装着した外装パネルに風圧が掛かっても外装パネルが捲れて剥がれることがない。
図1、図2に示すように、本発明の建築物の外壁本体1に設けられる外装パネル2用の胴縁3と留め金具4は、前記胴縁3は屋外側に開口3aを有する底面5と2側面6とからなる断面コ字状の長尺材で、ビス等の固着具33で外壁本体1に固定され、両開口端部7には開口内部に向けてストッパー8が立設される。
図3、図4に示すように、断面コ字状の留め金具4の底面10は例えば長さL1=80mm、幅M1=40mmに形成され、底面10に取付片21が形成される。取付片21の挟込部21aは底面10の幅M1と同じ幅で略中央部36から長さN2=略26mmの領域に、底面10と平行に隙間S1=1、8mmで形成される。さらに挟込部21aの一辺に固着する突起部21bを介して固着部21cが略中央部36から長さL4=略16mmの領域まで連続し、固着部21cが底面10に一対のネジ57で固着される。
上記(図1における)の胴縁3の主要寸法と留め金具4の相対関係において、リングバネ44の短径M2=55mmは、胴縁3の2側面6間の内距離R1より大きく形成される。そして、留め金具4の底面10からリングバネ44までの長さをT1とすると、不撓側面部16の先端部19からリングバネ44を含む長さ(H3−T1)は胴縁3のフランジ8bと底面5間の開口距離H2と略同じ長さに形成される。また、不撓側面部16の高さH3は胴縁3の側面6の外形高さH1と同じか少し高く形成される。
M2>R1 (H3−T1)≒H2 H3≧H1である。
図6に示すように、建築物の外壁本体1に設けられる外装パネル2は胴縁3に取付けられた留め金具4を介して、外壁本体1の下から上に向かって順番に横張りで組付けられる。
このように、可撓側面部17のスプリング効果により可撓側面部17の先端部18と胴縁3の底面5との間に常時隙間が発生しないのでガタツキが生じない。
図8(a)、(b)、に示すように、外装パネル2の被取付片27は取付片21の挟込部21aと底面10間にネジ等の固着具31により一体的に固着されるので、風による負圧が掛かっても底面10の剛性が高いため挟込部21a(及び被取付片27)が捲れて剥がれることがないので外装パネル2が剥がれることはない。
図9に示すように、リングバネ44aは長円形の一対の辺が内側に窪んだ形状に形成される。このとき、リングバネ44a全体は平面状に形成される。
このリングバネ44aであれば、胴縁3に対して2点接触から4点接触になるのでさらに安定して胴縁3に係止することができる。
2 外装パネル
3 胴縁
4 留め金具
3a 開口
5 底面
6 側面
7 開口端部
8 ストッパー
11 側面
42 開口部
44 リングバネ
Claims (7)
- 建築物の外壁本体に設けられる外装パネル用の胴縁と留め金具の構造であって、
前記胴縁は屋外側に開口を有する底面と2側面とからなる断面コ字状の長尺材で、両開口端部には開口内部に向けてストッパーが立設され、
前記留め金具は底面と2側面とからなる断面コ字状の短尺材で、前記底面の外側に、外装パネルを挟込んでネジにより留め金具の底面に押付けて固着する取付片を備え、この取付片は留め金具と同幅で留め金具に平行な略矩形の挟込部と、留め金具から突起して挟込部の一辺と固着する突起部とからなり、
前記留め金具の底面に前記ネジ用の穿孔穴を設け、この穿孔穴に対向して取付片の挟込部に前記ネジ用の差込穴を設け、
前記胴縁の長手方向の任意の位置に前記留め金具を嵌着するように前記留め金具の両側面に設けられる開口部から突出するリングバネを備え、前記胴縁の対向するストッパーの隙間から前記留め金具を前記胴縁の内部に挿入する際に、前記リングバネは前記留め金具の両側面まで縮径するとともに前記留め金具を胴縁内に挿入すると拡径して前記胴縁の側面と前記ストッパーに係止するリングバネであることを特徴とする外装パネル用の胴縁と留め金具の構造。 - 請求項1に記載の外装パネル用の胴縁と留め金具の構造であって、前記リングバネの縮径及び拡径時における脱落を防止する脱落防止爪が前記留め金具内部に設けられることを特徴とする外装パネル用の胴縁と留め金具の構造。
- 請求項1又は請求項2に記載の外装パネル用の胴縁と留め金具の構造であって、前記リングバネは前記留め金具の両側面の開口部からそれぞれ1箇所毎又は2箇所毎突出するリング形状であることを特徴とする外装パネル用の胴縁と留め金具の構造。
- 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の外装パネル用の胴縁と留め金具の構造であって、前記留め金具に設けられる取付片の挟込部のネジ用の差込穴の周囲が凹状リブ構造(取付片から見て凹状)であることを特徴とする外装パネル用の胴縁と留め金具の構造。
- 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の建築物の外壁本体に設けられる外装パネル用の胴縁と留め金具の構造であって、
前記留め金具の両側面は複数のスリットにより分割されて不撓側面部と可撓側面部に区分され、この可撓側面部は不撓側面部よりも断面コ字状の内部側に傾斜するとともにその先端部が不撓側面部の先端部よりも突出して形成されることを特徴とする外装パネル用の胴縁と留め金具の構造。 - 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の外装パネル用の胴縁と留め金具の構造であって、前記可撓側面部の先端部は留め金具の底面に略平行な接触面を備えることを特徴とする外装パネル用の胴縁と留め金具の構造。
- 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の外装パネル用の胴縁と留め金具の構造であって、前記胴縁の両開口端部の開口内部に向けて立設されるストッパーは、両開口端部に直角に立設されるリップとリップ先端部から底面に向けて突設するフランジとからなることを特徴とする外装パネル用の胴縁と留め金具の構造。
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