JP4462139B2 - 外装パネル用の胴縁と留め金具の構造 - Google Patents
外装パネル用の胴縁と留め金具の構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4462139B2 JP4462139B2 JP2005216349A JP2005216349A JP4462139B2 JP 4462139 B2 JP4462139 B2 JP 4462139B2 JP 2005216349 A JP2005216349 A JP 2005216349A JP 2005216349 A JP2005216349 A JP 2005216349A JP 4462139 B2 JP4462139 B2 JP 4462139B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fastener
- exterior panel
- trunk edge
- edge
- stopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Description
前記留め金具の底面に前記ネジ用の穿孔穴を設け、この穿孔穴に対向して取付片の挟込部に前記ネジ用の差込穴を設け、前記胴縁の長手方向の任意の位置に前記留め金具を嵌着するように、前記留め金具の両側面には、前記胴縁の対向するストッパー間の隙間から前記留め金具を前記胴縁の内部に挿入する際にストッパーを介して前記胴縁の両側面を徐々に弾性的に押し広げるガイド面と、前記留め金具を胴縁内に挿入した際に屋内側からストッパーに係止させる係止面とを備えた係止突起を突設するとともに、
前記係止面に前記ストッパーと嵌着する凹溝を前記留め金具の側面に沿って設けられることを特徴としている。
さらに、前記留め金具の底面に前記ネジ用の穿孔穴を設け、この穿孔穴に対向して取付片の挟込部に前記ネジ用の差込穴を設けるので、外装パネルを留め金具の底面と取付片の挟込部(留め金具の幅と同幅)との間にネジで密着して固定することができるので、装着した外装パネルに風による負圧が掛かっても外装パネルが捲れて剥がれることがない。
図1、図2、図3に示すように、本発明の建築物の外壁本体1に設けられる外装パネル2用の胴縁3と留め金具4は、前記胴縁3は屋外側に開口3aを有する底面5と2側面6とからなる断面コ字状の長尺材で、ビス等の固着具33で外壁本体1に固定され、両開口端部7には開口内部に向けてストッパー8が立設される。
さらに、前記留め金具4の両側面11は複数のスリット15により分割されて不撓側面部16と可撓側面部17に区分され、この可撓側面部17は不撓側面部16よりも断面コ字状の内部側に傾斜するとともにその先端部18が不撓側面部16の先端部19よりも突出して形成される。この可撓側面部17の先端部18が前記胴縁3の底面5に押し当てられることで可撓側面部17が撓み、その反力により前記係止突起44を前記ストッパー8に弾性的に押し当てることができる。
図4、図5に示すように、断面コ字状の留め金具4の底面10は例えば長さL1=80mm、幅M1=40mmに形成され、底面10に取付片21が形成される。取付片21の挟込部21aは底面10の幅M1と同じ幅で略中央部36から長さN2=略26mmの領域に、底面10と平行に隙間S1=1、8mmで形成される。さらに挟込部21aの一辺に固着する突起部21bを介して固着部21cが略中央部36から長さL4=略16mmの領域まで連続し、固着部21cが底面10に一対のネジ57で固着される。
その取付け位置は、留め金具4の長手方向の中心位置と、一端部35と他端部40からそれぞれ長さL3=10mmの位置に設けられる。いま各係止突起44間の長手方向の距離がL2=30mmなので、L2>>L3の関係に配置される。
上記(図1における)の胴縁3の主要寸法と留め金具4の相対関係において、図6に示すように、係止突起44を含めた留め金具4の幅寸法M5=48mmは、胴縁3の両フランジ8b間の隙間(開口3a)の距離R2より大きく、且つ胴縁3の2側面6間の内距離R1より小さく形成される。そして、不撓側面部16の先端部19から係止突起44の係止面43の凹溝Gの底までの長さ(H3−Q4―2mm)は胴縁3のフランジ8bと底面5間の開口距離H2と同じ長さに形成される。また、不撓側面部16の高さH3は胴縁3の側面6の外形高さH1と同じか少し高く形成される。
R1>M5>R2 (H3−Q4―2mm)=H2 H3≧H1である。
図7に示すように、建築物の外壁本体1に設けられる外装パネル2は胴縁3に取付けられた留め金具4を介して、外壁本体1の下から上に向かって順番に横張りで組付けられる。
図9(a)、(b)、に示すように、外装パネル2の被取付片27は取付片21の挟込部21aと底面10間にネジ等の固着具31により一体的に固着されているので、風による負圧が掛かっても底面10の剛性が高いため挟込部21a(及び被取付片27)が捲れて剥がれることがないので外装パネル2が剥がれることはない。
図10に示すように、係止突起44aは略縦割り1/4円筒状、厚さTで、係止面43aには留め金具4の側面11に沿って凹溝G(幅2mm、深さ2mm)が設けられる。この係止突起44aであれば、ガイド面42aの曲面が筒状曲面なので製作が容易にできる。そして、上記第1の実施形態と同じ効果が得られる。
2 外装パネル
3 胴縁
3a 開口
4 留め金具
5 底面
6 側面
7 開口端部
8 ストッパー
8a リップ
8b フランジ
11 側面
42 ガイド面
43 係止面
44 係止突起
G 凹溝
Claims (5)
- 建築物の外壁本体に設けられる外装パネル用の胴縁と留め金具の構造であって、
前記胴縁は屋外側に開口を有する底面と2側面とからなる断面コ字状の長尺材で、両開口端部には開口内部に向けてストッパーが立設され、
前記留め金具は底面と2側面とからなる断面コ字状の短尺材で、前記底面の外側に、外装パネルを挟込んでネジにより留め金具の底面に押付けて固着する取付片を備え、この取付片は留め金具と同幅で留め金具に平行な略矩形の挟込部と、留め金具から突起して挟込部の一辺と固着する突起部とからなり、
前記留め金具の底面に前記ネジ用の穿孔穴を設け、この穿孔穴に対向して取付片の挟込部に前記ネジ用の差込穴を設け、
前記胴縁の長手方向の任意の位置に前記留め金具を嵌着するように、前記留め金具の両側面には、前記胴縁の対向するストッパー間の隙間から前記留め金具を前記胴縁の内部に挿入する際にストッパーを介して前記胴縁の両側面を徐々に弾性的に押し広げるガイド面と、前記留め金具を胴縁内に挿入した際に屋内側からストッパーに係止させる係止面とを備えた係止突起を突設するとともに、
前記係止面に前記ストッパーと嵌着する凹溝が前記留め金具の側面に沿って設けられ、
前記留め金具の両側面は、断面コ字状の内部側に傾斜する可撓側面部を備え、この可撓側面部は、前記係止突起の係止面に設けた前記凹溝と前記胴縁のストッパーとが嵌着して係止した状態で、先端部が前記胴縁の底面に押し当てられることを特徴とする外装パネル用の胴縁と留め金具の構造。 - 請求項1に記載の外装パネル用の胴縁と留め金具の構造であって、前記留め金具に設けられる取付片の挟込部のネジ用の差込穴の周囲が凹状リブ構造(取付片から見て凹状)であることを特徴とする外装パネル用の胴縁と留め金具の構造。
- 請求項1又は請求項2に記載の建築物の外壁本体に設けられる外装パネル用の胴縁と留め金具の構造であって、
前記留め金具の両側面は複数のスリットにより分割されて不撓側面部と前記可撓側面部に区分され、この可撓側面部は不撓側面部よりも断面コ字状の内部側に傾斜するとともにその先端部が不撓側面部の先端部よりも突出して形成されることを特徴とする外装パネル用の胴縁と留め金具の構造。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の外装パネル用の胴縁と留め金具の構造であって、前記可撓側面部の先端部は留め金具の底面に略平行な接触面を備えることを特徴とする外装パネル用の胴縁と留め金具の構造。
- 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の外装パネル用の胴縁と留め金具の構造であって、前記胴縁の両開口端部の開口内部に向けて立設されるストッパーは、両開口端部に直角に立設されるリップとリップ先端部から底面に向けて突設するフランジとからなることを特徴とする外装パネル用の胴縁と留め金具の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005216349A JP4462139B2 (ja) | 2005-07-26 | 2005-07-26 | 外装パネル用の胴縁と留め金具の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005216349A JP4462139B2 (ja) | 2005-07-26 | 2005-07-26 | 外装パネル用の胴縁と留め金具の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007032074A JP2007032074A (ja) | 2007-02-08 |
JP4462139B2 true JP4462139B2 (ja) | 2010-05-12 |
Family
ID=37791650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005216349A Expired - Fee Related JP4462139B2 (ja) | 2005-07-26 | 2005-07-26 | 外装パネル用の胴縁と留め金具の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4462139B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110731631B (zh) * | 2019-11-26 | 2024-03-08 | 清远市德拉尼家居有限公司 | 一种实木酒杯挂架结构及酒柜 |
-
2005
- 2005-07-26 JP JP2005216349A patent/JP4462139B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007032074A (ja) | 2007-02-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20140202094A1 (en) | System for Mounting Wall Panels to a Wall Structure | |
JP4584885B2 (ja) | ボックス固定具及びボックス固定具の取付方法 | |
JP4462139B2 (ja) | 外装パネル用の胴縁と留め金具の構造 | |
JP4239984B2 (ja) | 外装パネル用の下地金具の構造 | |
JP4353152B2 (ja) | 外装パネル用の胴縁と留め金具の構造 | |
JP3472128B2 (ja) | 配線・配管用ボックス | |
JP4239956B2 (ja) | 外装パネル用の胴縁と留め金具の構造 | |
JP3927209B2 (ja) | 外装パネル用の胴縁と留め金具の構造 | |
JP5329509B2 (ja) | 建築用壁面板の取付金具及び建築用壁面構造 | |
JP2005090137A (ja) | パネルの取付構造 | |
JP2003056520A (ja) | 箱体にパネルを取り付ける方法及び取付具 | |
JP3854612B2 (ja) | 外装パネルの胴縁への取付構造 | |
JP4359338B2 (ja) | 取付具 | |
JP2954855B2 (ja) | ド ア | |
JP4994410B2 (ja) | 取付具 | |
JP2021080687A (ja) | 押出成形セメント板床材の取付金具とそれを用いた床材取付構造 | |
JP2009046914A (ja) | タイトフレーム及び折板屋根 | |
JP2005307656A (ja) | 外装パネルの胴縁への取付構造。 | |
JPH0138171Y2 (ja) | ||
JP4765788B2 (ja) | 外装パネル用役物 | |
JPH073967A (ja) | 竪樋取付具 | |
JPS59185279A (ja) | 窓枠取付方法 | |
JP2021177090A (ja) | パイプ支持具 | |
JP3271936B2 (ja) | パネル接続構造 | |
JP2908402B2 (ja) | 電気装置用取付金具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071126 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090630 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090707 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090904 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100126 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100208 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130226 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130226 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140226 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |