JP2007031008A - スタッカークレーンを利用した生産システム - Google Patents

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Abstract

【課題】医薬品工場等において,生産室を,搬送装置であるスタッカークレーンに近接して設置することが可能となり,搬送にかかる時間とエネルギーを大幅に削減することができる生産システムを提供する。
【解決手段】建物1の複数階に渡って搬送物2を搬送可能にスタッカークレーン3を設置すると共に,少なくとも一つの階を生産階4として生産室5を構成し,この生産室5に生産設備6を設置すると共に,少なくとも一つの他の階を保管階7として構成し,保管階7に上記搬送物2を保管する保管ラック8を設置する。
【選択図】図1

Description

本発明は,例えば医薬品工場等において,原料や中間製品,製品等の搬送物の搬送にスタッカークレーンを利用した生産システムに関するものである。
スタッカークレーンを利用した生産システムの従来例として,まず,スタッカークレーンは専らラック倉庫における搬送物の搬送に使用し,生産エリアとラック倉庫との間の原料や中間製品等の搬送物の搬送にはトラバーサーやAGV等を用いるものがある。
またスタッカークレーンを生産エリアの近傍に配置して有効利用を図る生産システムの従来例として図2に示すようなシステムがある。即ち,符号aは建物を示すものであり,この建物aは保管エリアbの両側に生産エリアcを配置した構成であり,保管エリアbはスタッカークレーンdの両側に保管ラックeを設置した構成としている。符号fは原料や中間製品,製品を搬送するための搬送容器,例えばフロービンと称される搬送容器であり,この搬送容器fは,スタッカークレーンdにより,両側の保管ラックeの適所に渡って搬送される。生産エリアcには生産設備gを設置すると共に,この生産設備gを設置した床面よりも高い位置に投入架台hが設けられており,投入架台hにはコンベヤiが設けられている。コンベヤiにより生産設備gの直上に位置した搬送容器f内の搬送物,例えば薬剤等の粉粒体は,粉粒体投入パイプj内を落下して生産設備gに供給される。一方,保管ラックeには生産エリアcのコンベヤi対応して,移送用のコンベヤkを設置しており,生産エリアcと保管エリアb間にはシャッターmを設置している。
このようにスタッカークレーンの両側に保管ラックを設置した保管エリアを生産エリアに隣接して配置する構成は,特許文献1等にも記載されている。
特開平11−310303号公報
以上の従来のシステムでは,次に示すような課題がある。
まず生産エリアとラック倉庫との間の搬送物の搬送にトラバーサーやAGV等を用いるものでは,多くの搬送設備が必要であり,また搬送に時間がかかるという課題がある。
また特許文献1又は図2に示される従来例では,生産エリアとスタッカークレーンとの間に保管ラックが配置されているため,スペース効率が悪く,特に,生産エリアとスタッカークレーン間にエアーロック室を構成して,空調ゾーンの分離を図る場合には,床面積が多く必要であった。
そこで本発明では、このような従来の課題を解決することを目的とするものである。
上述した目的を達成するために、本発明では、建物の複数階に渡って搬送物を搬送可能にスタッカークレーンを設置すると共に,少なくとも一つの階を生産階として生産室を構成し,この生産室に生産設備を設置すると共に,少なくとも一つの他の階を保管階として構成して,保管階に上記搬送物を保管する保管ラックを設置した構成のスタッカークレーンを利用した生産システムを提案する。
また本発明では,上記の構成において,生産階には,生産室とスタッカークレーンとの間にエアーロック室を設置することを提案する。
また本発明では,上記の構成において,搬送物は搬送容器に入れて搬送する物とすることを提案する。
本発明のシステムでは,建物の複数階に渡ってスタッカークレーンを設置することにより各階間の搬送時間を大幅に削減すると共に,生産室を構成した生産階と,保管ラックを設置した保管階を,別の階として構成したので,生産室を,搬送装置であるスタッカークレーンに近接して設置することが可能となり,搬送にかかる時間とエネルギーを大幅に削減することができる。
また生産階の生産室とスタッカークレーンとの間にエアーロック室を設けることも,床面積の観点から容易で,これにより生産エリアと搬送エリアの空調ゾーンを明確に分離することができ,異物混入及びコンタミネーションの危険性を排除することができる。
本発明においては,スタッカークレーンによって搬送する搬送物は,例えば医薬品等,搬送容器に入れて搬送する物とする他,適宜の搬送治具等に固定して搬送する物等,適宜である。
次に本発明の生産システムを医薬品工場に適用した実施の形態を図1を参照して説明する。
図において符号1は本発明の生産システムを構成する複数階の建物を示すものである。図では建物を二階建てとして表しているが,それ以上の階を有するものでも良いことは勿論である。この建物1の複数階に渡って搬送物2を搬送可能にスタッカークレーン3を設置している。上述したとおり,この実施の形態は医薬品工場に適用したものであり,搬送物は,例えばフロービンと称される搬送容器に入れて搬送されるものである。従って,図中,符号2を付されているものは,搬送物と共に搬送容器を示すものである。
本発明では,上記建物1の少なくとも一つの階を生産階4として,その生産階4に生産室5を構成し,この生産室5に生産設備6を設置すると共に,少なくとも一つの他の階を保管階7として構成して,この保管階7に,上記搬送物2を保管する保管ラック8を設置している。
この実施の形態においては,生産階4は,スタッカークレーン3の図中左右側に生産室5を構成しており,夫々の生産室5には,搬送物2内に入れた原料や中間製品としての粉粒体を粉粒体投入パイプ9を介して落下させて生産設備6に投入するために,生産設備6を設置した床面よりも高い位置に投入架台10を設置している。この投入架台10の高さは生産設備6に対応して適宜に設定することができ,従って生産室5には適宜の様々な生産設備6を導入することが可能である。
そして,投入架台10には生産設備6の直上に位置し,搬送物2を生産設備6に対して適切な位置に移送するための第1のコンベヤ11と,この第1のコンベヤ11に連なり,搬送物2をスタッカークレーン3によりハンドリング可能な位置に移送するための第2のコンベヤ12を設けている。そして第2のコンベヤ12の,第1のコンベヤ11側とスタッカークレーン3側の夫々には,第1,第2のシャッター13,14を設置して,第2のコンベア12を含む空間をエアーロック室15として構成しており,このエアーロック室15を出入部として,搬送物2がスタッカークレーン3により搬出入されるように構成されている。
以上の構成において,生産階4に構成した生産室5の生産設備6に供給する原料や,生産設備6において生産された中間製品等の搬送物2は,生産階4とは別の階,図においては,生産階4の上の階の保管階7に設置した保管ラック8に保管することができる。
本発明では,建物1の複数階に渡ってスタッカークレーン3を設置すると共に,生産室5を構成した生産階4と,保管ラック8を設置した保管階7を,別の階として構成したので,生産室5をスタッカークレーン3に近接して設置することが可能となり,搬送にかかる時間とエネルギーを大幅に削減することができる。
即ち,本発明では,保管階7の保管ラック8と,生産階4の生産室5の出入部,即ちエアーロック室15との間の搬送物2の搬送をスタッカークレーン3により行うことができる。
同様に,ある生産室5から,他の生産室5への搬送物2の搬送も,スタッカークレーン3により,夫々エアーロック室15を介して行うことができる。
この際,生産室5におけるエアーロック室15の設置高さは,生産設備6に応じて適宜に設定することができ,スタッカークレーン3は,このように高さの異なった生産室5のエアーロック室15の夫々に搬送物2を搬送することができる。
本発明では,以上に説明したように,生産階4の生産室5とスタッカークレーン3との間にエアーロック室15を設けることも,床面積の観点から容易で,これにより生産エリアと搬送エリアの空調ゾーンを明確に分離することができ,コンタミネーションの危険性を排除することができる。
しかしながら生産室5の構成によってはエアーロック室15を省略することもできる。
また本発明では,生産階4において,スタッカークレーン3側に,生産室5とは隔離されたスペース16を構成し,このスペース16に生産設備6に付随する生産設備及び操作盤(図示省略)を設置することができる。
本発明の生産システムは以上の通りであるので,例えば,スタッカークレーンは専らラック倉庫における搬送物の搬送に使用し,生産エリアとラック倉庫との間の原料や中間製品等の搬送物の搬送にトラバーサーやAGVを用いる従来の生産システムと比較して,以下に示すような数々の特徴を有し,産業上の利用可能性が大である。
1.搬送リードタイムを1/4程度に短縮することができる。
2.搬送通路の床面積を1/3程度に縮小することができる。
3.生産室の生産設備に,投入パイプを介して搬送容器内の粉粒体を投入する場合,従来は,生産室の上階に搬送容器のための階を必要であったのに対して,本発明では,生産室の適宜の高さに投入架台を構成すれば良く,投入のための階を設置する必要が無くなる。
4.搬送距離を短縮することができることから,省エネ効果も奏する。
5.中間製品等の重量物搬送を作業員が行う必要が無くなるので,作業員の負担を軽減することができる。
6.人為的なミスのない高度な生産管理を行うことが可能となる。
本発明の生産システムを医薬品工場に適用した実施の形態を示す説明図である。 医薬品工場における従来の生産システムの一例を示す説明図である。
符号の説明
1 建物
2 搬送物(搬送容器)
3 スタッカークレーン
4 生産階
5 生産室
6 生産設備
7 保管階
8 保管ラック
9 粉粒体投入パイプ
10 投入架台
11 第1のコンベヤ
12 第2のコンベヤ
13 第1のシャッター
14 第2のシャッター
15 エアーロック室

Claims (3)

  1. 建物の複数階に渡って搬送物を搬送可能にスタッカークレーンを設置すると共に,少なくとも一つの階を生産階として生産室を構成し,この生産室に生産設備を設置すると共に,少なくとも一つの他の階を保管階として構成して,保管階に上記搬送物を保管する保管ラックを設置したことを特徴とするスタッカークレーンを利用した生産システム
  2. 生産階には,生産室とスタッカークレーンとの間にエアーロック室を設置したことを特徴とする請求項1に記載のスタッカークレーンを利用した生産システム
  3. 搬送物は搬送容器に入れて搬送する物であることを特徴とする請求項1に記載のスタッカークレーンを利用した生産システム
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