JP2007030954A - 包装用袋 - Google Patents

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Toshiki Tsuruga
俊貴 敦賀
Takanori Tachibana
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NIPPON HILLS COFFEE KK
Tenryu Chemical Industry Co Ltd
Meiwa Pax Co Ltd
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NIPPON HILLS COFFEE KK
Tenryu Chemical Industry Co Ltd
Meiwa Pax Co Ltd
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Abstract

【課題】 手で容易に且つ綺麗に開封することが可能であるとともに、収容物が発生するガス等による内圧の上昇によっても簡単に開封することがなく、しかも簡単な構造で製造コストを低く抑えることができる包装用袋を提供すること。
【解決手段】 合成樹脂の積層フィルムを筒状に形成し、この筒状体の両端部をヒートシールにより密閉してなる包装袋であって、該包装袋の開封される側の端部において、内部空間を挟んで対向する一対の積層フィルムの夫々に、ヒートシールが施されていない開封用の摘み部が、ヒートシール部よりも外方に突出して設けられてなるようにした。
【選択図】 図3

Description

本発明は包装用袋に関し、より詳しくは、手で容易に開封することが可能である合成樹脂の積層フィルムから形成された包装用袋に関するものである。
一般に、合成樹脂の積層フィルムからなる包装用袋は、外力が加わっても容易に破れないため、食品や日用品などの様々な内容物を収容する包装用袋として幅広く用いられており、この種の包装用袋においては、その開口部をヒートシールすることにより密閉しているものが多い。
しかし、このような包装用袋は、引き裂き強度が高いために、手で破って開封することが困難である。
そのため、従来より、開封を容易にするための様々な方法が提案されており、代表的な方法としては、袋の側部に切り込みを形成する方法(例えば、特許文献1参照)が挙げられる。
しかしながら、このような切り込みを形成する方法は、袋が利用者の予期しない方向に引き裂かれてしまう虞があるという問題点を有している。
他の方法としては、ヒートシール部のシール強度を弱くする方法が挙げられるが、この方法にも大きな問題がある。
例えば、コーヒー豆を収容する包装用袋では、コーヒー豆から発生するガスにより袋内の圧力が上昇することがあるが、シール強度が弱いと内圧の上昇によって使用前に袋が開封してしまう虞がある。
このような問題点を解決するために、ガス抜き機構を設けた包装用袋も提案されているが(例えば、特許文献2参照)、袋にガス抜き機構を設けると、構造が複雑化し、製造コストが増大するという新たな問題が生じる。
特開平8−337251号公報 特開平10−1181号公報
本発明は上記した従来技術の問題点を解決すべくされたものであって、手で容易に且つ綺麗に開封することが可能であるとともに、収容物が発生するガス等による内圧の上昇によっても簡単に開封することがなく、しかも簡単な構造で製造コストを低く抑えることができる包装用袋を提供せんとするものである。
請求項1に係る発明は、合成樹脂の積層フィルムを筒状に形成し、この筒状体の両端部をヒートシールにより密閉してなる包装袋であって、該包装袋の開封される側の端部において、内部空間を挟んで対向する一対の積層フィルムの夫々に、ヒートシールが施されていない開封用の摘み部が、ヒートシール部よりも外方に突出して設けられてなることを特徴とする包装用袋に関する。
請求項2に係る発明は、前記摘み部が形成された側の端部の外形線が、摘み部とそれ以外の部分の境界において角を形成せずに滑らかに連続していることを特徴とする請求項1記載の包装用袋に関する。
請求項3に係る発明は、前記摘み部が、包装袋の開封される側の端辺の略中央に設けられてなることを特徴とする請求項1又は2記載の包装用袋に関する。
請求項4に係る発明は、前記積層フィルムが、バリアフィルムを有することを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の包装用袋に関する。
請求項5に係る発明は、両側面にガゼット部を有することを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の包装用袋に関する。
請求項6に係る発明は、コーヒー豆又はその粉砕物を収容するための袋であることを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載の包装用袋に関する。
請求項1に係る発明によれば、ヒートシールが施されていない開封用の摘み部が、ヒートシール部よりも外方に突出して設けられているので、開封時においては、摘み部を指で摘んで拡げることにより、簡単にヒートシール部に大きな引き剥がし力を加えることができ、袋を容易に且つ綺麗に開封することが可能となる。また、このような易開封性を有するため、ヒートシール部のシール強度を大きくすることができ、コーヒー豆等のガスの発生により袋内の圧力上昇を引き起こす内容物を収容しても使用前に袋が開封するおそれがない。しかも、構造が簡単であるため、製造コストを低廉に抑えることができる。
請求項2に係る発明によれば、摘み部が形成された側の端部の外形線が、摘み部とそれ以外の部分の境界において角を形成せずに滑らかに連続しているため、開封時において、摘み部とそれ以外の部分の境界で応力集中が生じることがなく、境界部から袋が裂けてしまうことを防ぐことができる。
請求項3に係る発明によれば、摘み部が開口端を構成する辺の略中央に設けられているため、開封時において、摘み部に加えられた力をヒートシール部に均等に伝達することができるようになり、袋をより容易に且つ綺麗に開封することが可能となる。
請求項4に係る発明によれば、積層フィルムがバリアフィルムを有するため、高いガスバリア性、防湿性を発揮することができ、湿気や酸素の影響を受け易い内容物を収容するための包装用袋として好適に利用可能となる。
請求項5に係る発明によれば、両側面にガゼット部を有するため、袋自体は嵩張らないにも拘らず収容量が大きい袋となるというメリットがあり、しかも収容状態においては、開口部が広くて閉じにくいために、内容物が粉末の場合に注ぎやすく、コーヒー豆の粉末やお茶などの包装用袋として好適に利用可能である。
請求項6に係る発明によれば、開封が容易ではなかった従来のコーヒー豆又はその粉砕物を収容するための包装用袋に代えて使用可能な、易開封性を有するコーヒー豆又はその粉砕物を収容するための包装用袋を提供することができる。
以下、本発明に係る包装用袋の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1乃至図3は本発明に係る包装用袋(1)の実施形態の一例を示す外観図である。
図1及び図2は内容物が入っていない開封状態を示す図、図3は内容物が入っている密封状態を示す図であって、図1及び図3は表面側、図2は裏面側の図である。
本発明に係る包装用袋は、合成樹脂の積層フィルムから形成されており、この積層フィルムの幅方向の両端を背貼りシールして筒状に形成し、その上下両端部をヒートシールにより密閉してなるものである。
図1乃至図3において、斜線を施している部分は積層フィルムの内面同士がヒートシールされている部分を示しており、(2)は背貼りシールされた部分である。また、図1及び図2では上端部のヒートシール部が剥離された状態、即ち袋が開封された状態が示されている。
包装用袋(1)の両側面には、内方に向けてM字状に折り込まれたガゼット部(10)が形成されており、図示の如く、ガゼット部(10)のM字の頂点に相当する部分にはヒートシール部が設けられている。
このようなガゼット部(10)を有する袋は、収容量が大きいが嵩張らないという長所があり、しかも収容状態においては、開口部が広くて閉じにくいために、内容物が粉末の場合に注ぎやすく、コーヒー豆の粉末やお茶などの包装用袋として好適に利用可能である。
但し、本発明では、このようなガゼット部(10)を有さない袋としてもよい。
図4は本発明に係る包装用袋を形成する積層フィルムの模式断面図である。尚、この図において、上側が袋の外面側、下側が袋の内面側である。
図示例において、包装用袋を形成する積層フィルムは、袋の外面側に位置するベースフィルム(3)と、袋の内面側に位置するシーラントフィルム(4)と、これらのフィルムの間に介在されたバリアフィルム(5)とから構成されている。
但し、本発明では、バリアフィルム(5)を有さない包装用袋とすることもできる。
ベースフィルム(3)は、積層フィルムの基材となるフィルムであって、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)、OPP(二軸延伸ポリプロピレン)、ON(延伸ナイロン)等から形成される。
シーラントフィルム(4)は、ヒートシール材として作用するフィルムであって、例えば、PE(ポリエチレン)、CPP(無延伸ポリプロピレン)、EVA(エチレン・酢酸ビニル共重合体)、LLDPE(リニアー低密度ポリエチレン)等から形成される。
バリアフィルム(5)は、酸素、水蒸気、光などを遮断する目的で用いられるフィルムであって、例えば、AL(アルミニウム箔)、VMPET(アルミ蒸着PET)等のアルミニウム層を有するフィルムから形成される。
本発明において用いられる積層フィルムは、これらのフィルムを積層することによって得られる。積層フィルムの代表的な形態を幾つか挙げると、外層から順に「PET/AL/PE」、「PET/AL/CPP」、「OPP/VMPET/CPP」等の積層形態を例示することができる。
本発明に係る包装用袋において、図1乃至図3の斜線部はいずれも、袋の内面側に位置するシーラントフィルム(4)同士が、一定幅の帯状にヒートシール(熱接着)されることにより形成されたヒートシール部である。
図示例では、背貼り部のヒートシール部を符号(2)で表し、上端部のヒートシール部を符号(6)で表し、下端部のヒートシール部を符号(7)で表している。
包装用袋(1)は、上端部が開封される側の端部(以下、開封端と称す)とされており、この開封端には、ヒートシールが施されていない開封用の摘み部(8)が、ヒートシール部(6)よりも外方(上方)に突出して設けられている。
この摘み部(8)は、内部空間を挟んで対向する一対の積層フィルムに夫々形成されている。
本発明に係る包装用袋(1)は、このような開封用の摘み部(8)が設けられていることにより、開封時において、図5に示すように、摘み部(8)を指で摘んで拡げることにより、簡単にヒートシール部(6)に大きな引き剥がし力を加えることができ、その結果、袋を容易に且つ綺麗に開封することが可能となる。
また、このような摘み部(8)を設けることにより、ヒートシール部のシール強度を強くしても簡単且つ綺麗に開封できる。そのため、ガスの発生により袋内の圧力上昇を引き起こす内容物を収容しても使用前に袋が開封するおそれがなく、例えばコーヒー豆やその粉砕物を収容するための包装用袋として好適に利用できる。
摘み部(8)が形成された側の端部(即ち開封端)の外形線は、摘み部(8)とそれ以外の部分(9)の境界において、角を形成せずに滑らかに連続している。
これにより、開封時において、摘み部(8)とそれ以外の部分(9)の境界で応力集中が生じることがなく、境界部から袋が裂けてしまうことを防ぐことができる。
図示例では、摘み部(8)は略半円状に形成され、この略半円状の摘み部(8)とそれ以外の部分(9)の境界は円弧状に連続している。
摘み部(8)は、開封端の辺(即ち上辺)の略中央に形成されている。
これにより、開封時において、摘み部に加えられた力をヒートシール部に均等に伝達することができるようになり、袋を容易に且つ綺麗に開封することが可能となる。
このような摘み部(8)の形態は、長さ(L)に比べて幅(W)が狭い包装用袋(1)に対して適用した場合、易開封性を向上させる効果がより顕著に発揮され、特に長さと幅の比(L/W)が2以上の袋に対して好適に用いられる。
本発明に係る包装用袋(1)に収容される内容物の種類は特に限定されず、各種の食品、飲料、日用品、医薬品などの液体又は固体を収容することができるが、お茶の葉やコーヒー豆を収容するための袋として好適に利用され、特にコーヒー豆又はその粉砕物を収容するための袋として好適に用いられる。
本発明は、コーヒー豆又はその粉砕物を収容するための袋として特に好適に用いられる。
本発明に係る包装用袋の実施形態の一例を示す外観図であって、内容物が入っていない開封状態を表面側から見た図である。 本発明に係る包装用袋の実施形態の一例を示す外観図であって、内容物が入っていない開封状態を裏面側から見た図である。 本発明に係る包装用袋の実施形態の一例を示す外観図であって、内容物が入っている密封状態を表面側から見た図である。 本発明に係る包装用袋を形成する積層フィルムの模式断面図である。 本発明に係る包装用袋を開封しようとしている状態を示す図である。
符号の説明
1 包装用袋
2 ヒートシール部(背貼り部)
3 ベースフィルム
4 シーラントフィルム
5 バリアフィルム
6 ヒートシール部(上端部)
7 ヒートシール部(下端部)
8 摘み部
9 摘み部以外の部分
10 ガゼット部

Claims (6)

  1. 合成樹脂の積層フィルムを筒状に形成し、この筒状体の両端部をヒートシールにより密閉してなる包装袋であって、該包装袋の開封される側の端部において、内部空間を挟んで対向する一対の積層フィルムの夫々に、ヒートシールが施されていない開封用の摘み部が、ヒートシール部よりも外方に突出して設けられてなることを特徴とする包装用袋。
  2. 前記摘み部が形成された側の端部の外形線が、摘み部とそれ以外の部分の境界において角を形成せずに滑らかに連続していることを特徴とする請求項1記載の包装用袋。
  3. 前記摘み部が、包装袋の開封される側の端辺の略中央に設けられてなることを特徴とする請求項1又は2記載の包装用袋。
  4. 前記積層フィルムが、バリアフィルムを有することを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の包装用袋。
  5. 両側面にガゼット部を有することを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の包装用袋。
  6. コーヒー豆又はその粉砕物を収容するための袋であることを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載の包装用袋。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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