JP2007029346A - 医療用ローラポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】 駆動時において、チューブの浮きが発生し難く、、脈動が少ないローラポンプを提供することを目的とする。
【解決手段】 弾性を有するチューブ20をローラ104で扱いてチューブ20内の液を移送する医療用ローラポンプ10であって、閉じた軌道上をローラ104が複数回動しており、前記軌道の内方領域において、チューブ20を前記軌道に沿うように外接支持するチューブ装着部201を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は医療用のローラポンプに関し、特に送液精度を向上する技術に関する。
医療現場において、患者や送液ラインに対し、所定の速度およびタイミングで薬液や栄養剤、血液等を送液する目的で、輸液チューブを輸液ポンプに装着してなる輸液システムが利用されている。当該システムは医療施設で利用される他、携帯型緊急医療器具としても利用され、また救急医療車両、人命救助ヘリコプター等にも搭載されて用いられる。
輸液ポンプとしては、複数の突起を順次上下させて輸液チューブを押圧するフィンガー式と複数のローラで順次輸液チューブを押圧するローラ式などがある。
このうちローラ式には、例えば、特許文献1に示されるものであって、具体的には、図5に示すように、矩形形状の筐体主面の中央に、駆動軸1023を有する略三角板状のロータ1021が配され、当該ロータ1021の外縁部に回転自在な3つのローラ1023が軸止されており、また、当該ローラ1023の最外周の軌跡に沿ったU字形状の主面を有するハウジング1010が前記筐体主面から突設されてなる。
チューブ1005のハウジング1010への装着は、ローラ1023を回転させながらチューブ1005をハウジング1010とローラ1023との間に落とし込み、ハウジング1010の内壁に沿わすことにより行われる。
上記ローラポンプの駆動に際しては、ロータ1021が回転することにより、ロータ1021の外縁部に配された複数のローラ1023が次々にチューブ1005の側面を扱くように転動して押圧変形させるので、チューブ1005内に存在する液が一定方向へ流通される。医療現場では、当該輸液ポンプにおけるロータ1021の回転速度、駆動時間等を適宜設定することで、輸液チューブ内の薬液の流速、流通方向、および流量等の条件が適切に調節される。
特開平7−313593号公報
しかしながら、特許文献1に輸液ポンプでは、以下の課題が存在する。
即ち、装着状態のチューブ1005は、ハウジング1010によって内接支持されており、少なくともその一箇所がローラ1023とハウジング1010の内壁とで挟持されることで拘束されているものの、残る殆どの箇所は固定されていないフリーの状態となっている。
このため、チューブ1005の装着の仕方によっては、図5に示すように、隣接するローラ1023同士の間でシューブ1005にテンションが加わった場合、チューブ1005とハウジング1010とが離れるいわゆる浮きが発生する場合がある。
このように浮きが発生すると、浮きが発生していない場合と比べて隣り合うローラ1023で閉塞されるチューブ1005の区間が短くなるので、流量が減少することとなる。
通常、送液量の検出は、チューブ1005とハウジング1010の内壁とが密着していることを前提に、ロータ1021の回転数をカウントすることにより行っているので、上記浮きが発生している場合、送液量の検出に誤差が生じる。
また、一般に輸液ポンプは、いわゆる脈動と呼ばれる送液時の圧力変動が小さいほどよく、そのためには少量の送液を数多く繰り替えすこと、即ち、多数のローラ1023で送液する構成が望ましいが、ローラ1023は、ハウジング1010の内方の比較的空間に余裕がない領域に配されているため、ローラ1023の数を増やすのにも限界がある。
本発明は以上の課題に鑑みてなされたものであって、駆動時において、チューブの浮きが発生し難く、脈動が少ないローラポンプを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、弾性を有するチューブをローラで扱いてチューブ内の液を移送する医療用ローラポンプであって、閉じた軌道上を前記ローラが複数回動しており、前記軌道の内方領域において、前記チューブを前記軌道に沿うように外接支持する支持部を備えることを特徴とする。
以上の構成により、前記チューブは前記支持部に外接支持されるので、前記チューブは、チューブを扱いている隣り合うローラによって長手方向にテンションが加えられた場合、そのチューブは、支持部に近づこうとするので、チューブの浮きの発生が防止され、つまり、チューブが常に想定された形状に保たれ、この密着する部分において前記扱きを行うことにより、安定した送液量を確保することができる。
さらに、前記ローラが前記支持部の外方を回動するので、支持部の内方を回動する場合に比べ、ローラを配設するスペースにゆとりが生じ、より多くの数のローラを配設することができるため、圧力変動を小さくすることができ、脈動を緩和することができる。
また、前記支持部は、前記軌道が前記軌道の外方領域に突出する区間に沿って設けられており、前記区間において前記ローラが前記チューブを押圧しながら転動することが望ましい。
前記区間が、前記チューブと前記支持部とが密着する部分になる。
また、前記各ローラの回転軸が同一円周上に配設されており、前記回動は、前記回転軸が前記同一円周の中心を軸として公転することに起因するとしてもよい。
これにより、前記公転を行うことにより、容易に前記回動を行うことができる。
また、前記ローラは4つ以上あり、隣り合う前記ローラ同士を連結する連結部を備え、前記連結部同士の角度が変更自在となっているとすることもできる。
これによって、前記ローラの軌道が円形に限られず、自由な形状とすることができるので、設計の自由度が向上する。
また、さらに、前記ローラの軌道に沿って、前記ローラを案内するレールを備えていることが望ましい。
これによって、前記ローラと前記支持部との距離の設定が容易となる。
つまり、前記区間で押圧されるチューブであれば、その区間のどの位置においても均一な押圧力を生じさせることができる。
また、前記支持部と前記ローラとの相対的な位置が変更可能な構成となっているとすることもできる。
これにより、前記ローラと前記支持部との間隔が広がり、容易に前記チューブを前記外接支持すること、即ち、装着することができる。
また、前記支持部の前記チューブと接する部分が、溝形状となっていることが望ましい。
これにより、駆動時の前記チューブの形状がより安定し、前記ローラの移動量に対する送液量が設計値に近づくので、前記ローラの移動量に基づいて算出される送液量の算出誤差を小さく抑えることができる。
(実施の形態1)
<ローラポンプの構成>
図1は、実施の形態1におけるローラポンプ10の主要な構成を示す斜視図である。
本実施の形態1のローラポンプ10は、所定の速度及び量で薬液や栄養剤、血液等を送液するポンプであって、主要な構成部として回転部100、チューブ支持部200及びガイドレール15を有している。
回転部100は、実際に駆動される部分であって、放射状に広がる板状のロータ102が駆動モータ101に軸着され、ロータ102の外縁部に駆動モータ101の回転軸と平行な回転軸103を有する回転自在なローラ104が8つ配されてなる。
駆動モータ101は、例えば、サーボモータであって、所定の回転方向、速度、タイミング等の各条件に基づき駆動させるための不図示の制御回路等から電気信号が入力され駆動される。
なお、上記制御回路は、単位時間あたりのモータの回転数を把握しており、1回転当たりの想定送液量と所定期間における合計回転数とを乗じることにより、トータルの送液量を算出する。
ロータ102は、8方向に広がる放射状の剛性の高い板材であって、その中心が駆動モータ101の回転軸に接合されている。
上記8つのローラ104は、それぞれ放射状に広がっている部位の各端部に上記回転軸からの距離が等しくなるように回転自在に軸着されている。
上記各端部は、駆動モータ101の回転軸と直交する平面上にあり、ローラ104の回転軸103が、駆動モータ101の回転軸と平行するように、即ち、前記端部と直交するように当該端部に接合されている。
これによって、ロータ102が回転すると、各ローラ104が後述のチューブ装着部201に沿って駆動され、チューブ20上を転動する。
チューブ支持部200は、C字状のチューブ装着部201と、チューブガイド部202と、スライド支持体203とからなる。
チューブ装着部201は、例えばアルミニウムなどからなり、C字状のチューブ装着本体部201aの外周面201cにおいて、その周方向に沿って溝201bが刻設されてなり、チューブ20を当該溝201bに嵌め込んで外接支持する部材である。
溝201bは、駆動時におけるチューブの位置ずれを規制及びチューブ押圧の均一化のために設けられた溝である。
より具体的には、チューブ装着本体部201aの外周面201cの殆どが円弧状であって、ローラ104の輪郭形状に沿って溝201bの断面における輪郭形状が形成されている。
溝201bに装着されたチューブ20が転動するローラ104によって押圧される際、図1(b)に示すように、チューブ20内部が隙間無く閉塞される。
チューブガイド部202は、例えばアルミニウムなどからなり、チューブ20を案内する部材であって、矩形の主面に1対の扇状の第1ガイド部202bと、山形の第2ガイド部202cとが配設された本板部202aと、当該本板部202aの両縁部とチューブ装着本体部201aの両縁部とをそれぞれ連絡する1対の連絡部202dが一体的に形成されてなる。
第1ガイド部202b及び第2ガイド部202cは、逆Y字状のチューブ20の経路を形成するために設けられている部材であって、それぞれチューブ20の屈曲箇所において大きな曲率を確保するため、チューブ20との接触面が曲面形状となっている。
スライド支持体203は、例えばアルミニウムなどからなり、ローラ104の円形軌道の外方にある領域(以下、「外方領域」という。)から、チューブ支持部200とそれに接合されているチューブガイド部202とを支持すると共に、これらをスライドさせる部材である。
スライド支持体203の下部には、逆テーパの溝が刻設されており、当該溝が上記外方領域に配設されたガイドレール15に摺動自在に嵌合する。
また、スライド支持体203には、図2に示すように、貫通穴203cが配設されており、固定ピン204を貫通穴203cに挿入し、その先端がガイドレール15に配された貫通穴(不図示)に挿嵌されることによって、スライド支持体203の位置が固定される。
この固定位置は、駆動モータ101の回転軸とチューブ装着部201の溝201bの円弧部分における当該円弧の中心位置とが重なる位置である。
ローラポンプ10の駆動状態においては、図1(a)に示すように、スライド支持体203が上記固定位置で固定される。
また、チューブ20をチューブ装着部201の溝201bに対して着脱する場合には、固定ピン204を取り外してスライド支持体203を移動させて、ローラ104と溝201bとの間隔Lを拡大し、この広がった隙間からチューブ20を着脱する。
(チューブ装着部201の外方よりローラでチューブを押圧する意義)
本実施の形態1におけるローラポンプ10は、ローラ104によってチューブ装着部201の内壁に沿って配されたチューブ20を押圧しながら、このローラ104を転動させることによってチューブを扱くのではなく、ローラ104によってチューブ装着部201の外壁に存する溝201bに装着されたチューブ20を押圧しながら、このローラ104を転動させることによってチューブ20を扱く構成を有する。
つまり、本実施の形態1におけるローラポンプ10では、チューブ20はチューブ装着部201の外周に沿って配されているので、チューブ20にテンションが加えられることによって、簡単にチューブ装着部201に設けられた溝201b内の底部に密着するため、チューブの浮きの発生を容易に防止することができる。
これによって、チューブ20の装着形状がほぼ想定した通りの形状となり、送液量が設計値に近づくため、駆動モータ101の回転数をもとに算出される送液量の算出誤差が小さくなる。
また、ローラ104が、チューブ装着部201の外方に位置しているので、ローラ104の軌道経路を長く確保することができ、その分より多くの数のローラ104を設けることができる。
このようにローラ104を数多く設けることにより、圧力変動の周期を小さくすることができ、脈動を軽減することができる。
なお、本実施の形態1では、C字状のチューブ装着本体部201aの外周面201cにおいて、その周方向に沿って溝201bが刻設されているとしたが、この溝201bは必ずしも必要ではなく、溝201bが刻設されていないチューブ装着本体部201aの外周面201cにチューブ20にテンションを加えることにより密着させ、その外方から、溝201bの輪郭に沿った断面形状を有するローラ104の代わりに円柱状のローラを用いてチューブ20を押圧する構成であってもよい。
(実施の形態2)
<ローラポンプの構成>
図3は、実施の形態2のローラポンプ50におけるの構成を示す斜視図である。
本実施の形態2のローラポンプ50は、実施の形態1におけるローラポンプ10と同様に、所定の速度及び量で薬液や栄養剤、血液等を送液するポンプであって、主要な構成部として、連結部602を介して環状に繋がった複数のローラ604と、その外周の一部が前記ローラの一部と外接しているチューブ支持部700と、ローラ604のそれぞれを所定の経路へと案内するローラガイドレール800と、前記連結部602の中央にある間隙にギヤを噛み合わせて円運動することにより、環状に配された複数のローラ604を循環させる回転駆動部500とを有する。
ローラポンプ50とローラポンプ10との相違点は、ローラ604の配設方法及び駆動方法が異なる点である。
チューブ支持部700は、C字状のチューブ装着部701と、チューブガイド部702と、スライド支持体703とからなる。
このうちチューブ装着部701及びチューブガイド部702は、実施の形態1におけるローラポンプ10のチューブ装着部201及びチューブガイド部202と同一であるため、詳細な説明については省略する。
また、スライド支持体703は、チューブガイド部702を支持する部材であって、ローラ604の楕円形軌道の内方にある領域(以下、「内方領域」という。)において、この内方領域に配された不図示のガイドレールに摺動可能な状態で嵌合して、その端部がC字状のチューブ装着部701に接合されている。
また、スライド支持体703には、図4に示すように、貫通穴703cが配設されており、固定ピン704を貫通穴703cに挿入し、その先端がガイドレール(不図示)に配された貫通穴(不図示)に挿嵌されることによって、スライド支持体703の位置が固定される。
ここで図4は、ローラガイドレール800を取り除いた状態を示す図である。
複数のローラ604は、図4に示すように、隣り合うローラ604同士を連結部602及び連結部603で回転自在に連結してなる。
より具体的には、連結部602は、長手方向の両端部に透孔を有して、互いに距離(以下、「対向距離」という。)をとって対向する1対の連結板602aにおいて、対向しあう2面の内方に介在して当該対向面同士を接合する1対のスペーサ602bを有してなる。
なお、前記1対のスペーサ602b同士の間には、所定幅の間隙が設けられている。
連結部602は、合計4つの透孔を有しており、このうち2対の透孔がそれぞれ対向している。便宜上、対向しあう透孔を透孔対という。
また、連結部603は、連結部602と同様の構成であり、連結板602a及びスペーサ602bに対応する部材が、それぞれ連結板603a及びスペーサ603bとなっており、上記対向距離が連結部602よりも連結板602aの板厚の約2倍分長いことのみが連結部602と相違する。
各ローラ604は、図3に示すように、1対の連結板602a及び1対の連結板602bのいずれにも挟まれ、各ローラ604の軸受け部605の両端が回転自在な状態で、対をなす連結板602aの透孔対及び対をなす連結板602bの透孔対の両方を貫通する。
回転駆動部500は、不図示の駆動モータで回転駆動されるギヤであって、実施の形態1と同様に、不図示の制御回路等から電気信号が入力されることににより、駆動所定の回転方向、速度、タイミング等で駆動される。
なお、上記制御回路は、実施の形態1のローラポンプ10と同様に、単位時間あたりのモータの回転数を把握しており、1回転当たりの想定送液量と所定期間における合計回転数とを乗じることにより、トータルの送液量を算出する。
以上のように、チューブ20は、チューブ装着部701の外周に配され、チューブ装着部701の外方よりローラ604で押圧されるので、チューブ20にテンションが加えられることによって、簡単にチューブ装着部701に設けられた溝701b内の底部に密着するため、チューブの浮きの発生を容易に防止することができる。
これによって、チューブ20の装着形状がほぼ想定した通りの形状となり、送液量が設計値に近づくため、不図示の駆動モータの回転数をもとに算出される送液量の算出誤差が小さくなる。
また、ローラ604が、チューブ装着部701の外方に位置しているので、ローラ604の軌道経路を長く確保することができ、その分より多くの数のローラ604を設けることができる。
このようにローラ604を数多く設けることにより、圧力変動の周期が小さくすることができ、脈動を軽減することができる。
<その他の事項>
本実施の形態2のローラポンプ50では、ローラガイドレール800が配されていたが、これに限らず、図4に示すようなローラガイドレール800がない構成であってもよい。
また、C字状のチューブ装着本体部701aの外周面701cにおいて、その周方向に沿って溝701bが刻設されているとしたが、実施の形態1と同様に、この溝701bは必ずしも必要ではなく、溝701bが刻設されていないチューブ装着本体部701aの外周面701cにチューブ20にテンションを加えることにより密着させ、その外方から、溝701bの輪郭に沿った断面形状を有するローラ604の代わりに、円柱状のローラを用いてチューブ20を押圧する構成であってもよい。
また、本実施の形態2のローラポンプ50では、ローラ604の軌道が堕円形状となっているが、これに限らず、軌道の一部がW字形状などの蛇行する区間があってもよい。
このように、ローラ604の軌道の蛇行により、外方に向かって突出する区間と内方に向かって突出する区間との両方の区間が混在する場合には、外方に向かって突出する区間においてチューブ20をローラ604で押圧しながら転動するとなおよい。何故なら、外方に向かって突出する区間では、チューブ20をローラ604で押圧する際、チューブ20の長手方向にテンションが加わることにより、チューブ20がチューブ支持部700に密着するため、チューブ支持部700の形状がより安定するからである。
本発明は、医療用輸液ポンプ、例えば血液透析療法における血液ポンプに利用することが可能である。
実施の形態1におけるローラポンプの駆動時においての概略斜視図である。 実施の形態1におけるのローラポンプのチューブ着脱時においての概略斜視図である。 実施の形態2におけるローラポンプの概略斜視図である。 実施の形態2におけるローラポンプのガイドレール未装着状態の概略斜視図である。 従来のローラポンプの概略図である。
符号の説明
10 ローラポンプ
15 ガイドレール
20 チューブ
50 ローラポンプ
100 回転部
101 駆動モータ
102 ロータ
103 回転軸
104 ローラ
200 チューブ支持部
201 チューブ装着部
201a チューブ装着本体部
201b 溝
201c 外周面
202 チューブガイド部
202a 本板部
202b 第1ガイド
202c 第2ガイド部
202d 連絡部
203 スライド支持体
203c 貫通穴
204 固定ピン
500 回転駆動部
602 連結部
602a 連結板
602b スペーサ
602b 連結板
603 連結部
603a 連結板
603b スペーサ
604 ローラ
605 軸受け部
700 チューブ支持部
701 チューブ装着部
701a チューブ装着本体部
701b 溝
701c 外周面
702 チューブガイド部
703 スライド支持体
703c 貫通穴
704 固定ピン
800 ローラガイドレール

Claims (7)

  1. 弾性を有するチューブをローラで扱いてチューブ内の液を移送する医療用ローラポンプであって、
    閉じた軌道上を前記ローラが複数回動しており、
    前記軌道の内方領域において、前記チューブを前記軌道に沿うように外接支持する支持部を備えることを特徴とする医療用ローラポンプ。
  2. 前記支持部は、前記軌道が前記軌道の外方領域に突出する区間に沿って設けられており、
    前記区間において前記ローラが前記チューブを押圧しながら転動することを特徴とする請求項1に記載の医療用ローラポンプ。
  3. 前記各ローラの回転軸が同一円周上に配設されており、
    前記回動は、前記回転軸が前記同一円周の中心を軸として公転することに起因することを特徴とする請求項1または2に記載の医療用ローラポンプ。
  4. 前記ローラは4つ以上あり、
    隣り合う前記ローラ同士を連結する連結部を備え、
    前記連結部同士の角度が変更自在となっていることを特徴とする請求項1から2に記載の医療用ローラポンプ。
  5. さらに、前記ローラの軌道に沿って、前記ローラを案内するレールを備えていることを特徴とする請求項1から4に記載の医療用ローラポンプ。
  6. 前記支持部と前記ローラとの相対的な位置が変更可能な構成となっていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の医療用ローラポンプ。
  7. 前記支持部の前記チューブと接する部分が、溝形状となっていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の医療用ローラポンプ。
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