JPS5878665A - 医療用ロ−ラ・ポンプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 本発明は、わん曲した案内路を有するポンプ・ケースの
案内路に沿って装着したチ、−プを四−ラによって連続
的に押圧しながら、チ。

−プ内の薬液等の流体を給送する形式のローラ・４ング
に関する。

（先行技術及びその問題点） この種ｐ−ラ・−ングは透析血液ｌング用として血液を
循還給送するとか、あるいは人体に薬液を連続的に注入
するとか、人工心肺装置用のポンプとして用いる表ど、
特に医療用の分野で用いられている。かかるローラ・Ｉ
ンデでは、一般に一対又はそれ以上の個数の複数のロー
ラがわん曲状に装着されたチューブを回転しながら圧迫
する。圧迫量が多すぎると、−ンデ負荷がかか夛すぎた
シ、流体が血液の場合は、溶血が生じたりする０反対に
圧迫量が少なすぎると逆流がおこり、−ンデ吐出量が不
正確となる。

従うて、使用流体中使用条件に応じて圧迫量を適宜調整
する必要がある。この圧迫量の調整の方法としては、た
とえば、従来のポンプでは、各ローラの支軸を偏心軸構
成として、ローラ・ホル／に対してＵ−ラを半径方向に
移動可能としたものが見られる。

第１図及び第２ＥＫついて、まず、この従来のローラ・
Ｉンデを、本発明の背景として概説する。ローラ・ポン
プのｌフグケース１ｏに、半円形状ないしＣ字形に形成
された案内路１１に沿りて、可撓性のチューブ１２が装
着され、そのケース中心位置に回転駆動軸１３が軸受１
４を介してケースｌ０ＩＩＣ支持され、それにはローラ
・ホルダ１５が固着され、そのホルダ上に直径方向表い
し１８０度離間した状態に、偏心軸ＪＩＩＦＫ軸受を介
して回転自在にローラ１７が支持されている。各偏心軸
１６の一方の６軸１８にはウオーム・オイール１９が固
着され、そのオイールには、両端部がローラ・ホルダ１
６に回転可能に★持されたウオーム２ｏがかみ合ってお
シ、ウオーム２０の一端に取着着れた調整つまみ２１を
手動操作によ）まわすことＫよシ、このウオーム・ホイ
ール運動変換機構を介して６軸１８が回゛転し、それＫ
よって偏心軸１６が所望の偏心位置をとシ、それに支持
さ□れたローラ１１がたとえば、第１図の実線で示す位
置よシ、鎖線で示すようなＪ半径方向に更このような構
成において、回転駆動軸ＩＳが図示しない、たとえば、
モータによ）駆動されると、第１図に矢Ｅｌ］Ｋ示すよ
うに軸１ｊとともにローラ・ホルダ１５が反時計方向に
連続的に回転し、それに支持された一対のローラ１１が
チ、−プ１２に係合してチ、−プを押しつぶすように圧
迫し、矢印で示すようにチ、−ツの一端よシ流入した流
体を矢印で示すようにチ、−プの他端よシ吐出させるよ
うに女っている。そして、このポンプ吐出量は各ローラ
１１がチューブ１２を圧迫する度合に応じて変わるので
、前記各調整つまみ２１の操作によシ対応するローラ１
１を移動させることによって適切な値に調整できるよう
に構成されている。

このような従来構造のローラ・ポンプでは、複数のロー
ラの移動調整が個々別々に行なわれる邂めに１両ローラ
を均一に同じ量だけ移動調整するのが困難であシ、従っ
て、Ｉンデ吐出量を所望値に正確に設定し難いとともに
両ローラの調整の不揃いによシ、チューブ内の流体の流
れがスムーズでなく、チ、−プに対して余分の負荷を与
え、□パ、り７０−等の逆流が生じたりする不具合があ
った。％に、かかるポンプは医療用等の、より正確な量
の流体供給を必要とする場合には、吐出量が不安定であ
ることは致命的麦問題となるところであった。

更に、調整つまみがローラ・ホルダ上に設けられている
関係上、４ンデの作動中、すなわち、−ポンプ作動を停
止させねばならず、きわめて操作が厄介であるとともに
％ｆポンプ吐出量確認も同時にできないので、正確な調
整には相当の熟練を要するのであった。

〔発明の目的〕

本発明の目的とするεころは、四−ラによるチ、−プの
圧迫量の調整を同時に連動して行なうことができ、ポン
プ吐出量を常に正確に設定し得るとともに、その調整操
作をゾンデ作動中にも自由になし得、しかも、リモート
・コントロールによシ調整できる、コン／臂りト表ロー
ラ・ゾンデを提供するにある。すなわち、本発明は、わ
ん曲した案内路を有するｌンデケースと、その案内路に
裕って装着したチューブと係合する複数のローラと、そ
の各口、−ラ★それぞれ回転自在に支持する複数のロー
ラ・ホルダと、その各ローラ・ホルダを支持して一軸線
のまわシに回転するとともに前記各ローラ・ホルダを前
記軸′ｌａＫ対して半径方向にのみ相対移動可能に案内
する回転駆動体と、前記複数のローラ・ホルダを半径方
向に沿って調整移動させるように複数のローラ・ホルダ
を連動して動癲し得る連動調整手段と、その調整手段を
前記回転駆動体の回転とけ独立して作動し得る調整作動
手段とを備えてなり、前記回転駆動体の回転中において
も、前記調整作動手段によって前記連動調整手段を介し
て前記一対のローラ・ホルダを同時に調整移動し得るよ
う、にしたローラ・Ｉンプを提供するＫある。

上記目的達成のため、本発明のローラ・ポンプでは、概
略的にいって、複数のローラを支持するローラ・ホルダ
を各ローラに対応して個別に設けるとともに、これら各
ホルダを回転駆動体に１これと一緒に回転し得るように
支持させるとともに単に半径、方゛向にのみ相対移動可
能とし、かつ、これら両ホルダを単一の調整手段によシ
同時に半径方向に移動調整可能に構成した。

更に、単一の調整手段の作動をなす調整作動手段を、ロ
ーラ・ホルダが回転駆動体と一緒に回転する作動中でも
自由に作用させ得るように、これらの機構部分とは独立
した構成としたものである。

〔発明の具体的構成〕

以下、第３図及び第４図に従って、本発明の、実施例を
説明する。４ンデケースｓｏＫ形成された案内路３１に
チ、−プ３２が装着され、チューブの両端部がケース外
部に導出され、第４図に示す右側の流入側のチューブ端
部は流体供給源に、又左側の吐出側のチューブ端部は人
体等の供給部位に接続されている。ケース中心部に回転
駆動体３３が軸受３４によシケース３０に回転自在に支
持され、その駆動体には回転体の軸線に沿う軸孔３５を
有する中空軸部ｊＪｍが一体に設けられ、その軸部外周
に前記軸受３４が係合していてその外周に嵌め込まれた
スト、プリング３６により保持されている。中空軸部Ｊ
Ｊａのケース外方に延出した端部には駆動歯車３７が固
着され、それには、回転駆動源であるアクチェータとし
てのモータ３ｇＫ取着された歯車３＃Ｋかみ合っている
。このモータ３８は、ライン４０を介して、との４ンデ
・ケースよシ離間した位置におかれた制御盤４１上のス
イッチ４ｊＫ接続され、スイッチのオン動作によシモー
タ駆動がなされる。

ケース中心部の駆動体３３にはローラ・ホルダ４３を案
内支持する案内孔４４が形成され、その内部に１一対の
ローラ・ホル〆４Ｓが互いに直径方向ないし１８０度回
転した状態で嵌入されているとともに、両ホルダ４３は
駆動体３３の軸線に対し半径方向にのみ相対的にスライ
ド移動可能に支持されている。従って一回転方向には両
ホルダ４３が駆動体３３と一体に回転する。

各ローラ・ホル〆４３には、四−ラ軸４５が固着され、
それら各ローラ軸には軸受を介してローラ４６が、それ
ぞれ回転自在に支持されている。なお、このローラの支
持構成は、ローラ軸をホルダに対して軸受を介して回転
可能に支持させ、ローラとローラ軸を一体回転させるよ
うＫもできる。々お、又、ローラ・ホルダを一対で慶〈
それよりも多い個数、駆動体の軸線に対し対称的に設け
、それら各ホルダにそれぞれローラを個別に設ける構造
も設計上容易に構成し得る。

駆動体３３の他端部には軸部ｓｓｂが突設されているが
、これは単にケースに対する補助的な支軸であシ、実際
は中空軸部３３１のところで軸受３４によシ駆動体３３
は十分に支持されて込る。又、第４図に示すように駆動
体３３の側部には直径方向に各一対のガイ　ド・ローラ
４７が取着され、これによりチ、−プ３２を挾持して案
内するが、これ自体は公知である。

前記一対のローラ・ホルダ４３の間であって案内孔４４
内において、スライド部材４８が配設され、その部材の
両側には、テーノ譬状をなすとともに鳩尾状の突起の態
様をなすテーノ４係合部４８ａがそれぞれ形成さ九てい
石。これに対向するように１各ローラ・ホルダ４３の、
案内孔４４に嵌め込まれた内側面は、それぞれチー４状
に形成されるとともに１そこに前記スライド部材４８の
チーｄ係合部４８ｍとあり継ぎの態様でスライド係合可
能な、あシ穴秋の対向チー　７１係合部４７ａが形成さ
れている。従って、スライド部材４８によシ、両ローラ
・ホルダ４３は互いに連結されている。しかも、スライ
ド部材４８が駆動体の軸線に沿って移動すると、チー／
ｆ状の係合関係によシ両ローラ・ホルダ４３は、同時に
１かつ、同じ量だけ軸線に対して半径方向に離れる方向
ないし近づく方向に移動し得る。これによって各ローラ
・ホルダ上のローラ４６が移動し、チューブ３２に対す
る圧迫量が変化する。すなわち、スライド部材４８と、
一対のローラ・ホルダの対向チーツヤ係合部４ｊａとｋ
より、ローラ４６の半径方向の調整移動をなす単−調［
、、整手段が構成される。なお、。

この調整手段は、この実施例においては、あり継ぎの態
様のものを提案したが、スライド部材の両側に単に平坦
なチー／９面を設け、対向するローラ・ホルダの内Ａは
、これに当接するチー　Ａ　面ｔ−設け、かつ、両ロー
ラ・ホルダを適宜のばね手段によシ引き合うように保持
する構成でもよａ。

前記スライド部材４８は、駆動体３３の中空軸部の軸孔
３３ｍに遊びをもって軸線に沿い挿通された調整軸４９
の一端に、ニードル軸受５０を介して回転自在に取付け
られている。調整軸４９の他端部には、軸線に沿ってね
じ孔５１が形成さ−れ、これにはねじ軸５２の一端部が
ねじ込まれていて、ここに１．ねじ送シ機構が構成され
、他端部は力、プリング５３を介して、り５４はライン
５５を介して、制御盤４１上の調整つまみ５６に接続さ
れている。なお、調整軸４９はガイド５７により軸線方
向に沿ゲよう案内されている。前記調整軸４９、ねじ軸
５２及びモータ５４によシスライド部材４８のための調
整作動手段を構成する。

〔発明の具体的作用及び効果〕

このように構成されているので、スイッチ４２をオンに
して回転駆動体３３を第４図に矢印で示すように反時計
方向に連続回転させてポンプ作動を行なっている間、ロ
ー２４６の圧迫量を調整しようとする場合、制御盤４１
上の調整つｔ４を操作すればよい。これＫよって、モー
タ５４が□駆動され、ねじ軸５２０回転によシ調整軸４
９が軸ＩＮＫ沿って移動し、これとともにスライド部材
４８がスライドして複数のローラ４６の半径方向の調整
移動がなされる。なお１実施例では、一対のローラのも
のを開示したが、それ以上の個数のローラのものも同様
に構成し得る。そして、調整軸４９が軸線に沿い移動し
ても、スライド部材４８は調整軸４９に対し、上述のよ
うに回転自在となっているので、ローラ・ホルダととも
に回転しながら軸線方向にスライドし得る。すなわち、
ローラの移動調整がローラ・ホルダの回転とは独立して
なされるので、−ンデ作動中のチューブ圧迫量の調整を
自由になし得る。

しかして、単一のスライド部材４８が同時に両ローラ・
ホルダ４３を同じ距離、移動させるので、両ローラの圧
迫量を常に同量にかつ適正に維持することができ、より
正確々Ｉポンプ出量を得ることができる。従って、又、
チューブに対して余分の負荷をかけることもなく、スム
ーズな流体のポンプ給送が可能とされる。

更に、調整は、制御盤上で行なうことができるので、い
わゆるリモート・コントロールが可能となり、調整操作
を一層簡単に行なうことができる。

なお、前記調整軸３９の軸移動は、実施例に示す送りね
じ機構以外にもカム機構によるなど種々変更可能である
。又、前記単一調整手段は実施例のようなチーツク形状
のスライド部材以外にも、両ローラ・ホルダを一体的に
半径方向に虐 移動させるものであればよいので、種々変更可能であり
、この実施例に限定されるものではない。

第１図及び第２図は、従来のローラ・ポンプの具体例を
示すもので、第１図はその部分破断平面図、第２図は第
１図の２−２線断面図である。

第３図及び第４図は、本発明のローラ・ポンプの実施例
を示すもので、第３図はその縦断面図、第４図は第３図
の４−４線部分断面図である。

３３・・・回転駆動体、４３・・・ローラ・ホルダ、４
８・・・スライド部材、４９・・・調整軸。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　わん曲した案内路を有するＩンデ・ケースと、そ
   の案内路に沿って装着したチューブと係合する複数のロ
   ーラと、その各ローラをそれぞれ回転自在に支持する複
   数の四−ラ・ホルダと、その各ローラ・ホルダを支持し
   て一軸線のまわりＫ回転に対して半径方向にのみ相対移
   動可能に案内する回転駆動体と、前記複数のローラ・ホ
   ルダを半径方向に沿って調整移動させるように複数のロ
   ーラ・ホルダを連動して動作し得る連動調整手段と、そ
   の調整手段を前記回転駆動体の回転とは独立して作動し
   得る調整作動手段とを備えてなル、前記回転駆動体の回
   転中忙おいても、前記調整作動手段によって前記連動調
   整手段を介して前記一対のり一う・ホルダを同時に調整
   移動し得るようＫしたことを特徴とするｐ−ラ・−ンプ
   。 １　前記連動調整手段は、前記軸線のまゎシＫＱＩＥＩ
   Ｉ、在−１かつ、前記複数のローラ・ホルダ０間に配置
   されるとともに複数のチー）４保合部を有するスライド
   部材と、そのスライド部材の前記各チーｄ係合部に対向
   して各ローラ・ホルダに形成され、スライド部材のチー
   Δ係合部にそれ、それ係合する対向チー／ｌ係合部とよ
   シ々夛、前記調整作動手段は、前記スライド部材を前記
   軸線のまわ）Ｋ１１転自在に支持するとともに前記軸−
   に沿って前記スライド部材とともに移動可能な調整軸を
   備えてなる特許請求の範囲第１項に記載の簡−ラ・４ン
   グ。 １　前記１転駆動体は前記−整軸を嵌挿させる中空軸部
   を備え、蟲該軸部がｆング・ケースに、ｌ＃１転自在に
   軸支されてなる特許請求の範囲第２項に記載０Ｅｌ−ラ
   ・−ン！ ４、前記調整軸の軸線に沿う移動が送夛ねじ機構によ）
   なされる特許請求の範囲第２項又は第３項に記載□ａ−
   ラ・＄ｙｆ。 翫　前記送〕ねじ機構は、前記調整軸の一端部に軸線に
   沿って形成され九ねじ孔と、そのねじ孔に進退自在にね
   じ込まれるとともにモータ駆動によ多回転駆動されるね
   じ軸部材とよシなる特許請求の範囲第４項に記載のロー
   ラ・Ｉンデ。