JP2007027750A - 半導体基板乾燥装置 - Google Patents

半導体基板乾燥装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007027750A
JP2007027750A JP2006194458A JP2006194458A JP2007027750A JP 2007027750 A JP2007027750 A JP 2007027750A JP 2006194458 A JP2006194458 A JP 2006194458A JP 2006194458 A JP2006194458 A JP 2006194458A JP 2007027750 A JP2007027750 A JP 2007027750A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
region
nozzles
dry gas
semiconductor substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006194458A
Other languages
English (en)
Inventor
Hun-Jung Yi
李 憲 定
Sang-O Park
朴 相 五
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JP2007027750A publication Critical patent/JP2007027750A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having at least one potential-jump barrier or surface barrier, e.g. PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic System or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/30Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
    • H01L21/302Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26 to change their surface-physical characteristics or shape, e.g. etching, polishing, cutting
    • H01L21/304Mechanical treatment, e.g. grinding, polishing, cutting
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67005Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67011Apparatus for manufacture or treatment
    • H01L21/67017Apparatus for fluid treatment
    • H01L21/67028Apparatus for fluid treatment for cleaning followed by drying, rinsing, stripping, blasting or the like
    • H01L21/67034Apparatus for fluid treatment for cleaning followed by drying, rinsing, stripping, blasting or the like for drying

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)

Abstract

【課題】半導体基板乾燥装置を提供する。
【解決手段】乾燥工程を実行する空間を提供する乾燥室100と、乾燥室100内に配置され、基板を配置する支持部材と、前記基板上に乾燥ガスを供給する乾燥ガス供給部材400を含み、前記乾燥ガス供給部材400は、乾燥ガスを噴射するため複数の噴射口と、複数の前記噴射口の少なくとも1つを含む複数のノズル420、440と、流量調節器480が設置された複数の乾燥ガスを供給する乾燥ガス供給配管460と、を備え、一のノズル420と他のノズル440とは、互いに異なる乾燥ガス供給配管460に連結される。
【選択図】図6

Description

本発明は半導体素子製造に用いられる装置に係り、さらに詳細には、ウェーハのような半導体基板を乾燥する装置に関する。
一般的に、半導体素子は蒸着、写真、エッチング、洗浄、そして研磨などのような多様な工程の繰り返すことによって製造される。これら工程うち、洗浄工程は、半導体ウェーハの表面に残留する残留物質(residual chemicals)、小さいパーチクル(Small particles)、または汚染物(Contaminants)を除去する重要な工程である。
洗浄工程は、半導体ウェーハ上の汚染物質を化学的反応によってエッチングまたは剥離させる化学溶液処理工程(薬液処理工程)、薬液処理された半導体ウェーハを脱イオン水で洗浄するリンス工程、及びリンス処理された半導体ウェーハを乾燥する乾燥工程からなる。
図1は一般的の乾燥装置を概略的に示す断面図であり、図2は図1の乾燥ガスを供給する乾燥ガス供給部材を概略的に示す断面図である。図1を参照すれば、乾燥装置は乾燥工程が実行され、上部が開放された空間を有する乾燥室10とその内部を外部から密閉するために乾燥室10の上部を開閉する蓋40を有する。乾燥室10内にはウェーハWが垂直に置かれるウェーハWを支持する支持部材20と乾燥室10から乾燥ガスを排気させる排気部材50とを備えている。乾燥ガスは、乾燥ガス供給部材30によって乾燥室10内に供給される。
図2を参照すると、乾燥ガス供給部材30は、乾燥室10内にウェーハWの配列方向(に沿って配置され、複数の噴射口34が形成されたノズル32と各々のノズル32に連結されてノズル32に乾燥ガスを供給する乾燥ガス供給配管36を有する。噴射口34は同一の直径を有し、噴射口34の間隔はノズル32の領域全体に等間隔に配置される。また、乾燥ガス供給配管36は、外部から乾燥ガスが流入する主配管36aと、主配管36aから分岐して、各々のノズル32と連結される分岐管36bを有する。主配管36aには、その内部を流れる乾燥ガスの流量を調節するバルブ38が設置される。各々のノズル32に供給される乾燥ガスの流量は同一であり、上述の構造によって、乾燥ガス供給部材30は、乾燥室10内に均一の量の乾燥ガスを供給する。
乾燥室10内に同一の量の乾燥ガスを供給して複数のウェーハWに対する乾燥工程の実行の際、乾燥室10の形態、または、乾燥室10内の構造物の配置などの構造的な要因によって、ウェーハW間の乾燥の度合いが互いに異なるという場合がある。これは、乾燥室10内の構造的な要因によって、乾燥ガスの気流、圧力、及び流速などが異なってしまい、乾燥室10内でウェーハW間での乾燥の環境状態が異なるからである。特に、乾燥室10内の側面部近傍の領域(例えば、前方の領域または後方の領域)に配置したウェーハWは、他の領域(例えば、中央の領域)に置かれたウェーハWに比べて乾燥効率が低くなる。これは、乾燥室10の前方領域に置かれたウェーハWと後方領域に置かれたウェーハWとは、他の領域に位置されたウェーハWと異なり、乾燥室10の側壁と向かうように位置するから、乾燥環境が特に異なるからである。
また、ウェーハW各々に付着された薬液の量や脱イオン水の量が異なる場合がある。一般的な乾燥装置を用いてウェーハWに対して乾燥工程を実行する場合、薬液または脱イオン水が相対的に多く付着されたウェーハWは、これらが付着していない他のウェーハWよりも乾燥効率が低いという問題がある。
また、乾燥室10内で排気部材の設置位置によって各々のウェーハWの間における乾燥の度合いが異なる。例えば、図1のような排気部材50が乾燥室10内の下部両側に各々位置された場合、ウェーハWの端部近傍の領域では、多量の乾燥ガスと接続されているので乾燥効率は非常に良好であるが、ウェーハWの中央の領域では、少量の乾燥ガスと接続されているため乾燥効率が低いという問題がある。
本発明は、上記問題を解決するために成されたものであり、ウェーハの乾燥効率を向上させることができる半導体基板乾燥装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、従来の半導体基板乾燥装置よりも、ウェーハ間の乾燥の度合いを均一にすることができる半導体基板乾燥装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、従来の半導体基板乾燥装置よりも、各々のウェーハの領域間の乾燥の度合いを均一にすることができる乾燥装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る半導体基板乾燥装置は、乾燥工程を実行する空間を提供する乾燥室と、前記乾燥室内に配置され、基板を配置する支持部材と、前記基板上に乾燥ガスを供給する乾燥ガス供給部材を含み、前記乾燥ガス供給部材は、乾燥ガスを噴射する少なくとも1つの噴射口をそれぞれ含む複数のノズルと、流量調節器が設置された複数の乾燥ガスを供給する乾燥ガス供給配管と、を備え、一の前記ノズルと他の前記ノズルとは、互いに異なる前記乾燥ガス供給配管に連結されることを特徴とする。
また、前記ノズルにおける噴射口が形成される一の領域に属する噴射口の開口密度は同じ開口密度を有し、一の前記領域と他の前記領域に属する前記噴射口の開口密度は、互いに異なる開口密度を有することを特徴とする。
また、それぞれの前記ノズルは、前記支持部材に配置された基板の配列方向と同一方向に配置され、前記乾燥ガス供給部材は、一の前記ノズルにおける一の領域に属する前記噴射口の開口密度より、当該一の領域よりも前記基板の配列方向に沿って前方の前方領域に属する前記噴射口の開口密度が高いように形成された少なくとも1つの第1のノズルと、
他の前記ノズルにおける一の領域に属する前記噴射口の開口密度より、当該一の領域よりも前記基板の配列方向に沿って後方の後方領域に属する前記噴射口の開口密度が高いように形成された少なくとも1つの第2のノズルと、を含むことを特徴とする。
また、前記第1のノズルに属する噴射口と前記第2のノズルに属する噴射口とは、互いに平行に配置されることを特徴とする。
また、前記乾燥ガス供給部材は、1つの前記第1のノズルと2つの前記第2のノズルとを有し、前記第2のノズルは、前記第1のノズルの両側にそれぞれ配置されることを特徴とする。
また、前記ガス乾燥供給部材は、前記第1のノズル及び前記第2のノズルをそれぞれ2つ有し、前記第1のノズルは、前記乾燥室の略中央部に配置され、前記第2のノズルは、それぞれの前記第1のノズルの外側にそれぞれ配置されることを特徴とする。
また、前記ガス乾燥供給部材は、前記第1のノズル及び前記第2のノズルをそれぞれ複数有し、前記第1のノズルと前記第2のノズルとは、交互に配置されることを特徴とする。
また、前記ガス乾燥供給部材は、前記第1のノズル及び前記第2のノズルをそれぞれ複数有し、前記複数の第1のノズル及び前記複数の第2のノズルは、前記複数の第1のノズルのうち、少なくとも1つの第1のノズルを一組とした第1のノズル群と、前記複数の第2のノズルのうち、少なくとも1つの第2のノズルを一組とした第2のノズル群とに区分され、前記第1のノズル群と前記第2のノズル群とは、交互に配置されることを特徴とする。
また、それぞれの前記乾燥ガス供給配管は、主配管と、前記主配管と連結され、それぞれの前記ノズルと連結される1つまたは複数の分岐管を含み、前記流量調節器は、前記主配管に配置されることを特徴とする。
また、それぞれの前記ノズルは、互いに異なる前記乾燥ガス供給配管に連結されることを特徴とする。
また、前記噴射口は、前記ノズルにおける噴射口が形成される領域に応じて、異なる間隔で形成されることを特徴とする。
また、前記噴射口の口径は、当該噴射口が形成される領域に応じて、異なる大きさで形成されることを特徴する。
また、前記噴射口の開口密度は、前記ノズルの一側領域から他側領域に向かうにしたがって漸次的に増加、または、漸次的に減少されるように形成されることを特徴とする。
また、前記乾燥ガス供給部材は、前記ノズルにおける噴射口が形成される領域において、当該ノズルの略中央部の領域である中央領域に属する前記噴射口の開口密度が、他の領域に属する前記噴射口の開口密度よりも大きいように形成された少なくとも1つの第3のノズルをさらに含むことを特徴とする。
また、それぞれの前記ノズルは、前記基板の配列方向と同一の方向に配置され、前記乾燥ガス供給部材は、前記ノズルにおける噴射口が形成される領域において、当該ノズルの略中央部の領域である中央領域に属する前記噴射口の開口密度よりも、前記中央領域よりも前記基板の配列方向に沿って前方の前方領域及び前記中央領域よりも前記基板の配列方向に沿って後方の後方領域に属する前記噴射口の開口密度が高くなるように形成された少なくとも1つの第4のノズルをさらに含むことを特徴とする。
また、前記乾燥ガス供給部材は、前記基板の両側の領域に噴射される乾燥ガスの量よりも当該基板の中央の領域に噴射される乾燥ガスの量の方が多く供給されるように形成された少なくとも1つの第4のノズルと、前記基板の中央の領域に噴射される乾燥ガスの量よりも当該基板の両側の領域に噴射される乾燥ガスの量の方が多く供給されるように形成された少なくとも1つの第5のノズルと、を含むことを特徴とする。
また、前記乾燥ガス供給部材は、1つの前記第4のノズルと2つの前記第5のノズルとを有し、前記第2のノズルは、前記第1のノズルの両側にそれぞれ配置されることを特徴とする。
以上のように本発明に係る半導体基板乾燥装置よれば、乾燥効率が低い領域に多量の乾燥ガスを供給することができるから、ウェーハ間の乾燥が均一にすることができる。
また、本発明に係る半導体基板乾燥装置、各々のウェーハで乾燥効率が低い領域に多量の乾燥ガスを供給することができる。この結果、各々のウェーハの領域間の乾燥の度合いを均一にすることができる。
以下、添付する図面、図3〜図18を参照して、本発明の実施形態に係る半導体基板乾燥装置について、第1実施形態および第2実施形態に分けて詳細に説明する。
なお、以下に説明する本発明の実施形態は、多様の形態に変形することができ、本発明の範囲が実施形態に限定されると解釈してはならない。また、図面での要素の形態は、本発明の内容を明確にするために、誇張されて示している。
まず、本発明の理解を容易なものとするため、本発明に係る半導体基板乾燥装置について簡単に説明しておく。図3は本発明の半導体基板乾燥装置(以下、「乾燥装置」と称する)1を概略的に示す図面であり、図4は図3の支持部材200の斜視図である。図3を参照すると、乾燥装置1は、乾燥室100、支持部材200、排気部材300、及び乾燥ガス供給部材400を有する。
乾燥室100は外部から密閉され、各種工程が実行される空間を提供するものである。乾燥室100の下部には、ウェーハWを薬液洗浄または洗浄する工程が実行される洗浄室500が配置、乾燥室100と洗浄室500との間には、これらの間を開閉することができる分離板600が配置される。乾燥室100には、乾燥室100内の乾燥ガスを外部に排気する排気部材300が配置される。本発明の一実施形態によれば、図3に示すように、分離板600は、排気部材300としての機能を兼ねることができる。
分離板600内には乾燥室100の内部と通じる排気通路320が形成される。排気通路320は、乾燥ガスが乾燥室100内の上部から下部に略垂直方向に流れることができるように分離板600の全体に均一に配置することができる。一方、排気部材300は排気口が形成されたロッド(図示はしない)形状を有し、乾燥室100内の両側の下部に各々位置することができる。
乾燥室100内にはウェーハWを支持する支持部材200が配置される。図4を参照すると、支持部材200は互いに平行に配列されたロッド形状の支持ロッド220、これの一端を連結する連結板240、及びこれの他端を連結する駆動板260を有する。駆動板260に結合された駆動部材(図示はしない)によって支持部材200は、洗浄室500と乾燥室100との間を移動することができる。各々の支持ロッド220にはウェーハWの端部近傍の領域の一部が挿入されるスロット222が形成される。各々のウェーハWは、パターンが形成された面が側方向を向くように支持する形態で支持部材200に置かれ、複数のウェーハWは一方向に互いに並んで配列される。以下、連結板240が位置される乾燥室100内の領域を「前方の領域」と言い、駆動板260が位置する乾燥室100内の領域を「後方の領域」と称する。
再び、図3を参照する。乾燥ガス供給部材400は、ウェーハWに乾燥ガスを供給するものである。乾燥ガス供給部材400は、複数のノズル420、440と乾燥ガス供給配管460とを有する。
ノズル420、440は乾燥室100内に配置され、乾燥室100の上部を開閉する蓋に設置されることができる。各々のノズル420、440はロッド形状を有し、支持部材200に配置されたウェーハWの配列方向と同一の方向に配置される。各々のノズル420、440は、乾燥ガスが噴射される噴射口(図5の422、442)が形成される。噴射口422、442は、支持部材200に置かれる複数のウェーハのうち、最も前方に置かれるウェーハWの上部から最も後方に置かれるウェーハWの上部まで至るように配置される。
ノズル420、440は、複数の噴射口が形成されている。そして、ノズルに形成される領域によって、それぞれグループ化される。それぞれのグループには1つまたは複数のノズルが形成される。ノズル420、440には乾燥ガス貯蔵部(図示はしない)からノズル420、440に乾燥ガスを供給する乾燥ガス供給配管460が連結される。ノズル420、440には、互いに異なる乾燥ガス供給配管462、464が連結される。各々の乾燥ガス供給配管462、464には、その内部を流れる乾燥ガスの流量を調節する流量調節器482、484が設置される。流量調節器480(482、484)には、流量調節バルブ、または、質量流量器(mass flow controller)を備えることができる。乾燥ガスは、イソプロピルーアルコール(isoproply aocohol、IPA)蒸気を用いることができる。選択的に、乾燥ガスには、窒素ガスまたは非活性ガスを用いることができる。
次に、本発明の実施形態に係る半導体基板乾燥装置について、第1実施形態および第2実施形態に分けて詳細に説明する。
[第1実施形態]
図5〜図16は本発明の第1実施形態に係る半導体基板乾燥装置の説明に供する図である。なお、図5〜図16は、本実施の形態における半導体基板乾燥装置の特徴的要素である乾燥ガス供給部材400の多様な形態を示す図である。第1実施形態で乾燥ガス供給部材400は、ウェーハW間にそれぞれ異なる量の乾燥ガスを供給することができる構造を有する。
一般的に、ノズルから噴射される乾燥ガス量はノズルに形成された噴射口の開口密度によって異なる。開口密度が高ければ、多量の乾燥ガスが噴射され、開口密度が低ければ、少量の乾燥ガスが噴射される。噴射口の開口密度は、ノズルに形成された噴射口の数、噴射口間の間隔、及び噴射口の大きさによって異なる。
本実施形態において、それぞれのノズル420、440は、噴射口が形成される領域によって、それぞれ異なる乾燥ガスの量を噴射できるように形成されている。ここで、ノズル420、440から噴射される乾燥ガスの量は、ノズルが形成される領域によって異なっているが、図5Aに示すように、同一のノズル、例えば、ノズル420における噴射口が形成される領域を2つに区分した場合、前方領域に属する噴射口群(図5Aにおいて、ノズル422aが属している領域((図の右側から3つのノズルが配置されている領域))。)と、前方領域と異なる他の領域(図5Aにおいて、ノズル422bが属する領域(図の左側から8つの噴射口442bが形成されている領域)。)に属する噴射口群の開口密度とは異なるように形成されている。そして、それぞれの領域に属するノズルは、同じ開口密度を有するように形成されている。なお、前記区分する領域は、噴射口の数やその開口密度などによって、適宜、決定することができる。
以下では、ノズル420、440は、噴射口の形成される領域が2つの領域でグループ化された場合を例で挙げて説明する。第1のノズル(以下、「第1ノズル」と称する)420は、一の前記領域よりも前方領域で高い開口密度を有しており、第2のノズル440は、一の前記領域よりも後方領域で高い開口密度を有している。したがって、第1ノズル420は、一の前記領域に配置されたウェーハWよりも前記前方領域に配置されたウェーハWに多量の乾燥ガスを供給することができ、第2のノズル(以下、「第2ノズル」と称する)440は、一の前記領域に配置されたウェーハWよりも後方領域に配置されたウェーハWに多量の乾燥ガスを供給することができる。
図5A〜図5Dは、本発明の実施形態に係る半導体基板装置における第1ノズル420及び第2ノズル440の多様な形態を示したものである。
図5Aに示すように、第1ノズル420の前方領域に属する噴射口422aは、前方領域とは異なる他の領域に属する噴射口422bより大きい直径を有し、第2ノズル440の後方領域に形成された噴射口422aは、第2ノズル440の他の領域に形成された噴射口422bより大きい直径を有している。
また、図5Bに示すように、第1ノズル420aの前方の領域に形成された噴射口422aは、他の領域に形成された噴射口422bに比べて密集して形成(一の領域に形成されている噴射口422aの相互の間隔が、他の領域に形成されている噴射口442bの相互の間隔よりも狭い間隔で形成されている)され、第2ノズル440aの後方領域に形成された噴射口442aは他の領域に形成された噴射口442bに比べて密集して形成されている。
上述のように、本実施形態では、第1ノズル420、第2ノズル440に形成された噴射口422、442の開口密度は、特定の領域にのみ、高くなるように形成されている。しかし、これとは異なり、図5Cに示すように、第1ノズル420b、第2ノズル440bに形成された噴射口422、442の開口密度は、ノズル420b、440bの前方領域から後方領域に行けば行くほど漸次的に増加、または、減少することができる。例えば、図5Cを参照すれば、第1ノズル420bから噴射口422の開孔密度は、後方領域(図において左側)から前方領域(図において右側)に行くに従い、漸次的に増加し、第2ノズル440bで噴射口442の開口密度が前方領域から後方領域に行くに従い、漸次的に増加することができる。これは、噴射口422、442の大きさを相異なるようにする、または、噴射口422、442間の間隔を相異なるようにすることによって具現することができる。
また、上述の形態では、ノズル420、440に噴射口422、442が複数配置された場合を例で挙げて説明した。しかし、これとは異なり、図5Dに示すように、ノズル420c、440cに形成された噴射口424、444は、噴射口が形成される領域によって相異なる幅を有するスリットの形状で形成することができる。例えば、図5Dに示すように、第1ノズル420cに形成された噴射口であるスリットの幅は、一の領域よりも前方領域で広く形成され、第2ノズル440cに形成されたスリットの幅は一の領域よりも後方領域で広く形成されることができる。
図6は、本発明の半導体基板装置における乾燥ガス供給部材400の一実施形態を示す図である。図6を参照すると、乾燥ガス供給部材400は、2つのノズル第1のノズル420及び第2のノズル440、乾燥ガス供給配管460、及び流量調節バルブ480を有する。第1ノズル420と第2ノズル440とが互いに並んで配置され、第1ノズル420には第1流量調節バルブ482が設置された第1供給配管462が連結され、第2ノズル440には第2流量調節バルブ484が設置された第2供給配管464が連結されている。
図7は図6の乾燥ガス供給部材400の使用時、乾燥室100内の領域によって乾燥ガスの供給量が異なる形態を示す。支持部材200に置かれたウェーハW中の前方領域に配置されたウェーハWfが、前記前方領域と異なる他の領域に配置かれたウェーハWrに比べ、乾燥効率が低い場合を例で挙げて説明する。この場合、後方領域に比べて前方領域に多量の乾燥ガスを供給する必要があるので、第2ノズル440よりも第1ノズル420の方が多量の乾燥ガスが供給されるようにする。したがって、第2流量調節バルブ484の開放率に比べて第1流量調節バルブ482の開放率を大きくする。例えば、第1流量調節バルブ482を100%開放し、第2流量調節バルブ484を50%開放するようにする。
図8は、乾燥ガス供給部材400の他の実施形態を示す図面である。図8を参照すると、乾燥ガス供給部材400は、1つのノズル420と2つのノズル440とを有している。第1ノズル420が乾燥室100内でウェーハWの中央部の上部に配置され、第2ノズル440はそれぞれ第1ノズル420を挟むように、第1ノズル420の両側に1つずつ配置されている。第1ノズル420には第1流量調節バルブ482が設置された第1供給配管462が連結され、第2ノズル440には第2流量調節バルブ484が設置された第2供給配管464が連結される。
図9は乾燥ガス供給部材400のまた他の実施形態を示す図面である。図9を参照すると、乾燥ガス供給部材400は、2つの第1ノズル420と2つの第2ノズル440とを有している。第1ノズル420は乾燥室100内の略中央部の領域である中央領域に配置され、第2ノズル440は第1ノズル420を挟むように、それぞれ乾燥室100内の両側領域に1つずつ配置されている。第1ノズル420には、第1供給配管462が連結され、第2ノズル440には第2供給配管464が連結される。第1供給配管462は、第1流量調節バルブ482が設置された主配管462aと、主配管462aから分岐され、それぞれの第1ノズル420と連結される分岐管462bとを有する。第2供給配管464は、第2流量調節バルブ484が設置された主配管464aと、主配管464aから分岐され、それぞれの第2ノズル440と連結される分岐管464bとを有する。
図10は乾燥ガス供給部材400のまた他の実施形態を示す図面である。図10を参照すると、乾燥ガス供給部材400は2つの第1ノズル420と4つの第2ノズル440とを有している。第1ノズル420は乾燥室100内の略中央部の領域である中央領域に配置され、第2ノズル440は第1ノズル420を挟むように、それぞれ乾燥室100内の両側に2つずつ配置されている。第1ノズル420には第1供給配管462が連結され、第2ノズル440には第2供給配管464が連結される。第1供給配管462は、第1流量調節バルブ482が設置された主配管462aと、主配管462aから分岐され、それぞれの第1ノズル420と連結される分岐管462bとを有する。第2供給配管464は、第2流量調節バルブ484が設置された主配管464aと、主配管464aから分岐され、それぞれの第2ノズル440と連結される分岐管464bとを有する。
上述の図8〜図10では第1ノズル420が乾燥室100内の中央部に配置され、第2ノズル440が乾燥室100内の両側部分に配置される場合を例で挙げて説明した。しかし、これとは異なり、第1ノズル420及び第2ノズル440の数や配置される領域は、適宜変更することができる。
図11は乾燥ガス供給部材400のまた他の実施形態を示す図面である。図11を参照すると、乾燥ガス供給部材400は複数の第1ノズル420と複数の第2ノズル440とを有している。第1ノズル420は乾燥室内の全体領域に均一に乾燥ガスが分布するように配置されており、第2ノズル440は第1ノズル420との間にそれぞれ配置されている。即ち、第1ノズル420と第2ノズル440は交互に配置されている。上述の配置は、乾燥室100内の空間が広い場合に有用である。また、上述のように、1つの第1ノズル420と1つの第2ノズル440とを交互に配置するのではなく、前記ガス乾燥供給部材は、前記第1のノズル420及び前記第2のノズル440をそれぞれ複数有し、複数の第1のノズル420及び複数の第2のノズル440は、前記複数の第1のノズル420のうち、少なくとも1つの第1のノズル420を一組とした第1のノズル群と、複数の第2のノズル440のうち、少なくとも1つの第2のノズル440を一組とした第2のノズル群とに区分され、第1のノズル群と第2のノズル群とは、交互に配置されることができる。前記第1のノズル群に属する第1ノズル420の数と、前記第2のノズル群に属する第2ノズル440の数とは、2つであることが望ましい。
そして、第1ノズル420には第1供給配管462が連結され、第2ノズル440には第2供給配管464が連結される。第1供給配管462は、第1流量調節バルブ482が設置された主配管462aと、主配管462aから分岐され、それぞれの第1ノズル420と連結される分岐管462bとを有する。第2供給配管464は、第2流量調節バルブ484が設置された主配管464aと、主配管464aから分岐され、それぞれの第2ノズル440と連結される分岐管464bとを有する。
図9〜図11では同一のノズルには1つの主配管と複数の分岐管を有する1つの供給配管が連結されることを説明した。しかし、これとは異なり、図12に図示されたように、それぞれの第1ノズル420に、第1流量調節バルブ482が設置された第1供給配管462が連結され、それぞれの第2ノズル440に、第2流量調節バルブ484が設置された第2供給配管464が連結されることができる。
上述の実施形態では、ノズル420、440は前方領域または後方領域において、前方領域または後方領域とは異なる他の領域よりも高い開口密度を有する場合を例で挙げて説明した。しかし、これとは異なり、ノズルは前方領域または後方領域で、前記他の領域よりも低い開孔密度を有することができる。
また、上述の実施形態では、第1のノズル420は、前方領域で開口密度が高く、第2のノズル440は後方領域で開口密度が高い場合を例で挙げて説明した。また、図13に示したように、ノズル420dは、中央領域に比べて前方領域及び後方領域で高い開口密度を有し、ノズル440dは前方領域及び後方領域よりも中央領域で高い開口密度を有することができる。このように、様々な開口密度を有する噴射口を、目的に応じてノズルにおけるそれぞれの領域に形成することができ、乾燥室内の形態やウェーハの配列などに応じて適宜変更することができる。
また、上述の実施形態では、ノズル420、440を二つのノズル群に区分されて、配置される場合を例で挙げて説明した。しかし、これに限らず、ノズルは3つ以上のノズル群に区分されることができる。ノズルが3つのノズル群で区分された場合、図14に図示されたように、中央領域で開口密度が高く形成されたノズル450が属する第3のノズルをさらに有することができる。
また、上述の実施形態では、ノズルがウェーハの配列方向と同一の方向に配列され、ノズルに形成される噴射口の開口密度がそれぞれの領域によって異なる場合を例で挙げて説明した。しかし、これとは異なり、ノズルはウェーハの配列方向と垂直方向に配列され、それぞれのノズルは互いに異なる供給配管に連結されることができる。この場合、それぞれのノズルは乾燥室内全体にわたり同一の開口密度を有することができるので、乾燥度合いの均一度を向上させることができる。
第1実施形態の装置は、ウェーハW間に乾燥ガスの量を異なる乾燥ガスの量を供給することができる乾燥ガス供給部材400を有する。この結果、ウェーハ間の乾燥度合いを均一にすることができる。
図15及び図16は第1実施形態の乾燥措置の使用時、その効果を示す図面である。
乾燥室100内の全体領域に同一量のイソプロピルーアルコールを供給する時、図15Aに図示されたように、最も前方に位置するウェーハWの領域中の上部‘A’で、この不純物が固まっている欠陥が時々発生する。この場合、前方領域に供給されるイソプロピルーアルコール量を調節して図15Bに図示されたように上述の欠陥を除去することができる。
また、乾燥室100内の全体領域に同一量のイソプロピルーアルコールを供給する時、図16Aに図示されたように、最も後方に位置するウェーハWの領域中の下部‘B’から図面上側に向かう方向に異物質が残留する形態の不良が時々発生する。この場合、他の領域に比べて後方領域に供給されるイソプロピルーアルコール量を調節して図16Bに図示されたように上述の欠陥を除去することができる。
[第2実施形態]
図17は本発明の第2実施形態による乾燥ガス供給部材400’を示す図面である。第1実施形態とは異なり、第2実施形態における乾燥ガス供給部材400’は、それぞれのウェーハの領域(例えば、ウェーハの中央部の領域またはウェーハの端部近傍の領域)間に異なる乾燥ガスを供給することができる。
図17を参照すると、乾燥ガス供給部材400’は複数のノズル群を有する。本実施形態によれば、乾燥ガス供給部材400’は2つのノズル420’、440’とこれらに乾燥ガスを供給し、流量調節器480’が設置された乾燥ガス供給配管460’を有する。
第1のノズル群には、1つまたは複数のノズル420’が含まれ、第2のノズル群には、複数のノズル440’が含まれる。第1のノズル群に属するノズル420’は、ウェーハWの配列方向にしたがって乾燥室100内の中央部に配置され、第2のノズル群に属するノズル440’は第1のノズル群と平行に乾燥室100内の両側に配置される。したがって、第1のノズル群に属するノズル420’は、ウェーハWの端部近傍の領域よりもウェーハWの中央部の領域に多量の乾燥ガスを供給し、第2のノズル群に属するノズル440’はウェーハWの中央部の領域よりもウェーハWの端部近傍の領域に多量の乾燥ガスを供給する。第1のノズル群に属するノズル420’と第2のノズル群に属するノズル440’は、それぞれ均一の開口密度を有する。選択的に第1のノズル群に属するノズル420’と第2のノズル群に属するノズル440’は、配置される領域によって異なる開口密度を有することができる。
第1のノズル群に属するノズル420’には、第1流量調節バルブ482’が設置された第1供給配管462’が連結され、第2のノズル群に属するノズル440’には第2流量調節バルブ484’が設置された第2供給配管464’が連結される。したがって、第1のノズル群に属するノズル420’と第2のノズル群属するノズル440’に供給される乾燥ガスの量をそれぞれ調節することによって、ぞれぞれのウェーハWの領域間に異なる量の乾燥ガスを供給することができる。
図18は図17の乾燥ガス供給部材400’の使用時、各々のウェーハWの領域によって乾燥ガスの供給が異なる形態を示す。支持部材200の置かれたウェーハWの中央部領域が端部近傍の領域に比べて乾燥があまり行われない場合を例で挙げて説明する。ウェーハWの端部の領域よりも中央領域に多量の乾燥ガスを供給する必要があるので、ノズル440’に供給する乾燥ガスの量よりもノズル420’に供給する乾燥ガスの量を多く供給するようにする。したがって、第2流量調節バルブ484’の開放率に比べて第1流量調節バルブ482’の開放率を大きくする。例えば、第1流量調節バルブ482’を100%開放し、第2流量調節バルブ484’を50%開放することができる。
本発明は、半導体に関する技術分野に有用である。
従来の半導体基板乾燥装置を概略的に示す図面である。 図1の乾燥ガス供給部材の一実施形態を示す図面である。 本発明の半導体基板乾燥装置を概略的に示す図面である。 図3の支持部材の斜視図である。 第1ノズルおよび第2ノズルの一実施形態を示す図面である。 第1ノズルおよび第2ノズルの一実施形態を示す図面である。 第1ノズルおよび第2ノズルの一実施形態を示す図面である。 第1ノズルおよび第2ノズルの一実施形態を示す図面である。 図3の乾燥ガス供給部材の第1実施形態を示す図面である。 図6の乾燥ガス供給部材の使用時、ウェーハ間に供給される乾燥ガスの形態を示す図面である。 図6の乾燥ガス供給部材の一実施形態を示す図面である。 図6の乾燥ガス供給部材の一実施形態を示す図面である。 図6の乾燥ガス供給部材の一実施形態を示す図面である。 図6の乾燥ガス供給部材の一実施形態を示す図面である。 図8の乾燥ガス供給部材の一実施形態を示す図面である。 第1ノズルと第2ノズルの一実施形態を示す図面である。 図3のノズルの他の形態を示す図面である。 一般的な供給部材の使用時、欠陥が発生されたウェーハと本発明の乾燥ガス供給部材を使って除去されたウェーハを示す図面である。 一般的な供給部材の使用時、欠陥が発生されたウェーハと本発明の乾燥ガス供給部材を使って除去されたウェーハを示す図面である。 一般的な供給部材の使用時、欠陥が発生されたウェーハと本発明の乾燥ガス供給部材を使って除去されたウェーハを示す図面である。 一般的な供給部材の使用時、欠陥が発生されたウェーハと本発明の乾燥ガス供給部材を使って除去されたウェーハを示す図面である。 図3の乾燥ガス供給部材の第2実施形態を示す図面である。 図17の乾燥ガス供給部材の使用時、ウェーハ間に供給される乾燥ガスの形態を示す図面である。
符号の説明
100 乾燥室、
200 支持部材、
300 排気部材、
400 乾燥ガス供給部材、
420 第1ノズル、
440 第2ノズル、
460 乾燥ガス供給配管、
480 流量調節バルブ。

Claims (19)

  1. 乾燥工程を実行する空間を提供する乾燥室と、
    前記乾燥室内に配置され、基板を配置する支持部材と、
    前記基板上に乾燥ガスを供給する乾燥ガス供給部材を含み、
    前記乾燥ガス供給部材は、
    乾燥ガスを噴射する少なくとも1つの噴射口をそれぞれ含む複数のノズルと、
    流量調節器が設置された複数の乾燥ガスを供給する乾燥ガス供給配管と、を備え、
    一の前記ノズルと他の前記ノズルとは、互いに異なる前記乾燥ガス供給配管に連結されることを特徴とする半導体基板乾燥装置。
  2. 前記ノズルにおける噴射口が形成される一の領域に属する噴射口の開口密度は同じ開口密度を有し、
    一の前記領域と他の前記領域に属する前記噴射口の開口密度は、互いに異なる開口密度を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体基板乾燥装置。
  3. それぞれの前記ノズルは、前記支持部材に配置された基板の配列方向と同一方向に配置され、
    前記乾燥ガス供給部材は、
    一の前記ノズルにおける一の領域に属する前記噴射口の開口密度より、当該一の領域よりも前記基板の配列方向に沿って前方の前方領域に属する前記噴射口の開口密度が高いように形成された少なくとも1つの第1のノズルと、
    他の前記ノズルにおける一の領域に属する前記噴射口の開口密度より、当該一の領域よりも前記基板の配列方向に沿って後方の後方領域に属する前記噴射口の開口密度が高く形成された少なくとも1つの第2のノズルと、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体基板乾燥装置。
  4. 前記第1のノズルに属する噴射口と前記第2のノズルに属する噴射口とは、互いに平行に配置されることを特徴とする請求項3に記載の半導体基板乾燥装置。
  5. 前記乾燥ガス供給部材は、
    1つの前記第1のノズルと2つの前記第2のノズルとを有し、
    前記第2のノズルは、前記第1のノズルの両側にそれぞれ配置されることを特徴とする請求項3に記載の半導体基板乾燥装置。
  6. 前記ガス乾燥供給部材は、
    前記第1のノズル及び前記第2のノズルをそれぞれ2つ有し、
    前記第1のノズルは、前記乾燥室の略中央部に配置され、
    前記第2のノズルは、それぞれの前記第1のノズルの外側にそれぞれ配置されることを特徴とする請求項3に記載の基板乾燥装置。
  7. 前記ガス乾燥供給部材は、
    前記第1のノズル及び前記第2のノズルをそれぞれ複数有し、
    前記第1のノズルと前記第2のノズルとは、交互に配置されることを特徴とする請求項3に記載の半導体基板乾燥装置。
  8. 前記ガス乾燥供給部材は、前記第1のノズル及び前記第2のノズルをそれぞれ複数有し、
    前記複数の第1のノズルのうち、少なくとも1つの第1のノズルを一組とした第1のノズル群と、
    前記複数の第2のノズルのうち、少なくとも1つの第2のノズルを一組とした第2のノズル群とを有し、
    前記第1のノズル群と前記第2のノズル群とは、交互に配置されることを特徴とする請求項3に記載の半導体基板乾燥装置。
  9. それぞれの前記乾燥ガス供給配管は、
    主配管と、
    前記主配管と連結され、それぞれの前記ノズルと連結される1つまたは複数の分岐管を含み、
    前記流量調節器は、前記主配管に配置されることを特徴とする請求項1に記載の半導体基板乾燥装置。
  10. それぞれの前記ノズルは、互いに異なる前記乾燥ガス供給配管に連結されることを特徴とする請求項1に記載の半導体基板乾燥装置。
  11. 前記噴射口は、前記ノズルにおける当該噴射口が形成される領域に応じて、異なる間隔で形成されることを特徴とする請求項2に記載の半導体基板乾燥装置。
  12. 前記噴射口の口径は、当該噴射口が形成される領域に応じて、異なる大きさで形成されることを特徴とする請求項2に記載の半導体基板乾燥装置。
  13. 前記噴射口の開口密度は、前記ノズルの一側領域から他側領域に向かうにしたがって漸次的に増加、または、漸次的に減少されるように形成されることを特徴とする請求項2に記載の半導体基板乾燥装置。
  14. 前記乾燥ガス供給部材は、
    前記ノズルにおける噴射口が形成される領域において、当該ノズルの略中央部の領域である中央領域に属する前記噴射口の開口密度が、他の領域に属する前記噴射口の開口密度よりも大きいように形成された少なくとも1つの第3のノズルをさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の半導体基板乾燥装置。
  15. それぞれの前記ノズルは、前記基板の配列方向と同一の方向に配置され、
    前記乾燥ガス供給部材は、
    前記ノズルにおける噴射口が形成される領域において、当該ノズルの略中央部の領域である中央領域に属する前記噴射口の開口密度よりも、前記中央領域よりも前記基板の配列方向に沿って前方の前方領域及び前記中央領域よりも前記基板の配列方向に沿って後方の後方領域に属する前記噴射口の開口密度が高くなるように形成された少なくとも1つの第4のノズルをさらに含むことを特徴とする請求項14に記載の半導体基板乾燥装置。
  16. 前記乾燥ガス供給部材は、
    前記基板の両側の領域に噴射される乾燥ガスの量よりも当該基板の中央の領域に噴射される乾燥ガスの量の方が多く供給されるように形成された少なくとも1つの第4のノズルと、
    前記基板の中央の領域に噴射される乾燥ガスの量よりも当該基板の両側の領域に噴射される乾燥ガスの量の方が多く供給されるように形成された少なくとも1つの第5のノズルと、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体基板乾燥装置。
  17. 前記乾燥ガス供給部材は、
    1つの前記第4のノズルと2つの前記第5のノズルとを有し、
    前記第2のノズルは、前記第1のノズルの両側にそれぞれ配置されることを特徴とする請求項16に記載の半導体基板乾燥装置。
  18. 前記乾燥ガスは、イソプロピルーアルコールを含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体基板乾燥装置。
  19. 前記乾燥ガスは、窒素ガスまたは非活性ガスを含むことを特徴とする請求項1に記載の半導体基板乾燥装置。
JP2006194458A 2005-07-20 2006-07-14 半導体基板乾燥装置 Pending JP2007027750A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020050065931A KR100697288B1 (ko) 2005-07-20 2005-07-20 반도체 기판 건조 장치

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007027750A true JP2007027750A (ja) 2007-02-01

Family

ID=37677747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006194458A Pending JP2007027750A (ja) 2005-07-20 2006-07-14 半導体基板乾燥装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20070017117A1 (ja)
JP (1) JP2007027750A (ja)
KR (1) KR100697288B1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20180035837A1 (en) * 2016-08-08 2018-02-08 Car-O-Liner Company Work area illuminating curtain
CN111755364B (zh) * 2020-08-13 2023-04-07 抚州华成半导体科技有限公司 一种半导体二极管生产设备
JP2022138907A (ja) * 2021-03-11 2022-09-26 キオクシア株式会社 基板洗浄装置および基板洗浄方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3171807B2 (ja) * 1997-01-24 2001-06-04 東京エレクトロン株式会社 洗浄装置及び洗浄方法
JP3897404B2 (ja) 1997-07-22 2007-03-22 オメガセミコン電子株式会社 ベーパ乾燥装置及び乾燥方法
JPH1187301A (ja) * 1997-09-10 1999-03-30 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置
KR100360402B1 (ko) * 2000-03-22 2002-11-13 삼성전자 주식회사 회전성 분사노즐을 구비하는 웨이퍼 건조 장치 및 이를이용한 웨이퍼 건조 방법
KR100493849B1 (ko) * 2002-09-30 2005-06-08 삼성전자주식회사 웨이퍼 건조 장치
US6954993B1 (en) * 2002-09-30 2005-10-18 Lam Research Corporation Concentric proximity processing head
JP2004311206A (ja) 2003-04-07 2004-11-04 Seiko Epson Corp 乾燥装置及び方法、el表示デバイスの製造装置及び製造方法、el表示デバイス並びに電子機器
KR100626363B1 (ko) * 2003-06-19 2006-09-20 삼성전자주식회사 기판 건조 장치

Also Published As

Publication number Publication date
KR100697288B1 (ko) 2007-03-20
KR20070010931A (ko) 2007-01-24
US20070017117A1 (en) 2007-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11710651B2 (en) Container for storing wafer
KR100725108B1 (ko) 가스 공급 장치 및 이를 갖는 기판 가공 장치
JP2013161924A (ja) 基板収容容器のパージ装置及びパージ方法
JP2007208247A (ja) 基板を洗浄するための装置およびシステム
CN102839360A (zh) 批量式处理装置
JP3560962B1 (ja) 基板処理法及び基板処理装置
JP2020088208A (ja) 基板処理装置および基板処理方法
JP2007027750A (ja) 半導体基板乾燥装置
KR102113275B1 (ko) 버퍼 챔버용 웨이퍼 퍼지 장치
US20080271762A1 (en) Etching gas control system
KR101275261B1 (ko) 세정 및 배기 장치
KR101933080B1 (ko) 기판 처리 장치, 공정 유체 처리기 및 오존 분해 방법
JP2020510307A (ja) 流動性cvdのためのディフューザー設計
KR20200009397A (ko) 기판 처리 장치 및 방법
KR102232495B1 (ko) 기판 건조 챔버
TW202111151A (zh) 基板處理設備
TWI837653B (zh) 製造半導體裝置的方法及應用於其的製程腔室與導流板
JP2007019238A (ja) 基板処理装置
US20230022814A1 (en) Substrate processing method and substrate processing apparatus
US20230257875A1 (en) Deflector for chamber cleaning
KR102020230B1 (ko) 기판 처리 장치, 공정 유체 처리기 및 오존 분해 방법
US20220297167A1 (en) Apparatus for treating substrate
US20230311153A1 (en) Substrate processing apparatus
KR20150076812A (ko) 기판처리장치
KR100828279B1 (ko) 판형 순수공급판을 갖춘 린스 베스