JP2007026002A - 印刷制御装置、コンピュータの制御方法およびプログラム - Google Patents

Abstract

【課題】 ユーザがファイルをアップロードする際に、ファイルを格納するディレクトリに対応するプリント設定を分かりやすく伝える。また、ユーザがディレクトリのプリント設定を自由かつ簡単に設定できるようにする。
【解決手段】 印刷条件の設定値に係るパス名とともに、当該パス名で特定される格納先へ、印刷対象となるファイルを格納する指示とを受信する受信部２０と、前記受信した指示に係るファイルの印刷条件を、前記指示されたパス名によって特定する印刷条件特定部２８と、前記特定した印刷条件で、前記ファイルを印刷処理する印刷処理部３０と、を含む印刷制御装置。
【選択図】 図２

Description

本発明は、ディレクトリに格納された印刷の対象となるファイルを検出して、プリント出力する印刷制御装置、コンピュータの制御方法およびプログラムに関する。

クライアントとネットワークを介して接続されたプリンタにおいて、クライアントから転送されたファイルを格納するディレクトリを定期的に監視して、印刷対象となるファイルを検出し、それを印刷するものがあった。例えば、従来では、特許文献１にあるように、ディレクトリごとにプリント設定を対応付けておいて、印刷の対象となるファイルに対して、そのファイルが格納されていたディレクトリに対応したプリント設定で印刷する技術がある。
特開２００１−１３４３９８号公報

しかしながら、上記の従来技術では、ユーザがファイルをアップロードする際に、ディレクトリ名と設定内容とに関係がないため、ユーザは、どのディレクトリに印刷対象のファイルを格納すれば、希望するプリント設定で印刷できるのか分かりにくいという問題があった。さらに、あらかじめディレクトリに指定されたプリント設定以外の設定でユーザがプリントする事が出来なかった。

本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的の一つは、ユーザがファイルをアップロードする際に、各ディレクトリに対応するプリント設定を分かりやすく伝えることができる印刷制御装置、コンピュータの制御方法及びプログラムを提供することにある。またもう一つの目的は、ユーザがディレクトリのプリント設定を自由にかつ簡単に指定し、好みのプリントを行う事ができる印刷制御装置、コンピュータの制御方法及びプログラムを提供することにある。

上記課題を解決するために、本発明に係る印刷制御装置は、印刷条件の設定値に係るパス名とともに、当該パス名で特定される格納先へ、印刷対象となるファイルを格納する指示とを受信する手段と、前記受信した指示に係るファイルの印刷条件を、前記指示されたパス名によって特定する印刷条件特定手段と、前記特定した印刷条件で、前記ファイルを印刷処理する手段と、を含むことを特徴とする。

また、本発明に係るコンピュータ（例えばパーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ、プリンタ、複合機等である。以下、同様。）の制御方法は、印刷条件の設定値に係るパス名とともに、当該パス名で特定される格納先へ、印刷対象となるファイルを格納する指示とを受信するステップと、前記受信した指示に係るファイルの印刷条件を、前記指示されたパス名によって特定する印刷条件特定ステップと、前記特定した印刷条件で、前記ファイルを印刷処理するステップと、を含むことを特徴とする。

また、本発明に係るコンピュータのプログラムは、印刷条件の設定値に係るパス名とともに、当該パス名で特定される格納先へ、印刷対象となるファイルを格納する指示とを受信する手段、前記受信した指示に係るファイルの印刷条件を、前記指示されたパス名によって特定する印刷条件特定手段、及び、前記特定した印刷条件で、前記ファイルを印刷処理する手段、としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。プログラムは、ＣＤ−ＲＯＭ（Compact Disk - Read Only Memory）、ＤＶＤ−ＲＯＭ（Digital Versatile Disk -
Read Only Memory）、メモリーカードその他のあらゆるコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体に格納することとしてもよい。

本発明では、印刷制御装置は、クライアントから印刷条件の設定値に係るパス名と、当該パス名で特定される格納先へ、印刷対象となるファイルを格納する指示とを受信する。クライアントと印刷制御装置との間の通信プロトコルとしては、例えばＦＴＰ（File Transfer Protocol）が用いられ、印刷対象となるファイルが転送される。そして、印刷制御装置は、受信したファイルの印刷条件を、そのファイルが格納されたディレクトリのパス名から特定する。印刷制御装置は、受信したファイルを、特定した印刷条件で印刷処理する。本発明によれば、ユーザは格納先のパス名によって、その格納先に対応する印刷条件が分かるため、ユーザが印刷対象となるファイルをアップロードする際に、どの格納先にファイルを格納すればよいか分かりやすく伝えることができる。

本発明の一態様では、印刷制御装置において、前記格納先は、階層ごとに印刷条件の設定値を指定する階層的構造を持ち、前記印刷条件特定手段は、前記指示されたパス名で特定される格納先の各階層で指定される設定値により印刷条件を特定する、ことを特徴とする。こうすれば、印刷制御装置は、下位のディレクトリは上位のディレクトリで指定された印刷条件を引き継ぐことができ、ユーザは格納先のパス名によって、その格納先に対応する印刷条件が分かるため、ユーザが印刷対象となるファイルをアップロードする際に、どの格納先にファイルを格納すればよいか分かりやすく伝えることができる。

以下、本発明の好適な実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。

図１は、本発明の実施形態に係る印刷制御装置であるプリントコントローラを含むプリントシステムのシステム構成図である。同図に示されるように、本実施形態に係るプリントシステムは、プリントコントローラ１０、プリンタ１２及びクライアント１４Ａ，Ｂ，Ｃを含んで構成される。プリントコントローラ１０とプリンタ１２とは、双方向インターフェース１６で接続され、プリントコントローラ１０とクライアント１４Ａ，Ｂ，Ｃとは、ネットワーク１８を介して接続される。なお、双方向インターフェース１６は、ＵＳＢ（Universal Serial Bus）接続等を含むシリアルインタフェースやＳＣＳＩ（Small Computer System Interface）であってよく、ネットワーク１８は、インターネットでも、ＬＡＮ（Local Area Network）であってもよい。

プリントコントローラ１０は、本発明の実施形態に係る印刷制御装置を適用した装置である。プリントコントローラ１０は、ネットワーク１８上において、プリントサーバとして機能する。また、本実施形態では、プリントコントローラ１０は、ＦＴＰサーバとしても機能する。プリントコントローラ１０は、クライアント１４からＦＴＰディレクトリにアップロードされたファイルの中から、印刷可能なファイルを検出する。そして、プリントコントローラ１０は、検出したファイルとその印刷条件に基づいて、ＰＳデータ又はＲＩＰデータ等からなるプリントジョブを作成し、そのプリントジョブをプリンタ１２に送信して印刷出力する。

プリンタ１２は、一般的なプリンタであって構わない。プリンタ１２はプリントコントローラ１０と接続され、プリントコントローラ１０の制御を受ける。プリンタ１２は、プリントコントローラ１０から送信されるプリントジョブに基づいて、印刷出力を行う。

クライアント１４は、一般的なパーソナルコンピュータであって構わない。クライアント１４は、ネットワーク１８を介してプリントコントローラ１０とデータの送受信が可能であり、ユーザはクライアント１４を介して、プリントコントローラ１０にファイルのアップロードを行ったり、プリント指示を出したりすることができる。

図２は、プリントコントローラ１０の機能ブロック図である。同図に示されるように、プリントコントローラ１０は、機能的には、受信部２０、制御部２２、ファイル格納部２４、印刷ファイル検出部２６、印刷条件特定部２８及び印刷処理部３０を含む。

受信部２０は、クライアント１４から印刷条件の設定値に係るパス名とともに、当該パス名で特定される格納先へ、印刷対象となるファイルを格納する指示とを受信するものであり、プリントコントローラ１０のネットワークインターフェースを含み構成される。本実施形態では、受信部２０は、クライアント１４からネットワーク１８を介して、ＦＴＰを用いて、ユーザが指定するパス名で特定される格納先へ、印刷対象となるファイルを格納する指示を受信するものである。本実施の形態では、ファイルの格納先のパス名は、プリンタ１２における印刷条件の設定項目とその設定値とを予め定められた規則で連結したものである。この詳細については後述する。

制御部２２は、プリントコントローラ１０の各部や各処理を制御するものである。本実施形態では、制御部２２は、アップロードディレクトリの下に新たなディレクトリを作成したり、作成したディレクトリにファイルを格納したりするほか、印刷可能なファイルの検出やファイルの印刷条件の特定等の処理の流れを制御する。

ファイル格納部２４は、クライアント１４から受信したファイルを格納するものである。ファイル格納部２４は、アップロードディレクトリを含んで構成され、本実施形態では、ファイル転送プロトコルにＦＴＰを用いるため、ファイル格納部２４は、アップロードディレクトリとしてＦＴＰディレクトリを含んで構成されるものとする。図３には、ＦＴＰディレクトリのディレクトリ構成図を示す。図３に示すように、本実施形態に係るファイル格納部２４は、階層構造を持ち、同図に示す最上位のディレクトリａは、ＦＴＰディレクトリのルートディレクトリ（／）である。本実施形態では、図３に示されたディレクトリａ〜ｆに、ファイルａ．ｘｄｗ〜ｆ．ｘｄｗをそれぞれ格納することとする。図４には、ディレクトリとそのディレクトリパス及びアップロードファイルの対応関係を示す。ここで、図４に示すディレクトリのパスは、印刷条件の設定項目とその設定値とを連結して生成したものである。

図５には、印刷条件の設定項目とその設定値との対応表を示す。同図に示されるように、本実施形態では、印刷条件の設定項目として、印刷面、部数、用紙サイズ、Ｎｕｐ及びステープルの各項目について設定する場合を例示する。印刷面では、片面か両面か、両面の場合には左右開きか上下開きかを指定し、部数では、１つのプリントジョブを何部印刷するかを指定し、用紙サイズでは、印刷媒体のサイズを指定する。また、ＮＵｐでは、用紙１枚に何（Ｎ）ページ分を印刷するかを指定し、ステープルでは、ステープルするかしないか、またする場合にはステープルの位置（左か上か）を指定する。

また、図５に示されるように、印刷条件の各設定項目名は、文字列によって表され、ディレクトリパスにおいてはこの文字列による設定項目記号が用いられる。そして、設定項目記号とその設定値とは、等号「＝」によって結合される。また、複数の設定項目が存在するような場合には、図４に記載のディレクトリｃのように、一つの設定項目とその値の後に続けてアンパサンド「＆」で他の設定項目とその値を結合する。もしくは、図４に記載のディレクトリｄのように、設定項目を指定したディレクトリの下位にさらに設定項目を指定したディレクトリを階層的に作成する。この場合、下位のディレクトリは、その上位のディレクトリで指定された印刷条件を引き継ぐ。

そして、上記のディレクトリａ〜ｆには、そのディレクトリパスが示す印刷条件が対応付けられる。具体的に、各ディレクトリに定められた印刷条件を図６に示す。ここで、ＦＴＰディレクトリのルートディレクトリ「／」には、デフォルトの印刷条件が対応づけられる。本実施形態では、デフォルトの印刷条件は、印刷面を片面、部数を１、用紙サイズをＡ４、Ｎｕｐをなし、ステープルをしないこととする。そして、例えばディレクトリパスが「／Ｓｄ＝Ｖ／」のディレクトリに対応付けられた印刷条件は、該ディレクトリのＳｄ（印刷面）がＶ（両面（上下開き））であるので、上記のデフォルト設定に対し、印刷面の設定を両面（上下開き）に変更したものとなる。

また、ＦＴＰディレクトリ内にユーザが所望の印刷条件のディレクトリがない場合には、ユーザ自らＦＴＰクライアントソフトを利用して、設定項目とその設定値とを連結した名前のディレクトリを作成することもできる。

印刷ファイル検出部２６は、ＦＴＰディレクトリから印刷の対象となるファイルを検出するものである。本実施形態では、印刷ファイル検出部２６は、印刷の対象となるファイルか否かについて、そのファイルの拡張子に基づいて判断し、検出することとする。例えば、ファイルの拡張子「ｘｄｗ」、「ｐｄｆ」、「ｔｘｔ」に関して印刷を行うという設定にしておけば、その条件に該当するファイルを印刷対象ファイルとして検出することができる。また、ＦＴＰディレクトリから印刷の対象となるファイルの検出処理を定期的に行うこととすれば、処理を時系列に分散することができるので負荷の平準化を図ることもできる。

印刷条件特定部２８は、印刷ファイル検出部２６により検出したファイルが格納されていたディレクトリのディレクトリパスを解析して、検出したファイルの印刷条件を取得するものである。印刷条件特定部２８は、まず検出したファイルが格納されていたディレクトリのディレクトリパスを取得する。この際に、ディレクトリパスが絶対パスで表されており、ＦＴＰディレクトリのルートディレクトリから始まっていない場合には、ＦＴＰディレクトリのルートディレクトリ以下の部分のみを抽出するようにする。そして、ディレクトリパスに対して、「＆」及び「／」を区切り文字として、各設定項目とその値とを組とした要素に分ける。そして、各設定項目の値は「＝」の後に記述された設定値として順次取得し、各設定値に対応する印刷条件は図５に示される内容を記載した定義ファイルを参照することで、上記取得したディレクトリパスから印刷条件を取得することができる。

また、本実施形態では、印刷条件特定部２８において、上位のディレクトリと下位のディレクトリにおいて同じ印刷条件に関して、設定値が異なるような場合には、下位で設定された値を優先することとする。ただし、それに限られず、上位の設定値を優先することとしてもよいし、矛盾する設定がある場合にはエラーとなるようにしてもよい。

印刷処理部３０は、印刷条件特定部２８で取得した印刷条件に基づいて、印刷ファイル検出部２６で検出したファイルのプリントジョブを作成するものである。印刷処理部３０で生成されたプリントジョブは、プリンタ１２に送信されプリントアウトされる。

以下、本発明の実施の形態に係る印刷制御装置の動作の詳細について説明する。

図７は、プリントコントローラ１０がＦＴＰディレクトリに格納されたファイルの印刷条件を取得する処理のフロー図である。同図に示されるように、プリントコントローラ１０は、ＦＴＰディレクトリのルートディレクトリ以下のディレクトリの中から、印刷の対象となるファイルを検出する（Ｓ１０１）。印刷の対象か否かは、ファイルの拡張子で判断を行う。以下では、具体的に、ファイルの拡張子「ｘｄｗ」を印刷対象とし、プリントコントローラ１０は、図３で示すディレクトリｆからファイルｆ．ｘｄｗを検出したとする。プリントコントローラ１０は、検出したファイル（ｆ．ｘｄｗ）が格納されていたディレクトリｆのパスを取得する（Ｓ１０２）。ここで、ディレクトリｆのパスは、「／Ｓｚ＝Ｂ４＆Ｓｄ＝Ｖ＆Ｎｐ＝４／Ｓｚ＝Ａ３／」である。次に、取得したディレクトリパス「／Ｓｚ＝Ｂ４＆Ｓｄ＝Ｖ＆Ｎｐ＝４／Ｓｚ＝Ａ３／」を所定の規則に基づいて解析する（Ｓ１０３）。具体的には、ＦＴＰディレクトリのルートディレクトリから始まっていない場合には、ＦＴＰディレクトリのルートディレクトリ以下の部分のみを抽出し、また、取得したディレクトリパスに対して、「／」と「＆」を区切り文字として各要素に分ける。つまり、上記の例では、Ｓｚ＝Ｂ４、Ｓｄ＝Ｖ、Ｎｐ＝４、Ｓｚ＝Ａ３に分けられる。そして更に、図５に示す内容を記載した印刷条件の定義ファイルを参照して、各要素の「＝」の前の設定項目記号が対応する設定項目と、その設定値の意味する内容から、ファイルの印刷条件を取得する（Ｓ１０４）。そして、取得した印刷条件に基づいて、印刷対象のファイルのプリントジョブを作成し（Ｓ１０５）、終了する。上記の処理は、定期的に行うこととしてもよく、そうすれば、ユーザが印刷指示を出さなくとも、ユーザがファイルをアップロードしておけば、ファイルがその格納されたディレクトリに対応付けられた印刷条件で自動的に印刷出力されることとなる。

次に、本実施形態に係る印刷条件及び印刷処理の変形例について以下に説明する。

本実施形態の変形例では、プリントコントローラ１０がＦＴＰディレクトリ以下にある印刷可能ファイルを連結し、まとめて１つのプリントジョブとして、プリント出力する。具体的には、プリントコントローラ１０は、ＦＴＰディレクトリのルートディレクトリ以下のディレクトリから印刷可能なファイルを検出し、それらのファイルの印刷条件においてジョブ連結をする旨の設定がされている場合には、それらのファイルを連結して１つのプリントジョブとする。

また、本実施形態の変形例においては、印刷条件の設定項目は、図５で示された設定項目に加えて、図８で示される設定項目を含む。図８に示されるように、新たな設定項目としては、ファイル連結、連結順、連結部数及び連結ステープルが用意される。ファイル連結（Ｊｏｉｎ）では、ジョブ連結の有無を設定し、連結順（ＪＮｏ）では、プリントジョブにおける各ファイルの連結する順番を指定する。また、連結部数（ＪＣｔ）では、連結したプリントジョブでいくつの部数を印刷するかを指定し、連結ステープル（ＪＳｐ）では、連結するファイル同士をステープルするかしないか、またする場合にはその位置（左か上か）を指定する。

図９には、本実施形態の変形例のプリントコントローラ１０のＦＴＰディレクトリのディレクトリ構成図を示す。本実施形態では、同図に示すディレクトリＡ〜ＥにファイルＡ．ｘｄｗ〜Ｅ．ｘｄｗ（以下ファイルＡ〜Ｅ）をアップロードするものとする。また、図１０には、ディレクトリとそのディレクトリパス、アップロードファイル及びファイルのページ数の対応表を示す。そして、以上の印刷条件により、ファイルＡ〜Ｅは以下のような印刷条件により出力される。まずファイルＡ〜Ｅに共通して、「Ｊｏｉｎ＝ＯＮ＆ＪＣｔ＝２」の設定があるため、これらのファイルは連結され（Ｊｏｉｎ＝ＯＮ）、連結されたプリントジョブで２部印刷される（ＪＣｔ＝２）。そして、連結順（ＪＮｏ）は、ファイルＡからＥの順となり、ファイルＢはＢ単独でステープルされ（Ｓｐ＝Ｈ）、ファイルＣは２部連続し（Ｃｔ＝２）、ファイルＤとＥは連結でステープルされ（ＪＳｐ＝Ｈ）、さらにファイルＥはＮアップが２で出力される。以上の印刷条件による出力結果を、図１１に示す。

また、本実施形態の変形例において、ユーザがジョブ連結のために複数のファイルをアップロードしている間に、プリントコントローラ１０が途中で印刷可能ファイルの検出を行ってしまい、アップロードの途中でプリントジョブの作成を開始してしまうことがある。そのため、ディレクトリ名に特定のキーワードを含めている場合には、そのディレクトリの下位にあるファイルについては、プリントジョブの処理を行わないこととしてもよい。

以上説明した本発明の実施形態に係るプリントコントローラ１０によれば、ファイルの格納先のパス名によって、そのファイルの印刷条件の設定値が分かるため、ユーザがファイルをアップロードする際に、ファイルを格納するディレクトリに対応する印刷設定を分かりやすく伝えることができる。また、ユーザがディレクトリの印刷設定を自由かつ簡単に指定することも可能とする。

なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。

例えば、上記実施形態では、ＦＴＰを用いてクライアント１４からファイル転送を行っているが、ファイル転送の方式はＦＴＰに限られるものではない。例えば、ＳＭＢ、ＷｅｂＤＡＶ、ＮＦＳなどその他のネットワーク共有方式を用いることとしてもよい。

また、ＦＴＰディレクトリは、プリントコントローラ１０上になくともよく、プリントコントローラ１０が共有できるネットワーク１８に接続されたサーバ上に存在することとしてもよい。

本発明の実施形態に係る印刷制御装置であるプリントコントローラを含むプリントシステムのシステム構成図である。 プリントコントローラ１０の機能ブロック図である。 ＦＴＰディレクトリのディレクトリ構成図である。 ディレクトリとそのディレクトリパス及びアップロードファイルの対応関係を示した図である。 印刷条件の設定項目とその設定値との対応表を示す図である。 ディレクトリａ〜ｆの印刷条件を示す図である。 プリントコントローラ１０がＦＴＰディレクトリに格納されたファイルの印刷条件を取得する処理のフロー図である。 印刷条件の設定項目とその設定値との対応表を示す図である。 本実施形態の変形例のプリントコントローラ１０のＦＴＰディレクトリのディレクトリ構成図である。 ディレクトリとそのディレクトリパス、アップロードファイル及びファイルのページ数の対応表を示す図である。 本実施形態の変形例に係る印刷条件によるファイルの出力結果を示す図である。

符号の説明

１０ プリントコントローラ、１２ プリンタ、１４Ａ，Ｂ，Ｃ クライアント、１６ 双方向インターフェース、１８ ネットワーク、２０ 受信部、２２ 制御部、２４ ファイル格納部、２６ 印刷ファイル検出部、２８ 印刷条件特定部、３０ 印刷処理部、ａ，ｂ，ｃ，ｄ，ｅ，ｆ ディレクトリ、Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅ ディレクトリ。

Claims (4)

1. 印刷条件の設定値に係るパス名とともに、当該パス名で特定される格納先へ、印刷対象となるファイルを格納する指示とを受信する手段と、
   前記受信した指示に係るファイルの印刷条件を、前記指示されたパス名によって特定する印刷条件特定手段と、
   前記特定した印刷条件で、前記ファイルを印刷処理する手段と、を含む
   ことを特徴とする印刷制御装置。
2. 請求項１に記載された印刷制御装置において、
   前記格納先は、階層ごとに印刷条件の設定値を指定する階層的構造を持ち、
   前記印刷条件特定手段は、前記指示されたパス名で特定される格納先の各階層で指定される設定値により印刷条件を特定する、
   ことを特徴とする印刷制御装置。
3. 印刷条件の設定値に係るパス名とともに、当該パス名で特定される格納先へ、印刷対象となるファイルを格納する指示とを受信するステップと、
   前記受信した指示に係るファイルの印刷条件を、前記指示されたパス名によって特定する印刷条件特定ステップと、
   前記特定した印刷条件で、前記ファイルを印刷処理するステップと、を含む
   ことを特徴とするコンピュータの制御方法。
4. 印刷条件の設定値に係るパス名とともに、当該パス名で特定される格納先へ、印刷対象となるファイルを格納する指示とを受信する手段、
   前記受信した指示に係るファイルの印刷条件を、前記指示されたパス名によって特定する印刷条件特定手段、及び、
   前記特定した印刷条件で、前記ファイルを印刷処理する手段、
   としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
   

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