JP2007025488A - 処理システム、プロジェクタ、プログラム、情報記憶媒体および設定情報更新方法 - Google Patents

処理システム、プロジェクタ、プログラム、情報記憶媒体および設定情報更新方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 外部記憶装置に記憶された情報を読み出すための構成を追加することなく、操作情報とキーコードとの対応付けを変更することが可能な処理システム等を提供すること。
【解決手段】 処理システム100が、少なくとも画像処理を行うメインシステム120と、少なくとも外部インターフェース機能を有するサブシステム110と、メインシステム110が動作中に更新可能な可変情報144を記憶する共有記憶部140と、共有記憶部140へのアクセスを制御する制御部130とを有し、サブシステム110は、メインシステム120が可変情報144を更新した場合、メインシステム120が停止中に可変情報144を読み出す。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プロジェクタ用の処理システム、プロジェクタ、プログラム、情報記憶媒体および設定情報更新方法に関する。
製造コストを抑制するため、外部インターフェース機能等を有する汎用的なサブシステムがプロジェクタに用いられている。
このような場合であっても、プロジェクタは、ユーザーによる設定に応じた機能設定、新たな接続機器に対応するための機能変更等をサブシステムに対して行う必要がある。
例えば、特許文献1では、新たなオペレーティングシステムを利用できるようにするため、プロジェクタが、外部のPCカードに記憶されたプログラムに基づいてプロジェクタ内部のオペレーティングシステムを更新することが記載されている。
また、このような機能変更を行う場合、例えば、プロジェクタとPCを制御するリモートコントローラの機能を変更することが考えられる。
例えば、特許文献2では、プロジェクタとPCを制御するリモートコントローラの機能を変更することが記載されている。
特開2002−31844号公報 特開2002−64883号公報
このように、機能変更等を行う場合、外部記憶装置に記憶された情報に基づいてプロジェクタ内部の情報を更新する手法が考えられるが、上記汎用的なサブシステムの機能強化等を行う場合、新たに外部記憶装置に記憶された情報を読み出すための構成をサブシステムに設ける必要があり、製造コストを抑制する目的に反する。
また、特許文献2においても、リモートコントローラの機能情報は、リモートコントローラの記憶部またはPCの記憶部に記憶することが記載されており、プロジェクタ内部の記憶部に記憶する構成とはなっていない。
本発明の目的は、外部記憶装置に記憶された情報を読み出すための構成を追加することなく、操作情報とキーコードとの対応付けを変更することが可能な処理システム、プロジェクタ、プログラム、情報記憶媒体および設定情報更新方法を提供することにある。
本発明に係る処理システムは、少なくとも画像処理を行うメインシステムと、
少なくとも外部インターフェース機能を有するサブシステムと、
前記メインシステムが動作中に更新可能な可変情報を記憶する共有記憶部と、
当該共有記憶部へのアクセスを制御する制御部と、
を有し、外部機器と有線または無線の伝送路を介して接続可能なプロジェクタ用の処理システムであって、
前記可変情報は、プロジェクタに対する操作情報と前記外部機器のキーコードとの対応付けを示す対応付け情報を含み、
前記制御部は、前記メインシステムが動作中は前記サブシステムから前記共有記憶部へのアクセスを禁止し、前記メインシステムが停止中は前記サブシステムから前記共有記憶部へのアクセスを許可し、
前記サブシステムは、前記メインシステムが停止中に前記可変情報を読み出して前記サブシステムの有する記憶部に記憶することを特徴とする。
また、本発明に係るプロジェクタは、上記処理システムを有することを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、プロジェクタの有するコンピュータを、
少なくとも画像処理を行うメインシステムと、
少なくとも外部インターフェース機能を有するサブシステムと、
前記メインシステムが動作中に更新可能な可変情報を記憶する共有記憶部と、
当該共有記憶部へのアクセスを制御する制御部として機能させるためのプログラムであって、
前記プロジェクタは、外部機器と有線または無線の伝送路を介して接続可能であって、
前記可変情報は、プロジェクタに対する操作情報と前記外部機器のキーコードとの対応付けを示す対応付け情報を含み、
前記制御部は、前記メインシステムが動作中は前記サブシステムから前記共有記憶部へのアクセスを禁止し、前記メインシステムが停止中は前記サブシステムから前記共有記憶部へのアクセスを許可し、
前記サブシステムは、前記メインシステムが停止中に前記可変情報を読み出して前記サブシステムの有する記憶部に記憶することを特徴とする。
また、本発明に係る情報記憶媒体は、上記プログラムを記憶したことを特徴とする。
また、本発明に係る設定情報更新方法は、少なくとも画像処理を行うメインシステムと、
少なくとも外部インターフェース機能を有するサブシステムと、
前記メインシステムが動作中に更新可能な可変情報を記憶する共有記憶部とを有するコンピュータを用いたプロジェクタ用の設定情報更新方法であって、
前記プロジェクタは、外部機器と有線または無線の伝送路を介して接続可能であって、
前記可変情報は、プロジェクタに対する操作情報と前記外部機器のキーコードとの対応付けを示す対応付け情報を含み、
前記メインシステムは、前記可変情報を更新し、
前記メインシステムは、動作を停止し、
前記サブシステムは、前記可変情報を読み出し、
前記サブシステムは、読み出した可変情報に基づいて動作することを特徴とする。
本発明によれば、サブシステムは、更新された可変情報に基づいて動作することができる。これにより、処理システム等は、外部記憶装置に記憶された情報を読み出すための構成を追加することなく、操作情報とキーコードとの対応付けを変更することができる。
また、本発明に係る処理システムは、少なくとも画像処理を行うメインシステムと、
少なくとも外部インターフェース機能を有するサブシステムと、
前記メインシステムが動作中に更新可能な可変情報を記憶する共有記憶部と、
当該共有記憶部へのアクセスを制御する制御部と、
を有し、外部機器と有線または無線の伝送路を介して接続可能なプロジェクタ用の処理システムであって、
前記可変情報は、プロジェクタに対する操作情報と前記外部機器のキーコードとの対応付けを示す対応付け情報を含み、
前記制御部は、前記メインシステムが動作中は前記サブシステムから前記共有記憶部へのアクセスを禁止し、前記メインシステムが停止中は前記サブシステムから前記共有記憶部へのアクセスを許可し、
前記メインシステムは、前記可変情報を更新した場合、当該更新内容を示す通知情報を前記サブシステムに出力することを特徴とする。
また、本発明に係るプロジェクタは、上記処理システムを有することを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、プロジェクタの有するコンピュータを、
少なくとも画像処理を行うメインシステムと、
少なくとも外部インターフェース機能を有するサブシステムと、
前記メインシステムが動作中に更新可能な可変情報を記憶する共有記憶部と、
当該共有記憶部へのアクセスを制御する制御部として機能させるためのプログラムであって、
前記プロジェクタは、外部機器と有線または無線の伝送路を介して接続可能であって、
前記可変情報は、プロジェクタに対する操作情報と前記外部機器のキーコードとの対応付けを示す対応付け情報を含み、
前記制御部は、前記メインシステムが動作中は前記サブシステムから前記共有記憶部へのアクセスを禁止し、前記メインシステムが停止中は前記サブシステムから前記共有記憶部へのアクセスを許可し、
前記メインシステムは、前記可変情報を更新した場合、当該更新内容を示す通知情報を前記サブシステムに出力することを特徴とする。
また、本発明に係る情報記憶媒体は、上記プログラムを記憶したことを特徴とする。
また、本発明に係る設定情報更新方法は、少なくとも画像処理を行うメインシステムと、
少なくとも外部インターフェース機能を有するサブシステムと、
前記メインシステムが動作中に更新可能な可変情報を記憶する共有記憶部とを有するコンピュータを用いたプロジェクタ用の設定情報更新方法であって、
前記プロジェクタは、外部機器と有線または無線の伝送路を介して接続可能であって、
前記可変情報は、プロジェクタに対する操作情報と前記外部機器のキーコードとの対応付けを示す対応付け情報を含み、
前記メインシステムは、前記可変情報を更新し、
前記メインシステムは、前記可変情報の更新内容を示す通知情報を前記サブシステムに出力し、
前記サブシステムは、前記通知情報に基づいて動作することを特徴とする。
本発明によれば、サブシステムは、通知情報を即座に反映して動作することができる。これにより、処理システム等は、外部記憶装置に記憶された情報を読み出すための構成を追加することなく、操作情報とキーコードとの対応付けを変更することができる。
また、前記共有記憶部は、前記メインシステムが動作中に更新不可能な固定情報を記憶し、
前記固定情報は、前記対応付け情報の初期値を含み、
前記サブシステムは、前記メインシステムが停止中に前記可変情報および前記固定情報を読み出して前記サブシステムの有する記憶部に記憶するとともに、前記サブシステムの動作時に前記可変情報を前記固定情報よりも優先して動作してもよい。
これによれば、サブシステムは、可変情報の内容を反映して動作することができる。
また、前記共有記憶部は、不揮発性メモリであってもよい。
これによれば、共有記憶部は、通電されていない状態でも記憶内容を保持することができる。
また、前記プロジェクタは、前記外部機器とUSBケーブルを介して接続され、
前記キーコードは、USBキーコードであってもよい。
これによれば、処理システム等は、操作内容に対するUSBキーコードを変更することができる。
また、前記操作情報は、前記プロジェクタ用のリモートコントローラの操作部の操作情報であってもよい。
これによれば、処理システム等は、リモートコントローラの操作内容に対するキーコードを変更することができる。
以下、本発明をプロジェクタ用の処理システムに適用した場合を例に採り、図面を参照しつつ説明する。なお、以下に示す実施形態は、特許請求の範囲に記載された発明の内容を何ら限定するものではない。また、以下の実施形態に示す構成の全てが、特許請求の範囲に記載された発明の解決手段として必須であるとは限らない。
まず、本実施例における処理システムの機能ブロックについて説明する。
図1は、本実施例における処理システム100の機能ブロック図である。
プロジェクタ10は、有線の伝送路の一種であるUSBケーブル30を介して外部機器の一種であるPC20にUSBキーコードを出力する。これにより、PC20ではUSBキーボードを操作した場合と同様の画像のスクロール等が行われる。
また、プロジェクタ10は、処理システム100を有する。処理システム100は、外部インターフェース機能等を有するサブシステム110と、画像処理機能等を有するメインシステム120と、共有記憶部140と、共有記憶部140へのアクセスを制御する制御部130とを含んで構成されている。
サブシステム110は、記憶部112を含んで構成されている。また、メインシステム120は、ユーザーに可変情報144の更新を促す情報を提示する提示部122と、当該ユーザーによる可変情報144の更新指示を入力する指示入力部124と、当該更新指示に基づいて可変情報144を更新する更新部126とを含んで構成されている。
また、共有記憶部140は、更新後のUSBキーコードを示す可変対応付け情報等を示す可変情報144、可変情報144のデフォルト値(初期値)、リモコン(リモートコントローラ)キーコード(操作情報)とUSBキーコードとの固定対応付け情報等を示す固定情報142等を記憶している。また、ここで、固定情報142は、メインシステム120が更新不可能な固定的な情報であって、可変情報144は、メインシステム120が更新可能な可変的な情報である。
ここで、本実施例における対応付け情報について説明する。
図2は、本実施例における対応付け情報の模式図である。
固定情報142には、固定対応付け情報が含まれる。固定対応付け情報は、第1のリモコンキーコード、第1のUSBキーコード、第2のリモコンキーコード、第2のUSBキーコード〜第nのリモコンキーコード、第nのUSBキーコードのように、n組のリモコンのキーコードとUSBキーコードとの対応付けを示す。例えば、処理システム100は、ユーザーが第1のリモコンキーコード(例えば、上矢印キー)を使用した場合、PC20に第1のUSBキーコード(例えば、上矢印キー)を出力する。
また、可変情報144には、可変対応付け情報が含まれる。可変対応付け情報は、更新後の第1のUSBキーコード、更新後の第2のUSBキーコード〜第mのUSBキーコードのように、m個の更新後のUSBキーコードを示す。例えば、処理システム100は、ユーザーが第1のリモコンキーコード(例えば、上矢印キー)を使用した場合、PC20に第1の更新後のUSBキーコード(例えば、PageUpキー)を出力する。
なお、これらの各部は、例えば、以下のハードウェアを用いて構成してもよい。
図3は、本実施例における処理システム100のハードウェアブロック図である。
例えば、サブシステム110としては、CPU912、RAM914、ROM916等、メインシステム120としては、CPU922、RAM924、ROM926等、制御部130としては、サブシステム110と情報をやりとりするインターフェース部932、メインシステム120と情報をやりとりするインターフェース部934、共有記憶部140と情報をやりとりするメモリコントローラ936を有するASIC930等、共有記憶部140としてはフラッシュメモリ940等の不揮発性メモリ等を用いてコンピュータに各部の機能を実装させることができる。
なお、提示部122としては、例えば、画像を投写する液晶パネル、ミラー、投写回路等、指示入力部124としては、例えば、いわゆるリモコンからの情報を入力する受光部等、更新部126としては、例えば、CPU922等を用いてコンピュータに各部の機能を実装させることができる。
また、これらの各部は、その一部または全部を、回路のようにハードウェア的に実装してもよいし、ドライバのようにソフトウェア的に実装してもよい。
さらに、制御部130等としてコンピュータを機能させるためのプログラムを記憶した情報記憶媒体950からプログラムを読み取って制御部130等の機能をコンピュータに実装してもよい。
このような情報記憶媒体950としては、例えば、CD−ROM、DVD−ROM、ROM、RAM、HDD等を適用でき、そのプログラムの読み取り方式は接触方式であっても、非接触方式であってもよい。
また、情報記憶媒体950に代えて、上述した各機能を実装するためのプログラム等を、伝送路を介してホスト装置等からダウンロードすることによって上述した各機能を実装することも可能である。
本実施例においては、処理システム100は、更新された可変情報144を、メインシステム120停止時に反映させる方式と、即座に反映させる方式を採用可能である。
以下、これらの方式についてより詳細に説明する。まず、更新された可変情報144を、メインシステム120停止時に反映させる方式について説明する。
図4は、本実施例におけるメインシステム120停止時に可変情報144を反映させる場合のフローチャートである。
プロジェクタ10が通電することによってサブシステム110が起動する。この状態ではメインシステム120は起動しておらず、サブシステム110からのみ共有記憶部140へのアクセスが可能な状態になっている。
サブシステム110は通電時に可変情報144を読み出して記憶部112に記憶する。これにより、サブシステム110は、可変情報144に基づく動作が可能になる。
そして、ユーザーによってプロジェクタ10の電源スイッチが押された場合、サブシステム110は、メインシステム120に起動命令を出し、メインシステム120が起動する。この状態ではメインシステム120からのみ共有記憶部140へのアクセスが可能な状態になっている。
なお、このようなアクセス制御は、制御部130がバスを切り替えることによって行われる。
そして、提示部122は、ユーザーに可変情報144の更新を促す画像(例えば、第1のリモコンキーコードに対する第1のUSBキーコードを選択させる画像等)を投写する。
指示入力部124は、リモコンからの光を受光してユーザーから可変情報144の更新指示があるかどうかを判定する(ステップS1)。ここでは、例えば、リモコンの上矢印キーに対してPageUpのUSBキーコードを出力する更新指示があったものと想定する。
更新指示があった場合、メインシステム120が可変情報144を更新する(ステップS2)。より具体的には、例えば、更新部126は、可変情報144を消去し、固定情報142に記憶された可変情報144のデフォルト値と、ユーザーからの更新指示情報に基づいて可変情報144を更新する。更新部126は、正常に更新できた場合、正常に更新できたことを示す更新完了情報(例えば、テーブルID等)を可変情報144の先頭アドレス部分に書き込む。
これにより、可変情報144の可変対応付け情報の第1のUSBキーコードにはPageUpのUSBキーコードが書き込まれる。なお、可変情報144の初期化時(メインシステム120の起動時等)には、メインシステム120は、可変情報144の各USBキーコードの値に特殊値(例えば、16進数でFF等)を設定してもよい。これにより、メインシステム120およびサブシステム110はUSBキーコードが更新されたものであるかどうかを容易に判断できる。
可変情報144の更新が完了した場合、あるいは、更新指示がなかった場合、サブシステム110は、メインシステム120からの停止通知に基づいてメインシステム120が停止したかどうかを判定する(ステップS3)。
メインシステム120が停止していない場合、処理システム100は、ステップS1〜S3の処理を繰り返し実行する。
一方、メインシステム120が停止通知をサブシステム110に出力した場合、すなわち、メインシステム120が停止した場合、制御部130は、サブシステム110が共有記憶部140にアクセスできるようにバスを切り替え、サブシステム110は、可変情報144を読み出す(ステップS4)。
より具体的には、例えば、サブシステム110は、固定情報142から可変情報144の先頭アドレスの情報を取得し、可変情報144の先頭アドレス部分を参照し、可変情報144のテーブルIDが記憶部112に記憶したテーブルIDと一致するかどうかを判定する。一致した場合、可変情報144は正常であるため、サブシステム110は可変情報144を読み出して記憶部112に記憶する。
そして、サブシステム110は、読み出した(記憶した)可変情報144に基づいて動作する(ステップS5)。
これにより、例えば、ユーザーがリモコンの上矢印キーを押した場合、サブシステム110は、記憶部112に記憶された固定情報142内の固定対応付け情報と、記憶部112に記憶された可変情報144内の可変対応付け情報に基づいてPageUpキーコードをPC20に出力する。
なお、可変情報144のテーブルIDが記憶部112のテーブルIDと一致しなかった場合、サブシステム110は、例えば、メインシステム120停止時に固定情報142および可変情報144を読み出して記憶部112に記憶し、記憶部112に記憶した固定情報142から可変情報144のデフォルト値を読み出し、当該デフォルト値に基づいて動作してもよい。
以上の手順により、サブシステム110は、更新された可変情報144をメインシステム120停止時に反映させることができる。
次に、更新された可変情報144を即座に反映させる方式について説明する。
図5は、本実施例における可変情報144を即座に反映させる場合のフローチャートである。
指示入力部124は、リモコンからの光を受光してユーザーから可変情報144の更新指示があるかどうかを判定する(ステップS11)。
更新指示があった場合、メインシステム120が可変情報144を更新する(ステップS12)。
可変情報144の更新が完了した場合、メインシステム120は、可変情報144の更新内容を示す通知情報をサブシステム110に出力する(ステップS13)。なお、通知情報としては、例えば、可変情報144の先頭アドレスからのオフセット位置、当該オフセット位置のデータ等を示す情報が該当する。
サブシステム110は、当該通知情報を入力する(ステップS14)。
そして、サブシステム110は、記憶部112の可変情報144に関する情報と、通知情報に基づいて動作する(ステップS15)。なお、この場合、サブシステム110は、通知情報を即座に記憶部112内の可変情報144に関する情報に反映させてもよい。
以上の手順により、サブシステム110は、更新された可変情報144を即座に反映させることができる。
これによっても、例えば、ユーザーがリモコンの上矢印キーを押した場合、サブシステム110は、記憶部112に記憶された固定情報142内の固定対応付け情報と、記憶部112に記憶された可変情報144内の可変対応付け情報に基づいてPageUpキーコードをPC20に出力する。
以上のように、本実施例によれば、サブシステム110は、メインシステム120が停止した状態で可変情報144を読み出したり、メインシステム120が起動中に通知情報を入力したりすることにより、可変情報144の更新内容を反映して動作することができるため、外部記憶装置に記憶された情報を読み出すための構成を追加することなく、機能変更等を行うことができる。
これにより、例えば、サブシステム110の機能設定情報がマスクROMに記憶され、更新できない場合であっても、画像投写時にメインシステム120によって更新された情報をサブシステム110が動的に反映させることができる。したがって、ユーザーは、従来通り安価で汎用的なサブシステム110を用いつつ、サブシステム110の機能変更を行うことができる。
また、本実施例によれば、リモコンキーコードとUSBキーコードとの対応付けを変更することができる。これにより、処理システム100は、汎用性を向上させることができる。さらに、プロジェクタ用のリモコンも汎用性を向上させることができる。
また、本実施例によれば、処理システム100は、固定情報142を設け、固定情報142に可変情報144のデフォルト値を記憶しておくことにより、可変情報144が壊れてしまった場合であっても固定情報142から可変情報144の内容を復元することができる。
また、本実施例によれば、処理システム100は、共有記憶部140として不揮発性メモリを用いることにより、通電されていない状態でも記憶内容を保持することができる。
さらに、本実施例によれば、処理システム100は、ユーザーの指示に応じて可変情報144を更新することができる。これにより、ユーザーは、可変情報144を自分の所望の設定に容易に変更することができる。
以上、本発明を適用した好適な実施の形態について説明してきたが、本発明の適用は上述した実施例に限定されない。
例えば、メインシステム120は、図2に示す固定対応付け情報の形式で可変情報144に可変対応付け情報を設けてもよい。この場合、メインシステム120は、固定情報142に可変対応付け情報のデフォルト値を記憶すればよい。
また、例えば、可変情報144の複数種の設定を同時に変える場合、メインシステム120が通知情報の複数回の出力の後、出力完了を示す情報をサブシステム110に出力してもよい。これによれば、サブシステム110は、出力完了を把握でき、出力完了時に通知情報を反映させることができる。
また、操作情報は、リモコンのキーコードに限定されず、例えば、プロジェクタ10のキーボードのキーコード等であってもよい。
また、操作情報と対応付けられるキーコードはUSBキーコードに限定されず、例えば、PC20のキーボードのキーコード等であってもよい。
また、共有記憶部140はフラッシュメモリに限定されず、例えば、RAM等を用いてもよい。この場合、処理システム100は、例えば、固定情報142をフラッシュメモリに記憶し、可変情報144をRAMで構成された共有記憶部140に記憶してもよい。
また、プロジェクタ10としては、液晶プロジェクタ、CRT(Cathode Ray Tube)を用いたプロジェクタ、DMD(Digital Micromirror Device)を用いたプロジェクタ等を用いてもよい。なお、DMDは米国テキサスインスツルメンツ社の商標である。また、プロジェクタ10は、前面投写型でもあってもよいし、背面投写型であってもよい。
また、外部機器はPC20に限定されず、例えば、PDA、携帯電話等であってもよい。
また、プロジェクタ10とPC20を接続する伝送路は、USBケーブル30、シリアルケーブル等の有線の伝送路に限定されず、無線の伝送路であってもよい。
本実施例における処理システムの機能ブロックを示す図である。 本実施例における対応付け情報の模式図である。 本実施例における処理システムのハードウェアブロック図である。 本実施例におけるメインシステム停止時に可変情報を反映させる場合のフローチャートである。 本実施例における可変情報を即座に反映させる場合のフローチャートである。
符号の説明
10 プロジェクタ、20 PC(外部機器)、30 USBケーブル(伝送路)、100 処理システム、110 サブシステム、120 メインシステム、130 制御部、140 共有記憶部、142 固定情報、144 可変情報

Claims (12)

  1. 少なくとも画像処理を行うメインシステムと、
    少なくとも外部インターフェース機能を有するサブシステムと、
    前記メインシステムが動作中に更新可能な可変情報を記憶する共有記憶部と、
    当該共有記憶部へのアクセスを制御する制御部と、
    を有し、外部機器と有線または無線の伝送路を介して接続可能なプロジェクタ用の処理システムであって、
    前記可変情報は、プロジェクタに対する操作情報と前記外部機器のキーコードとの対応付けを示す対応付け情報を含み、
    前記制御部は、前記メインシステムが動作中は前記サブシステムから前記共有記憶部へのアクセスを禁止し、前記メインシステムが停止中は前記サブシステムから前記共有記憶部へのアクセスを許可し、
    前記サブシステムは、前記メインシステムが停止中に前記可変情報を読み出して前記サブシステムの有する記憶部に記憶することを特徴とする処理システム。
  2. 少なくとも画像処理を行うメインシステムと、
    少なくとも外部インターフェース機能を有するサブシステムと、
    前記メインシステムが動作中に更新可能な可変情報を記憶する共有記憶部と、
    当該共有記憶部へのアクセスを制御する制御部と、
    を有し、外部機器と有線または無線の伝送路を介して接続可能なプロジェクタ用の処理システムであって、
    前記可変情報は、プロジェクタに対する操作情報と前記外部機器のキーコードとの対応付けを示す対応付け情報を含み、
    前記制御部は、前記メインシステムが動作中は前記サブシステムから前記共有記憶部へのアクセスを禁止し、前記メインシステムが停止中は前記サブシステムから前記共有記憶部へのアクセスを許可し、
    前記メインシステムは、前記可変情報を更新した場合、当該更新内容を示す通知情報を前記サブシステムに出力することを特徴とする処理システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の処理システムにおいて、
    前記共有記憶部は、前記メインシステムが動作中に更新不可能な固定情報を記憶し、
    前記固定情報は、前記対応付け情報の初期値を含み、
    前記サブシステムは、前記メインシステムが停止中に前記可変情報および前記固定情報を読み出して前記サブシステムの有する記憶部に記憶するとともに、前記サブシステムの動作時に前記可変情報を前記固定情報よりも優先して動作することを特徴とする処理システム。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の処理システムにおいて、
    前記共有記憶部は、不揮発性メモリであることを特徴とする処理システム。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の処理システムにおいて、
    前記プロジェクタは、前記外部機器とUSBケーブルを介して接続され、
    前記キーコードは、USBキーコードであることを特徴とする処理システム。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の処理システムにおいて、
    前記操作情報は、前記プロジェクタ用のリモートコントローラの操作部の操作情報であることを特徴とする処理システム。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の処理システムを有するプロジェクタ。
  8. プロジェクタの有するコンピュータを、
    少なくとも画像処理を行うメインシステムと、
    少なくとも外部インターフェース機能を有するサブシステムと、
    前記メインシステムが動作中に更新可能な可変情報を記憶する共有記憶部と、
    当該共有記憶部へのアクセスを制御する制御部として機能させるためのプログラムであって、
    前記プロジェクタは、外部機器と有線または無線の伝送路を介して接続可能であって、
    前記可変情報は、プロジェクタに対する操作情報と前記外部機器のキーコードとの対応付けを示す対応付け情報を含み、
    前記制御部は、前記メインシステムが動作中は前記サブシステムから前記共有記憶部へのアクセスを禁止し、前記メインシステムが停止中は前記サブシステムから前記共有記憶部へのアクセスを許可し、
    前記サブシステムは、前記メインシステムが停止中に前記可変情報を読み出して前記サブシステムの有する記憶部に記憶することを特徴とするプログラム。
  9. プロジェクタの有するコンピュータを、
    少なくとも画像処理を行うメインシステムと、
    少なくとも外部インターフェース機能を有するサブシステムと、
    前記メインシステムが動作中に更新可能な可変情報を記憶する共有記憶部と、
    当該共有記憶部へのアクセスを制御する制御部として機能させるためのプログラムであって、
    前記プロジェクタは、外部機器と有線または無線の伝送路を介して接続可能であって、
    前記可変情報は、プロジェクタに対する操作情報と前記外部機器のキーコードとの対応付けを示す対応付け情報を含み、
    前記制御部は、前記メインシステムが動作中は前記サブシステムから前記共有記憶部へのアクセスを禁止し、前記メインシステムが停止中は前記サブシステムから前記共有記憶部へのアクセスを許可し、
    前記メインシステムは、前記可変情報を更新した場合、当該更新内容を示す通知情報を前記サブシステムに出力することを特徴とするプログラム。
  10. 請求項8または請求項9に記載のプログラムを記憶した、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体。
  11. 少なくとも画像処理を行うメインシステムと、
    少なくとも外部インターフェース機能を有するサブシステムと、
    前記メインシステムが動作中に更新可能な可変情報を記憶する共有記憶部とを有するコンピュータを用いたプロジェクタ用の設定情報更新方法であって、
    前記プロジェクタは、外部機器と有線または無線の伝送路を介して接続可能であって、
    前記可変情報は、プロジェクタに対する操作情報と前記外部機器のキーコードとの対応付けを示す対応付け情報を含み、
    前記メインシステムは、前記可変情報を更新し、
    前記メインシステムは、動作を停止し、
    前記サブシステムは、前記可変情報を読み出し、
    前記サブシステムは、読み出した可変情報に基づいて動作することを特徴とする設定情報更新方法。
  12. 少なくとも画像処理を行うメインシステムと、
    少なくとも外部インターフェース機能を有するサブシステムと、
    前記メインシステムが動作中に更新可能な可変情報を記憶する共有記憶部とを有するコンピュータを用いたプロジェクタ用の設定情報更新方法であって、
    前記プロジェクタは、外部機器と有線または無線の伝送路を介して接続可能であって、
    前記可変情報は、プロジェクタに対する操作情報と前記外部機器のキーコードとの対応付けを示す対応付け情報を含み、
    前記メインシステムは、前記可変情報を更新し、
    前記メインシステムは、前記可変情報の更新内容を示す通知情報を前記サブシステムに出力し、
    前記サブシステムは、前記通知情報に基づいて動作することを特徴とする設定情報更新方法。
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