JP2007025013A - 画像形成装置における部材間の間隔調整構造 - Google Patents

画像形成装置における部材間の間隔調整構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 画像形成装置における部材間の間隔調整をスペーサにより行う場合において、スペーサを手で押さえながら取り付ける必要が無く、スペーサを多数枚使用する場合でも、同一のスペーサを用いて間隔調整ができる画像形成装置における部材間の間隔調整構造を提供する。
【解決手段】 定着ローラ(図示せず)とサーミスタ27の間隔調整をサーミスタ27とサーミスタ27を支持する支持部材(図示せず)の間にスペーサ34を挿入して行う場合において、スペーサ34は、サーミスタ27と支持部材との間に挟まれる平板部34aとサーミスタ27に保持できるように設けられた折り曲げ部34bとから成る。また、サーミスタ27側には、折り曲げ部34bと結合する複数の溝部35が設けられており、溝部35は、段階的にスペーサ34の厚み分ずつ、溝の深さが深くなるように構成される。
【選択図】 図5

Description

本発明は、デジタル複写機、レーザプリンタ等の画像形成装置における部材間の間隔調整構造に関し、特に、スペーサを用いて部材間の間隔調整を行う場合において、作業性の悪い場所でスペーサを用いて間隔調整する際の間隔調整構造に関する。
従来の画像形成装置の構成を図1に示す。ここでは一例としてデジタル複合機を示している。画像形成装置1では、コピー動作を行う場合、複合機本体2内の画像形成部3において、帯電ユニット4により図中のA方向に回転する小径の感光体ドラム5が一様に帯電され、画像読取部6で読み取られた原稿画像データに基づく露光ユニット(レーザ走査ユニット等)7からのレーザビームにより感光体ドラム5上に静電潜像が形成され、現像ユニット8により静電潜像に現像剤(以下、トナーという)が付着されてトナー像が形成される。この現像ユニット8へのトナーの供給はトナーコンテナ9から行われる。
上記のようにトナー像が形成された感光体ドラム5に向けて、用紙が給紙機構10から用紙搬送路11及びレジストローラ対12を経由して画像形成部3に搬送され、この画像形成部3において転写ローラ13(画像転写部)により感光体ドラム5の表面におけるトナー像が用紙に転写される。
そして、トナー像が転写された用紙は感光体ドラム5から分離され、定着部14に搬送されてトナー像が定着される。定着部14を通過した用紙は、複数方向に分岐した用紙搬送路15に送られて、用紙搬送路15の分岐点に設けられた複数の経路切換ガイドを有する経路切換機構21、22、23によって搬送方向が振り分けられ、そのまま(或いは、用紙搬送路16に送られて両面コピーされた後に)、第1排出トレイ17a、第2排出トレイ17b又は第3排出トレイ17cの用紙排出部に排出される。
このように構成される画像形成装置において、部材間の間隔調整が必要な一例を定着部14の構成を例に紹介する。
図2は、定着部14(図1参照)の構成を示す概略斜視図である。定着部14には、定着ローラ24と加圧ローラ25が配設されている。定着ローラ24内には、定着ローラ24の温度を上昇させるための定着ヒータ29が設けられている。また、定着ローラ24の近傍には、支持部材28に設けられる開口部(図示しない)に取り付けられ、定着ヒータ29への通電を遮断自在とするサーモスタット26と、定着ローラ24の表面温度を検知するサーミスタ27が配置されている。
定着部14は省エネルギー化のために短時間で昇温される。このため、定着部14の温度制御に用いられるサーミスタ27の位置精度は非常に重要となる。図3(a)、(b)は、定着ローラ24とサーミスタ27との関係を示す説明図であり、図3(a)は図2のサーミスタ27近傍の拡大正面図であり、図3(b)は図3(a)のA−A線の断面図である。
図3において、定着ローラ24とサーミスタ27の間隔dが狭すぎると、サーミスタ27は定着ローラ24の温度を実際の温度より高く検知し、定着ローラ24の温度は低く制御されて定着不良が発生する。一方、間隔dが広すぎると、サーミスタ27は定着ローラ24の温度を実際の温度より低く検知し、定着ローラ24の温度を高く制御する結果、過昇温となって、定着部14の溶解等、装置に損傷を及ぼす危険がある。
このため、画像形成装置1の組み立て時に定着ローラ24とサーミスタ27との間隔dを測定して正確に調整する必要が生じる。この点、画像形成装置1の組み立て時に、定着ローラ24とサーミスタ27との間隔の調整を、特許文献1や特許文献2に紹介されているコの字型のスペーサやリング状のスペーサを用いて調整するの方法が従来行われている。
しかしながら、従来の方法によると、スペーサを挿入後、装置を組み立てる際にスペーサを手で保持しながら行う必要があり作業性が悪く、また、サーミスタ27のように、支持部28に設けられる開口部に取り付ける場合には、手でスペーサを押さえながら作業を行うのが困難であり、間隔調整を正確に行うことができない。手でスペーサを支える必要がないように、スペーサを例えばサーミスタ27から外れ落ちないように保持構造を設けることも考えられるが、この場合、スペーサが多数必要な時には、保持構造部分が重なりあってもスペーサ機能を維持できるように、形状の異なる複数種類のスペーサを用意する必要があり、スペーサの製造等にコストがかかるという問題が発生する。
特開平10−322526号公報 特開平9−177416号公報
本発明は、上記問題点に鑑み、画像形成装置における部材間の間隔調整をスペーサにより行う場合であって、スペーサを取り付け作業時に手で保持するのが困難な場合において、スペーサを手で押さえながら取り付ける必要が無く、スペーサを多数枚使用する場合でも同一のスペーサを用いて間隔調整ができる画像形成装置の部材間の間隔調整構造を提供することである。
上記目的を達成するために本発明は、装置内に配置される第1の部材と、該第1の部材と所定の距離に配置される支持部材の挿入口に嵌め込まれて支持される第2の部材との間を、前記第2の部材と前記支持部材との間にスペーサ部材を挿入して間隔調整する場合の画像形成装置内における部材間の間隔調整構造であって、前記スペーサ部材は、前記第2の部材と前記支持部材との間に挟まれる平板部と、該平板部から突出し、前記スペーサ部材を前記第2の部材から外れ落ちないように保持する保持部と、から成り、前記第2の部材には、複数の前記スペーサ部材を取り付けられるように前記保持部と結合する結合部が設けられ、前記結合部は、既に前記第2の部材に取り付けられた前記スペーサ部材の全厚み分だけ、前記スペーサ部材を前記支持部材側にずらして配置できるように形成されていることを特徴としている。
また、本発明は、上記構成の画像形成装置における部材間の間隔調整構造において、前記保持部は、前記第2の部材に引っ掛けられるようにコの字状に折り曲げられ、前記結合部は、前記保持部の形状に合った溝を有し、前記溝は、前記スペーサ部材の枚数が増加する毎に、前記保持部が結合される溝の深さが前記スペーサ部材の厚み分ずつ段階的に深くなるように形成されていることを特徴としている。
また、本発明は、上記構成の画像形成装置における部材間の間隔調整構造において、前記第1の部材は、内部にヒータが設けられたトナー像を定着するために用いられる定着ローラであって、前記第2の部材は、前記挿入口に嵌め込まれて前記定着ローラと所定の距離に配置されて、前記定着ローラの温度を検出する温度検出手段であることを特徴としている。
本発明の第1の構成によれば、画像形成装置における部材間の間隔調整をスペーサを用いて行う場合であって、スペーサを取り付け作業時に手で保持するのが困難な場合おいても、スペーサは保持部により間隔調整を行う部材に保持されているために、作業時にスペーサを手で押さえておく必要がなく、スペーサの取り付け作業において困難が生じない。また、間隔調整が必要な部材には、スペーサの枚数に合わせてスペーサの保持位置を変えられるように設定された結合部が設けられているために、複数枚スペーサが必要な場合でも、スペーサの形状は全て同一とでき、コスト面で有利である。
また、本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成の画像形成装置における部材間の間隔調整構造において、保持部がコの字状であるために、間隔調整が必要な部材に保持しやすい。また、間隔調整が必要な部材に形成する結合部の形状も複雑でなく、結合部を容易に作製できる。
また、本発明の第3の構成によれば、上記第1又は第2の構成の画像形成装置における部材間の間隔調整構造において、支持部材の開口部に挿入して取り付ける構成のために、作業スペースが少なく定着ローラとの間隔調整が難しい温度検出手段の間隔調整を容易に行うことが可能となる。
以下に本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。本発明の画像形成装置における部材間の間隔調整構造は、例えば、上述した図2又は図3に示されるサーミスタ27と定着ローラ24の間隔調整の際に適用される。なお、従来の画像形成装置1(図1乃至図3参照)、と共通する部分については、同一の符号を付し、特に必要がない場合は説明を省略する。
図4は、サーミスタ27と支持部材28とを分解した状態を示す概略斜視図である。支持部材28にはサーミスタ27が嵌め込まれる開口部31と、サーミスタ27を支持部材28に固定するための固定部32が設けられ、固定部32には、サーミスタ27をネジ止めできるように、ネジ穴33が設けられている。これにより、サーミスタ27は図の矢印方向に移動されてネジ30を用いて支持部材28に固定される。
このように固定されるサーミスタ27は、前述のように位置精度が非常に重要であり、定着ローラ24(図3(b)参照)との間で、一定の間隔d(図3(b)参照)を保って正確に固定する必要がある。このため、画像形成装置の組み立て時に、サーミスタ27と定着ローラ24との間の距離を測定しつつ、距離の調整が必要な場合には、例えば、サーミスタ27と固定部32との間にスペーサ部材を挿入して距離を調節することになる。
そして、この場合、サーミスタ27は支持部材28の開口部31に取り付けられる構成であるために、スペーサ部材をサーミスタ27と支持部材28との間に挟んだ状態で、サーミスタ27を支持部材28にネジ30で固定する際、サーミスタ27の周囲に存在する支持部材28のリブ等が邪魔になって、スペーサ部材を手で押さえることができず、間隔調整作業が非常に困難である。
図5は、本実施形態の部材間の間隔調整構造を示す概略図であり、図5(a)は、サーミスタ27を図4の手前側から見た場合の概略斜視図であり、図5(b)は、(a)の図を裏面から見た概略斜視図である。図5に示す実施形態では、同一形状のスペーサ部材34を3枚、サーミスタ27に引っ掛けられる構成となっており、これによりサーミスタ27と定着ローラ24の間隔調整を行える。
スペーサ部材34は、平板部34aと、平板部34aから上方に突出し、コの字状に曲げられる2つの折り曲げ部34bとから成り、平板部34aの中央には穴34cが設けられている。平板部34aは、サーミスタ27と固定部32(図4参照)との間に挟まれて、サーミスタ27と定着ローラ24との間隔調整を行う役割を担う。
また、折り曲げ部34bは、サーミスタ27の上端27aに引っ掛けるのに用いられ、スペーサ部材34をサーミスタ27と固定部32との間に挟んで、サーミスタ27を支持部材28に固定する際に、スペーサ部材34を手で押さえなくても、スペーサ部材34がサーミスタ27から外れ落ちないようにする役割を担う。
また、平板部34aに設けられる穴34cは、サーミスタ27が支持部材28にネジ止め固定される際に、ネジ30(図4参照)がスペーサ部材34を通り抜けられるように設けられたものである。なお、スペーサ部材34は、必ずしも、本実施形態のようにサーミスタ27をネジ止め固定する位置に配置する必要はない。このため、スペーサ部材34をネジが通り抜けないように配置する場合にはスペーサ部材34の穴34cは不要である。
サーミスタ27には、スペーサ部材34の折り曲げ部34bが引っ掛けられるように結合部35が設けられている。本実施形態では、サーミスタ27に3枚のスペーサ部材34が引っ掛けられるように、3種類の溝部35a〜35cが設けられている。そして、図6に示すように、溝部35a、35b、35cの順に溝の深さが深くなっている。なお、図6は図5(b)のサーミスタ27の上端27a側から円Cで囲んだ部分を見た場合の正面図である。
溝部35aと溝部35bとの溝の深さのギャップと、溝部35bと溝部35cとの溝の深さのギャップは、同一に規定されている。そして、このギャップの大きさは、スペーサ部材34の平板部34aの厚みと同一とされている。このように、ギャップの大きさを決定することにより、スペーサ部材34を2枚以上使用する場合でも、折り曲げ部34bの形状を変えずに、2枚目以降のスペーサ部材34の平板部34aを1枚目のスペーサ部材34の平板部34aと平行にしてサーミスタ27に保持できる。即ち、同一形状のスペーサ部材34を2枚以上用いてもスペーサ部材34がサーミスタ27に引っ掛けた際に傾くことがないので、スペーサ部材34を手で押さえていなくても何らの問題も発生せずに作業ができる。
なお、本実施形態では、1枚目のスペーサ部材34をサーミスタ27に引っ掛ける場合にも、スペーサ部材34の位置決めをしっかりと行い易いように、折り曲げ部34が溝部35aに引っ掛けられるような構成としたが、必ずしもこれに限定されず1枚目のスペーサ部材34の折り曲げ部34bが引っ掛けられる溝部35aは設けない構成としても構わない。
次に、このように構成される定着ローラ24とサーミスタ27間の間隔調整構造を用いて、間隔調整を行う作業手順について、図4、図5及び図7を用いて説明する。なお、図7(a)、(b)は、図5(a)、(b)のおいてスペーサ部材34がサーミスタ27に3枚取り付けられた状態を示している。
最初は、サーミスタ27にスペーサ部材34を取り付けることなく、サーミスタ27を支持部材28に設けられる開口部31に嵌め込み、サーミスタ27を固定部32にネジ止め固定する。そして、サーミスタ27と定着ローラ24(図3参照)の間隔を測定する。この際、両者の間隔が規定値通りであり、調整不要の場合にはこのまま間隔調整は終了となる。
しかし、両者の間隔が規定値からずれている場合には、調整が必要なため間隔の測定結果からスペーサ部材34が何枚必要かを算出する、そして、例えば、スペーサ部材34が3枚必要な場合には、図7に示すように、スペーサ部材34を1枚ずつ場所をずらしながらサーミスタ27に取り付け、その後、サーミスタ27と固定部32との間を図4に示すような向きで固定する。
なお、本実施形態では、スペーサ部材34を取り付けられる枚数を3枚としているが、これに限定される趣旨ではない。また、スペーサ部材34とサーミスタ27に設けられる間隔調整構造も、本実施形態のものに限定される趣旨ではない。例えば、図8に示すような形態とすることも可能である。
図8は、第2実施形態の部材間の間隔調整構造を示す概略図であり、図8(a)は、サーミスタ27を図4の手前側から見た場合の概略斜視図、図8(b)は、(a)の図を裏面から見た概略斜視図である。
図8に示す第2実施形態でも、同一形状のスペーサ部材34を3枚、サーミスタ27に取り付けられる構成となっており、これによりサーミスタ27と定着ローラ24の間隔調整を行える。スペーサ部材34は、平板部34aと、平板部34aから突出した2つの棒状部34dとから成り、平板部34aの中央には穴34cが設けられている。平板部34aと穴34cについては、第1実施形態と同様のため説明を省略する。
棒状部34dは、サーミスタ27に設けられた結合穴36に差し込むことができるように形成されている。このため、スペーサ部材34をサーミスタ27と固定部32との間に挟んで、サーミスタ27を支持部材28に固定する際に、スペーサ部材34を手で押さえなくても、スペーサ部材34がサーミスタ27から外れ落ちないようにする役割を担う。
図9は、サーミスタ27にスペーサ部材34が3枚取り付けられた場合において、図8(a)に示すBB線で切った断面図である。図9に示すように、本実施形態のサーミスタ27に設けられる3つの結合穴36a〜36cの深さはいずれも同じ深さに調整されており、1枚目のスペーサ部材34がサーミスタ27に取り付けられる際に、棒状部34dの全てが結合穴36に入るように調整されている。
この構成では、スペーサ部材34の枚数が増えるにつれて、スペーサ部材34の棒状部34dがサーミスタ27の結合穴36に挿入される量は減るが、サーミスタ27のスペーサ部材34を取り付けて固定部32(図4参照)に固定する間、スペーサ部材34をサーミスタ27に保持できるように棒状部34dの長さと結合穴36の深さは調整されている。
また、この構成の場合、スペーサ部材34を2枚以上使用する場合でも、スペーサ部材34の形状を変えることなく、2枚目以降のスペーサ部材34の平板部34aを1枚目のスペーサ部材34の平板部34aと平行にしてサーミスタ27に保持できる。即ち、同一形状のスペーサ部材34を2枚以上用いてもスペーサ部材34がサーミスタ27に対して傾くことがないので、スペーサ部材34を手で押さえていなくても、作業時に何も問題が発生しない。
以上の実施形態においては、サーミスタ27と定着ローラ24の間隔調整構造について示したが、これに限定されず、本発明の部材間の間隔調整構造はこれ以外の部材間にも適用される。例えば、定着ローラとサーモスタットの間隔調整等のために、本発明の部材間の間隔調整構造を用いても構わない。
本発明は、装置内に配置される第1の部材と、第1の部材と所定の距離に配置される支持部材の挿入口に嵌め込まれて支持される第2の部材との間を、第2の部材と支持部材との間にスペーサ部材を挿入して間隔調整する場合の画像形成装置における部材間の間隔調整構造であって、スペーサ部材は、第2の部材と支持部材との間に挟まれる平板部と、平板部から突出し、スペーサ部材を第2の部材から外れ落ちないように保持する保持部と、から成り、第2の部材には、複数のスペーサ部材を取り付けられるように保持部と結合する結合部が設けられ、結合部は、既に第2の部材に取り付けられた平板部の厚み分だけ、前記スペーサ部材を前記支持部材側にずらして配置できるように形成されている。
このため、本発明の部材間の間隔調整構造によれば、部材間の間隔調整をスペーサを用いて行う場合であって、スペーサを取り付け作業時に手で保持するのが困難な場合おいても、作業時にスペーサを手で押さえておく必要がなく、スペーサの取り付け作業において困難が生じない。また、間隔調整が必要な部材には、スペーサの枚数に合わせてスペーサの保持位置を変えられるように設定された結合部が設けられているために、複数枚スペーサが必要な場合でも、スペーサの形状は全て同一とでき、コスト面で有利である。
は、従来の画像形成装置の構成を示す概略断面図である。 は、従来の画像形成装置における定着部の構成を示す概略斜視図である。 は、定着ローラとサーミスタとの位置関係を説明するための説明図である。 は、サーミスタと支持部材とを分解した状態を示す概略斜視図である。 は、第1実施形態の部材間の間隔調整構造を示す概略図である。 は、第1実施形態の間隔調整構造におけるサーミスタを上端側から見た場合に、一部分について拡大した正面図である。 は、第1実施形態の部材間の間隔調整構造において、サーミスタにスペーサ部材が3枚取り付けられた状態を示す斜視図である。 は、第2実施形態の部材間の間隔調整構造を示す概略図である。 は、第2実施形態の部材間の間隔調整構造において、サーミスタにスペーサ部材が3枚取り付けられた場合の状態を説明するためのサーミスタの一部の断面図である。
符号の説明
1 画像形成装置
24 定着ローラ
27 サーミスタ(温度検出手段)
28 支持部材
29 定着ヒータ
31 開口部
34 スペーサ部材
34a 平板部
34b 折り曲げ部(保持部)
34d 棒状部(保持部)
35 結合部
35a〜35c 溝部
36 結合穴(結合部)

Claims (3)

  1. 装置内に配置される第1の部材と、該第1の部材と所定の距離に配置される支持部材の挿入口に嵌め込まれて支持される第2の部材との間を、前記第2の部材と前記支持部材との間にスペーサ部材を挿入して間隔調整する場合の画像形成装置内における部材間の間隔調整構造であって、
    前記スペーサ部材は、前記第2の部材と前記支持部材との間に挟まれる平板部と、該平板部から突出し、前記スペーサ部材を前記第2の部材から外れ落ちないように保持する保持部と、から成り、
    前記第2の部材には、複数の前記スペーサ部材を取り付けられるように前記保持部と結合する結合部が設けられ、前記結合部は、既に前記第2の部材に取り付けられた前記スペーサ部材の全厚み分だけ、前記スペーサ部材を前記支持部材側にずらして配置できるように形成されていることを特徴とする画像形成装置における部材間の間隔調整構造。
  2. 前記保持部は、前記第2の部材に引っ掛けられるようにコの字状に折り曲げられ、
    前記結合部は、前記保持部の形状に合った溝を有し、前記溝は、前記スペーサ部材の枚数が増加する毎に、前記保持部が結合される溝の深さが前記スペーサ部材の厚み分ずつ段階的に深くなるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置における部材間の間隔調整構造。
  3. 前記第1の部材は、内部にヒータが設けられたトナー像を定着するために用いられる定着ローラであって、前記第2の部材は、前記挿入口に嵌め込まれて前記定着ローラと所定の距離に配置されて、前記定着ローラの温度を検出する温度検出手段であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置における部材間の間隔調整構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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