JP2007024696A - 電子部品取付用台座及び台座付タイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】 台座付タイヤ1の走行距離又は走行時間が長くなっても、電子部品取付用台座9及び電子部品11の接着剥離が生じ難くなるようにする。
【解決手段】電子部品取付用台座9は、一側に、タイヤ5におけるインナーライナー7に取付可能な第1取付面25aを有した第1台座部25を備えると共に、他側に、電子部品11を取付可能な第2取付面27aを有した第2台座部27を備えてあって、少なくとも第1台座部25は、半加硫済みのゴム材料からなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、トランスポンダ、タイヤ内圧監視装置等の電子部品をタイヤに取付けるための電子部品取付用台座、及び台座付タイヤに関する。
近年、トランスポンダ等の電子部品がタイヤに取付られることが多く、前記電子部品の取付に関して種々の研究がなされており、通常、前記電子部品は次のように前記タイヤに取付けられる。
即ち、ゴム材料からなる電子部品取付用台座を前記タイヤにおけるインナーライナーに接着剤によって接着する。又は、生タイヤにおけるインナーライナーに前記電子部品取付用台座を貼り付けた状態で、前記生タイヤを加硫することにより、前記生タイヤから製品形状の前記タイヤを成型しつつ、前記電子部品取付用台座を前記タイヤにおける前記インナーライナーに架橋反応によって接着する(換言すれば、前記タイヤの成型中に、前記電子部品取付用台座を前記インナーライナーに架橋反応によって接着する)。そして、前記電子部品取付用台座の取付面に前記電子部品を接着剤によって接着する。これによって、前記電子部品を前記タイヤに取付けることができる。
なお、本発明に関連する先行技術として、特許文献1及び特許文献2に示すものがある。
特開2000−168321号公報 特開平9−136517号公報
ところで、前記電子部品取付用台座を前記インナーライナーに接着剤によって接着する場合にあっては、前記電子部品取付用台座と前記インナーライナーとの接着性を十分に確保することができず、前記台座付タイヤの走行中に、前記電子部品取付用台座の接着剥離が生じ易いという問題がある。
一方、前記タイヤの成型中に、前記電子部品取付用台座を前記インナーライナーに架橋反応によって接着する場合にあっては、接着剤によって接着する場合に比較して、前記電子部品取付用台座と前記インナーライナーとの接着性を高めることができるものの、前記タイヤの成型中における前記電子部品取付用台座の流動性(具体的には、前記電子部品取付用台座を構成するゴム材料の流動性)によって、前記電子部品取付用台座が大きく変形することがある。そのため、前記台座付タイヤの走行距離又は走行時間が長くなると、前記電子部品取付用台座及び前記電子部品の接着剥離が生じ易くなるという問題がある。
そこで、本発明は、タイヤの成型中に前記インナーライナーに架橋反応によって接着する場合であっても、前記タイヤの成型中における変形を小さくすることができる、新規な構成の電子部品取付用台座、及びこの電子部品取付用台座を具備した新規な構成の台座付タイヤを提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、電子部品をタイヤに取付けるための電子部品取付用台座において、一側に、前記タイヤにおけるインナーライナーに取付可能な第1取付面を有した第1台座部を備えると共に、他側に、前記電子部品を取付可能な第2取付面を有した第2台座部を備えてあって、少なくとも前記第1台座部が半加硫済みのゴム材料からなることである。
ここで、半加硫済みのゴムとは、架橋反応が十分に起こっていないゴムであって、全加硫時におけるゴム材料のモジュラスを100%とした場合に、30%〜80%(30%以上でかつ80%以下)のモジュラスのゴム材料のことをいう。
なお、電子部品とは、例えば、トランスポンダ、タイヤ内圧監視装置等のことをいう。
第1の特徴によると、少なくとも前記第1台座部が半加硫済みのゴム材料からなるため、前記タイヤの成型中に、前記電子部品取付用台座を前記インナーライナーに架橋反応によって接着する場合であっても、前記タイヤの成型中(具体的には、生タイヤの加硫中)における前記第1台座部の流動性(前記第1台座部を構成するゴム材料の流動性)を低下させて、前記電子部品取付用台座の変形を小さくすることができる。
本発明の第2の特徴は、第1の特徴に加えて、前記第2台座部のモジュラスが加硫後における前記第1台座のモジュラスよりも高いことである。
第2の特徴によると、前記第2台座部のモジュラスが加硫後における前記第1台座のモジュラスよりも高いため、前記タイヤの成型中における電子部品取付用台座の変形をより小さくすることができる。
本発明の第3の特徴は、第1の特徴又は第2の特徴に加えて、前記第1台座部と前記第2台座部が重合されていることを特徴とする。
本発明の第4の特徴は、第3の特徴に加えて、前記第2台座部が剛性材料からなることである。
第4の特徴によれば、前記第2台座部が剛性材料からなるため、前記タイヤの成型中における電子部品取付用台座の変形をより小さくすることができる。
本発明の第5の特徴は、第1の特徴に加えて、前記第2台座部と前記第1台座部がゴム材料からなる1つの層になっていることである。
本発明の第6の特徴は、第3の特徴から第5の特徴のうちのいずれかの特徴に加えて、前記第1台座部の重合面、前記第2台座部の重合面の少なくとも一方の重合面に加硫接着剤を塗布して前記第1台座部と前記第2台座部を重合させることによって前記第1台座部と前記第2台座部が接着されるようになっていることである。
本発明の第7の特徴は、第3の特徴から第5の特徴のうちのいずれかの特徴に加えて、生タイヤを加硫して所定の製品形状のタイヤを成型するときに、前記第1台座部と前記第2台座部が架橋反応によって接着されるようになっていることである。
本発明の第8の特徴は、第3の特徴から第7の特徴のうちのいずれかの特徴に加えて、生タイヤを加硫して所定の製品形状のタイヤを成型するときに、前記タイヤにおける前記インナーライナーに前記第1台座部が架橋反応によって接着されていることである。
本発明の第9の特徴は、第8の特徴に加えて、前記第2台座の前記第2取付面に前記電子部品が取付けられていることである。
本発明の第10の特徴は、作動気体を充填可能なタイヤと、前記タイヤにおけるインナーライナーに取付けられた第8の特徴又は第9の特徴からなる電子部品取付用台座と、を具備したことである。
ここで、作動気体とは、主として空気のことであるが、窒素ガス等も含まれる。
請求項1から請求項10のうちのいずれかの請求項に記載の発明によれば、前記タイヤの成型中に、前記電子部品取付用台座を前記インナーライナーに架橋反応によって接着する場合であっても、前記タイヤの成型中における前記第1台座部の流動性を低下させて、前記電子部品取付用台座の変形を小さくすることができるため、前記台座付タイヤの走行距離又は走行時間が長くなっても、前記電子部品取付用台座及び前記電子部品の接着剥離が生じ難くなる。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について図1及び図2を参照して説明する。
ここで、図1(a)は、インナーライナーに取付ける前の第1実施形態に係わる電子部品取付用台座を示す図であって、図1(b)は、インナーライナーに取付けた後の第1実施形態に係わる電子部品取付用台座を示す図であって、図2は、第1実施形態に係わる台座付タイヤの部分断面図である。
図2に示すように、第1実施形態に係わる台座付タイヤ1は、リム3に組付けられかつ作動気体としての空気を充填可能なタイヤ5と、このタイヤ5におけるインナーライナー7に取付けられた電子部品取付用台座9と、この電子部品取付用台座9に取付けられたトランスポンダ11とを具備している。
台座付タイヤ1におけるタイヤ5の具体的な構成は、次のようになる。
即ち、タイヤ5は、骨格部材であるカーカス13を備えており、このカーカス13の断面形状は、トロイド状を呈している。また、カーカス13の両縁部(一縁部と他縁部)には、リム3に嵌合可能なビードフィラ(ビード部)15がそれぞれ一体に設けられており、各ビードフィラ15には、ビードコア17がそれぞれ内蔵されている。また、カーカス13の外周面には、接地可能なトレッド19が一体に設けられており、このトレッド19とカーカス13との間には、カーカス13を補強するベルト21が介在されている。
カーカス13の内側面(内周面も含む)には、タイヤ5の内部に充填された空気の漏れを防ぐ前述のインナーライナー7が一体に設けられている。また、カーカス13の外側面における一方のビードフィラ15とカーカス13の一端部との間、及び他方のビードフィラ15とカーカス13の他端部との間には、カーカス13を保護するサイドトレッド23がそれぞれ一体に設けられている。
台座付タイヤ1における電子部品取付用台座9の具体的な構成は、次のようになる。
即ち、図1(a)(b)に示すように、電子部品取付用台座9は、トランスポンダ11をタイヤ5に取付けるためのものであって、一側(図1において下側)に、ゴム材料からなる第1台座部25を備えると共に、他側(図1において上側)に、第1台座部25に重合しかつアルミ材(剛性材料の1つ)からなる第2台座部27を備えている。また、第2台座部27のモジュラス(弾性率)は、第1台座部25のモジュラスよりも高くなるようになっており、第1台座部25の外形は、第2台座部27の外形よりも大きくなっている。なお、第2台座部27の構成材料には、アルミ材の代わりに、硬質樹脂等の別の剛性材料を用いてもよい。
第1台座部25は、タイヤ5におけるインナーライナー7に取付可能な第1取付面25a及び重合面25bを有してあって、第2台座部27は、トランスポンダ11を取付可能な第2取付面27a及び重合面27bを有している。また、第1台座部25と第2台座部27は、第1台座部25の重合面25b、第2台座部27の重合面27bの少なくとも一方の重合面に加硫接着剤を塗布して第1台座部25と第2台座部27を重合させることによって接着されるようになっている。或いは、第1台座部25と第2台座部27は、生タイヤを加硫して所定の製品形状のタイヤ5を成型するときに、第1台座部25の重合面25bと第2台座部27の重合面27bが架橋反応によって接着されるようになっている。更に、第1台座部25は、生タイヤを加硫して所定の製品形状のタイヤ5を成型するときに、タイヤ5におけるインナーライナー7に架橋反応によって接着されるようになっている。
そして、電子部品取付用台座9をインナーライナー7に取付ける前に、換言すれば、電子部品取付用台座9自体が独立した状態のときに、第1台座部25は、半加硫済みのゴム材料からなっている。ここで、半加硫済みのゴムとは、架橋反応が十分に起こっていないゴムであって、全加硫時におけるゴム材料のモジュラスを100%とした場合に、30%〜80%(30%以上でかつ80%以下)のモジュラスのゴム材料のことをいう。また、半加硫済みのゴムは、加硫時間を短くすること、加硫温度を下げること、又は加硫速度に寄与するゴム薬品の配合を変更すること等によって製造することができるものである。
台座付タイヤ1におけるトランスポンダ11の具体的な構成は、次のようになる。
即ち、トランスポンダ11は、タイヤ5の内圧、内部温度を監視するために用いられる電子部品であって、例えばシアノアクリレート等の接着剤による接着によって第2台座部27の第2取付面27aに取付けられている。なお、第2台座部27がアルミ材からなる場合には、ねじ等の機械的な取付手段によって第2台座部27の第2取付面27aに取付けれるようにしてもよい。
次に、本発明の第1実施形態の作用及び効果について説明する。
電子部品取付用台座9自体が独立した状態のときに、第1台座部25は半加硫済みのゴム材料からなるため、タイヤ5の成型中に、電子部品取付用台座9をインナーライナー7に架橋反応によって接着する場合であっても、タイヤ5の成型中(具体的には、生タイヤの加硫中)における第1台座部25の流動性(第1台座部25を構成するゴム材料の流動性)を低下させて、タイヤ5の成型中における電子部品取付用台座9の変形を小さくすることができる。特に、第2台座部27のモジュラスは加硫後における第1台座部25のモジュラスよりも高く、第2台座部27はアルミ材等の剛性材料からなるため、タイヤ5の成型中における電子部品取付用台座9の変形をより小さくすることができる。従って、台座付タイヤ1の走行距離又は走行時間が長くなっても、電子部品取付用台座9及びトランスポンダ11の接着剥離が生じ難くなる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について図3及び図4を参照して説明する。
ここで、図3(a)は、インナーライナーに取付ける前の第2実施形態に係わる電子部品取付用台座を示す図であって、図3(b)は、インナーライナーに取付けた後の第2実施形態に係わる電子部品取付用台座を示す図であって、図4は、第2実施形態に係わる台座付タイヤの部分断面図である。
図4に示すように、第2実施形態に係わる台座付タイヤ29は、第1実施形態に係わる台座付タイヤ1と略同じ構成を有しており、第2実施形態に係わる台座付タイヤ29の具体的な構成のうち、第1実施形態に係わる台座付タイヤ1の具体的な構成と異なる部分についてのみ説明する。なお、第2実施形態に係わる台座付タイヤ29における複数の構成要素のうち、第1実施形態に係わる台座付タイヤ1における構成要素と対応するものについては、図中に同一番号を付して、説明を省略する。
即ち、図3(a)(b)に示すように、タイヤ5におけるインナーライナー7には、電子部品取付用台座31が取付けられており、この第2実施形態に係わる電子部品取付用台座31は、第1実施形態に係わる電子部品取付用台座9と同様に、トランスポンダ11をタイヤ5に取付けるためのものである。また、電子部品取付用台座31は、一側(図3において下側)に、タイヤ5におけるインナーライナー7に取付可能な第1取付面33aを有した第1台座部33を備えると共に、他側(図3において上側)に、トランスポンダ11を取付可能な第2取付面35aを有した第2台座部35を備えている。更に、第1台座部33と第2台座部35は、ゴム材料からなる1つの層(単層)になっており、第1台座部33は、生タイヤを加硫して所定の製品形状のタイヤ5を成型するときに、タイヤ5におけるインナーライナー7に架橋反応によって接着されるようになっている。そして、電子部品取付用台座31をインナーライナー7に取付ける前にあっては、換言すれば、電子部品取付用台座31自体が独立した状態のときに、第1台座部33及び第2台座部35(電子部品取付用台座31全体)は、半加硫済みのゴム材料からなっている。
次に、本発明の第2実施形態の作用及び効果について説明する。
電子部品取付用台座31自体が独立した状態のときに、電子部品取付用台座31全体は半加硫済みのゴム材料からなるため、タイヤ5の成型中に、電子部品取付用台座31をインナーライナー7に架橋反応によって接着する場合であっても、タイヤ5の成型中における電子部品取付用台座31全体の流動性を低下させて、タイヤ5の成型中における電子部品取付用台座31の変形を小さくすることができる。従って、台座付タイヤ29の走行距離又は走行時間が長くなっても、電子部品取付用台座31及びトランスポンダ11の接着剥離が生じ難くなる。
なお、本発明は、前述の実施形態の他に、種々の態様で実施可能である。また、本発明に包含される権利範囲は、これらの実施形態に限定されないものである。
(実施例)
本発明の実施例に係わるドラム試験について簡単に説明する。
サイズ205/55R16の乗用車タイヤにおけるインナーライナーに電子部品取付用台座を取付けて、前記電子部品取付用台座にトランスポンダを接着剤によって接着する(換言すれば、前記乗用車タイヤと、前記電子部品取付用台座と、前記トランスポンダとを具備した台座付タイヤを用意する)。次に、前記乗用車タイヤを6.5インチ幅のリムに組み付けて、前記乗用車タイヤの内部に290KPaの空気を充填する。更に、直径1.7mのドラムを用い、前記乗用車タイヤを前記ドラムの外周面に押し付けつつ、前記ドラムを時速240km/hの速度で60分間回転させる。そして、10個の前記台座付タイヤ当たりの前記電子部品取付用台座の接着剥離個数、10個の前記台座付タイヤ当たりの前記トランスポンダの接着剥離個数を調べると、表1のような結果になる。
Figure 2007024696
即ち、実施例1及び実施例2に示すように、前記電子部品取付用台座自体が独立した状態のときに、前記電子部品取付用台座における第1台座部が半加硫済みのゴム材料からなる場合には、10個の前記台座付タイヤ当たりの前記電子部品取付用台座の接着剥離個数、10個の前記台座付タイヤ当たりの前記トランスポンダの接着剥離個数が少なくなる。
図1(a)は、インナーライナーに取付ける前の第1実施形態に係わる電子部品取付用台座を示す図であって、図1(b)は、インナーライナーに取付けた後の第1実施形態に係わる電子部品取付用台座を示す図である。 第1実施形態に係わる台座付タイヤの部分断面図である。 図3(a)は、インナーライナーに取付ける前の第2実施形態に係わる電子部品取付用台座を示す図であって、図3(b)は、インナーライナーに取付けた後の第2実施形態に係わる電子部品取付用台座を示す図である。 第2実施形態に係わる台座付タイヤの部分断面図である。
符号の説明
1 台座付タイヤ
5 タイヤ
7 インナーライナー
9 電子部品取付用台座
11 トランスポンダ
25 第1台座部
25a 第1取付面
25b 重合面
27 第2台座部
27a 第2取付面
27b 重合面
29 台座付タイヤ
31 電子部品取付用台座
33 第1台座部
33a 第1取付面
35 第2台座部
35a 第2取付面

Claims (10)

  1. 電子部品をタイヤに取付けるための電子部品取付用台座において、
    一側に、前記タイヤにおけるインナーライナーに取付可能な第1取付面を有した第1台座部を備えると共に、他側に、前記電子部品を取付可能な第2取付面を有した第2台座部を備えてあって、
    少なくとも前記第1台座部が半加硫済みのゴム材料からなることを特徴とする電子部品取付用台座。
  2. 前記第2台座部のモジュラスが加硫後における前記第1台座のモジュラスよりも高いことを特徴とする請求項1に記載の電子部品取付用台座。
  3. 前記第1台座部と前記第2台座部が重合されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子部品取付用台座。
  4. 前記第2台座部が剛性材料からなることを特徴とする請求項3に記載の電子部品取付用台座。
  5. 前記第2台座部と前記第1台座部がゴム材料からなる1つの層になっていることを特徴とする請求項1に記載の電子部品取付用台座。
  6. 前記第1台座部の重合面、前記第2台座部の重合面の少なくとも一方の重合面に加硫接着剤を塗布して前記第1台座部と前記第2台座部を重合させることによって、前記第1台座部と前記第2台座部が接着されるようになっていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の電子部品取付用台座。
  7. 生タイヤを加硫して所定の製品形状のタイヤを成型するときに、前記第1台座部と前記第2台座部が架橋反応によって接着されるようになっていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の電子部品取付用台座。
  8. 生タイヤを加硫して所定の製品形状のタイヤを成型するときに、前記タイヤにおける前記インナーライナーに前記第1台座部が架橋反応によって接着されていることを特徴とする請求項3から請求項7のうちのいずれかの請求項に記載の電子部品取付用台座。
  9. 前記第2台座の前記第2取付面に前記電子部品が取付けられていることを特徴とする請求項8に記載の電子部品取付用台座。
  10. 作動気体を充填可能なタイヤと、
    前記タイヤにおけるインナーライナーに取付けられた請求項8又は請求項9に記載の電子部品取付用台座と、
    を具備したことを特徴とする台座付タイヤ。
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