JP2007022288A - ストラット式フロントサスペンション装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の走行状態に合わせてホイールベースの変更とともにサスペンションジオメトリーも変更可能とすることで、車両の操縦安定性を向上させる。
【解決手段】車速センサ40と、テンションロッド10を車両前後方向の前方側に移動させてロアアーム6を介してアクスル部材2を車両前後方向の前方に移動可能とするアクチュエータ30L,30Rと、車速センサで検出した情報に基づいて移動量を演算し、この移動量に基づいてアクチュエータを駆動する制御装置46とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両の走行状態に合わせてホイールベースを変更するようにしたストラット式フロントサスペンション装置に関する。
車両の走行状態に合わせてホイールベースを変更するサスペンション装置として、例えば特許文献1の装置が知られている。
この特許文献1の装置は、高速走行時には、後輪が後方移動するようにアクチュエータにより後車軸を後方移動させて後車軸及び前車軸の間のホイールベースを長くし、低速走行時には、後輪が前方移動するようにアクチュエータにより後車軸を前方移動させて後車軸及び前車軸の間のホイールベースを短くすることで、高速走行時には車両の直進性を向上させ、低速走行時には車両の旋回半径を小さくなるようにした装置である。
特開平1−106717号公報
ところで、上記特許文献1の装置は、車両の走行状態に応じてホイールベースが変更するが、車両が高速、或いは低速であってもサスペンションジオメトリーは略一定である。
車両の高速走行時や低速走行時におけるサスペンションジオメトリーの変化は、車両の操縦安定性を向上させる上で大きな影響を及ぼす。
本発明はこのような不都合を解消するためになされたものであり、車両の走行状態に合わせてホイールベースの変更とともにサスペンションジオメトリーも変更可能とすることで、車両の操縦安定性を向上させることができるストラット式フロントサスペンション装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係るストラット式フロントサスペンション装置は、左右の前輪を回転自在に支持しているアクスル部材と、これらアクスル部材から車幅方向の内側に延在し、車両前後方向に移動自在なスライド部材を介して車体側部材に連結しているロアアームと、車両前後方向に延在して前記ロアアーム及び前記車体側部材の間を連結しているテンションロッドと、車両上下方向に延在し、上端が前記車体側部材に連結し、下端が前記アクスル部材に連結しているストラットとを備えたストラット式フロントサスペンションにおいて、
車両の速度の増加に伴い、前記アクスル部材を車両前後方向の前方に移動させるとともに、前記アクスル部材に連結している前記ストラットの下端も車両前後方向の前方に移動させるホイールベース・ジオメトリ変更手段を設けたことを特徴とするストラット式フロントサスペンション装置である。
本発明のストラット式フロントサスペンション装置によると、車両の高速走行時にはホイールベースが長くなると同時に、アクスル部材に連結しているストラットの下端も車両前後方向の前方に移動することでキャスタートレールが大きくなり、前輪WL,WRの復元モーメントが大きくなるので、高速走行時の直進安定性が向上するとともに、従来と比較して操縦安定性を向上させることができる。
また、車両の低速走行時には、車両の高速走行時より前記アクスル部材が車両前後方向の前方に移動しないので、ホイールベースが短くなると同時に、車両の高速走行時よりキャスタートレールが小さくなることで前輪WL,WRの復元モーメントが小さくなるので、車両の旋回半径を小さくできる。これにより、ステアリングホイールの操作が軽くなるので、従来と比較して操縦安定性を向上させることができる。
以下、本発明に係るストラット式フロントサスペンション装置の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る1実施形態としてのストラット式フロントサスペンション装置を平面視で示した概略図であり、図2は、右側のストラット式フロントサスペンション装置を車幅方向の内側から示した図であり、図3及び図4は、サスペンション装置の要部を示す図である。
図1に示すように、本実施形態のストラット式フロントサスペンション装置は、左右の前輪WL,WRをそれぞれ回転自在に支持している左右一対のアクスル部材2と、車両上下方向に延在して左右一対のアクスル部材2をそれぞれ支持している一対のストラット4と、車体側部材12に連結して車幅方向の中央に配置したサスペンションメンバ14と左右一対のアクスル部材2とに連結している左右のロアアーム6と、左右のアクスル部材2から車幅方向の内側にそれぞれ延在しているタイロッド8と、左右のロアアーム6にそれぞれ連結して車両前後方向の前方に延在し、ロアアーム6の車両前後方向の位置決めを行なっている左右一対のテンションロッド10とを備えている。
ストラット4は、ショックアブソーバの外周にコイルスプリングを配置した構造であり、図2に示すように、ストラット上端部4aが車体側部材12に揺動自在に連結され、下端部4bがアクスル部材2にボールジョイントを介して連結されている。そして、ストラット4のストラット上端部4aと下端部4bとを結ぶ直線がキングピン軸Kであり、本実施形態では、車両上下方向の上方から下方に向かうに従い、車両前後方向の前方に向かって傾斜するようにキングピン軸Kが延在しており、キングピン軸Kの延長線が地面と交わる点S1と前輪WRの接地点S2との距離が初期のキャスタートレールCT0として設定されている。
ロアアーム6は、図1に示すように、車輪側連結点6aと、車体側連結点6bとを備えたI型形状の部材であり、ロアアーム6の車輪側連結点6aは、車輪支持部材2の下部にボールジョイントを介して揺動自在に連結されている。ロアアーム6の車体側連結点6bは、サスペンションメンバ14に配置したスライド部材16を介して、車両前後方向に移動自在に且つ回転揺動自在に連結されている。
スライド部材16は、図3及び図4に示すように、長手方向が車両前後方向に延在するようにサスペンションメンバ14に設けた矩形状のスライド開口部18内に配置され、スライド開口部18内の長手方向に沿って配置したガイドレール20に支持されて摺動することで車両前後方向に移動自在とされている。そして、スライド部材16は、軸心が車両前後方向を向くロアアーム係合ピン16aを備えている。そして、ロアアーム6の車体側連結点6bには、挿通孔を設けた弾性体ブッシュ23が設けられており、この弾性体ブッシュ23の挿通孔にスライド部材16のロアアーム係合ピン16aを挿通することで、ロアアーム6の車体側連結点6bがスライド部材16を介してサスペンションメンバ14に連結される。
これにより、ロアアーム6は、サスペンションメンバ14に対して車両前後方向に移動自在に連結されているとともに、図4で示したように軸線が車両上下方向に揺動自在であり、図3で示したように軸線が車両前後方向に揺動自在となるように、スライド部材16を介してサスペンションメンバ14に連結されている。
左右のタイロッド8は、ロアアーム6の車輪側連結点6aより車両後方側のアクスル部材2にボールジョイントを介して揺動自在に連結されている。これらタイロッド8の車幅方向内側の端部は、電動駆動式のパワーステアリング装置22L,22Rのラック28に連結されている。この電動駆動式のパワーステアリング装置22L,22Rは、車体側部材12に固定されているステッピングモータで構成したモータ24と、このモータ24のモータ軸に同時に固定されているピニオン26と、このピニオン26と噛み合って車幅方向に移動自在なラック28とを備えている。
また、左右のテンションロッド10には、テンションロッド10を車両前後方向に変位させることでロアアーム6の車両前後方向の位置決めを変更するアクチュエータ30L,30Rが設けられている。これらアクチュエータ30L,30Rは、テンションロッド10の前方端部に一体に設けたラック32と、車体側部材12に固定されているステッピングモータで構成したモータ34と、このモータ34のモータ軸に同時に固定され、ラック32に噛み合っているピニオン36とを備えている。
そして、ステアリング装置(図示せず)には運転者により操作されるステアリングホイールの操舵角を検出する操舵角センサ38が装着されており、この操舵角センサ38で検出した情報は制御装置46に出力されるとともに、例えば図示しない変速機の出力側に、その回転速度に応じた周波数の車速検出信号を出力する車速センサ40が装着されており、この車速センサ44で検出した情報も制御装置46に出力される。
本実施形態の制御装置46は、マイクロコンピュータ等の演算処理装置を備えた装置であり、車両走行時の操舵角センサ38、車速センサ40の検出信号に基づいてステアリング操作制御を行ない、その際に、ホイールベース変更制御及びトー角補正制御を行う。すなわち、制御装置46は、車速センサ40の検出信号に基づいてフロントサスペンションの左右の前輪WL,WRを車両前後方向に移動することでホイールベースを変更する制御を行なうとともに、操舵角センサ38の検出信号に基づいてトー角変化を打ち消す方向に左右の前輪WL,WRの実舵角を設定する制御を行なう。
次に、制御装置46の制御処理について、図5のフローチャート及び図6〜図8を参照しながら説明する。なお、図5で示すフローチャートの処理は、例えば10msec程度に設定された所定サンプリング時間ΔT毎にタイマ割込によって実行される。なお、このフローチャートでは、特に通信のためのステップを設けていないが、演算処理によって得られた結果が随時記憶装置に更新記憶されるとともに、必要な情報やプログラムは随時記憶装置から読み込まれる。
図5の処理フローは、先ずステップS2において、車速V、操舵角θを読み込む。
次にステップS4に移行し、車速Vが「0」(ゼロ)であるか否かを判定し、車速Vが「0」(ゼロ)である(V=0である)場合にはステップS30に移行し、車速Vが「0」(ゼロ)でない(V≠0である)場合には、ステップS6に移行する。
ステップS6では、図6のグラフに対応するマップに基づいて、車速Vに対応したホイールベースLを演算する。
次いでステップS8に移行し、図7のグラフに対応するマップに基づいて、ステップS6で演算したホイールベースLに対応したトー角補正量Tsを演算する。
次いでステップS10に移行し、図8のグラフに対応するマップに基づいて、操舵角θに対応した実舵角(前輪の切れ角)ψを演算する。
次いでステップS12に移行し、操舵角θの絶対値が「0」(ゼロ)を上回っているか否かを判定し、操舵角θの絶対値が「0」(ゼロ)を上回っている(|θ|>0である)場合にはステップS14に移行し、操舵角θの絶対値が「0」(ゼロ)を上回っていない(|θ|=0である)場合には、ステップS32に移行する。
ステップS14では、操舵角θ、実舵角ψに基づいて、旋回内輪の実舵角ψin、旋回外輪の実舵角ψoutを演算する。
次いでステップS16に移行し、演算した旋回内輪の実舵角ψin及び旋回外輪の実舵角ψoutとトー角補正量Tsに基づいて、補正した旋回実舵角ψin'、ψout'を演算する。
次いでステップS18に移行し、補正した旋回実舵角ψin'、ψout'に対応したモータステップ量SL1,SR1を演算する。
次いでステップS20に移行し、ホイールベースLに対応するアクスル部材2の車両前後方向の移動量Dを演算する。
次いでステップS22に移行し、アクスル部材2の車両前後方向の移動量Dに対応したモータステップ量SL2,SR2を演算する。
次いでステップS24に移行し、モータステップ量SL1,SR1をパワーステアリング装置22L,22Rのモータ24に出力する。
次いでステップS26に移行し、モータステップ量SL2,SR2をアクチュエータ30L,30Rのモータ36に出力してからメインプログラムに復帰する。
ここで、ステップS4において車速Vが「0」(ゼロ)である(V=0である)場合に移行するステップS32では、初期値のホイールベース(イニシャルホイールベースL0:図6参照)をホイールベースLとする。このステップS32からステップS34に移行し、初期のトー角(イニシャルトー角Ts0となるモータステップ量SL1,SR1を演算する。そして、ステップS34からステップS20に移行する。
また、ステップS12において、操舵角θの絶対値が「0」(ゼロ)を上回っていない(|θ|=0である)場合に移行するステップS36では、ステップS6で演算したトー角補正量Tsを「0」(ゼロ)とするモータステップ量SL1,SR1を演算し、それからステップS20に移行する。
したがって、今、車両が高速(図6のVH)で走行しているものとすると、図5の制御処理では、車速VHに応じたホイールベースL1の長い値を演算し(ステップS6)、このホイールベースL1に応じたアクスル部材2の車両前後方向の前方側への移動量Dを演算する(ステップS22)。そして、移動量Dに基づいて演算したモータステップ量SL2,SR2を、アクチュエータ30L,30Rのモータ36に出力する(ステップS26)。
制御装置46からモータステップ量SL2,SR2が入力したアクチュエータ30L,30Rのモータ36は、モータステップ量SL2,SR2に応じた回転をピニオン36に伝達し、この回転がラック32に直線運動として伝達され、テンションロッド10が車両前後方向の前方側に移動する。
そして、テンションロッド10に連結しているロアアーム6も、車幅方向内側のスライド部材16がサスペンションメンバ14に支持されながら車両前後方向の前方側へ移動していくとともに、ロアアーム6に支持されている左右のアクスル部材2も車両前後方向の前方側に移動する。これにより、図9に示すように、高速走行時には、ホイールベースが長く設定される。
また、左右のアクスル部材2が車両前後方向の前方側に移動すると、左右のアクスル部材2にそれぞれ連結しているストラット4の下端部4bも車両前後方向の前方側に移動していく。このように、車両の高速走行時には、キングピン軸Kの傾斜角度が大きくなっていき(図2の破線で示すキングピン軸K1)、初期のキャスタートレールCT0と比較して大きなキャスタートレールCTが設定される。
ここで、左右のアクスル部材2が車両前後方向の前方側に移動すると、図5の制御処理では、ホイールベースLに対応したトー角補正量Tsを演算し(ステップS8)、演算したトー角補正量Tsを「0」(ゼロ)とするモータステップ量SL1,SR1を演算し(ステップS36)、そのモータステップ量SL1,SR1をパワーステアリング装置22L,22Rのモータ24に出力する。
トー角補正量Tsを「0」(ゼロ)とするモータステップ量SL1,SR1が入力したパワーステアリング装置22L,22Rのモータ24は、モータステップ量SL1,SR1に応じた回転をピニオン28に伝達し、この回転がラック28に直線運動として伝達されるので、左右のタイロッド8は、左右の前輪WL,WRのトー角が変化しないように車幅方向に移動する。
一方、車両が低速(図6のVL)で旋回走行する場合には、図5の制御処理では、車速VLに応じたホイールベースL2の短い値を演算し(ステップS6)、ホイールベースL2に対応したトー角補正量Tsを演算し(ステップS8)、操舵角θに対応した実舵角(前輪の切れ角)ψを演算する(ステップS10)。それから、旋回内輪、旋回外輪の実際の舵角を演算し(ステップS14,ステップS16)、その実際の舵角に応じたモータステップ量SL1,SR1を演算し(ステップS18)、ホイールベースL2に応じたアクスル部材2の車両前後方向の前方側への移動量Dを演算する(ステップS20)。そして、実際の舵角に応じたモータステップ量SL1,SR1をパワーステアリング装置22L,22Rのモータ24に出力し(ステップS24)、移動量Dに基づいて演算したモータステップ量SL2,SR2を、アクチュエータ30L,30Rのモータ36に出力し(ステップS25)。
これにより、制御装置46からモータステップ量SL2,SR2が入力したアクチュエータ30L,30Rのモータ36は、モータステップ量SL2,SR2に応じた回転をピニオン36に伝達し、この回転がラック32に直線運動として伝達され、テンションロッド10が、車両の高速走行の場合よりも短い距離で車両前後方向の前方側に移動する。
そして、テンションロッド10に連結しているロアアーム6は、車両の高速走行の場合よりも短い距離で車両前後方向の前方側へ移動していくとともに、ロアアーム6に支持されている左右のアクスル部材2も車両前後方向の前方側に移動する。これにより、図9に示すように、低速の直進走行時には、ホイールベースが短く設定される。
ここで、車両の低速走行の場合には、車両の高速走行の場合よりストラット4の下端部4bの車両前後方向の前方側への移動量が小さくなるので、車両が高速のときの大きなキャスタートレールCTと比較して小さなキャスタートレールCTとなる。
したがって、本実施形態のサスペンション装置は、車両の高速走行時にはホイールベースが長くなると同時に、キャスタートレールが大きくなって前輪WL,WRの復元モーメントが大きくなり、しかも左右の前輪WL,WRのトー角が変化しないので、高速走行時の直進安定性が向上するとともに、従来と比較して操縦安定性を向上させることができる。
また、車両の低速走行時には、ホイールベースが短くなると同時に、車両の高速走行時よりキャスタートレールが小さくなることで前輪WL,WRの復元モーメントが小さくなるので、車両の旋回半径を小さくできるとともに、ステアリングホイールの操作が軽くなるので、従来と比較して操縦安定性を向上させることができる。
しかも、車両の旋回時には、操舵角θに対応した実際の実舵角(前輪の切れ角)ψを演算し、これに基づいて最適な旋回内輪側の値(旋回実舵角ψin')、旋回外輪側の値(ψout')を演算してパワーステアリング装置22L,22Rのモータ24に出力しているので、旋回内輪及び旋回外輪の回転数差を考慮しながら左右の前輪WL,WRの高精度のトー角コントロールを行なうことができる。
本発明のストラット式スロントサスペンション装置を示す概略平面図である。 本発明を車幅方向から右側の前輪に向けて見た図である。 本発明のロアアームが車体側部材に連結している状態を平面で示した図である。 本発明のロアアームが車体側部材に連結している状態を車両前後方向の後方から示した図である。。 本発明の制御装置が処理を行なうフローチャートを示す図である。 本発明の制御装置が処理を行なう際に使用する車速とホイールベースのデータマップである。 本発明の制御装置が処理を行なう際に使用するホイールベースとトー角補正量のデータマップである。 本発明の制御装置が処理を行なう際に使用する操舵角と実舵角のデータマップである。 ホイールベースを変化させた状態を示す車両のモデル図である。
符号の説明
2 アクスル部材
4 ストラット
6 ロアアーム
8 タイロッド
10 テンションロッド
12 車体側部材
14 サスペンションメンバ
16 スライド部材
22 パワーステアリング装置
23 弾性体ブッシュ
24,34 モータ
26、36 ピニオン
28,32 ラック
30 アクチュエータ
38 操舵角センサ
40 車速センサ
46 制御装置
Ts0 イニシャルトー角
CT キャスタートレール
CTO イニシャルキャスタートレース
L0 イニシャルホイールベース
WL,WR 前輪

Claims (3)

  1. 左右の前輪を回転自在に支持しているアクスル部材と、これらアクスル部材から車幅方向の内側に延在し、車両前後方向に移動自在なスライド部材を介して車体側部材に連結しているロアアームと、車両前後方向に延在して前記ロアアーム及び前記車体側部材の間を連結しているテンションロッドと、車両上下方向に延在し、上端が前記車体側部材に連結し、下端が前記アクスル部材に連結しているストラットとを備えたストラット式フロントサスペンションにおいて、
    車両の速度の増加に伴い、前記アクスル部材を車両前後方向の前方に移動させるとともに、前記アクスル部材に連結している前記ストラットの下端も車両前後方向の前方に移動させるホイールベース・ジオメトリ変更手段を設けたことを特徴とするストラット式フロントサスペンション装置。
  2. 前記ホイールベース・ジオメトリ調整手段は、車両の走行速度を検出する車速センサと、
    前記テンションロッドを車両前後方向の前方側に移動させることで前記ロアアームを介して前記アクスル部材を車両前後方向の前方に移動可能とするアクチュエータと、前記車速センサで検出した情報に基づいて移動量を演算し、この移動量に基づいて前記アクチュエータを駆動する制御装置とを備えていることを特徴とする請求項1記載のストラット式フロントサスペンション。
  3. 前記ホイールベース・ジオメトリ調整手段は、ステアリングホイールの操舵角を検出する操舵角センサと、左右の前記アクスル部材からそれぞれ車幅方向の内側に延在しているタイロッドに連結している独立制御形式のパワーステアリング装置を備えており、
    前記制御装置は、前記操舵角センサで検出した情報に基づき、車両が直進走行しているときには、左右の前輪のトー角が変化しないように前記パワーステアリング装置を駆動するとともに、車両が旋回走行しているときには、旋回内輪及び旋回外輪の回転数差を考慮しながら左右の前輪のトー角を設定する制御を行なうことを特徴とする請求項2記載のストラット式フロントサスペンション装置。
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