JP2007021959A - 熱転写受容シート - Google Patents

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正人 川村
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力 塚田
Yoshimasa Tanaka
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Abstract

【課題】本発明の課題は、高印画濃度、高画質が得られ、印画走行性に優れ、かつ画像保存性が良好で、印画面の折れ割れがなく、特に高速印画に適した熱転写受容シートを提供することにある。
【解決手段】シート状支持体の少なくとも片面に、バリア層、画像受容層が順次積層された熱転写受容シートにおいて、前記画像受容層の80℃におけるダイナミック硬度が、1.0〜5.0の範囲であり、かつ前記バリア層の80℃におけるダイナミック硬度が、画像受容層の80℃におけるダイナミック硬度より高いことを特徴とする熱転写受容シート。
【選択図】 なし

Description

本発明は、熱転写受容シートに関するものである。更に詳しくは、特に高速印画適性に優れた熱転写受容シート(以下、単に受容シートともいう)に関するものである。
近年、サーマルプリンター、特に鮮明なフルカラー画像がプリント可能な染料熱転写プリンターが注目されてきた。染料熱転写プリンターは、インクリボンの染料を含む染料層と、受容シートの染料染着性樹脂を含む画像受容層(以下、単に受容層ともいう)とを重ね合わせ、サーマルヘッド等から供給される熱により、インクリボン染料層の所要個所の染料を所定濃度だけ、受容層に転写して画像を形成するものである。インクリボンは、イエロー、マゼンタ及びシアンの3色、あるいはこれにブラックを加えた4色の染料層を有する。フルカラー画像は、インクリボンの各色の染料を受容シートに順次繰り返し転写することによって得られる。染料熱転写方式の受容シートとしては、高画質な画像記録が可能であること、また、昨今のデジタルカメラの普及に伴い、デジタルプリント可能な方式として、銀塩写真からの置き換えが進みつつあり、高画質、高保存性、さらに出力に要する時間を短縮するために高速印画に適した受容シートが求められている。
近年熱転写プリンターの開発が進められ、実用化されている高速印画熱転写プリンターでは、サーマルヘッドからの加熱時間がより短時間となるため、受容シートにはより高感度の熱応答性が必要とされる。ところが、従来の受容シートの受容層では十分な染料染着性が得られず、白抜けと呼ばれる印画不良が発生する問題があった。ここで、高速印画プリンターとは、例えば、Lサイズ1画面当たりのフルカラー画像発行所用時間が、およそ30秒以下のものである。
記録画像の濃度や画質などを改善する方法として、例えば、受容層の染着性樹脂として一定のガラス転移温度(Tg、℃)を有する樹脂を用いる方法が提案されている(例えば、特許文献1−3参照。)。しかしながら、高速印画プリンターで記録すると、画質等の点で不十分であった。一般的には、受容層用染着性樹脂としてTgの低い樹脂の方が、記録感度は向上すると考えられるが、Tgが余りに低過ぎる樹脂を使用すると、印画時に受容層樹脂が必要以上に軟化し、インクリボンに貼りつき易くなるため、印画後にインクリボンを受容層から剥がす際に大きな剥離力を必要とし、プリンターへの負荷が大きくなるばかりでなく、受容層の層中で凝集破壊が生じ、受容層樹脂がインクリボンに逆転写して、所謂「受容層剥がれ」が発生し、走行不良等を生じる問題もあった。
また、受容層表面の硬度に着目した例として、Tg40〜70℃の樹脂を用いて受容層表面のダイナミック硬度を0.2以下に規定する方法が開示されている(例えば、特許文献4参照。)。しかしこのような受容層は、記録エネルギーの比較的低い溶融型熱転写記録方式には適しているとしても、染料昇華転写方式等の高速印画プリンターには、必ずしも十分な適性を有しておらず、受容層剥がれを生じるおそれがあり、画質等の点で不十分であるという問題があった。
特開昭62−294595号公報(第2頁) 特開平7−61153号公報(第2頁) 特開平9−295389号公報(第2頁) 特開2002−11969号公報(第2頁)
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、高印画濃度、高画質が得られ、印画走行性に優れ、かつ画像保存性が良好で、印画面の折れ割れがなく、特に高速印画に適した熱転写受容シートを提供することにある。
本発明は、以下の各発明を包含する。
(1)シート状支持体の少なくとも片面に、バリア層、画像受容層が順次積層された熱転写受容シートにおいて、前記画像受容層の80℃におけるダイナミック硬度が、1.0〜5.0の範囲であり、かつ前記バリア層の80℃におけるダイナミック硬度が、画像受容層の80℃におけるダイナミック硬度より高いことを特徴とする熱転写受容シート。
(2)前記画像受容層が、(a)50〜100モル%の直鎖脂肪族ジカルボン酸および0〜50モル%の脂環族ジカルボン酸を含む多価カルボン酸成分と、(b)多価アルコール成分との重縮合反応により生成した、ガラス転移温度が30〜45℃であるポリエステル樹脂を含有する(1)項に記載の熱転写受容シート。
(3)前記バリア層が、スチレン−アクリル酸系共重合体および/またはポリビニルアルコール誘導体を含有する(1)項または(2)項に記載の熱転写受容シート。
本発明の熱転写受容シートは、高印画濃度、高画質が得られ、印画走行性に優れ、かつ画像保存性が良好で、印画面の折れ割れがなく、特に高速印画に適した熱転写受容シートである。
以下に、本発明について詳細に説明する。
本発明の受容シートは、シート支持体上に順次形成されたバリア層、及び受容層を有する。本発明者らは、受容シートの画質向上と融着回避の両立を実現すべく検討を行い、受容層の80℃におけるダイナミック硬度(動的硬度とも言う。)を1.0〜5.0の範囲とし、かつバリア層のダイナミック硬度を受容層のダイナミック硬度より高くすることにより、印画走行性が良好で、画質、濃度の優れた受容シートを得ることが可能となった。受容シートの受容層は、印画時にサーマルヘッドにより加熱されて表面温度が上昇し、受容層の樹脂が軟化する。この軟化の度合いが、「ダイナミック硬度」によって規定され、受容層のような薄膜においては、一般に材料表面に垂直に静的な荷重をかけたときの歪みから求められる。
サーマルヘッドの表面は、印画時に電気パルスによって、1m秒単位あるいはそれ以下で約200から300℃に達し、この熱により、インクリボンの染料が受容層表面に転写、拡散される。このような非常に短いパルスによる画像形成の再現性について鋭意検討し、80℃におけるダイナミック硬度が印画状態を良好に再現することを見出すに至った。本発明においてダイナミック硬度は、例えば超微小硬度計(商品名:DUH−201H、島津製作所社製)を用いて測定される値である。115°の三角錐圧子に荷重を与えて、荷重と圧子の押し込み深さから、ダイナミック硬度が次式により求められる。
ダイナミック硬度DHT115=3.7838×P/h
P:荷重(mN)、h:押し込み深さ(μm)
この測定方法は、針状圧子の微小な動きを電気信号に変換して計測する方法であり、荷重を調整することによって、受容層、バリア層等の所望の押し込み深さにおける硬度を求めることが可能である。
本発明において、受容層の80℃におけるダイナミック硬度は1.0〜5.0の範囲であり、好ましくは1.5〜3.5の範囲である。80℃におけるダイナミック硬度が5.0を超えると、印画時にサーマルヘッドとの密着性が不足し、受容層表面に加熱ムラが発生してインクリボンの染料が均一に転写せず、白抜けなどの現象が発生して画質が劣ることがある。一方80℃におけるダイナミック硬度が1.0未満では、印画時に受容層が軟化し過ぎて、インクリボンが受容層表面に貼りついて融着し、走行不良となることや、軟化した受容層の層間が破壊して、受容層の一部がインクリボン側に転写し、受容層剥がれが発生して、印画不良となることがある。
本発明において、受容層の80℃におけるダイナミック硬度を1.0〜5.0の範囲に調整するには、公知の方法を用いることができる。上記のような公知の染着性樹脂に、例えば可塑剤などの比較的低分子量の有機物を添加して層全体を可塑化して硬度を調整する方法、イソシアナートなどの架橋剤で受容層の層全体を硬化して硬度を調整する方法、軟化点やTgなどの熱物性の異なる2種以上の樹脂を適宜混合して所望の硬度に調整する方法などである。
本発明の受容シートの受容層を形成する樹脂としては、インクリボンから移行する染料との親和性が高く、染料染着性の良い樹脂が使用される。このような染料染着性樹脂としては、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、塩化ビニル共重合体、ポリビニルアセタール系樹脂、セルロースアセテートブチレート等のセルロース誘導体樹脂などが挙げられ、これらの樹脂は単独で使用してもよく、あるいは2種以上を適宜併用してもよい。
またプリントの際にサーマルヘッドの加熱による受容層とインクリボンとの融着を防止するために、架橋剤、滑り剤、及び離型剤等の1種以上を添加することができる。また必要に応じて、上記樹脂中に蛍光染料、可塑剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、顔料等の1種以上を添加してもよい。
さらに、本発明の受容層は、(a)50〜100モル%の直鎖脂肪族ジカルボン酸および0〜50モル%の脂環族ジカルボン酸を含む多価カルボン酸成分と、(b)多価アルコール成分との重縮合反応により生成した、Tgが30〜45℃であるポリエステル樹脂を含有することが好ましく、染着性に優れ、画像がにじみにくいなどの保存性の観点からも好ましい。受容層に含有するポリエステル樹脂のTgが30℃未満では、サーマルヘッドによる印画時に、受容層とインクリボンの融着が生じてプリンター内での受容シートの走行性が不良となる場合がある。一方、ポリエステル樹脂のTgが45℃を超えると、十分な画像濃度や、画質が得られないことがある。
本発明のポリエステル樹脂としては、多価カルボン酸成分と多価アルコール成分とを重縮合したものが好ましく使用される。
脂肪族ジカルボン酸の具体例としては、例えばマロン酸、コハク酸、マレイン酸、無水コハク酸、無水マレイン酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、メチルマロン酸、ジメチルマロン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、イソセバシン酸、ブラシル酸、ドデカンジカルボン酸、ポリアルケニルコハク酸、重合脂肪酸のダイマー酸、水添ダイマー酸などが挙げられる。これらの中でも、無水コハク酸、無水マレイン酸が特に好ましい。
また脂環族ジカルボン酸の好ましい具体例としては、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、2−メチル−1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、2−エチル−1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、2−プロピル−1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、2−ブチル−1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、2−t−ブチル−1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、2,3−ジメチル−1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、2,3−ジエチル−1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、2,3−ジプロピル−1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、2,3−ジブチル−1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、2−メチル−3−エチル−1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、2−メチル−3−プロピル−1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、2−メチル−3−ブチル−1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、2−エチル−3−プロピル−1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、2−エチル−3−ブチル−1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、2−メチル−3−t−ブチル−1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、
2,6−デカリンジカルボン酸、3−メチル−2,6−デカリンジカルボン酸、3−エチル−2,6−デカリンジカルボン酸、3−プロピル−2,6−デカリンジカルボン酸、3−ブチル−2,6−デカリンジカルボン酸、3,4−ジメチル−2,6−デカリンジカルボン酸、3,4−ジエチル−2,6−デカリンジカルボン酸、3,4−ジプロピル−2,6−デカリンジカルボン酸、3,4−ジブチル−2,6−デカリンジカルボン酸、3,8−ジメチル−2,6−デカリンジカルボン酸、3,8−ジエチル−2,6−デカリンジカルボン酸、3,8−ジプロピル−2,6−デカリンジカルボン酸、3,8−ジブチル−2,6−デカリンジカルボン酸、3−メチル−4−エチル−2,6−デカリンジカルボン酸、3−メチル−4−プロピル−2,6−デカリンジカルボン酸、3−メチル−4−ブチル−2,6−デカリンジカルボン酸、3−エチル−4−ブチル−2,6−デカリンジカルボン酸が挙げられる。これらの中でも1,4−シクロヘキサンジカルボン酸が特に好ましい。
また、上記多価カルボン酸と同様に用いられる同カルボン酸の誘導体としては、上記ジカルボン酸のエステル化合物、酸ハロゲン化物などが挙げられる。これらの中ではジカルボン酸エステル化合物が好ましく、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、アミル、ヘキシルなどの炭素数が1〜6の低級アルキルエステル化合物が特に好ましい。
本発明においては、多価カルボン酸成分として、本発明の効果を損なわない範囲であれば、ポリエステル樹脂のTgの上昇のために、3価以上のカルボン酸を含有させることができる。3価以上のカルボン酸成分の具体例としては、例えば、トリメリット酸、トリカルバリル酸、カンホロン酸、トリメシン酸、1,2,5−ナフタレントリカルボン酸、2,3,6−ナフタレントリカルボン酸、1,8,4−ナフタレントリカルボン酸、ピロメリット酸、ベンゾフェノンテトラカルボン酸、重合脂肪酸のトリマー酸などの3価以上のカルボン酸やこれらのエステル化合物及び酸無水物などが挙げられる。その許容使用量は、全カルボン酸成分のうち5モル%以下が好適であり、より好ましくは1モル%以下である。また、多価カルボン酸成分以外に、本発明の効果を損なわない範囲でモノカルボン酸を添加してもよい。
(多価アルコール成分)
本発明のポリエステル樹脂の原料として用いられる多価アルコール成分は、特に限定されるものではなく、公知各種のもの、芳香族多価アルコール類、脂肪族グリコール類、脂環族グリコール類、が挙げられ、これらは1種類単独で用いてもよく、または2種以上を適宜に組み合わせて使用してもよい。尚、本発明の受容層樹脂のガラス転移温度(Tg)は、JIS K 7121に規定される方法に従って、示差熱走査型熱量計(商品名:DS/5200、セイコーインスツルメンツ製)を用いて測定される値である。
なお共重合体のTg調節については、適当な学術文献、例えば高分子学会編「高分子の物性II、高分子実験学講座4」共立出版、p51(1959)に記載の各種ポリマーのTgを選択して、
Fox式(1/Tg=Σwi/Tgi)
(式中、「wi」は各成分の質量分率;「Tgi」は各成分のTgを表す)により、所望
のTgを有する共重合体を適宜設計することが可能である。尚、本発明の受容層樹脂のガ
ラス転移温度(Tg)は、JIS K 7121に規定される方法に従って、示差熱走査
型熱量計(商品名:DS/5200、セイコーインスツルメンツ製)を用いて測定される
値である。
本発明の受容層の固形分塗工量は、好ましくは1〜15g/m程度であり、より好ましくは2〜10g/mである。受容層の固形分塗工量が1g/m未満では受容層がバリア層表面を完全に覆うことができず、画質の低下を招くことや、サーマルヘッドの加熱によりインクリボンと受容層が接着してしまう融着トラブルが発生することがある。一方固形分塗工量が15g/mを超えると、効果が飽和して不経済である。
本発明において、受容層のシート状支持体への塗工適性向上や、受容層に染着した染料がシート状支持体に浸透してにじみが発生するのを防止するなどの目的で、シート状支持体と受容層の間にバリア層が設けられ、バリア層の80℃におけるダイナミック硬度は、受容層の80℃におけるダイナミック硬度より大きいことが重要である。その理由については、例えば受容層表面が印画時の熱で軟化した際に、下層のバリア層が受容層より高い硬度を保持していることにより、受容層剥がれが起こり難くなり、良好な印画を得ることができると考えられる。
また、バリア層の80℃におけるダイナミック硬度は、3.0〜15.0の範囲であることが好ましい。バリア層の80℃におけるダイナミック硬度が3.0未満では、受容層剥がれなどの印画不良を防止する効果が損なわれるばかりでなく、印画時にインクリボンから受容層表面に転写した染料が、軟化したバリア層にまで染着して、にじみ等を生じ、画質が低下することがある。一方バリア層の80℃におけるダイナミック硬度が15.0を超えると、印画時に受容シートに加えられる圧力によって、クラックと呼ばれるひび割れが発生することがあり、この場合、バリア効果が著しく損なわれて、受容層に染着した染料がシート状支持体に浸透してにじみが発生することがある。
受容層の下に形成されているバリア層のダイナミック硬度測定には、前記の超微小硬度計などが使用され、荷重を調整することによって所望の押し込み深さにおける硬度を求めることが可能である。本発明においては、受容層を予め剃刀などで削ぎ取り、バリア層を剥き出しにした状態で測定する方法や、受容層を上層に積層した受容シートの有り姿のままの状態でバリア層のダイナミック硬度を測定する方法等が可能である。受容層を積層したままで測定する場合には、予め断層拡大写真観察などで受容層の断面厚さを測定した後に、受容層の厚さ以上の押し込み深さとなるように荷重を設定して、バリア層のダイナミック硬度を測定すればよい。
本発明のバリア層には、受容層との接着性、塗工性が良好で、受容層に染着した染料がシート状支持体にまで浸透してにじむのを阻止するのに適した公知の各種樹脂類が使用でき、例えば、ポリビニルアルコール樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、スチレン−マレイン酸系共重合体、スチレン−アクリル酸ブチル−メタクリル酸共重合体等のようなスチレン−アクリル酸系共重合体等が示される。これらの樹脂は単独で使用してもよく、あるいは2種以上を併用してもよい。各種樹脂の中でも、完全鹸化ポリビニルアルコールやシラノール変性ポリビニルアルコール等のポリビニルアルコール樹脂、スチレン−アクリル酸系共重合体等が好ましく使用される。
また各種の無機、有機の顔料、ワックス類、金属石鹸等が使用でき、さらに必要に応じて紫外線吸収剤、蛍光染料、撥油剤、消泡剤、粘度調節剤、架橋剤等の各種添加剤を所望の効果を損なわない範囲で使用できる。
本発明において、バリア層は80℃におけるダイナミック硬度が、受容層表面の80℃におけるダイナミック硬度より高いことが好ましく、バリア層の硬度を所望の程度に調整するためには、加熱時に軟化し難く、耐熱性の良好な樹脂が好ましく使用される。例えば、スチレン−アクリル酸系共重合体とポリビニルアルコール樹脂とを併用してもよく、(スチレン−アクリル酸系共重合体/ポリビニルアルコール樹脂)の配合比率は、10/90〜90/10の範囲である。この配合比率が10/90未満では十分なダイナミック硬度が得られず、受容層剥がれ防止の効果が少ないことがある。一方、配合比率が90/10を超えると、受容シートを曲げたとき、「クラック」と呼ばれるひび割れが発生することがある。
スチレン−アクリル酸系共重合体の中でも、スチレン−アクリル酸ブチル−メタクリル酸共重合体樹脂が好ましく使用され、バリア層のダイナミック硬度の観点や、受容層剥がれ防止の効果から好ましい。スチレン−アクリル酸ブチル−メタクリル酸共重合体樹脂の分子量は、20,000〜100,000が好ましい。分子量が20,000未満では、「クラック」が発生することがあり、分子量が100,000を超えると粘度が高くなり、製造時の作業性に困難が生ずることがある。
バリア層の固形分塗工量は、0.1〜10g/mであることが好ましく、より好ましくは0.5〜5g/mである。バリア層の固形分塗工量が0.1g/m未満であると、バリア層が十分に成膜せず、所望する画像のニジミ防止効果が発揮できないことがある。また、固形分塗工量が10g/mを超えると、ニジミ防止効果が飽和して、経済的に好ましくない。
本発明における受容シートのシート状支持体としては、セルロースパルプを主成分とする紙や、合成樹脂フィルム等が使用される。例えば、上質紙(酸性紙、中性紙)、中質紙、コート紙、アート紙、グラシン紙、樹脂ラミネート紙等、または、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル、ポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリスチレンなどを主成分とした延伸フィルムや、無機顔料及び/又は有機フィラーを含み、ポリオレフィンなどの熱可塑性樹脂を主成分とする単層延伸フィルム又は多層構造フィルム(合成紙)等、及びこれらのフィルム同士、又はこれらのフィルムと他のフィルム又は紙等とを積層貼着させた複合フィルム等が適宜用いられる。
特に限定はしないが、セルロースパルプを主成分とする紙支持体の場合には、コスト的にも有利であり、より優れた本発明の効果が得られる。紙支持体の場合には断熱性を付与するために、シート状支持体とバリア層の間に中空粒子等を含有する中間層を設けることができる。本発明のシート状支持体としては、20〜300μmの厚さを有することが好ましい。
上記中間層、バリア層、受容層等の塗工層を形成する方法としては、エアーナイフコーター、バリバーブレードコーター、ピュアブレードコーター、ロッドブレードコーター、ショートドウェルコーター、カーテンコーター、ダイコーター、グラビアコーター、ロールコーター、スプレーコーター、ディップコーター、バーコーター、コンマコーター、オフセットロールコーター、リバースロールコーター、リップコーター、スライドビードコーター等の各種塗工装置を用いて、各々調製された塗工液(塗液とも言う。)を塗工して形成する。乾燥が必要な場合は、塗工を行う上記の装置に組み合わせた従来の方法で行うことができる。また、放射線による硬化が必要な場合には、紫外線照射装置、電子線照射装置等の放射線照射装置を適宜使用して、硬化することができる。
本発明の受容シートは、受容シートの帯電を防止する目的、受容シートのカールを矯正する目的や、印画時のプリンター内で受容シートの重送を防止する目的などで、受容シートの裏面に、裏面層を設けることができる。もちろんスーパーキャレンダー処理などの平滑化処理を施すことも可能である。
さらに、本発明の受容シートにおいては、シート状支持体が、受容層の反対側に粘着層を有し、前記粘着層面と離型剤を含む剥離層を有する剥離シートの剥離層面とが、対向するように積層されていてもよい。即ち、シート状支持体の片面に、バリア層、受容層等を順次に積層し、さらにシート状支持体の他の面に粘着層、剥離層、剥離シート基材(本願において、剥離層を有する剥離シート基材を「剥離シート」と称する。)を順次積層した構成にしてもよい。本構成の受容シートは、粘着層と剥離層の間で粘着剥離可能であり、いわゆるラベルタイプ(ステッカーまたはシールタイプとも称される。)の受容シートである。
以下に実施例を挙げて本発明を詳細に説明するが、勿論本発明はこれに限定されるものではない。なお特に断らない限り、実施例中の「部」及び「%」はすべて「質量部」及び「質量%」を示す。
「ポリエステル樹脂の合成」
表1に示すように、多価カルボン酸成分及び多価アルコール成分を一定のモル比(%)で使用して、公知の方法により合成した。
Figure 2007021959
実施例1
「受容シートの作成」
厚さ100μmの上質紙の両面に、2軸延伸されたポリプロピレンを主成分とする多孔質多層構造延伸フィルム(商品名:ユポFPG50、ユポ・コーポレーション製)をドライラミネート方式で積層して、シート状支持体とした。このシート状支持体の一方に下記バリア層用塗工液−Aを固形分塗工量が2g/mとなるように塗工、乾燥してバリア層を形成した後、受容層用塗工液−Aを、固形分塗工量が5g/mとなるように塗工、乾燥して受容層を形成し、受容シートを作成した。
バリア層用塗工液−A
スチレン−アクリル酸ブチル−メタクリル酸共重合体(商品名:ポリマロン326、
荒川化学製、分子量25,000、固形分濃度10%) 50部
完全鹸化ポリビニルアルコール(商品名:PVA115、
クラレ製、重合度1,500、固形分濃度10%) 50部
受容層用塗工液−A
ポリエステル樹脂A(分子量10,000、Tg32℃) 40部
セルロースアセテートブチレート(商品名:CAB551−0.01、
イーストマンケミカル製、分子量18,000、Tg90℃) 10部
シリコーンオイル(商品名:KF393、信越化学工業社製) 4部
イソシアネート化合物(商品名:NY−710A、三菱化学社製) 5部
トルエン 100部
メチルエチルケトン 100部
実施例2
バリア層及び受容層の形成において、下記のバリア層用塗工液−B、及び受容層用塗工液−Bを用いた以外は、実施例1と同様に受容シートを作成した。
バリア層用塗工液−B
スチレン−アクリル酸ブチル−メタクリル酸共重合体(商品名:ポリマロン326D、
荒川化学製、分子量90,000、固形分濃度10%) 100部
受容層用塗工液−B
ポリエステル樹脂B(分子量13,000、Tg42℃) 50部
シリコーンオイル(商品名:KF393、信越化学工業社製) 4部
イソシアネート化合物(商品名:NY−710A、三菱化学社製) 5部
トルエン 100部
メチルエチルケトン 100部
実施例3
中間層塗工シートの作成
塩化ビニリデン、アクリロニトリルを主成分とする熱可塑性樹脂からなる発泡済みの中空粒子(平均粒子径5.4μm、体積空隙率60%)の水分散液(固形分濃度30%)70部、ポリビニルアルコール(商品名:PVA217、クラレ製)の水溶液(固形分濃度10%)15部、及びスチレン−ブタジエンラテックス(商品名:L−1537、固形分濃度50%、旭化成製)15部を混合攪拌し、中間層用塗液を調製した。次いで、シート状支持体としてアート紙(商品名:OK金藤N、坪量186g/m、王子製紙製)を用い、この一方の面に、ダイコーターにより、乾燥後の塗工量が20g/mとなるように、塗工、乾燥して、中間層塗工シートを作成した。
上記中間層塗工シートに、下記のバリア層塗工液−C、受容層用塗工液−Cを用いてバリア層、受容層を順次形成した以外は、実施例1と同様に受容シートを作成した。
バリア層用塗工液−C
スチレン−アクリル酸ブチル−メタクリル酸共重合体樹脂(商品名:ポリマロン326、
荒川化学製、分子量25,000、固形分濃度10%) 20部
シラノール変性ポリビニルアルコール(商品名:R1130、クラレ製、
重合度1,800、固形分濃度10%) 80部
受容層用塗工液−C
ポリエステル樹脂C(分子量12,000、Tg45℃) 50部
シリコーンオイル(商品名:KF393、信越化学工業社製) 4部
イソシアネート化合物(商品名:NY−710A、三菱化学社製) 5部
トルエン 100部
メチルエチルケトン 100部
比較例1
バリア層の形成において、下記のバリア層用塗工液−Dを用いた以外は、実施例1と同様に受容シートを作成した。
バリア層用塗工液−D
ウレタンディスパージョン(商品名:W6061、三井武田ケミカル製、
固形分濃度30%) 100部
比較例2
受容層の形成において、下記の受容層用塗工液−Dを用いた以外は、実施例1と同様に受容シートを作成した。
受容層用塗工液−D
ポリエステル脂(商品名:バイロンGK140、Tg20℃) 50部
シリコーンオイル(商品名:KF393、信越化学工業社製) 4部
イソシアネート化合物(商品名:NY−710A、三菱化学社製) 5部
トルエン 100部
メチルエチルケトン 100部
比較例3
受容層の形成において、下記の受容層用塗工液−Eを用いた以外は、実施例1と同様に受容シートを作成した。
受容層用塗工液−E
セルロースアセテートブチレート(商品名:CAB551−0.2、
イーストマンケミカル製、分子量20,000、Tg105℃) 50部
シリコーンオイル(商品名:KF393、信越化学工業社製) 4部
イソシアネート化合物(商品名:NY−710A、三菱化学社製) 5部
トルエン 100部
メチルエチルケトン 100部
評価
上記の各実施例及び比較例で得られた受容シートについて、それぞれ下記の方法により評価を行い、得られた結果を表1に示す。
「ダイナミック硬度」
超微小硬度計(商品名:DUH−201H、島津製作所社製)を使用し、80℃加熱状態で、受容層及びバリア層に115°の三角錐圧子をあて、0.07mN/秒の速度で荷重を与えて、荷重と圧子の押し込み深さから、ダイナミック硬度を次式により求めた。
ダイナミック硬度DHT115=3.7838×P/h
P:荷重(mN)、h:押し込み深さ(μm)
「印画品質」(印画濃度、走行性、画像均一性)
熱転写試験機(商品名:THPMI2、大倉電機社製)を使用し、厚さ6μmのポリエステルフィルムの上にイエロー、マゼンタ、シアン3色それぞれの昇華性染料をバインダーと共に含むインク層を設けたインクリボンを用いて、各色のインク層面を順次に供試受容シートに接触させ、サーマルヘッドで段階的にコントロールされた加熱を施すことにより、所定の画像を受容シートに熱転写させ、各色の中間調の単色及び色重ねの画像をプリントした。
このときの印画速度は1ライン当たり2m秒とし、印加エネルギーがサーマルヘッド1ドット当たり0.3mJとして印画した黒ベタ記録画像について、マクベス反射濃度計(商品名:RD−914、Kollmorgen社製)を用いて、その印画濃度(反射濃度)を測定した。
印画濃度が2.2を超えて高い濃度を示すものを◎、印画濃度が2.0〜2.2で実用上問題ないレベルを○、印画濃度が2.0未満を×とした。
さらにこの印画条件で黒ベタ画像を10枚連続印画して、走行性を評価した。
走行性の良好なものを◎、かすかな印画音が発生するが、実用上問題ないものを○、融着や、受容層剥がれなどが発生し、走行性が劣るものを×とした。
次に前記熱転写試験機を用いて、印画濃度(黒)が0.3となる印加エネルギーを設定し、この印加エネルギーでグレーベタを印画し記録画像の均一性を、目視評価した。
評価結果の良好なものを◎、実用上問題ないレベルを○、濃淡むら及び白抜けの欠陥の著しいものを×と表示した。
「画像保存性」(画像のニジミ)
前記熱転写試験機を用いて、印画速度1ライン当たり2m秒とし、印加エネルギーがサーマルヘッド1ドット当たり0.3mJとして、黒の2ドット細線を印画した。次いで、印画後の画像保存性の促進試験として、温度50℃、相対湿度95%の環境下で、画像をプリントしたシートを2週間放置した。画像のニジミ率は下記(1)式に従って算出した。
ニジミ率=(放置後の細線の太さ)/(放置前の細線の太さ)×100 (1)
ニジミ率が、110%未満を◎、110%以上130%未満を○、130%以上を×として評価した。
「折れ割れ」
白紙の受容シートを折り曲げたとき、印画面の折れ割れの状況について、目視により下記基準で判定した。
◎:折れ割れが全く発生せず、良好である。
○:ごくわずかに折れ割れが発生するが、実用上問題ない。
×:折れ割れが発生し、商品価値が損なわれる。
Figure 2007021959
本発明の受容シートは、高印画濃度、高画質が得られ、印画走行性に優れ、かつ画像保存性が良好で、印画面の折れ割れのない受容シートであり、特にフルカラー高速印画プリンター用途に適しており、実用的価値が高く、産業界に寄与するところは大である。


Claims (3)

  1. シート状支持体の少なくとも片面に、バリア層、画像受容層が順次積層された熱転写受容シートにおいて、前記画像受容層の80℃におけるダイナミック硬度が、1.0〜5.0の範囲であり、かつ前記バリア層の80℃におけるダイナミック硬度が、画像受容層の80℃におけるダイナミック硬度より高いことを特徴とする熱転写受容シート。
  2. 前記画像受容層が、(a)50〜100モル%の直鎖脂肪族ジカルボン酸および0〜50モル%の脂環族ジカルボン酸を含む多価カルボン酸成分と、(b)多価アルコール成分との重縮合反応により生成した、ガラス転移温度が30〜45℃であるポリエステル樹脂を含有する請求項1に記載の熱転写受容シート。
  3. 前記バリア層が、スチレン−アクリル酸系共重合体および/またはポリビニルアルコール誘導体を含有する請求項1または2に記載の熱転写受容シート。


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