JP2007021836A - 射出成形機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 射出成形機において、ロードセルは金属の弾性歪みを変位量として扱うセンサであるため、熱の影響を受けると膨張あるいは収縮して、圧力検出の信頼性を低下させるという問題がある。ロードセルを、圧力検出精度に優れたものにする。
【解決手段】 圧力センサとしてロードセルを備えた射出成形機において、ロードセルの取り付け部周辺の温度を制御する温度制御手段、または、ロードセルの温度を制御する温度制御手段を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インラインスクリュー式やプリプラ式の射出成形機に係り、特に、圧力センサとしてのロードセルの検出精度の向上を図る技術に関するものである。
射出成形機においては、射出圧力や圧縮力などを検出するための圧力センサとして、ロードセルが用いられている。このロードセルは、一般的に、厚みのある内環状部と、厚みのある外環状部と、内環状部と外環状部とを連結する厚みの薄い環状板部からなる変形部と、変形部に設けられた歪みゲージとを、有するものとして構成されており、内環状部と外環状部と変形部とは、金属円板を切削加工することにより一体に形成されている。そして、変形部の弾性変形の度合いを歪みゲージで検出することにより、圧力(荷重)を検出するようになっている。
上記したように、ロードセルは金属の弾性歪みを変位量として扱うセンサであるため、ロードセルが熱の影響を受けると膨張あるいは収縮して、この熱変形により圧力検出の信頼性(圧力検出精度)を低下させるという問題があった。
これに対処するため、ロードセルに複数の温度センサを配置して、温度センサの温度差に基づき温度補償する温度補償回路を設けた射出成形機が、特開2004−325094号公報において提案されているが、温度補償できる範囲は自ずと限界がある上、そもそもロードセルに所期の性能を発現させるには、所定の温度範囲で動作させるのが望ましく、このようにすると最も圧力検出精度に優れたものとなる。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、ロードセルを所定の温度範囲で動作させることで、圧力検出精度に優れたものとすることにある。
本発明は上記した目的を達成するため、圧力センサとしてロードセルを備えた射出成形機において、ロードセルの取り付け部周辺の温度を制御する温度制御手段、または、ロードセルの温度を制御する温度制御手段を設けた、構成をとる。
本発明によれば、ロードセルの取り付け部周辺の温度、または、ロードセル自体の温度を制御する温度制御手段を設けているので、ロードセルの温度を、所定の許容範囲内の温度に維持することが可能となり、これにより、ロードセルが熱の影響を受けて圧力検出の信頼性を低下させる虞がなくなり、圧力検出精度に優れたものとなる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて説明する。
<第1実施形態>
図1〜図2は、本発明の第1実施形態による射出成形機に係り、図1は、本第1実施形態の射出成形機の射出系メカニズムおよび制御系の要部を示す説明図である。
図1において、1はヘッドストック、2は、その基端部をヘッドストック1に固定された加熱シリンダ、3は、加熱シリンダ2内に回転並びに前後進可能であるように配設されたスクリュー、4は、ヘッドストック1と所定間隔をおいて対向する保持プレート、5は、ヘッドストック1と保持プレート4との間に架け渡された複数本のガイドシャフト、6は、ガイドシャフト5に挿通・案内されて前後進可能な前後進体、7は、前後進体6に軸受けを介して回転可能に保持されると共に、スクリュー3の基端部が連結部材を介して固定された回転体、8は、回転体7に固定されると共に、図示せぬ計量用サーボモータの回転が伝達される被動プーリ、9は、保持プレート4に軸受けを介して回転可能に保持された回転体20に固定され、回転体20と一体回転するナット体10と、ナット体10に螺合されたボールネジ軸11とをもつボールネジ機構(回転→直線運動変換機構)、12は、回転体20に固定されると共に、図示せぬ射出用サーボモータの回転が伝達される被動プーリ、13は、前後進体6とボールネジ軸11との間に挟持されるように配設され、前後進体6とボールネジ軸11の円板部に、取り付けボルトによりそれぞれ固定された圧力検出手段(荷重検出手段)としての環状のロードセル(荷重変換器)である。
図1に示す構成において、図示せぬ計量用サーボモータの回転により、被動プーリ8、回転体7を介して、スクリュー3が回転する。また、図示せぬ射出用サーボモータの回転により、被動プーリ12、回転体20を介してナット体10が回転することにより、ボールネジ軸11が所定方向に直線移動し、これにより、ロードセル13を介して前後進体6が直線移動することで、前後進体6と共に、回転体7、スクリュー3などが直線移動する。
そして、計量工程時には、図示せぬ計量用サーボモータによりスクリュー3を所定方向に回転させて、スクリュー3の後部側に供給される原料樹脂(樹脂ペレット)を、混練・可塑化しつつスクリュー3の前方側へと送り込み、これにより、スクリュー3の先端側に溶融樹脂が溜まるにしたがって、スクリュー3が、溶融樹脂に与える背圧を制御するために圧力制御されつつ(これは、図示せぬ射出用サーボモータによる圧力フィードバック制御に基づく)、後退し、スクリュー3の先端側に1ショット分の溶融樹脂が蓄えられた時点で、計量用サーボモータの回転は停止されるようになっている。
また、射出工程の一次射出時には、図示せぬ射出用サーボモータにより、ナット体10を所定方向に回転させてボールネジ軸11を前進させ、これにより、前後進体6と共にスクリュー3を前進させることで、スクリュー3の先端側に蓄えられた溶融樹脂を金型内に射出・充填するようになっており、一次射出に引続く射出工程の保圧時には、図示せぬ射出用サーボモータにより、スクリュー3に印加する圧力を所定のものに制御して、金型内の樹脂に保圧力を付与するようになっている。
ここで、上記の射出時や計量時には、スクリュー3の先端側の樹脂の圧力をロードセル13で検出することで、一次射出制御・保圧制御や、計量制御を実現するようになっており、射出成形機のシステムコントローラ21は、樹脂圧力を検出することで、圧力フィードバック制御や、速度フィードバック制御時の圧力監視を行うようになっている。なお、図1に示した構成では、スクリュー3、回転体7、軸受けのスラスト軸受け機能部、前後進体6を介して、ロードセル13に対して樹脂圧力による荷重が加えられ、ロードセル13は加えられた荷重に応じた電気信号を、A/D変換器33を介してシステムコントローラに出力するようになっている。
図2は、ロードセル13近傍の構成を示す説明図である。図2に示すように、全体が略環状のロードセル13は、厚みのある(スクリュー3の軸方向に沿う方向の寸法が、所定量以上の寸法をもつようにされた)内環状部14と、厚みのある外環状部15と、厚みの薄い環状板部からなる変形部16と、変形部16に設けられた(貼着された)歪みゲージ17とを、有するものとして構成されており、内環状部14、変形部16、外環状部15は、金属円板を切削加工することによって一体に形成されている。内環状部14と外環状部15との間に位置する変形部16は、荷重を受けると弾性変形するように作製されており、この変形部16に設けた歪みゲージ17により荷重が検出されるようになっている。つまり、図2に示すように、内環状部14は取り付けボルト18によりボールネジ軸11に密着・固定され、外環状部15は取り付けボルト19により前後進体6に密着・固定されており、ロードセル13は、前後進体6とボールネジ軸11が一体となって前後進するように両者6、11を連結すると共に、ロードセル13は、スクリュー3にかかる樹脂圧力による荷重を、前後進体6を介して受けるようになっている。すなわち、ロードセル13には、スクリュー3、回転体7、軸受けのスラスト軸受け機能部、前後進体6を介して、樹脂圧力による荷重が加えられるようになっており、ロードセル13(歪みゲージ17)は、加えられた荷重に応じた電気信号(検出信号S2)を、A/D変換器33を介してシステムコントローラ21に出力するようになっている。
図1に示すシステムコントローラ21は、マシン(射出成形機)全体の制御を司るもので、運転工程全体の制御や、各種データの演算・格納処理、あるいは、表示制御処理等々の各種処理を実行する。このシステムコントローラ21は、実際には各種I/Oインターフェイス,ROM,RAM,CPU等を具備したもので構成され、予め作成された各種プログラムにより各種処理を実行するも、本第1実施形態においては、このシステムコントローラ21に関しては、本発明の特徴的な事柄にかかわる構成についてのみ説明を行う。システムコントローラ21中において、22は温度検出処理部、23は温度制御部、24は温度監視部、25は圧力検出処理部、26は圧力制御部である。
本第1実施形態を含め、本発明の各実施形態ではロードセルに温度センサが付設されており、本第1実施形態のロードセル13にも、該ロードセルの温度を検出する温度センサ31が設けられている。この温度センサ31の検出信号S1は、A/D変換器32を介してシステムコントローラ21の温度検出処理部22に出力され、温度検出処理部22は適宜の演算処理でロードセル13の温度データを求めて、この温度データを温度制御部23並びに温度監視部24に出力する。
本第1実施形態の温度制御部23は、ロードセル13の取り付け部周辺(ここでは、前後進体6)の温度を許容範囲内に保つように制御するための指令を、水温調整・流水循環装置34に与える機能をもつ。本第1実施形態では、前後進体6の内部には温調水を循環させるためのヘリカル状管路37が形成されており、このヘリカル状管路37と連通した導入口には、水温調整・流水循環装置34から延ばされた導入ホース38が接続され、ヘリカル状管路37と連通した導出口には、水温調整・流水循環装置34から延ばされた導出ホース39が接続されており、前後進体6内のヘリカル状管路37には、温度コントロールされた温調水が流されるようになっている。水温調整・流水循環装置34は、ロードセル13の取り付け部周辺(ここでは、前後進体6)の温度を調整するための水の温度を制御(例えば、公知のPID動作によるフィードバック制御で水温をコントロール)する機能をもつと共に、温調水を送り出して、前後進体6内で循環した温調水を回収して、再び送り出す機能をもっており、システムコントローラ21の温度制御部23の指令に基づき動作する。
温度監視部24は、ロードセル13の温度が許容範囲内に保たれているか否かを判定する機能をもっており、ロードセル13の温度が許容範囲を外れた場合には、表示装置35にアームメッセージを表示出力させると共に、警音発生装置36にアラーム音を出力させるようになっている。
また、ロードセル13(歪みゲージ17)の検出信号S2は、A/D変換器33を介してシステムコントローラ21の圧力検出処理部25に出力され、圧力検出処理部25は適宜の演算処理でロードセル13への荷重データ(すなわち、圧力データ)を求めて、この圧力データを圧力制御部26に出力する。圧力制御部26は、樹脂圧力を圧力フィードバック制御するモードである際には、予め設定された圧力設定条件に基づき、図示せぬ射出用サーボモータを圧力フィードバック制御で駆動制御する。
以上のように、本第1実施形態では、ロードセル13の取り付け部周辺の温度を許容範囲内に保つように制御するので、ロードセル13の温度を、所定の許容範囲内の温度に維持することが可能となり、これにより、ロードセル13が熱の影響を受けて圧力検出の信頼性を低下させる虞がなくなり、圧力検出精度に優れたものとなる。また、ロードセル13の取り付け部周辺の温度を許容範囲内に保つように制御する温度制御系に故障が生じて、ロードセル13の温度が許容範囲を外れた場合には、その旨を警告するので、直ちに故障に対処することが可能となる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図3は、本発明の第2実施形態に係る射出成形機の射出系メカニズムにおけるロードセル周辺の構成、および制御系の要部を示す説明図である。なお、図3において、図1、図2に示した前記第1実施形態と均等なものには同一符号を付し、その説明は重複を避けるため割愛する。
本第2実施形態が前記第1実施形態と相違するのは、ロードセルの取り付け部周辺の温度を制御するのではなく、ロードセル自体の温度を制御するようにした点にある。本第2実施形態のロードセル13’の内部には、温調水を循環させるためのヘリカル状管路41が形成されており、このヘリカル状管路41と連通した導入口には、前記水温調整・流水循環装置34から延ばされた導入ホース38が接続され、ヘリカル状管路41と連通した導出口には、水温調整・流水循環装置34から延ばされた導出ホース39が接続されており、ロードセル13’内のヘリカル状管路41には、温度コントロールされた温調水が流されるようになっている。
このような構成をとる本第2実施形態においても、前記第1実施形態と同等の効果を奏する。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図4は、本発明の第3実施形態に係る射出成形機の型開閉系メカニズムおよび制御系の要部を示す説明図である。本第3実施形態は、前記した第1実施形態の構成に加えて、型開閉系メカニズム中に設けられたロードセルの取り付け部周辺にも、該部位の温度を制御する温度制御手段を設けた構成をとるものであり、図4において、図1、図2に示した前記第1実施形態と均等なものには同一符号を付し、その説明は重複を避けるため割愛する。
図4において、51は固定側金型52を搭載した固定ダイプレート、53はテールストック、54は、固定ダイプレート51とテールストック53にその両端をそれぞれ固定された複数本のタイバー、55は、タイバー54に挿通され、タイバー54に沿って前後進可能な第1可動ダイプレート、56は可動側金型57を搭載した第2可動ダイプレート、58は、第1可動ダイプレート55と第2可動ダイプレート56との間に挟持され、両者55、56にその所定の部位をボルトで密着・固定されたロードセル(図2に示したロードセルと同様の構成をとるロードセル)、59はテールストック53に搭載された型開閉用サーボモータである。また、60は、その回転部(例えばナット体)をテールストック53に回転可能に保持されたボールネジ機構で、型開閉用サーボモータ59の回転は、ボールネジ機構60の回転部に伝達され、これにより、回転部に螺合したボールネジ機構60の直動部(例えばボールネジ軸)が直線移動するようになっている。61は、テールストック53と第1可動ダイプレート55との間に設けられた(テールストック53と第1可動ダイプレート55とを連結した)トグルリンク機構で、このトグルリンク機構60の力の入力端であるクロスヘッド60aが、型開閉用サーボモータ59の回転を直線運動に変換するボールネジ機構60の直動部により図示左右方向に駆動されることによって、トグルリンク機構60は折り畳み駆動または伸張駆動されるようになっている。
図4に示す型開閉系メカニズムにおいては、トグルリンク機構61が伸張駆動されると、固定ダイプレート51に対して、第1可動ダイプレート55とロードセル58と第2可動ダイプレート56と可動側金型57とが一体となって前進駆動されて、型閉じが行われる。本第3実施形態の射出成形機では、金型内に溶融樹脂が射出・充填された後、第1可動ダイプレート55とロードセル58と第2可動ダイプレート56と可動側金型57とが、さらに前進駆動されて、これにより金型内の樹脂に圧縮力を付加する圧縮成形を行うようになっており、圧縮工程後、型締めが行われる。型開閉系メカニズム中のロードセル58は、上記の圧縮力を検出するために設けられており、ロードセル58は、加えられた荷重に応じた電気信号(検出信号S4)を、A/D変換器83を介してシステムコントローラ21に出力するようになっている。なお、トグルリンク機構61が折り畳み駆動されると、固定ダイプレート51に対して、第1可動ダイプレート55とロードセル58と第2可動ダイプレート56と可動側金型57とが一体となって後退駆動されて、型開きが行われる。
また、図4に示すシステムコントローラ21中において、71は温度検出処理部、72は温度制御部、73は温度監視部、74は圧力検出処理部、75は圧力制御部である。
温度検出処理部71は、ロードセル58に付設された温度センサ81による検出信号S1を、A/D変換器82を介して受け取り、これにより、温度検出処理部71は適宜の演算処理でロードセル58の温度データを求めて、この温度データを温度制御部72並びに温度監視部73に出力する。
温度制御部72は、ロードセル58の取り付け部周辺(ここでは、第2可動ダイプレート56)の温度を許容範囲内に保つように制御するための指令を、水温調整・流水循環装置84に与える機能をもつ。本第3実施形態では、第2可動ダイプレート56の内部には、図示していないが温調水を循環させるためのヘリカル状管路が形成されており、このヘリカル状管路と連通した導入口には、水温調整・流水循環装置84から延ばされた導入ホース85が接続され、ヘリカル状管路と連通した導出口には、水温調整・流水循環装置84から延ばされた導出ホース86が接続されており、第2可動ダイプレート56内のヘリカル状管路には、温度コントロールされた温調水が流されるようになっている。水温調整・流水循環装置84は、ロードセル58の取り付け部周辺(ここでは、第2可動ダイプレート56)の温度を調整するための水の温度を制御(例えば、公知のPID動作によるフィードバック制御で水温をコントロール)する機能をもつと共に、温調水を送り出して、第2可動ダイプレート56内で循環した温調水を回収して、再び送り出す機能をもっており、システムコントローラ21の温度制御部72の指令に基づき動作する。
温度監視部73は、ロードセル58の温度が許容範囲内に保たれているか否かを判定する機能をもっており、ロードセル58の温度が許容範囲を外れた場合には、前記表示装置35にアームメッセージを表示出力させると共に、前記警音発生装置36にアラーム音を出力させるようになっている。
また、ロードセル58の検出信号S4は、A/D変換器83を介してシステムコントローラ21の圧力検出処理部74に出力され、圧力検出処理部74は適宜の演算処理でロードセル58への荷重データ(すなわち、圧力データ)を求めて、この圧力データを圧力制御部75に出力する。圧力制御部75は、圧縮圧力を圧力フィードバック制御するモードである際には、予め設定された圧力設定条件に基づき、型開閉用サーボモータ59を圧力フィードバック制御で駆動制御する。
このような構成をとる本第3実施形態においても、前記第1、第2実施形態と同等の効果を奏する。
なお、本第3実施形態では、ロードセル58の取り付け部周辺(ここでは、第2可動ダイプレート56)の温度を許容範囲内に保つ温度制御手段を設けているが、前記第2実施形態と同様に、ロードセル58自体の温度を許容範囲内に保つ温度制御手段を設けるようにしてもよい。また、射出系メカズムと型開閉系メカニズムの一方では、ロードセルの取り付け部周辺の温度制御を行い、他方ではロードセル自体の温度制御を行うように、構成してもよい。また、前記した各実施形態では、ロードセルに設けた温度センサの計測データを用いて、水温調整・流水循環装置自体が温調水の温度のコントロールを行うようにしているが、水温調整・流水循環装置が水の温度を監視することで、温調水の温度コントロールを行う構成であってもよく、この場合には、2つの水温調整・流水循環装置を単一化することが可能となる上、システムコントローラ21は水温調整・流水循環装置に対し、目標水温データや起動・停止指令を与えるだけでよいので、システムコントローラ21側の負担が軽減できる。
本発明の第1実施形態に係る射出成形機の射出系メカニズムおよび制御系の要部を示す説明図である。 図1のロードセル近傍の構成を示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係る射出成形機の射出系メカニズムにおけるロードセル周辺の構成、および制御系の要部を示す説明図である。 本発明の第3実施形態に係る射出成形機の型開閉系メカニズムおよび制御系の要部を示す説明図である。
符号の説明
1 ヘッドストック
2 加熱シリンダ
3 スクリュー
4 保持プレート
5 ガイドシャフト
6 前後進体
7 回転体
8 被動プーリ
9 ボールネジ機構
10 ナット体
11 ボールネジ軸
12 被動プーリ
13、13’、58 ロードセル
14 内環状部
15 外環状部
16 変形部
17 歪みゲージ
18、19 取り付けボルト
20 回転体
21 システムコントローラ
22、71 温度検出処理部
23、72 温度制御部
24、73 温度監視部
25、74 圧力検出処理部
26、75 圧力制御部
31、81 温度センサ
32、33、82、83 A/D変換器
34、84 水温調整・流水循環装置
35 表示装置
36 警音発生装置
37、41 ヘリカル状管路
38、85 導入ホース
39、86 導出ホース
51 固定ダイプレート
52 固定側金型
53 テールストック
54 タイバー
55 第1可動ダイプレート
56 第2可動ダイプレート
57 可動側金型
58 ロードセル
59 型開閉用サーボモータ
60 ボールネジ機構
61 トグルリンク機構
60a クロスヘッド

Claims (3)

  1. 圧力センサとしてロードセルを備えた射出成形機において、
    前記ロードセルの取り付け部周辺の温度を制御する温度制御手段を設けたことを特徴とする射出成形機。
  2. 圧力センサとしてロードセルを備えた射出成形機において、
    前記ロードセルの温度を制御する温度制御手段を設けたことを特徴とする射出成形機。
  3. 請求項1または2に記載の射出成形機において、
    前記ロードセルの温度が許容範囲を外れた場合に、警報を出力する警報出力手段を設けたことを特徴とする射出成形機。
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