JP2007021593A - 加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 導光板のディンプル加工のような微細な所定パターンの加工を容易で、効率よくできるようにする。
【解決手段】 直線駆動手段1で可動部2を直線移動させる。可動部2には、明暗パターン部材3の明暗パターンを走査するセンサ6が設けられている。また、センサ6は明暗パターンの明暗の階調に応じた大きさの出力信号をだす。このセンサ6の出力信号の大きさによって、切り込み手段7が工具5の切り込み量を制御し、加工物4に加工する。加工物4には、明暗パターンに応じた加工がなされる。加工プログラムを作成することなく、又可動部2を位置決め、停止させることなく、可動部2を所定速度で移動させながら、明暗パターンに応じた加工がなされる。よって、多数のディンプルを有する導光板の金型等の微細な所定パターンの加工が容易にかつ効率よくできる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、精密工作機械の分野に関し、精密な加工を行う加工装置に関する。
液晶ディスプレイなどに用いられる導光板には、多数のディンプル形状(くぼみ形状)をその表面に数万から数十万個加工する必要がある。この導光板を成形する金型に対してこれら一つ一つのディンプルを形成するよう加工しなければならないが、従来、この加工は、加工機の直線送り軸を位置決めして、送り軸がとまっている間に加工している。1個につき一秒程度の時間がかかり、ワーク全面を加工するためには、数日かかる場合もある。この導光板用の金型の加工について、上述した加工方法以外の方法は知られておらず、公知文献もない。
1つのディンプルを形成するために、ワーク(金型)を位置決めして1つ1つディンプル形成の加工を行うのでは、時間がかかり過ぎて効率がよくない。ワークを送る送り軸を停止させずに、一定速度で送りながら、加工ができれば、位置決めする時間を必要とせず、効率的に加工ができる。
しかし、直線軸の送りを速くしてゆくとディンプルの加工速度も速くなるが、その分正確な速度制御、位置制御が必要になる。送り速度が1m/秒の速度で、0.1mmピッチでディンプルを加工する場合は、1秒間に1万個のディンプルを加工する速度となる。このときに、速度に微小な変化があると、加工されるディンプルの位置が微小にずれる。特に導光板金型では見た目の一様さが重要視され、1μmの位置ずれが歪みや曇りとして見えてくることがある。1m/秒の送り速度の場合、1μmの位置ずれは1μ秒の時間のずれに相当し、一般的なNC(数値制御)工作機械の制御周期は数10μ秒なので、1μ秒のずれもない高速な制御は一般的には難しく、この速度で正確な位置にディンプルを加工することは困難である。
また、導光板ではディンプルの粗密を意図的につくり、光源からの光の拡散を調整することがある。これを加工するためには、ディンプル一つ一つの位置を加工プログラムで指示することになるので、数十万個のディンプルを加工するためには、プログラムが膨大になる。
そこで、本発明の目的は、導光板の金型に行うディンプル形状加工のような、微細な加工が、容易に簡単にできる加工装置を提供することにある。
本願請求項1に係る発明は、可動部を直線的に移動させる直線駆動手段と、加工情報を明暗でパターン化した明暗パターンを有する明暗パターン部材と、前記可動部の移動と同期して前記明暗パターンに対し相対的に移動し前記明暗パターンの読取り信号を出力するセンサとを備え、前記可動部には、工具、及び前記センサからの信号に基づいて工具の切り込み量を変化させる切り込み手段とを備え、前記可動部及び前記センサの移動中に前記センサにより前記明暗パターンを読取り、該センサから受信した信号により前記切り込み手段は工具の切り込み量を変化させて加工を行う加工装置である。又、請求項2に係る発明は、前記センサを前記可動部に配置し、前記明暗パターン部材を前記センサと対向する位置に固定したものとした。
又、請求項3に係る発明は、前記明暗パターンを、所定ピッチの明暗パターンとし、前記切り込み手段で前記センサから受信した信号を間引きし、前記明暗パターンの整数倍のピッチに同期させて加工するようにしたものである。請求項4に係る発明は、前記切り込み手段を、前記センサから受信した信号の大きさにより、工具切り込み量を変化させるものとした。さらに、請求項5に係る発明は、前記切り込み手段を、前記センサから受信した信号の大きさにより、工具切り込みの周波数を変化させるものとした。又、請求項6に係る発明は、前記切り込み手段を、前記可動部が往復運動に対して往路で工具が加工して、復路で工具が加工対象物から逃げる動作を繰り返すものとした。
請求項7に係る発明は、前記直線駆動手段の駆動方向と前記工具の切り込み方向の双方に直交する2つ方向に前記直線駆動手段を移動させる第2の直線駆動手段を設けたものである。請求項8に係る発明は、前記可動部及びセンサを、直交する2つの方向に走査するように動き、前記明暗パターン部材に設けられた2次元的に描画した明暗パターンを前記センサが読取り前記工具により加工するようにした。
さらに、請求項9に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記明暗パターン部材を前記可動部と同期して回転する回転部材に取り付け、前記センサを前記明暗パターン部材の明暗パターンに対向して固定したものとした。
微細な加工パターンを明暗パターンによって、簡単にかつ効率よく加工できる。
以下、図面と共に本発明を説明する。
図1は、本発明の概要説明図である。図1中、符号1は、直線駆動手段であり、図示しないモータ、ボールねじ/ナット機構等によって、可動部2を直線移動させるものである。図1の例では、図中左右方向(X軸方向とする)に移動させるものである。又、可動部2の移動方向(X軸方向)と平行に、明暗パターン部材3が配置され、可動部2の移動方向(X軸方向)に沿って明暗が変化する明暗パターンが設けられている。又、可動部2の移動方向(X軸方向)に沿って、加工を行う加工物(ワーク)4が配置されている。
可動部2には、前記明暗パターン部材3の明暗パターンを読み取り、その明暗に応じて信号を出力するセンサ6と、工具5と、前記センサ6からの信号によって工具5を該可動部2の移動方向に対して直交する方向(Z軸方向とする)に移動させ、加工物に切り込みを与える切り込み手段7が設けられている。
図2(a),(b)は、この切り込み手段7の詳細説明図である。可動部2の加工物4との対向面に、板バネ9を介して工具5が取り付けられている。又、板バネ9を伸縮させるように該板バネ9と可動部2間にピエゾ素子8が取り付けられている。このピエゾ素子8に電圧を印加すると、図2(a)の状態からその電圧の大きさに応じ、図2(b)に示すようにピエゾ素子8が伸長し、板バネ9を押し、工具5を切り込み方向(Z軸方向)に移動させて、加工物4に切り込みを与え、可動部2の移動によって、加工物4は加工されることになる。工具5は、板バネ9に取り付けられ、ピエゾ素子8には直接取り付けられていないから、工具5に加わる力は、直接ピエゾ素子8には伝わらないので、伸縮方向に対して圧縮する方向以外の外力に弱いピエゾ素子8を板バネ9によって保護している。
図3は、明暗パターンによる加工例を示す図で、明暗パターン部材3に設けられた明暗パターンが図3(a)に示すように一定ピッチaのパターンであったとする。直線駆動手段1を駆動して可動部2を移動させ、センサ6の出力によって切り込み手段7のピエゾ素子8を駆動すると、明暗パターンの暗の部分では、ピエゾ素子8が伸長し明の部分では、伸長が復帰する(圧縮される)。その間、可動部2は移動しているから、センサ6及び工具5も移動し、加工物(ワーク)4に対して図3(b)に示すように、台形状の凹部(ディンプル)Pが形成され、又、凹部P間に台形状の凸部Qが形成されることになる。こうして加工された加工物4を、導光板を成形する金型として使用するときは、この凸部Qが導光板のディンプルを形成することになる。
工具5を駆動する信号が十分速くても、ピエゾ素子8の応答速度は数10kHzなので、加工形状は矩形にはならず、図3(b)のように台形状になる。可動部2の速度によらず、加工位置は明暗パターンに必ず一致する。
上述したような、一定ピッチのパターンで加工物4を加工するような場合には、明暗のパターンとして、一般的なリニアスケールを用いることができる。この場合は、センサ6はリニアスケールの読み取りヘッドとなる。リニアスケールのフィードバック信号を使って可動部の位置や速度を制御するのが一般的な直線駆動装置であるが、本発明では、リニアスケールからの信号は工具5の切り込み量を変化させるために使われることになる。この点に本発明の特徴がある。リニアスケールからの信号をもとに位置や速度を制御するためには、複雑な制御ループと高速な演算回路が必要であるが、本発明では、速度が一定である必要がないため、制御自体を単純化できる。
図4〜図7は、明暗パターン部材3に設けた明暗パターンと、該明暗パターンで加工したときの加工形状の例である。
図4は、一定ピッチの明暗パターン(図4(a)参照)であるが、明暗パターンから得られるセンサ6からの信号を一つ間引くことによって、2倍のピッチで凹部Pの加工を行う例である(図4(b)参照)。この凹部P間のピッチは、図4(a)に示す明暗パターンから得られるセンサ6からの信号を1つ、2つ、3つ…と間引くことによって、任意のピッチでパターンの加工を行うことができる。また、この間引いた後の信号を反転回路に通し反転させれば、凹部Pと凸部Qを反転させた加工を行うことができる。
図5は、明暗パターン(図5(a))の階調を連続的に変化させたものである。図3,図4に示した明暗パターンは明と暗の2階調のパターンであるが、この図5(a)に示す明暗パターンは、一定ピッチの明暗パターンが繰り替えされるものであり、その一定ピッチ間の明暗の階調が連続的に変化するものとしている。そして、この明暗パターンを読み取って得られるセンサ6からの信号の大きさに応じて、切り込み手段7のピエゾ素子8を駆動することによって、図5(b)に示すような一定ピッチで所定形状を加工するものである。
図6は、明暗パターンの階調に応じて、工具5を駆動する周波数を変化させるものである。図6(a)に示すように階調が段階的に変化する明暗パターンとし、該明暗パターンを走査して得られるセンサ6からの信号(アナログ電圧)の大きさに応じてv−fコンバータ等で周波数に変化させてパルスを得るようにし、該パルスで工具5を駆動するようにする。このように簡便に明暗パターンを駆動周波数に変換してピエゾ素子8を駆動するものである。これによって、加工プログラムの代わりに明暗パターンの階調でディンプルの粗密を簡単に表現できるようにしたものである。
図7は、明暗パターンのピッチと階調を変えることによって、加工物に形成される凹部(ディンプル)Pの深さ、及びピッチ幅を変えたものである。
以上のように、明暗パターン部材3に設ける明暗パターンによって、加工物4に加工する形状パターンが決まることから、加工プログラムを組むことなく明暗パターンを設けるだけで、所望の形状の加工ができる。多量のディンプルを有する導光板を成形する金型の加工においても、この明暗パターンによって簡単に加工できることになる。
上述した、各加工パターンを加工する場合、可動部2を往復動させて加工することになるが、往路又は復路の一方で加工を行い他方では工具5は逃げて加工を行わないようにする。図8は、工具5の動きの説明図である。可動部2は、図8において左右に移動し、工具5は切り込み手段7の駆動により上下方向に移動するものとし、可動部2の往路では、明暗パターン読み取って得られるセンサ6からの信号に応じて切り込み手段7のピエゾ素子8が作動して工具5が加工を行う。なお、図8は、図5に示した明暗パターンによる加工例のときを示している。一方、復路では、センサ6からの信号は無視され、切り込み手段7は動作せず工具5は加工物から離れた状態で復帰するものである。
図9は、本発明の加工装置の一実施形態の概要図である。
この実施形態では可動部2を直交するX,Y軸方向に駆動する直線駆動手段を備え、加工物の平面を加工するものであり、図1に示す直線駆動手段1を直線移動させる第2の直線駆動手段を備えるものである。ベース10には、加工物(ワーク)4が取り付けられ、該ワーク載置面に対向して可動部2が配置され、該可動部2をX軸方向に駆動する直線駆動手段1が設けられている。さらに、この直線駆動手段1の駆動方向のX軸方向と直交し、ワーク載置面と平行なY軸方向に該直線駆動手段1を移動させ、結果的には可動部2をY軸方向に駆動する第2の直線駆動手段11がベース10に配置されている。さらに、ベース10には、ワーク載置面と対向し、可動部2に設けられたセンサ6が走査する明暗パターンが施された明暗パターン部材3を配置する門型の明暗パターン配置部材12が設けられている。
可動部2の加工物4との対向面には、図1に示すように切り込み手段7を介して工具5が配置されており、該工具5の配置面に対向する可動部2の面にはセンサ6が設けられ、明暗パターン配置部材12に取り付けられた明暗パターン部材3の明暗パターンを検出し、その明暗によって、信号を出力するように構成されている。
直線駆動手段1及び第2の直線駆動手段11は、従来の工作機械のテーブル送り機構と同様で、モータ、ボールねじ/ナット機構等によって、可動部2をX,Y軸方向に駆動するものである。
明暗パターン部材3に設けられる明暗パターンは、図11に示すような2次元的な明暗パターンが設けられているものであり、可動部2を直線駆動手段1でX軸プラス方向に所定速度で駆動し、このときこの明暗パターンを走査したセンサ6からの出力に基づいて、加工物4を加工し、可動部2をX軸マイナス方向に駆動して復帰し、かつ第2の直線駆動部11を駆動して直線駆動手段1及び可動部2を所定ピッチY軸方向に移動させ、その後、再び直線駆動手段1でX軸プラス方向に駆動して加工を行う。これを繰り返すことによって、加工物4を加工し、加工物4に3次加工面を得ることができるものである。
図10は、切り込み手段7のピエゾ素子8を駆動する駆動制御部のブロック図である。この駆動制御部は、ピエゾ素子8を駆動するピエゾ駆動部21と、センサ6からの信号と、加工が実行される可動部2の駆動方向信号を受け、ピエゾ駆動部21に駆動信号を出力する演算部20で構成されている。
演算部20は、加工動作を選択する選択部22、コンパレータ23、リニアアンプ24、カウンティング回路25、v−fコンバータ26及びAND演算回路27で構成されている。
選択部22は、オペレータによって選択され、センサ6からの信号を切換て、コンパレータ23、リニアアンプ24、カウンティング回路25、v−fコンバータ26のいずれか1つに導くものである。
コンパレータ23が選択された場合は、センサ6からの信号が、該コンパレータ23に設定されているしきい値以上になると該コンパレータ23から所定レベルの出力をAND演算回路27に出力するものである。
選択部22でリニアアンプ24が選択された場合には、センサ6からの信号は、リニアに増幅されてAND演算回路27に出力されるものである。
カウンティング回路25が選択された場合は、センサ6からの信号が計数され、設定した計数毎に出力信号をAND演算回路27に出力するものである。
v−fコンバータ26が選択された場合には、センサ6の出力電圧の大きさに応じた周波数のパルス列に変換され、AND演算回路27に出力される。
AND演算回路27は、コンパレータ23、リニアアンプ24、カウンティング回路25又はv−fコンバータ26の内、選択部22で選択されたいずれか1つからの信号と、実際に加工動作が行われる方向である可動部2の駆動方向信号が入力される。すなわち、この実施形態では可動部2がX軸のプラス方向(往路)に移動するときに加工物4を加工するものとしており、この可動部2がX軸プラス方向に移動するときの信号が入力される。そして、AND演算回路27は、X軸のプラス方向移動のときのみ、選択されたコンパレータ23、リニアアンプ24、カウンティング回路25又はv−fコンバータ26の出力信号を、ピエゾ駆動部21に出力し、ピエゾ素子8を駆動することになる。
選択部22で、コンパレータ23が選択されたときは、図3に示すようなパターンで加工がなされることになる。
又、リニアアンプ24が選択されたときには、明暗パターンの明暗の階調に応じて、工具5の切り込み量が変化することとから、図5,図7に示したような加工がなされることになる。又、図3に示すような加工もできる。この場合、コンパレータ23を選択した場合と比較し、図3(b)に示す凹部Pの台形状の加工形状における切り込み傾斜が、コンパレータ23を選択した場合は、コンパレータの出力が瞬時に立ち上がり、立ち下がることになるから急峻となり、リニアアンプ24を選択したときは、リニアアンプの出力が緩やかに立ち上がり、立ち下がることからこの傾斜は緩やかになる。
選択部22でカウンティング回路25を選択したときは、センサ6からの出力が、該カウンティング回路25に設定された数に達する毎に出力信号が出力をされ、図4に示すような加工を行うものである。図4に示した例では、カウンティング回路の設定を2として、センサ6からの出力が2つある毎に出力して加工した例である。なお、このカウンティング回路25に反転回路を設けて、カウンティング回路の出力を反転して出力するようにしてもよい。
v−fコンバータが選択された場合には、センサ6の出力電圧の大きさに応じた周波数のパルス列が出力され、図6に示したような加工がなされる。
以上のように、明暗パターンによって、微細な加工ができることから、多数のディンプル形状をその表面に数万から数十万個加工する必要な導光板の金型を作成するときなどに本発明は適しているが、さらには、図7に示したように、切り込み深さをも変えて加工できるものであるから、微細な精密な加工をも効率よく容易に実施することができるものである。
上述した実施形態では、明暗パターン部材3を可動部2に対向して配置し、可動部2に設けたセンサ6で該明暗パターン部材3の明暗パターンを走査し読み取るようにした。すなわち、明暗パターンを直線上に配置した例を示した。
一方、可動部2の移動に応じて明暗パターンが変化するようにすればよいものであるから、明暗パターンを円盤状に配置した明暗パターン部材とし、該円盤状の明暗パターン部材を、可動部2を駆動するモータ軸、又は回転する送り軸(直線駆動手段1のモータ軸又は送り軸)に取り付け、かつ、センサをこの回転する明暗パターン部材の明暗パターンが配設された位置に対向するように固定し、このセンサからの信号を演算部20に入力するようにしてもよいものである。すなわち、図1,図9に示した例では、センサ6が移動し、明暗パターン部材3が固定され、その明暗パターンが直線上に変化するパターンであったものが、センサが固定され、明暗パターン部材が回転し、その明暗パターンが円上で変化するパターンとなる。この場合一定ピッチで加工するような場合には、一般的なロータリエンコーダをこの明暗パターンとセンサの代わりに用いることができる。
本発明の概要説明図である。 本発明の切り込み手段の一例の説明図である。 本発明が実施する明暗パターンと該明暗パターンによる加工例を示す図である。 本発明が実施する明暗パターンと該明暗パターンのピッチを間引いて加工する加工例を示す図である。 本発明が実施する明暗パターンと該明暗パターンの明暗の階調によって加工する加工例を示す図である。 本発明が実施する一定ピッチで変化する明暗パターンと該明暗パターンの階調により工具を駆動する駆動周波数を変えて行う加工例を示す図である。 本発明が実施する明暗パターンと該明暗パターンの明暗の階調によって加工する加工例を示す図である。 工具の動作を説明する説明図である。 本発明の一実施形態の加工装置の概要図である。 同実施形態における切り込み手段のピエゾ素子を駆動する駆動制御部のブロック図である。 同実施形態において使用する2次元の明暗パターンの一例を示す図である。
符号の説明
1 直線駆動手段(X軸直線駆動手段)
2 可動部
3 明暗パターン部材
4 加工物(ワーク)
5 工具
6 センサ
7 切り込み手段
8 ピエゾ素子
9 板バネ
10 ベース
11 Y軸直線駆動手段
12 明暗パターン配置部材

Claims (9)

  1. 可動部を直線的に移動させる直線駆動手段と、
    加工情報を明暗でパターン化した明暗パターンを有する明暗パターン部材と、
    前記可動部の移動と同期して前記明暗パターンに対し相対的に移動し前記明暗パターンの読取り信号を出力するセンサとを備え、
    前記可動部には、工具、及び前記センサからの信号に基づいて工具の切り込み量を変化させる切り込み手段とを備え、
    前記可動部及び前記センサの移動中に前記センサにより前記明暗パターンを読取り、該センサから受信した信号により前記切り込み手段は工具の切り込み量を変化させて加工を行う加工装置。
  2. 前記センサは、前記可動部に配置され、前記明暗パターン部材は前記センサと対向する位置に固定されている請求項1に記載の加工装置。
  3. 前記明暗パターンは、所定ピッチの明暗パターンであり、前記切り込み手段は、前記センサから受信した信号を間引き、前記明暗パターンの整数倍のピッチに同期させて加工することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の加工装置。
  4. 前記切り込み手段は、前記センサから受信した信号の大きさにより、工具切り込み量を変化させて加工することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の加工装置。
  5. 前記切り込み手段は、前記センサから受信した信号の大きさにより、工具切り込みの周波数を変化させて加工することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の加工装置。
  6. 前記切り込み手段は、前記可動部が往復運動に対して往路で工具が加工して、復路で工具が加工対象物から逃げる動作を繰り返して引き切り加工を行うことを特徴とした請求項1乃至5の内いずれか1項に記載の加工装置。
  7. 前記直線駆動手段の駆動方向と前記工具の切り込み方向の双方に直交する2つ方向に前記直線駆動手段を移動させる第2の直線駆動手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至6の内いずれか1項に記載の加工装置。
  8. 前記可動部及びセンサは、直交する2つの方向に走査するように動き、前記明暗パターン部材に設けられた2次元的に描画した明暗パターンを前記センサが読取り前記工具により加工することを特徴とする請求項7に記載の加工装置。
  9. 前記明暗パターン部材は、前記可動部と同期して回転する回転部材に取り付けられ、前記センサは、前記明暗パターン部材の明暗パターンに対向して固定されている請求項1に記載の加工装置。

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