JP2007020970A - 液体塗布具 - Google Patents

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徹 中谷
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Abstract

【課題】使い勝手を向上させる。
【解決手段】剛性素材で形成した一端閉塞の中空軸3の内部中央に液体Lを注入すると共
に、内部両端に気体封入域4、4aを設け、他端開口部に塗布体5を設ける一方、一端側の
気体封入域4における中空軸3の外面に折取棒6を突設し、塗布体5を下にし立てた状態
で、折取棒6をその基端から折取る。すると、液体Lの最上部よりも上方側にて通気孔が
開設するため、液体Lは一端側から全く漏れずに、自然落下により、他端の塗布体5に滲
込む。
【選択図】図1

Description

本発明は、薬液や化粧水又はその他の液体を塗布体に含浸させて塗布する液体塗布具に
関する。
従来、この種の液体塗布具としては、綿棒の端部に設けた綿球部に予め薬液、化粧水、
その他の液体を含浸させ、この綿棒を包装体で密封したものが見受けられる(例えば、特
許文献1参照)。
又、一端を密閉すると共に他端を開放端とし、該開放端側から内部に退いた状態で液体
を封入すると共に一端側に切り込みを形成した小径パイプを備え、該開放端に封入された
液体から隔離された状態で綿塊を設けて形成した綿棒パイプがあり、該綿棒パイプは、綿
塊を下に向け、小径パイプの密閉端側を切り込みを利用して折って密閉端側を通気させる
ことで、液体を開放端側から滲出させて綿塊に吸収させる様にしている(例えば、特許文
献2参照)。
更に、綿棒の軸部がストローで、該ストロー内に、薬液などの液体を注入すると共に片
端部を完全に封し、綿部側を栓弁で封した綿棒があり、該綿棒は、ストローの外側から栓
弁を潰すことで、薬液が潰れた栓弁の隙間を通って、綿部に浸透させる様している(例え
ば、特許文献3参照)。
実開昭64−20857号公報 特許第3382239号公報(請求項10、図3、4) 実開平6−23519号公報
しかしなしがら、上記特許文献1に記載のものは、綿休部に含浸させておいた薬液等の
液体が滲みだして包装体内を自由に流れるため、使用時に把持部と成る軸棒にも液体が付
着し、使用に際し手に液体が付くため使い勝手が悪く、また折角含浸させた液体を有効に
活用できずに無駄になる等の不具合を有していた。
又、特許文献2に記載のものは、小径パイプの密閉端側を折る際、液体が飛び散り、上
記と同様の不具合を有し、特許文献3に記載のものは、その特徴からして、ストローを圧
潰できる素材とせねばならず、そのため軸部としての剛性不足で甚だ使い辛いものであっ
た。
本発明は、上記課題に鑑み、剛性素材で形成した一端閉塞の中空軸の内部中央に液体を
注入すると共に、内部両端に気体封入域を設け、他端開口部に塗布体を設ける一方、一端
側の気体封入域における中空軸の外面に折取棒を突設し、塗布体を下にし立てた状態で、
折取棒をその基端から折取ることによって、一端側の気体封入域に通気孔を開設して、液
体を一端側から全く漏らさず、自然落下により、他端の塗布体に滲込ませる様にして、上
記課題を解決する。
要するに本発明は、一端閉塞の中空軸の内部中央に液体を注入し、他端開口部に塗布体
を設ける一方、内部一端に設けた気体封入域における中空軸の外面に折取棒を突設し、該
折取棒をその基端から折取ることによって、一端側の気体封入域に通気孔が開設される様
にしたので、塗布体を下にし立てた状態で、折取棒を取脱すれば、一端側の気体封入域は
通気孔を通して大気中に開放され、液体が中空軸の内部を通って流下するが、このとき液
体の最上部は一端側の気体封入域より下方に位置することから、液体は通気孔から漏れず
に残らず塗布体に滲込み、全く手を汚さず、労せずして至極簡単に使用準備をすることが
出来る。
又、中空軸を剛性素材で形成し、内部他端側にも気体封入域を設けたので、持ち運び等
の際、多少手荒に扱っても、毛管作用により、液体は中空軸の内部中央に保持され、塗布
体を乾いた状態に保つことが出来、更に耳掃除等の使用中に、折れ曲がらず、良好なる使
用感を得ることが出来る。
一端側の気体封入域内であって折取棒の基端位置と注入液体との間に液逆止手段を設け
たので、例えば液体を所望量だけ塗布体に滲込ませた後、塗布体を上にし、液体を意図的
に中空軸内部に残存させても、液体は液逆止手段により堰止められ、通気孔まで届かない
ため、液体の一端側での漏出がなく、使い勝手が良いばかりか、塗布体に液体を滲込ませ
る量を適宜調整することが出来る。
中空軸の一端側の端面に軸体を継設し、該軸体の先端に払拭体を設けたので、例えば液
体を消毒液とした場合は、消毒液を塗布体に滲込ませて、患部に塗布した後、患部を払拭
体にて払拭して過剰に塗布した消毒液を除去でき、また液体をマニュキュアの除光液とし
た場合は、除光液を塗布体で爪に塗布してマニュキュアを溶解した後、払拭体で綺麗に除
去でき、或いは、塗布前に患部が湿っていたり、汚れているとき、水気や汚れを払拭体に
て除去した後、塗布体で薬液を塗布でき、この様に液体選択、並びに状況に応じ、様々に
活用することが出来る等その実用的効果甚だ大である。
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図1〜3に示す様に、本発明に係る液体塗布具は、パイプ体1の一端にキャップ体2を
被着することで、一端が閉塞された中空軸3を形成し、かかる中空軸3の内部中央に液体
Lを注入すると共に、内部両端に気体封入域4、4aを設け、他端開口部に塗布体5を設け
る一方、一端側の気体封入域4における中空軸3の外面(図示例のものにあっては、キャ
ップ体2の側面)に折取棒6を突設している。
中空軸3は、使用や持ち運びの際に受け得る外力で圧潰せず、また折れ曲がらない剛性
を有する素材で形成され、かかる素材としては、例えば硬質の合成樹脂、バルカナイズド
ファイバー、ガラス等が挙げられる。
折取棒6は、人力で意図的に外力を加えることによって、その基端から折取可能に形成
され、折取棒6を折取ることによって、中空軸3の一部も剥奪され、気体封入域4に通じ
る通気孔7が開設される様になっている。
尚、本実施例のものにあっては、キャップ体2の側面にして折取棒6の基端周囲に環状
溝8を形成して、折取棒6を折取容易と成し、キャップ体2の側面を薄肉に形成して、通
気孔7が開設される様にしている。
液体Lは、液体塗布具の用途に応じて適宜選択されるものであり、例えばヨードチンキ
等の薬液、オキシドール等の消毒液、軟膏、メントール、精製水、有機溶剤、ベビーオイ
ル、化粧水、化粧クリーム、コラーゲン、除光液などが挙げられる。
塗布体5は、例えばスポンジ、発泡ポリウレタン、発泡ポリスチレン、発泡合成ゴム等
の発泡樹脂や、脱脂綿、不織布などから成り、これら素材を所定形状に形成し、中空軸3
の他端に設けて、その開口部に被着させている。
この液体塗布具は、使用に際し、塗布体5を下にし立てた状態で、折取棒6をその基端
で折取ることによって、中空軸3に通気孔7が開設され、該通気孔7を通じ気体封入域4
が大気中に開放され、毛管作用が働かなくなって、中空軸3の内部の液体Lは自然落下に
より、塗布体5に吸収される。
更に、上記構成に加え、図4〜5に示す様に、一端側の気体封入域4内であって、折取
棒6の基端位置と注入液体Lとの間に液逆止手段9を設けても良い。
液逆止手段9は、通気孔7の開設後に空気を通し、且つ、塗布体5を上にしても、液体
Lを通気孔7の上方で堰止められるものであれば良く、その機構については特に限定しな
い。
因みに、本実施例のものにあっては、気体封入域4において、液体L寄りの位置に中栓
10を設け、該中栓10は中空軸3の軸線方向に細孔11、11a…が複数貫設され、かかる中栓
10より閉塞端(一端)側に向かって中空軸3の内径を序々に細くし、このラッパ状の縮径
部12の先端の最小径部13に続けて、再び拡径して気体封入室14と成し、中栓10と最小径部
13の間(縮径部12)に弁球15を設けて、かかる中栓10、縮径部12、最小径部13、気体封入
室14と弁球15により、液逆止手段9としている。
又、折取棒6は気体封入室14の外側面に突設している。
弁球15の直径は、最小径部13の直径より大きく設定してあるため、液体Lが細孔11、11
a…を抜け、縮径部12に流入しても、弁球15は液体Lによって、最小径部13に押付けられ
密着して、最小径部13が閉止される。
尚、弁球15は塗布体5を下にし液体塗布具を立てた状態では、実際には中栓10上に接し
ているが、図面中では、判り易くするため、離して示してある。
以上、本実施例では、パイプ体1の一端にキャップ体2を設け、該キャップ体2の側面
に折取棒6を突設したものについて説明したが、図6〜7に示す様に、折取棒6をキャッ
プ体2の端面に突設したり、またキャップ体2は必ずしも必要ではなく、図8に示す様に
、パイプ体1の一端に栓体16を設け、折取棒6をパイプ体1の側面に設けても良い。
又、図9に示す液体塗布具は、キャップ体2の端面に中実の軸体17を継設し、該軸体17
の先端に、塗布体5と同種の素材で形成した払拭体18を設けている。
使用時には、例えば液体Lを塗布体5に滲込ませて、被塗布部に塗布した後、被塗布部
を払拭体18にて払拭して過剰の液体Lを除去し、或いは、被塗布部の汚れを払拭体18にて
除去した後、塗布体5により液体Lを塗布する。
本発明に係る液体塗布具の斜視図である。 図1の液体塗布具の要部拡大概略断面図である。 図1の液体塗布具の折取棒取脱後の状態を示す要部拡大概略断面図である。 液逆止手段を設けた液体塗布具の要部拡大概略断面図である。 図4の液体塗布具の折取棒取脱後の状態を示す要部拡大概略断面図である。 キャプ体の端面に折取棒を設けた液体塗布具の斜視図である。 図6の液体塗布具の要部拡大概略断面図である。 パイプ体の側面に折取棒を設けた液体塗布具の斜視図である。 塗布体と払拭体とを備えた液体塗布具の斜視図である。
符号の説明
3 中空軸
L 液体
4、4a 気体封入域
5 塗布体
6 折取棒
9 液逆止手段
17 軸体
18 払拭体

Claims (3)

  1. 剛性素材で形成した一端閉塞の中空軸の内部中央に液体を注入すると共に、内部両端に
    気体封入域を設け、他端開口部に塗布体を設ける一方、一端側の気体封入域における中空
    軸の外面に折取棒を突設し、該折取棒をその基端より折取ることによって、一端側の気体
    封入域に通気孔が開設される様にしたことを特徴とする液体塗布具。
  2. 一端側の気体封入域内であって折取棒の基端位置と注入液体との間に液逆止手段を設け
    たことを特徴とする請求項1記載の液体塗布具。
  3. 中空軸の一端側の端面に軸体を継設し、該軸体の先端に払拭体を設けたことを特徴とす
    る請求項1又は2記載の液体塗布具。
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