JPH0535008U - 液状物の塗布具 - Google Patents

液状物の塗布具

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JPH0535008U
JPH0535008U JP6720291U JP6720291U JPH0535008U JP H0535008 U JPH0535008 U JP H0535008U JP 6720291 U JP6720291 U JP 6720291U JP 6720291 U JP6720291 U JP 6720291U JP H0535008 U JPH0535008 U JP H0535008U
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JP
Japan
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ball
perfume
contact
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liquid
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Pending
Application number
JP6720291U
Other languages
English (en)
Inventor
茂 矢板
Original Assignee
茂 矢板
阪本 安彦
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液切れ及び液漏れしない香水、液状薬剤等の
液状物の塗布具を提供する。 【構成】 筒状本体1内に、香水で浸潤させた合成樹脂
製綿4と、該合成樹脂製綿4から本体1開口先端に香水
を誘導するための誘導体を設ける。本体1開口先端のボ
ール支持部7に前記誘導体に接触するように、ボール8
を回転可能に支持する。前記誘導体は、フェルト芯5に
キャップ状のウレタン製接触体6を嵌合して構成する。
接触体6閉塞端に、ボール8面に合致しうる凹円弧状の
接触面9を設ける。ボール8面に付着する香水が多くな
るので液切れを起こさない。ウレタンは浸透性と適度の
弾力性をもっているので、ボール8面によって接触面9
に圧力がかかっても香水が絞りだされることがなく、液
漏れを起こさない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、内部に香水や液状塗薬等の液状物を充填した塗布具に係り、特にそ の開口先端に支持されたボールを人体に当てて回転させると、前記液状物が該ボ ール面を経て外部に微量ずつ出て人体の肌に塗布しうるように成した液状体の塗 布具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の液状物の塗布具、例えば、香水塗布具は、図2に示すように、内部に液 状物たる香水を浸潤させて収容しうる液溜め部51を有する本体52と、回転自 在にボール53を支持した前記本体52の開口先端に設けたボール支持部54と 、前記液溜め部51とボール53間を連絡した空間55内に配置した、香水を前 記液溜め部51からボール53に誘導するための浸透性をもつフェルト製の誘導 体56とから成る。なお、前記ボール53に接触する前記誘導体56の接触面は 平面であり、前記ボール53面と誘導体56端部間に比較的大きな空隙57が形 成される。そして、前記ボール53を人体の肌に押し当てて擦ると、該ボール5 3が回転し、本体52内側に位置し前記誘導体56に接触していたボール53面 の香水付着部分が外側に変位することによって、肌に香水が塗布されるように構 成されていた。なお図中、符号58はキャップである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来例は、前記ボール53に接触する前記誘導体56の接触面が平面であ るから、ボール53と点接触となりその接触面積が小さく、何度もボール53で 肌を擦り前記ボール53を回転させないと、ボール53面の香水付着部分が外側 に出てこない現象、所謂液切れが起こり、香水の塗布を円滑に行うことができな いという問題点があった。また、この従来例は、前記誘導体56が、浸透性はあ るが適度の弾力性がない素材たるフェルトで構成されているので、衝撃等を受け た前記ボール53が前記接触面を押すことによって、絞り出された香水が前記空 隙57に溜まりボール53とボール支持部54間から不使用時に滲み出す現象、 所謂液漏れを起こしたり、塗布動作中に予期しない多量の香水が出てしまうとい う問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記目的を達成するために、例えば、内部を、空所2と開口先端が連 絡孔3で連通されるように成した筒状の本体1と、該空所2内に配置した、液状 物たる香水で浸潤させた合成樹脂製綿4と、前記連絡孔3内に配置した、前記合 成樹脂綿4に連繋させて香水を前記本体1開口先端近傍に誘導するための誘導体 と、該誘導体の外側端に接触しうるように、前記本体1開口先端に設けたボール 支持部7に回転自在に支持されたボール8とを備えた液状物の塗布具にあって、 前記誘導体が、内側端が前記合成樹脂製綿4に挿入され、また外側端が前記本体 1先端近傍に達する浸透性をもつフェルト芯5と、該フェルト芯5に嵌合すると ともに、前記ボール8面に沿って接触する凹円弧状の接触面9を有し、かつ前記 連絡孔3の内径に等しい外径を有するキャップ形状で浸透性と適度の弾力性をも つウレタン製の接触体6とから構成する。
【0005】
【作用】
前記合成樹脂製綿に浸透している香水は、フェルト芯5を介して接触体6に浸 透し、前記接触面9に達する。この状態で、前記ボール8を人体の肌に押し当て て擦ると、該ボール8が回転し、前記接触面9に接触している部分のボール8面 に付着した香水が外側に変位し肌に付着する。該接触面9は面積的に大きいから 香水が付着する面積も大きく、液切れがなく塗布操作が容易である。
【0006】
【実施例】
以下に本考案の香水塗布具に応用した好適な実施例を添付図面に基づいて詳細 に説明する。ここにおいて、図1は香水塗布具の縦断部分図である。
【0007】 図1に示すように、筒状の塗布具本体1は、内部に、空所2と、該空所2及び 本体開口先端間を連絡した連絡孔3を形成してある。該空所2内には、液状物た る香水で浸潤させた合成樹脂製綿4を収容し、また、前記連絡孔3内には、前記 合成樹脂綿4に内側端を挿入させる一方、外側端が前記本体1開口先端近傍に達 する浸透性をもつフェルト芯5が設けてある。前記フェルト芯5には、一端が開 放され他端が閉塞されたキャップ形状の、浸透性と適度の弾力性をもつウレタン 製接触体6を嵌合してある。また、前記本体1開口先端にはボール支持部7を設 けるとともに、該ボール支持部7に、ステンレス製のボール8を、全ての方向に 回転自在に支持する。前記接触体6には、前記連絡孔3の内径に等しい外径を有 し、かつ前記閉塞端に前記ボール8面に合致する凹円弧状の接触面9が形成して ある。そして、前記ボール8面と前記接触体6閉塞端間にはごく小さな空隙10 が形成される。なお、前記接触体6と前記フェルト芯5によって誘導体が構成さ れ、前記空所2と前記合成樹脂製綿4によって液溜め部が構成される。また、図 1中、符号11は本体1下縁先端部分を覆うための蓋体である。
【0008】 上記実施例による香水塗布具の使用方法は、先ず蓋体11を外してから、前記 ボール8を肌に押し当てて擦ると、該ボール8が回転し、本体1内側に位置した 該ボール8面の香水付着部分が外側に回って変位するので、肌に香水が付着する 。そして、この香水塗布具は、ボール8面と接触面9の接触面積が大きいから、 香水が付着し易くて液切れがなく、塗布操作が容易である。また、接触体6に浸 透性と適度の弾力性をもつウレタン素材を用いているので、衝撃等でボール8面 から圧力が加わっても香水が絞られないので滲み出さないとともに、ボール8と 接触体6閉塞端間の空隙10がごく小さいので、ここに多量の香水が溜まるよう なことがなく、液漏れを起こしたり、塗布動作中に予期しない多量の香水が出る 心配がないという効果を有する。
【0009】 なお、本考案は、前記実施例に限定されるものではなく、例えば、香水塗布具 ではなく液状薬剤等の塗布具に応用してもよいだけでなく、応用する液状物に応 じて本体1の形状を筒状でない他の形状に変更してもよい。また、接触面9近傍 部分を構成する素材には、浸透性と適度の弾力性をもつものであれば、前記実施 例のようなウレタンを用いなくてもよい。さらに、前記接触面9のボール8との 接触部分はリング状であってもよい。
【0010】
【考案の効果】
以上のように、本考案は、ボールと接触面との接触面積が大きいから、液状物 が付着し易くて液切れがなく、塗布操作が容易であり、また、誘導体の接触面近 傍部分に浸透性と適度の弾力性があるので、衝撃等を受けても、ボール面との間 の圧力で液状物が絞られて滲み出すようなことがないとともに、ボール面と誘導 体間に形成される空隙がごく小さいので、ここに多量の液状物が溜まることがな く液漏れを起こさないという実用的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】香水塗布具の縦断部分図である。
【図2】従来例の部分縦断部分図である。
【符号の説明】
1 本体 2 空所 3 連絡孔 4 合成樹脂製綿 5 フェルト芯 6 接触体 7 ボール支持部 8 ボール 9 接触面 10 空隙

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内部に設けた、液状物を収容する液
    溜め部と、前記液溜め部の液状物を前記本体開口先端近
    傍に誘導するための誘導体と、該誘導体に接触しうるよ
    うに、前記本体開口先端に回転自在に支持されたボール
    とを備えた液状物の塗布具において、前記誘導体のボー
    ルと接触する接触面近傍部分が、浸透性と適度の弾力性
    を有する素材で構成され、かつ前記誘導体の接触面が、
    前記ボール面に沿って接触するように凹円弧状に形成さ
    れたことを特徴とする液状物の塗布具。
JP6720291U 1991-07-30 1991-07-30 液状物の塗布具 Pending JPH0535008U (ja)

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JP6720291U JPH0535008U (ja) 1991-07-30 1991-07-30 液状物の塗布具

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JPH0535008U true JPH0535008U (ja) 1993-05-14

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ID=13338090

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JP6720291U Pending JPH0535008U (ja) 1991-07-30 1991-07-30 液状物の塗布具

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5566518B1 (ja) * 2013-10-08 2014-08-06 株式会社トキワ 塗布体付き化粧料容器
JP2016145049A (ja) * 2015-02-06 2016-08-12 株式会社トキワ 塗布体付き容器

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