JP2007019881A - 通信用アンテナ - Google Patents
通信用アンテナ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007019881A JP2007019881A JP2005199331A JP2005199331A JP2007019881A JP 2007019881 A JP2007019881 A JP 2007019881A JP 2005199331 A JP2005199331 A JP 2005199331A JP 2005199331 A JP2005199331 A JP 2005199331A JP 2007019881 A JP2007019881 A JP 2007019881A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- support frame
- hole
- reflector
- radiator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Aerials With Secondary Devices (AREA)
- Support Of Aerials (AREA)
Abstract
【解決手段】 筒状の放射器と,筒状の反射器の夫々の上下を,夫々相互に連結して通信用アンテナを構成し,前記第1の支持枠と,前記第2の支持枠との間の所定位置に,前記筒状の放射器と前記筒状の反射器に対する前記第3の支持枠を設け,この該第3の支持枠に,前記筒状の放射器と前記筒状の反射器の直径より太径で,夫々の中心軸線を一致させて形成された各挿通孔に,前記筒状の放射器と前記筒状の反射器を挿通させ,前記筒状の放射器と前記筒状の反射器の外周面とこれに対向する前記挿通孔の内周面との間には,常時は前記筒状の放射器と前記筒状の反射器を各挿通孔の中心位置に維持し,筒状の反射器が弓なりに曲がるようなときはその動きを所定範囲内で制限するようにように,前記各挿通孔の内周面に対して,該挿通孔の中に挿入存置させた中空筒状の弾性材を介在させた。
【選択図】 図1
Description
(例えば,特許文献1参照)
そこでこれに伴い,例えば強風などによってアンテナ全体及び各エレメントが振動することによって,これらが損傷を受けたり,破損したりしないように,振動試験器等を使って風によって発生する所定範囲内の振動に対して,アンテナ全体及び各エレメントが損傷を受けたり,破損したりしない,といった耐振動性の保証をしなければならない。
そこで本願においては,こうした問題点を解決するためになされたものであり,
その目的は,アンテナの上方と,下方とを夫々相互に連結すると共に,中間部の所定位置とも夫々相互に接続することによって丈夫な構造となしたアンテナを提供しようとするものである。
他の目的は,少なくともアンテナの中間部を直接機械的に固着することなく保持することによって振動に対して信頼性の高いアンテナを提供しようとするものである。
他の目的は,並設状態となっている放射器のエレメントと,反射器のエレメントから成る通信用アンテナの上方と,下方とを夫々相互に連結すると共に,放射器エレメントと反射器エレメントにおける中間部の所定位置においても夫々相互に接続することによって丈夫な構造となしたアンテナを提供しようとするものである。
他の目的及び利点は図面及びそれに関連した以下の説明により容易に明らかになるであろう。
前記第1の支持枠と,前記第2の支持枠との間の所定位置に,前記アンテナを保持すると共に,支持柱等の構造物に連結して利用できる第3の支持枠を備えた構成される。
前記第1の支持枠と,前記第2の支持枠との間の所定位置に,前記アンテナを保持すると共に,支持柱等の構造物に連結して利用できる第3の支持枠を備えた構成される。
前記第1の支持枠と,前記第2の支持枠との間の所定位置に,前記アンテナを保持すると共に,支持柱等の構造物に連結して利用できる第3の支持枠を備えて構成したので,
高利得で且つ所望の指向特性を有し,アンテナの軸方向の寸法が,該アンテナの軸線に直交する方向の外径に比して非常に長いアンテナであっても,このアンテナの上方と,下方と,その中間部における所定の位置と,を夫々相互に一体的に支持枠で連結でき,その上,上・中・下の支持枠相互間も連結一体化させることによって,アンテナ全体は丈夫な構造となる。
第3の支持枠を備えても,前記アンテナの軸方向の長さによっては,前記第3の支持枠を介したアンテナの上側部分と前記下側部分が,強風等によって振動若しくは撓むようなことがあり,それに対して上側部分と前記下側部分の長さが異なるような位置に前記第3の支持枠を配設する事によって,アンテナの上側部分と前記下側部分の振動するタイミングをずらす(換言すれば,前記上側部分と前記下側部分が同時に振動しないようにする)ことができ,振動によって発生するエネルギーの分散が図れ,アンテナに相乗的な力が加わらないようすることができ,より強固なアンテナを提供できるのである。
前記アンテナの上下間における所定位置を支持枠によって保持し,この保持の状態は,アンテナを直接機械的に固定するのではなく,弾性材によってアンテナの外周面が挿通孔内において宙に浮いた状態に保持され,アンテナが強風により移動が発生しようとしても,その移動をさせようとする力を吸収しつつ,移動の範囲を所定の範囲内(例えば,高周波特性を大きく変化させることがない。耐風速,耐振動特性を満足する。)に収束させることができ,アンテナが弓なりに曲がることが防止され,アンテナには所定以上のストレスが加わる恐れはない。加えて,上下における支持枠の連結部分に加わる振動や撓みによるストレスも押えることができるのである。
また各支持枠によって構造物に対して連結して利用できるように構成されていることから,アンテナに対する振動や撓みによる疲労が防止され,長寿命のものとして利用に供し得る効果がある。
第3の支持枠は,少ない部材であっても,前記弾性材を前記挿通孔の軸線と一致させて挿入存置できるように構成されていることから,安価で且つ振動や撓みに対して高信頼なアンテナを提供できるのである。
高利得で且つ所望の指向特性を有し,放射器と反射器の軸方向の寸法が,前記放射器及び反射器の外径より非常に長い,放射器のエレメントと反射器のエレメントが並設状態となっている通信用アンテナであっても,各エレメントの上方と,下方と,その中間部における所定位置と,を夫々相互に一体的に支持枠で連結でき,その上,上・中・下の支持枠相互間も連結一体化させることによって,放射器若しくは反射器が,強風によって振動したとしても,その振動を所定範囲に収束することでそのエレメントの振動がおさえられ,これによってアンテナ全体が振動するようなことも起さないことから,他方のエレメントに対しも大きく振動が伝わることもないので,通信用アンテナ全体は丈夫な構造となる。
図1(a)は,一部を破断した通信用アンテナの正面図。(b)は,通信用アンテナの平面図,(c)は,第3の支持枠の平面図である。図2(a)は,第3の支持枠を分解した部分断面図。(b)は,第3の支持枠を筒状エレメントに取付けたときの部分断面図,を示している。図3は放射器における筒状エレメントと,それの取付部の関連を示す一部破断断面図である。図4は反射器における筒状エレメントと,それの取付部の関連を示すための一部破断断面図である。図5は第3支持枠に係る他の実施例の部分断面図を示す。
尚,通信用アンテナ1における前記3つの支持枠2,60,3は,任意の硬質部材で直接連結して通信用アンテナ1を構成しても良いが,任意の構造物,例えば,ビルのベランダの手摺部材,任意高さの支柱(ポール)10等に垂直状態で又は前傾させた状態で装着して使用に供される。
先ず,第3の支持枠に形成された挿通孔84に前記放射器4の筒状エレメントを挿通させ,挿通孔85,86,87に前記反射器5,6,7の筒状エレメントを挿通させる。
ここで第3の支持枠60の詳細な構造について説明する。本願の実施例では第3の支持枠60は基体61と当該基体61を上下方向から挟み込んで挟持するように形成された挟持金具62と当付金具63と,から形成されている。
前記基体61は前記連結部60aに延設させてあり,該基体61には,前記放射器4の筒状エレメントと反射器5,6,7の筒状エレメントとが,上下における支持枠2,3によって連結された時に形成される,前記所定間隙8と同じ寸法を維持しつつ並列状態となるよう中心軸を一致させて配設された,前記放射器4の筒状エレメントの外径より大きい第1Aの貫通孔41aと反射器5,6,7の筒状エレメントの外径より大きい第1Bの貫通孔51a,61a,71a(61a,71aは図には示されない。以下同様。)が形成されている。
尚,前記エレメント保持孔が請求孔に記載の第4の貫通孔である。
尚,この組みあがった状態における第1の貫通孔と,第2の貫通孔と,第3の貫通孔と,第4の貫通孔でもって,放射エレメント挿通孔84及び反射エレメント挿通孔85,86,87とし,このエレメント挿通孔が請求孔に記載の支持枠の挿通孔である。また,前記エレメント保持部材64,65,66,67が請求孔に記載の弾性材である。
このように組み上がった第3の支持枠60に形成される各挿通孔に,夫々筒状エレメントを挿通することによって,各エレメントは前記エレメント保持部材によって前記挿通孔と軸線を一致させて挿入存置されるのである。
そして,これらのエレメント保持部材64,65,66,67は,常時は前記筒状の放射器4と反射器5,6,7を,前記挿通孔84,85,86,87の中心位置に維持して,放射器4と反射器5,6,7の正確な周波数に依存する間隔8を維持し,筒状の放射器や反射器5,6,7が強風により振動するようなときには,前記第2の貫通孔及び第3の貫通孔の内周面に対して,僅かな間隙を隔てて前記挿通孔84,85,86,87の中に挿入存置させた前記放射器及び反射器の中間位置における外周面の移動しようとする力を前記エレメント保持部材が吸収しつつ,その移動が所定の範囲内に収束するようにしてある。
尚,本発明の実施例においては,第3支持枠60は基体61を挟持金具62と当付金具63で狭着した例を示したが,アンテナと第3支持枠との間に前記弾性材を備えさえるように構成すればこの実施例に限定されるものではない。
また,挟持金具と当付金具とは上下を入れ替えもよい。
前記放射器4は,第1の支持枠2に対しては図3に表れるように,例えばアルミ材などの金属材料から形成された下向きの被具36を固着し,第2の支持枠3に対しては図1及び3に表れるように例えばアルミ材などの金属材料から形成された上向きの凹部を備えた受具15をナット等の止具17によって固着し,夫々の中に前記放射器4における保護パイプ35の上下の各端部を夫々挿入し,図示されていない螺子などの任意の止付部材等で挿入存置させる。
放射器4のエレメントの構成としては,利用される使用帯域,都市の環境などによってグランドプレーンアンテナ,コリニアアンテナ,スリーブアンテナ,ホイップアンテナ等,任意構成のものが選択されるが,本発明の実施例においては図2,3に示すコリニアアンテナ30を用いた例を示す。31は,夫々放射エレメントを構成する同軸線(同軸ケーブル)を示し,2分の1波長の長さに形成してあり,例えば外被導体31bとしての黄銅パイプの中に,周囲に絶縁体を備える中心導体31aを挿入した構成と成っている。これらは図示のごとく上下に隣り合う同軸線の中心導体31aと外被導体31bとを交互に接続した構造のものである。また,放射エレメント31は保護パイプ35の内周面との間に周知の如く適当な間隔で配置される絶縁材によって支持され,各放射エレメント同士の間隔を保つように構成されている。
尚,図1及び図2に示される19は放射器と接続される同軸コネクタの接栓24との接続点を雨などから守る防水筒である。
その場合,前記反射器の上下の各端部の外周面とこれに対向する前記各凹部の内周面との間には,下向きの凹部50cと,上向きの凹部41cの内側に夫々挿入存置させた弾性材であって,前記反射器の筒状部材であるエレメント5の振動,特に共振による振動を吸収する為の中空筒状の合成ゴム,プラスチック材等により形成された弾力性を備える抱持部材45A,45B(抱持部材46,47は図には示されていない)を介在させた状態で固定されている。
尚,この抱持部材45は,常時は前記筒状の反射器5を各凹部41c,50cの中心位置に維持して,放射器4との正確な周波数に依存する間隔8を維持すると共に,筒状の反射器5が強風等により振動するようなときには,前記各凹部41c,50cの内周面に対して,僅かな間隙を隔てて凹部の中に挿入存置させた前記反射器の端部の外周面が傾動可能にしてある。
その装着の場合,受具15における上向きの凹部に対しては,予め放射エレメント30が内装されている保護パイプ35の下端を挿入し,図には示されない周知のねじ等の止付部材や接着剤等を用いて固着しておくとよい。また周知の防水用のOリング等も介設しておいたり,シーリング材を塗布しておいたりする。
また反射器受具41における上向きの凹部41cには,抱持部材45を被せ付けた反射エレメント5の端部を挿入する。
このようにして一体化させた通信用アンテナ1には,必要に応じて上部・中間位置・下部の3つの連結部2a,60a,3aの間に,鋼材10を連結一体化させたり,或いはさせることなく現場に持ち込み,上部・中間位置・下部の3つの連結部2a,60a,3aを現場に予め設置されている構造支持物10に対して直接的にあるいは間接的に装着して送信(または受信)に用いる。前記した組付けの例は,作業の一例を示すのであるが,作業の都合によっては,部分的にそれらの作業順を前後逆にしても良い。
また,上述のようにエレメントの中間位置に第3支持枠を備えさせたときに,前記L1部分と前記L2部分が,強風等によって夫々が同時に振動するようなことが考えられる。このような場合には,例えばL1=L2でないよう,上側に位置する寸法がL1´,下側に位置する寸法がL2´となる位置に第3の支持枠60を位置させることによって,前記L1´部分と前記L2´部分が,強風等によって振動するタイミングをずらす(言い換えれば,L1´部分とL2´部分が同時に振動させない)ことによって,振動のエネルギーを分散させ,アンテナに相乗的な力が加わらないように構成してもよい。
即ち,本発明における通信アンテナのように,従来においては17段構成のコリニアアンテナで,利得が略16dBi,水平面の指向性が略90°であるアンテナ(軸方向の長さが略1,2m)であったものを,サービスエリアの拡充のために,放射エレメントを,例えば36段構成のコリニアアンテナとし,利得が略18.5dBi,水平面の指向性が120°となるようなアンテナ(軸方向の長さが略2.5m)を開発することによって,高利得で所望の指向性を有する通信アンテナを提供しようとする場合,放射器4を構成する放射エレメント(例えばコリニアアンテナ)30は従来の2倍程度の多段構成と成ることから,軸方向の長さが非常に長いアンテナとなる。また,それに付随する反射器5,6,7も同様に軸方向の長さが非常に長くなる。しかしながら通信アンテナとしてコストアップを少なくするために,アンテナのスリム軽量化,或いは,部品の共通化が重要なこととなり,従来のアンテナに使われた支持枠2,3や放射器4の保護パイプ(例えばΦ=25mm)35や放射エレメント,反射器5,6,7に用いられている金属パイプ(例えばΦ=13.5mm),これらのエレメントを固着するための被具や受具や締着具などの金具類,弾性材等を共通部品として用いて構成することになり,夫々の径の太さに比較して軸方向の長さが非常に長いアンテナと成る。
更には,例え放射器4の全体が弓なりに曲がっても,強度的な問題が発生しないとしても,放射器4と反射器5,6,7の相互間における使用周波数に対応して高周波的に必要な間隙8が過剰に変化することになり,高周波特性に悪影響を及ぼすことも考えられる。
更には,例え反射器5,6,7の夫々が全体に弓なりに曲がっても,強度的な問題がないとしても,放射器4と反射器5,6,7の相互間における使用周波数に対応して高周波的に必要な間隙8が過剰に変化することになり,高周波特性に悪影響を及ぼすことも考えられる。
また,上述のようにエレメントの中間部に第3支持枠を備えさせたときに,エレメントの長さによっては前記L1部分と前記L2部分が,強風等によって夫々が同時に振動するような場合には,例えばL1=L2とならないように,上側に位置する寸法がL1´,下側に位置する寸法がL2´となる位置に第3の支持枠60を配置することによって,前記L1´部分と前記L2´部分が,強風等によって振動するタイミングをずらす(言い換えれば,L1´部分とL2´部分が同時に振動させない)ことによって,振動のエネルギーが分散され,アンテナに相乗的な力が加わらないように構成することによって,各エレメントに対する負荷を軽減することができるのである。
その上本願発明にあっては,比較的丈夫な構造である放射器のエレメント4と,放射器のエレメント4に比較すると弱体な構造となる反射器のエレメント5,6,7とを,相互に連結するものであっても,弱体な構造である反射器のエレメント5,6,7の上下端部を,下向きの凹部と,上向きの凹部とに夫々入れこんで,しかもこれらの凹部の内面と,反射器のエレメントの上下端部との間には,夫々エレメント5,6,7の振動を吸収するように構成した弾力性を有する抱持部材45,46,47を介在させるものであり,その端部は宙に浮いた状態となり,反射器エレメント5,6,7が強風により移動が発生しても,凹部の口元において,捩れによって折れ傷が入ったり,ねじれによってひび割れが入るような恐れはない。
先ず,本願の実施例では,反射器エレメント5,6,7の上下端部における固着方法は,各端部を下向きの凹部と,上向きの凹部とに夫々入れこんで,しかもこれらの凹部の内面と,反射器のエレメントの上下端部との間には,夫々エレメント5,6,7の振動を吸収するように構成した弾力性を有する抱持部材45,46,47を介在させた例を示したが,特にこの実施例に限定されるものではなく,この通信アンテナの使用規格範囲(例えば耐風速,耐振動試験)において,第3の支持枠60の設置によって,上下端部における支持枠との連結部分に係るストレスが,エレメントに対して信頼性を損ねることなく,所望の規格を満足するなら,抱持部材は無くてもよく,周知の固着手段によって固着するように構成してもよい。
また,第3の支持枠には放射器と反射器の夫々に対応する挿通孔と,該挿通孔に挿入存置された弾性材を備えさせた例を示したが,3つの挿通孔を連設した該挿通孔を放射器と反射器が挿通できるような1つの挿通孔を形成し,この1つの挿通孔には,放射器と反射器に対向する位置にエレメント挿通孔が形成された弾性材を挿入存置させるように構成してもよい。
更に,アンテナの実施例として放射器と反射器を備えた通信用アンテナを用いたが,通信用アンテナに限定されるものではない。また,反射器を備えていない垂直偏波無指向性アンテナであってもよいなど,特に実施例に限定されるものではない。
60…第3支持枠,61…基体,62…挟持金具,63…当付金具,64…放射エレメント保持具,65・66・67…反射エレメント保持具,84…放射器の挿通孔,85,86,87…反射器の挿通孔
Claims (5)
- アンテナの上下を,上方に位置させる第1の支持枠と下方に位置させる第2の支持枠で連結してアンテナを構成し,それらの上下の支持枠は支柱等の構造物に連結して利用できるようにしてあるアンテナにおいて,
前記第1の支持枠と,前記第2の支持枠との間の所定位置に,前記アンテナを保持すると共に,支持柱等の構造物に連結して利用できる第3の支持枠を備えたことを特徴としたアンテナ。
- 前記第3の支持枠の取付位置は,該第3の支持枠の上側に位置するアンテナ部分の寸法と,該第3の支持枠の下側に位置するアンテナ部分の寸法と,が略同じにならない位置となるように配設したことを特徴とした請求項1に記載のアンテナ
- 前記アンテナに対する前記第3の支持枠の取付けは,該第3の支持枠に,アンテナの軸線に直交する方向の外径形状に対向する位置に,該外径形状よりやや大きく夫々の中心軸線を一致させて形成された挿通孔に前記アンテナを挿通させ,前記アンテナの外周面とこれに対向する前記挿通孔の内周面との間には,常時は前記アンテナを前記挿通孔の中心位置に維持し,アンテナが弓なりに曲がるようなときはその動きを所定範囲内で制限するよう,該挿通孔の中に挿入存置させた弾性材を介在させたことを特徴とする請求項1又は請求項2の何れか一項に記載のアンテナ。
- 前記第3の支持枠は,
前記アンテナの外径より大きく,該アンテナと軸線を一致させて同心的に形成された第1の貫通孔を有する基体と,
前記第1の挿通孔に対向した位置に,該第1の貫通孔に挿通可能に突出させた,内部に空間を有するよう同心的に筒状の周壁を形成してなる凸部と,該凸部の内部には,第1の段部を介して同心的に連設した,該凸部の内径より小さく,且つ,前記アンテナの外径より僅かに大きい内径の第2の挿通孔を有する挟持金具と,
前記第1の貫通孔に対向する位置に,第2の段部を挟んで,前記凸部が嵌合する内径を有する嵌合孔と,前記嵌合孔と同心的に連設した,該嵌合孔内径より小さく,且つ,前記アンテナの外径より僅かに大きい内径を有する第3の貫通孔を有する当付金具と,
前記凸部の内部に形成される前記空間の内径と同じか僅かに大きく,軸線方向の寸法は空間の軸方向の寸法と同じか僅かに小さく形成され,その中心部には前記アンテナの外径寸法と同じか僅かに小さい内径の第4の貫通孔を有する弾性材と,から成り,
前記基体を前記挟持金具と前記当付金具とで挟み込むことによって,前記弾性材は前記空間内において前記第1の段部と前記第2の段部との間に収納されると共に,前記第1の貫通孔と,第2の貫通孔と,前記第3の貫通孔と,前記第4の貫通孔とは,夫々の軸線が一致するように配設された第3の支持枠の挿通孔が形成され,
該挿通孔に前記アンテナを挿通させたときに,前記弾性材は,常時は前記アンテナを前記挿通孔の中心位置に維持し,アンテナが弓なりに曲がるようなときはその動きを所定範囲内で制限するように構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2の何れかに記載のアンテナ。
- 前記アンテナは,筒状の放射器と,筒状の反射器の夫々の上下を,放射器と反射器の相互間に間隙ができる状態で並設状態となるように,夫々上方に位置させる第1の支持枠と下方に位置させる第2の支持枠で連結すると共に,前記第1の支持枠と,前記第2の支持枠との間の所定位置に,前記筒状の放射器と前記筒状の反射器の相互間に生じた前記間隙を維持しつつ,前記筒状の放射器と前記筒状の反射器を保持するための第3の支持枠を連結して構成され,それらの支持枠は支柱等の構造物に連結して利用できるようにしてある通信用アンテナであることを特徴とした請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載のアンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005199331A JP4695931B2 (ja) | 2005-07-07 | 2005-07-07 | 通信用アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005199331A JP4695931B2 (ja) | 2005-07-07 | 2005-07-07 | 通信用アンテナ |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011003181A Division JP5113268B2 (ja) | 2011-01-11 | 2011-01-11 | 通信用アンテナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007019881A true JP2007019881A (ja) | 2007-01-25 |
JP4695931B2 JP4695931B2 (ja) | 2011-06-08 |
Family
ID=37756637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005199331A Expired - Fee Related JP4695931B2 (ja) | 2005-07-07 | 2005-07-07 | 通信用アンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4695931B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009147678A (ja) * | 2007-12-14 | 2009-07-02 | Hitachi Kokusai Electric Inc | Tdd通信システム |
JP2010074281A (ja) * | 2008-09-16 | 2010-04-02 | Buffalo Inc | 指向性アンテナ |
JP2017506481A (ja) * | 2014-02-24 | 2017-03-02 | ケーエムダブリュ・インコーポレーテッド | マルチバンドアンテナ装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5113268B2 (ja) * | 2011-01-11 | 2013-01-09 | マスプロ電工株式会社 | 通信用アンテナ |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5677109U (ja) * | 1979-11-16 | 1981-06-23 | ||
JPS58119211U (ja) * | 1982-02-05 | 1983-08-13 | 日本ビクター株式会社 | アンテナ支持柱 |
JPS58119210U (ja) * | 1982-02-05 | 1983-08-13 | 日本ビクター株式会社 | アンテナ支持柱 |
JPH07162221A (ja) * | 1993-12-03 | 1995-06-23 | Hitachi Cable Ltd | 移動体通信用基地局アンテナ装置 |
JP2004129032A (ja) * | 2002-10-04 | 2004-04-22 | Maspro Denkoh Corp | 通信用アンテナ |
JP2004129031A (ja) * | 2002-10-04 | 2004-04-22 | Maspro Denkoh Corp | 通信用アンテナ |
-
2005
- 2005-07-07 JP JP2005199331A patent/JP4695931B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5677109U (ja) * | 1979-11-16 | 1981-06-23 | ||
JPS58119211U (ja) * | 1982-02-05 | 1983-08-13 | 日本ビクター株式会社 | アンテナ支持柱 |
JPS58119210U (ja) * | 1982-02-05 | 1983-08-13 | 日本ビクター株式会社 | アンテナ支持柱 |
JPH07162221A (ja) * | 1993-12-03 | 1995-06-23 | Hitachi Cable Ltd | 移動体通信用基地局アンテナ装置 |
JP2004129032A (ja) * | 2002-10-04 | 2004-04-22 | Maspro Denkoh Corp | 通信用アンテナ |
JP2004129031A (ja) * | 2002-10-04 | 2004-04-22 | Maspro Denkoh Corp | 通信用アンテナ |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009147678A (ja) * | 2007-12-14 | 2009-07-02 | Hitachi Kokusai Electric Inc | Tdd通信システム |
JP2010074281A (ja) * | 2008-09-16 | 2010-04-02 | Buffalo Inc | 指向性アンテナ |
JP2017506481A (ja) * | 2014-02-24 | 2017-03-02 | ケーエムダブリュ・インコーポレーテッド | マルチバンドアンテナ装置 |
US10476127B2 (en) | 2014-02-24 | 2019-11-12 | Kmw Inc. | Multi-band antenna apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4695931B2 (ja) | 2011-06-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20210408661A1 (en) | Clamping apparatus for antenna | |
JP4695931B2 (ja) | 通信用アンテナ | |
US9732517B1 (en) | Earthquake resistant and reinforcing device for buildings and bridges | |
US8081133B2 (en) | Satellite antenna with holder assembly for holding LNBF | |
JP5113268B2 (ja) | 通信用アンテナ | |
AU2020240972B2 (en) | Clamping apparatus for antenna | |
JP4774001B2 (ja) | 2周波共用通信用アンテナ | |
JP3892791B2 (ja) | 通信用アンテナ | |
JP3127558U (ja) | 屋内、屋外両用アンテナ | |
JP3857634B2 (ja) | 通信用アンテナ | |
KR102061304B1 (ko) | 건축물 부착 유닛 및 이를 포함하는 지진 버팀 장치 | |
JP2009005167A (ja) | アンテナ装置及び水平偏波用水平面無指向性アンテナ | |
KR20220166173A (ko) | 낚싯대용 가이드 | |
JP4986897B2 (ja) | 衛星搭載用偏波共用アンテナ装置 | |
US20230327326A1 (en) | Mounting device for base station antenna and base station antenna system | |
JP6695632B2 (ja) | 偏波共用八木型アンテナ | |
JP5689745B2 (ja) | マスト取付金具 | |
US6911761B2 (en) | Horizontal-axis electrical machine | |
US20240186675A1 (en) | Clamping apparatus for antenna | |
JP2017152962A (ja) | 支持柱補強部材 | |
KR101533790B1 (ko) | 파라볼라형 안테나 설치대 | |
CN214797744U (zh) | 碟形天线 | |
JP4512279B2 (ja) | アンテナ | |
JP6839118B2 (ja) | ユニット連結部材、スピーカーユニット、及びアレイスピーカー | |
JP2006080883A (ja) | オフセットパラボラアンテナ取付用のアンテナ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080703 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100929 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101109 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20101215 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110111 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110201 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110228 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140304 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4695931 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |