JP2007019637A - 携帯型電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】
一般的な携帯型電子機器のメモやスケジュール機能は、データの登録時にキーを操作するなどして一文字ずつ入力を行なうことが必要である。しかしながら、煩雑な入力処理が必要となり、利用者にとって不便である。
【解決手段】
本発明は、撮影シーンとして、メモ撮影用にシーン設定をするための処理を行う携帯型電子機器を提案するものである。また、撮影画像サイズの設定や、接写モードの設定、撮影信号の信号処理(エッジ、彩度、色合い、コントラスト、ホワイトバランスなどの調整など)を行うことができる。
加えて、撮影された撮影画像を待受け画面に表示し、重要度を示す重要度指標に応じて、表示形態を変更するとしてもよい。また、待受け画面に複数の撮影画像を同時に表示して選択可能とし、選択された撮影画像を拡大して表示することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、メモ撮影機能付の携帯型電子機器と、メモ撮影方法に関するものである。
一般的な携帯型電子機器のメモやスケジュール機能は、データの登録時にキーを操作するなどして一文字ずつ入力を行なうことが必要である。
また、付属のカメラ機能を用いて、撮影したメモの画像を登録、参照することができる携帯電話はすでに提案されている(特許文献1)。当該携帯電話は、操作性の向上を図ることを目的としている。
特開2004−129060号公報
しかしながら、一般的な携帯型電子機器のメモ機能においては、煩雑な入力処理が必要となり、利用者にとって不便である。
また、カメラ機能を用いた手法においては、撮影した画像に対して画像処理が行なわれないため、メモとして文字を読み取ることは困難な場合がある。また、カメラ機能において、メモを撮影するのに適した画質、モード、シーンなどに逐一設定することも可能であるが、煩雑である。
本発明は、かかる実情に鑑み、撮影部での撮影シーンとして、メモ撮影用にシーン設定をするための処理を行う携帯型電子機器を提案するものである。また、撮影画像サイズの設定や、接写モードの設定、撮影信号の信号処理(エッジ、彩度、色合い、コントラスト、ホワイトバランスなどの調整など)を行うことができる。
また、文字部分又は/及び、他の部分を構成する撮影信号を加工して、表示部において文字部分と他の部分とを区別して視認しやすいように表示する。
加えて、メモ撮影設定部を利用して撮影された撮影画像を待受け画面に表示することができる。そのとき、重要度を示す重要度指標に応じて、これに関連付けられている待受け画面の表示形態を変更するとしてもよい。また、待受け画面に複数の撮影画像を同時に表示して選択可能とし、選択された撮影画像を拡大して表示することができる。
以上、説明したように本件発明のいずれか一又は二以上の発明に係る携帯型電子機器においては、簡単、かつ、少ない操作で、文字の撮影に適した環境を設定することができるため利便性が高い。さらに、文字の撮影に適した環境にて撮影された画像からは、文字やメモの内容を的確に読み取ることができるため、画像メモとして簡便に活用でき、従来の一文字ずつ入力することによるメモの登録と比べて、迅速にメモを登録することができる。
また、撮影画像を携帯型電子機器の表示画面サイズに設定すれば、表示画面全面にメモを表示させることができ、文字が読み取りやすい。あるいは、一の表示画面中に複数の撮影画像を表示させるために任意のサイズを設定する場合には、各種の情報を一覧表示させることもできる。さらに、撮影を接写モードに設定することで、通常より焦点距離を短くすることができ、被写体を近い距離で大きく撮影できる。これにより、文字を大きく、かつ、はっきりと表示することで、読み取りやすいという効果が得られる。
加えて、メモ撮影設定部を利用して撮影された撮影画像を待受け画面に表示する場合には、スケジュールや覚書など記憶しておきたいことなどを一覧で表示させることができ便利である。そのとき、重要度を示す重要度指標に応じて、これに関連付けられている待受け画面の表示形態を変更する場合には、重要な撮影画像が優先的に表示されるため、重要な情報を確認しやすくなる。また、待受け画面に複数の撮影画像を同時に表示して選択可能とし、選択された撮影画像を拡大して表示する場合には、利用者の必要に応じて切り替えができ、便利である。複数の撮影画像を一覧表示にて確認しながらも、重要情報の見落としの可能性を減らすことができる。
以下に、各発明を実施するための最良の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
実施形態1は、主に請求項1、10、11などについて説明する。 実施形態2は、主に請求項2、12などについて説明する。 実施形態3は、主に請求項3、13などについて説明する。 実施形態4は、主に請求項4などについて説明する。 実施形態5は、主に請求項5などについて説明する。 実施形態6は、主に請求項6などについて説明する。 実施形態7は、主に請求項7などについて説明する。 実施形態8は、主に請求項8などについて説明する。 実施形態9は、主に請求項9などについて説明する。
<<実施形態1>>
<実施形態1:概要> 実施形態1について説明する。本実施形態は、撮影部での撮影シーンとして、メモ撮影用にシーン設定をするための処理を行う携帯型電子機器である。
図1は、本実施形態の概念の一例を示すものである。図では、本実施形態の携帯型電子機器に付属するカメラ機能を用いて、文字の記載されたメモを撮影する場面を示した。撮影にあたっては、メモ撮影設定用に撮影シーンについての設定をメモ撮影シーンとする。メモ撮影シーンの設定は、例えば、フラッシュの発光の禁止などが該当する。携帯型電子機器を操作し、メニューからメモ撮影設定モードを選択することにより、これらの設定が自動的に実行されることが想定される。あるいは、専用ボタンを操作することにより設定が実行されるとしてもよい。これにより、撮影された画像を表示画面にて表示する場合には、図下部に示したようにメモに記載された文字を読み取ることが可能となる。
<実施形態1:構成> 本実施形態での機能ブロックの一例を図2に示した。 図2に示す本実施形態の「携帯型電子機器」(0200)は、「撮影部」(0201)と、「表示部」(0202)と、「メモ撮影設定部」(0203)とを有し、さらに、メモ撮影設定部(0203)は「メモ撮影シーン設定手段」(0204)を有する。
本件発明の構成要素である各部は、ハードウエア、ソフトウエア、ハードウエアとソフトウエアの両者、のいずれかによって構成される。たとえば、これらを実現する一例として、図3に示すように、CPU、メモリ、バス、インターフェイス、周辺装置などから構成されるハードウエアと、これらのハードウエア上にて実行可能なソフトウエアを挙げることができる。 具体的には、メモリ上に展開されたプログラムを順次実行することで、メモリ上のデータや、インターフェイスを介して入力されるデータの加工、蓄積、出力などにより各部の機能が実現される。(本明細書の全体を通じて同様である。)
「携帯型電子機器」(0200)は、携帯電話、PHS、PDA、ノートパソコン、デジタルカメラなどが例示できる。
「撮影部」(0201)は、カメラ(CCD、CMOS等)などの撮像装置と、撮像装置からの撮影信号を処理する回路と、回路を制御するドライバなどによって構成される。撮像装置は携帯型電子機器に装備されているとしてもよいし、後付するものでもよい。撮像装置から取得した撮像信号は、回路にてドライバからの制御命令に基づく処理が行われ、主記憶または映像信号専用メモリに一旦記憶される。その後、表示部が有する表示デバイスに適した信号形式に成形されて、表示デバイスに対して出力される。
「表示部」(0202)は、ディスプレイ(EL、液晶等)などの表示装置と、撮影信号を成形する回路と、回路を制御するドライバなどによって構成される。表示部は、撮影部(0201)にて撮影された撮影信号に基づいて撮影画像を表示する。撮影信号は、撮影した画像のデジタルデータなどが該当する。この撮影信号に対して、画像処理などが施される場合もある。撮影画像の表示は、携帯型電子機器の液晶画面などに対して撮影画像が出力されることで実行される。
「メモ撮影設定部」(0203)は、撮影部をメモ撮影用に設定するための処理を行う。さらに、「メモ撮影シーン設定手段」(0204)は、撮影部での撮影シーンとしてメモ撮影シーン設定をするための処理を行う。メモ撮影シーンの設定は、例えば、フラッシュの発光の禁止や、その他、シャッタースピードを速く調節し、かつ、絞りを開くことによる手ぶれ防止の設定などが含まれる場合もある。メモ撮影シーンの設定は、携帯型電子機器を操作し、メニューからメモ撮影設定モードを選択することにより、上記設定が自動的に実行されることが想定される。あるいは、専用ボタンを操作することにより設定が実行されるとしてもよい。設定結果は、撮影部のドライバへと渡される。
<実施形態1:処理の流れ> 図4は、実施形態1の携帯型電子機器におけるメモ撮影方法の処理の流れの一例を示したものである。まず、画像メモモードの選択を検知したか判断する(モード選択判断ステップ S0401)。例えば、画像メモモードに割り当てられたボタンが押し下げられると、そのボタンの押し下げに応じて所定のアドレスのメモリ領域に信号の書込が行なわれる。そのアドレスのメモリ領域は、所定のプログラムによって常に監視が行なわれており、前記信号の書込がプログラムによって検出された場合には所定の処理が開始されるようにメモ撮影設定部のプログラムが構成されている。所定の処理とは、メモ撮影シーンを設定するための処理である。つまり、画像メモモードの選択を検知したとの判断結果の場合には、撮影シーンとしてメモ撮影シーン設定をするための処理を行う(メモ撮影シーン設定ステップ S0402)。他方、画像メモモードの選択を検知したとの判断結果が得られない場合は、画像メモモードの選択を検知するまで、モード選択判断ステップ(S0401)を繰り返す。
メモ撮影シーンの設定は、メモ撮影シーンに対応して撮影部を構成する撮像装置の各種設定が実現するようなデータを撮像装置の設定信号として撮像装置に対して送出することにより行なわれる。具体的には、前記検出に応じてメモ撮影シーン設定用のプログラムがCPUに読み込まれ実行される。メモ撮影シーン設定用のプログラムは、具体的には前記設定信号を撮像装置のドライバプログラムに引き渡す処理を実行する。ドライバプログラムは、設定信号受付命令の検出がされた場合には、その命令に応じて定められた所定のアドレスから信号を読出、その信号を解読して撮像装置のハードウエアを制御するための制御信号を生成する。生成された制御信号は、ドライバプログラムと、撮像装置のハードウエアとの通信規定に従って撮像装置を構成するハードウエアにI/0を介して送信される。送信された制御信号は撮像装置のハードウエアの動きを直接的に制御するようにハードウエアは構成されている。例えば、撮像信号を取得する際のコントラストの値、シャッター速度、絞り具合、フラッシュ発光、手ぶれ防止処理、ディザ処理、ホワイトバランスなどの制御が準備される。
次に、シャッターが押されたか判断を行い(シャッター押下判断ステップ S0403)、シャッターが押されたとの判断結果の場合には、前記メモ撮影シーン設定ステップ(S0402)にて設定されたメモ撮影シーンに基づいて撮影を行う(撮影ステップ S0404)。他方、シャッターが押されたとの判断結果が得られない場合には、シャッターが押されるまでシャッター押下判断ステップ(S0403)を繰り返す。最後に、撮影ステップ(S0404)にて撮影された撮影信号に基づいて撮影画像を表示する(表示ステップ S0405)。撮影画像は、前記メモ撮影シーン設定に基づいてCCDから取得した信号を処理し、主記憶または映像信号専用メモリに一端記憶され、その後、表示部が有する表示デバイスに適した信号形式に成形されて、表示デバイスに対して出力される。
以上の処理の一部は、計算機に実行させるためのプログラムで実行することができ、また、このプログラムを計算機によって読取り可能な記録媒体に記録することができる。(本明細書の全体を通して同様である。)
<実施形態1:効果> 本実施形態は、撮影部での撮影シーンとして、メモ撮影用にシーン設定をするための処理を行う携帯型電子機器である。簡単、かつ、少ない操作で、文字の撮影に適した環境を設定することができるため利便性が高い。さらに、文字の撮影に適した環境にて撮影された画像からは、文字やメモの内容を的確に読み取ることができるため、画像メモとして簡便に活用でき、従来の一文字ずつ入力することによるメモの登録と比べて、迅速にメモを登録することができる。
<<実施形態2>>
<実施形態2:概要> 実施形態2について説明する。本実施形態は、表示画像サイズを設定するための処理を行うことに特徴を有する携帯型電子機器である。
<実施形態2:構成> 本実施形態での機能ブロックの一例を図5に示した。 図5に示す本実施形態の「携帯型電子機器」(0500)は、「撮影部」(0501)と、「表示部」(0502)と、「メモ撮影設定部」(0503)とを有し、メモ撮影設定部(0503)は「メモ撮影シーン設定手段」(0504)を有し、表示部(0502)は「表示画像サイズ設定手段」(0505)とを有する。
「表示画像サイズ設定手段」(0505)は、メモの撮影画像をディスプレイに表示するサイズを設定するための処理を行う。表示画像サイズの設定とは、撮影した画像を所定のサイズに拡大、縮小するために行う。所定のサイズを、例えば、携帯電話の待ち受け画面サイズ(図で示した例では、176×144)に設定することで、QVGAサイズ(320×240)で撮影した撮影画像を縮小して待ち受け画面として活用できる。縮小を行う場合には、例えば、所定のドット数ごとに画像を取得し、表示画像を生成するとしてもよい。これについては、実施形態6にて詳述する。
その他各部の処理については実施形態1と同様である。
<実施形態2:処理の流れ> 図6は、実施形態2の携帯型電子機器におけるメモ撮影方法の処理の流れの一例を示したものである。まず、画像メモモードの選択を検知したか判断する(モード選択判断ステップ S0601)。画像メモモードの選択を検知したとの判断結果の場合には、撮影シーンとしてメモ撮影シーン設定をするための処理を行う(メモ撮影シーン設定ステップ S0602)。他方、画像メモモードの選択を検知したとの判断結果が得られない場合は、画像メモモードの選択を検知するまで、モード選択判断ステップ(S0601)を繰り返す。次に、表示画像サイズを設定するための処理を行う(表示画像サイズ設定ステップ S0603)。メモ撮影シーン設定ステップ(S0602)と、表示画像サイズ設定ステップ(S0603)との順序は問わない。
次に、シャッターが押されたか判断を行い(シャッター押下判断ステップ S0604)、シャッターが押されたとの判断結果の場合には、前記メモ撮影シーン設定ステップ(S0602)にて設定されたメモ撮影シーンと、撮影画像サイズ設定ステップ(S0603)にて設定された撮影画像サイズに基づいて撮影を行う(撮影ステップ S0605)。他方、シャッターが押されたとの判断結果が得られない場合には、シャッターが押されるまでシャッター押下判断ステップ(S0604)を繰り返す。最後に、撮影ステップ(S0605)にて撮影された撮影信号に基づいて撮影画像を表示する(表示ステップ S0606)。
<実施形態2:効果> 本実施形態は、撮影画像サイズを設定するための処理を行うことに特徴を有する携帯型電子機器である。撮影画像を携帯型電子機器の表示画面サイズに設定すれば、表示画面全面にメモを表示させることができ、文字が読み取りやすい。あるいは、一の表示画面中に複数の撮影画像を表示させるために任意のサイズを設定する場合には、各種の情報を一覧表示させることもできる。
<<実施形態3>>
<実施形態3:概要> 実施形態3について説明する。本実施形態は、撮影を接写モードに設定するための処理を行うことに特徴を有する携帯型電子機器である。
<実施形態3:構成> 本実施形態での機能ブロックの一例を図7に示した。 図7に示す本実施形態の「携帯型電子機器」(0700)は、「撮影部」(0701)と、「表示部」(0702)と、「メモ撮影設定部」(0703)とを有し、メモ撮影設定部(0703)は「メモ撮影シーン設定手段」(0704)と、さらに、「接写モード設定手段」(0705)とを有する。本機能ブロック図は、実施形態1を基本としたものであるが、他の実施形態を基本とした場合には他の構成要件をも有する。
「接写モード設定手段」(0705)は、撮影を接写モードに設定するための処理を行う。接写モードの設定とは、ズームを使用して画角の調整を行い、接写して撮影が可能となるように、通常より焦点距離を短くすることをいう。焦点距離を短く(図で示した例では、5cm)することで、被写体を近い距離で大きく撮影できる。
その他各部の処理については実施形態1、2と同様である。
<実施形態3:処理の流れ> 図8は、実施形態3の携帯型電子機器におけるメモ撮影方法の処理の流れの一例を示したものである。まず、画像メモモードの選択を検知したか判断する(モード選択判断ステップ S0801)。画像メモモードの選択を検知したとの判断結果の場合には、撮影シーンとしてメモ撮影シーン設定をするための処理を行う(メモ撮影シーン設定ステップ S0802)。他方、画像メモモードの選択を検知したとの判断結果が得られない場合は、画像メモモードの選択を検知するまで、モード選択判断ステップ(S0801)を繰り返す。次に、表示画像サイズを設定するための処理を行う(表示画像サイズ設定ステップ S0803)。さらに、撮影を接写モードに設定するための処理を行う(接写モード設定ステップ S0804)。接写モードの設定は、これに対応して撮影部を構成する撮像装置の各種設定が実現するようなデータを撮像装置の設定信号として撮像装置に対して送出することにより行なわれる。具体的には、前記検出に応じて接写モード設定用のプログラムがCPUに読み込まれ実行される。接写モード設定用のプログラムは、具体的には前記設定信号を撮像装置のドライバプログラムに引き渡す処理を実行する。ドライバプログラムは、設定信号受付命令の検出がされた場合には、その命令に応じて定められた所定のアドレスから信号を読出、その信号を解読して撮像装置のハードウエアを制御するための制御信号を生成する。生成された制御信号は、ドライバプログラムと、撮像装置のハードウエアとの通信規定に従って撮像装置を構成するハードウエアにI/0を介して送信される。送信された制御信号は撮像装置のハードウエアの動きを直接的に制御するようにハードウエアは構成されている。例えば、撮像信号を取得する際のレンズ位置などの制御が準備される。メモ撮影シーン設定ステップ(S0802)と、表示画像サイズ設定ステップ(S0803)と、接写モード設定ステップ(S0804)との順序は問わない。また、撮影画像サイズ設定ステップ(S0803)の実行がなされない場合もある。
次に、シャッターが押されたか判断を行い(シャッター押下判断ステップ S0805)、シャッターが押されたとの判断結果の場合には、前記メモ撮影シーン設定ステップ(S0802)にて設定されたメモ撮影シーンと、撮影画像サイズ設定ステップ(S0803)にて設定された撮影画像サイズと、接写モード設定ステップ(S0804)にて設定された接写モードに基づいて撮影を行う(撮影ステップ S0806)。他方、シャッターが押されたとの判断結果が得られない場合には、シャッターが押されるまでシャッター押下判断ステップ(S0805)を繰り返す。最後に、撮影ステップ(S0806)にて撮影された撮影信号に基づいて撮影画像を表示する(表示ステップ S0807)。
<実施形態3:効果> 本実施形態は、撮影を接写モードに設定するための処理を行うことに特徴を有する携帯型電子機器である。撮影を接写モードに設定することで、通常より焦点距離を短くすることができ、被写体を近い距離で大きく撮影できる。これにより、文字を大きく、かつ、はっきりと表示することで、読み取りやすいという効果が得られる。
<<実施形態4>>
<実施形態4:概要> 実施形態4について説明する。本実施形態は、撮影されたメモの撮影信号を、メモ内容を読み取りやすく表示できるように信号処理することに特徴を有する携帯型電子機器である。
<実施形態4:構成> 本実施形態での機能ブロックの一例を図9に示した。 図9に示す本実施形態の「携帯型電子機器」(0900)は、「撮影部」(0901)と、「表示部」(0902)と、「メモ撮影設定部」(0903)と、さらに、「信号処理部」(0905)とを有し、メモ撮影設定部(0903)は「メモ撮影シーン設定手段」(0904)を有する。本機能ブロック図は、実施形態1を基本としたものであるが、他の実施形態を基本とした場合には他の実施形態を基本とした場合には他の構成要件をも有する。
「信号処理部」(0905)は、撮影部(0901)にて撮影されたメモの撮影信号を、前記表示部(0902)にてメモ内容を読み取りやすく表示できるように信号処理する。前記信号処理は、輪郭(エッジ)、彩度、色合い、コントラスト、ホワイトバランスなどの調整による画像処理などが該当する。具体的には、コントラストを高め、輪郭(エッジ)を強くするなどできる。主として撮影信号は白黒データに二値化することなく、カラーデータのまま画像処理を行う。これにより、パソコンのモニタ上に表示されたメール内容を画像メモとして撮影した場合のように、画質が悪い画像であっても、撮影信号の全体を用いることによってメモとして判別できる。
その他各部の処理については実施形態1、2と同様である。
<実施形態4:処理の流れ> 図10は、実施形態4の携帯型電子機器におけるメモ撮影方法の処理の流れの一例を示したものである。まず、画像メモモードの選択を検知したか判断する(モード選択判断ステップ S1001)。画像メモモードの選択を検知したとの判断結果の場合には、撮影シーンとしてメモ撮影シーン設定をするための処理を行う(メモ撮影シーン設定ステップ S1002)。他方、画像メモモードの選択を検知したとの判断結果が得られない場合は、画像メモモードの選択を検知するまで、モード選択判断ステップ(S1001)を繰り返す。次に、表示画像サイズを設定するための処理を行う(表示画像サイズ設定ステップ S1003)。さらに、撮影を接写モードに設定するための処理を行う(接写モード設定ステップ S1004)。メモ撮影シーン設定ステップ(S1002)と、表示画像サイズ設定ステップ(S1003)と、接写モード設定ステップ(S1004)との順序は問わない。また、撮影画像サイズ設定ステップ(S1003)の実行がなされない場合もある。
次に、シャッターが押されたか判断を行い(シャッター押下判断ステップ S1005)、シャッターが押されたとの判断結果の場合には、前記メモ撮影シーン設定ステップ(S1002)にて設定されたメモ撮影シーンと、撮影画像サイズ設定ステップ(S1003)にて設定された撮影画像サイズと、接写モード設定ステップ(S1004)にて設定された接写モードに基づいて撮影を行う(撮影ステップ S1006)。他方、シャッターが押されたとの判断結果が得られない場合には、シャッターが押されるまでシャッター押下判断ステップ(S1005)を繰り返す。さらに、撮影ステップ(S1006)にて撮影されたメモの撮影信号を、メモ内容を読み取りやすく表示できるように信号処理する(信号処理ステップ S1007)。最後に、信号処理ステップ(S1007)にて信号処理された撮影信号に基づいて撮影画像を表示する(表示ステップ S1008)。
<実施形態4:効果> 本実施形態は、撮影されたメモの撮影信号を、メモ内容を読み取りやすく表示できるように信号処理することに特徴を有する携帯型電子機器である。信号処理として、輪郭(エッジ)、彩度、色合い、コントラスト、ホワイトバランスなどの調整を行うことで、より文字を明確に表示し、読み取りやすいという効果が得られる。
<<実施形態5>>
<実施形態5:概要> 実施形態5について説明する。本実施形態は、文字部分又は/及び、他の部分を構成する撮影信号を加工して、表示部において文字部分と他の部分とを区別して視認しやすいように表示することに特徴を有する携帯型電子機器である。
<実施形態5:構成> 本実施形態での機能ブロックの一例を図11に示した。 図11に示す本実施形態の「携帯型電子機器」(1100)は、「撮影部」(1101)と、「表示部」(1102)と、「メモ撮影設定部」(1103)と、「信号処理部」(1105)とを有し、メモ撮影設定部(1103)は「メモ撮影シーン設定手段」(1104)を有する。さらに、信号処理部(1105)は「文字部分識別手段」(1106)と、「文字部分加工手段」(1107)とを有する。本機能ブロック図は、実施形態4と、実施形態1を基本としたものであるが、他の実施形態を基本とした場合には他の構成要件をも有する。
「文字部分識別手段」(1106)は、撮影信号から撮影画像中にてメモを構成する文字部分を他の部分と区別する。文字部分と他の部分の区別は、例えば横軸のラインごとに輝度値を算出し、閾値との比較を行うことで判別する手法が想定される。閾値は、算出した全ラインの輝度値の中心値などが該当する。これについては、後述の処理の流れにて説明する。
その他の方法としては、画像の色値のRGBを変換処理し、さらにクラスタリング処理を行うことで、色を分解できる。ノイズの除去を行い、文字部分と他の部分の区別を行なうとしてもよい。
「文字部分加工手段」(1107)は、文字部分識別手段(1106)にて識別された文字部分又は/及び、他の部分を構成する撮影信号を加工して、表示部(1102)において文字部分と他の部分とを区別して視認しやすいように表示するための処理を行う。撮影信号の加工は、文字部分を拡大し、余白部分を縮小する処理などが該当する。図12に示したように、横書きメモの撮影信号の場合には、文字部分を縦に拡大し、余白部分を縦に縮小することで、限られた領域内に多くの情報を表示可能となる。また、別の例としては、ラインごとに余白部分に着色することにより、メモの下線として作用させることもできる。加工する部分は、文字部分だけ、あるいは、余白部分だけでもよいし、文字部分と余白部分の両方でもよい。
その他各部の処理については実施形態1から4と同様である。
<実施形態5:処理の流れ> 図13は、実施形態5の携帯型電子機器におけるメモ撮影方法の処理の流れの一例を示したものである。ここでは、画像メモモードの選択がなされ、メモ撮影シーン設定ステップなどの各種設定処理が完了されていることを前提とする。
まず、シャッターが押されたか判断を行い(シャッター押下判断ステップ S1301)、シャッターが押されたとの判断結果の場合には、各種設定処理にて設定された情報に基づいて撮影を行う(撮影ステップ S1302)。他方、シャッターが押されたとの判断結果が得られない場合には、シャッターが押されるまでシャッター押下判断ステップ(S1201)を繰り返す。
さらに、撮影ステップ(S1301)にて撮影されたメモの撮影信号を、メモ内容を読み取りやすく表示できるように信号処理するために、撮影信号から撮影画像中にてメモを構成する文字部分を他の部分と区別する。具体的には、まず、撮影信号に基づいて各ラインの輝度値を算出する(輝度値算出ステップ S1303)。次に、輝度値算出ステップ(S1303)にて得られた輝度値の中心値を閾値とする(閾値設定ステップ S1304)。さらに、画像ラインの輝度値が閾値以上かどうかから文字部分と他の部分の区別を行う(文字部分識別ステップ S1305)。文字部分は黒いと仮定すると、文字部分の輝度値は閾値よりも小さいと推測される。文字部分識別ステップ(S1305)にて、文字部分であると識別できた場合には、文字部分を構成する撮影信号を加工し(文字部分加工ステップ S1306)、余白部分であると識別できた場合には、余白部分を構成する撮影信号を加工する(余白部分加工ステップ S1307)。その次に、加工ステップ(S1306、S1307)にて加工処理された撮影信号に基づいて撮影画像を表示する(表示ステップ S1308)。最後に、変数n(初期値は0とする)の値と処理済画像のライン数との比較を行い(比較ステップ S1309)、変数nの値が画像のライン数より小さい限りは、文字部分識別ステップ(S1305)に戻って処理を繰り返す。このとき、変数nの値をインクリメントする。
<実施形態5:効果> 本実施形態は、文字部分又は/及び、他の部分を構成する撮影信号を加工して、表示部において文字部分と他の部分とを区別して視認しやすいように表示することに特徴を有する携帯型電子機器である。横書きメモの撮影信号の場合には、文字部分を縦に拡大し、余白部分を縦に縮小することで、限られた領域内に多くの情報を表示可能となる。
<<実施形態6>>
<実施形態6:概要> 実施形態6について説明する。本実施形態は、撮影画像サイズを設定するための処理を行うことに特徴を有する携帯型電子機器である。
<実施形態6:構成> 本実施形態での機能ブロックの一例を図14に示した。 図14に示す本実施形態の「携帯型電子機器」(1400)は、「撮影部」(1401)と、「表示部」(1402)と、「メモ撮影設定部」(1403)とを有し、メモ撮影設定部(1403)は「メモ撮影シーン設定手段」(1404)と、「撮影画像サイズ設定手段」(1405)とを有する。
「撮影画像サイズ設定手段」(1405)は、撮影部(1401)での撮影画像サイズを設定するための処理を行う。撮影画像サイズの設定処理とは、撮影する画像サイズを定めるために、撮影画像データのピクセル数や、解像度などを設定することをいう。文字を解析できる程度のピクセル数や、解像度を設定しておくことで、的確な撮影が可能となる。
その他各部の処理については、実施形態1から5と同様である。
<実施形態6:効果> 本実施形態は、撮影画像サイズを設定するための処理を行うことに特徴を有する携帯型電子機器である。文字を解析できる程度の撮影画像サイズを設定することで、的確な撮影が可能となる。
<<実施形態7>>
<実施形態7:概要> 実施形態7について説明する。本実施形態は、メモ撮影設定部を利用して撮影された撮影画像を待受け画面に表示するための処理を行なうことに特徴を有する携帯型電子機器である。
<実施形態7:構成> 本実施形態での機能ブロックの一例を図15に示した。 図15に示す本実施形態の「携帯型電子機器」(1500)は、「撮影部」(1501)と、「表示部」(1502)と、「メモ撮影設定部」(1503)とを有し、メモ撮影設定部(1503)は「メモ撮影シーン設定手段」(1504)を有する。さらに、表示部(1502)は「待受け画面表示手段」(1505)を有する。本機能ブロック図は、実施形態1を基本としたものであるが、他の実施形態を基本とした場合には他の構成要件を有する。
「待受け画面表示手段」(1505)は、メモ撮影設定部(1503)を利用して撮影された撮影画像を待受け画面として表示するための処理を行う。待受け画面は、携帯型電子機器の初期画面や、スクリーンセーバーモードにおける画面などが該当する場合がある。撮影した画像を待受け画面表示用にコピーし、加工して生成することが想定される。待受け画面は、一の撮影画像から生成するとしてもよいし、図16のように複数の撮影画像から生成するとしてもよい。図16は、4つの撮影画像をそれぞれ縮小し、1つに合成して表示した状態を示したが、表示画像数は問わない。表示する画像サイズを固定し、表示画面に表示可能な数のみ表示するとしてもよい。待受け状態を検知すると、待受け画面をメモリから取得し、表示する。
その他各部の処理については、実施形態1から6と同様である。
<実施形態7:効果> 本実施形態は、メモ撮影設定部を利用して撮影された撮影画像を待受け画面に表示するための処理を行なうことに特徴を有する携帯型電子機器である。撮影したメモなどの画像から待受け画面の表示を作成することで、待受け画像として各種の情報を表示することができる。スケジュールや覚書など記憶してきたいことなどを一覧で表示させることができ便利である。
<<実施形態8>>
<実施形態8:概要> 実施形態8について説明する。重要度を示す重要度指標に応じて、これに関連付けられている、撮影画像の待受け画面表示手段における表示形態を変更することに特徴を有する携帯型電子機器である。
<実施形態8:構成> 本実施形態での機能ブロックの一例を図17に示した。 図17に示す本実施形態の「携帯型電子機器」(1700)は、「撮影部」(1701)と、「表示部」(1702)と、「メモ撮影設定部」(1703)とを有し、メモ撮影設定部(1703)は「メモ撮影シーン設定手段」(1704)を有する。さらに、表示部(1702)は「待受け画面表示手段」(1705)と、「重要度保持手段」(1706)と、「表示形態変更手段」(1707)とを有する。本機能ブロック図は、実施形態7と、実施形態1を基本としたものであるが、他の実施形態を基本とした場合には他の構成要件を有する。
「重要度保持手段」(1706)は、前記待受け画面表示手段(1705)にて表示される撮影画像を識別する撮影画像識別情報と、重要度を示す重要度指標とを関連付けて保持する。重要度指標は、利用者が入力等することにより設定できることが想定される。撮影画像が複数ある場合に、重要度指標を関連付けることで、表示する際の優先順位を定めることができる。また、一画面上に複数の撮影画像が表示されている場合には、例えば、図16で示したように最も重要度指標の高い撮影画像を太枠で囲むなどして目立たせることもできる。
「表示形態変更手段」(1707)は、重要度保持手段(1706)にて保持されている重要度指標に応じて、これに関連付けられている撮影画像識別情報で識別される撮影画像の待受け画面表示手段(1705)における表示形態を変更する。表示形態の変更は、撮影画像の切り替えが該当することは当然のことながら、一画面上に複数の撮影画像が表示されている場合には撮影画像の切り替えの他、表示位置の切り替え、囲み(最も重要度指標の高い撮影画像に付する印)の切り替えなどが含まれる場合がある。
図18は、撮影画像識別情報と、重要度指標との関係の一例を示した図である。図で示した以外にも、表示位置を示す情報などが含まれるとしてもよい。図で示したテーブルからは、メモの撮影画像の重要度指標が最も高いことが分かる。現在表示中の撮影画像をメモの撮影画像へと切り替えるなどの表示形態を変更する
その他各部の処理については実施形態1から7と同様である。
<実施形態8:処理の流れ> 図19は、実施形態8の携帯型電子機器における撮影画像の表示形態変更方法の処理の流れの一例を示したものである。ここでは、待受け画面に撮影画像が表示されていることを前提とする。
まず、待受け画像の表示形態を変更するかどうかの判断を行い(変更判断ステップ S1901)、待受け画像の表示形態を変更するとの判断結果の場合には、テーブルを参照する(テーブル参照ステップ S1902)。他方、待受け画像の表示形態を変更するとの判断結果が得られない場合には、変更判断ステップ(S1901)を繰り返すとしてもよいし、処理を終了するとしてもよい。次に、テーブルの重要度指標に応じて、これに関連付けられている撮影画像識別情報で識別される撮影画像の表示形態を変更する(表示形態変更ステップ S1903)。具体的には、撮影画像の切り替え、一画面上に複数の撮影画像が表示されている場合には、撮影画像の縮小、縮小した複数の撮影画像の合成、表示位置変更、囲み表示の付加などが該当する。
<実施形態8:効果> 本実施形態は、重要度を示す重要度指標に応じて、これに関連付けられている、撮影画像の待受け画面表示手段における表示形態を変更することに特徴を有する携帯型電子機器である。これにより、重要な撮影画像が優先的に表示されるため、重要な情報を確認しやすくなる。また、一画面上に複数の撮影画像が表示されている場合には、撮影画像の切り替え、表示位置変更、囲み表示の付加などが行われることで、複数の撮影画像を一覧表示にて確認しながらも、重要情報の見落としの可能性を減らすことができる。
<<実施形態9>>
<実施形態9:概要> 実施形態9について説明する。本実施形態は、待受け画面に複数の撮影画像を同時に表示して選択可能とし、選択された撮影画像を拡大して表示することに特徴を有する携帯型電子機器である。
<実施形態9:構成> 本実施形態での機能ブロックの一例を図20に示した。 図20に示す本実施形態の「携帯型電子機器」(2000)は、「撮影部」(2001)と、「表示部」(2002)と、「メモ撮影設定部」(2003)とを有し、メモ撮影設定部(2003)は「メモ撮影シーン設定手段」(2004)を有する。さらに、表示部(2002)は「待受け画面表示手段」(2005)を有し、待受け画面表示手段(2005)は「選択器」(2006)と、「選択撮影画像拡大表示器」(2007)とを有する。本機能ブロック図は、実施形態7と、実施形態1を基本としたものであるが、他の実施形態を基本とした場合には他の構成要件を有する。
「選択器」(2006)は、前記メモ撮影設定部(2003)を利用して撮影された複数の撮影画像を同時に表示して選択可能とするための処理を行う。選択は、携帯型電子機器の十字キーなどの選択用のボタン操作により実行できる。また、選択されたどうかは、撮影画像の囲み枠の付加や、囲み枠の色・模様の変更などにより認識できることが想定される。選択器にて、撮影画像が選択された状態で、決定用のボタン操作等すると選択された撮影画像が決定する。
「選択撮影画像拡大表示器」(2007)は、前記待受け画面表示手段(2005)が撮影画像を表示する待受け画面に、選択器(2006)にて選択された撮影画像を拡大して表示する。図16の待受け画面の表示状態にて、例えば、右下のメモの撮影画像を選択した場合、表示画面全体にメモの撮影画像が拡大して表示される。
その他各部の処理については、実施形態1から7と同様である。
<実施形態9:処理の流れ> 図21は、実施形態9の携帯型電子機器における撮影画像の表示形態変更方法の処理の流れの一例を示したものである。ここでは、待受け画面に撮影画像が表示されていることを前提とする。
まず、選択用のボタン操作を検知するかどうかの判断を行い(選択検知ステップ S2101)、選択用のボタン操作を検知したとの判断結果の場合には、対応する撮影画像を選択時の表示形態に変更する(選択中表示ステップ S2102)。他方、選択用のボタン操作を検知したとの判断結果が得られない場合には、選択検知ステップ(S2101)を繰り返すとしてもよい。次に、決定用のボタン操作を検知するかどうかの判断を行い(決定検知ステップ S2103)、決定用のボタン操作を検知したとの判断結果の場合には、選択された撮影画像を拡大して表示する(選択撮影画像拡大表示ステップ S2104)。このとき、テーブルを参照して、表示サイズの算出を行う。他方、決定用のボタン操作を検知したとの判断結果の場合には、選択検知ステップ(S2101)に戻り、処理を繰り返す。
<実施形態9:効果> 本実施形態は、待受け画面に複数の撮影画像を同時に表示して選択可能とし、選択された撮影画像を拡大して表示することに特徴を有する携帯型電子機器である。撮影画像を選択し、拡大表示させることができるため、利用者の必要に応じて切り替えができ、便利である。複数の撮影画像を一覧表示にて確認しながらも、重要情報の見落としの可能性を減らすことができる。
実施形態1を説明するための概念図 実施形態1を説明するための機能ブロック図 実施形態1のハードウエア構成を説明するための機能ブロック図 実施形態1の処理の流れを説明する図 実施形態2を説明するための機能ブロック図 実施形態2の処理の流れを説明する図 実施形態3を説明するための機能ブロック図 実施形態3の処理の流れを説明する図 実施形態4を説明するための機能ブロック図 実施形態4の処理の流れを説明する図 実施形態5を説明するための機能ブロック図 実施形態5における表示形態の一例を説明するための図 実施形態5の処理の流れを説明する図 実施形態6を説明するための機能ブロック図 実施形態7を説明するための機能ブロック図 実施形態7における表示形態の一例を説明するための図 実施形態8を説明するための機能ブロック図 実施形態8におけるテーブルの一例を示した図 実施形態8の処理の流れを説明する図 実施形態9を説明するための機能ブロック図 実施形態9の処理の流れを説明する図
符号の説明
0200 携帯型電子機器
0201 撮影部
0202 表示部
0203 メモ撮影設定部
0204 メモ撮影シーン設定手段

Claims (13)

  1. 撮影部と、
    撮影部にて撮影された撮影信号に基づいて撮影画像を表示する表示部と、
    撮影部をメモ撮影用に設定するためのメモ撮影設定部と、を有し、
    前記メモ撮影設定部は、
    撮影部での撮影シーンとしてメモ撮影シーン設定をするためのメモ撮影シーン設定手段を有する携帯型電子機器。
  2. 前記表示部は、メモの撮影画像をディスプレイに表示するサイズを設定するための表示画像サイズ設定手段を有する請求項1に記載の携帯型電子機器。
  3. 前記メモ撮影設定部は、撮影部を接写モードに設定するための接写モード設定手段を有する請求項1又は2に記載の携帯型電子機器。
  4. 撮影部にて撮影されたメモの撮影信号を、前記表示部にてメモ内容を読み取りやすく表示できるように信号処理する信号処理部をさらに有する請求項1から3のいずれか一に記載の携帯型電子機器。
  5. 前記信号処理部は、撮影信号から撮影画像中にてメモを構成する文字部分を他の部分と区別する文字部分識別手段と、文字部分識別手段にて識別された文字部分又は/及び、他の部分を構成する撮影信号を加工して、表示部において文字部分と他の部分とを区別して視認しやすいように表示するための文字部分加工手段と、を有する請求項4に記載の携帯型電子機器。
  6. 前記メモ撮影設定部は、撮影部での撮影画像サイズを設定するための撮影画像サイズ設定手段を有する請求項1に記載の携帯型電子機器。
  7. 前記表示部は、待受け画面表示手段を有し、
    待受け画面表示手段は、前記メモ撮影設定部を利用して撮影された撮影画像を表示するための処理を行なう請求項1から6のいずれか一に記載の携帯型電子機器。
  8. 前記表示部は、
    前記待受け画面表示手段にて表示される撮影画像を識別する撮影画像識別情報と、重要度を示す重要度指標とを関連付けて保持する重要度保持手段と、
    重要度保持手段にて保持されている重要度指標に応じて、これに関連付けられている撮影画像識別情報で識別される撮影画像の待受け画面表示手段における表示形態を変更する表示形態変更手段と、
    を有する請求項7に記載の携帯型電子機器。
  9. 前記待受け画面表示手段は、前記メモ撮影設定部を利用して撮影された複数の撮影画像を同時に表示して選択可能とするための選択器と、
    前記待受け画面表示手段が撮影画像を表示する待受け画面に、選択器にて選択された撮影画像を拡大して表示する選択撮影画像拡大表示器と、
    を有する請求項7又は8に記載の携帯型電子機器。
  10. 前記携帯型電子機器は、携帯電話機能を有する請求項1から9のいずれか一に記載の携帯型電子機器。
  11. 撮影シーンとしてメモ撮影シーン設定をするためのメモ撮影シーン設定ステップと、
    前記メモ撮影シーン設定ステップにて設定された撮影シーンに基づいて撮影を行う撮影ステップと、
    撮影ステップにて撮影された撮影信号に基づいて撮影画像を表示する表示ステップと、
    を有するメモ撮影方法。
  12. 撮影シーンとしてメモ撮影シーン設定をするためのメモ撮影シーン設定ステップと、
    メモの撮影画像をディスプレイに表示するサイズを設定するための表示画像サイズ設定と、
    前記メモ撮影シーン設定ステップにて設定された撮影シーンと、表示画像サイズ設定ステップにて設定された表示画像サイズとに基づいて撮影を行う撮影ステップと、
    撮影ステップにて撮影された撮影信号に基づいて撮影画像を表示する表示ステップと、
    を有するメモ撮影方法。
  13. 撮影シーンとしてメモ撮影シーン設定をするためのメモ撮影シーン設定ステップと、
    メモの撮影画像をディスプレイに表示するサイズを設定するための表示画像サイズ設定と、
    撮影を接写モードに設定するための接写モード設定ステップと、
    前記メモ撮影シーン設定ステップにて設定された撮影シーンと、表示画像サイズ設定ステップにて設定された表示画像サイズと、前記接写モード設定ステップにて設定された接写モードとに基づいて撮影を行う撮影ステップと、
    撮影ステップにて撮影された撮影信号に基づいて撮影画像を表示する表示ステップと、
    を有するメモ撮影方法。
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