JP2007018239A - 途上与信管理システム、途上与信管理システム用プログラム及び途上与信管理方法 - Google Patents
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Abstract
返済延滞が発生するよりも前に予兆を確実に察知して消費者信用のリスク回避を有効に図ることを課題とする。
【解決手段】
途上与信管理システム10は、職種と金額とを予め関連付けて記録する手段14、被融資者の職種により前記手段14の記録内容を検索して前記職種に予め関連付けられている金額を被融資者の個人信用力として評定する手段11、融資の実行の際に設定した担保の現在の評価額と前記手段11で評定された個人信用力との合計額から被融資者の現在のローン元本残額を減算して得られた金額を被融資者の信用余力として設定する手段11、信用余力とアクションとを予め関連付けて記録する手段14、及び、前記手段11で設定された信用余力により前記手段14の記録内容を検索して前記信用余力に予め関連付けられているアクションを被融資者に対して取るべきアクションとして決定する手段11を備える。
【選択図】 図1
Description
図1に、この実施形態に係る途上与信管理システム10のハードウエア構成を示す。この途上与信管理システム10は、CPUで構成される中央処理装置11と、キーボードやマウスあるいはイメージスキャナ等で構成される入力装置12と、CRTディスプレイや液晶ディスプレイあるいはプラズマディスプレイ等で構成される表示装置13と、メインメモリやハードディスク等で構成される記録装置14と、この途上与信管理システム10と外部システム20〜80とをデータ通信回線を介して接続するための通信装置15と、MOドライブやCD−ROMドライブ等で構成される読取装置16と、これらをつなぐ共通信号路としてのバスライン17とを備えている。ここで、各種プログラムや各種データは記録装置14のメインメモリに格納されている。
この途上与信管理システム10に取得される各種データ及び記録装置14に格納される各種データは、次に説明するように、テーブル形式で体系的に集合されてデータベースを構成している。
図2に示すように、ローン基本情報D1は、顧客番号毎に、顧客氏名、本人区分、性別、住所、自宅電話番号、生年月日、勤務先、勤務先電話番号、職種(特許請求の範囲の「被融資者の職種に関する情報」に相当する)、年収、融資受付番号、商品名、資金使途、契約番号、融資実行日、認可金額、認可期間、連帯債務者及び不動産担保データが記録されている。なお、このローン基本情報D1を取得する入力装置12、読取装置16又は通信装置15は、特許請求の範囲の「職種情報取得手段」に相当する。
図3に示すように、顧客途上情報D8(詳細は後述する)は、処理日及び顧客番号毎に、電話番号情報の自宅電話の利用状況、勤務先電話の利用状況、企業情報の存続有無、業績、評点、業績変動率(企業情報D3からは直ちに得られない)、評点変動率(同)、個人信用情報のキャッシング残高、クレジット延滞実績、他ローン申込件数、次回請求額、次回請求件数、極度額、銀行取引情報の住宅ローン元本残額(なお、図示していないが、将来のローン元本残額に関する情報も銀行取引情報D5に含まれる情報として銀行システム60から取得されて記録される)、繰上返済、振込給与金額、振込給与変化率(銀行取引情報D5からは直ちに得られない)、公共料金延滞、延滞督促情報の支払延滞実績、不動産担保情報の建物評価額(現在)、土地評価額(現在)、建物評価額(5年後)(不動産担保情報D7からは直ちに得られない)、土地評価額(5年後)(同)、信用余力(前記情報D1〜D7からは直ちに得られない)の現在余力、5年後余力、10年後余力、完済時までの平均余力、加算ポイント(前記情報D1〜D7からは直ちに得られない)の当月加算分及び前月比が記録されている。
図4に示すように、個人信用力マスタD9は、条件項目(職種、連帯債務者)、判断記号、条件及び個人信用力(金額)が予め互いに関連付けられて登録されている。なお、この個人信用力マスタD9を記録する記録装置14は、特許請求の範囲の「個人信用力記録手段」に相当する。
図5に示すように、ポイント加算マスタ(判定条件)D10は、設定番号、判定対象1、判定対象2、判断記号及び閾値が予め互いに関連付けられて登録されている。また、図6に示すように、ポイント加算マスタ(点数)D11は、設定番号及び加算ポイントが予め互いに関連付けられて登録されている。結局、ポイント加算マスタD10,D11は、信用余力とポイントとを予め関連付けて登録している。また、個人の経済状況又は企業の経済状況の少なくともいずれかとポイントとを予め関連付けて登録している。なお、これらのポイント加算マスタD10,D11を記録する記録装置14は、特許請求の範囲の「第1のポイント記録手段」及び「第2のポイント記録手段」に相当する。
図7に示すように、ポイント加算結果D12は、処理日及び顧客番号毎に、設定番号及び加算ポイントが記録されている。
図8に示すように、アクション決定マスタ(判定条件)D13は、設定番号、判定対象1、判定対象2、判断記号及び閾値が予め互いに関連付けられて登録されている。また、図9に示すように、アクション決定マスタ(アクション内容)D14は、設定番号及びアクションが予め互いに関連付けられて登録されている。結局、アクション決定マスタD13,D14は、信用余力とアクションとを予め関連付けて登録している。また、個人の経済状況又は企業の経済状況の少なくともいずれかとアクションとを予め関連付けて登録している。さらに、ポイントとアクションとを予め関連付けて登録している。なお、これらのアクション決定マスタD13,D14を記録する記録装置14は、特許請求の範囲の「アクション記録手段」、「第2のアクション記録手段」及び「第3のアクション記録手段」に相当する。また、アクション決定マスタD14の設定番号1〜6,8,9のアクションは、特許請求の範囲の「ローン返済が延滞するリスクを回避するためのアクション」に相当し、アクション決定マスタD14の設定番号7のアクションは、特許請求の範囲の「被融資者に他商品を販売するためのアクション」に相当する。
図10に示すように、アクション決定結果D15は、処理日及び顧客番号毎に、設定番号及びアクションが記録されている。
この途上与信管理システム10が行う動作の全体の流れを図11を参照しながら概説する。
この途上与信管理システム10が行うマッチング処理の動作を図12を参照しながら詳述する。
ローン基本情報D1の自宅電話番号及び勤務先電話番号をキーにして、電話番号情報D2を検索し、顧客途上情報D8の実績値へ検索結果を書き出す。
ローン基本情報D1の勤務先をキーにして、企業情報D3を検索し、顧客途上情報D8の実績値へ検索結果を書き出す。
ローン基本情報D1の契約番号及び顧客氏名をキーにして、顧客信用情報D4を検索し、顧客途上情報D8の実績値へ検索結果を書き出す。
ローン基本情報D1の契約番号及び顧客氏名をキーにして、銀行取引情報D5を検索し、顧客途上情報D8の実績値へ検索結果を書き出す。
ローン基本情報D1の契約番号及び顧客氏名をキーにして、延滞督促情報D6を検索し、顧客途上情報D8の実績値へ検索結果を書き出す。
ローン基本情報D1の不動産担保データをキーにして、不動産担保情報D7を検索し、顧客途上情報D8の実績値へ検索結果を書き出す。
この途上与信管理システム10が行う情報加工処理の動作を図13を参照しながら詳述する。
建物評価下落率(図16参照:後述する)に基いて、将来の所定時期における建物評価額を予測し、顧客途上情報D8の実績値へ予測結果を書き出す。なお、このステップS11を行う途上与信管理システム10、より詳しくは、中央処理装置11は、特許請求の範囲の「担保評価額予測手段」に相当する。
土地評価騰落率(図17参照:後述する)に基いて、将来の所定時期における土地評価額を予測し、顧客途上情報D8の実績値へ予測結果を書き出す。なお、このステップS11を行う途上与信管理システム10、より詳しくは、中央処理装置11も、特許請求の範囲の「担保評価額予測手段」に相当する。
ローン基本情報D1の職種及び連帯債務者に基いて、個人信用力マスタD9を参照し(この動作は、特許請求の範囲の「個人信用力マスタを検索するステップ」又は同「工程」に相当する)、個人信用力を金額で評定する(この動作は、特許請求の範囲の「個人信用力として評定するステップ」又は同「工程」に相当する)。なお、このステップS13を行う途上与信管理システム10、より詳しくは、中央処理装置11は、特許請求の範囲の「個人信用力評定手段」に相当する。
建物評価額と土地評価額と個人信用力と許容範囲の合計額から、ローン元本残額を差し引き(この動作は、特許請求の範囲の「減算するステップ」に相当する)、その差し引いた金額を、顧客の信用余力として、顧客途上情報D8の実績値へ書き出す(この動作は、特許請求の範囲の「信用余力として設定するステップ」又は同「工程」に相当する)。この処理は、現在値(現在余力)、予測値(5年後余力、…)、共に行う。なお、このステップS14を行う途上与信管理システム10、より詳しくは、中央処理装置11は、特許請求の範囲の「信用余力設定手段」(現在値で行う場合)及び「将来信用余力設定手段」(予測値で行う場合)に相当する。
顧客途上情報D8の過去データと今回データとから、各種の変動率や変化率を算出し、顧客途上情報D8の実績値へ算出結果を書き出す。
図16に例示するように、建物部分の評価額は、予め設定しておいた下落率(一定)に基いて、将来(ローン完済時まで)の評価額を算出する。また、図17に例示するように、土地部分の評価額は、移動平均法を利用して、過去複数回(例えば過去3回)の騰落率の平均値から、今後の動きを予測して、将来(所定時期まで)の評価額を算出する。そして、これらの将来評価額も、現在評価額と同様に、グレー顧客又はホワイト顧客の判断材料に利用できる。
図18に例示するように、信用余力を、担保評価(土地)と、担保評価(建物)と、個人信用力とから構成し、その合計金額とローン元本残額とを比較することで、リスク管理を行う。担保評価額やローン元本残額は、将来の各時点(5年後、10年後、15年後、完済時等)で把握できるため、将来の所定時期における比較を行うことができる。そして、その差額が、一定金額(予め設定した許容範囲)を超えた場合には、グレー顧客であるとして、返済焦げ付き等のリスクを察知することができる。
この途上与信管理システム10が行うポイント加算処理の動作を図14を参照しながら詳述する。なお、このポイント加算処理と、次に説明するアクション決定処理とにおいては、それぞれポイント加算マスタD10,D11(図5、図6参照)と、アクション決定マスタD13,D14(図8、図9参照)とに、各種情報とポイントとの紐付け情報、各種情報とアクションとの紐付け情報を定義しておき、これらのマスタD10,D11,D13,D14を参照することで、ポイント加算及びアクション決定を行うようになっている。その場合に、前述の「担保評価(現在及び将来)」や「信用余力(ローン元本残額と個人信用力との比較)(現在及び将来)」等も、各種情報のひとつとして、ポイント加算やアクション決定の判定対象にすることができる(図5、図8参照)。その他、過去のデータをもとにして、勤務先企業の成長率や振込給与の減少率等を判定対象にしてポイント加算をしたり(図5参照)、当初固定金利の終了するタイミング(換言すれば返済比率の上がるタイミング)で、負担増に対するアドバイス(情報提供)を行う、というアクションを紐付けることができる(図8、図9参照)。さらに、加算されたポイントそれ自体にアクションを紐付けて決定することもできる(図8、図9参照)。これにより、多様で、多面的、複合的、総合的な顧客リスク管理が実現する。
顧客途上情報D8の実績値がポイント加算マスタ(判定条件)D10に合致するか否かを判定する。
前記ステップS21で合致すると判定されたときは、設定番号に基いて、ポイント加算マスタ(点数)D11を参照し、加算ポイントを決定して、ポイント加算結果D12へ書き出す。なお、これらのステップS21,S22を行う途上与信管理システム10、より詳しくは、中央処理装置11は、特許請求の範囲の「第1のポイント設定手段」及び「第2のポイント設定手段」に相当する。
次いで、前記ステップS22で決定された加算ポイントを顧客途上情報D8の当月加算及び前月比に反映させる。具体的には、前記ステップS22で決定された全ての加算ポイントを合計して得られた値を当月加算として顧客途上情報D8の実績値へ書き出す。なお、ステップS23のこの動作を行う途上与信管理システム10、より詳しくは、中央処理装置11は、特許請求の範囲の「ポイント合計手段」に相当する。そして、前月比は、当月加算値の前月比である。
前記ステップS21で合致しないと判定されたときは、ポイント加算結果D12へ「0(ゼロ)点」を書き出す。
この途上与信管理システム10が行うアクション決定処理の動作を図15を参照しながら詳述する。
顧客途上情報D8の実績値がアクション決定マスタ(判定条件)D13に合致するか否かを判定する。
前記ステップS31で合致すると判定されたときは、設定番号に基いて、アクション決定マスタ(アクション内容)D14を参照し(この動作は、特許請求の範囲の「アクション決定マスタを検索するステップ」又は同「工程」に相当する)、アクションを決定して(この動作は、特許請求の範囲の「アクションとして決定するステップ」又は同「工程」に相当する)、アクション決定結果D15へ書き出す。なお、これらのステップS31,S32を行う途上与信管理システム10、より詳しくは、中央処理装置11は、特許請求の範囲の「アクション決定手段」、「第2のアクション決定手段」、「第3のアクション決定手段」及び「第4のアクション決定手段」に相当する。
前記ステップS31で合致しないと判定されたときは、アクション決定結果D15へ「−」(アクション無し)を書き出す。
11 中央処理装置
12 入力装置
13 表示装置
14 記録装置
15 通信装置
16 読取装置
20 住宅ローン審査システム
30 電話番号情報提供システム
40 企業情報提供システム
50 個人信用情報提供システム
60 銀行システム
70 延滞督促システム
80 不動産担保評価システム
D1 ローン基本情報
D2 電話番号情報
D3 企業情報
D4 個人信用情報
D5 銀行取引情報
D6 延滞督促情報
D7 不動産担保情報
D8 顧客途上情報
D9 個人信用力マスタ
D10,D11 ポイント加算マスタ
D12 ポイント加算結果
D13,D14 アクション決定マスタ
D15 アクション決定結果
Claims (7)
- 融資を実行した後に被融資者の途上与信を管理する途上与信管理システムであって、
職種と金額とを予め関連付けて記録する個人信用力記録手段と、
被融資者の職種に関する情報を取得する職種情報取得手段と、
該職種情報取得手段で取得された被融資者の職種により前記個人信用力記録手段の記録内容を検索し、前記職種に予め関連付けられている金額を被融資者の個人信用力として評定する個人信用力評定手段と、
融資の実行の際に設定した担保の現在の評価額に関する情報を取得する担保評価額情報取得手段と、
被融資者の現在のローン元本残額に関する情報を取得する元本残額情報取得手段と、
前記担保評価額情報取得手段で取得された現在の担保評価額と前記個人信用力評定手段で評定された個人信用力との合計額から前記元本残額情報取得手段で取得された現在のローン元本残額を減算して得られた金額を被融資者の信用余力として設定する信用余力設定手段と、
信用余力とアクションとを予め関連付けて記録するアクション記録手段と、
前記信用余力設定手段で設定された信用余力により前記アクション記録手段の記録内容を検索し、前記信用余力に予め関連付けられているアクションを被融資者に対して取るべきアクションとして決定するアクション決定手段とを備えていることを特徴とする途上与信管理システム。 - 前記請求項1に記載の途上与信管理システムにおいて、
個人の経済状況又は企業の経済状況の少なくともいずれかとアクションとを予め関連付けて記録する第2のアクション記録手段と、
被融資者の経済状況又は被融資者の勤務先の経済状況の少なくともいずれかに関する情報を取得する経済状況取得手段と、
該経済状況取得手段で取得された経済状況により前記第2のアクション記録手段の記録内容を検索し、前記経済状況に予め関連付けられているアクションを被融資者に対して取るべきアクションとして決定する第2のアクション決定手段とをさらに備えていることを特徴とする途上与信管理システム。 - 前記請求項2に記載の途上与信管理システムにおいて、
信用余力とポイントとを予め関連付けて記録する第1のポイント記録手段と、
前記信用余力設定手段で設定された信用余力により前記第1のポイント記録手段の記録内容を検索し、前記信用余力に予め関連付けられているポイントを被融資者の途上与信ポイントとして設定する第1のポイント設定手段と、
個人の経済状況又は企業の経済状況の少なくともいずれかとポイントとを予め関連付けて記録する第2のポイント記録手段と、
前記経済状況取得手段で取得された経済状況により前記第2のポイント記録手段の記録内容を検索し、前記経済状況に予め関連付けられているポイントを被融資者の途上与信ポイントとして設定する第2のポイント設定手段と、
前記第1のポイント設定手段で設定された途上与信ポイントと前記第2のポイント設定手段で設定された途上与信ポイントとを合計するポイント合計手段と、
ポイントとアクションとを予め関連付けて記録する第3のアクション記録手段と、
前記ポイント合計手段で合計された合計ポイントにより前記第3のアクション記録手段の記録内容を検索し、前記合計ポイントに予め関連付けられているアクションを被融資者に対して取るべきアクションとして決定する第3のアクション決定手段とをさらに備えていることを特徴とする途上与信管理システム。 - 前記請求項1から3のいずれかに記載の途上与信管理システムにおいて、
融資の実行の際に設定した担保の過去の評価額の変動に基いて該担保の将来の評価額を予測する担保評価額予測手段と、
被融資者の将来のローン元本残額に関する情報を取得する将来元本残額情報取得手段と、
前記担保評価額予測手段で予測された将来の担保評価額と前記個人信用力評定手段で評定された個人信用力との合計額から前記将来元本残額情報取得手段で取得された将来のローン元本残額を減算して得られた金額を被融資者の将来の信用余力として設定する将来信用余力設定手段と、
該将来信用余力設定手段で設定された信用余力により前記アクション記録手段の記録内容を検索し、前記信用余力に予め関連付けられているアクションを被融資者に対して取るべきアクションとして決定する第4のアクション決定手段とをさらに備えていることを特徴とする途上与信管理システム。 - 前記請求項1から4のいずれかに記載の途上与信管理システムにおいて、
アクション記録手段、第2のアクション記録手段又は第3のアクション記録手段は、所定値以下の信用余力、所定値以下の経済状況又は所定値以下のポイントに対しては、ローン返済が延滞するリスクを回避するためのアクションを関連付けて記録し、所定値以上の信用余力、所定値以上の経済状況又は所定値以上のポイントに対しては、被融資者に他商品を販売するためのアクションを関連付けて記録し、前記以外の信用余力、経済状況又はポイントに対しては、アクションを記録しないことを特徴とする途上与信管理システム。 - 融資を実行した後に被融資者の途上与信を管理する途上与信管理システム用プログラムであって、
被融資者の職種に関する情報を取得するステップと、
該ステップで取得した被融資者の職種により、職種と金額とを予め関連付けて記録した個人信用力マスタを検索するステップと、
前記個人信用力マスタにおいて前記職種に予め関連付けられている金額を被融資者の個人信用力として評定するステップと、
融資の実行の際に設定した担保の現在の評価額に関する情報を取得するステップと、
被融資者の現在のローン元本残額に関する情報を取得するステップと、
前記ステップで取得した現在の担保評価額と前記ステップで評定した個人信用力との合計額から前記ステップで取得した現在のローン元本残額を減算するステップと、
該ステップで得られた金額を被融資者の信用余力として設定するステップと、
該ステップで設定した信用余力により、信用余力とアクションとを予め関連付けて記録したアクション決定マスタを検索するステップと、
前記アクション決定マスタにおいて前記信用余力に予め関連付けられているアクションを被融資者に対して取るべきアクションとして決定するステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする途上与信管理システム用プログラム。 - 融資を実行した後に被融資者の途上与信を管理する途上与信管理方法であって、
被融資者の職種に関する情報を取得する工程と、
該工程で取得した被融資者の職種により、職種と金額とを予め関連付けて記録した個人信用力マスタを検索する工程と、
前記個人信用力マスタにおいて前記職種に予め関連付けられている金額を被融資者の個人信用力として評定する工程と、
融資の実行の際に設定した担保の現在の評価額に関する情報を取得する工程と、
被融資者の現在のローン元本残額に関する情報を取得する工程と、
前記工程で取得した現在の担保評価額と前記工程で評定した個人信用力との合計額から前記工程で取得した現在のローン元本残額を減算して得られた金額を被融資者の信用余力として設定する工程と、
該工程で設定した信用余力により、信用余力とアクションとを予め関連付けて記録したアクション決定マスタを検索する工程と、
前記アクション決定マスタにおいて前記信用余力に予め関連付けられているアクションを被融資者に対して取るべきアクションとして決定する工程とをコンピュータが実行することを特徴とする途上与信管理方法。
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