JP2007016456A - 床支持方式防水扉構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 出入口の開口部に設置される所定高さの防水扉1、防水扉1が設置される床面に形成された床溝2、防水扉1の下部側の両面を床溝2の一側面2aとの間で挟圧支持する下部支持部材3、開口部の左右側壁面に形成された側溝4、防水扉1の左右の側端側の片面を各側溝4の一側面に押止して止水する側部押圧部材5などから構成される。
【選択図】 図2
Description
その製品を大別すると
1)機械式、電動式、エアー式、水圧式
防水扉は常時その位置に設置され、その位置で機械的に作動する。
2)手動式
人が防水扉を所定のところより持ち運び、取付位置に設置する。
1)製品重量について
既存の手動式製品はステンレス製やアルミ製により作られている。出願人により市場リサーチを行った際、現在使用されているユーザーのほとんどの意見として重量が非常に重すぎるということであった。防水扉を操作する人(管理人)は多くのビル等においてその年齢が高く、その負担は考えている以上に大きいということである。
2)荷重支持方式について
通常手動式と呼ばれているものは、防水扉101の左右両端側を左右の壁の側面に形成された壁溝102の中に挿入して水圧がかかった時、左右の壁溝102で防水扉101を支える方式をとっている(図7(A)参照)。
通常の防水扉は高さ500mm位が標準となっている。このため、入口開口寸法が大きくなれば、当然防水扉の剛性を大きくしなければならず、また重量も重くなってくる。つまり、扉を両側の壁の側面の壁溝で支持する両端単純支持は、開口寸法の横方向の長さに比例して横向きのたわみが大きくなり、これを防ぐためには防水扉の剛性を大きくする必要があり、防水扉の厚みは大きくなり、その結果、重量も重くなる。
3)水密性について
防水扉101の目的はもちろん洪水等による水を止水することにある。既存の製品はステンレスやアルミで製作されており、その本体にゴム103を取り付け締付金具104により防水扉本体(つまりゴム)を溝面に押し付けてゴム103を変形させることにより止水している(図7(B)参照)。
図7(B)において締付金具104を回転させることにより、防水扉101及びゴム103が埋込枠105に押し付けられ、この時ゴム103が圧縮されて、止水部を構成する。
しかしながら防水扉が曲がっていたり、埋込枠が曲がっていると、ゴムが圧縮されても完全な止水部が構成できなくなり、部分的にすきまが生じる。当然この部分より水漏れが発生する。
これは、防水扉の材質がステンレスやアルミであり、溶接構造となっているので、溶接歪が発生し、平面度をだすのがむつかしいからである。さらに防水扉の剛性が大きいので、手で締付金具を押し付けるぐらいの力では、防水扉は変形せず、結局完全な止水部が構成されないからである。
ここで、図1(A)は床支持方式防水扉構造の支持方式の概念説明用の平面図、図1(B)は床支持方式防水扉構造の支持方式の概念説明用の側断面図、図2は床支持方式防水扉構造における洪水時の床溝部分の側断面図、図3は床支持方式防水扉構造における通常時の床溝部分の側断面図、図4は床支持方式防水扉構造における洪水時の側溝部分の側断面図、図5(A)は側部押圧部材の平断面図、図5(B)は側部押圧部材の側面図、図5(C)は側部押圧部材の正断面図、図6は床支持方式防水扉構造における洪水時の支持状態での力の伝わり説明用の側断面図である。
洪水時でない通常時においては、下部支持部材3は床溝2の内部に横置状態で収容されている。横置状態では下部支持部材3の一側面3aが上面となる。一側面3aの上面の高さは床面aの高さと略同一である。横置状態の下部支持部材3の一側面3aは、床溝2の表面を塞ぐため、この上を車や人が往来しても支障をきたすことがない。
1a 下部側
1b 側端側
11 弾性止水板
12 受圧板
2 床溝
2a 一側面
2b 他側面
2c 底面側
3 下部支持部材
3a 一側面
3b 他側面
3c 連結面
3d ブラケット
31 下部押圧力付与軸
32 下部ハンドル
33 下部押込板
4 側溝
4a 一側面
4b 他側面
4c 底面
5 側部押圧部材
5a 一側面
5b 他側面
5c 連結面
5d 長孔
5e 連結ボルト
51 側部押圧力付与軸
52 側部ハンドル
a 床面
b 側壁面
Claims (3)
- 出入口の開口部の床面に開口幅の全幅方向にわたって洪水時に所定高さの材質がFRPからなる防水扉の下部側が挿入される床溝を形成し、出入口の開口部の左右側壁面に床溝の左右の各端部から上向き方向に洪水時に所定高さの材質がFRPからなる防水扉の左右の側端側が挿入される側溝をそれぞれ形成し、上記床溝の断面を溝深さに比べ溝幅が大きい横長な矩形断面とし、洪水時には縦置状態で所定高さの防水扉の下部側の両面を床溝の一側面との間で挟圧支持すると共に防水扉の下部側の片面を床溝の一側面に押止して止水し且つ通常時には横置状態で床溝内に収容される下部支持部材を配置し、洪水時に防水扉の左右の側端側の片面を各側溝の一側面に押止して止水する側部押圧部材をそれぞれ配置したことを特徴とする床支持方式防水扉構造。
- 出入口の開口部の床面に開口幅の全幅方向にわたって洪水時に所定高さの材質がFRPからなる防水扉の下部側が挿入される床溝を形成し、出入口の開口部の左右側壁面に床溝の左右の各端部から上向き方向に洪水時に所定高さの材質がFRPからなる防水扉の左右の側端側が挿入される側溝をそれぞれ形成し、床溝及び側溝の一側面と接する防水扉の下部側及び両側端側の片面に弾性止水板をそれぞれ取り付け、上記床溝の断面を溝深さに比べ溝幅が大きい横長な矩形断面とし、洪水時には縦置状態の一側面で所定高さの防水扉の下部側の両面を床溝の一側面との間で挟圧支持すると共に防水扉の下部側の片面に取り付けた上記弾性止水板を床溝の一側面に押止して当該弾性止水板により止水し且つ通常時には横置状態で床面と略同一平面となって床溝を塞ぐような状態で床溝内に収容される下部支持部材を配置し、上記床溝の他側面に先端が当接しその反作用で下部支持部材の縦置状態の一側面を防水扉に向けて押圧移動させる下部押圧力付与軸を下部支持部材の縦置状態の他側面に貫通状態で螺合し、下部押圧力付与軸の後部に当該押圧力付与軸を軸転させる下部ハンドルを設け、洪水時に一側面が防水扉の左右の側端側の片面を各側溝の一側面に押止して片面に取り付けた上記弾性止水板により止水する側部押圧部材をそれぞれ配置し、上記側溝の他側面に先端が当接しその反作用で側部押圧部材の一側面を防水扉に向けて押圧移動させる側部押圧力付与軸を側部押圧部材の他側面に貫通状態で螺合し、側部押圧力付与軸の後部に当該押圧力付与軸を軸転させる側部ハンドルを設けたことを特徴とする床支持方式防水扉構造。
- 出入口の開口部の床面に開口幅の全幅方向にわたって洪水時に所定高さの材質がFRPからなる防水扉の下部側が挿入される床溝を形成し、出入口の開口部の左右側壁面に床溝の左右の各端部から上向き方向に洪水時に所定高さの材質がFRPからなる防水扉の左右の側端側が挿入される側溝をそれぞれ形成し、床溝及び側溝の一側面と接する防水扉の下部側及び両側端側の片面に弾性止水板をそれぞれ取り付け、床溝の一側面と接する防水扉の下部側の片面に弾性止水板を挟んでその上下に受圧板をそれぞれ取り付け、上記床溝の断面を溝深さに比べ溝幅が大きい横長な矩形断面とし、洪水時には縦置状態の一側面で所定高さの防水扉の下部側の両面を床溝の一側面との間で挟圧支持すると共に防水扉の下部側の片面に取り付けた上記弾性止水板を床溝の一側面に押止して当該弾性止水板により止水し且つ通常時には横置状態で床面と略同一平面となって床溝を塞ぐような状態で床溝内に収容される下部支持部材を配置し、床溝内に挿入された防水扉に取り付けた上下の受圧板の中間高さ位置に対応する下部支持部材の縦置状態の一側面の高さ位置に下部押込板を取り付け、上記床溝の他側面に先端が当接しその反作用で下部支持部材の縦置状態の一側面を防水扉に向けて押圧移動させる下部押圧力付与軸を、床溝内に挿入された防水扉に取り付けた上下の受圧板の中間高さ位置に対応する下部支持部材の縦置状態の他側面の高さ位置に貫通状態で螺合し、下部押圧力付与軸の後部に当該押圧力付与軸を軸転させる下部ハンドルを設け、洪水時に一側面が防水扉の左右の側端側の片面を各側溝の一側面に押止して片面に取り付けた上記弾性止水板により止水する側部押圧部材をそれぞれ配置し、上記側溝の他側面に先端が当接しその反作用で側部押圧部材の一側面を防水扉に向けて押圧移動させる側部押圧力付与軸を、側溝内に挿入された防水扉に取り付けた弾性止水板と同一位置に対応する側部押圧部材の他側面の位置に貫通状態で螺合し、側部押圧力付与軸の後部に当該押圧力付与軸を軸転させる側部ハンドルを設けたことを特徴とする床支持方式防水扉構造。
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JP2016098634A (ja) * | 2014-11-26 | 2016-05-30 | 剛 永坂 | 隙間風防止機構 |
JP2017128902A (ja) * | 2016-01-19 | 2017-07-27 | 有限会社トラッド | 止水板及びそれを用いた止水構造 |
CN111075160A (zh) * | 2020-03-12 | 2020-04-28 | 浙江中屹建设集团有限公司 | 一种踢脚线 |
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