JP2007015206A - プレス成形装置の型締め装置およびこれを用いたプレス成形装置 - Google Patents

プレス成形装置の型締め装置およびこれを用いたプレス成形装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007015206A
JP2007015206A JP2005198555A JP2005198555A JP2007015206A JP 2007015206 A JP2007015206 A JP 2007015206A JP 2005198555 A JP2005198555 A JP 2005198555A JP 2005198555 A JP2005198555 A JP 2005198555A JP 2007015206 A JP2007015206 A JP 2007015206A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toggle
link mechanism
press molding
toggle link
mold clamping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005198555A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Shiraki
政二 白木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NFT KK
Original Assignee
NFT KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NFT KK filed Critical NFT KK
Priority to JP2005198555A priority Critical patent/JP2007015206A/ja
Publication of JP2007015206A publication Critical patent/JP2007015206A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】ボールねじに働く曲げ応力を低減することにより、容量の小さな駆動源でも強い型締め力を発生させることが可能なプレス成形装置の型締め装置およびこれを用いたプレス成形装置の提供。
【解決手段】可動プラテン2を昇降動作させる第1のトグルリンク機構と、上下方向に移動することにより第1のトグルリンク機構を作動させるクロスヘッド20と、ボールねじ機構30により水平方向に移動するスライダ40と、スライダ40の水平方向動作をクロスヘッド20の上下方向動作に変換する第2のトグルリンク機構50とを有し、ボールねじ機構30により水平方向に移動させるスライダ50の動作により、第2のトグルリンク機構50およびクロスヘッド20を介して第1のトグルリンク機構を作動させ、可動プラテン2を作動させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、射出成形装置や押出成形装置などのプレス成形装置に係り、より詳しくはプレス成形装置の金型を開閉したり、大きな型締め力で締めたりするためのプレス成形装置の型締め装置に関する。
射出成形装置や押出成形装置などのプレス成形装置は、金型を開閉したり、成形材料を金型内に充填するときに大きな型締め力で金型を締めたりするための型締め装置を備えている。この型締め装置の一種であるトグルリンク式型締め装置は、駆動装置と可動プラテンとの間にトグルリンク機構が設けられており、このトグルリンク機構により強い型締め力を発生させている。
例えば、特許文献1に記載の型締め装置では、鉛直方向に配置されたボールねじをプーリとベルトとを介してサーボモータにより駆動し、このボールねじに対して昇降自在に取り付けられたスライダ部によりトグルリンク機構を作動させる。また、特許文献2に記載の型締め装置では、鉛直方向に配置された駆動軸をボールねじ機構により上下に進退させることによってトグルリンク機構を作動させている。また、特許文献3に記載の型締め装置においても、鉛直方向に配置されたボールねじを上下に進退させることによりトグルリンク機構を作動させている。
特開2004−276352号公報 特開2004−249637号公報 特開平11−198203号公報
上記従来の型締め装置では、可動プラテンを作動させるトグルリンク機構をボールねじ機構により直接動作させているので、可動プラテンの強い型締め力がトグルリンク機構により曲げ応力となって直接ボールねじに働く。そのため、このボールねじを動作させる駆動モータは、この曲げ応力に対抗してボールねじを動作させなければならないので、容量の大きなものを使用する必要がある。また、この曲げ応力によりボールねじが捻れたり、歪んだりすることがある。
そこで、本発明においては、ボールねじに働く曲げ応力を低減することにより、容量の小さな駆動源でも強い型締め力を発生させることが可能なプレス成形装置の型締め装置およびこれを用いたプレス成形装置を提供することを目的とする。
本発明のプレス成形装置の型締め装置は、可動金型支持装置を昇降動作させる第1のトグルリンク機構と、上下方向に移動することにより第1のトグルリンク機構を作動させる中間部材と、ボールねじ機構により水平方向に移動するスライダと、スライダの水平方向動作を中間部材の上下方向動作に変換する第2のトグルリンク機構とを有する。
本発明のプレス成形装置の型締め装置では、ボールねじ機構により水平方向に移動させるスライダの動作により、第2のトグルリンク機構および中間部材を介して第1のトグルリンク機構を作動させ、可動金型支持装置を作動させるので、第1のトグルリンク機構により働く曲げ応力は中間部材に作用し、ボールねじ機構には作用しない。これにより、ボールねじに働く曲げ応力を低減することができる。
また、スライダを水平方向に移動させるボールねじ機構であることから、このボールねじを駆動する駆動装置をプレス成形装置の側方へ配置することが可能となる。また、これにより、可動金型支持装置の下方の空間が空くことから、第1のトグルリンク機構を可動金型支持装置の中央部へ寄せて配置することが可能となる。また、第1のトグルリンク機構が中央部へ寄せて配置されることにより、加圧による歪みを少なくすることができ、可動金型支持装置の厚みを抑えることが可能となる。
なお、第2のトグルリンク機構は、中間部材にリンク結合されたトグルアームと、スライダにリンク結合された第1のトグルレバーと、中間部材の下方に固定されたサポート部材にリンク結合された第2のトグルレバーとから構成され、かつ、トグルアーム、第1のトグルレバーおよび第2のトグルレバーは互いにリンク結合されたものであることが望ましい。
これにより、スライダをサポート部材に向かって進行させると、第1のトグルレバーと第2のトグルレバーとの間のリンク結合部分が中間部材側へ向かって移動し、トグルアームを押し上げ、中間部材を上昇させる。そして、この中間部材の上昇により第1のトグルリンク機構が作動し、可動金型支持装置を上昇させる。
(1)可動金型支持装置を昇降動作させる第1のトグルリンク機構と、上下方向に移動することにより第1のトグルリンク機構を作動させる中間部材と、ボールねじ機構により水平方向に移動するスライダと、スライダの水平方向動作を中間部材の上下方向動作に変換する第2のトグルリンク機構とを有することにより、ボールねじに働く曲げ応力を低減することができ、容量の小さな駆動源でも強い型締め力を発生させることが可能となる。また、ボールねじに働く曲げ応力が低減されることにより、従来のようなボールねじの捩れがなく、第1および第2のトグルリンク機構のリンクピンやブッシュの負担が軽減され、これらの摩耗が抑えられ、可動金型支持装置上に配置される金型の面圧バランスを向上させることができる。
(2)スライダを水平方向に移動させるボールねじ機構であることから、このボールねじを駆動する駆動装置をプレス成形装置の側方へ配置することが可能となり、従来の配置位置である可動金型支持装置の下方よりも駆動装置のメンテナンス性が向上する。また、第1のトグルリンク機構を可動金型支持装置の中央部へ寄せて配置することが可能となるため、可動金型支持装置の中央部に配置される金型の面圧バランスを良くすることが可能となり、この面圧バランスの調整が不要となる。さらに、第1のトグルリンク機構が中央部へ寄せて配置されることにより、加圧による歪みが少なくなるので、可動金型支持装置の厚みを抑えることが可能となる。
図1から図4は本発明の実施の形態におけるプレス成形装置の概略を示す図であって、図1は可動プラテンが最も下の位置にある状態の概略正面図、図2は図1の状態の概略右側面図、図3は可動プラテンが最も上の位置にある状態の概略正面図、図4は図3の状態の概略右側面図である。
図に示すように、本発明の実施の形態におけるプレス成形装置は、金型の上型(図示せず。)を支持するための固定金型支持装置としての固定プラテン1と、固定プラテン1と対向して配設された金型の下型(図示せず。)を支持するための可動金型支持装置としての可動プラテン2と、可動プラテン2を昇降動作させることにより金型を開閉したり、大きな型締め力で締めたりするための型締め装置3と、ベース4と、固定プラテン1とベース4との間に架設され、可動プラテン2をガイドするタイバー5とを備える。
型締め装置3は、可動プラテン2を昇降動作させる第1のトグルリンク機構10と、上下方向に移動することにより第1のトグルリンク機構10を作動させる中間部材としてのクロスヘッド20と、回転運動を往復運動に変換するボールねじ機構30と、ボールねじ機構30により水平方向に移動するスライダ40と、スライダ40の水平方向動作をクロスヘッド20の上下方向動作に変換する第2のトグルリンク機構50と、ボールねじ機構30を駆動する駆動装置60とを有する。
第1のトグルリンク機構10は、クロスヘッド20に揺動可能に連結された第1のトグルレバー11と、ベース4に固定されたトグルサポート14と、トグルサポート14に揺動可能に連結された第2のトグルレバー12と、可動プラテン2に揺動可能に連結されたトグルアーム13とから構成される。第1のトグルレバー11、第2のトグルレバー12およびトグルアーム13の間はリンク結合されている。なお、図2および図4においては、第1のトグルリンク機構10を省略している。
第2のトグルリンク機構50は、クロスヘッド20に揺動可能に連結されたトグルアーム51と、スライダ40に揺動可能に連結された第1のトグルレバー52と、クロスヘッド20の下方にベース4に固定されたサポート部材としてのトグルサポート54と、トグルサポート54に揺動可能に連結された第2のトグルレバー53とから構成される。トグルアーム51、第1のトグルレバー52および第2のトグルレバー53の間はリンク結合されている。
駆動装置60は、駆動源としての駆動モータ61と、ボールねじ機構30に取り付けられたプーリ62と、駆動モータ61の回転をプーリ62に伝達する無端環状ベルト63とから構成される。ボールねじ機構30は、ボールねじの回転軸を可動プラテンの昇降方向に対して垂直方向、すなわち水平方向に配置されたものであり、プーリ62の回転によって、スライダ40をトグルサポート54に向かって進退動作させるものである。
上記構成のプレス成形装置において、図1および図2に示す状態から図3および図4に示す状態へ可動プラテン2を上昇させる場合、駆動モータ61の回転により無端環状ベルト63を介してプーリ62を回転させ、スライダ40がトグルサポート54に向かって進む方向にボールねじ機構30を動作させる。これにより、第1のトグルレバー52と第2のトグルレバー53との間のリンク結合部分がクロスヘッド20側へ向かって斜め上方に移動し、トグルアーム51を押し上げ、クロスヘッド20を上昇させる。そして、このクロスヘッド20の上昇により、第1のトグルレバー11が押し上げられ、第1のトグルレバー11と第2のトグルレバー12とのリンク結合部分とともに第2のトグルアーム13を押し上げ、可動プラテン2を上昇させる。
このように、本実施形態におけるプレス成形装置では、ボールねじ機構30により水平方向に移動させるスライダ40の動作により、第2のトグルリンク機構50およびクロスヘッド20を介して第1のトグルリンク機構10を作動させ、可動プラテン2を作動させるので、第1のトグルリンク機構10により働く曲げ応力は可動プラテン2に作用し、ボールねじ機構30には作用しない。これにより、ボールねじに働く曲げ応力が低減するので、容量の小さな駆動モータ61でも強い型締め力を発生させることができる。
また、ボールねじに働く曲げ応力が低減されることにより、従来のようなボールねじの捩れがなく、第1のトグルリンク機構10および第2のトグルリンク機構50のリンクピンやブッシュの負担が軽減され、これらの摩耗が抑えられ、可動プラテン2上に配置される金型の面圧バランスを向上させることができる。
また、本実施形態におけるプレス成形装置では、ボールねじ機構30が水平方向に配置されているので、ボールねじを駆動する駆動装置60をプレス成形装置の側方へ配置することが可能となっている。したがって、可動プラテン2の下方の空間が空くことから、第1のトグルリンク機構10を可動プラテン2の中央部へ寄せて配置することが可能となっており、可動プラテン2の加圧による歪みを少なくすることが可能であるため、可動プラテン2の厚みを抑えることが可能となっている。
本発明のプレス成形装置の型締め装置は、射出成形装置や押出成形装置などのプレス成形装置の金型を開閉したり、大きな型締め力で締めたりするための型締め装置として有用である。特に、本発明の型締め装置は、容量の小さな駆動源でも強い型締め力を発生させることが可能なプレス成形装置の型締め装置として好適である。
本発明の実施の形態におけるプレス成形装置の概略を示す図であって、可動プラテンが最も下の位置にある状態の概略正面図である。 図1の状態の概略右側面図である。 本発明の実施の形態におけるプレス成形装置の概略を示す図であって、可動プラテンが最も上の位置にある状態の概略正面図である。 図3の状態の概略右側面図である。
符号の説明
1 固定プラテン
2 可動プラテン
3 型締め装置
4 ベース
5 タイバー
10 第1のトグルリンク機構
11 第1のトグルレバー
12 第2のトグルレバー
13 トグルアーム
14 トグルサポート
20 クロスヘッド
30 ボールねじ機構
40 スライダ
50 第2のトグルリンク機構
51 トグルアーム
52 第1のトグルレバー
53 第2のトグルレバー
54 トグルサポート
60 駆動装置
61 駆動モータ
62 プーリ
63 無端環状ベルト

Claims (3)

  1. 可動金型支持装置を昇降動作させる第1のトグルリンク機構と、
    上下方向に移動することにより前記第1のトグルリンク機構を作動させる中間部材と、
    ボールねじ機構により水平方向に移動するスライダと、
    同スライダの水平方向動作を前記中間部材の上下方向動作に変換する第2のトグルリンク機構と
    を有するプレス成形装置の型締め装置。
  2. 前記第2のトグルリンク機構は、
    前記中間部材にリンク結合されたトグルアームと、
    前記スライダにリンク結合された第1のトグルレバーと、
    前記中間部材の下方に固定されたサポート部材にリンク結合された第2のトグルレバーとから構成され、
    かつ、前記トグルアーム、第1のトグルレバーおよび第2のトグルレバーは互いにリンク結合されたものである請求項1記載のプレス成形装置の型締め装置。
  3. 請求項1または2に記載の型締め装置を備えたプレス成形装置。
JP2005198555A 2005-07-07 2005-07-07 プレス成形装置の型締め装置およびこれを用いたプレス成形装置 Pending JP2007015206A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005198555A JP2007015206A (ja) 2005-07-07 2005-07-07 プレス成形装置の型締め装置およびこれを用いたプレス成形装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005198555A JP2007015206A (ja) 2005-07-07 2005-07-07 プレス成形装置の型締め装置およびこれを用いたプレス成形装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007015206A true JP2007015206A (ja) 2007-01-25

Family

ID=37752775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005198555A Pending JP2007015206A (ja) 2005-07-07 2005-07-07 プレス成形装置の型締め装置およびこれを用いたプレス成形装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007015206A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113995331A (zh) * 2021-06-17 2022-02-01 佛山市星曼信息科技有限公司 一种足浴器的升降装置及足浴器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113995331A (zh) * 2021-06-17 2022-02-01 佛山市星曼信息科技有限公司 一种足浴器的升降装置及足浴器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4546268B2 (ja) 移動金型の支持装置及び型締装置
JP6184908B2 (ja) 開閉装置および成形装置
JP2002225101A (ja) 電動型開閉装置
JP2011011379A (ja) 型締装置
WO2004052623A1 (ja) 延伸ブロー成形機における延伸ロッドの伸長駆動装置及び底型の昇降駆動装置
JPH081386A (ja) トグル式パンチ駆動装置
JP4866313B2 (ja) 樹脂封止装置
JP5855545B2 (ja) 竪型射出成形機
JP2007015206A (ja) プレス成形装置の型締め装置およびこれを用いたプレス成形装置
KR20170094314A (ko) 압출 프레스의 전단 장치
JP2006321181A (ja) 射出成形機の型締装置
JP2008132719A (ja) 圧縮成形型の樹脂封止装置及びその圧縮方法
JP4410192B2 (ja) 射出成形機
JP5000924B2 (ja) 成形機
CN211386862U (zh) 一种高强度快速手爪
US7128563B2 (en) Clamping device for injection-molding machine
JP5405098B2 (ja) プレス装置
JP5401914B2 (ja) プレス機械
JP2003290984A (ja) サーボプレス
JP3889295B2 (ja) 成形機の型締装置
JP3199365B2 (ja) 電動竪型射出成形機の型締装置
JP2007210294A (ja) 成形機
JP2004034059A (ja) プレス機械、及びプレス駆動装置
KR100590199B1 (ko) 사출성형기의 형체 장치
JP2005319664A (ja) 型締め装置