JP2007014571A - 血圧計及び血圧計の制御方法 - Google Patents

血圧計及び血圧計の制御方法 Download PDF

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弘 小泉
Shinji Mino
真司 美野
Shoichi Hayashida
尚一 林田
Junichi Shimada
純一 嶋田
Kimihisa Aihara
公久 相原
Yoshiyuki Haniyu
能行 羽生
Koji Hagi
浩司 萩
Hitoshi Ozawa
仁 小澤
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Abstract

【課題】本発明は、血圧測定部を小型軽量化し、かつ、無線送信するデータ容量を小さくすることのできる血圧計及び血圧計の制御方法の提供を目的とする。
【解決手段】本発明に係る血圧計は、血圧測定部に備わるカフ、圧力可変手段、圧力検出手段、脈波検出手段及び血圧値演算手段で血圧値を測定し、測定した血圧値を、血圧測定部とは分離して配置されている血圧情報保管部に無線で送信し、当該血圧情報保管部に記憶することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、被検体の一部で血圧値を測定する血圧計及び血圧計の制御方法に関する。
高齢化が進み、成人の生活習慣病への対応が社会的に大きな課題となっている。特に高血圧に関連する疾患の場合、長期の血圧値の収集が非常に重要である点が認識されている。このような観点から、血圧値を始めとした各種の生体情報の測定装置が開発されている。
日常生活を妨げないで継続的に血圧値を測定することが可能となる生体情報の測定装置として、外耳道又は外耳中の他の部位に挿入されて常時装着する患者モニタ装置がある(例えば、特許文献1参照。)。これは、脈拍、脈波、心電、体温、動脈血酸素飽和度、及び血圧値などを被検体内へ放射した赤外光、可視光の散乱光の受光量から算出するものである。この患者モニタ装置は、無線通信又は赤外線光等の光通信を介して測定データを医療機関へ無線送信する。
一方、血圧値の測定に関しては、血管の脈動波形による血圧測定装置が、他の方式であるカフ振動法や容積補償法などによる血圧測定装置(例えば、非特許文献1参照。)と並んで、有力な血圧値の測定方法として認められている。
特開平9−122083号公報 山越 憲一、戸川 達男 : 「生体センサと計測装置」日本エム・イー学会編/ME教科書シリーズ A−1、39頁〜52頁
上記のように、日常生活を妨げないで継続的に血圧値を測定する血圧計が提案されている。しかし、上記の患者モニタ装置は、血圧値を測定する具体的な構成は示されていないので、血圧値が測定できない。また、仮に血圧値を測定するとしても、測定内容が多いので、被検体に装着して血圧値を測定する血圧測定部が重くなる問題があった。さらに、測定内容の多さに伴ってデータ容量が大きくなるので、測定データを無線送信する際のエラーが発生しやくなるという問題があった。
そこで、本発明は、血圧測定部を小型軽量化し、かつ、無線送信するデータ容量を小さくすることのできる血圧計及び血圧計の制御方法の提供を目的とする。
本発明に係る血圧計は、血圧測定部に備わるカフ、圧力可変手段、圧力検出手段、脈波検出手段及び血圧値演算手段で血圧値を測定し、測定した血圧値を、血圧測定部とは分離して配置されている血圧情報保管部に無線で送信し、当該血圧情報保管部に記憶することを特徴とする。
具体的には、本発明に係る血圧計は、被検体の一部に装着される血圧測定部と、前記血圧測定部と分離して配置される血圧情報保管部と、を備える血圧計であって、前記血圧測定部は、被検体の一部を押圧するカフと、前記カフが前記被検体の一部を押圧する圧力を増加/減少させる圧力可変手段と、前記カフが前記被検体の一部を押圧する圧力の押圧圧力値を検出する圧力検出手段と、前記被検体の一部の動脈の脈波を検出する脈波検出手段と、前記圧力検出手段の検出する押圧圧力値及び前記脈波検出手段の検出する脈波から血圧値を算出する血圧値演算手段と、前記血圧値演算手段の算出した前記血圧値を血圧情報として無線送信する血圧情報無線送信手段と、を備え、前記血圧情報保管部は、前記血圧情報無線送信手段の無線送信した前記血圧情報を受信する血圧情報無線受信手段と、前記血圧情報無線受信手段の受信した前記血圧情報を記憶する血圧情報記憶手段と、を備える。
本発明により、血圧値の測定に必要なカフ、圧力可変手段、圧力検出手段、脈波検出手段及び血圧値演算手段を血圧測定部に搭載し、血圧値を記憶するための手段は血圧測定部に搭載しないので、被検体に装着する血圧測定部を小型軽量化することができる。また、血圧測定部から、測定結果である血圧値を血圧情報保管部へ無線送信するので、データ容量を小さくすることができる。したがって、血圧測定部を小型軽量化し、かつ、無線送信するデータ容量を小さくすることのできる血圧計を提供できる。
前記血圧値演算手段は、脈拍数をさらに算出し、前記血圧情報が前記脈拍数を含むことが好ましい。
脈波検出手段の検出した脈波を用い、血圧値演算手段で脈拍数を算出すれば、血圧値と共に有用な脈拍数の収集も可能になる。
前記血圧情報保管部は、前記血圧情報記憶手段の記憶した前記血圧情報を表示する表示手段をさらに備えることが好ましい。
血圧情報保管部が表示手段をさらに備えることにより、血圧情報保管部を所持する人は、血圧測定部で測定された血圧値を、被検体に血圧測定部を装着したままリアルタイムで監視することができる。
前記血圧測定部を複数備え、各血圧測定部の前記血圧情報無線送信手段は、当該血圧測定部の前記血圧値演算手段が算出した血圧値を血圧情報として無線送信し、前記血圧情報無線受信手段は、前記血圧情報無線送信手段のそれぞれから無線送信された前記血圧情報を受信し、前記血圧情報記憶手段は、前記血圧情報無線受信手段の受信した前記血圧情報を記憶することが好ましい。
複数の血圧測定部で測定された血圧値を、分離して配置されている1つの血圧情報保管部で記憶することができる。これにより、複数の被検体に対する血圧値の統合管理が可能になる。又は、複数の部位での血圧値の測定が可能になる。
前記血圧測定部は、前記カフ、前記圧力可変手段、前記圧力検出手段、前記脈波検出手段及び前記血圧値演算手段に動作を開始させるタイマーをさらに備えることが好ましい。
カフ、圧力可変手段、圧力検出手段、脈波検出手段及び血圧値演算手段に動作を開始させるタイマーをさらに備えることにより、自動で血圧測定部に血圧値の測定を開始させることができる。
前記血圧情報保管部は、前記カフ、前記圧力可変手段、前記圧力検出手段、前記脈波検出手段及び前記血圧値演算手段に動作を開始させる開始信号を発生させる開始信号発生手段と、前記開始信号発生手段の発生させた前記開始信号を無線送信する開始信号送信手段とをさらに備え、前記血圧測定部は、前記開始信号送信手段の無線送信した前記開始信号を受信する開始信号受信手段をさらに備え、前記開始信号受信手段の受信した前記開始信号により、前記カフ、前記圧力可変手段、前記圧力検出手段、前記脈波検出手段及び前記血圧値演算手段が動作を開始することが好ましい。
開始信号発生手段、開始信号送信手段及び開始信号受信手段をさらに備えることにより、血圧測定部に触れることなく血圧測定部に血圧値の測定を開始させることができる。
前記血圧情報保管部は、前記カフ、前記圧力可変手段、前記圧力検出手段、前記脈波検出手段及び前記血圧値演算手段に動作を停止させる停止信号を発生させる停止信号発生手段と、前記停止信号発生手段の発生させた前記停止信号を無線送信する停止信号送信手段とをさらに備え、前記血圧測定部は、前記停止信号送信手段の無線送信した前記停止信号を受信する停止信号受信手段をさらに備え、前記停止信号受信手段の受信した前記停止信号により、前記カフ、前記圧力可変手段、前記圧力検出手段、前記脈波検出手段及び前記血圧値演算手段が動作を停止することが好ましい。
停止信号発生手段、停止信号送信手段及び停止信号受信手段をさらに備えることにより、血圧測定部に触れることなく血圧測定部に血圧値の測定を停止させることができる。
前記血圧測定部は、前記カフを外耳へ固定する装着機構をさらに備えることが好ましい。
カフを外耳へ固定する装着機構をさらに備えることにより、血圧値を外耳で測定することができる。血圧値を外耳で測定することにより、被検体の姿勢及び動作を制限することなく、継続的な血圧値の測定を可能にすることができる。
本発明に係る血圧計の制御方法は、被検体の一部に装着される血圧測定部と、前記血圧測定部と分離して配置される血圧情報保管部と、を備える血圧計の制御方法であって、前記血圧測定部が、被検体の一部をカフで押圧し、前記カフが前記被検体の一部を押圧する圧力を圧力可変手段で増加/減少させ、前記カフが前記被検体の一部を押圧する圧力の押圧圧力値を圧力検出手段で検出し、前記被検体の一部の動脈の脈波を脈波検出手段で検出し、検出した前記押圧圧力値及び前記脈波から血圧値演算手段で血圧値を算出する血圧値測定手順と、前記血圧測定部が、前記血圧値測定手順で算出した前記血圧値を血圧情報として血圧情報無線送信手段で無線送信する血圧情報無線送信手順と、前記血圧情報保管部が、前記血圧情報無線送信手順で無線送信した前記血圧情報を血圧情報無線受信手段で受信する血圧情報無線受信手順と、前記血圧情報保管部が、前記血圧情報無線受信手順で受信した前記血圧情報を血圧情報記憶手段で記憶する血圧情報記憶手順と、を有する。
本発明により、血圧値の測定に必要なカフ、圧力可変手段、圧力検出手段、脈波検出手段及び血圧値演算手段を血圧測定部に搭載し、血圧値を記憶するための手段は血圧測定部に搭載しないので、被検体に装着する血圧測定部を小型軽量化することができる。また、血圧測定部から、測定結果である血圧値を血圧情報保管部へ無線送信するので、データ容量を小さくすることができる。したがって、血圧測定部を小型軽量化し、かつ、無線送信するデータ容量を小さくすることのできる血圧計の制御方法を提供できる。
また、本発明に係る血圧計の制御方法は、前記血圧情報保管部が、前記カフ、前記圧力可変手段、前記圧力検出手段、前記脈波検出手段及び前記血圧値演算手段に動作を開始させる開始信号を開始信号発生手段で発生させる開始信号発生手順と、前記血圧情報保管部が、前記開始信号発生手順で発生させた前記開始信号を開始信号送信手段で無線送信する開始信号送信手順と、前記血圧測定部が、前記開始信号送信手順で無線送信した前記開始信号を開始信号受信手段で受信する開始信号受信手順と、前記血圧測定部が、前記開始信号受信手順で受信した前記開始信号により、前記カフ、前記圧力可変手段、前記圧力検出手段、前記脈波検出手段及び前記血圧値演算手段に動作を開始させる血圧値測定開始手順と、を前記血圧値測定手順の前にさらに有することが好ましい。
開始信号発生手順、開始信号送信手順、開始信号受信手順及び血圧値測定開始手順をさらに有することにより、血圧測定部に触れることなく任意のタイミングで血圧測定部に血圧値の測定を開始させることができる。
また、本発明に係る血圧計の制御方法は、前記血圧情報保管部が、前記カフ、前記圧力可変手段、前記圧力検出手段、前記脈波検出手段及び前記血圧値演算手段に動作を停止させる停止信号を停止信号発生手段で発生させる停止信号発生手順と、前記血圧情報保管部が、前記停止信号発生手順で発生させた前記停止信号を停止信号送信手段で無線送信する停止信号送信手順と、前記血圧測定部が、前記停止信号送信手順で無線送信した前記停止信号を停止信号受信手段で受信する停止信号受信手順と、前記血圧測定部が、前記停止信号受信手順で受信した前記停止信号により、前記カフ、前記圧力可変手段、前記圧力検出手段、前記脈波検出手段及び前記血圧値演算手段に動作を停止させ、前記血圧値測定手順を停止する血圧値測定停止手順と、をさらに有することが好ましい。
停止信号発生手順、停止信号送信手順、停止信号受信手順及び血圧値測定停止手順をさらに有することにより、血圧測定部に触れることなく任意のタイミングで血圧測定部に血圧値の測定を停止させることができる。
本発明によれば、血圧測定部を小型軽量化し、かつ、無線送信するデータ容量を小さくすることのできる血圧計及び血圧計の制御方法の提供が可能になる。
添付の図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。以下に説明する実施の形態は本発明の構成の例であり、本発明は、以下の実施の形態に制限されるものではない。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る血圧計の一例を示す模式図である。実施形態1に係る血圧計91は、被検体の一部に装着される血圧測定部71と、血圧測定部71と分離して配置される血圧情報保管部81と、を備える血圧計91であって、血圧測定部71は、被検体の一部を押圧するカフ11と、カフ11が被検体の一部を押圧する圧力を増加/減少させる圧力可変手段12と、カフ11が被検体の一部を押圧する圧力の押圧圧力値1を検出する圧力検出手段13と、被検体の一部の動脈の脈波2を検出する脈波検出手段14と、圧力検出手段13の検出する押圧圧力値1及び脈波検出手段14の検出する脈波2から血圧値3を算出する血圧値演算手段15と、血圧値演算手段15の算出した血圧値3を血圧情報4として無線送信する血圧情報無線送信手段16と、を備え、血圧情報保管部81は、血圧情報無線送信手段16の無線送信した血圧情報4を受信する血圧情報無線受信手段21と、血圧情報無線受信手段21の受信した血圧情報4を記憶する血圧情報記憶手段22と、を備える。
血圧測定部71は、カフ11、圧力可変手段12、圧力検出手段13、脈波検出手段14及び血圧値演算手段15に動作を開始させるタイマー17を含む。血圧測定部71は、カフ11、圧力可変手段12、圧力検出手段13、脈波検出手段14及び血圧値演算手段15を用いて血圧値3を測定することから、説明の便宜上、カフ11、圧力可変手段12、圧力検出手段13、脈波検出手段14及び血圧値演算手段15を血圧測定手段75とした。血圧情報保管部81は、血圧情報記憶手段22の記憶した血圧情報4を表示する表示手段23を含む。
血圧測定部71は、被検体の一部に装着されるものである。例えば、血圧測定部71は、カフ11を外耳へ固定する装着機構をさらに備えることが好ましい。例えば、耳輪又は耳珠を挟持する外耳への装着機構を有するものである。外耳への装着機構は、例えば、耳輪の窪みに掛けるもの、外耳道に挿入するものでもよい。血圧値3を外耳で測定することにより、被検体の姿勢及び動作を制限することなく、継続的な血圧測定を可能にすることができる。
血圧情報保管部81は、血圧測定部71と分離して配置されるものである。配置は限定するものではなく、例えば、病院、被検体の自宅、血圧測定部71の装着される部位とは異なる被検体の一部である。病院又は被検体の自宅などの被検体とは隔離された場所に配置されることが好ましく、これにより記録媒体の取り扱い・管理に注意を払う必要をなくすことができる。
カフ11は、被検体の一部を押圧するものである。例えば、空気圧により膨張する空気カフ、アクチュエータ等の機械的動力源により変形する機械カフがある。水圧により膨張するものでもよい。
圧力可変手段12は、カフ11が前記被検体の一部を押圧する圧力を増加/減少させるものである。例えば、カフ11が空気カフであれば空気ポンプである。また、カフ11が機械カフであればアクチュエータである。
圧力検出手段13は、カフ11が被検体の一部を押圧する圧力の押圧圧力値1を検出するものである。例えば、カフ11に加わる圧力の大きさを検出する圧電素子である。カフ11が空気カフであれば、カフ11内の気圧を検出する気圧計でもよい。
脈波検出手段14は、被検体の一部の動脈の脈波2を検出するものである。例えば、動脈での光の吸収/散乱、コロトコフ音、圧脈(心臓の拍動に同調した血管壁の振動)を検出するものである。動脈での光の吸収/散乱を検出するものとしては、発光素子から出射された光による被検体の動脈での散乱光を受光して脈波を検出する受光素子を有するものが例示できる。発光素子は、例えば、ヘモグロビンで吸収される波長や、血管壁で散乱される波長を発光するものである。受光素子は、散乱光を受光するものである。発光素子、受光素子とも複数有してもよく、ドップラーレーダーであってもよい。被検体の動脈での散乱光を受光して脈波を検出することにより、被検体の振動の影響の少ない脈波検出ができる。
血圧値演算手段15は、押圧圧力値1及び脈波2から血圧値3を算出するものである。例えば、血圧値演算手段15は、脈波2から脈動波形の振幅を判定し、脈動波形の特定の振幅での押圧圧力値1を収縮期血圧値P1又は拡張期血圧値P2とし、血圧値3を算出するものである。
具体的な血圧値演算手段15の機能について、図2を用いてさらに詳しく説明する。図2は、血圧値の測定例を示すグラフであり、(a)は圧力の時間推移、(b)は脈波信号振幅の時間推移を示す。図2(a)では、心臓の鼓動による被検体の動脈の周期的な動脈内圧61と、カフが動脈を押圧する押圧圧力値62と、が示されている。図2(b)は、脈波検出手段の検出した脈波信号の脈動波形63が示されている。
圧力可変手段は、動脈の血流が停止する程の圧力P0が圧力検出手段で検出されるまでカフが押圧する圧力を増加させる。圧力検出手段が圧力P0を検出したときを時間T0とした。時間T0では、図2(b)に示すように、脈波検出手段は脈動波形63をほとんど検出しない。ここで、圧力P0は、予め設定された圧力を用いてもよいし、脈波検出手段で脈波が検出されなくなった圧力としてもよい。
圧力可変手段は、時間T0を境にして、カフが動脈を押圧する圧力62を徐々に減少させる。脈波検出手段は、時間T1で図2(b)に示すようなわずかな脈動波形63を検出する。このとき、圧力検出手段が検出する押圧圧力値62は、心臓の鼓動により脈動する動脈内圧61の最高値と等しくなっている。この時間T1での押圧圧力値62が収縮期血圧値P1となる。
脈波検出手段で検出される脈動波形63の振幅は、時間T1から徐々に大きくなり、時間T2で最大となる。この時間T2での押圧圧力値62が、動脈内圧61の拡張期血圧値P2となる。このようにして、血圧値となる収縮期血圧値P1及び拡張期血圧値P2を算出することができる。なお、血圧値を算出する方法は上記に限定されるものではなく、例えば、徐々に押圧圧力値62を増加させるものでもよい。
図1に示す血圧値演算手段15は、脈拍数をさらに算出することが好ましい。脈拍数は、単位時間当たりの脈動波形63のピーク数であるので、脈波検出手段14の検出した脈波2を用いて血圧値演算手段15は脈拍数の算出をすることができる。脈拍数は、血圧値と共に重要な生体情報である。血圧値3と共に血圧情報4に含まれることで、血圧情報保管部81に、より有用な血圧情報を記憶することができる。
血圧値3は、図2で説明したように、例えば、収縮期血圧値P1、拡張期血圧値P2である。
血圧情報4は、例えば、血圧値演算手段15が血圧値3のみを算出するときは血圧値3である。血圧値演算手段15が脈波検出手段14の検出する脈波2を用いて脈拍数も算出するときは、血圧情報4は脈拍数を含んでもよい。このように、血圧情報4が、血圧値演算手段15で算出した血圧測定部71での測定結果であることで、無線送信するデータ容量を小さくすることができる。なお、血圧情報4は、血圧値演算手段15で血圧値3が算出された時刻が含まれていてもよい。
血圧情報無線送信手段16は、血圧値演算手段15の算出した血圧値3を血圧情報4として血圧情報無線受信手段21へ無線送信するものである。例えば、電波によって無線送信するもの、光によって無線送信するものがある。
タイマー17は、カフ11、圧力可変手段12、圧力検出手段13、脈波検出手段14及び血圧値演算手段15に動作を開始させるものである。すなわち、血圧測定手段75に血圧値3の測定を開始させるものである。このようなタイマーをさらに備えることにより、血圧測定部71は自動で血圧値3の測定を開始することができる。
血圧情報無線受信手段21は、血圧情報無線送信手段16の無線送信した血圧情報4を受信するものである。
血圧情報記憶手段22は、血圧情報無線受信手段21の受信した血圧情報4を記憶するものである。例えば、DRAM、MROM等の半導体メモリ、磁気テープ、ハードディスク、光ディスク、MRAM(Magnetic Random Access Memory)である。
表示手段23は、血圧情報記憶手段22の記憶した血圧情報4を表示するものである。例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等の表示装置である。血圧情報保管部81が表示手段23をさらに備えることにより、血圧情報保管部81を所持する人は、血圧測定部71で測定された血圧値3を含む血圧情報4を、被検体に被検体に血圧測定部71を装着したままリアルタイムで監視することができる。
次に、本実施形態に係る血圧計91の制御方法について図1を用いて説明する。本実施形態に係る血圧計91の制御方法は、被検体の一部に装着される血圧測定部71と、血圧測定部71と分離して配置される血圧情報保管部81と、を備える血圧計91の制御方法であって、血圧測定部71が、被検体の一部をカフ11で押圧し、カフ11が前記被検体の一部を押圧する圧力を圧力可変手段12で増加/減少させ、カフ11が記被検体の一部を押圧する圧力の押圧圧力値1を圧力検出手段13で検出し、前記被検体の一部の動脈の脈波2を脈波検出手段14で検出し、検出した押圧圧力値1及び脈波2から血圧値演算手段15で血圧値3を算出する血圧値測定手順と、血圧測定部71が、前記血圧値測定手順で算出した血圧値3を血圧情報4として血圧情報無線送信手段16で無線送信する血圧情報無線送信手順と、血圧情報保管部81が、前記血圧情報無線送信手順で無線送信した血圧情報4を血圧情報無線受信手段21で受信する血圧情報無線受信手順と、血圧情報保管部81が、前記血圧情報無線受信手順で受信した血圧情報4を血圧情報記憶手段22で記憶する血圧情報記憶手順と、を有する。
血圧値測定手順では、血圧測定部71が、被検体の一部をカフ11で押圧し、カフ11で被検体の一部を圧迫しながら、カフ11の押圧する圧力を圧力可変手段12で増加/減少させ、カフ11の押圧する圧力の押圧圧力値1を圧力検出手段13で検出し、被検体の一部の動脈の脈波2を脈波検出手段14で検出し、検出した押圧圧力値1及び脈波2から血圧値演算手段15で血圧値3を算出する。このようにして、血圧測定部71は、血圧測定手段75で血圧値3を測定する。
血圧情報無線送信手順では、血圧測定部71が、血圧値測定手順で算出した血圧値3を血圧情報4として血圧情報無線送信手段16で無線送信する。血圧情報無線送信手段16は、血圧値演算手段15で血圧値3が算出された後に、血圧測定部71で記憶することなく血圧情報4を無線送信する。これにより、血圧情報保管部81を所持する人は、被検体に血圧測定部71を装着したままリアルタイムで血圧値3を含む血圧情報4を監視することができる。血圧情報保管部81には血圧情報4が記憶されているので、過去の血圧値等の記憶データと比較して分析することができる。
血圧情報無線受信手順では、血圧情報保管部81が、血圧情報無線送信手順で無線送信した血圧情報4を血圧情報無線受信手段21で受信する。
血圧情報記憶手順では、血圧情報保管部81が、血圧情報無線受信手順で受信した血圧情報4を血圧情報記憶手段22で記憶する。血圧情報無線受信手順において、血圧情報4が複数のデータを含む場合、それらのデータを関連付けて記憶することが好ましい。例えば、血圧値演算手段15が脈拍数も算出する場合、測定時刻、収縮期血圧値P1、拡張期血圧値P2及び脈拍数を関連付けて記憶することが好ましい。また、血圧情報無線受信手段21又は血圧情報記憶手段22が血圧情報4を受信した時刻を血圧情報4と関連付けて記憶することが好ましい。
以上説明したように、本実施形態に係る血圧計91は、血圧の測定に必要なカフ11、圧力可変手段12、圧力検出手段13、脈波検出手段14及び血圧値演算手段15を血圧測定部71に搭載し、血圧値3を記憶するための手段は血圧測定部71に搭載しない。このように、血圧測定部71で血圧値3を測定し、測定した血圧値3を血圧測定部71で記憶せずに血圧測定部71と分離した血圧情報保管部81で記憶するので、被検体に装着する血圧測定部71を小型軽量化することができる。また、血圧測定部71で測定された直後に血圧値3を血圧情報保管部81に記憶することができるので、血圧情報保管部81を所持する人は、被検体に血圧測定部71を装着したままリアルタイムで血圧値3を含む血圧情報4を監視することができる。さらに、血圧測定部71から、測定結果である血圧値3を含む血圧情報4として血圧情報保管部81へ無線送信するので、データ容量を小さくすることができる。これにより、血圧測定部71での測定結果の無線送信時における外乱ノイズの影響が最小限に抑えられ、かつ被検体への負担を軽減することができる血圧計及び血圧計の制御方法の提供が可能になる。
(実施形態2)
図3は、実施形態2に係る血圧計92の一例を示す回路図である。実施形態2に係る血圧計92は、前述の実施形態1で説明した血圧情報保管部82が、前述の実施形態1で説明した血圧情報保管部81に加え、カフ11、圧力可変手段12、圧力検出手段13、脈波検出手段14及び血圧値演算手段15に動作を開始させる開始信号5を発生させる開始信号発生手段24と、開始信号発生手段の発生させた開始信号5を無線送信する開始信号送信手段25と、カフ11、圧力可変手段12、圧力検出手段13、脈波検出手段14及び血圧値演算手段15に動作を停止させる停止信号6を発生させる停止信号発生手段26と、停止信号発生手段の発生させた停止信号6を無線送信する停止信号送信手段27とを備え、血圧測定部72が、前述の実施形態1で説明した血圧測定部71に加え、開始信号送信手段25の無線送信した開始信号5を受信する開始信号受信手段18と、停止信号送信手段27の無線送信した停止信号6を受信する停止信号受信手段19とを備える。血圧測定部72は、カフ11、圧力可変手段12、圧力検出手段13、脈波検出手段14及び血圧値演算手段15を用いて血圧値3を測定することから、説明の便宜上、カフ11、圧力可変手段12、圧力検出手段13、脈波検出手段14及び血圧値演算手段15を血圧測定手段76とした。
開始信号発生手段24は、カフ11、圧力可変手段12、圧力検出手段13、脈波検出手段14及び血圧値演算手段15に動作を開始させる開始信号5を発生させるものである。例えば、外部からの入力を感知して開始信号5を出力する入力スイッチがある。また、遠隔地にある入力スイッチからの入力信号を感知して開始信号5を出力する受信装置でもよい。受信装置は、赤外線や可視光等の光、電波等を用いた無線によるものでもよいし、光信号又は電気信号等の有線によるものでもよい。無線によるものとしては、開始信号発生手段24に入力するリモートコントローラが例示でき、リモートコントローラから血圧測定を開始する指示を行なうようにすることもできる。受信装置は、インターネット等の情報通信回線を介して受信するものでもよい。
開始信号送信手段25は、開始信号5を受信するものである。例えば、前述の実施形態1で説明した血圧情報無線送信手段16と同様のものを用いることができる。
停止信号発生手段26は、カフ11、圧力可変手段12、圧力検出手段13、脈波検出手段14及び血圧値演算手段15に動作を停止させる停止信号6を発生させるものである。例えば、外部からの入力を感知して停止信号6を出力する入力スイッチがある。また、遠隔地にある入力スイッチからの入力信号を感知して停止信号6を出力する受信装置でもよい。受信装置及び入力スイッチは、前述の開始信号発生手段24と同様のものを用いることができる。
停止信号送信手段27は、停止信号6を無線送信するものである。例えば、前述の実施形態1で説明した血圧情報無線送信手段16と同様のものを用いることができる。
開始信号受信手段18は、開始信号5を受信するものである。例えば、前述の実施形態1で説明した血圧情報無線受信手段21と同様のものを用いることができる。
停止信号受信手段19は、停止信号6を受信するものである。例えば、前述の実施形態1で説明した血圧情報無線受信手段21と同様のものを用いることができる。
カフ11、圧力可変手段12、圧力検出手段13、脈波検出手段14及び血圧値演算手段15は、前述の実施形態1で説明したものと同様のものであるが、以下が異なる。例えば、開始信号受信手段18の受信した開始信号5により動作を開始する。これにより、血圧測定手段76は血圧値3の測定を開始する。また、停止信号受信手段19の受信した停止信号6により動作を停止する。これにより、血圧測定手段76は血圧値3の測定を停止する。
次に、本実施形態に係る血圧計92の制御方法について図3を用いて説明する。本実施形態に係る血圧計92の制御方法は、血圧情報保管部82が、カフ11、圧力可変手段12、圧力検出手段13、脈波検出手段14及び血圧値演算手段15に動作を開始させる開始信号5を開始信号発生手段24で発生させる開始信号発生手順と、血圧情報保管部82が、前記開始信号発生手順で発生させた開始信号5を開始信号送信手段25で無線送信する開始信号送信手順と、血圧測定部72が、前記開始信号送信手順で無線送信した開始信号5を開始信号受信手段18で受信する開始信号受信手順と、血圧測定部72が、前記開始信号受信手順で受信した開始信号5により、カフ11、圧力可変手段12、圧力検出手段13、脈波検出手段14及び血圧値演算手段15に動作を開始させる血圧値測定開始手順と、を前記血圧値測定手順の前にさらに有する。
血圧値測定開始手順では、開始信号受信手順で受信した開始信号5が、血圧測定手段76であるカフ11、圧力可変手段12、圧力検出手段13、脈波検出手段14及び血圧値演算手段15に入力される。開始信号5が入力されることにより血圧測定手段76が測定を開始する。すなわち、前述の実施形態1で説明した前記血圧値測定手順を開始する。血圧値測定手順の後、血圧情報無線送信手順、血圧情報無線受信手順及び血圧情報記憶手順が順に行なわれる。
このように、開始信号発生手順、開始信号送信手順、開始信号受信手順及び血圧値測定開始手順をさらに有することにより、血圧測定部72に触れることなく任意のタイミングで血圧測定部72に血圧値3の測定を開始させることができる。
さらに、本実施形態に係る血圧計92の制御方法は、血圧情報保管部82が、カフ11、圧力可変手段12、圧力検出手段13、脈波検出手段14及び血圧値演算手段15に動作を停止させる停止信号6を停止信号発生手段27で発生させる停止信号発生手順と、血圧情報保管部82が、前記停止信号発生手順で発生させた停止信号6を停止信号送信手段27で無線送信する停止信号送信手順と、血圧測定部72が、停止信号6を停止信号受信手段19で受信する停止信号受信手順と、血圧測定部72が、前記停止信号受信手順で受信した停止信号6により、カフ11、圧力可変手段12、圧力検出手段13、脈波検出手段14及び血圧値演算手段15に動作を停止させ、前記血圧値測定手順を停止する血圧値測定停止手順と、をさらに有する。
血圧値測定停止手順では、停止信号受信手段19で受信した停止信号6が、血圧測定手段76であるカフ11、圧力可変手段12、圧力検出手段13、脈波検出手段14及び血圧値演算手段15に入力される。停止信号6を入力された血圧測定手段76は、動作を停止する。血圧測定手段76の動作の停止により、血圧値測定手順を停止する。
このように、停止信号発生手順、停止信号送信手順、停止信号受信手順及び血圧値測定停止手順をさらに有することにより、血圧測定部72に触れることなく血圧測定部72に血圧値3の測定を停止させることができる。
以上説明したように、開始信号発生手段24、開始信号送信手段25及び開始信号受信手段18をさらに備えることにより、血圧測定部72に触れることなく任意のタイミングで血圧測定部72に血圧値3の測定を開始させることができる。また、停止信号発生手段26、停止信号送信手段27及び停止信号受信手段19をさらに備えることにより、血圧測定部72に触れることなく血圧測定部72に血圧値3の測定を停止させることができる。血圧計92の操作が血圧測定部72に触れることなく行なえるので、血圧測定部72を安定して装着し続けることができる。したがって、血圧値3を含む血圧情報4の測定エラーを減少させることができる。
(実施形態3)
図4は、実施形態3に係る血圧計93の一例を示す回路図である。実施形態3に係る血圧計93は、血圧測定部を複数備え、各血圧測定部73a、73b、73cの血圧情報無線送信手段16a、16b、16cは、血圧測定部73a、73b、73cの血圧値演算手段15a、15b、15cが算出した血圧値3a、3b、3cを血圧情報4a、4b、4cとして無線送信し、血圧情報無線受信手段28は、血圧情報無線送信手段16a、16b、16cのそれぞれから無線送信された血圧情報4a、4b、4cを受信し、血圧情報記憶手段22は、血圧情報無線受信手段28の受信した血圧情報4a、4b、4cを記憶する。
実施形態3に係る血圧計93は、血圧測定部を複数備えるが、図4では、3個の血圧測定部73a、73b、73cと、1個の血圧情報保管部83とで構成される一例を示した。また、血圧測定部73a、73b、73cはそれぞれ、前述の実施形態1又は実施形態2で説明した血圧測定部71又は血圧測定部72と同様の構成とすることができるが、図4では、血圧値演算手段15a、15b、15cと血圧情報無線送信手段16a、16b、16cのみを示した。また、血圧情報保管部83も、前述の実施形態1又は実施形態2で説明した血圧情報保管部81又は血圧情報保管部82と同様の構成とすることができるが、図4では、血圧情報無線受信手段28及び血圧情報記憶手段22のみを示した。
血圧計93の各構成要素は、血圧情報無線送信手段16a、血圧情報無線送信手段16b、血圧情報無線送信手段16c及び血圧情報無線受信手段28を除き、前述の実施形態1及び実施形態2で説明したものと同様のものである。
血圧情報無線送信手段16aは、血圧値演算手段15aの算出した血圧値3aを血圧情報4aとして無線送信するものである。血圧情報無線送信手段16bは、血圧値演算手段15bの算出した血圧値3bを血圧情報4bとして無線送信するものである。血圧情報無線送信手段16cは、血圧値演算手段15cの算出した血圧値3cを血圧情報4cとして無線送信するものである。
血圧情報無線送信手段16a、16b、16cが無線送信する血圧情報4a、4b、4cは、識別できるものが好ましい。識別できるものとしては、例えば、異なる周波数の無線信号がある。無線信号の位相により識別できるものでもよい。このように、血圧情報4a、4b、4cが識別できることによって、血圧測定部73a、73b、73cのいずれで測定された血圧値であるかを識別することができる。
血圧情報無線受信手段28は、血圧情報無線送信手段16a、16b、16cの無線送信した血圧情報4a、4b、4cを受信するものである。例えば、血圧情報無線送信手段16a、16b、16cが、それぞれ異なる周波数で無線送信する場合は、複数の周波数の無線信号を受信できるものとなる。
なお、上記は血圧測定部が3個の例で説明したが、2個でもよいし、4個以上でもよい。以上説明したように、血圧計93は、複数の血圧測定部で測定された血圧値を、分離して配置されている1つの血圧情報保管部で記憶することができる。これにより、複数の被検体に対する血圧値の統合管理が可能になる。又は、複数の部位での血圧値の測定が可能になる。
本発明の血圧計は血圧値を被検体の姿勢及び動作を制限することなく、長時間安定して測定することができるので、体調や体の活動状態を知るための手段としての用途にも適用することができる。
実施形態1に係る血圧計の一例を示す模式図である。 血圧値の測定例を示すグラフであり、(a)は圧力値の時間推移、(b)は脈波信号振幅の時間推移を示す。 実施形態2に係る血圧計の一例を示す回路図である。 実施形態3に係る血圧計の一例を示す回路図である。
符号の説明
1、62 押圧圧力値
2 脈波
3 血圧値
4 血圧情報
5 開始信号
6 停止信号
11 カフ
12 圧力可変手段
13 圧力検出手段
14 脈波検出手段
15 血圧値演算手段
16 血圧情報無線送信手段
17 タイマー
18 開始信号受信手段
19 停止信号受信手段
21、28 血圧情報無線受信手段
22 血圧情報記憶手段
23 表示手段
24 開始信号発生手段
25 開始信号送信手段
26 停止信号発生手段
27 停止信号送信手段
61 動脈内圧
62 押圧圧力値
63 脈動波形
71、72、73 血圧測定部
75、76 血圧測定手段
81、82、83 血圧情報保管部
91、92、93 血圧計

Claims (11)

  1. 被検体の一部に装着される血圧測定部と、前記血圧測定部と分離して配置される血圧情報保管部と、を備える血圧計であって、
    前記血圧測定部は、
    被検体の一部を押圧するカフと、
    前記カフが前記被検体の一部を押圧する圧力を増加/減少させる圧力可変手段と、
    前記カフが前記被検体の一部を押圧する圧力の押圧圧力値を検出する圧力検出手段と、
    前記被検体の一部の動脈の脈波を検出する脈波検出手段と、
    前記圧力検出手段の検出する押圧圧力値及び前記脈波検出手段の検出する脈波から血圧値を算出する血圧値演算手段と、
    前記血圧値演算手段の算出した前記血圧値を血圧情報として無線送信する血圧情報無線送信手段と、を備え、
    前記血圧情報保管部は、
    前記血圧情報無線送信手段の無線送信した前記血圧情報を受信する血圧情報無線受信手段と、
    前記血圧情報無線受信手段の受信した前記血圧情報を記憶する血圧情報記憶手段と、を備えることを特徴とする血圧計。
  2. 前記血圧値演算手段は、脈拍数をさらに算出し、
    前記血圧情報が前記脈拍数を含むことを特徴とする請求項1に記載の血圧計。
  3. 前記血圧情報保管部は、前記血圧情報記憶手段の記憶した前記血圧情報を表示する表示手段をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の血圧計。
  4. 前記血圧測定部を複数備え、
    各血圧測定部の前記血圧情報無線送信手段は、当該血圧測定部の前記血圧値演算手段が算出した血圧値を血圧情報として無線送信し、
    前記血圧情報無線受信手段は、前記血圧情報無線送信手段のそれぞれから無線送信された前記血圧情報を受信し、
    前記血圧情報記憶手段は、前記血圧情報無線受信手段の受信した前記血圧情報を記憶することを特徴とする請求項1から3に記載のいずれかの血圧計。
  5. 前記血圧測定部は、前記カフ、前記圧力可変手段、前記圧力検出手段、前記脈波検出手段及び前記血圧値演算手段に動作を開始させるタイマーをさらに備えることを特徴とする請求項1から4に記載のいずれかの血圧計。
  6. 前記血圧情報保管部は、前記カフ、前記圧力可変手段、前記圧力検出手段、前記脈波検出手段及び前記血圧値演算手段に動作を開始させる開始信号を発生させる開始信号発生手段と、
    前記開始信号発生手段の発生させた前記開始信号を無線送信する開始信号送信手段とをさらに備え、
    前記血圧測定部は、前記開始信号送信手段の無線送信した前記開始信号を受信する開始信号受信手段をさらに備え、
    前記開始信号受信手段の受信した前記開始信号により、前記カフ、前記圧力可変手段、前記圧力検出手段、前記脈波検出手段及び前記血圧値演算手段が動作を開始することを特徴とする請求項1から5に記載のいずれかの血圧計。
  7. 前記血圧情報保管部は、前記カフ、前記圧力可変手段、前記圧力検出手段、前記脈波検出手段及び前記血圧値演算手段に動作を停止させる停止信号を発生させる停止信号発生手段と、
    前記停止信号発生手段の発生させた前記停止信号を無線送信する停止信号送信手段とをさらに備え、
    前記血圧測定部は、前記停止信号送信手段の無線送信した前記停止信号を受信する停止信号受信手段をさらに備え、
    前記停止信号受信手段の受信した前記停止信号により、前記カフ、前記圧力可変手段、前記圧力検出手段、前記脈波検出手段及び前記血圧値演算手段が動作を停止することを特徴とする請求項1から6に記載のいずれかの血圧計。
  8. 前記血圧測定部は、前記カフを外耳へ固定する装着機構をさらに備えることを特徴とする請求項1から7に記載のいずれかの血圧計。
  9. 被検体の一部に装着される血圧測定部と、前記血圧測定部と分離して配置される血圧情報保管部と、を備える血圧計の制御方法であって、
    前記血圧測定部が、被検体の一部をカフで押圧し、前記カフが前記被検体の一部を押圧する圧力を圧力可変手段で増加/減少させ、前記カフが前記被検体の一部を押圧する圧力の押圧圧力値を圧力検出手段で検出し、前記被検体の一部の動脈の脈波を脈波検出手段で検出し、検出した前記押圧圧力値及び前記脈波から血圧値演算手段で血圧値を算出する血圧値測定手順と、
    前記血圧測定部が、前記血圧値測定手順で算出した前記血圧値を血圧情報として血圧情報無線送信手段で無線送信する血圧情報無線送信手順と、
    前記血圧情報保管部が、前記血圧情報無線送信手順で無線送信した前記血圧情報を血圧情報無線受信手段で受信する血圧情報無線受信手順と、
    前記血圧情報保管部が、前記血圧情報無線受信手順で受信した前記血圧情報を血圧情報記憶手段で記憶する血圧情報記憶手順と、を有することを特徴とする血圧計の制御方法。
  10. 前記血圧情報保管部が、前記カフ、前記圧力可変手段、前記圧力検出手段、前記脈波検出手段及び前記血圧値演算手段に動作を開始させる開始信号を開始信号発生手段で発生させる開始信号発生手順と、
    前記血圧情報保管部が、前記開始信号発生手順で発生させた前記開始信号を開始信号送信手段で無線送信する開始信号送信手順と、
    前記血圧測定部が、前記開始信号送信手順で無線送信した前記開始信号を開始信号受信手段で受信する開始信号受信手順と、
    前記血圧測定部が、前記開始信号受信手順で受信した前記開始信号により、前記カフ、前記圧力可変手段、前記圧力検出手段、前記脈波検出手段及び前記血圧値演算手段に動作を開始させる血圧値測定開始手順と、を前記血圧値測定手順の前にさらに有することを特徴とする請求項9に記載の血圧計の制御方法。
  11. 前記血圧情報保管部が、前記カフ、前記圧力可変手段、前記圧力検出手段、前記脈波検出手段及び前記血圧値演算手段に動作を停止させる停止信号を停止信号発生手段で発生させる停止信号発生手順と、
    前記血圧情報保管部が、前記停止信号発生手順で発生させた前記停止信号を停止信号送信手段で無線送信する停止信号送信手順と、
    前記血圧測定部が、前記停止信号送信手順で無線送信した前記停止信号を停止信号受信手段で受信する停止信号受信手順と、
    前記血圧測定部が、前記停止信号受信手順で受信した前記停止信号により、前記カフ、前記圧力可変手段、前記圧力検出手段、前記脈波検出手段及び前記血圧値演算手段に動作を停止させ、前記血圧値測定手順を停止する血圧値測定停止手順と、をさらに有することを特徴とする請求項9又は10に記載の血圧計の制御方法。
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