JP2007013634A - 監視システム、監視装置とその通信データ処理方法およびプログラム - Google Patents

監視システム、監視装置とその通信データ処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 警報が複数発生した場合であっても、本来の通信目的である警報情報のデータ量と実際の通信量との差をできる限り小さくして、通信量および通信時間を削減する。
【解決手段】 設備または機器の状態を示すデータを取り込み、取り込んだデータが警報状態である場合に警報を検出する警報検出部11、検出された警報を表す警報情報を保存・蓄積する警報記憶部12、蓄積されている警報情報をネットワーク経由でサーバに送信する通信処理部13を備えた監視装置10は、さらに、統合型警報パケット処理部14を備える。統合型警報パケット処理部14は、蓄積されている複数の警報情報を統合して、ヘッダの後部に当該複数の警報情報を順次連結してなる単一の警報パケットを生成する警報情報統合処理部141と、警報パケットを通信処理部13により送信させる警報送信処理部142を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電気設備や機器の監視システムにおいて、その設備や機器の状態を監視する監視装置と、警報情報などの監視データを収集するサーバとの通信に関するものである。
図11は、従来の電気設備や機器の監視システムの基本的な構成例を示すブロック図である。この図11に示すように、監視システムは、電気設備や機器の状態を監視する複数の監視装置10と、各監視装置10から送信される警報情報を通信ネットワーク20経由で受信するサーバ30により構成されている。
監視装置10は、設備または機器の状態を示すデータを取り込み、取り込んだデータが警報状態である場合に警報を検出する警報検出部11と、検出された警報を表す警報情報を保存・蓄積する警報記憶部12と、警報記憶部12に蓄積されている警報情報をネットワーク経由でサーバに送信する通信処理部13を備えている。
このような監視システムにおいて、警報記憶部12に複数の警報情報が蓄積されている場合には、通信処理部13により、個々の警報情報が個別にサーバ30に送信される。
従来、警報情報を送信する通信方式としては、例えば、電子メール(SMTP:RFC2821)を使用した監視装置が提案されている(特許文献1、2参照)。
特開2004−7444 特開2002−101473
ところで、最近の電気設備や機器の監視システム、例えば、漏洩電流監視、電力デマンド監視、設備状態監視などの電気設備や機器の監視システムにおいては、監視対象が非常に多くなっていることから、監視端末も数千、数万台の単位で設置されている。このような数万台の監視装置とサーバとの通信量は、膨大な量となり、監視システムの通信効率を低下させる。また、通信量に比例して課金される通信網を利用した場合には、通信料金が非常に高くなってしまう。
このような監視システムにおいて、監視端末からの通信量を少しでも少なくすることは、監視システム全体としての通信量を大幅に低下させることにつながり、その結果、システムの効率を向上させ、通信料金を大幅に低下させることができるため、非常に重要なことである。
ところで、従来技術による警報情報の通信方式において、警報情報のデータサイズは、例えば、警報種別・警報状態など、多くても数バイトから数十バイト程度の場合が多い。これに加えて、IP網では、IPヘッダやその他のヘッダ(TCPヘッダ)など、片方向の通信ごとに60バイト程度のデータが付加される。このため、簡単な認証だけにも関わらず、往復通信することで、全体の通信量は、本来の通信目的である警報情報のデータ量の数倍以上となってしまう。
また、警報が複数発生した場合などにおいて、個々の警報ごとに送信する場合には、警報単位で往復通信するごとに、本来の通信目的である警報情報のデータ量の数倍の通信量が必要となり、通信時間も長くなる。さらに、通信処理中に障害が起きると、再び、認証などの最初の手続きからやり直す必要があり、より多くの通信量および通信時間が費やされてしまう。
また、前述したように電子メールを用いて警報情報を送信する場合は、本来必要なデータを送信する前に、ユーザ名確認などの通信実現用の付随的なデータの往復通信が必要であり、さらに、ユーザ名確認などのデータの往復通信は、電子メールを使用する度に実施される。そのため、警報が複数発生した場合は、ユーザ名確認などの、本来の通信目的である警報情報のデータ以外の通信実現用の付随的なデータを、個々の警報ごとに往復通信することになり、複数の警報全体を考えた場合、非常に多くの通信量が必要となり、通信時間も非常に長くなる。さらに、通信障害が起きると、再び、ユーザ名確認などの処理から開始されるため、本来の通信目的である警報情報のデータを送る以前に、大量の付随的なデータを送受信しなければならない。
以上のように、従来技術による警報情報の通信方式においては、本来の通信目的である警報情報のデータ量に比べて、実際に通信する全体のデータ量が膨大となり、警報情報をサーバに送信するまでにかなりの通信量が必要であり、通信時間も長くなるという欠点があった。また、通信途中において障害が起きると、再び、先頭から送信するという方式であるために、通信状態が不安定な場合は、実際に通信する通信量および通信時間がさらに膨大となるという欠点があった。
特に、近年急速に普及しつつある携帯電話網を応用した通信網など、通信量に比例して課金される通信網を利用した場合には、本来の通信目的である警報情報のデータ量に比べて、過大な料金が必要となるという欠点があった。
本発明は、上述した従来技術の課題を解決するために提案されたものであり、その目的は、監視端末が非常に多い、漏洩電流監視、電力デマンド監視、設備状態監視などの電気設備や機器の監視システムにおいて、警報が複数発生した場合であっても、本来の通信目的である警報情報のデータ量と実際の通信量との差をできる限り小さくして、通信量および通信時間を削減することにより、通信効率を向上可能な監視システム、監視装置とその通信データ処理方法およびプログラムを提供することである。
本発明は、上記のような目的を達成するために、監視装置で複数の警報情報を統合して単一の警報パケットを生成し、サーバに送信することにより、複数の警報情報全体に対して通信実現用の付随的な共通のデータを通信するだけで複数の警報情報を送信することができるため、警報が複数発生した場合であっても、本来の通信目的である警報情報のデータ量と実際の通信量との差をできる限り小さくし、通信量および通信時間を削減できるようにしたものである。
本発明の監視装置は、設備または機器の状態を示すデータを取り込み、当該データが警報状態である場合に警報を検出する警報検出手段と、検出された警報を表す警報情報を保存・蓄積する警報記憶手段と、当該警報記憶手段に蓄積されている警報情報をネットワーク経由でサーバに送信する通信手段を備えた監視装置において、統合型警報パケット処理手段を備えることを特徴としている。ここで、統合型警報パケット処理手段は、警報情報の送信時に、蓄積されている複数の警報情報を統合して、ヘッダの後部に当該複数の警報情報を順次連結してなる単一の警報パケットを生成し、当該警報パケットを前記通信手段により送信させる手段である。
本発明の監視装置の通信データ処理方法、通信データ処理プログラム、および監視システムは、上記の監視装置の特徴を、方法、コンピュータプログラム、およびサーバを含めたシステム全体の観点からそれぞれ把握したものである。
以上のような特徴を有する本発明においては、監視装置により、複数の警報情報を統合して単一の警報パケットを生成し、ネットワーク経由でサーバに送信することができる。そのため、個々の警報情報ごとに通信実現用の付随的なデータをそれぞれ往復通信する場合に比べて、複数の警報情報に対して通信実現用の付随的な共通のデータを複数の警報情報と共に1回往復通信するだけで複数の警報情報を送信することができる。
したがって、警報が複数発生した場合であっても、本来の通信目的である警報情報のデータ量と実際の通信量との差をできる限り小さくすることができ、また、通信回数も削減できるため、複数の警報情報の送信に必要な通信量および通信時間を削減できる。
なお、本明細書中における重要な用語の定義は次の通りである。
「警報状態」は、監視対象となる設備または機器で、電力需要量の超過や装置故障など、その状態に関するデータの把握が必要な何らかの状態を示す概念である。
「警報」は、監視対象となる設備または機器が警報状態である場合に、その状態を、ある時刻に発生した一つの事象として捉えた概念である。
「警報情報」は、個々の警報を表す情報であり、例えば、警報発生時刻、警報に固有の警報番号、警報のデータバイト数、警報の内容に関するデータ、等を含む。
本発明によれば、警報が複数発生した場合であっても、本来の通信目的である警報情報のデータ量と実際の通信量との差をできる限り小さくして、通信量および通信時間を削減することにより、通信効率を向上可能な監視システム、監視装置とその通信データ処理方法およびプログラムを提供することができる。
[システム構成]
図1は、本発明を適用した典型的な実施形態に係る監視システムの構成例を示すブロック図である。この図1に示すように、本実施形態に係る監視システムの監視装置10は、図11に示した従来の監視装置の構成に、統合型警報パケット処理部14を追加したものであり、統合型警報パケット処理部14は、警報情報統合処理部141と警報送信処理部142を備えている。なお、他の構成は、図11に示した従来の監視装置と同様である。
警報情報統合処理部141は、基本的な機能として、警報記憶部12に蓄積されている複数の警報情報を統合して、ヘッダの後部にそれらの複数の警報情報を順次連結してなる単一の警報パケットを生成する機能を有する。警報情報統合処理部141はまた、警報パケットの生成に当たって、監視装置10に固有の認証番号を警報パケットのヘッダに含める機能、各警報情報に対して、当該警報情報の種別に応じて当該警報情報中の各データの必要性を判定し、必要なデータのみを用いて警報パケットを生成する機能、各警報情報に含まれる警報発生時刻を、最初の警報発生時刻からの差分にする機能を有する。
警報送信処理部142は、基本的な機能として、警報情報統合処理部141で生成した警報パケットを通信処理部13により送信させる機能と、警報パケットをサーバ30に送信後、予め設定された時間内におけるサーバ30からの当該警報パケットの受信確認の有無に応じて送信完了か否かを判定し、送信に失敗した場合には当該警報パケットを通信処理部13により再送させる機能を有する。
警報送信処理部142はまた、送信済の警報パケットに含まれる複数の警報情報を警報記憶部12から削除する機能、複数の警報パケットの送信途中における通信障害時に、警報情報を警報記憶部12から削除していない警報パケットのみを再送させる機能を有する。警報送信処理部142はさらに、警報情報の緊急度または優先度に応じて予め設定された再送上限回数に亘って警報パケットの再送に失敗した時点で、当該再送上限回数の対象となる警報情報のみを当該警報パケットから削除する機能を有する。
なお、以上のような監視システムを構成する監視装置10は、一般的には、コンピュータとそれを制御するプログラムにより実現される。すなわち、統合型警報パケット処理部14は、具体的には、コンピュータのメインメモリとそれに記憶された統合型警報パケット生成用として特化されたプログラム、そのプログラムによって制御されるCPU等により実現される。
警報検出部11は、具体的には、コンピュータのメインメモリとそれに記憶された警報検出用として特化されたプログラム、そのプログラムによって制御されるCPU等により実現されるが、監視対象となる設備または機器から取り込むデータがアナログ信号である場合などには、入力信号をコンピュータでデジタルデータ処理可能な信号に変換するための装置が必要となる。
警報記憶部12は、コンピュータの各種のメモリや補助記憶装置等により実現される。通信処理部13は、コンピュータに内蔵されてデータの送受信を制御する通信制御装置、およびコンピュータのメインメモリとそれに記憶された通信用として特化されたプログラム、そのプログラムによって制御されるCPU等により実現される。
[基本的な処理手順]
図2は、以上のような構成を有する本実施形態に係る監視システムにおける監視装置の基本的な処理手順を示すフローチャートである。
この図2に示すように、本実施形態の監視装置10は、警報検出部11による警報検出・保存処理(S100)と、統合型警報パケット処理部14による統合型警報パケット処理(S200)を、並行的に行う。
警報検出・保存処理(S100)として、警報検出部11は、予め設定された定周期の各処理時刻になった場合(S120のYES)には、監視対象となる設備または機器の状態を示す状態データを取り込み(S120)、警報状態であるか否かを判定し、警報状態を検出した場合(S130のYES)には、検出された警報を表す警報情報を、警報記憶部12に保存する(S140)。
ここで、警報情報には、警報状態に移行した場合の状態(発生)、警報状態から非警報状態に移行した場合の状態(復帰)などがある。具体的な警報状態の判定は、機器のON/OFF状態や、アナログ計測値のしきい値による警報判定などにより実現可能である。
なお、警報検出部11による警報検出・保存処理(S100)を繰り返すことにより、警報記憶部12には警報情報が蓄積されるが、後述する警報送信処理(S230)により、送信済の警報情報は警報記憶部12から削除されるため、警報記憶部12は、送信途中から送信完了後に削除されるまでの一時的な状態を除けば、通常は、未送信の警報情報のみが保存・蓄積された状態となっている。
統合型警報パケット処理(S200)において、統合型警報パケット処理部14は、警報が発生した場合、あるいは、予め設定された定周期の各処理時刻になった場合(S210のYES)には、警報情報統合処理部141により、警報情報統合処理として、その時点で送信中の警報情報を除き、それまでに蓄積されている送信すべき(未送信の)全ての警報情報を含む警報パケットを生成する(S220)。この警報情報統合処理(S220)において、複数の警報情報が蓄積されている場合には、その複数の警報情報を統合して単一の警報パケットを生成する。
図3は、一例として、警報記憶部12に、未送信の2つの警報情報1,2が蓄積されている場合に、これら2つの警報情報1,2を統合して生成した警報パケット#1の構成の概略を示すデータ構成図である。この警報パケット#1は、通信実現用のヘッダH、通信目的である警報情報のデータD1,D2、末端データE、から構成されている。
警報情報統合処理部141による警報情報統合処理(S220)により警報パケットが生成されると、統合型警報パケット処理部14は、警報送信処理部142により、警報送信処理として、その警報パケットを、通信処理部13により通信ネットワーク20経由でサーバ30に送信し、送信完了を確認した時点でその警報パケットに含まれる警報情報を警報記憶部12から削除する(S230)。
[基本的な効果]
以上のような本実施形態によれば、基本的に次のような効果が得られる。
まず、監視装置により、複数の警報情報を統合して単一の警報パケットを生成し、通信ネットワーク経由でサーバに送信することができる。そのため、個々の警報情報ごとに通信実現用のヘッダなどの付随的なデータをそれぞれ往復通信していた従来技術に比べて、複数の警報情報全体に対して通信実現用のヘッダなどの付随的な共通のデータを1回往復通信するだけで複数の警報情報を送信することができる。
したがって、警報が複数発生した場合であっても、本来の通信目的である警報情報のデータ量と実際の通信量との差をできる限り小さくすることができ、また、通信回数も削減できるため、複数の警報情報の送信に必要な通信量および通信時間を削減できる。このような通信量および通信時間の削減の効果は、特に、無線通信などでアンテナ利得が変動したり、電話回線を介しての通信などの、通信品質の安定性が確保できない場合に極めて有効である。
[処理の詳細]
以下には、図2に示す処理手順のうち、特に、警報情報統合処理部141による警報情報統合処理(S220)および警報送信処理部142による警報送信処理(S230)の手順とその効果について順次説明する。
[警報情報統合処理の手順]
図4は、警報情報統合処理部141による警報情報統合処理(S220)の手順の一例を示すフローチャートである。
この図4に示すように、警報情報統合処理(S220)において、警報情報統合処理部141はまず、パケット生成処理として、監視装置の認証番号と警報パケットの番号を含むヘッダを生成し、その後部に送信すべき警報情報を順次連結して、図3に示した構成の警報パケットを生成する(S221)。この場合、監視装置の認証番号は、監視システムを構成する監視装置10に予め割り当てられた固有の認証番号であり、全ての認証番号は、サーバ30に予め登録されている。また、警報パケットの番号は、警報パケットに固有の番号であり、セッション内で連続の番号が付けられる。
図5は、このように、パケット生成処理(S221)によって生成される警報パケットの構成の一例を示すデータ構成図である。この図5に示すように、警報パケット#1において、通信実現用のヘッダHは、「警報先頭識別子」、警報パケットに固有の番号である「警報パケット番号」、監視装置に固有な認証番号である「監視装置識別子」、警報パケット内の警報情報の総数を示す「警報数」から構成されている。
また、個々の警報情報D1,D2は、「発生時刻」、発生・復帰した警報情報の種別を示す「警報番号」、「データバイト数」、警報のチャンネルを示す「チャンネル情報」、発生・復帰を示す「ステータス情報」、警報時の計測値等を示す「縮約情報」、所定の期間の計測値等を示す「詳細情報」から構成されている。
ここで、「チャンネル情報」、「ステータス情報」、「縮約情報」、「詳細情報」は、警報の実体的な内容を示すデータであり、警報情報の種別によっては送信不要であるため、括弧で示すことにより、他のデータと区別している。また、「データバイト数」は、これらのデータ「チャンネル情報」、「ステータス情報」、「縮約情報」、「詳細情報」の合計バイト数である。
警報情報統合処理部141はまた、種別判定・データ削減処理(S222)として、生成した警報パケット中の各警報情報の種別に応じて当該警報情報中のデータの必要性を判定し(S2221)、不要なデータがある場合(S2221のYES)には、その不要なデータを削除することにより、警報パケットを修正する(S222)。
すなわち、停電や装置故障など、警報情報の種別によっては、図5に示した「チャンネル情報」、「ステータス情報」、「縮約情報」、「詳細情報」などのデータが不要である場合がある。例えば、図5の警報パケットの例で、2番目の警報情報2の種別が、「装置故障」であった場合は、2番目の警報情報2から、チャンネル情報、ステータス情報、縮約情報、詳細情報などの全ての不要なデータが削られ、図6に示すような警報パケットに修正される。
警報情報統合処理部141はまた、発生時刻差分化処理として、生成した警報パケット中の各警報情報に含まれる警報発生時刻を、最初の警報発生時刻からの差分にすることにより、警報パケットを修正する(S223)。
[警報情報統合処理による効果]
以上のような図4に示す警報情報統合処理(S220)におけるパケット生成処理(S221)、種別判定・データ削減処理(S222)、および発生時刻差分化処理(S223)によれば、本来の通信目的である警報情報のデータ量と実際の通信量との差をさらに小さくすることができるため、複数の警報情報の送信に必要な通信量および通信時間をさらに削減できる。
以下には、警報情報統合処理(S220)におけるパケット生成処理(S221)、種別判定・データ削減処理(S222)、および発生時刻差分化処理(S223)により上記効果が得られる理由について順次説明する。
[パケット生成処理による効果]
上記のようなパケット生成処理(S221)により、サーバ30に予め登録された監視装置固有の認証番号をヘッダに含めた警報パケットを生成することによって、警報送信処理(S140)においては、装置固有の認証番号をヘッダに含めた警報パケットがサーバ30に送信される。この場合に、警報パケットを受信するサーバ30側では、通信開始時に、受信したヘッダ中の認証番号を登録された認証番号と照合することにより、その警報パケットの送信元の監視装置10を容易に識別することができる。
すなわち、複数の監視装置10からの警報情報を受け取るサーバ30では、どの監視装置からの警報情報であるかを認識する必要がある。これに対して、本実施形態とは異なり、例えば、通信用の固有な情報(IPアドレスなど)を用いる方法が存在しているが、この方法では、監視装置10のIPアドレスが変更になっただけでサーバ側の管理情報を変更しなければならず、また、動的なIPアドレス割り振りなどの場合には適用できない。
これに対して、本実施形態においては、前述したように、監視装置10に対して固有な認証番号を予め割り当てておき、予めサーバ30に登録しておくことにより、サーバ30側では、通信開始時に、この固有な認証番号を容易に知ることができる。このような認証番号の確認手続きは、例えば、電子メールの送信手続きで用いられるSMTPなどにおいて、通信開始時にユーザ名を確認する手続きに相当する。
以上のように、パケット生成処理(S221)により、監視装置に固有な認証番号を警報パケットのヘッダに含めることによって、警報情報の通信に先立って従来行っていた監視装置の認証のための往復通信自体を省略できる。したがって、その分だけ、本来の通信目的である警報情報のデータ量と実際の通信量との差をさらに小さくすることができ、また、通信回数もさらに削減できるため、複数の警報情報の送信に必要な通信量および通信時間をさらに削減できる。
また、従来の方法では、サーバ側から警報パケットの受信確認を送信元の監視装置に返却する際には、警報パケットに含まれる全ての警報情報を示すデータを受信確認内容として受信確認を設定することが必要である。これに対して、以上のように、監視装置側でのパケット生成処理(S221)により、警報パケットに固有の警報パケット番号をヘッダに含めることによって、サーバ側では、その警報パケット番号をそのまま受信確認内容としてよりデータ量の少ない受信確認を設定し、送信元の監視装置に返却するなどの運用を行うことが可能となる。したがって、この点からも、複数の警報情報の送信に必要な通信量および通信時間をさらに削減できる。
[種別判定・データ削減処理による効果]
上記のような種別判定・データ削減処理(S222)により、警報パケット中の警報情報の種別に応じて不要なデータがあればそれを削除して警報パケットを修正することによって、不要と判定したデータの量だけ、警報パケットのデータサイズをさらに削減できるため、複数の警報情報の送信に必要な通信量および通信時間をさらに削減できる。
[発生時刻差分化処理による効果]
上記のような発生時刻差分化処理(S223)により、警報パケット中の各警報情報に含まれる警報発生時刻を、最初の警報発生時刻からの差分にすることによって、個々の警報発生時刻を用いた場合に比べて、時刻のデータを縮小できるため、その分だけ、警報パケットのデータサイズを削減でき、複数の警報情報の送信に必要な通信量および通信時間をさらに削減できる。
例えば、通信障害時に、1番目の警報が、「2005年5月31日23時59分3秒」に発生し、2番目の警報が、「2005年6月1日0時0分45秒」に発生したとすると、時刻を差分にしない場合は、1番目の警報と2番目の警報発生時刻を表現するために、いずれも、「年月日時分秒」のデータが必要である。これに対して、2番目の警報発生時刻を1番目の警報発生時刻との時間(時)の差分にした場合には、2番目の警報発生時刻は、「時分秒」のみで表現することができ、「年月日」のデータの分だけ時刻データのデータサイズを削減でき、その分だけ、警報パケットのデータサイズをさらに削減できる。
[警報送信処理の手順]
図7は、監視装置10の警報送信処理部142による警報送信処理(S230)の手順とそれに対応するサーバ30による警報受信処理(S330)の手順の一例を示すフローチャートである。
この図7に示すように、監視装置10の警報送信処理部142は、警報送信処理(S230)においてまず、サーバ30への通信開始のために、サーバ30に対して接続要求を行う(S2301)。サーバ30は、警報受信処理(S330)において、監視装置10からの接続要求を受けた際に、接続可能な状態であれば(S3301のYES)、肯定確認応答(ACK)を返す(S3302)。これは、TCP/IPなどの場合における、SYN−ACK手順に相当する。
監視装置10の警報送信処理部142は、予め設定された時間内にサーバ30からの肯定確認応答(ACK)を受け取ると(S2302のYES)、サーバ30に対して警報パケットを送信する(S2303)。サーバ30は、監視装置10からの警報パケットを受け取ると(S3303のYES)、受け取ったことを確認する「受信確認」を監視端末10に返却する(S3304)。
監視装置10の警報送信処理部142は、警報パケットの送信または再送後、予め設定された時間内にサーバ30からの「受信確認」を受け取らず、通信障害発生と判定した場合(S2304のNO)には、送信完了していない今回の警報パケットについて、再送回数判定処理を行う(S2305)。
この再送回数判定処理(S2305)は、警報情報の緊急度や優先度に応じて予め設定された再送上限回数に亘って警報パケットの再送に失敗した時点で、その再送上限回数の対象となる警報情報のみを再送不要な警報情報と判定する処理である。警報送信処理部142は、この再送回数判定処理(S2305)において、当該警報パケット中に再送必要な警報情報があり、したがって、当該警報パケットが再送必要であると判定した場合(S2305のYES)には、当該警報パケットをサーバ30に再送する(S2303)。
警報送信処理部142は、再送回数判定処理(S2305)において、再送不要と判断した警報情報を、当該警報パケットおよび警報記憶部12から削除する。また、警報パケット中に含まれる全ての警報情報が再送不要である場合には、それら全ての警報情報を警報記憶部12から削除すると共に、警報パケット自体を破棄する(S2306)。
また、送信または再送された警報パケットに対して、予め設定された時間内にサーバ30からの「受信確認」を受け取り、今回の警報パケットの送信完了と判定した場合(S2304のYES)には、警報送信処理部142は、送信完了した今回の警報パケットに含まれる全ての警報情報を、警報記憶部12から削除する(S2306)。
このように、再送に失敗した警報パケット自体を破棄した場合、あるいは、送信完了した警報パケットの警報情報を、警報記憶部12から削除した場合(S2306)には、警報送信処理部142は、警報発生判定処理(S2307)を行う。
この警報発生判定処理(S2307)においては、新たな警報が発生しているか否かを判定する。すなわち、警報記憶部12に送信すべき(未送信の)警報情報が蓄積されているか否か、したがって、警報情報統合処理(S220)により新たな警報パケットが生成されているか否かを判定する。そして、警報記憶部12に送信すべき(未送信の)警報情報が蓄積されておらず、新たな警報パケットが生成されていない場合(S2307のNO)には、警報送信処理部142は、サーバ30に対して切断要求を行う(S2308)。
これに対して、送信完了した警報情報を、警報記憶部12から削除した時点で、新たな警報が発生した場合、すなわち、警報記憶部12に次に送信すべき(未送信の)警報情報が蓄積され、警報情報統合処理(S220)によりその新たな警報情報を含む新たな警報パケットが生成されている場合(S2307のYES)には、警報送信処理部142は、その新たな警報バケットをサーバ30に対して送信する(S2303)。
警報送信処理部142は、以上のような警報パケットの送信、送信完了判定、警報情報の削除、という一連の処理を、警報記憶部12に蓄積されている警報が空になり、新たな警報パケットが生成されなくなるまで繰り返した後、切断要求を送信して(S2308)、サーバ30からの肯定確認応答(ACK)を受け取ると(S2309のYES)、警報送信処理を完了する。サーバ30は、切断要求を受け取って(S3305のYES)肯定確認応答(ACK)を返すと(S3306)、警報受信処理(S330)を完了する。
図8〜図10は、以上のような警報送信処理(S230)により、警報パケットを送信する場合の、監視装置とサーバとの間の往復通信シーケンス例を示す図であり、図8は、通信障害の発生なしに複数の警報パケットを連続送信した場合、図9は、複数の警報パケットの送信中に通信障害を発生して警報パケットを再送した場合、図10は、警報パケットの再送を繰り返した場合、をそれぞれ示している。以下には、これらの図8〜図10を参照して、警報送信処理(S230)による効果について順次説明する。
[複数の警報パケットの連続送信による効果]
図8においては、サーバとの接続後に、通信障害の発生なしに、3つの警報情報1〜3を含む1番目の警報パケット#1、4つの警報情報4〜7を含む2番目の警報パケット#2、などの複数の警報パケットを、連続送信する様子を示している。
この図8に示すように、通信障害が発生しない場合には、接続要求から切断要求に至る、サーバとの1回の接続中に、受信確認が到着するまでの間に、新たな警報が発生していれば、複数の警報情報を含む単一の警報パケットのみを送信するだけでなく、複数の警報パケットを連続送信可能であるため、接続時と切断時に各1回の往復通信を行うだけで、より多くの警報情報を連続的に送信可能となる。したがって、本来の通信目的である警報情報のデータ量と実際の通信量との差をさらに小さくすることができるため、複数の警報情報の送信に必要な通信量および通信時間をさらに削減できる。
[通信障害発生時に再送する警報パケットの限定による効果]
図9においては、1番目の警報パケット#1から順に複数の警報パケットを連続送信している途中で、N番目の警報パケット#Nを送信している途中で、通信障害が発生した場合に、送信完了していない警報パケット#Nを再送する様子を示している。すなわち、この場合、送信完了した前回のN−1番目の警報パケット#N−1までは、受信確認を受け取っており、その警報情報は再警報記憶部12から削除されているため、再送不要と判定され、警報パケット#Nから再送を実施することになる。
比較のために言及すれば、図11に示したような従来技術による監視装置では、警報記憶部12に蓄積された警報情報を通信処理部13により送信するだけであり、通信障害時には、再送が実施されなかったり、実施された場合でも、1番目の警報パケット#1からサーバに再送信するなどの無駄な再送が行われることになる。
これに対して、本実施形態においては、以上のように、通信障害発生時に再送する警報パケットを限定することにより、再送する警報情報を、再送の必要警報情報のみに限定することができる。したがって、本来の通信目的である警報情報のデータ量と実際の通信量との差をさらに小さくすることができるため、複数の警報情報の送信に必要な通信量および通信時間をさらに削減できる。
[通信障害発生時の再送回数の限定による効果]
図10においては、4つの警報情報1〜4を含む警報パケット#1を送信している途中で、通信障害が発生することにより、複数回の再送を繰り返した後、緊急度や優先度の比較的低い警報情報2が、その緊急度や優先度に応じて設定された再送上限回数に達した場合に、その警報情報2を警報パケット#1および警報記憶部12から削除し、残りの3つの警報情報1,3,4のみを含む警報パケット#1を再送する様子を示している。
このような緊急度や優先度の比較的低い警報情報としては、例えば、定期通報が挙げられる。すなわち、監視装置10では、一般的に、監視装置自身の健全性と、通信網の健全性を確認するための定期通報をサーバ30へ通報することが行われる。この定期通報は、一定期間の間隔で通報される警報であり、1日間隔や、30日間隔などとして監視装置10に設定される。例えば、定期通報が通信障害で一定回数の再送信に失敗すると、警報パケットから定期通報のみ削除する。その後、通信が回復した時には、再送により、定期通報が削除された警報パケットがサーバへ通報される。
従来の方法では、定期通報の間隔が1日で、通信の回復が定期通報発生時刻の直前であった場合には、同じ内容の定期通報がほぼ2通同時にサーバへ通報されることになり、あまり意味を持たず、無駄な通信データとなる。
これに対して、本実施形態においては、以上のように、通信障害発生時に、警報情報の緊急度や優先度に応じて再送回数を限定し、不要と判定した警報情報を警報パケットから削除することができる。したがって、本来の通信目的である警報情報のデータ量と実際の通信量との差をさらに小さくすることができるため、複数の警報情報の送信に必要な通信量および通信時間をさらに削減できる。
[他の実施形態]
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で他にも多種多様な変形例が実施可能である。まず、図面に示したシステム構成やフローチャートは、一例にすぎず、具体的な機能構成、動作手順や各処理の詳細、使用するデータの具体的な構成等は適宜選択可能である。
例えば、前記実施形態においては、統合型警報パケット処理部を、警報情報統合処理部、警報送信処理部から構成し、警報情報統合処理と警報送信処理をそれぞれ行わせる場合について説明したが、この構成および処理手順は一例にすぎず、具体的な構成および処理手順は適宜変更可能である。
また、前記実施形態においては、本発明の手法を、コンピュータのハードウェアとプログラムによりシステムおよび方法として実現する場合について説明したが、本発明の手法は、商品価格設定支援用として特化されたコンピュータプログラムのみの形態でも実現可能である。
すなわち、本発明は、監視装置で複数の警報情報を統合して単一の警報パケットを生成し、サーバに送信するものである限り、その具体的な実施形態は自由に選択可能である。
本発明を適用した典型的な実施形態に係る監視システムの構成例を示すブロック図。 図1に示す監視システムにおける監視装置の基本的な処理手順を示すフローチャート。 図2に示す警報情報統合処理により生成される警報パケットの構成の概略を示すデータ構成図。 図2に示す警報情報統合処理の手順の一例を示すフローチャート。 図4に示すパケット生成処理により生成される警報パケットの構成の一例を示すデータ構成図。 図5に示す警報パケットを図4に示す種別判定・データ削減処理により修正した場合における警報パケットの構成の一例を示すデータ構成図。 図2に示す監視装置による警報送信処理の手順とそれに対応するサーバによる警報受信処理の手順の一例を示すフローチャート。 図7に示す警報送信処理により警報パケットを送信する場合の、監視装置とサーバとの間の往復通信シーケンス例を示す図。 図7に示す警報送信処理により警報パケットを送信する場合の、監視装置とサーバとの間の往復通信シーケンス例を示す図。 図7に示す警報送信処理により警報パケットを送信する場合の、監視装置とサーバとの間の往復通信シーケンス例を示す図。 従来の監視システムの構成例を示すブロック図。
符号の説明
10…監視装置
11…警報検出部
12…警報記憶部
13…通信処理部
14…統合型警報パケット処理部
141…警報情報統合処理部
142…警報送信処理部
20…通信ネットワーク
30…サーバ

Claims (10)

  1. 設備または機器の状態を示すデータを取り込み、当該データが警報状態である場合に警報を検出する警報検出手段と、検出された警報を表す警報情報を保存・蓄積する警報記憶手段と、当該警報記憶手段に蓄積されている警報情報をネットワーク経由でサーバに送信する通信手段を備えた監視装置において、
    蓄積されている複数の警報情報を統合して、ヘッダの後部に当該複数の警報情報を順次連結してなる単一の警報パケットを生成し、当該警報パケットを前記通信手段により送信させる統合型警報パケット処理手段
    を備えることを特徴とする監視装置。
  2. 前記統合型警報パケット処理手段は、
    警報パケットを前記通信手段により前記サーバに送信させ、予め設定された時間内における当該サーバからの当該警報パケットの受信確認の有無に応じて送信完了か否かを判定し、送信に失敗した場合には当該警報パケットを前記通信手段により再送させる警報送信処理手段を備え、
    前記警報送信処理手段は、
    警報パケットが送信完了と判定した場合には、当該警報パケットに含まれる複数の警報情報を前記警報記憶手段から削除し、
    複数の警報パケットを連続的に送信している途中に通信障害が発生した場合には、当該複数の警報パケットについて、各警報パケットに含まれる複数の警報情報を前記警報記憶手段から削除したか否かを判定し、警報情報を削除していない警報パケットのみを、前記通信手段により再送させるように構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
  3. 前記警報送信処理手段は、
    警報情報の優先度に応じて予め設定された再送上限回数に亘って警報パケットの再送に失敗した時点で、当該再送上限回数の対象となる警報情報のみを当該警報パケットおよび前記警報記憶手段から削除するように構成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の監視装置。
  4. 前記統合型警報パケット処理手段は、
    当該監視装置に予め割り当てられ、前記サーバに予め登録された当該監視装置固有の認証番号を、警報パケットのヘッダに含めるように構成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の監視装置。
  5. 前記統合型警報パケット処理手段は、
    各警報情報の種別に応じて当該警報情報中の各データの必要性を判定し、必要なデータのみを用いて警報パケットを生成するかまたは生成した警報パケット中から不要なデータを削除するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の監視装置。
  6. 前記統合型警報パケット処理手段は、
    複数の警報情報を統合する際に、各警報情報に含まれる警報発生時刻を、最初の警報発生時刻からの差分にするように構成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の監視装置。
  7. 警報パケットのヘッダは、先頭識別子、当該警報パケットに固有の警報パケット番号、警報パケット内の警報情報の総数を含み、
    警報パケットの各警報情報は、警報発生時刻、警報情報の種別、警報のデータバイト数を含む
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の監視装置。
  8. 設備または機器の状態を示すデータを取り込み、当該データから警報を検出した場合に当該警報を表す警報情報を保存・蓄積して、蓄積した警報情報を送信する監視装置と、監視装置から送信された警報情報をネットワーク経由で受信するサーバとを備えた監視システムにおいて、
    前記監視装置は、請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の監視装置である
    ことを特徴とする監視システム。
  9. 設備または機器の状態を示すデータを取り込み、当該データが警報状態である場合に警報を検出する警報検出手段と、検出された警報を表す警報情報を保存・蓄積する警報記憶手段と、当該警報記憶手段に蓄積されている警報情報をネットワーク経由でサーバに送信する通信手段を備えた監視装置の通信データ処理方法において、
    前記監視装置に統合型警報パケット処理手段を設け、当該統合型警報パケット処理手段により、蓄積されている複数の警報情報を統合して、ヘッダの後部に当該複数の警報情報を順次連結してなる単一の警報パケットを生成し、当該警報パケットを前記通信手段により送信させる
    ことを特徴とする監視装置の通信データ処理方法。
  10. 設備または機器の状態を示すデータを取り込み、当該データが警報状態である場合に警報を検出する警報検出手段と、検出された警報を表す警報情報を保存・蓄積する警報記憶手段と、当該警報記憶手段に蓄積されている警報情報をネットワーク経由でサーバに送信する通信手段を備えた監視装置の通信データ処理プログラムにおいて、
    前記監視装置を構成するコンピュータに、
    蓄積されている複数の警報情報を統合して、ヘッダの後部に当該複数の警報情報を順次連結してなる単一の警報パケットを生成し、当該警報パケットを前記通信手段により送信させる機能
    を実現させることを特徴とする監視装置の通信データ処理プログラム。
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