JP2007013403A - 時間差測定方法および同期化方法および測定方法、ならびに、時間差測定装置および同期化装置および測定装置 - Google Patents

時間差測定方法および同期化方法および測定方法、ならびに、時間差測定装置および同期化装置および測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】極座標変調信号と同期化する。
【解決手段】
変調信号である被測定信号を振幅復調し前記被測定信号の振幅成分である振幅復調信号を生成し、前記被測定信号を位相復調し前記被測定信号の位相成分である位相復調信号を生成し、前記被測定信号に対応し互いに同期化した基準振幅信号および基準位相信号を生成し、前記振幅復調信号と前記基準振幅信号とを相関させ、前記位相復調信号と前記基準位相信号とを相関させ、前記相関結果に基づいて、前記振幅復調信号と前記位相復調信号との時間差を得て、前記時間差に基づいて前記振幅復調信号および前記位相復調信号の少なくとも一方の時間位置を個別に調整し、時間位置が調整された前記振幅復調信号および前記位相復調信号に基づいて、前記被測定信号の特性、または、前記被測定信号を出力する被測定物の特性を測定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の方式により変調された信号と同期化するための技術に関する。
移動体通信システム、例えば、2.5Gおよび3Gの移動体通信システムにおいて、受信器と送信器とを同期化するために、同期化用の信号が送信器から受信器に送られる。この同期化用の信号は、同期化シーケンス、トレーニング・シーケンス・コードなどと称されることもある。同期化用信号は、受信器において、同期化のために時間的な位置が調べられる(例えば、特許文献1を参照)。なお、同期化とは、ある信号と他のある信号との時間位置関係を調べること、言い換えれば、ある信号と他のある信号を時間位置関係が既知の状態にすること。または、同期化は、ある信号と他のある信号の時間位置関係を所定の関係にすることをいう。
近年、移動体通信システムにおいて、極座標変調方式が採用される傾向にある。極座標変調方式は、信号空間上における信号点を、振幅成分rと偏角成分θで表現する方式である(例えば、特許文献2を参照。)。なお、振幅成分は、振幅信号、絶対値成分または絶対値信号とも称する。また、偏角成分は、偏角信号、位相成分または位相信号とも称する。さらに、本明細書では、振幅成分と偏角成分を総じて、極座標成分または極座標信号と称する。この極座標変調方式は、信号増幅器の電力効率を高めることができる。ここで、図1を参照する。図1は、極座標変調方式の概念を示すブロック図である。極座標信号発生器110は、ディジタルデータから振幅成分rおよび位相成分θを生成する。搬送波信号源120から出力される信号は、位相変調器130において、位相成分θにより位相変調が施される。位相変調された信号は、極座標アンプ140において、さらに、振幅成分rにより振幅変調が施される。このように極座標変調方式により生成された信号を、極座標変調信号と称する。なお、極座標アンプ140において、可変利得飽和増幅器143が、位相変調器130の出力信号を振幅成分rで振幅変調する。フィルタ141およびフィルタ142は、関連する信号を最適化するものである。
特開2002−27003号公報 特開2004−356835号公報
この極座標変調方式により生成された信号は、振幅変調成分と位相変調成分との間に時間的なずれを持つ場合がある。その時間的なずれは、幾つかの問題を引き起こす。例えば、変調信号を測定する装置において、極座標変調信号と同期化することができない場合がある。また、変調信号を測定する装置が極座標変調信号と同期化できたとしても、時間的なずれが測定結果に誤差を生じさせてしまう。
そこで、本発明は、成分間に時間的ズレを有する変調信号と同期化するための方法または装置を提供することを目的とする。また、本発明は、変調信号における成分間の時間的ズレを測定する方法または装置を提供することを目的とする。さらに、本発明は、変調信号における成分間の時間的ズレによる誤差を従来に比べて低減した測定方法または測定装置を提供することを目的とする。
本第一の発明は、測定方法であって、変調信号である被測定信号から前記被測定信号の各成分を生成し、前記各成分を時間位置を揃えて出力する第一のステップと、前記各成分に基づいて、前記被測定信号の特性、または、前記被測定信号を出力する被測定物の特性を測定する第二のステップとを含むことを特徴とするものである。
本第二の発明は、本第一の発明において、前記第一のステップが、同一情報に対応する部分の時間位置を揃えて、前記各成分を出力する第三のステップを含むことを特徴とするものである。
本第三の発明は、本第一の発明または本第二の発明において、前記第一のステップが、前記被測定信号を2以上のN個の復調方式のそれぞれで復調することによりN個の前記成分を得る第四のステップを含むことを特徴とするものである。
本第四の発明は、本第一の発明または本第二の発明において、前記各成分が、前記被測定信号の振幅成分および前記被測定信号の位相成分であることを特徴とするものである。
本第五の発明は、本第一乃至本第四のいずれかの発明において、変調信号である被測定信号を振幅復調し、前記被測定信号の振幅成分である振幅復調信号を生成する第六のステップと、前記被測定信号を位相復調し、前記被測定信号の位相成分である位相復調信号を生成する第七のステップと、前記被測定信号に対応し、互いに同期化した基準振幅信号および基準位相信号を生成する第八のステップと、前記振幅復調信号と前記基準振幅信号とを相関させる第九のステップと、前記位相復調信号と前記基準位相信号とを相関させる第十のステップと、前記第九および第十のステップにおける相関結果に基づいて、前記振幅復調信号と前記位相復調信号との時間差を得る第十一のステップと、前記時間差に基づいて、前記振幅復調信号および前記位相復調信号の少なくとも一方の時間位置を個別に調整する第十二のステップとを含み、前記第二のステップが、時間位置が調整された前記振幅復調信号および前記位相復調信号に基づいて、前記被測定信号の特性、または、前記被測定信号を出力する被測定物の特性を測定することを特徴とするものである。
本第六の発明は、時間差測定方法であって、入力信号を振幅復調し、前記入力信号の振幅成分である振幅復調信号を生成するステップと、前記入力信号を位相復調し、前記入力信号の位相成分である位相復調信号を生成するステップと、前記入力信号に対応し、互いに同期化した基準振幅信号および基準位相信号を生成するステップと、前記振幅復調信号と前記基準振幅信号とを相関させるステップと、前記位相復調信号と前記基準位相信号とを相関させるステップとを含み、前記第一および第二の相関器における相関結果に基づいて、前記振幅復調信号と前記位相復調信号との時間差を測定することを特徴とするものである。
本第七の発明は、時間差測定方法であって、入力信号を振幅復調し、前記入力信号の振幅成分である振幅復調信号を生成するステップと、前記入力信号を位相復調し、前記入力信号の周波数成分である周波数復調信号を生成するステップと、前記入力信号に対応し、互いに同期化した基準振幅信号および基準周波数信号を生成するステップと、前記振幅復調信号と前記基準振幅信号とを相関させるステップと、前記周波数復調信号と前記基準周波数信号とを相関させるステップとを含み、前記第一および第二の相関器における相関結果に基づいて、前記振幅復調信号と前記位相復調信号との時間差を測定することを特徴とするものである。
本第八の発明は、入力信号と同期化する方法であって、入力信号を振幅復調し、前記入力信号の振幅成分である振幅復調信号を生成するステップと、前記入力信号を位相復調し、前記入力信号の位相成分である位相復調信号を生成するステップと、前記入力信号に対応し、互いに同期化した基準振幅信号および基準位相信号を生成するステップと、前記振幅復調信号と前記基準振幅信号とを相関させるステップと、前記位相復調信号と前記基準位相信号とを相関させるステップと、前記第一および第二の相関器における相関結果に基づいて、前記振幅復調信号と前記位相復調信号との時間差を得るステップと、前記時間差に基づいて、前記振幅復調信号および前記位相復調信号の少なくとも一方の時間位置を個別に調整するステップとを含むことを特徴とするものである。
本第九の発明は、本第八の発明において、前記調整ステップが、前記振幅復調信号および前記位相復調信号の時間位置が揃うように、前記振幅復調信号および前記位相復調信号の少なくとも一方の時間位置を個別に調整することを特徴とするものである。
本第十の発明は、入力信号と同期化する方法であって、互いに異なる2以上のN個の復調方式で前記入力信号を復調し、N個の復調信号を得る復調器と、前記復調信号のそれぞれと前記入力信号とに応じたN個の基準信号を生成する信号発生器と、前記復調された信号と、対応する前記基準信号とを相関させ、N個の相関結果を得る相関器と、前記N個の相関結果に基づき、前記N個の復調信号の時間位置を揃える時間位置調整器とを含むことを特徴とするものである。
本第十一の発明は、測定装置であって、変調信号である被測定信号から前記被測定信号の各成分を、前記各成分を時間位置を揃えて出力する同期化部と、前記各成分に基づいて、前記被測定信号の特性、または、前記被測定信号を出力する被測定物の特性を測定する測定部とを備えることを特徴とするものである。
本第十二の発明は、本第十の発明において、前記同期化部が、同一情報に対応する部分の時間位置を揃えて、前記各成分を出力することを特徴とするものである。
本第十三の発明は、本第十一の発明または本第十二の発明において、前記同期化部が、前記被測定信号を2以上のN個の復調方式のそれぞれで復調することによりN個の前記成分を得ることを特徴とするものである。
本第十四の発明は、本第十一の発明または本第十二の発明において、前記同期化部が、前記被測定信号の振幅成分および前記被測定信号の位相成分を生成し、前記振幅成分に含まれる情報と前記位相成分に含まれる情報の時間位置が揃うように、前記振幅成分と前記位相成分を出力することを特徴とするものである。
本第十五の発明は、本第十一乃至本第十四のいずれかの発明において、前記同期化部が、前記被測定信号を振幅復調し、前記被測定信号の振幅成分である振幅復調信号を生成する振幅復調器と、前記被測定信号を位相復調し、前記被測定信号の位相成分である位相復調信号を生成する位相復調器と、前記被測定信号に対応し、互いに同期化した基準振幅信号および基準位相信号を生成する信号発生器と、前記振幅復調信号と前記基準振幅信号とを相関させる第一の相関器と、前記位相復調信号と前記基準位相信号とを相関させる第二の相関器と、前記第一および第二の相関器における相関結果に基づいて、前記振幅復調信号と前記位相復調信号との時間差を得る測定器と、前記時間差に基づいて、前記振幅復調信号および前記位相復調信号の少なくとも一方の時間位置を個別に調整する時間位置調整器とを具備し、前記測定部が、時間位置が調整された前記振幅復調信号および前記位相復調信号に基づいて、前記被測定信号の特性、または、前記被測定信号を出力する被測定物の特性を測定することを特徴とするものである。
本第十六の発明は、時間差測定装置であって、入力信号を振幅復調し、前記入力信号の振幅成分である振幅復調信号を生成する振幅復調器と、前記入力信号を位相復調し、前記入力信号の位相成分である位相復調信号を生成する位相復調器と、前記入力信号に対応し、互いに同期化した基準振幅信号および基準位相信号を生成する信号発生器と、前記振幅復調信号と前記基準振幅信号とを相関させる第一の相関器と、前記位相復調信号と前記基準位相信号とを相関させる第二の相関器とを備え、前記第一および第二の相関器における相関結果に基づいて、前記振幅復調信号と前記位相復調信号との時間差を測定することを特徴とするものである。
本第十七の発明は、時間差測定装置であって、入力信号を振幅復調し、前記入力信号の振幅成分である振幅復調信号を生成する振幅復調器と、前記入力信号を位相復調し、前記入力信号の周波数成分である周波数復調信号を生成する位相復調器と、前記入力信号に対応し、互いに同期化した基準振幅信号および基準周波数信号を生成する信号発生器と、前記振幅復調信号と前記基準振幅信号とを相関させる第一の相関器と、前記周波数復調信号と前記基準周波数信号とを相関させる第二の相関器とを備え、前記第一および第二の相関器における相関結果に基づいて、前記振幅復調信号と前記位相復調信号との時間差を測定することを特徴とするものである。
本第十八の発明は、同期化装置であって、入力信号を振幅復調し、前記入力信号の振幅成分である振幅復調信号を生成する振幅復調器と、前記入力信号を位相復調し、前記入力信号の位相成分である位相復調信号を生成する位相復調器と、前記入力信号に対応し、互いに同期化した基準振幅信号および基準位相信号を生成する信号発生器と、前記振幅復調信号と前記基準振幅信号とを相関させる第一の相関器と、前記位相復調信号と前記基準位相信号とを相関させる第二の相関器と、前記第一および第二の相関器における相関結果に基づいて、前記振幅復調信号と前記位相復調信号との時間差を得る測定器と、前記時間差に基づいて、前記振幅復調信号および前記位相復調信号の少なくとも一方の時間位置を個別に調整する時間位置調整器とを備えることを特徴とするものである。
本第十九の発明は、本第十八の発明において、前記時間位置調整器が、前記振幅復調信号および前記位相復調信号の時間位置が揃うように、前記振幅復調信号および前記位相復調信号の少なくとも一方の時間位置を個別に調整することを特徴とするものである。
本第二十の発明は、同期化装置であって、互いに異なる2以上のN個の復調方式で入力信号を復調し、N個の復調信号を得る復調器と、前記復調信号のそれぞれと前記入力信号とに応じたN個の基準信号を生成する信号発生器と、前記復調された信号と、対応する前記基準信号とを相関させ、N個の相関結果を得る相関器と、前記N個の相関結果に基づき、前記N個の復調信号の時間位置を揃える時間位置調整器とを備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、成分間に時間的ズレを有する変調信号と同期化することが容易になる。例えば、振幅変調成分と位相変調成分との間に時間的なずれを有する極座標変調信号と同期化することが容易になる。また、変調信号における成分間の時間的ズレを測定することができる。
本発明の実施の形態を、添付の図面を参照しながら、以下に説明する。本発明の第一の実施形態は、変調信号を測定する電子測定装置200である。ここで、図2を参照する。図2は、電子測定装置200の内部構成を示すブロック図である。電子測定装置200は、アナログ・ディジタル変換器210と、プロセッサ300とを備える。アナログ・ディジタル変換器は、以下、ADCと称する。ADC210は、被測定信号Sをアナログ・ディジタル変換し、変換結果をプロセッサ300へ出力する装置である。プロセッサ300は、CPU、MPU、RISCまたはDSPなどのような数値演算能力を有するプロセッサである。なお、プロセッサ300は、CPUなどと同じように機能するものであればFPGAやASICなどであっても良い。プロセッサ300は、図示しないプログラムを実行することにより、信号発生器310、振幅/位相分解器320、振幅/位相分解器330、相関器340、相関器350、時間差測定器360、時間位置調整器370および測定部380として機能する。特に、信号発生器310、振幅/位相分解器320、振幅/位相分解器330、相関器340、相関器350、時間差測定器360および時間位置調整器370が、同期化処理を行う部分である。
信号発生器310は、基準信号Sを発生する装置である。基準信号Sは、被測定信号Sの変調方式と等価な変調方式により生成される信号である。例えば、被測定信号Sが極座標変調方式より生成される場合、基準信号Sは極座標変調方式や直交変調方式などにより生成される。また、被測定信号Sおよび基準信号Sは、同期化用信号を含む信号であって、例えば、EDGE信号やGSM信号などである。本実施形態では、EDGE信号が被測定信号Sとして入力されるものとする。ここで、図3を参照する。EDGE信号はバースト単位で送受され、1つのバーストは147シンボルで構成される。147シンボルのうち一連の26シンボル(78ビット)が同期のために割り当てられている。同期用の情報として、8種類の固定パターン(TSC〜TSC)が規定されている。本実施形態では、被測定信号SがTSCを含んで送信されるものとする。なお、TSCのビットパターンは、16進表現で「3F3F9E49FFF3FF3F9E49」である。一方、基準信号Sは、被測定信号Sと同じ種類の同期用シンボルパターンTSCを含む。これにより、基準信号Sは、同期用シンボル部分において、被測定信号Sに対応する。なお、基準信号Sは、特開2004−361170号公報に記載されているように、被測定信号Sを復調し、必要であれば復調結果に誤り訂正を施し、さらに復調結果を変調することにより生成することもできる。
振幅/位相分解器320および振幅/位相分解器330は、入力される信号を振幅成分と位相成分とに分解する装置である。振幅/位相分解器320は、振幅/位相分解のために、振幅復調器321と位相復調器322を備える。振幅復調器321は、振幅/位相分解器320に入力される被測定信号Sを振幅復調することにより、被測定信号Sの振幅成分である振幅復調信号STrを生成し、振幅復調信号STrを出力する装置である。位相復調器322は、被測定信号Sを位相復調することにより、被測定信号Sの位相成分である位相復調信号STθを生成し、位相復調信号STθを出力する装置である。振幅/位相分解器330は、振幅/位相分解のために、振幅復調器331と位相復調器332を備える。振幅復調器331は、振幅/位相分解器330に入力される基準信号Sを振幅復調することにより、基準信号Sの振幅成分である基準振幅信号SRrを生成し、基準振幅信号SRrを出力する装置である。位相復調器332は、基準信号Sを位相復調することにより、基準信号Sの位相成分である基準位相信号SRθを生成し、基準位相信号SRθを出力する装置である。なお、振幅復調器321および振幅復調器331は、同じ復調方式である。また、位相復調器322および位相復調器332は、同じ復調方式である。相関器340および相関器350は、入力される2つの信号を相関させ、相関結果を出力する装置である。時間差測定器360は、相関器340の出力信号と相関器350の出力信号との時間的な位置関係を測定し、測定結果を出力する装置である。時間位置調整器370は、時間差測定器360の出力信号に基づいて、振幅復調器321から出力される信号の時間位置と位相復調器322から出力される信号の時間位置を揃える装置である。時間位置調整器370の出力信号である同期化振幅信号rおよび同期化位相信号θは、測定部380に入力される。測定部380は、同期化振幅信号rおよび同期化位相信号θに基づいて、被測定信号Sの特性、または、被測定信号Sを出力する図示しない被測定物の特性を測定する。
上記のように構成される電子測定装置200において、被測定信号Sとの同期化は以下のように行われる。振幅/位相分解器330により、基準信号Sから、基準振幅信号SRrと基準位相信号SRθが生成される。参考のために、TSCに対応する部分における基準振幅信号SRrの波形を図4Aに、TSCに対応する部分における基準位相信号SRθの波形を図4Bに、それぞれ示す。図4Aおよび図4Bにおいて、縦軸は信号振幅を表し、横軸は時間を表す。振幅復調信号STrと位相復調信号STθは、理想的に生成され、時間位置が揃っている。一方、振幅/位相分解器320により、被測定信号Sから、振幅復調信号STrと位相復調信号STθが生成される。振幅復調信号STrと位相復調信号STθは、信号劣化の度合いにもよるが、同期用シンボルに対応する部分において、おおむね図4Aおよび図4Bに類似した波形を有する。
再び、図2を参照する。振幅復調信号STrおよび対応する基準振幅信号SRrは、相関器340で相関される。相関器340の出力Δtは、振幅復調信号STrと基準振幅信号SRrの時間的な位置関係を示す。また、位相復調信号STθおよび対応する基準位相信号SRθは、相関器350で相関される。相関器350の出力Δtθは、位相復調信号STθと基準位相信号SRθの時間的な位置関係を示す。相関器340および相関器350のそれぞれにおいて、入力される2信号の相関度が最も高いとき、出力信号に正または負のピークが現れる。時間差測定器360は、信号Δtのピークと信号Δtθのピークとを比較し、ピーク間の時間差を測定し、測定結果を時間差信号Δtとして出力する。時間位置調整器370は、時間差信号Δtに基づいて、振幅復調信号STrおよび位相復調信号STθの少なくとも一方を個別に時間的に前にまたは後ろにずらし、振幅復調信号STrと位相復調信号STθの時間位置を揃える。その結果、TSCに対応する部分の時間位置が揃った振幅成分STrおよび位相成分STθである、同期化振幅信号rおよび同期化位相信号θが出力される。同期化振幅信号rおよび同期化位相信号θは、もちろん、全体としても時間位置が揃っている。このように、極座標変調信号である被測定信号Sから、時間位置が揃った、被測定信号Sの振幅成分STrおよび被測定信号Sの位相成分STθを生成することにより、測定部380での(測定部380への)被測定信号に対する同期化が容易になり、また、振幅成分STrと位相成分STθとの時間的ズレに起因して測定結果に生じる誤差を低減することができる。
ところで、電子測定装置200は、上記の同期化において、時間差信号Δtを得る。この時間差信号Δtは、図1に示す極座標アンプ140の調整、すなわち、極座標変調過程において生じる振幅変調成分と位相変調成分との間に時間的なずれをゼロする調整に有益である。
本第一の実施形態において、基準信号(SRr,SRθ)は、少なくとも互いに同期化し、理想的には時間位置が揃い、復調信号(STr,STθ)に対応するものであれば良い。従って、極座標変調信号である基準信号Sからでなく、基準信号Sの基となるデータDから基準信号(SRr,SRθ)を生成しても良い。そこで、データDから基準信号(SRr,SRθ)を生成するようにした第二の実施形態について以下に説明する。
本発明の第二の実施形態は、変調信号を測定する電子測定装置400である。ここで、図5を参照する。図5は、電子測定装置400の内部構成を示すブロック図である。図5において、図2と同一の要素については、同一の参照符号を付して、詳細説明を省略する。電子測定装置400は、ADC210と、プロセッサ500とを備える。ADC210は、被測定信号Sをアナログ・ディジタル変換し、変換結果をプロセッサ500へ出力する装置である。プロセッサ500は、CPU、MPU、RISCまたはDSPなどのような数値演算能力を有するプロセッサである。なお、プロセッサ500は、CPUなどと同じように機能するものであればFPGAやASICなどであっても良い。プロセッサ500は、図示しないプログラムを実行することにより、データ発生器510、振幅/位相分解器320、極座標信号発生器530、相関器340、相関器350、時間差測定器360、時間位置調整器370および測定部380として機能する。特に、データ発生器510、振幅/位相分解器320、極座標信号発生器530、相関器340、相関器350、時間差測定器360および時間位置調整器370が、同期化処理を行う部分である。
データ発生器510は、基準データDを生成する装置である。基準データDは、同期用パターンTSCを含む。極座標信号発生器530は、基準データDが入力される。極座標信号発生器530は、基準データDに対応するシンボルの信号空間上の座標値を極座標形式で表す信号(r,θ)を生成する装置である。例えば、あるシンボルの座標が(I,Q)であるとき、極座標信号発生器530は、基準振幅信号r=√(I+Q)と基準位相信号θ=tan−1(Q/I)を出力する。これら基準振幅信号rおよび基準位相信号θは、時間的な位置が揃っている。そして、基準振幅信号rは、基準振幅信号SRrの代わりに相関器340に印加される。また、基準位相信号θは、基準位相信号SRθの代わりに相関器350に印加される。基準振幅信号rは、基準振幅信号SRrと同じである。また、基準位相信号θは、基準位相信号SRθと同じである。
上記のように構成される電子測定装置400において、被測定信号Sとの同期化は以下のように行われる。振幅復調信号STrおよび対応する基準振幅信号rは、相関器340で相関される。相関器340の出力Δtは、振幅復調信号STrと基準振幅信号rの時間的な位置関係を示す。また、位相復調信号STθおよび対応する基準位相信号θは、相関器350で相関される。相関器350の出力Δtθは、位相復調信号STθと基準位相信号θの時間的な位置関係を示す。相関器340および相関器350のそれぞれにおいて、入力される2信号の相関度が最も高いとき、出力信号に正または負のピークが現れる。時間差測定器360は、信号Δtのピークと信号Δtθのピークとを比較し、ピーク間の時間差を測定し、測定結果として時間差信号Δtとして出力する。時間位置調整器370は、時間差信号Δtに基づいて、振幅復調信号STrおよび位相復調信号STθの少なくとも一方を個別に、時間的に前にまたは後ろにずらし、振幅復調信号STrと位相復調信号STθの時間位置を揃える。その結果、TSCに対応する部分の時間位置が揃った振幅復調信号STrおよび位相復調信号STθである、同期化振幅信号rおよび同期化位相信号θが出力される。同期化振幅信号rおよび同期化位相信号θは、もちろん、全体としても時間位置が揃っている。このように、極座標変調信号である被測定信号Sから、時間位置が揃った被測定信号Sの振幅成分STrおよび被測定信号Sの位相成分STθを生成することにより、測定部380での(測定部380への)被測定信号に対する同期化が容易になり、また、振幅成分STrと位相成分STθとの時間的ズレに起因して測定結果に生じる誤差を抑制することができる。
ところで、第一および第二の実施形態において、同期化振幅信号rと同期化位相信号θを他の信号形式に変換することができる。例えば、測定部380は、同期化振幅信号rと同期化位相信号θから極座標変調信号を得るために、極座標変調器610を内部に備えるか入力前段に付加することができる。また、測定部380は、同期化振幅信号rと同期化位相信号θから直交信号(I,Q)を得るために、極座標/直交座標変換器620を内部に備えるか入力前段に付加することができる。極座標変調器610や極座標/直交座標変換器620は、例えば、次のような構成を有する。ここで、図6を参照する。極座標変調器610は、信号源611と、位相変調器612と、振幅変調器613とを備える。信号源611から出力される信号が、位相変調器612において同期化位相信号θにより位相変調が施され、さらに振幅変調器613において同期化振幅信号rにより振幅変調が施されることにより、極座標変調信号Sが生成される。なお、信号源611から出力される信号の周波数は、0Hz以上である。信号源611の出力信号周波数を0Hzにした場合、出力信号の周波数を低く抑えられるので、後に続く処理が容易になる。次に、図7を参照する。極座標/直交座標変換器620は、入力される同期化振幅信号rおよび同期化位相信号θから、I=r・cos(θ)、および、Q=r・sin(θ)に基づき、同相信号Iと直交信号Qを生成する。上記の変換により、従来の測定装置が流用できるなどの利点が生まれる。
また、第一および第二の実施形態において、時間差を得るために振幅成分および位相成分のそれぞれについて相関させるようにしているが、振幅成分および周波数成分のそれぞれについて相関させても良い。位相変調と周波数変調は、ともに角度変調とも称され、相互に変換できる性質を有するからである。例えば、図2において、位相復調器322および位相復調器332を周波数復調器に変更することができる。また、図5において、位相復調器322を周波数復調器に変更し、極座標信号発生器530と相関器350との間に微分器を挿入するようにしても良い。これらの変更の結果、被測定信号Sを周波数復調することにより周波数復調信号STf(不図示)が得られ、基準信号Sを周波数復調することにより基準周波数信号SRf(不図示)が得られる。もしくは、極座標信号発生器530の出力を微分することにより基準周波数信号f(=SRf)が得られる。そして、位相成分に関する相関の代わりに、周波数復調信号STfと基準周波数信号SRfまたはfとを相関させる。最後に、振幅成分に関する相関結果のピークの時間位置と周波数成分に関する相関結果のピークの時間位置とを比較すると、時間差信号Δtが得られる。ここで得られた時間差信号Δtは、振幅復調信号STrと位相復調信号STθとの時間位置調整に用いることができる。ただし、この場合、被測定信号Sから位相復調信号STθを別途生成するか、上記の周波数復調信号SRfまたはfから位相復調信号STθを生成する必要がある。
第一の実施形態に関し、図2において、基準振幅信号SRrと基準位相信号SRθは、時間位置が揃っているが、互いに同期化していれば、すなわち、互いの時間位置関係が明らかであれば、基準振幅信号SRrと基準位相信号SRθは時間的な位置が揃っていなくとも良い。ただし、その場合、基準振幅信号SRrと基準位相信号SRθとの時間的ズレは、時間差信号Δtを生成する時に加減算されるか、もしくは、時間位置調整器370において時間差信号Δtに加減算されか、測定部380に与えられる。この場合、測定部380において、基準振幅信号SRrと基準位相信号SRθとの時間的ズレを考慮した測定がなされる。この事は、第二の実施形態に関し、図5における基準振幅信号rおよび基準位相信号θについても同様である。基準振幅信号rと基準位相信号θは、時間位置が揃っているが、互いに同期化、すなわち、互いの時間位置関係が明らかであれば、基準振幅信号rと基準位相信号θは時間的な位置が揃っていなくとも良い。
さらに、本発明は、次のように拡張する事ができる。その拡張例を、第三の実施形態として以下に説明する。ここで、図8を参照する。図8は、変調信号発生装置800と電子測定装置900を示す図である。電子測定装置900は、変調信号発生装置800が発生する信号と同期化する。変調信号発生装置800は、搬送波を生成する信号源810と、n個の信号源(820−1〜n)と、n個の変調器(830−1〜n)とを備える。信号源(820−1〜n)は、関連する変調方式(F〜F)と送信情報dとに基づき、信号S(F〜F、d)を発生する装置である。送信情報dは時間位置の基準となる情報を含んでおり、信号源(820−1〜n)が生成する信号も互いに時間的な位置関係が分かるような情報を含んでいる。変調器(830−1〜n)は、互いに干渉しない変調方式が採用される。ここで、「互いに干渉しない」とは、例えば、変調器(830−1)で搬送波に乗せられた信号が他の変調器(830−2)の影響を受けることなく、また、変調器(830−1)の変調方式と対になる復調方式により、信号S(F、d)に相当する信号のみを復調することができる関係をいう。信号源810の出力信号mは、変調器(830−1〜n)により順次変調されて、電子測定装置900へ送られる。なお、m、m、・・・、mn−1は、それぞれ、変調器830−1、830−2、・・・、830−(n−1)の出力信号を示す。なお、信号源(820−1〜n)は、1〜n個分の機能を果たす信号発生装置で置き換えることができる。同様に、変調器(830−1〜n)も、1〜n個分の機能を果たす変調装置で置き換えることができる。
電子測定装置900は、n個の復調器(910−1〜n)と、n個の基準信号源(920−1〜n)と、n個の相関器(930−1〜n)と、時間差測定/時間位置調整器940と、測定部950とを備える。復調器(910−1〜n)のそれぞれは、変調器(430−1〜n)のそれぞれの変調方式と対になる形式の復調を行う。すなわち、図において、F −1〜F −1のそれぞれは、F〜Fのそれぞれと対である。復調器(910−1〜n)は、それぞれ、復調結果である復調信号e〜eを出力する。復調信号e〜eは、変調信号である被測定信号xの各成分を表す。基準信号源(920−1〜n)のそれぞれは、関連する復調器(910−1〜n)の復調方式のそれぞれと被測定信号xとに応じた、基準信号R(F〜F、x)を生成する。なお、基準信号R(F〜F、x)は、互いに同期化している。相関器(930−1〜n)のそれぞれは、関連する復調器(910−1〜n)の出力信号e〜eと、関連する基準信号R(F〜F、x)とを相関させる。時間差測定/時間位置調整器940は、各相関器(930−1〜n)の相関結果に基づいて、各復調器(910−1〜n)の出力信号間の時間差を測定し、測定結果を出力する。なお、図において、時間差測定/時間位置調整器940から出力される時間差情報は、最大で組の信号間の時間差情報が出力されるものとする。また、時間差測定/時間位置調整器940は、各相関器(930−1〜n)の相関結果に基づいて、復調信号e〜eの時間的な位置を揃える。時間位置の調整は、第一または第二の実施形態のように、同一情報に対応する部分を利用して行われる。そして、時間差測定/時間位置調整器940からは、時間的な位置が揃った信号e〜eである同期化信号a〜aが出力される。なお、時間差測定/時間位置調整器940内では、復調信号e〜eの少なくとも1つが、個別に時間的に前にまたは後ろにずらされる。最後に、測定部950は、同期化信号a〜aに基づいて、被測定信号xの特性、または、被測定信号xを出力する変調信号発生装置800の特性を測定する。なお、復調器(910−1〜n)は、1〜n個分の機能を果たす復調装置で置き換えることができる。同様に、基準信号源(920−1〜n)も、1〜n個分の機能を果たす信号発生装置で置き換えることができる。また、相関器(930−1〜n)も、1〜n個分の機能を果たす相関装置で置き換えることができる。
第一および第二の実施形態において、被測定信号Sをアナログ・ディジタル変換した後、プロセッサでソフトウェア処理するようにしているが、プロセッサで処理する部分の一部または全部について、ハードウェア処理するようにしても良い。その場合、ADC210が不要になるかもしくは別の場所に配置されるか、または、別のADCが必要になるであろう。また、同様に、第三の実施形態においては、ハードウェアもしくはソフトウェアのいずれか一方、または、それらの両方で処理されるようにすることができる。
最後に、本発明の効果を示す。ここで、図9と図10を参照する。両図は、EDGE信号のコンスタレーションを示す図である。図9は、従来の同期化方法を用いた場合の測定結果である。図10は、本発明の同期化方法を用いた場合の測定結果である。図10を見て明らかなように、本発明によれば、理想コンスタレーションポイントからのベクトル誤差が従来に比べて低減されている。これにより、例えば、変調精度の悪化が、極座標アンプによるものかどうか判断することができる。
極座標変調方式の概念を示すブロック図である。 電子測定装置200の内部構成を示すブロック図である。 EDGEバースト信号の構造を示す図である。 基準振幅信号SRrの波形を示す図である。 基準位相信号SRθを示す図である。 電子測定装置400の内部構成を示すブロック図である。 極座標変調器610の内部構成を示すブロック図である。 極座標/直交座標変換器620の内部構成を示すブロック図である。 変調信号発生装置800と電子測定装置900を示す図である。 コンスタレーションを示す図である。 コンスタレーションを示す図である。
符号の説明
110 極座標信号発生器
120 搬送波信号源
130 位相変調器
140 極座標アンプ
141 フィルタ
142 フィルタ
143 可変利得飽和増幅器
200,400 電子測定装置
210 アナログ・ディジタル変換器
300,500 プロセッサ
310 信号発生器
320,330 位相分解器
321,331 振幅復調器
322,332 位相復調器
340,350 相関器
360 時間差測定器
370 時間位置調整器
380 測定部
510 データ発生器
530 極座標信号発生器
610 極座標変調器
611 信号源
612 位相変調器
613 振幅変調器
620 直交座標変換器
800 変調信号発生装置
900 電子測定装置

Claims (20)

  1. 変調信号である被測定信号から前記被測定信号の各成分を生成し、前記各成分を時間位置を揃えて出力する第一のステップと、
    前記各成分に基づいて、前記被測定信号の特性、または、前記被測定信号を出力する被測定物の特性を測定する第二のステップと、
    を含む測定方法。
  2. 前記第一のステップが、同一情報に対応する部分の時間位置を揃えて、前記各成分を出力する第三のステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の測定方法。
  3. 前記第一のステップが、前記被測定信号を2以上のN個の復調方式のそれぞれで復調することによりN個の前記成分を得る第四のステップを含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の測定方法。
  4. 前記各成分が、前記被測定信号の振幅成分および前記被測定信号の位相成分であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の測定方法。
  5. 変調信号である被測定信号を振幅復調し、前記被測定信号の振幅成分である振幅復調信号を生成する第六のステップと、
    前記被測定信号を位相復調し、前記被測定信号の位相成分である位相復調信号を生成する第七のステップと、
    前記被測定信号に対応し、互いに同期化した基準振幅信号および基準位相信号を生成する第八のステップと、
    前記振幅復調信号と前記基準振幅信号とを相関させる第九のステップと、
    前記位相復調信号と前記基準位相信号とを相関させる第十のステップと、
    前記第九および第十のステップにおける相関結果に基づいて、前記振幅復調信号と前記位相復調信号との時間差を得る第十一のステップと、
    前記時間差に基づいて、前記振幅復調信号および前記位相復調信号の少なくとも一方の時間位置を個別に調整する第十二のステップと、
    を含み、
    前記第二のステップが、時間位置が調整された前記振幅復調信号および前記位相復調信号に基づいて、前記被測定信号の特性、または、前記被測定信号を出力する被測定物の特性を測定することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の測定方法。
  6. 入力信号を振幅復調し、前記入力信号の振幅成分である振幅復調信号を生成するステップと、
    前記入力信号を位相復調し、前記入力信号の位相成分である位相復調信号を生成するステップと、
    前記入力信号に対応し、互いに同期化した基準振幅信号および基準位相信号を生成するステップと、
    前記振幅復調信号と前記基準振幅信号とを相関させるステップと、
    前記位相復調信号と前記基準位相信号とを相関させるステップと、
    を含み、
    前記第一および第二の相関器における相関結果に基づいて、前記振幅復調信号と前記位相復調信号との時間差を測定する方法。
  7. 入力信号を振幅復調し、前記入力信号の振幅成分である振幅復調信号を生成するステップと、
    前記入力信号を位相復調し、前記入力信号の周波数成分である周波数復調信号を生成するステップと、
    前記入力信号に対応し、互いに同期化した基準振幅信号および基準周波数信号を生成するステップと、
    前記振幅復調信号と前記基準振幅信号とを相関させるステップと、
    前記周波数復調信号と前記基準周波数信号とを相関させるステップと、
    を含み、
    前記第一および第二の相関器における相関結果に基づいて、前記振幅復調信号と前記位相復調信号との時間差を測定する方法。
  8. 入力信号と同期化する方法であって、
    入力信号を振幅復調し、前記入力信号の振幅成分である振幅復調信号を生成するステップと、
    前記入力信号を位相復調し、前記入力信号の位相成分である位相復調信号を生成するステップと、
    前記入力信号に対応し、互いに同期化した基準振幅信号および基準位相信号を生成するステップと、
    前記振幅復調信号と前記基準振幅信号とを相関させるステップと、
    前記位相復調信号と前記基準位相信号とを相関させるステップと、
    前記第一および第二の相関器における相関結果に基づいて、前記振幅復調信号と前記位相復調信号との時間差を得るステップと、
    前記時間差に基づいて、前記振幅復調信号および前記位相復調信号の少なくとも一方の時間位置を個別に調整するステップと、
    を含むことを特徴とする同期化方法。
  9. 前記調整ステップにおいて、前記振幅復調信号および前記位相復調信号の時間位置が揃うように、前記振幅復調信号および前記位相復調信号の少なくとも一方の時間位置が個別に調整されることを特徴とする請求項8に記載の同期化方法。
  10. 入力信号と同期化する方法であって、
    互いに異なる2以上のN個の復調方式で前記入力信号を復調し、N個の復調信号を得る復調器と、
    前記復調信号のそれぞれと前記入力信号とに応じたN個の基準信号を生成する信号発生器と、
    前記復調された信号と、対応する前記基準信号とを相関させ、N個の相関結果を得る相関器と、
    前記N個の相関結果に基づき、前記N個の復調信号の時間位置を揃える時間位置調整器と、
    を含むことを特徴とする同期化方法。
  11. 測定装置であって、
    変調信号である被測定信号から前記被測定信号の各成分を、前記各成分を時間位置を揃えて出力する同期化部と、
    前記各成分に基づいて、前記被測定信号の特性、または、前記被測定信号を出力する被測定物の特性を測定する測定部と、
    を備えることを特徴とする測定装置。
  12. 前記同期化部が、同一情報に対応する部分の時間位置を揃えて、前記各成分を出力することを特徴とする請求項11に記載の測定装置。
  13. 前記同期化部が、前記被測定信号を2以上のN個の復調方式のそれぞれで復調することによりN個の前記成分を得ることを特徴とする請求項11または請求項12に記載の測定装置。
  14. 前記同期化部が、前記被測定信号の振幅成分および前記被測定信号の位相成分を生成し、前記振幅成分に含まれる情報と前記位相成分に含まれる情報の時間位置が揃うように、前記振幅成分と前記位相成分を出力することを特徴とする請求項11または請求項12に記載の測定装置。
  15. 前記同期化部が、
    前記被測定信号を振幅復調し、前記被測定信号の振幅成分である振幅復調信号を生成する振幅復調器と、
    前記被測定信号を位相復調し、前記被測定信号の位相成分である位相復調信号を生成する位相復調器と、
    前記被測定信号に対応し、互いに同期化した基準振幅信号および基準位相信号を生成する信号発生器と、
    前記振幅復調信号と前記基準振幅信号とを相関させる第一の相関器と、
    前記位相復調信号と前記基準位相信号とを相関させる第二の相関器と、
    前記第一および第二の相関器における相関結果に基づいて、前記振幅復調信号と前記位相復調信号との時間差を得る測定器と、
    前記時間差に基づいて、前記振幅復調信号および前記位相復調信号の少なくとも一方の時間位置を個別に調整する時間位置調整器と、
    を具備し、
    前記測定部が、時間位置が調整された前記振幅復調信号および前記位相復調信号に基づいて、前記被測定信号の特性、または、前記被測定信号を出力する被測定物の特性を測定することを特徴とする請求項11乃至請求項14のいずれかに記載の測定装置。
  16. 入力信号を振幅復調し、前記入力信号の振幅成分である振幅復調信号を生成する振幅復調器と、
    前記入力信号を位相復調し、前記入力信号の位相成分である位相復調信号を生成する位相復調器と、
    前記入力信号に対応し、互いに同期化した基準振幅信号および基準位相信号を生成する信号発生器と、
    前記振幅復調信号と前記基準振幅信号とを相関させる第一の相関器と、
    前記位相復調信号と前記基準位相信号とを相関させる第二の相関器と、
    を備え、
    前記第一および第二の相関器における相関結果に基づいて、前記振幅復調信号と前記位相復調信号との時間差を測定する装置。
  17. 入力信号を振幅復調し、前記入力信号の振幅成分である振幅復調信号を生成する振幅復調器と、
    前記入力信号を位相復調し、前記入力信号の周波数成分である周波数復調信号を生成する位相復調器と、
    前記入力信号に対応し、互いに同期化した基準振幅信号および基準周波数信号を生成する信号発生器と、
    前記振幅復調信号と前記基準振幅信号とを相関させる第一の相関器と、
    前記周波数復調信号と前記基準周波数信号とを相関させる第二の相関器と、
    を備え、
    前記第一および第二の相関器における相関結果に基づいて、前記振幅復調信号と前記位相復調信号との時間差を測定する装置。
  18. 入力信号を振幅復調し、前記入力信号の振幅成分である振幅復調信号を生成する振幅復調器と、
    前記入力信号を位相復調し、前記入力信号の位相成分である位相復調信号を生成する位相復調器と、
    前記入力信号に対応し、互いに同期化した基準振幅信号および基準位相信号を生成する信号発生器と、
    前記振幅復調信号と前記基準振幅信号とを相関させる第一の相関器と、
    前記位相復調信号と前記基準位相信号とを相関させる第二の相関器と、
    前記第一および第二の相関器における相関結果に基づいて、前記振幅復調信号と前記位相復調信号との時間差を得る測定器と、
    前記時間差に基づいて、前記振幅復調信号および前記位相復調信号の少なくとも一方の時間位置を個別に調整する時間位置調整器と、
    を備えることを特徴とする同期化装置。
  19. 前記時間位置調整器が、前記振幅復調信号および前記位相復調信号の時間位置が揃うように、前記振幅復調信号および前記位相復調信号の少なくとも一方の時間位置を個別に調整することを特徴とする請求項18に記載の同期化装置。
  20. 互いに異なる2以上のN個の復調方式で入力信号を復調し、N個の復調信号を得る復調器と、
    前記復調信号のそれぞれと前記入力信号とに応じたN個の基準信号を生成する信号発生器と、
    前記復調された信号と、対応する前記基準信号とを相関させ、N個の相関結果を得る相関器と、
    前記N個の相関結果に基づき、前記N個の復調信号の時間位置を揃える時間位置調整器と、
    を備える同期化装置。
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