JP2007012710A - アンテナ内蔵発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 接続されるプリント基板上の実装領域の有効利用を図りつつ、アンテナ感度を向上させることを可能とし、当該プリント基板の端子数及び配線数を低減する。
【解決手段】 アンテナ内蔵発電装置200は、略矩形状の支持基板101と、支持基板101上に形成された太陽電池パネル本体102と、太陽電池パネル本体102を覆う保護膜(コーティング樹脂)108とで構成されている。太陽電池パネル本体102は、支持基板101上に形成された下地電極103と、下地電極103上に形成された発電層104と、発電層104上に形成された透明電極105とを備えている。スロットアンテナ201は、発電層104及び透明電極105が積層されていない下地電極103の下側端部の露出領域に、下地電極103の一部を細長く切り欠くことによって形成される。
【選択図】 図5

Description

本発明は、アンテナ内蔵発電装置に関し、特に、太陽電池を用いて構成されたアンテナ内蔵発電装置に関するものである。
最近、センサで検知した温度や湿度といった情報を無線で飛ばして、これらの情報に基づいて各種対象を制御するシステムが利用されており、センサの情報を無線で送受信する回路(以下、無線送受信ユニットと呼ぶ)の需要が高まっている。無線送受信ユニットは比較的省電力な電子機器であることから、その電源としてはボタン電池が用いられることが多い。しかし最近は、環境問題への配慮から太陽電池のようなクリーンな電源が望まれている。太陽電池の発電効率はそれほど高くないが、送信無線通信ユニットのように微小信号を間欠的に送受信し、あまりエネルギーを必要としない用途には好適である。
図13は、従来の無線送受信ユニットの一般的な回路構成を示すブロック図である。
図13に示すように、この無線送受信ユニット500は、アンテナ501、RF送受信回路502、ベースバンド処理回路503、送受信データ処理回路504、湿度センサや温度センサを含むセンサ回路505、電源駆動回路506及び電源507で構成されている。湿度センサや温度センサより得られたセンサ出力は、送受信データ処理回路504、ベースバンド処理回路503、RF送受信回路502の順に処理されて、チップアンテナ501を介して無線で送信される。なお、各回路には電源507からの電力が電源駆動回路506を介して供給される。このように、無線送受信ユニット500は、センサ出力をホストに送信するだけの場合もあるし、ホストからの制御信号を受信して種々の動作を行うといった応用もある。
図14及び15は、従来の無線送受信ユニットの構成の一例を示す外観斜視図であり、図14はシールドケースがない状態、図15はシールドケースを取り付けた状態を示している。
図14に示すように、この無線送受信ユニット600は、プリント基板510上に実装された各種電子部品で構成され、これにより、上述のRF送受信回路502、ベースバンド処理回路503、送受信データ処理回路504、センサ回路505及び電源駆動回路506が構成されている。RF送受信回路502にはアンテナ501としてのチップアンテナ511が含まれており、センサ回路505には湿度センサ505aや温度センサ505bが含まれている。また、電源507としては太陽電池パネル512が使用される。太陽電池パネル512はDCケーブル513を介してプリント基板510上のDCコネクタ514に接続される。図15に示すように、これらの各種電子部品はシールドケース515によって電磁的にシールドされ、物理的にも保護されるが、チップアンテナ511及び湿度センサ505aについては、ともに正しく動作するようにシールドケースの外部に露出している。
図16は、従来の無線送受信ユニットの他の例を示す外観斜視図であり、シールドケースを取り付けた状態を示している。
図16に示すように、この無線送受信ユニット700では、チップアンテナ511の代わりに外部アンテナ516を用い、外部アンテナ516をプリント基板510上の同軸コネクタ516に同軸ケーブル517を介して接続している。その他の構成は上述の無線送受信ユニット600と同様である。以上のような構成を有する場合には、チップアンテナによってプリント基板上の実装領域が広範囲に占有されることがなく、プリント基板上の実装領域の有効利用を図ることができる。
その他にも、本発明に関連する従来技術としては種々のものが存在している。例えば、プリント基板上の部品の実装面積又は占有体積を削減するため、アンテナスイッチや高周波回路等を構成する電子部品とアンテナとが一体化されたアンテナ装置が知られている(特許文献1乃至4参照)。
また、太陽電池に関する従来技術としては、モジュールの表面、もしくは直並列回路を構成する上で余白となった部分に、テレビ受信用アンテナ素子を組み込み、太陽電池に影を落とす物体を排除することで、テレビ受信用アンテナの機能を併せ持ち、美観、安定性に優れた太陽電池モジュールが知られている(特許文献5参照)。
特許第3235367号公報 特開平2001−308620号公報 特開平2003−140773号公報 特開平2003−347834号公報 特開平2000−312106号公報
図13及び14に示した従来の無線送受信ユニット600は、アンテナとしてチップアンテナ511を使用しているため、無線送受信ユニットを小型化することは可能であるが、アンテナの開口面積が小さいためアンテナ感度が低いという問題があった。また、アンテナがプリント基板510上に搭載されるため、アンテナの向きの自由度が制限されており、アンテナの感度調整などには限界があった。
一方、図15に示した無線送受信ユニット700は、太陽電池パネル512を接続するためのDCコネクタ514及びDCケーブル513を必要とするほか、外部アンテナ516を接続するため同軸コネクタ517及び同軸ケーブル518を別個に必要とするため、端子及び配線の増加により取り扱いが不便になるという問題があった。
また、モジュールの表面、もしくは直並列回路を構成する上で余白となった部分にテレビ受信用アンテナ素子を組み込むタイプの太陽電池モジュールは、太陽電池の機能とは独立したアンテナ素子を備えていることから、太陽電池との電気的な干渉が避けられず、干渉を最小限に抑えるためにアンテナのサイズや形に制限が加えられるという欠点がある。
したがって、本発明の目的は、接続されるプリント基板上の実装領域の有効利用を図りつつ、アンテナ感度を向上させることを可能とし、当該プリント基板の端子数及び配線数を低減することが可能なアンテナ内蔵発電装置を提供することにある。
本発明の上記目的は、太陽電池及びアンテナ素子を少なくとも備えるアンテナ内蔵発電装置であって、前記太陽電池は、第1及び第2の出力電極と、前記第1及び第2の出力電極間に電位差を生じさせる発電層とを備え、前記アンテナ素子は、前記太陽電池の一方の出力電極を接地面にもつことを特徴とするアンテナ内蔵発電装置によって達成される。
本発明において、前記アンテナ素子は、前記太陽電池の前記一方の出力電極の一部が所定の形状に加工されることによって、特定の周波数の電波を放射または受信可能に構成されたものであることが好ましい。これによれば、アンテナの構成するための導体を別途設ける必要がなく、きわめて簡単にアンテナを構成することができる。
本発明において、前記アンテナ素子は、前記一方の出力電極の一部を線状に切り欠くことによって形成されたスロットアンテナであることが好ましい。これによれば、アンテナ形状が極めて単純であることから、太陽電池と一体化されたアンテナをきわめて簡単に構成することができる。
本発明において、前記アンテナ素子は、前記一方の出力電極から線状に延出するように形成されたものであることが好ましい。これによれば、アンテナ形状が非常に単純であることから、太陽電池と一体化されたアンテナをきわめて簡単に構成することができる。
本発明において、前記太陽電池は、支持基板上に前記第1の出力電極、前記発電層及び前記第2の出力電極がこの順に積層された構成を有しており、前記アンテナ素子の少なくとも一部は、前記発電層及び前記第2の出力電極が部分的に積層されていない前記第1の出力電極の露出領域内に形成されていることが好ましい。これによれば、太陽電池の出力電極の一部を利用しつつ、太陽電池とアンテナとの機能を独立させることができ、相互の干渉を抑えることができる。
本発明において、前記太陽電池は、支持基板上に前記第1の出力電極、前記発電層及び前記第2の出力電極がこの順に積層された構成を有しており、前記アンテナ素子は、前記支持基板の2つの主面のうち、前記発電層が形成されている面とは反対側の面に形成されたパッチアンテナであることが好ましい。これによれば、プリント基板上にチップ部品として実装する場合に比べてパッチアンテナの開口面積を広げることができ、アンテナの性能を向上させることができる。
本発明においては、前記太陽電池の直流出力と前記アンテナの高周波入出力とが一本の共通端子から取り出されていることが好ましい。これによれば、太陽電池から得られる直流出力にRF信号を重畳させることにより、直流出力と高周波入出力とを一本の共通端子から取り出すことができ、端子構造及び配線構造を簡素化することができる。
本発明の上記目的はまた、センサ回路と、前記センサ回路で得られたセンサ出力を処理する送受信データ処理部と、前記送受信データ処理部からのデータをベースバンド信号として処理するベースバンド処理部と、前記ベースバンド信号をRF信号として処理するRF送受信部と、前記RF信号を放射するアンテナと、各回路に電力を供給する電源部を備え、前記アンテナ及び前記電源部の一部が、請求項1乃至8のいずれか1項に記載のアンテナ内蔵発電装置で構成されていることを特徴とする無線送受信ユニットによっても達成される。
本発明によれば、太陽電池とアンテナとが一体化されているので、チップアンテナを別個に用意する場合に比べて回路基板上の部品の実装面積又は占有体積を大幅に削減することができる。また、太陽電池の一方の出力電極を構成する導体をアンテナの接地面として使用し、当該接地面の周辺にアンテナ素子を構成することにより、太陽電池とアンテナとの電気的な干渉を抑えることができる。また、太陽電池パネルの全面を利用してアンテナを構成することができるので、アンテナの開口面積を広げることができ、アンテナの性能を向上させることができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の好ましい実施形態に係るアンテナ内蔵発電装置の表面側の構成を示す略平面図であり、図2は、図1のA−A線に沿った断面図である。
図1及び図2に示すように、このアンテナ内蔵発電装置100は、略矩形状の支持基板101と、支持基板101上に形成された太陽電池パネル本体102と、太陽電池パネル本体102を覆う保護膜(コーティング樹脂)108とで構成されている。太陽電池パネル本体102は、支持基板101上に形成された下地電極103と、下地電極103上に形成された発電層104と、発電層104上に形成された透明電極105とを備えている。また、本実施形態において、太陽電池パネル本体102の右側には、下地電極103と接続されたマイナス側リード電極106が設けられており、太陽電池パネルの左側には、透明電極に接続された略くし型のプラス側リード電極107が設けられている。
支持基板101は、太陽電池パネル本体102の機械的強度を確保する役割を果たす。支持基板101の材料としては、特に限定されるものではないが、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリカーボネート(PC)、ポリプロピレン、ポリイミド等を用いることができ、可撓性のあるフィルム状の基板を用いることが好ましい。また、高周波特性の良好なアルミナ基板、LTCC(低温焼成セラミック)多層基板、ガラス基板、樹脂基板、樹脂多層基板等を用いることもできる。
下地電極103は、太陽電池パネル本体102のマイナス側の出力電極(接地電極)としての役割を果たすとともに、発電層104を透過した光を反射して発電層104に戻すことで発電効率を向上させる役割も果たす。そのため、下地電極103は「反射電極」とも呼ばれる。下地電極の材料はとしては、特に限定されるものではないが、銀(Ag)やアルミニウム(Al)といった導体を用いることが好ましい。
発電層104は、リン等のN型不純物がドープされたアモルファスシリコン膜(N層)、不純物がドープされていないアモルファスシリコン膜(I層)、ホウ素等のP型不純物がドープされたアモルファスシリコン膜(P層)がこの順で積層された多層膜からなり、I層をP層とN層とで挟み込んだP-I-N接合構造を有している。そして、本実施形態においては、N層が下地電極103側を向いている。発電層104に光が当たると、I層の価電子帯の電子が励起されて電子とホールのペアが発生し、これらの電子とホールはPIN接合による内部電界に応じてそれぞれN層とP層とに拡散するので、電位差が発生し、電流を取り出すことが可能となる。つまり、発電層が活性化している状態においてN層とP層とを結線した場合には、P層からN層に向けて電流が流れることになる。なお、発電層104は多数のセルで構成されていてもよく、この場合に個々のセルが直列接続されてもよく、あるいは並列接続されてもよい。
透明電極105は、太陽電池パネル本体102のプラス側の出力電極としての役割を果たすとともに、光の入射側の電極としての役割も果たすため、一定の光透過性を有している。透明電極105は発電層から見て光の入射方向に近い(光の入射面側に設けられている)ことから「表面電極」と呼ばれることがある。これに対し、下地電極103は光の入射方向から遠いことから「裏面電極」と呼ばれることがある。透明電極の材料としては、特に限定されるものではないが、二酸化亜鉛(SnO)、酸化インジウム錫(ITO)、酸化シリコン(SiO)等の導体を用いることが好ましい。
本実施形態においては、マイナス側リード電極の形成領域を確保するため、発電層104及び透明電極105を下地電極103の全面に形成せず、Y方向に沿った右側端部に広めのマージンを持たせて、下地電極103の露出領域を形成している。そして、マイナス側リード電極106は、下地電極103の右側端部の露出領域に形成されており、このマイナス側リード電極106とは反対側に位置するプラス側リード電極107は、透明電極105上の左側端部に形成されている。
図3は、アンテナ内蔵発電装置100の裏面側の構成を示す略平面図であり、図4は、図3のB−B線に沿った断面図である。
図3及び図4に示すように、支持基板101の裏面には、略正方形状の導体パターンからなるパッチアンテナ109が形成されている。パッチアンテナ109の一辺の長さL1は使用波長λに対して概ねλ/2に設定されている。パッチアンテナ109の一辺に近接した位置には、接地面に対して概ね50Ωのインピーダンスをもつ伝送線路である給電電極110が設けられており、パッチアンテナ109及び給電電極110の全面は酸化防止用の保護膜111で覆われている。給電電極110の一端には同軸コネクタ112が設けられており、同軸コネクタの内導体(中心導体)112aは給電電極110と接続しているが、同軸コネクタの外導体112bは下地電極103と接続している。パッチアンテナ109は給電電極110と電界結合しているので、パッチアンテナ109は給電電極110及び同軸コネクタ112を介して外部回路と接続され、パッチアンテナ109は給電電極110を通じて給電される。
以上のような構成を有するアンテナ内蔵発電装置100は、通常の太陽電池として動作するので、太陽光を受けて発電し、2つのリード電極106,107間に起電力を発生させる。また、支持基板101の裏面にパッチアンテナ109が形成されているので、パッチアンテナ109を介してRF信号を無線で送受信することが可能である。つまり、本実施形態によれば、太陽電池とアンテナとを一体化することができ、チップアンテナを別個に用意する場合に比べて回路基板上の部品の実装面積又は占有体積を大幅に削減することができる。また、本実施形態によれば、太陽電池の一方の出力電極を構成する導体をアンテナの接地面として使用し、当該接地面の周辺にアンテナ素子を構成することにより、太陽電池とアンテナとの電気的な干渉を抑えることができる。また、本実施形態によれば、太陽電池パネルの全面を利用してアンテナを構成することができるので、アンテナの開口面積を広げることができ、アンテナの性能を向上させることができる。
図5は、本発明の第2の好ましい実施形態に係るアンテナ内蔵発電装置の表面側の構成を示す略平面図である。また、図6は、図5のC−C線に沿った断面図であり、図7は、図5のD−D線に沿った断面図である。なお、図5のA−A線に沿った断面図が図2である点は、第1の実施形態と同様である。その他、第1の実施形態に係るアンテナ内蔵発電装置100と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図5乃至図7に示すように、このアンテナ内蔵発電装置200の特徴は、上述のパッチアンテナ109に代えて「スロットアンテナ」201を設けた点にある。スロットアンテナ201は、下地電極103の一部を線状に切り欠くことによって形成される。波長はスロットの長さによって選択され、スロット部分だけがアンテナとして寄与する。
このようなスロットアンテナ201の形成領域を確保するため、本実施形態においては、発電層104及び透明電極105を下地電極103の全面に形成せず、X方向に沿った下側端部にも広めのマージンを持たせて、下地電極の露出領域を形成している。そして、発電層104及び透明電極105が積層されていない下地電極103の下側端部の露出領域に、X方向に沿って細長い切り欠き(スロット)を設けることにより、スロットアンテナ201を形成する。スロットの長さL2は、使用波長λに対して概ねλ/2に設定される。また、図3に示したスロットの幅dはL2比して十分短く(d<<L2)設定される。スロットの製造プロセスとしては、例えば、支持基板101上に下地電極103及び発電層104を堆積させた後、エッチングにより下地電極103及び発電層104を部分的に抜き取るプロセスが採用される。
支持基板101の裏面には、酸化防止用の保護膜111で覆われたマイクロストリップ線路202が設けられている。マイクロストリップ線路202は接地面に対して概ね50Ωのインピーダンスをもった伝送線路であり、スロットアンテナ201と直交しており、マイクロストリップ線路202の一端には同軸コネクタ112が設けられている。同軸コネクタ112の内導体(中心導体)112aはマイクロストリップ線路202と接続しているが、同軸コネクタ112の外導体112bは下地電極103と接続している。スロットアンテナ201はマイクロストリップ線路202と電界結合しているので、スロットアンテナ201はマイクロストリップ線路202及び同軸コネクタ112を介して外部回路と接続され、スロットアンテナ201はマイクロストリップ線路202により給電される。
以上のような構成を有するアンテナ内蔵発電装置200は、通常の太陽電池として動作するので、太陽光を受けて発電し、2つのリード電極106,107間に起電力を発生させることができる。また、太陽電池パネルの下地電極103にスロットアンテナ201が形成されているので、スロットアンテナ201を介してRF信号を送受信することが可能である。つまり、本実施形態によれば、太陽電池とアンテナとを一体化することができ、チップアンテナを別個にする場合に比べて回路基板上の部品の実装面積又は占有体積を大幅に削減することができる。また、本実施形態によれば、太陽電池の一方の出力電極を構成する導体をアンテナの接地面として使用し、当該接地面の周辺にアンテナ素子を構成することにより、太陽電池とアンテナとの電気的な干渉を抑えることができる。
図8は、本発明の第3の好ましい実施形態に係るアンテナ内蔵発電装置の裏面側の構成を示す略平面図である。なお、図8のA−A線に沿った断面図が図2である点は、第1及び第2の実施形態と同様である。その他、第2の実施形態に係るアンテナ内蔵発電装置100と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図8に示すように、このアンテナ内蔵発電装置300の特徴は、上述のスロットアンテナ201に代えて、略L字状の導体パターンからなるアンテナ(以下、「L型アンテナ」という)301を設けた点にある。L型アンテナ301は、下地電極103の周囲を部分的に切り欠くことによって下地電極103から線状に延出するように形成されたアンテナである。
このようなL型アンテナ301の形成領域を確保するため、本実施形態においては、発電層104及び透明電極105を下地電極103の全面に形成せず、X方向に沿った下側端部にも広めのマージンを持たせて、下地電極103の露出領域を形成している。そして、本実施形態においては、発電層104及び透明電極105が積層されていない下地電極103の下側端部の露出領域に、略L字状の導体パターンが形成されるように下地電極103を部分的に抜き取ることにより、L型アンテナ301を形成する。L型アンテナ301の全長(図示の破線の長さ)は、使用波長λに対して概ねλ/4に設定される。なお、アンテナとしては概ねλ/4の長さを有する線状の導体であれば、L型のものに限定するものではない。
L型アンテナ301の途中のインピーダンスが概ね50Ωとなる位置には、給電電極302が接続されている。給電電極302は下地電極103から絶縁されており接地面に対して概ね50Ωとなる伝送線路であり、給電電極302の一端には同軸コネクタ112が設けられている。同軸コネクタの内導体(中心導体)112aは給電電極302と接続しているが、同軸コネクタの外導体112bは下地電極103の一部と接続している。L型アンテナ301は給電電極302と接続されているので、L型アンテナ301は給電電極302及び同軸コネクタ112を介して外部回路と接続され、L型アンテナ301は給電電極302により給電される。
以上のような構成を有するアンテナ内蔵発電装置300は、通常の太陽電池として動作するので、太陽光を受けて発電し、2つのリード電極106,107間に起電力を発生させることができる。また、太陽電池パネルの下地電極103にL型アンテナ301が形成されているので、L型アンテナ301を介してRF信号を送受信することが可能である。つまり、本実施形態によれば、太陽電池とアンテナとを一体化することができ、チップアンテナを別個にする場合に比べて回路基板上の部品の実装面積又は占有体積を大幅に削減することができる。また、本実施形態によれば、太陽電池の一方の出力電極を構成する導体をアンテナの接地面として使用し、当該接地面の周辺にアンテナ素子を構成することにより、太陽電池とアンテナとの電気的な干渉を抑えることができる。
図9は、本発明の第4の好ましい実施形態に係るアンテナ内蔵発電装置の表面側の構成を示す略平面図、図10はその裏面側の構成を示す略平面図である。なお、本実施形態は上述した第1の実施形態の変形例であり、アンテナ内蔵発電装置100と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図9及び図10に示すように、このアンテナ内蔵発電装置400の特徴は、支持基板101の裏面に、チョークコイルとしての役割を果たすミアンダ状の導体パターン401を設けて、プラス側リード電極107と給電電極110とを電気的に接続した点にある。導体パターン401は概ねλ/4の全長を有し、その一端は給電電極110の途中に接続されており、その他端は貫通電極402を介してプラス側リード電極と接続されている。その代わりに、プラス側のリード電極はパネルの外側まで引き出されておらず、リード電極としての役割が省略されている。さらに、本実施形態においては、マイナス側リード電極が省略されている。そのため、発電層及び透明電極の右側端部のマージンが狭く取られており、これらは幅方向により広く形成されている。その他の構成については上述したアンテナ内蔵発電装置100と略同様であることから説明を省略する。また、図示しないが、必要に応じてミアンダ状の導体パターン401(チョークコイル)のプラス側リード電極107側(DC側)の根元の位置と接地電極との間に平行平板型のコンデンサを形成してもよい。
図11は、アンテナ内蔵発電装置400における給電電極110及び導体パターン401の等価回路図である。
図11に示すように、給電電極110にプラス側リード電極がチョークコイル401aを介して接続されることにより、ノイズ成分が除去された直流電流を供給することが可能となる。また逆に、チョークコイル401aはアンテナで送受信するRF信号が発電層に流入することを防いでいる。つまり、同軸コネクタの内導体112aには、太陽電池による直流出力(DC)と、パッチアンテナ109からの高周波入出力(RF)の両方が重畳されるので、プラス側リード電極から直流出力を取り出す必要がなく、コネクタを一本にまとめることができる。このように、本実施形態によれば、太陽電池から得られる直流出力にRF信号重畳させることにより、直流出力と高周波入出力とを一本の共通端子から取り出すことができ、端子構造及び配線構造を簡素化することができる。
図12は、ミアンダ状の導体パターン401(チョークコイル)のDC側の根元の位置とグランドとの間に平行平板型のコンデンサ403を形成した場合の等価回路図である。このように構成した場合には、ノイズ成分がより一層除去された直流電流を供給することが可能となり、またアンテナで送受信するRF信号が発電層に流入することを確実に防ぐことができる。
なお、本実施形態は、第1の実施形態の変形例として説明したが、上述した第2及び第3の実施形態に適用することも可能である。すなわち、第2の実施形態においてマイクロストリップ線路とプラス側リード電極とを導体パターンで接続してもよく、第3の実施形態において給電電極とプラス側リード電極とを導体パターンで接続してもよい。
本発明は、以上の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記各実施形態においては、マイナス側の出力電極である下地電極の一部をアンテナとして利用する場合について説明したが、透明電極の一部をアンテナとして利用してもかまわない。下地電極及び透明電極のどちらがマイナス側電極になるかは発電層(P-I-N層)の向きによることから、透明電極がマイナス側の出力電極となる場合には、透明電極側にアンテナを形成してもよい。
また、上記実施形態においては、下地電極103の露出領域にスロットアンテナ201やL型アンテナ301を形成する場合について説明したが、発電層の直下にこれらのアンテナを形成してもかまわない。また、アンテナの方式としては上述した実施形態のほかにも、太陽電池の一方の電極を接地面として使う方式であれば他の方式のアンテナを採用してもよい。この場合、アンテナが形成されている部分の発電層を実際に発電層として機能させることができないため、発電力はわずかに低下するが、太陽電池としては問題なく使用することができる。
また、支持基板としてLTCC多層基板や樹脂多層基板を用い、アンテナ電極やチョークコイル、配線等の電極をその内層に構成することも可能である。さらにまた、上記実施形態では扱う送受信データとしてセンサ出力を例にとって説明したが、データであれば何でも良い。たとえば家庭内の電気使用量のデータ、ガスメータの目盛り、マイクで拾った音声信号、CCDカメラで撮った映像信号、等々などである。
図1は、本発明の第1の好ましい実施形態に係るアンテナ内蔵発電装置の表面側の構成を示す略平面図である。 図2は、図1のA−A線に沿った断面図である。 図3は、アンテナ内蔵発電装置100の裏面側の構成を示す略平面図である。 図4は、図3のB−B線に沿った断面図である。 図5は、本発明の第2の好ましい実施形態に係るアンテナ内蔵発電装置の表面側の構成を示す略平面図である。 図6は、図5のC−C線に沿った断面図である。 図7は、図5のD−D線に沿った断面図である。 図8は、本発明の第3の好ましい実施形態に係るアンテナ内蔵発電装置の裏面側の構成を示す略平面図である。 図9は、本発明の第4の好ましい実施形態に係るアンテナ内蔵発電装置の表面側の構成を示す略平面図である。 図10はその裏面側の構成を示す略平面図である。 図11は、アンテナ内蔵発電装置400における給電電極110及び導体パターン401の等価回路図である。 図12は、チョークコイルのDC側の根元の位置とグランドとの間に平行平板型のコンデンサを形成した場合の等価回路図であるである。 図13は、従来の無線送受信ユニットの一般的な回路構成を示すブロック図である。 図14は、従来の無線送受信ユニットの構成の一例を示す外観斜視図であり、シールドケースがない状態を示している。 図15は、従来の無線送受信ユニットの構成の一例を示す外観斜視図であり、シールドケースを取り付けた状態を示している。 図16は、従来の無線送受信ユニットの他の例を示す外観斜視図であり、シールドケースを取り付けた状態を示している。
符号の説明
100 アンテナ内蔵発電装置
101 支持基板
102 太陽電池パネル本体
103 下地電極
104 発電層
105 透明電極
106 マイナス側リード電極
107 プラス側リード電極
108 保護膜(コーティング樹脂)
109 パッチアンテナ
110 給電電極
111 保護膜
112 同軸コネクタ
112a 同軸コネクタの内導体
112b 同軸コネクタの外導体
200 アンテナ内蔵発電装置
201 スロットアンテナ
202 マイクロストリップ線路
300 アンテナ内蔵発電装置
301 型アンテナ
302 給電電極
400 アンテナ内蔵発電装置
401 導体パターン
401a チョークコイル
402 貫通電極
403 コンデンサ
500 無線送受信ユニット
501 アンテナ
502 RF送受信回路
503 ベースバンド処理回路
504 送受信データ処理回路
505 センサ回路
505a 湿度センサ
505b 温度センサ
506 電源駆動回路
507 電源
510 プリント基板
511 チップアンテナ
512 太陽電池パネル
513 DCケーブル
514 DCコネクタ
515 シールドケース
516 外部アンテナ
517 同軸コネクタ
518 同軸ケーブル
600 無線送受信ユニット
700 無線送受信ユニット

Claims (7)

  1. 太陽電池及びアンテナ素子を少なくとも備えるアンテナ内蔵発電装置であって、
    前記太陽電池は、第1及び第2の出力電極と、前記第1及び第2の出力電極間に電位差を生じさせる発電層とを備え、
    前記アンテナ素子は、前記太陽電池の一方の出力電極を接地面にもつことを特徴とするアンテナ内蔵発電装置。
  2. 前記アンテナ素子は、前記太陽電池の前記一方の出力電極の一部が所定の形状に加工されることによって、特定の周波数の電波を放射または受信可能に構成されたものであることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ内蔵発電装置。
  3. 前記アンテナ素子は、前記一方の出力電極の一部を線状に切り欠くことによって形成されたスロットアンテナであることを特徴とする請求項2に記載のアンテナ内蔵発電装置。
  4. 前記アンテナ素子は、前記一方の出力電極から線状に延出するように形成されたものであることを特徴とする請求項2に記載のアンテナ内蔵発電装置。
  5. 前記太陽電池は、支持基板上に前記第1の出力電極、前記発電層及び前記第2の出力電極がこの順に積層された構成を有しており、
    前記アンテナ素子の少なくとも一部は、前記発電層及び前記第2の出力電極が部分的に積層されていない前記第1の出力電極の露出領域内に形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のアンテナ内蔵発電装置。
  6. 前記太陽電池は、支持基板上に前記第1の出力電極、前記発電層及び前記第2の出力電極がこの順に積層された構成を有しており、
    前記アンテナ素子は、前記支持基板の2つの主面のうち、前記発電層が形成されている面とは反対側の面に形成されたパッチアンテナであることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ内蔵発電装置。
  7. 前記太陽電池の直流出力と前記アンテナの高周波入出力とが一本の共通端子から取り出されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のアンテナ内蔵発電装置。
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