JP2000165128A - 太陽電池アンテナ及びその装置 - Google Patents
太陽電池アンテナ及びその装置Info
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Abstract
ること。 【解決手段】 アンテナと太陽電池との双方の機能をも
つことによりアンテナと太陽電池とをそれぞれ別々に製
作,設置,メンテナンスをすることが不要になり、それ
だけ簡便性及び省スペース化を図れる。また通常では制
御装置60が移動機構4を制御し、電池兼アンテナ部3
0が太陽Aの方向を向いて自動追尾機能を果たすので、
太陽エネルギを確実に取り込んでフルに利用でき、安定
した電力で各部を駆動して装置の信頼性を得る。また、
電力の供給事情が悪い山間地にも設置することができ、
設置場所が特定されることもない。
Description
その装置に係り、さらに詳しく述べると、太陽光を受け
て電力に変換する太陽電池機能と、衛星通信の端末器と
して機能するアンテナ機能とを有する太陽電池アンテナ
とそれを稼動させるための太陽電池アンテナ装置に関す
るものである。
衛星に電波を送信したりすることにより所期の機能を得
る通信技術が盛んになっている。このような通信に用い
られる小形衛星通信端末装置は、アンテナとその送受信
部と端末局とを含めたトータルシステムであり、その据
付け場所としてビルの屋上や庭等のように障害物のない
ところに設置されるのが一般的である。
は、アンテナの送受信部に電力を供給するために太陽電
池を有するものがある。
来技術として、日刊工業新聞より「ソーラーAC電源
(98−8/31付)」において論じられ、また特開平
10−190554号公報,特願平8−343674号
が提案され、実用に供されている。
従来技術は何れも、アンテナと太陽電池とがそれぞれ個
別に製作されかつ設置されているので、それだけ設置ス
ペースを要すると共に設置するのに手間がかかり、しか
も製作工数およびその労力もかさみ、さらにはメンテナ
ンスなどもかかるという問題がある。
鑑み、アンテナと太陽電池とを一体化させ、アンテナ機
能と太陽電池機能との双方を有する太陽電池アンテナを
提供することにあり、他の目的は、上記太陽電池アンテ
ナを用い、通常では太陽の方向に自動的に追尾させ、太
陽エネルギを効率的に利用することができる太陽電池ア
ンテナ装置を提供することにあり、さらに他の目的は、
電力供給が不十分な山間地のような場所に設置しても的
確に機能する太陽電池アンテナ装置を提供することにあ
る。
ナにおいては、マイクロストリップタイプのアンテナ部
を兼用する太陽電池層を有することを特徴とする。
いては、マイクロストリップタイプのアンテナ部を兼用
する太陽電池層を形成した電池兼アンテナ部と、この電
池兼アンテナ部を太陽の方向と衛星の方向とに向くよう
に移動させる移動機構と、衛星に対し電池兼アンテナ部
のアンテナ素子より送受信させる送受信部と、移動機構
を制御する制御装置と、この電池兼アンテナ部の太陽電
池層によって電力を蓄えると共に、該蓄えた電力を装置
の各部に供給する電源装置とを備えている。そして、制
御装置は、通常では移動機構を介し電池兼アンテナ部を
太陽方向に向かせ、必要に応じ衛星方向に向くようにし
たことを特徴とする。
おいては、前記電源装置が、電池兼用アンテナ部の太陽
電池層から得られた余剰電力を蓄える電池と、該電池の
余剰電力量が所定以下になったとき、その電池に電力を
供給する供給部とからなる非常用電力供給手段を有する
ことを特徴とする。
図7により説明する。図1乃至図7は本発明による太陽
電池アンテナの第一の実施例を示している。実施例の太
陽電池アンテナは、まず例えばガラスエポキシ樹脂,あ
るいはセラミックのような誘電体からなる基板1を用
い、この基板1の上面に銅材からなる導体が設けられる
と共にそれを所望形状に加工することにより、左側中央
部に配置された高周波信号端子部2と、これに連結する
矩形状の導体板3とが形成されている。
4が形成され、図1(a)に示す如く、導体板3の右側
の部分と接地板4との間が複数設けられたスルーホール
5によって接続される。即ち、基板1の導体板3がマイ
クロストリップのアンテナ素子を構成している。この場
合、アンテナ素子として機能する高周波数は、基板1を
なす誘電体の材料や大きさ,高周波信号端子部2,導体
板3の大きさによって適宜選定され、本例では図1
(a)に示す如く基板1上の中央部にほぼ矩形形状をな
している。
3上にはシリコン金属からなる太陽電池層6が形成さ
れ、その太陽電池層6の右側中央部にそれより薄い絶縁
層7が同材料によって設けられると共に、その薄い絶縁
層7の上に端子部8が形成され、この端子部8より太陽
電池層6からの直流信号を出力するようにしており、従
って、矩形状マイクロストリップの太陽電池アンテナが
構成される。
2と導体板3とが、基板1の下面に接地板5がそれぞれ
設けられることにより、基板上の高周波信号端子部2と
導体板3とがアンテナ機能を果たすと共に、そのアンテ
ナ面上に形成された太陽電池層6が太陽電池機能を果た
すので、アンテナと太陽電池との双方の機能をもつこと
ができ、容易に一体化させることができる。しかも、太
陽電池層6がシリコン金属で形成されているので、アル
ミや銅等からなる従来のアンテナに比較すると、電波の
反射特性が低下するおそれがなく、アンテナとしての機
能に何等影響を与えることがない。この場合、本例では
導体板3の上に太陽電池層6を積層しているが、直接太
陽電池層6そのものでアンテナを形成することも可能で
ある。
陽電池とをそれぞれ別々に製作すること、及びそれらの
設置やメンテナンスを個別にすることが不要になり、そ
れだけ製作,設置,メンテナンスの簡便性を図ることが
できると共に、設置時の省スペース化を図ることもでき
る。
号端子部2,導体板3と接地板4とが形成されるので、
製作に際しては、予め両面銅張りの積層板やセラミック
板等の基材を用い、これをエッチング処理あるいは半導
体プロセスにより直接太陽電池アンテナを形成すること
により、製作がいっそう容易に行え、製作工程のより工
程数の削減を図ることもできる。
る。この場合は、前記実施例と同様の基板1の上に直線
状に配置した高周波信号端子部2と、それに連続する円
形状の導体板3とが形成され、また導体板3の中央部に
環状のスルーホール5が形成されることにより、導体板
3と基板1の下に設けた接地板4が接続される。
れより若干小さい円板状の太陽電池層6が形成され、そ
の太陽電池層6の底部にはこれと接続すると共に基板1
を貫通して下方に突出する端子部8が形成され、これに
より、円環形状マイクロストリップの太陽電池アンテナ
素子が構成される。
ナとして機能し、またその上の太陽電池層6が太陽電池
として機能するので、基本的には上記実施例と同様の作
用効果を得ることができる。そして、これまで述べた二
つの実施例においては何れも、導体板3の上に太陽電池
層6を設けることによって導体板3上のスペースを有効
に活用することとなり、それだけ小形かつ軽量の太陽電
池アンテナ素子が得られる。
を示している。即ち、図3に示す実施例は、前述した実
施例と同様に誘電体である基板11に導体板,接地板等
を形成することにより図示の如く縦横四個ずつで計16
個のアンテナ素子が構成され、このアンテナ素子を構成
する導体板の上に太陽電池層を設けることによりマイク
ロストリップの太陽電池アンテナ素子12が形成され
る。このときのアンテナとしての利得は、それぞれのア
ンテナ素子12の利得が全て同一であるとした場合、素
子を一個増やすことに原理的には3dB増加させること
ができるので、複数組み合わせることによって所望の利
得を得ることができる。しかも、一般的に出力電圧は
0.5V/素子であるが、太陽電池を直列接続または並
列接続として組合せることができるので、所望の出力電
圧及び電流値を得ることができる。
して適用したものであって、この場合は、放物円形アン
テナ21の表面に設けた導体板の上に太陽電池層が形成
される。この太陽電池層としては、放物円形アンテナ2
1の外側と内側を周囲に沿いそれぞれ八等分にし、八個
の外側太陽電池層部23と、八個の内側太陽電池層部2
2との二種類で構成されている。本例ではアンテナ21
が口径50cm程度の大きさにしているが、10m程度
に及ぶ大きさのものにも適用することができる。なお図
4において、符号24は、この放物円形アンテナ21を
他の固定物に取付けるための取付け孔である。このよう
に、パラボラアンテナの表面に太陽電池層22,23が
設けられることにより、アンテナを太陽電池兼用とする
ことができ、一般家庭に利用されている小型の衛星アン
テナにも応用できることが可能となる。
の本体の構造のみについて述べたが、次にその太陽電池
アンテナの本体を装着した装置の実施例について説明す
る。図5に示す太陽電池アンテナ装置の実施例は、大別
すると、電池兼アンテナ部30と、この電池兼アンテナ
部30の移動機構40と、電池兼アンテナ部30の送受
信部50と、この送受信部50及び移動機構40の制御
装置60と、電源装置70とを備えて構成されている。
ないが、基板31表面に設けられた導体板の上に太陽電
池層が形成されることにより、太陽電池アンテナとして
のマイクロストリップ素子太陽電池アンテナ(以下、単
にマイクロストリップ素子と略称す)32を構成するも
のであり、基本的には前述した図1,図3の実施例と基
本的には同様であるので具体的説明を省略し、本例では
マイクロストリップ素子32が四個等間隔に配置されて
いる。
1の上部が設けられると共に、この支柱41の下部が回
動部42を介し取付台43に取付けられ、回動部42を
介し鉛直面上で回動するようにしている。回動部42
は、支柱41が取付台43上で鉛直軸を中心として±9
0度の角度で回動するように構成しているが、それ以上
の角度であってもよい。取付台43は、図2に示す如き
旋回部44を介し固定ベース45に取付けられ、水平面
上で旋回可能に設けられている。旋回部44は、取付台
43が固定ベース45に対し360度の角度で旋回する
ように構成している。従って、固定ベース45上で取付
台43が水平方向に旋回し、また取付台43において支
柱41が鉛直面内で回動することにより、電池兼アンテ
ナ部30の各マイクロストリップ素子32が太陽Aの方
向を、また必要に応じ衛星Bの方向を向くようにしてい
る。
ンテナ部30の基板背面部に設置されている。そして、
この送受信部50は図6に示すように、アンテナ付帯回
路51を介し電池兼アンテナ部30のマイクロストリッ
プ素子32と接続されている。具体的に述べると、アン
テナ付帯回路51は、高周波用の合成分配器52,それ
ぞれのマイクロストリップ素子32の数に対応して設け
られた複数の位相器53を有し、マイクロストリップ素
子32で衛星Bからの高周波を受信すると、その信号が
位相器53を介し合成分配器52に入力することにより
合成され、送受信装置50に出力され、送受信装置50
からの信号を出力すると、その信号が合成分配器52に
より分配され、かつ分配された信号が位相器53によっ
て位相が揃えられることによりマイクロストリップ素子
32の電池兼アンテナ部分(導体部)から放射される。
ンテナ駆動制御部62,位相調整制御回路部63とを有
している。中央処理部61は、予め、一年を通しての太
陽Aの日の出及び日の入りの時刻や太陽に対する地球の
周回軌道等のデータに基づきマイクロストリップ素子3
2が太陽Aの方向を向くようにプログラミングされてお
り、そのプログラミングデータに基づきアンテナ駆動制
御部62に指令すると、該アンテナ駆動制御部62が旋
回部44,回動部42をそれぞれ駆動することにより、
マイクロストリップ素子32が太陽Aの向くことができ
るようにしている。そのため、電池兼アンテナ部30の
設置位置を予め決定しておくことにより、マイクロスト
リップ素子32が太陽Aの経時的変化に追従することが
可能となるものである。なお、中央処理部61は、夜間
の場合には太陽エネルギを利用できないので、太陽Aの
方向に向ける制御を停止させて電力消費を抑えるように
する。
1のみならず、電池兼アンテナ部30において基板31
の表面部に設置された太陽センサ33と接続されてい
る。該太陽センサ33は、太陽Aの光の有無を検出する
ものであって、例えば、多数の検知器を半球状に配設し
た複眼式タイプで構成され、何れかの検知器が太陽Aの
光を受光すると、その受光した検知器がアンテナ駆動制
御部62に出力する。そして、アンテナ駆動制御部62
は、太陽センサ33からの出力に基づき今現在太陽Aが
出ているか否かを判定するようにしている。
グに基づきマイクロストリップ素子32を太陽Aに向く
ようにしているが、若干ずれるおそれもある。そのた
め、アンテナ駆動制御部62は、太陽センサ33から検
出された太陽Aの位置データと中央処理部61から指令
された太陽方向の位置データとにずれが生じた場合、太
陽センサ33からの位置データに基づき移動機構40の
旋回部44,回動部42を制御し、マイクロストリップ
素子32が太陽Aに向くよう位置修正することもできる
ようにしている。
テナ駆動制御部62に指令することにより、マイクロス
トリップ素子32が衛星Bの方向を向くようにもなって
おり、そのため、衛星Bの位置データも予め入力され、
マイクロストリップ素子32が衛星Bからの電波を受信
し、かつ衛星Bに対し電波を送信するようにも構成され
ている。その際、中央処理部61は、衛星Bに対する送
信時、位相調整制御回路部63に指令し、該位相調整制
御回路部63が各位相器53から出力される高周波の位
相をそれぞれ調整することにより、所望の衛星Bに対し
送信波が到達し得る指向性を得るようにしている。従っ
て、マイクロストリップ素子32において衛星Bに対す
る送信及び該衛星Bからの受信は、通常外部からの指令
に基づき実行されるが、その送受信が定期的な時間帯等
の場合には、マイクロストリップ素子32が太陽Aを向
くのと同様に予めプログラミングしておいても良い。
リップ素子32の太陽電池層が太陽Aを向くことにより
電力を蓄えると共に、その蓄えた電力を太陽電池アンテ
ナ装置の各部に必要量供給するようにしている。
図6では詳細に図示していないが太陽電池アンテナ装置
を構成する各部に対し、つまり、移動機構40の回動部
42及び旋回部44と、送受信装置50と、アンテナ付
帯回路51の各部と、制御装置60の各部とにそれぞれ
必要電力を供給するようにしている。
は、通常では制御装置60が移動機構4を制御すること
により、電池兼アンテナ部30が太陽Aの方向を向くよ
うにしているので、つまり、太陽Aに対する自動追尾機
能を果たすので、太陽エネルギを確実に取り込むことが
できる。しかも、太陽Aの日の出から日の入りまでの間
で太陽光を取り込むので、太陽エネルギをフルに利用す
ることにより、クリーンでかつ半恒久的な装置を得るこ
とができる。
装置70から装置各部に供給するので、以下の効果を得
ることができる。即ち、従来技術では、アンテナの一次
放射器に室内より同軸ケーブルを介し直流電源を供給し
ていると、その電源用の同軸ケーブルは、布設場所によ
って長さが変わることがあり、同軸ケーブルの長さの変
化によって電圧ドロップが発生し、正常に動作しないこ
とがあった。実施例においては、上記の如く、電池兼ア
ンテナ部30が太陽光を受光することによって蓄えた電
力で装置の各部を全て補うので、従来技術のように電源
用の同軸ケーブルをいちいち室内から配線することが不
要になると共に、電圧ドロップが起こるのを防ぐことが
でき、安定した電力で各部を駆動できることによって装
置の信頼性を得ることができる。また、太陽エネルギに
より得た電力で装置各部を駆動すると、電力の供給事情
が悪い山間地にも設置することができ、設置場所が特定
されることもないことから種々の場所にも容易に設置で
きる。
太陽Aを向き、必要に応じ衛星Bに対して送受信もする
ので、衛星通信の端末装置として機能を果たすことがで
き、しかも電池兼アンテナ部30からの送信時には、制
御装置60からの指令により制御装置60の位相調整制
御回路63が、各マイクロストリップ素子32から出力
される送信波の位相をそれぞれ調整するので、所望の衛
星Bに対し指向性をもって送信することができ、衛星B
に対する送信を的確に行うことができる。
説明する。この電源装置70は、電池兼アンテナ部30
と移動機構40,送受信部50,制御装置60との間に
設けられた充放電制御部71と、充電池72と、警報駆
動回路73と、電源部74と、自動充電部75とを有し
て構成されている。
0が太陽光を受けてその受光量に応じ電力変換したと
き、その電力を充電池72に蓄電させる。この場合、日
中では太陽光を受光することによって各部で消費する電
力の他、余剰電力も発生するが、その余剰電力は、夜間
の場合、衛星Bに対する送受信用として使用する。その
ため、夜間の時間帯に送受信する場合、充放電制御部7
1は、送受信部50,制御装置60,移動機構40の各
部に必要電力を供給するようにしている。
所望の太陽エネルギが得られないことがあり、充電池7
2が所定の電力を蓄えることができないおそれがある。
そのような緊急事態の場合、充放電制御部71は、電池
兼アンテナ部30から充電池72に供給された充電池7
2の蓄電量を監視していると共に、その蓄電量が所定以
下に下がった場合、警報駆動回路73に指令し、該警報
駆動回路73が電源部74,自動充電部75に出力する
ことにより、自動充電部75から充電池72に電力を供
給するようにしている。そのため、警報駆動回路73
は、充放電制御部71からの指令により自動充電部75
から電力を出力させる一方、該自動充電部75に対し電
源部74から電力を供給するようにしている。従って、
電源装置70は、電池の余剰電力量が所定以下になった
とき、その充電池72に電力を供給する非常用電力供給
手段を有している。なお、電源部74としては、自家発
電機であるが、AC電源で代用してもよい。
0が夜間の時間帯でも、充電池72を利用することによ
り衛星Bに対する送受信の電力を供給することができる
ばかりでなく、また充電池72の充電量が不足したと
き、それを不足電力を直ちに補うように構成したので、
万一の不足にも確実に対処することができ、衛星通信端
末装置として極めて高い信頼性を得ることができる。
ンテナと太陽電池との双方の機能をもつことができるよ
うに構成したので、アンテナと太陽電池とをそれぞれ別
々に製作すること、及びそれらの設置やメンテナンスを
個別にすることが不要になり、それだけ製作,設置,メ
ンテナンスの簡便性を図ることができると共に、設置時
の省スペース化を図ることもできる効果がある。
移動機構を制御し、電池兼アンテナ部が太陽の方向を向
く自動追尾機能を果たすように構成したので、太陽エネ
ルギを確実に取り込み、フルに利用することによりクリ
ーンでかつ半恒久的な装置を得ることができ、また電池
兼アンテナ部が太陽光を受光することによって蓄えた電
力で装置の各部を全て補うので、装置の信頼性を得るこ
とができ、設置場所が特定されると云うこともない効果
がある。
を示す正面図(a)及び中央縦断面図(b)。
正面図(a)及び中央縦断面図。
正面図。
面図。
電池アンテナ装置の一実施例を示す概略全体斜視図。
の例を示すブロック図。
層、30…電池兼アンテナ部、31…基板、32…マイ
クロストリップ素子太陽電池アンテナ、40…移動機
構、42…回動部、44…旋回部、50…送受信部、6
0…制御装置、61…中央処理部、62…アンテナ駆動
制御部、63…位相調整制御回路、70…電源装置、7
1…充放電制御部、72…充電池、73…警報駆動回
路、74…電源部、75…自動充電部。
Claims (5)
- 【請求項1】 マイクロストリップタイプのアンテナ部
を兼用する太陽電池層を有することを特徴とする太陽電
池アンテナ。 - 【請求項2】 マイクロストリップタイプのアンテナ部
を兼用する太陽電池層を有する太陽電池兼アンテナ部
と、この電池兼アンテナ部を太陽の方向と衛星の方向と
に向くように移動させる移動機構と、衛星に対し電池兼
アンテナ部のアンテナ素子より送受信させる送受信部
と、移動機構を制御する制御装置と、この電池兼アンテ
ナ部の太陽電池層によって電力を蓄えると共に、該蓄え
た電力を装置の各部に供給する電源装置とを備え、前記
制御装置は、通常では移動機構を介し電池兼アンテナ部
を太陽方向に向かせ、必要に応じ衛星方向に向くように
したことを特徴とする太陽電池アンテナ装置。 - 【請求項3】 前記電源装置は、電池兼アンテナ部の太
陽電池層から得られた余剰電力を蓄えておく一方、夜間
の時間であってかつ衛星に対し電池兼アンテナ部のアン
テナ素子より送受信するとき、前記余剰電力を装置の各
部に供給する手段を有することを特徴とする請求項2に
記載の太陽電池アンテナ装置。 - 【請求項4】 前記電源装置は、電池兼用アンテナ部の
太陽電池層から得られた充電池の余剰電力が所定以下に
なったとき、その充電池に電力を供給する非常用電力供
給手段を有することを特徴とする請求項2または3に記
載の太陽電池アンテナ装置。 - 【請求項5】 前記制御装置は、所望の衛星に対し電池
兼アンテナ部のアンテナ素子から送信したとき、各アン
テナ素子から出力する送信波の位相を互いに調整する位
相調整手段を有することを特徴とする請求項2に記載の
太陽電池アンテナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10336160A JP2000165128A (ja) | 1998-11-26 | 1998-11-26 | 太陽電池アンテナ及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10336160A JP2000165128A (ja) | 1998-11-26 | 1998-11-26 | 太陽電池アンテナ及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000165128A true JP2000165128A (ja) | 2000-06-16 |
Family
ID=18296306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10336160A Pending JP2000165128A (ja) | 1998-11-26 | 1998-11-26 | 太陽電池アンテナ及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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