JP2007011949A - 紙葉類処理システム及び紙葉類処理システムの制御方法 - Google Patents

紙葉類処理システム及び紙葉類処理システムの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ヘッダーカードを用いる紙葉類処理装置において、ヘッダーカードナンバーが認識できないとき、このヘッダーカードナンバー及び新規ヘッダーカードナンバーをハンドスキャナで認識して、再発行できるようにした紙葉類処理システム及び紙葉類処理システムの制御方法を提供する。
【解決手段】 読めなかったヘッダーカードCAは、リジェクトスタッカ80に集積される(図5(2))。この読めなかったヘッダーカードCA(旧ヘッダーカード)を取り出し、ハンドスキャナで読み込む(図5(3))。次に、再発行するために準備されたヘッダーカード郡CM1〜CMnからヘッダーカードCM1を取り出し、ハンドスキャナで読み込む(図6(3))。主制御部500は、旧ヘッダーカードナンバー、及び新ヘッダーカードナンバーを上位PC600に送信することにより更新される。この結果、新ヘッダーカードCM1を用いて紙葉類処理装置で再処理することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、紙幣などの紙葉類をヘッダーカードによって設定して処理する紙葉類処理装置に関し、特にこのヘッダーカードが読めないときに再発行可能な紙葉類処理システム及び紙葉類処理システムの制御方法に関する。
従来、ヘッダーカードを用い銀行券処理装置などの紙葉類処理装置では、回収した紙葉類の回収機関毎に用意されたヘッダーカードを当該紙葉類の先頭に重ね、一括して供給部に供給していた。供給部に供給されたヘッダーカード及び紙葉類は取り出しローラによって1枚ずつ一定間隔に取り出され、紙葉類判別装置によって当該ヘッダーカード及び紙葉類が判別される。
ヘッダーカードは、ヘッダーカードに印刷されている識別記号であるバーコードが読み取られ、ヘッダーカードが認識できた場合には、このヘッダーカード情報に基づいて、紙葉類の真偽判別(真券か、偽券か)、種類(以下、券種と称する。)判別、搬送状態判別、正損判別(再流通可能な正券か、最流通不可能な損券か)などの判別が行われる。この判別結果に基づいて、紙葉類は区分され、施封装置又は集積装置などの処理装置によって区分処理される。この際、施封装置で施封する券種、及び集積装置で集積する券種は、各券種毎に操作員によって紙葉類処理装置を制御する操作表示部からのキー操作又はタッチ入力、もしくはマウスなどによって設定されていた。
ここで、紙葉類判別装置によって認識されたヘッダーカードは、リジェクト集積部(排除券集積部)に集積され、後続して搬送された紙葉類は、上述したように紙葉類判別装置の結果に基づいて区分処理される。一方、認識できなかったヘッダーカードは、リジェクト集積部に集積されるが、後続して搬送された紙葉類は、ヘッダーカードが読めないために区分処理方法が定まらず、搬送される紙葉類をリジェクト集積部に集積すると共に、紙葉類処理装置を停止する。
ここで、従来から、リジェクト集積部に集積されたヘッダーカードを抜き取り、ヘッダーカードに付与されているヘッダーカードナンバーを操作表示部から手入力(キー入力)し、その後、リジェクト集積部及び搬送路に残留している紙葉類を再度供給部に装填して、装置を稼動し再処理していた。また、より確実にヘッダーカードを認識する方法としてヘッダーカードの表裏にヘッダーカードナンバーを印刷して認識する方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−334362号公報 (第2−3頁、図5)
しかしながら、特許文献1記載の紙葉類処理装置では、ヘッダーカードの認識性能は向上するが、このような手段を用いてもヘッダーカードが認識できない場合、当該ヘッダーカードをリジェクト集積部から抜き取りヘッダーカードに付与されている識別記号であるヘッダーカードナンバーをキー入力して再処理する必要があり、紙葉類処理装置の処理効率が低下するという問題があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、認識できなかったヘッダーカードナンバー及び再発行の新規ヘッダーカードナンバーを紙葉類処理装置に接続されたハンドスキャナタイプのバーコードリーダ(以下、ハンドスキャナと称する。)で認識し、この新規ヘッダーカードを当該紙葉類の先頭に重ねて当該紙葉類を区分処理できるようにした紙葉類処理システム及び紙葉類処理システムの制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載の紙葉類処理システムは、識別記号を付与した第1又は第2のヘッダーカードを、処理単位毎に集積した紙葉類の先端に重ねて供給し、この供給されたヘッダーカード及び前記紙葉類前記を1枚ずつ搬送路に取り出し、搬送して処理する紙葉類処理装置と、上位PCとが通信手段によって接続された紙葉類処理システムであって、前記紙葉類処理装置は、前記搬走路に設けられ、前記第1のヘッダーカードの識別記号を読み取る第1の読取手段と、この第1の読取手段によって前記識別記号が読み取れないとき、この読み取れなかった第1のヘッダーカードの識別記号及び第2ヘッダーカードの識別記号を、静止状態で読み取る第2の読取手段と、この第2の読取手段によって読み取った第1又は第2のヘッダーカードの識別記号に基づいてヘッダーカードを再発行するための電文を前記上位PCに送信する送信手段と、前記第2のヘッダーカードを前記紙葉類の先端に重ねて再処理し、その処理結果を前記上位PCに送信する紙葉類処理手段と、を備え、前記上位PCは、前記紙葉類処理装置で使用される第1又は第2のヘッダーカードの識別記号を登録する登録手段と、前記紙葉類処理装置から送信されてきた前記ヘッダーカードを再発行するための電文を受信する受信手段と、この受信手段によって受信した前記電文に基づいて前記第1のヘッダーカードの識別記号を前記第2のヘッダーカードの識別記号に更新する更新手段と、この更新手段によって更新された前記第2のヘッダーカードの識別記号に基づいて前記紙葉類処理装置から送信された処理結果を集計する集計手段と、を備えたことを特徴とする。
さらに、本発明の請求項5記載の紙葉類処理システムの制御方法は、識別記号を付与した第1又は第2のヘッダーカードを、処理単位毎に集積した紙葉類の先端に重ねて供給し、この供給されたヘッダーカード及び前記紙葉類前記を1枚ずつ搬送路に取り出し、搬送して処理する紙葉類処理装置と、上位PCとが通信手段によって接続された紙葉類処理システムの制御方法であって、前記紙葉類処理装置は、前記第1のヘッダーカードが読み取れないとき、この読み取れなかった第の1ヘッダーカードの識別記号及び第2のヘッダーカードの識別記号を、第2の読取手段によって静止状態で読み取る第1工程と、この第1工程の終了後、前記第2の読取手段によって読み取った識別記号からなる第1のヘッダーカード及び第2のヘッダーカードの電文を前記上位PCに送信する第2工程と、この第2工程の終了後、前記第2のヘッダーカードを前記紙葉類の先端に重ねて再処理し、その処理結果を前記上位PCに送信する第3工程と、を備え、前記上位PCは、前記紙葉類処理装置で使用される第1及び第2のヘッダーカードの識別記号を登録する登録手段を備え、前記紙葉類処理装置から送信されてきた前記電文を受信する第4工程と、この第4工程の終了後、受信した前記電文に基づいて前記第1ヘッダーカードの識別記号を前記第2ヘッダーカードの識別記号に更新する第5工程と、この第5工程終了後、更新された前記第2ヘッダーカードの識別記号に基づいて前記紙葉類処理装置から送信された処理結果を集計する第6工程と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、認識できなかったヘッダーカードを再発行した新規ヘッダーカードに替えて紙葉類を再処理することができるので、再処理する場合の効率が向上する。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の実施例によるヘッダーカードを用いた紙葉類処理システムの概略断面図である。この紙葉類処理システムは、紙葉類処理装置及び上位PC600から構成されている。
紙葉類処理装置は、紙葉類処理部1及び主制御部500で構成され、外部に設けられた上位PC600と通信回線によって接続されている。
主制御部500に接続された操作表示部502から操作員の操作によって、入金業務、整理業務などの取引方法の設定、処理した紙葉類Pを収納する収納庫(以下、カセットと称する。)を設定するカセットアサイン、及び紙葉類の判別レベルである正損レベル設定などが行われる。この設定の後、供給部10に供給された複数券種の紙葉類Pが一定の間隔で1枚ずつ取り出されて搬送され、上記カセットアサインによって設定されたカセット(57D〜62D)に収納、又は施封される。
また、設定した業務の取引終了時には、各業務終了に伴う取引の区切り処理が行われる。さらに、1日の業務終了などの単位で取引計数を集計し、上位PC600に取引結果を通知するバランス処理が行われる。この上位PC600には、例えば、本実施例の紙葉類処理装置が複数台接続され、各紙葉類処理装置の稼動状況の把握や、各紙葉類処理装置からの処理結果の集計を行う。
本実施例の紙葉類処理装置では、ヘッダーカードを読み取らせることによって、上記、操作表示部502から操作員によって設定されたと同様に、入金業務、整理業務、カセットアサイン、正損レベル設定、取引の区切り処理、及びバランス処理などを行うこともできるが、ここでは、ヘッダーカードに印刷されたヘッダーカードナンバー(以下、ヘッダーカードNoと称する)に対応し金融機関に付与した例えば口座番号が対応しており、このヘッダーカードNoと口座番号とは上位PC600のヘッダーカードを登録する登録手段としてのメモリ(図示しない)にヘッダーカード登録テーブル600A(後述する)が記憶されて管理されている。
入金業務とは、予め合計金額のわかっている複数券種の紙葉類Pを、紙葉類処理装置を用いて、券種毎、搬送状態毎、正損毎に区分し、紙葉類処理装置で計数した金額が正しいことを確認し、システム(上位PC600のこと)に登録する業務である。すなわち、上位PC600のヘッダーカードNoに対応する口座番号で管理されるエリアに入金業務によって区分された券種毎の計数値が登録される。なお、この業務によって処理された紙葉類Pは、上述した集積部57〜62の各カセット57D〜62Dに集積され、又は施封部4で施封される。
整理業務とは、入金業務においてシステム(上位PC600)に計数を登録しない業務である。取引した券種を計数することが目的ではなく、一度入金業務などで計数を行った券種をさらに詳細に集積部57〜62の各カセット57D〜62Dに集積したり、施封を行ったりするために使用する。
カセットアサインとは、集積部57〜62の各カセット57D〜62Dに収納する券種、及び施封部で施封する券種を設定することである。
正損レベル設定とは、再流通可能な正券と再流通不可能な損券に区分する閾値のレベルを設定することである。
取引の区切り処理とは、各取引終了後、例えば操作表示部502に設けられた完了ボタン(図示しない)が押下されたとき、上記集積部57〜62に集積された紙葉類を各カセット57D〜62Dに収納する処理のことで、紙葉類が収納された各カセットは、操作員によって空のカセットと交換される。
ここで、紙葉類Pが搬送されるときの搬送状態について説明する。紙葉類Pは、表(Face:表を上にした状態)、裏(Back:裏を上にした状態)、正(Foward:紙葉類の表もしくは裏の印刷が正立した状態)、逆(Reverse:紙葉類の表もしくは裏の印刷が倒立した状態)の4種類あり、これらを組み合わせた表正FF、表逆FR、裏正BF、裏逆BRからなる4種類の搬送状態が形成される。
紙葉類処理部1は、紙葉類Pを供給する供給部10と、この供給部10から供給された紙葉類Pを1枚ずつ取り出す紙葉類取出装置200と、この紙葉類取出装置200によって取り出された紙葉類Pを搬送する搬送路16とを有している。また、この搬送路16によって搬送される紙葉類Pの搬送ピッチを補正する搬送ピッチ補正部210が配置されている。さらに、この搬送ピッチ補正部210によって搬送ピッチが補正された紙葉類Pを1枚ずつ判別する紙葉類判別装置19、バーコードリーダ7が搬送路16に沿って配置されている。なお、上記紙葉類判別装置19とバーコードリーダ(第1読取手段)7の配置順序は逆でもよく、同様の効果が得られる。上記紙葉類判別装置19の判別結果に基づき紙葉類Pの搬送状態を揃えるために反転する反転処理部が配置されている。このようにして搬送状態の揃えられた紙葉類Pは操作表示部502によって、区分方法が設定されると、この設定に基づいて施封する施封部4で施封され、又は券種毎に集積する集積部57〜62に集積される。
さらに、紙葉類処理部1はインターフェース501を介して主制御部500に接続されている。以下、紙葉類処理部1の構成を紙葉類Pの供給部10から順に説明する。
上記供給部10は、4種類の搬送状態が混在する紙葉類Pを当接して整位するステージ11と、このステージ11に対して鉛直方向に立設したバックアッププレート12とで構成されている。また、このバックアッププレート12は、バネ13の付勢力によってステージ11に沿って左側に移動可能になっている。このようにして供給された紙葉類Pは、バックアッププレート12によりピックアップローラ5側に圧接される。この状態において、紙葉類Pは、取り出しローラ30が回転することにより一定間隔を有して1枚ずつ取り出されて搬送路16に繰り出される。
搬送ピッチ補正部210は、搬送ローラ211の搬送方向下流に近接して設置されて紙葉類Pを検知するタイミングセンサSC1と、搬送ローラ駆動モータ212からの駆動力によって回転速度を可変することができる搬送ローラ213と、この搬送ローラ213に対向配置されたピンチローラ214及び搬送ローラ駆動モータ212を制御する搬送ピッチ制御部(図示なし)とで構成される。
分岐ゲートG1は、例えば、リジェクト券と、処理券とに振り分けるゲートである。リジェクト券とは、紙葉類判別装置19の紙葉類判別部(詳細は、後述する。)で紙葉類Pを判別した結果、紙葉類Pが偽券、又は折れ、破れ、スキューなどにより判別のできない「判別不能券」と判別された紙葉類をいう。この判別結果を搬送制御部(詳細は、後述する)が受信すると、分岐ゲートG1を右側(時計方向)に回動することにより、当該リジェクト券をリジェクト集積部80に集積する。
また、処理券とは、紙葉類判別装置19の紙葉類判別部で判別された紙葉類Pが真券で正券、又は真券で損券をいう。搬送制御部は、その判別結果を受信すると、分岐ゲートG1を左側(反時計方向)に回動して、当該紙葉類を区分処理する。
第1の読取手段であるバーコードリーダ7、及び第2読取手段であるハンドスキャナ8は、ヘッダーカードを照明する照明部(図示しない)、この照明部によって照明されたエリアの反射光をCCDなどのラインセンサでスキャンニングして読み取る読取部(図示しない)、及びこの読取部で読み取った読み取り画像の文字認識を行う認識部(図示しない)を備えており、ヘッダーカードに印刷されたバーコードを読み取り認識する。バーコードリーダ7は、紙葉類処理部1の搬送路16に組み込まれているが、ハンドスキャナ8は、搬送路16には組み込まれておらず、搬送路操作員が手に持ってバーコードの読み取りを行う。
バーコードリーダ7は、ヘッダーカードの搬送方向と直行する方向に印刷されたヘッダーカードの識別記号であるバーコードを、当該ヘッダーカードの搬送中に読み取り、かつ認識する。また、ハンドスキャナ8は、ヘッダーカードに印刷された当該ヘッダーカードの識別記号であるバーコードを、当該ヘッダーカードの静止状態で読み取り、かつ認識する。なお、詳細は後述するが、バーコードにはさまざまな種類が存在するため、使用するバーコードに適合するように読取部及び認識部のコード体系は事前に設定される。
紙葉類判別装置19は紙葉類Pを判別するためのラインセンサを備えているため、このラインセンサによって上記バーコードリーダの機能を兼ねることも可能であるが、本実施例では、バーコードリーダ7を別途設けた場合について以下に説明する。
反転処理部は、スイッチバック反転部3及び表裏反転部9で構成され、取り揃える方向により上記スイッチバック反転部3及び表裏反転部9の一方、若しくは両方が使用される。
スイッチバック反転部3は、搬送ローラ対300、301の搬送方向下流に近接して設置されて紙葉類Pを検知するタイミングセンサSC2と、このタイミングセンサSC2の搬送方向下流に近接して設置された分岐ゲートG10、G11と、反転処理部取り込みローラ302、303とによって反転部311に取り込まれる。
反転部311は、取り込んだ紙葉類Pを図示矢印A31の方向に搬送するために正回転する逆転ローラ304及びピックアップローラ305と、この逆転ローラ304を駆動する逆転ローラ駆動モータ310と、搬送ローラ306、307とで構成される。
また、反転部311に取り込んだ紙葉類Pを反転するために図示矢印A32の方向に搬送し、スイッチバック反転部3から放出するための搬送ローラ308、309が設けられている。
ここで、逆転ローラ304は、紙葉類Pを図示矢印A31の方向に搬送する場合は正回転し、図示矢印A32の方向に搬送する場合は逆回転する。
分岐ゲートG2は、表裏反転分岐ゲートである。紙葉類判別部で判別された紙葉類Pの搬送状態の結果に基づき、表裏反転を必要とする場合に右側(時計方向)に回動し、紙葉類Pを図示矢印A6で示す表裏反転部9を通過させる。また、表裏反転を必要としない場合、分岐ゲートG2を、左側に回動し、紙葉類Pを図示矢印A4で示す方向に搬送させる。
表裏反転部9は、紙葉類判別装置19の紙葉類判別部で判別された結果に基づき、紙葉類Pの搬送状態の表裏を反転する。例えば搬送状態が裏逆(BF)の場合、表裏反転部9によって表正FFになる。
分岐ゲート(第1分岐手段)G3は、搬送される紙葉類Pを搬送路(主搬送路)16から施封部4、又は集積部57〜62に分岐する分岐ゲートである。搬送される紙葉類Pが主制御部500、又はヘッダーカードによって施封するように指定された券種の場合、搬送制御部は、分岐ゲートG3を右側(時計方向)に回動し、紙葉類Pを施封部4が設けられている図示矢印A40の方向に搬送する。また、それ以外の券種の紙葉類Pは、ゲートG3からゲートG4〜G8を経由して集積部57〜62に集積するように振り分けられる。
施封部4及び集積部57〜62には、紙葉類Pが搬送される搬送路から分離するために搬送路の終端に紙葉類Pを集積する集積装置として羽根車集積装置が設けられている。
この羽根車集積装置は、例えば、集積部57の場合、羽根車57A、一時集積庫57B、シャッター57C、カセット57D、及び集積を補佐するプッシャ(図示しない)などの装置で構成される。
羽根車57Aは、複数の羽根が回転軸の周辺に組み込まれており、搬送されてきた紙葉類Pを羽根と羽根の間で受け取れるように紙葉類Pの搬送に同期して回転している。この羽根車を使用することによって、高速に搬送される紙葉Pの運動エネルギーを吸収しながら、かつ、紙葉類Pを整位しながら一時集積庫57Bに集積する。
一時集積庫57Bは、集積部57〜62で使用される一時集積庫57Bと、施封部4の一時集積庫42B、43Bとでは以降で処理する目的が異なるために形態が異なっている。
集積部57〜62で使用される一時集積庫57Bには、シャッター57Cが備えられており、このシャッター57Cの上に紙葉類Pが集積される。そして、このシャッター57Cに集積された紙葉類Pは、例えば満杯になったとき、又は業務終了指示(図示しない)などがあると、シャッター57Cが開き、シャッター57C下部に設けられたカセット57Dに落下して集積される。
一方、施封部4の一時集積庫42B、43Bでは、バックアッププレート42C、43Cの上に集積された紙葉類Pが100枚(以下、100枚紙葉類45と称する。)に達すると、プッシャー(図示しない)が下降して、この100枚紙葉類45を一時集積庫42B、43Bに押し込む。次に、バックアッププレート42C、43Cとプッシャーで100枚紙葉類45を保持して後述する搬送キャリア44Dに渡す。
施封部4(施封手段)は、第1集積部42、第2集積部43、搬送部、紙帯部46、帯送り部47、帯巻き部48で構成される。本実施例では、施封部4が、上記第1集積部42、第2集積部43を有している場合を説明するが、必要に応じてこれら2個の集積部を対にして複数セット用いてもよい。
第1集積部42及び第2集積部43は、共に同様に構成されているため、第1集積部42についてその構成を説明し第2集積部43の説明を省略する。
第1集積部42には、施封搬送路40Aから紙葉類を分岐する分岐ゲートG12、振り分けられた紙葉類Pを搬送する搬送路40B、搬送40Bの終端から送り出された紙葉類を受け取る羽根車42A、この羽根車42Aによって受け取られた紙葉類Pを集積する一時集積庫42B、集積された紙葉類Pを押圧するプッシャーが設けられている。以下、施封部4の各部構成について詳細に説明する。
一時集積庫42Bは、搬送される紙葉類Pを計数し100枚毎に区分して集積するバックアッププレート42Cを備えている。
搬送部は、縦搬送路44A、44B、搬送キャリア44D、及び横搬送路44Cから構成される。縦搬送路44A、44Bは、バックアッププレート42C、43Cで受けた100枚紙葉類45を上昇又は下降するためのものである。また、搬送キャリア44Dは、縦搬送路44A又は縦搬送路44Bの停止位置でバックアッププレート42C又は43Cから100枚紙葉類45を受け、施封トレイ(図示しない)に渡すために横搬送路44C上を往復移動することができるように構成される。
紙帯部46は、施封トレイに積載された100枚紙葉類45を施封するための紙帯46A、この紙帯46Aに印刷するための印刷機能と印刷された紙帯46Aを送る機能とを備えた帯送り部47、100枚紙葉類45を帯送り装置から送られた印刷済み紙帯で施封する帯巻き部48、及び施封部4を制御する施封制御部400とで構成される。
図2は、紙葉類判別装置19及び主制御部500の構成、並びに上位PC600との接続状態を示すブロック図である。紙葉類判別装置19は、紙葉類Pの判別を行う紙葉類判別部20と、搬送される紙葉類Pの行き先を決定する搬送制御部26とで構成され、バーコードリーダ7に接続される。なお、搬送制御部26は、紙葉類判別装置19と分離して設けても同様に機能させることが可能である。
紙葉類判別部20は、紙葉類Pの材質に関わる光学的特性や磁気的特性を検出するための複数のセンサ1〜n、これらセンサ1〜nの出力信号を増幅する増幅回路1〜n、この増幅回路1〜nの出力信号を処理する処理手段から構成される。この処理手段は、A/D変換するためのA/D変換部24、このA/D変換部24でA/D変換されたデータを論理演算する論理回路部23、この論理回路部23の出力信号から真偽(本物か偽物か)、正損(正券か損券か)を判別する他、紙葉類判別部20の全体を制御するCPU21と、このCPU21によってアクセスされる記憶部25、及びCPU21で判別された結果やデータ及びバーコードリーダ7の認識結果を主制御部500との間で通信するためのI/F部22とで構成される。
また、搬送制御部(制御手段)26は、紙葉類判別部20の判別結果により、搬送される紙葉類Pの行き先を決定して、紙葉類Pの搬送制御を行うCPU27と、このCPU27によってアクセスされる記憶部29と、紙葉類判別部20とのI/F部28とで構成される。
このCPU21は、バーコードリーダ7の認識結果である上記ヘッダーカードの読み取り結果に基づいて、紙葉類Pを処理するために処理方法を設定する。すなわち、このCPU21によって、紙葉類を処理する取引方法の設定、紙葉類判別装置によって紙葉類Pを判別する判別レベルの設定、及び取引方法設定及び判別レベル設定に基づいて紙葉類Pを区分して収納する集積装置のカセットアサインの設定が行われる。
なお、上記CPU21によって認識されたヘッダーカードの読み取り結果は、搬送制御部26に送信され、搬送制御部26によって、紙葉類Pの搬送先が設定される。
以上のように、紙葉類処理部1は、紙葉類Pの搬送を制御する搬送制御部26と、この搬送制御部26によって搬送された紙葉類Pを施封する施封制御部400によって制御される。
主制御部500は、主制御部500を制御するCPU504、記憶部505、インターフェース部503を備えており、操作表示部502、ハンドスキャナ8、及び上位PC600に接続されている。
上記記憶部504には、ヘッダーカードの再発行時に生成される再発行電文505E(後述する)が記憶される。
CPU504は、紙葉類処理手段として紙葉類判別部20から受信した紙葉類の判別結果を上位PC600に送信する。上述したように、ここでは、取引の区切り処理が行われた際の取引計数を送信する。さらにCPU504は、ヘッダーカード送信手段としてバーコードリーダ7、及びハンドスキャナ8の認識結果を後述するヘッダーカード再発行電文として上位PC600に送信する。
図3は、入金業務を行う場合のヘッダーカードCA〜CE及び紙葉類Pの積載状態である。この図は、取引A、取引B、取引C、取引Dからなる取引が図示矢印A2方向に1枚ずつ取り出されて順番に処理される場合を示しており、各取引紙葉類Pの先頭にヘッダーカードCA〜CEが挿入さている一例である。この例では、取引A〜取引Dの順に入金業務が行われ、各取引の終了毎に、取引の区切り処理が行われる。また、集積された紙葉類を収納したカセット57D〜62Dが交換される(詳細は、後述する。)。
取引Aの取引結果は、主制御部500から上位PCに送信されヘッダーカードCAのヘッダーカードNoに対応する例えば口座番号―1に登録される。
取引Bの取引結果は、主制御部500から上位PCに送信されヘッダーカードCBのヘッダーカードNoに対応する例えば口座番号―2に登録される。
取引Cの取引結果は、主制御部500から上位PCに送信されヘッダーカードCCのヘッダーカードNoに対応する例えば口座番号―3に登録される。
取引Dの取引結果は、主制御部500から上位PCに送信されヘッダーカードCDのヘッダーカードNoに対応する例えば口座番号―4に登録される。
ヘッダーカードCEは、次の取引のためのヘッダーカードとして使用される。
図4は、ヘッダーカードにバーコードを用いた場合の一例である。バーコードにはCODE−9、NW−7、ITF、JAN(UPC、EAN)等さまざまな種類が存在する。ここでは、その中のITF(Interleaved Two of Five)コードを用いた場合について説明する。
ITFコードは、太バー(ワイドバーWB)、細バー(ナローバーNB)、太スペース(ワイドスペースWS)、細スペース(ナロースペースNS)、の組合せで構成され、バー5本とスペース5本でそれぞれ1文字(数字の場合)のキャラクタを構成する。1文字目はバー5本で表し、2文字目はスペース5本で表す構成であるため偶数桁になる。そして、バー、スペースのどちらも有意な情報を示しているため、非常に密度の高い構成になる。また、スタートキャラクタ(START)とストップキャラクタ(STOP)は、他の数字と異なり、図に示すパターンで表す。
ナローバーNBとワイドバーWBの構成比率は、図に示すようにナローバーNBとワイドバーWB、もしくはナロースペースNSとワイドスペースWSの構成比率は1:2〜1:3の範囲で使用される。
図は、以上の基準に基づいてITFコードのキャラクタで構成され、START、STOP、及び0〜9の数字を印字した場合を示している。この10桁の数字を組み合わせることによって上述した各種設定を行うことができる。
例えば、一実施例として、下記(1)〜(2)に示す番号によりヘッダーカードNoを構成することができる。
(1)1桁目〜5桁目:金融機関毎に設定される番号
(2)6桁目〜10桁目:連続する通し番号
なお、ヘッダーカードNoは上記方法に限るものではなく、上述した上位PC600の講座番号との関係でユニークな番号を設定することが可能である。
図5は、第1の読取手段であるバーコードリーダ7で認識できなかったヘッダーカード(第1のヘッダーカード)CAを、第2の読取手段であるハンドスキャナ8で認識する方法を模式的に説明した図である。図5(1)は、取引Aの先頭にヘッダーカードCAが重ねられた状態で図3の取引A部分を図示したもので、処理される直前の状態図である。図5(2)はヘッダーカードCAが認識されずにリジェクト集積部80に集積された状態である。図5(3)は、リジェクト集積部80に集積されたヘッダーカードCAを抜き取り、ハンドスキャナ8で読み取り、認識している状態図である。
ここで、バーコードリーダ7で認識できないヘッダーカードCAがハンドスキャナ8で認識できる理由を説明する。紙葉類処理装置に備えられたバーコードリーダでは、ヘッダーカードが搬送ベルトなどによって紙葉類と同じ速度で搬送されているため、読み取り位置及び深度が変化し、搬送位置ずれ、搬送スキューなどの搬送状態によっては読み取れない場合が発生する。また、バーコードの一部分が不鮮明な場合や、破損している場合も同様に読み取れない場合が発生する。一方、ハンドスキャナ8で読み取る場合は、ヘッダーカードを静止した状態で読み取るため、上述した不具合がないだけでなく、ハンドスキャナでは、読み取りを開始すると短時間に複数回の読み取り及び認識が繰り返し行われる。また、バーコードの一部が欠損しているような場合は、その部分を避けて読み取り及び認識させることが可能になる。以上の結果、紙葉類処理装置で認識できなかったバーコードであってもハンドスキャナでは認識できる場合が多い。
図6は、読み取れなかったヘッダーカードCAを再発行する手順を模式的に説明した図である。図6(1)は、ヘッダーカードCAの替わりに再発行するために積載されたヘッダーカード群CM1〜CMnを示す。図6(2)は、ヘッダーカード群CM1〜CMnから抜き取られたヘッダーカード(第2のヘッダーカード)CM1を示す。図6(3)は、ヘッダーカードCM1をハンドスキャナ8で読み取り、認識している状態図である。
図7は、入金処理時にヘッダーカードを認識処理するフローチャートである。図5、図6も参照してこのフローチャートを説明する。
初めに紙葉類処理装置でヘッダーカード(例えばCA)、及び取引Aの紙葉類読み取りを開始する(S1)。
この結果、ヘッダーカードCAが読めなかったとき(S2のNo)、当該ヘッダーカードは、リジェクトスタッカ80に集積される(図5(2))。この読めなかったヘッダーカード(NGヘッダーカード)CAを取り出し、ハンドスキャナで読み込む(S3、図5(3))。
次に、読めなかったヘッダーカードCAの替わりのヘッダーカードを再発行するために、別に準備されたヘッダーカード郡CM1〜CMnからヘッダーカードを1枚取り出し、この取り出したヘッダーカードCM1をハンドスキャナで読み込む(第1工程、S4、図6(3))。
次に、操作表示部502からヘッダーカード再発行電文を指示すると、図9に示す旧ヘッダーカードナンバー(ヘッダーカードCAのナンバー)、及び新ヘッダーカードナンバー(ヘッダーカードCM1のナンバー)が主制御部500から上位PCに送信される(第2工程、S5)。
次に、新ヘッダーカードCM1を取引Aの先頭に重ねて供給部に供給する。紙葉類処理装置で処理する。この処理結果を上位PCに送信する(第3工程、S6)。
次に、図8〜図10を参照してヘッダーカード再発行処理を説明する。図8は、上位PC600でのヘッダーカード再発行処理のフローチャートである。図9は、ヘッダーカード送信電文を説明するフォーマット図である。図10は、上位PC600のヘッダーカード登録手段としてのヘッダーカード登録テーブル600Aである。
なお、上位PC600には、ヘッダーカードの識別記号を登録するヘッダーカード登録手段と、紙葉類処理装置から送信されてきた再発行電文を受信する受信手段、この受信手段によって受信した前記再発行電文に基づいて旧ヘッダーカード(第1ヘッダーカード)の識別記号を新ヘッダーカード(第2ヘッダーカード)の識別記号を用いて更新する更新手段、及びこの更新手段に基づいて更新されたヘッダーカード登録テーブル600Aに基づいて紙葉類処理装置から送信された処理結果を集計する集計手段が設けられており、以下、図を参照しながら説明する。
上位PC600は、主制御部500から送信された、図9に示す旧ヘッダーカードNoと再発行した新ヘッダーカードNoを受信する(受信手段、第4工程、S10)。
次に、上位PC600のヘッダーカード登録テーブル600Aに記憶されている旧ヘッダーカードNo1を廃止し(図10のA参照)、この旧ヘッダーカードNo1の替りに新ヘッダーカードNo1を登録する(登録手段、S11)。この登録によって新ヘッダーカードの再発行処理が完了し、図10に示すヘッダーカード登録テーブル600Aが更新される(第5工程、更新手段)。このヘッダーカード登録テーブル600Aには、口座番号に対応してヘッダーカードナンバー(ヘッダーカードNo)が設けられており、上述したように、ヘッダーカードNoが読めなかった場合は、口座番号に対応して再発行されたヘッダーカードNoが記憶される。
次に、上位PC600は、紙葉類処理装置で再発行されたヘッダーカードを用いて処理された紙葉類の処理結果を集計手段によって集計する(第6工程、S12)。この集計手段は、例えば、紙葉類処理装置が複数配置されている場合は、各紙葉類処理装置から送信された処理結果を取引内容毎に集計することができる。
(変形例)
本実施例において、ヘッダーカードの認識記号を接触ICに記憶させ、この非接触ICに記憶された情報を非接触ICリーダライタによって読み書きすることによっても、ヘッダーカードの再発行処理が可能である。すなわち、図1に示す紙葉類処理装置において、バーコードリーダ7及びハンドスキャナ8の替わりに、公知技術である非接触ICリーダライタを設けることによって上述したヘッダーカードの再発行が可能である。
上述したように、本実施例によれば、紙葉類処理装置によってヘッダーカードが認識できないとき、この認識できなかったヘッダーカードの替わりに新しいヘッダーカードをハンドスキャナによって読み込み再登録することにより再処理が可能になるため、ヘッダーカードが読み込めなかったときの再処理効率が向上する。
本発明の実施例によるヘッダーカードを用いた紙葉類処理システムの概略断面図。 紙葉類判別装置及び主制御部の構成、並びに上位PCとの接続状態を示すブロック図。 入金業務を行う場合のヘッダーカード及び紙葉類の積載状態を示す図。 ヘッダーカードにバーコードを用いた場合の一例を示す図。 バーコードリーダで認識できなかったヘッダーカードをハンドスキャナで認識する方法を模式的に説明した図。 読み取れなかったヘッダーカードCAを再発行する手順を模式的に説明した図。 入金処理時にヘッダーカードを認識処理するフローチャート。 上位PCでのヘッダーカード再発行処理のフローチャート。 ヘッダーカード送信電文を説明するフォーマット図。 上位PCのヘッダーカード登録テーブル。
符号の説明
P 紙葉類
G1〜G8 分岐ゲート
G12〜G14 分岐ゲート
1 紙葉類処理部
7 バーコードリーダ
8 ハンドスキャナ
10 供給部
19 紙葉類判別装置
4 施封部
42〜45 施封装置
42E 横搬送路
42B 一時集積庫
42F 搬送キャリア
50 集積部
57〜62 集積装置
400 施封制御部
500 主制御部
502 操作表示部
600 上位PC

Claims (5)

  1. 識別記号を付与した第1又は第2のヘッダーカードを、処理単位毎に集積した紙葉類の先端に重ねて供給し、この供給されたヘッダーカード及び前記紙葉類前記を1枚ずつ搬送路に取り出し、搬送して処理する紙葉類処理装置と、上位PCとが通信手段によって接続された紙葉類処理システムであって、
    前記紙葉類処理装置は、
    前記搬走路に設けられ、前記第1のヘッダーカードの識別記号を読み取る第1の読取手段と、
    この第1の読取手段によって前記識別記号が読み取れないとき、この読み取れなかった第1のヘッダーカードの識別記号及び第2ヘッダーカードの識別記号を、静止状態で読み取る第2の読取手段と、
    この第2の読取手段によって読み取った第1又は第2のヘッダーカードの識別記号に基づいてヘッダーカードを再発行するための電文を前記上位PCに送信する送信手段と、
    前記第2のヘッダーカードを前記紙葉類の先端に重ねて再処理し、その処理結果を前記上位PCに送信する紙葉類処理手段と、
    を備え、
    前記上位PCは、
    前記紙葉類処理装置で使用される第1又は第2のヘッダーカードの識別記号を登録する登録手段と、
    前記紙葉類処理装置から送信されてきた前記ヘッダーカードを再発行するための電文を受信する受信手段と、
    この受信手段によって受信した前記電文に基づいて前記第1のヘッダーカードの識別記号を前記第2のヘッダーカードの識別記号に更新する更新手段と、
    この更新手段によって更新された前記第2のヘッダーカードの識別記号に基づいて前記紙葉類処理装置から送信された処理結果を集計する集計手段と、
    を備えたことを特徴とする紙葉類処理システム。
  2. 前記第1の読取手段は、
    前記第1又は第2のヘッダーカードの搬送方向と直行する方向に印刷された識別記号であるバーコードを搬送中に読み取り、かつ認識する認識手段を備え、
    前記第2の読取手段は、
    前記第1及び第2のヘッダーカードに印刷された識別記号であるバーコードを静止した状態で読み取り、かつ認識する認識手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の紙葉類処理システム。
  3. 前記第1又は第2のヘッダーカードは、
    当該第1又は第2のヘッダーカードの識別記号を非接触ICに記憶させ、当第1又は第2のヘッダーカードに埋設したことを特徴とする請求項1記載の紙葉類処理システム。
  4. 前記第1の読取手段は、
    前記第1又は第2のヘッダーカードに埋設された前記非接触ICのデータを搬送中に読み書きする非接触ICリーダライタを備え、
    前記第2の読取手段は、
    前記第1及び第2のヘッダーカードに埋設された前記非接触ICのデータを静止した状態で読み書きする非接触ICリーダライタを備えたことを特徴とする請求項1記載の紙葉類処理システム。
  5. 識別記号を付与した第1又は第2のヘッダーカードを、処理単位毎に集積した紙葉類の先端に重ねて供給し、この供給されたヘッダーカード及び前記紙葉類前記を1枚ずつ搬送路に取り出し、搬送して処理する紙葉類処理装置と、上位PCとが通信手段によって接続された紙葉類処理システムの制御方法であって、
    前記紙葉類処理装置は、
    前記第1のヘッダーカードが読み取れないとき、この読み取れなかった第の1ヘッダーカードの識別記号及び第2のヘッダーカードの識別記号を、第2の読取手段によって静止状態で読み取る第1工程と、
    この第1工程の終了後、前記第2の読取手段によって読み取った識別記号からなる第1のヘッダーカード及び第2のヘッダーカードの電文を前記上位PCに送信する第2工程と、
    この第2工程の終了後、前記第2のヘッダーカードを前記紙葉類の先端に重ねて再処理し、その処理結果を前記上位PCに送信する第3工程と、
    を備え、
    前記上位PCは、
    前記紙葉類処理装置で使用される第1及び第2のヘッダーカードの識別記号を登録する登録手段を備え、前記紙葉類処理装置から送信されてきた前記電文を受信する第4工程と、
    この第4工程の終了後、受信した前記電文に基づいて前記第1ヘッダーカードの識別記号を前記第2ヘッダーカードの識別記号に更新する第5工程と、
    この第5工程終了後、更新された前記第2ヘッダーカードの識別記号に基づいて前記紙葉類処理装置から送信された処理結果を集計する第6工程と、
    を備えたことを特徴とする紙葉類処理システムの制御方法。
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