JP2007011502A - デジタル情報圧縮装置および圧縮方法並びに圧縮プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】デジタル情報圧縮装置は、デジタル情報を記憶するデジタル情報記憶手段と、前記デジタル情報の圧縮開始日を設定するための設定手段と、前記デジタル情報の情報量を削減するためにデジタル情報を圧縮するデジタル情報圧縮手段とを備える。前記圧縮開始日設定手段に設定された圧縮開始日に前記デジタル情報を圧縮を行う。そして更に前記設定された圧縮率変更の間隔、設定された圧縮率変更の段階でデジタル情報を圧縮する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ユーザが任意にデジタル情報のデジタル情報の圧縮開始日を設定することができるようにすることを目的とする。さらにはデジタル情報の圧縮率変更の間隔、圧縮率変更の段階を設定することを可能にするものである。またユーザの好みによりコンテンツごとにデジタル情報の圧縮率、圧縮率変更の間隔、圧縮率変更の段階を設定することができるようにすることを目的するものである。そしてコンテンツごとにユーザの設定に応じて自動的に定期的にデジタル情報の圧縮を行い、デジタル情報量を削減することを目的するものである。
また本発明のデジタル情報圧縮装置は、前記設定手段が、最終的にデジタル情報を保存するか消去するかを設定する手段を更に備えるものである。
また本発明のデジタル情報圧縮装置は、前記設定手段が、圧縮率、圧縮率変更の間隔、圧縮率変更の段階、最終的にデータ保存するか消去するかをデフォルトで表示する手段を更に備えるものである。
また本発明のデジタル情報圧縮装置は、前記設定内容を記録予約管理テーブルに保存するとよい。また本発明のデジタル情報圧縮装置は、前記設定により保存されるデジタル情報の保存データテーブルを備えるとよい。
また本発明のデジタル情報の圧縮プログラムは、デジタル情報が記憶され、前記デジタル情報を順次圧縮するデジタル情報圧縮プログラムであって、前記デジタル情報の圧縮開始日を設定するための設定ステップと、前記設定された圧縮開始日にデジタル情報の情報量を削減するためにデジタル情報を圧縮するデジタル情報圧縮ステップとをデジタル情報圧縮装置に実行させるものである。
また本発明は、前記設定手段が、デジタル情報の記録時に、デジタル情報圧縮率、圧縮率変更の間隔、圧縮率変更の段階を設定する手段を備えるので、ユーザはこの設定手段を使用して任意にデジタル情報の記録品質、圧縮率変更の間隔、圧縮率変更の段階を入力し、設定することができる。これにより、ユーザの好みによりコンテンツごとにデジタル情報の記録品質、圧縮率変更の間隔、圧縮率変更の段階を設定することができる。そしてデジタル情報圧縮装置は前記設定された品質でデジタル情報を記録することができる。さらにデジタル情報の記録後、コンテンツごとにユーザの設定に応じて自動的に前記設定された圧縮率変更の間隔で、設定された圧縮率変更の段階でデジタル画像を圧縮を行い、デジタル情報量を削減して保存することができる。
また前記設定手段が、記録品質、圧縮率変更の間隔、圧縮率変更の段階、最終的にデータ保存するか消去するかをデフォルトで表示する手段を備えるので、ユーザ設定が簡単になる。またデフォルトをコンテンツの種類に応じて数種類用意しておけば、コンテンツの種類により、記録品質、圧縮率変更の間隔、圧縮率変更の段階、最終的にデータ保存するか消去するかを予め設定しておくことができる。さらにデフォルトをユーザが任意に設定することができるようにすれば、更にユーザの好みを反映することが容易になる。
また本発明のデジタル情報圧縮装置は、前記設定を記録予約管理テーブルに保存するので、ユーザが記録予約管理テーブルを見て予約状況を管理することができる。
また本発明のデジタル情報圧縮装置は、前記設定により保存されるデジタル情報の保存データテーブルを備えるので、ユーザがデジタル情報の保存状況を管理することができ、記録後に再度不必要なデジタル情報の整理をすることが可能であり、更に記憶容量を削減することができる。
1はシステムの中央演算処理装置(CPU)である。2は液晶表示装置やCRT等の表示装置3およびDRAM等からなるメモリ4の制御回路である。5は周辺I/O機器の制御回路である。6はキーボードやマウス、タッチパネル、ポインターのようなデジタルデータの入力、またデジタル情報圧縮装置の制御や命令や指示を入力する入力装置である。7はデジタルTV放送を受信するためのチューナ装置である。アナログ放送の受信チューナ装置の場合はデジタル変換装置を備えるとよい。8は音声や楽曲等のデジタル電気信号を音響に変換する音響装置である。9はハードディスクあるいはDVDレコーダ、HD−DVDレコーダ、ブルーレイ(Blu−ray)レコーダ等の光ディスクあるいは光磁気ディスクのような光記録再生装置よりなる大容量の外部記憶装置である。外部記憶装置9は、デジタル情報を保存し、必要に応じて保存したデジタル情報を読み出す。デジタル情報以外にオペレーションプログラムやアプリケーションプログラム、本発明のデジタル情報圧縮プログラムも保存する。10はLANやネットワークを介して他の機器と通信をするための通信装置である。11はシステムの時計装置である。12はデジタル情報の圧縮装置で、例えば色数を減少させたり、輪郭を取ったり、画像容量を少なくしたり、画像情報を間引いたり、圧縮率を大きくしたり、サムネイルの間隔を大きくしたり、1つ以上の技術によりデジタル情報量を削減するとよい。これら圧縮率変更の程度に適宜段階を付けるとよい。
このブロック図はTV付きパソコンを示しているが、TV付でないパソコン、デジタル情報記録装置つきテレビ(DVD内蔵テレビ)、デジタルテレビ、デジタル音響装置、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラであってもよい。
この入力画面はTVの録画だけでなく、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラで得た静止画像、動画像、パソコンで創作した文書、またはインターネットを介してホームページで得たデジタル情報、デジタル静止画像、動画像、あるいは友人、知人等から得たデジタル情報、デジタル静止画像、動画像あるいはデジタル音声情報を保存する場合にも利用することができる。
圧縮率変更の間隔は、図2(a)の録画予約管理テーブルではデジタル情報の記録日から設定された間隔の日数を加えて圧縮率変更日として書き込まれる。ここでは圧縮率変更の間隔は、1つだけ入力するようにしているが、デジタル情報の記録日から、初期は間隔を長くして、徐々に間隔を短くするように、圧縮率変更の間隔を変えてもよい。
圧縮率変更の段階は、図2(a)の録画予約管理テーブルでは設定された数値が書き込まれる。圧縮率変更の段階は1つだけ入力するようにしているが、初期が圧縮率変更の段階を小さくして、徐々に圧縮率変更の段階を大きくするようにしてもよい。
このように圧縮率変更の間隔および段階を変化させるようにしておくことにより、コンテンツに応じて任意の圧縮率変更の間隔および段階を設定することができる。
最終的にデジタル情報を消去するか保存するかは、図2(a)の録画予約管理テーブルではフラッグBに1または0として書き込む。1は最終的に消去することを意味し、0は最終的に保存することを意味する。
まず、デジタル情報圧縮装置の記録設定およびデジタル情報の圧縮率変更の設定を入力する(S1)。記録設定のため図4の録画設定画面が表示される。ユーザはこの録画設定画面の表示にしたがって、設定を入力する(S2)。ユーザの入力が済むと、デジタル情報圧縮装置は録画日時、開始時刻、終了時刻、チャンネル、画質の設定情報を取り込む。ここでは、図5に示すように録画日が「2005年3月1日」、録画開始時刻が「21:00」、終了時刻が「22:00」、チャンネルが「6」、画質が「3」、タイトルが「おとぎ話」である。また図6の圧縮率変更の画面では、圧縮率変更の設定を「する」である。図7の圧縮率変更の画面では、データ圧縮率変更の間隔が「1日」、圧縮率変更の段階が「1」、最終的にデジタル情報を「消去しない」、と入力したとする。この設定入力はデフォルトを使用してもよい。
次に、時計装置11により時刻が計測され、録画開始時刻になった予約設定があるか否か判断する(S15)。予約時刻になればステップS16に進み、設定された品質で録画を行う。予約設定がなければ、ステップ15に戻り、予約設定時刻まで待機する。ステップS16の録画が済むと、図3(a)に示す保存データテーブル4dに録画管理情報を追加する(S17)。ここでは保存No.9を書き込む。そして図2(b)の録画予約管理テーブル4cから保存No.1の録画情報を削除する(S18)。
録画予約管理テーブル4cおよび保存データテーブル4dはメモリ4の記憶内容を示すものであるが、これらを表示装置3に表示して、ユーザが見られるようにすると、録画予約状況および保存データの状況を知ることができて便利である。
デジタル情報圧縮装置は、日付変更時刻に圧縮動作するように設定されているので、日付変更時刻かどうかを時計装置11の時刻により判断する(S19)。ステップS19は日付変更時刻に限らず、ユーザが最もデジタル情報圧縮装置を使用しないと思われる時刻、例えば午前3時、午前5時に設定してもよい。ここでは日付変更のとき、即ち午前0時に圧縮動作を開始するように設定されているとし、今2005年3月17日午前0時になったとすると、保存データテーブル4dに保存されているデジタル情報を順次照合して、そのデジタル情報のフラグAが1か0か判断する(S20)。フラグAが0のデジタル情報の場合は、ステップS20に戻る。フラグAが1のデジタル情報はステップS21に進む。ステップS21ではそのデジタル情報が圧縮率変更の設定された経過時間になっているか判断する。設定された時間になっていれば、ステップS22に進み、そのデジタル情報は圧縮可能か判断する。ステップS21で経過時間になっていない場合は、ステップS20に戻る。ステップS22で圧縮可能か否かの判断は、そのデジタル情報の画質欄の数値Sと、圧縮率変更の段階欄の数値Tを比較し、S−T>0の場合は、圧縮可能と判断する。S−T≦0の場合は、圧縮不可と判断する。
ステップS22で、S−T≦0の場合は、圧縮不可と判断してステップS25に進む。ステップS25ではこのデジタル情報は圧縮不可を示すように、フラッグAの欄を0に変更し、次にステップS26でフラッグBが1か0のどちらに設定されているか判断する。1の場合はデジタル情報を消去し、0の場合はデジタル情報を消去しないで、永久保存する。デジタル情報の消去は、ステップS27で消去処理が行われ、次にステップS28では保存データテーブルからそのデジタル情報を削除する。そして、ステップS29では次のデジタル情報の有無を判断し、次のデジタル情報がある場合はステップS20に戻る。次のデジタル情報がない場合は、このフローを終了する。
次の保存No.7は、フラッグAが1であり、圧縮率変更日を経過しており、画質が1、圧縮率変更の段階が1であるので、S−T=0であり、圧縮不可と判断して、ステップS25に進み、フラッグAの欄を0に変更する。保存No.7はフラッグBが1であるので、ステップS27で消去処理が行われ、ステップS28で保存データテーブルから保存No.7のデジタル情報を削除する。
次の保存No.8は、フラッグAが1であり、圧縮率変更日を経過しており、画質が1、圧縮率変更の段階が3であるので、A−B=−2であるので、圧縮不可と判断して、ステップS25に進み、フラッグAの欄を0に変更する。保存No.8はフラッグBが0であるので、ステップS29に進み、消去処理をしない。
4 メモリ
4a 録画データ
4b プログラム
4c 録画予約管理テーブル
4d 保存データテーブル
11 時計装置
Claims (8)
- デジタル情報を記憶するデジタル情報記憶手段と、
前記デジタル情報の圧縮開始日を設定するための設定手段と、
前記デジタル情報の情報量を削減するためにデジタル情報を圧縮するデジタル情報圧縮手段とを備え、
前記圧縮開始日設定手段に設定された圧縮開始日に前記デジタル情報を圧縮することを特徴とするデジタル情報圧縮装置。 - 前記設定手段は、デジタル情報の記録時に、デジタル情報圧縮率、圧縮率変更の間隔、圧縮率変更の段階何れか一つ、または複数の組み合わせを設定する手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のデジタル情報圧縮装置。
- 前記設定手段は、最終的にデジタル情報を保存するか消去するかを設定する手段を更に備えることを特徴とする請求項1または2に記載のデジタル情報圧縮装置。
- 前記設定手段は、圧縮率、圧縮率変更の間隔、圧縮率変更の段階、最終的にデータ保存するか消去するかをデフォルトで表示する手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のデジタル情報圧縮装置。
- 請求項1乃至4のいずれか1項の設定内容を記録予約管理テーブルに保存することを特徴とするデジタル情報圧縮装置。
- 請求項1乃至4のいずれか1項の設定により保存されるデジタル情報の保存データテーブルを備えることを特徴とするデジタル情報圧縮装置。
- デジタル情報が記憶され、前記デジタル情報を順次圧縮するデジタル情報圧縮方法において、
前記デジタル情報の圧縮開始日を設定するための設定ステップと、
前記設定された圧縮開始日にデジタル情報の情報量を削減するためにデジタル情報を圧縮するデジタル情報圧縮ステップと
を備えたことを特徴とするデジタル情報圧縮方法。 - デジタル情報が記憶され、前記デジタル情報を順次圧縮するデジタル情報圧縮プログラムにおいて、
前記デジタル情報の圧縮開始日を設定するための設定ステップと、
前記設定された圧縮開始日にデジタル情報の情報量を削減するためにデジタル情報を圧縮するデジタル情報圧縮ステップと
をデジタル情報圧縮装置に実行させるデジタル情報圧縮プログラム。
Priority Applications (1)
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JP2005188769A JP2007011502A (ja) | 2005-06-28 | 2005-06-28 | デジタル情報圧縮装置および圧縮方法並びに圧縮プログラム |
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Publications (1)
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JP2007011502A true JP2007011502A (ja) | 2007-01-18 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2005188769A Pending JP2007011502A (ja) | 2005-06-28 | 2005-06-28 | デジタル情報圧縮装置および圧縮方法並びに圧縮プログラム |
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2005
- 2005-06-28 JP JP2005188769A patent/JP2007011502A/ja active Pending
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