JP2007011345A - 偏光板、及びそれを含む液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】メイン表示領域とサブ表示領域とを含む液晶表示装置に搭載される偏光板を工夫することにより、消費電力の更なる削減を可能にし、かつサブ表示領域の表示の視認性を更に向上させ得る液晶表示装置を提供する。
【解決手段】本発明による偏光板は偏光フィルムとその一部を覆う反射層とを含み、反射層で覆われている反射領域とそれ以外の透過領域とに区画されている。透過領域は液晶パネルのメイン表示領域に対向し、反射領域はサブ表示領域に対向している。メイン表示領域ではバックライトの光を表示に利用し、サブ表示領域では反射層で反射された外部光を表示に利用する。
【選択図】図5
【解決手段】本発明による偏光板は偏光フィルムとその一部を覆う反射層とを含み、反射層で覆われている反射領域とそれ以外の透過領域とに区画されている。透過領域は液晶パネルのメイン表示領域に対向し、反射領域はサブ表示領域に対向している。メイン表示領域ではバックライトの光を表示に利用し、サブ表示領域では反射層で反射された外部光を表示に利用する。
【選択図】図5
Description
本発明は液晶表示装置に関し、特に、それに搭載される偏光板に関する。
液晶表示装置は小型/軽量化や省電力化に有利であるので、従来一般的に使用されていた陰極線管(Cathode Ray Tube;CRT)に代え、テレビ、及び計測機器や情報端末機器などのモニターに用いられ、それらの電子製品の小型化、軽量化、薄型化、及び省電力化に貢献している。
液晶表示装置は一般に、情報を表示する液晶パネルに加え、液晶パネルを照らすバックライトを有する。液晶パネルは、互いに対向して接着された二つの基板(例えばTFT基板及びカラーフィルタ基板)、及びそれらの基板の間に挟まれている液晶層を含む。各基板の外面には偏光板が一枚ずつ設けられている。特に、各透過軸の方向が異なるように、各偏光板が設計されている。バックライトから液晶パネルに照射された光のうち、バックライト側の偏光板の透過軸と平行な直線偏光成分が液晶層に達する。液晶は異方性誘電率を持つので、液晶層に入射した直線偏光が液晶層を透過する間に、その偏光方向を回転させる。ここで、液晶パネルの各基板には電極が設けられ、液晶パネルに実装された駆動回路が所定の情報に応じてそれらの電極間の電圧を画素ごとに制御する。各基板の電極間の電圧が液晶層に対して印加されるとき、その電圧に応じて液晶分子の配向方向が変化するので、透過光の偏光方向の回転角が変化する。それにより、もう一つの偏光板を透過可能な光の強度(すなわち液晶層の透過率)が電極間の電圧に応じて画素ごとに調節される。こうして、所定の情報が液晶パネルの画面に表示される。
従来の液晶表示装置の中には、特に携帯電話やデジタルカメラ等の携帯型電子機器に搭載される液晶表示装置のように、一つの表示画面をメイン表示領域とサブ表示領域とに分けているものがある。メイン表示領域には画像情報や文字情報などが表示され、サブ表示領域には、時間、日付、又はバッテリの状態などの情報が表示される。一般に、サブ表示領域での表示はメイン表示領域での表示とは独立に行われる。
特開2003−172809号公報
一般に、使用者がサブ表示領域を見る頻度はメイン表示領域を見る頻度より高い。しかし、従来の液晶表示装置では、サブ表示領域に情報を表示させるときに、サブ表示領域のみならずメイン表示領域までもバックライトで照らさなければならない。従って、消費電力の更なる削減が困難である。また、サブ表示領域に表示される情報の視認性を更に向上させることが困難である。
本発明の目的は、メイン表示領域とサブ表示領域とを含む液晶表示装置に搭載される偏光板を工夫することにより、消費電力の更なる削減を可能にし、かつサブ表示領域の表示の視認性を更に向上させ得る液晶表示装置、の提供にある。
本発明の目的は、メイン表示領域とサブ表示領域とを含む液晶表示装置に搭載される偏光板を工夫することにより、消費電力の更なる削減を可能にし、かつサブ表示領域の表示の視認性を更に向上させ得る液晶表示装置、の提供にある。
本発明による偏光板は、メイン表示領域とサブ表示領域とを含む液晶パネルに設置され、メイン表示領域に対向する透過領域と、サブ表示領域に対向する反射領域と、を含み、入射光を偏光させる偏光フィルム、及びその偏光フィルムの反射領域の上に形成された反射層、を有する。
本発明による液晶表示装置は、
メイン表示領域とサブ表示領域とを含む液晶パネル;
その液晶パネルに光を提供するバックライトアセンブリ;
メイン表示領域に対向する透過領域と、サブ表示領域に対向する反射領域と、を含み、バックライトアセンブリから提供される光を偏光させる偏光フィルム、及び、その偏光フィルムの反射領域の上に形成された反射層、を有し、バックライトアセンブリに対向する液晶パネルの一方の表面に形成された下部偏光板;並びに、
液晶パネルの別の表面に形成され、液晶パネルを透過した光を偏光させる上部偏光板;を備えている。
メイン表示領域とサブ表示領域とを含む液晶パネル;
その液晶パネルに光を提供するバックライトアセンブリ;
メイン表示領域に対向する透過領域と、サブ表示領域に対向する反射領域と、を含み、バックライトアセンブリから提供される光を偏光させる偏光フィルム、及び、その偏光フィルムの反射領域の上に形成された反射層、を有し、バックライトアセンブリに対向する液晶パネルの一方の表面に形成された下部偏光板;並びに、
液晶パネルの別の表面に形成され、液晶パネルを透過した光を偏光させる上部偏光板;を備えている。
前述の通り、本発明による液晶表示装置では、偏光板に形成された反射層がサブ表示領域を覆っている。従って、メイン表示領域ではバックライトの光を用いて情報が表示される一方、サブ表示領域では反射層で反射された外部光を用いて情報が表示される。それにより、本発明による液晶表示装置は消費電力を更に削減でき、かつサブ表示領域の表示の視認性を更に向上させ得る。
本発明の実施形態による液晶表示装置は好ましくは携帯型電子機器(更に好ましくは、ポータブルマルチメディアプレーヤー(PMP)、携帯情報端末(PDA)、携帯用DVDプレーヤー、又は携帯電話機)に搭載される。以下、説明の便宜上、携帯電話機に搭載される場合を想定する。本発明の実施形態による液晶表示装置は更に好ましくは透過型液晶表示装置であり、内蔵のバックライトアセンブリから発する人工光を用いて画像を表示する。その他に、本発明の実施形態による液晶表示装置が半透過型液晶表示装置であり、内蔵のバックライトアセンブリから発する人工光と外部の自然光とを使い分けても良い。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
図1〜3に示されているように、本発明の実施形態による液晶表示装置100は液晶パネルアセンブリ130とバックライトアセンブリ150とを備えている。液晶パネルアセンブリ130は、液晶パネル135、駆動IC131、及び、フレキシブル印刷回路基板110を有する。液晶パネル135は、TFT基板133、カラーフィルタ基板134、液晶層(図示せず)、及び二枚の偏光板190、200を含む。
図1〜3に示されているように、本発明の実施形態による液晶表示装置100は液晶パネルアセンブリ130とバックライトアセンブリ150とを備えている。液晶パネルアセンブリ130は、液晶パネル135、駆動IC131、及び、フレキシブル印刷回路基板110を有する。液晶パネル135は、TFT基板133、カラーフィルタ基板134、液晶層(図示せず)、及び二枚の偏光板190、200を含む。
TFT基板133は、液晶パネル135の画面として利用される表示領域と、その周りを囲む周辺領域とに区画されている。表示領域は更に、図5に示されているように、メイン表示領域133bとサブ表示領域133aとに区画されている。メイン表示領域133bには画像や文字などの映像情報(以下、メイン映像情報という)が表示される一方、サブ表示領域133aには好ましくは、時間、日付、又はバッテリの状態などの補助的な情報を示す映像情報(以下、サブ映像情報という)が表示される。
TFT基板133は、図5に示されているように、多数のゲートライン230、多数のデータライン231、多数の画素電極232、及び多数のTFT234を含む。ゲートライン230はTFT基板133の縦方向では所定の間隔で並び、TFT基板133の横方向に延びている。データライン231はTFT基板133の横方向では所定の間隔で並び、TFT基板133の縦方向に延びている。ゲートライン230とデータライン231とで区切られた各領域233a、233bが一つの画素として利用される。すなわち、複数の画素233a、233bがマトリクス状に配置されている。ここで、サブ映像情報に必要な解像度は一般に、メイン映像情報に必要な解像度より低い。従って、好ましくは図5に示されているように、サブ表示領域133aでのゲートライン230とデータライン231との各間隔がメイン表示領域133bでの各間隔より広く設定されている。すなわち、サブ表示領域133aの画素233aの単位面積当たりの数が、メイン表示領域133bの画素233bの単位面積当たりの数より小さく設計されている。画素電極232は一つずつ各画素233a、233bのほぼ全体を覆っている。TFT234は一つずつ各画素233a、233bに設置され、好ましくはゲートライン230とデータライン231との間の各交差点付近に形成されている。各TFT234では、制御端子がゲートライン230の一つに連結され、入力端子がデータライン231の一つに連結され、出力端子が同じ画素の画素電極232に連結されている。それにより、TFT234は、画素電極232とデータライン231との間の導通を制御するスイッチング素子として利用される。尚、TFT234のチャネル層は好ましくは、非晶質シリコン又は多結晶シリコンから成る。
各画素233a、233bには更に維持キャパシタが一つずつ設置されていても良い(図示せず)。維持キャパシタは好ましくは、画素電極232の一部(又はそれに連結された別の電極)と、絶縁層を隔ててそれと重なっている維持電極との間の容量から成る。維持電極は所定の基準電圧(好ましくは後述の共通電圧)に維持されている(独立配線方式)。維持電極はその他に、ゲートライン230の一つに連結されていても良い(前端ゲート方式)。
カラーフィルタ基板134はTFT基板133の表示領域に重なっている(図1〜3参照)。カラーフィルタ基板134は特に、多数のカラーフィルタと、好ましくは一つの共通電極とを含む(図示せず)。各カラーフィルタが画素を一つずつ、又は一列ずつ覆っている。カラーフィルタの色は好ましくは、赤色、緑色、又は青色のいずれかである。ここで、カラーフィルタがTFT基板133に(特に画素電極の上又は下に重なって)形成されていても良い。共通電極はカラーフィルタ基板134の全面に形成され、各カラーフィルタを覆っている。共通電極は透明導電物質から成り、好ましくは、酸化インジウム錫(ITO)又は酸化インジウム亜鉛(IZO)から成る。共通電極は一定の電圧(すなわち共通電圧)に維持される。
液晶層(図示せず)は、TFT基板133とカラーフィルタ基板134との間に充填された液晶から成る。液晶層の厚さは5μm程度である。液晶層に含まれている液晶は好ましくはTN(Twisted Nematic)液晶であり、誘電率異方性を示す。TFT基板133の画素電極の一つが、カラーフィルタ基板134の共通電極と液晶層を隔てて対向し、液晶キャパシタを構成する。
カラーフィルタ基板134の外面(図1〜3では上側の表面)には上部偏光板190が配置され、TFT基板133の外面(図1〜3では下側の表面)には下部偏光板200が配置されている。二枚の偏光板190、200の間では透過軸の方向が異なり、好ましくは直交する。本発明の実施形態による液晶表示装置100は特に下部偏光板200の構造に特徴を持つ(その詳細については、図4、5、及び後述参照)。
駆動IC131はTFT基板133の周辺領域に、好ましくはCOG(Chip On Glass)方式で実装されている(図1、2参照)。駆動IC131は、フレキシブル印刷回路基板110を通じて外部の制御系統に接続されている。駆動IC131は、その制御系統から、ゲート制御信号、データ制御信号、及びデータ信号を受信し、それらの信号に基づき、ゲート駆動信号をTFT基板133の各ゲートライン230に提供し、データ駆動信号をTFT基板133の各データライン231に提供する(図5参照)。各画素233a、233bでは、ゲートライン230を通じてゲート駆動信号を受信したTFT234がターンオンするとき、データライン231からTFT234を通じて画素電極232に対してデータ駆動信号が印加される。そのとき、液晶キャパシタと維持キャパシタとがデータ駆動信号の電圧と共通電圧との間の差により充電される。それにより、TFT234がターンオフした後も、画素電極232と共通電極との間では電圧が安定に維持され、液晶層に含まれている液晶分子の配向方向を決定する。その液晶分子の配向方向に応じ、直線偏光が液晶層を透過する間にその偏光方向が異なる角度で回転する。
フレキシブル印刷回路基板110は、フレキシブルなベースフィルム、端子領域、及びインターフェース領域を含む(図示せず)。端子領域はベースフィルムの両端に形成されている。各端子領域では複数の金属薄板パターンが配置され、それぞれがリード端子として利用される。インターフェース領域では、金属薄板パターン(電気配線)がベースフィルムの両端の端子領域の間を連結する。インターフェース領域には更にカバーレイが形成され、電気配線を外部から保護し、かつ絶縁する。また、インターフェース領域には多数の貫通ホールが形成され、それらを通じ、ベースフィルムに実装された各電子部品が電気配線に連結されて所定の電子回路を形成していても良い。フレキシブル印刷回路基板110の一方の端子領域が外部の制御系統(図示せず)に連結され、他方の端子領域が駆動IC131に連結されている。それにより、ゲート制御信号、データ制御信号、及びデータ信号が外部の制御系統から駆動IC131に伝達される。
バックライトアセンブリ150は液晶パネルアセンブリ130と重なり、好ましくはTFT基板133の背面(図1〜3では下側の表面)に対向してその背面を照らすと共に、液晶パネルアセンブリ130を支持している。バックライトアセンブリ150は、上部筐体140、下部筐体170、ランプアセンブリ143、導光板142、反射シート146、及び光学シート141を含む。
上部筐体140は好ましくは、液晶パネルアセンブリ130より一回り大きい長方形状の枠であり、下部筐体170は好ましくは、上部筐体140より更に一回り大きい長方形状の容器である(図1〜3参照)。上部筐体140の外壁にはフック145が形成され、下部筐体170の側壁にはフック挿入孔172が形成されている。フック145がフック挿入孔172に嵌合することにより、上部筐体140が下部筐体170の内壁に固定される。上部筐体140と下部筐体170との内側には、下部筐体170の底面に近い順に、反射シート146、導光板142とランプアセンブリ143、光学シート141、及び液晶パネルアセンブリ130が重ねられて収められる。好ましくは、上部筐体140の内壁に突出部140A(図3参照)が形成され、液晶パネルアセンブリ130、光学シート141、ランプアセンブリ143、導光板142、及び反射シート146の各周囲を支持して固定する。それにより、それらの湾曲を防止する。ここで、フレキシブル印刷回路基板110は上部筐体140の一つの側壁に沿って折り曲げられる。尚、上部筐体140と下部筐体170との各形状は図1〜3に示されている形状の他にも、多様に変形可能である。
ランプアセンブリ143は好ましくは直線形状の光源であり、上部筐体140の一つの内壁の突出部に沿って固定され、導光板142の一辺の側面に挿入され、導光板142の内部に光を送り込む(図1参照)。ランプアセンブリ143では好ましくは、LED、CCFL(Cold Cathode Fluorescent Lamp)、又はEEFL(External Electrode Fluorescent Lamp)がランプとして使用される。ここで、液晶表示装置100が小型である場合、ランプアセンブリ143が好ましくはランプを一つ含む。一方、液晶表示装置100が大型である場合、ランプアセンブリ143が複数のランプを含み、画面のサイズに関わらず、十分な輝度を確保する。
導光板142は透明なパネルであり、ランプアセンブリ143から側面に照射された光を、液晶パネルアセンブリ130に近い射出面(図1、3では上側の表面)全体に誘導する。導光板142は好ましくはプラスチック(更に好ましくはアクリル)製のパネルである。導光板142はその他に、フレキシブルなフィルムであっても良い。好ましくは、導光板142の射出面にはある種のパターン(好ましくはドットパターン)が、好ましくは印刷で形成されている(図示せず)。そのパターンにより、導光板142の内部を伝搬する光の一部が進行方向を変えて液晶パネル135に向かう。
反射シート146は、下部筐体170に近い導光板142の表面(図1、3では下側の表面)を覆うように設置され、導光板142のその表面から放出される光を反射して導光板142の内部に戻す。それにより、導光板142の射出面から液晶パネル135に入射する光の量を十分に大きく確保すると共に、導光板142の射出面全体で光を均一にする。
光学シート141は、導光板142の射出面(図1、3では上側の表面)を覆い、その面から出射される光を液晶パネル135の表示領域全体に一様に拡散する。光学シート141は特に、導光板142に近い順に、拡散シート、2枚のプリズムシート、及び保護シートを含む(図1、3参照)。拡散シートは、導光板142から入射する光を拡散させ、光の局所的な集中を防止する。各プリズムシートの表面には好ましくは三角柱形のプリズムが一定のパターンで並んでいる。更に好ましくは、一方のプリズムシートのプリズム配列が他方のプリズムシートのプリズム配列と所定の角度で交差している。プリズムシートは、拡散シートにより様々な方向に拡散された光を、液晶パネル135に対して垂直な方向に集める。それにより、プリズムシートを透過した光の強度が保護シート上では均一に分布する。保護シートは、プリズムシートの表面を保護するだけでなく、プリズムシートを透過した光を拡散し、その強度分布を更に均一にする。また、保護シートの周縁部にはブラックライン(図示せず)が形成されていても良い。それにより、液晶パネル135の表示領域の周縁部ではプリズムシートからの光が遮られているので、その光に起因する画面の輝線や漏れ光が防止される。
次に、図4、5を参照しながら、本発明の実施形態による下部偏光板200の詳細について説明する。図4に示されているように、下部偏光板200は、偏光フィルム210、粘着剤層212、光拡散粘着材層214、透明支持体220、及び反射層222を含む。
偏光フィルム210は好ましくは、ポリビニルアルコール系(PVA)フィルム;部分ホルマル化ポリビニルアルコール系フィルム;親水性高分子フィルム(好ましくは、エチレン−酢酸ビニル共重合体系部分鹸化フィルム、若しくはセルローズ系フィルム)にヨウ素や二色性色素を吸着させて延伸したフィルム;又は、ポリエン配向フィルム(好ましくはポリビニルアルコールの脱水処理物若しくはポリ塩化ビニルの脱塩酸処理物);である。尚、偏光フィルム210の素材としては、上記のものの他にも、偏光機能を有する任意の物質を使用できる。偏光フィルム210の厚さは好ましくは約5μm〜150μmであり、更に好ましくは80μm〜120μmである。
偏光フィルム210は好ましくは、ポリビニルアルコール系(PVA)フィルム;部分ホルマル化ポリビニルアルコール系フィルム;親水性高分子フィルム(好ましくは、エチレン−酢酸ビニル共重合体系部分鹸化フィルム、若しくはセルローズ系フィルム)にヨウ素や二色性色素を吸着させて延伸したフィルム;又は、ポリエン配向フィルム(好ましくはポリビニルアルコールの脱水処理物若しくはポリ塩化ビニルの脱塩酸処理物);である。尚、偏光フィルム210の素材としては、上記のものの他にも、偏光機能を有する任意の物質を使用できる。偏光フィルム210の厚さは好ましくは約5μm〜150μmであり、更に好ましくは80μm〜120μmである。
偏光フィルム210の片面には粘着剤層212が形成されている(図4参照)。粘着材層212が液晶パネル135(図3参照)の背面(図3では下側の表面)に粘着することにより、下部偏光板200が液晶パネル135の背面に固定される。粘着剤層212は好ましくは、アクリル系、ゴム系、シリコン系、エチレン酢酸ビニル共重合体系、ウレタン系、ビニルエーテル系、ポリビニルアルコール系、若しくはポリアクリルアミド系、又はそれらの混合系の粘着剤から成る。粘着剤層212の厚さは、好ましくは1μm〜100μmであり、更に好ましくは5μm〜50μmであり、特に好ましくは10μm〜30μmである。
偏光フィルム210の別の面は光拡散粘着剤層214でコーティングされている。光拡散粘着剤層214は「入射光を等方的に、或いは異方的に拡散させる」という性質と粘着性とを兼ね備えている。光拡散粘着剤層214は好ましくはシート形又はフィルム形であり、その厚さが、好ましくは1μm〜100μmであり、更に好ましくは5μm〜50μmであり、特に好ましくは10μm〜30μmである。光拡散粘着剤層214では好ましくは、粘着性を有する基材の内部に、基材とは屈折率の異なる粒子が分散している。
偏光フィルム210の基材は好ましくは、アクリル系、ゴム系、シリコン系、エチレン酢酸ビニル共重合体系、ウレタン系、ビニルエーテル系、ポリビニルアルコール系、若しくはポリアクリルアミド系、又は、それらの混合系の粘着剤から成る。更に好ましくは、基材が、透明性、耐候性、及び耐熱性に優れたアクリル系粘着剤から成る。ここで、アクリル系粘着剤は公知のもので良い。すなわち、その粘着剤の主体(アクリル系重合体)にはアクリル酸系アルキルエステルが1種、又は2種以上使用されている。そのアクリル酸系アルキルエステルは、炭素数1〜18の直鎖又は分岐のアルキル基(例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、t−ブチル基、イソブチル基、アミル基、イソアミル基、ヘキシル基、ヘプチル基、シクロヘキシル基、2−エチルヘキシル基、オクチル基、イソオクチル基、ノニル基、イソノニル基、デシル基、ウンデシル基、ラウリル基、トリデシル基、テトラデシル基、ステアリル基、オクタデシル基)を含むアクリル酸やメタクリル酸のエステルから成る。
偏光フィルム210の基材の内部に分散している粒子は好ましくは、平均粒径0.5μm〜5μmの有機微粒子(好ましくは、ポリスチレン系微粒子、若しくはポリメタクリル酸系微粒子)、無機系微粒子(好ましくは、シリカ、アルミナ、チタニア、ジルコニア、酸化錫、酸化インジウム、酸化カドミウム、若しくは酸化アンチモン)、気体を内包した共重微粒体、又は、液体を内包したマイクロカプセルである。
尚、光拡散粘着剤層214には更に、粘着付与剤(例えば、石油系樹脂、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂、合成石油系樹脂、フェノール系樹脂、キシレン系樹脂、脂環族系石油樹脂、クマロンインデン樹脂、スチレン系樹脂、ジシクロペンタジエン系樹脂)、軟化剤(例えば、フタル酸エステル、燐酸エステル、塩化パラフィン、ポリブテン、ポリイソブチレン)、或いはその他の添加剤(各種充填剤、老化防止剤、架橋剤など)が適宜配合されていても良い。
透明支持体220は光拡散粘着剤層214により偏光フィルム210の表面に粘着し、偏光フィルム210を支持すると共に、外部から保護している。透明支持体220は好ましくは、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエーテルスルフォン(PES)、ポリビニルアルコール(PVA)、又はトリアセチルセルローズ(TAC)から成る。透明支持体220の厚さは、好ましくは1μm〜100μmであり、更に好ましくは5μm〜50μmである。
本発明の実施形態による下部偏光板200は特に従来の偏光板とは異なり、一部に反射層222を含む。反射層222は金属蒸着膜又は金属薄膜であり、好ましくは偏光フィルム210に面した透明支持体220の表面の一部に形成され、光拡散粘着材層214により、透明支持体220と共に偏光フィルム210の表面に粘着している。反射層222の材質としては好ましくは、アルミニウム、銀、銀−パラジウム合金、又はクロムが使用される。反射層222の厚さは好ましくは約1μm〜10μmである。反射層222はと偏光フィルム210との間に挟まれ、光拡散粘着剤層214により偏光フィルム210の表面に粘着している。具体的には、反射層222で覆われている下部偏光板200の領域(以下、反射領域という)Aは、可視光線に対して約75%〜95%の反射率を示す。特に、反射層222がアルミニウムを含む場合、反射層222は耐酸化性にも優れている。例えば、反射層222として、厚さ約1μm〜5μmのアルミニウム膜を使用する場合、反射層222は、酸化されない状態で約80%〜90%の反射率を示す。
バックライトアセンブリ150からの光は下部偏光板200を通して液晶パネル135の背面に照射される(図1〜3参照)。ここで、下部偏光板200は、図4、5に示されているように、反射層222の有無に応じて反射領域Aと透過領域Bとに分かれている。透過領域Bでは、バックライトアセンブリ150からの光が下部偏光板200を透過して液晶パネル135の背面に達する。反射領域Aでは、外部から液晶パネル135を通じて入射する光が反射層222で反射され、液晶パネル135を通して前方に放出される。好ましくは、図5に示されているように、下部偏光板200の透過領域Bが液晶パネル135のメイン表示領域133bに対向し、下部偏光板200の反射領域Aが液晶パネル135のサブ表示領域133aに対向している。それにより、メイン表示領域133bではバックライトアセンブリ150の光によりメイン映像情報が表示される一方、サブ表示領域133aでは、主に下部偏光板200の反射層222で反射した外部光によりサブ映像情報が表示される。従って、サブ映像情報の表示はバックライトアセンブリ150の点灯を要しないので、メイン映像情報の表示より消費電力が低い。更に、サブ映像情報はメイン映像情報より使用者によりアクセスされる頻度が一般に高いので、サブ表示領域133aはメイン表示領域133bより使用時間が一般に長い。その結果、本発明の実施形態による液晶表示装置では従来の液晶表示装置より、消費電力が効果的に削減可能である。
尚、バックライトアセンブリが、図1〜3に示されている構造150に代え、メイン表示領域133bにのみ光を送ってサブ表示領域133aには光を全く送らない構造、又はメイン表示領域133bに送られる光量より少ない量の光しかサブ表示領域133aには送らない構造であっても良い。それによっても、液晶表示装置の全体的な消費電力を削減できる。
以上の通り、本発明の実施形態による液晶表示装置は消費電力が低いので、特に携帯電話等の携帯型電子機器に搭載される場合、映像処理に対するバッテリの負担を軽減し、携帯型電子機器の使用時間の延長に有利に作用する。尚、反射層222の透過率が約5%〜25%残されているので、特に使用環境が暗い場合はサブ表示領域133aでの表示に、外部光だけでなくバックライトアセンブリ150(図1参照)の光を利用することで、十分に高い輝度を確保できる。従って、サブ表示領域133aの表示の視認性は高い。
本発明の上記の実施形態による液晶表示装置では更に、反射層222が下部偏光板200に形成された後でTFT基板133に接着される。従って、(マスクを利用した蒸着等で)反射層をTFT基板133の上に直接形成する場合より、低いコストで、かつ短い工程時間で液晶表示装置を製造可能である。好ましくは、図5に示されているように、下部偏光板200の反射領域Aと透過領域Bとの間(すなわち、サブ表示領域133aとメイン表示領域133bとの間)の境界に対向するカラーフィルタ基板134の表面にブラックマトリックス510が形成されている。更に好ましくは、ブラックマトリックス510が、メイン表示領域133bとサブ表示領域133aとの間の境界を挟んで隣接するメイン表示領域133bの画素233bとサブ表示領域133aの画素233aとの両方に重なっている。好ましくは、ブラックマトリックス510の幅が約400μm〜600μmである。ブラックマトリックス510は上記の境界で外部光とバックライトアセンブリ150の光との両方を遮る。それにより、下部偏光板200の反射領域Aと透過領域Bとの間の境界がサブ表示領域133aとメイン表示領域133bとの間の境界から多少ずれていても、液晶パネル135に表示される画像が悪影響を受けない。こうして、下部偏光板200をTFT基板133に接着するときのマージンを十分に大きく確保できるので、高画質を維持したまま、製造工程を更に簡単化できる。
本発明の実施形態による液晶表示装置では、バックライトアセンブリが図1〜3に示されている構造150(ランプアセンブリ143が平面形状の導光板142の一辺を照らす構造)の他に、縦断面が楔形である導光板の一辺をランプアセンブリが照らす構造や、平面形状の導光板の対向する二辺を二つのランプアセンブリが照らす構造であっても良い。また、本発明の実施形態では、バックライトアセンブリが、図1〜3に示されているような(導光板の側面をランプで照らす)エッジ形の他に、(複数のランプが底面に配列されている)直下形であっても良い。
以上、添付した図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を説明した。しかし、「当業者であれば、本発明を、その技術的思想や必須の特徴を変更せずに、上記の実施形態とは異なる、他の具体的な形態で実施可能であること」が理解されるべきである。すなわち、「上述の好適な実施形態は例示的なものに過ぎず、限定的なものではない」と理解されるべきである。
本発明は偏光板及びそれを含む液晶表示装置に関し、上記の通り、偏光板に反射層を形成して外部光を反射することによって、液晶表示装置の消費電力を減らし、表示特性を向上させる。このように、本発明は明らかに産業上利用可能な発明である。
100:液晶表示装置
110:フレキシブル印刷回路基板
130:液晶パネルアセンブリ
131:駆動IC
133:TFT基板
133a:サブ表示領域
133b:メイン表示領域
134:カラーフィルタ基板
135:液晶パネル
140:上部筐体
140A:上部筐体の内壁の突出部
141:光学シート
142:導光板
143:ランプアセンブリ
145:フック
146:反射シート
150:バックライトアセンブリ
170:下部筐体
172:フック挿入孔
190:上部偏光板
200:下部偏光板
210:偏光フィルム
212:粘着剤層
214:光拡散粘着剤層
220:透明支持体
222:反射層
230:ゲートライン
231:データライン
232:画素電極
233a:サブ表示領域の画素
233b:メイン表示領域の画素
234:TFT
110:フレキシブル印刷回路基板
130:液晶パネルアセンブリ
131:駆動IC
133:TFT基板
133a:サブ表示領域
133b:メイン表示領域
134:カラーフィルタ基板
135:液晶パネル
140:上部筐体
140A:上部筐体の内壁の突出部
141:光学シート
142:導光板
143:ランプアセンブリ
145:フック
146:反射シート
150:バックライトアセンブリ
170:下部筐体
172:フック挿入孔
190:上部偏光板
200:下部偏光板
210:偏光フィルム
212:粘着剤層
214:光拡散粘着剤層
220:透明支持体
222:反射層
230:ゲートライン
231:データライン
232:画素電極
233a:サブ表示領域の画素
233b:メイン表示領域の画素
234:TFT
Claims (27)
- メイン表示領域とサブ表示領域とを含む液晶パネル、に設置される偏光板であり、
前記メイン表示領域に対向する透過領域と、前記サブ表示領域に対向する反射領域と、を含み、入射光を偏光させる偏光フィルム;及び、
前記偏光フィルムの反射領域の上に形成された反射層;
を有する偏光板。 - 前記反射層が金属蒸着膜又は金属薄膜である、請求項1に記載の偏光板。
- 前記反射層が、アルミニウム、銀、銀−パラジウム合金、又はクロムから成る、請求項2に記載の偏光板。
- 前記反射層の厚さが1μm〜10μmである、請求項2に記載の偏光板。
- 前記反射層が厚さ1μm〜5μmのアルミニウムから成り、前記反射領域の反射率が可視光線に対して80%〜90%である、請求項2に記載の偏光板。
- 前記反射領域の反射率が可視光線に対して75%〜95%である、請求項1に記載の偏光板。
- 前記メイン表示領域には、画像情報又は文字情報に関するメイン映像情報が表示され、前記サブ表示領域には、時間、日付、又はバッテリの状態に関するサブ映像情報が表示される、請求項1に記載の偏光板。
- 前記偏光フィルムと前記反射層との間に挟まれ、前記偏光フィルムと前記反射層との間を接着する光拡散接着剤層、を更に有する、請求項1に記載の偏光板。
- 前記光拡散接着剤層が、
アクリル系、ゴム系、シリコン系、エチレン酢酸ビニル共重合体系、ウレタン系、ビニルエーテル系、ポリビニルアルコール系、ポリアクリルアミド系、又はそれらの混合系の粘着剤から成る基材、及び、
前記基材の屈折率とは異なる屈折率を持ち、前記基材の中に分散している微粒子、
を含む、請求項8に記載の偏光板。 - 前記微粒子が、
ポリスチレン系若しくはポリメタクリル酸系の有機系微粒子、
シリカ、アルミナ、チタニア、ジルコニア、酸化錫、酸化インジウム、酸化カドミウム、若しくは酸化アンチモンの無機系微粒子、
気体を内包した共重微粒体、又は、
液体を内包したマイクロカプセル、
の少なくともいずれかを含む、請求項9に記載の偏光板。 - 前記反射層の外面に形成されて前記反射層を支持する透明支持体、を更に有する、請求項1に記載の偏光板。
- 前記透明支持体が、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリエーテルスルフォン、ポリビニルアルコール、又はトリアセチルセルローズから成る、請求項11に記載の偏光板。
- メイン表示領域とサブ表示領域とを含む液晶パネル;
前記液晶パネルに光を提供するバックライトアセンブリ;
前記メイン表示領域に対向する透過領域と、前記サブ表示領域に対向する反射領域と、を含み、前記光を偏光させる偏光フィルム、及び、前記反射領域に形成された反射層、を有し、前記バックライトアセンブリに対向する前記液晶パネルの一方の表面に形成された下部偏光板;並びに、
前記液晶パネルの別の表面に形成され、前記液晶パネルを通過した前記光を偏光させる上部偏光板;
を備えている液晶表示装置。 - 前記液晶パネルが、
複数のスイッチング素子を含むTFT基板、
カラーフィルタ、及び、前記メイン表示領域と前記サブ表示領域との間の境界に形成されているブラックマトリックス、を含み、前記TFT基板に対向しているカラーフィルタ基板、並びに、
前記TFT基板と前記カラーフィルタ基板との間に挟まれている液晶層、
を含む、請求項13に記載の液晶表示装置。 - 前記ブラックマトリックスが、前記境界を挟んで隣接している前記メイン表示領域の画素と前記サブ表示領域の画素との両方に重なっている、請求項14に記載の液晶表示装置。
- 前記ブラックマトリックスの幅が400μm〜600μmである、請求項14に記載の液晶表示装置。
- 前記メイン表示領域には、画像情報又は文字情報に関するメイン映像情報を表示し、前記サブ表示領域には、時間、日付、又はバッテリの状態に関するサブ映像情報を表示する、請求項13に記載の液晶表示装置。
- 前記反射層が金属蒸着膜又は金属薄膜である、請求項13に記載の液晶表示装置。
- 前記反射層が、アルミニウム、銀、銀−パラジウム合金、又はクロムから成る、請求項18に記載の液晶表示装置。
- 前記反射層の厚さが1μm〜10μmである、請求項18に記載の液晶表示装置。
- 前記反射層が厚さ1μm〜5μmのアルミニウムから成り、前記反射領域の反射率が可視光線に対して80%〜90%である、請求項18に記載の液晶表示装置。
- 前記反射領域の反射率が可視光線に対して75%〜95%である、請求項13に記載の液晶表示装置。
- 前記偏光フィルムと前記反射層との間に挟まれ、前記偏光フィルムと前記反射層との間を接着している光拡散接着剤層、を前記下部偏光板が更に含む、請求項13に記載の液晶表示装置。
- 前記光拡散接着剤層が、
アクリル系、ゴム系、シリコン系、エチレン酢酸ビニル共重合体系、ウレタン系、ビニルエーテル系、ポリビニルアルコール系、ポリアクリルアミド系、又はそれらの混合系の粘着剤から成る基材、及び、
前記基材の屈折率とは異なる屈折率を持ち、前記基材の中に分散している微粒子、
を有する、請求項23に記載の液晶表示装置。 - 前記微粒子が、
ポリスチレン系若しくはポリメタクリル酸系の有機系微粒子、
シリカ、アルミナ、チタニア、ジルコニア、酸化錫、酸化インジウム、酸化カドミウム、若しくは酸化アンチモンの無機系微粒子、
気体を内包した共重微粒体、又は
液体を内包したマイクロカプセル、
の少なくともいずれかを含む、請求項24に記載の液晶表示装置。 - 前記反射層の外面に形成され、前記反射層を支持する透明支持体、を前記下部偏光板が更に含む、請求項13に記載の液晶表示装置。
- 前記透明支持体が、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリエーテルスルフォン、ポリビニルアルコール、又はトリアセチルセルローズから成る、請求項26に記載の液晶表示装置。
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