JP2007010710A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ロータリ式現像装置を有する画像形成装置において、簡単な構造で、トナーの飛散による汚染の抑制を図る。
【解決手段】 ロータリ式現像装置3の下方及び左側部の一部を覆うように板状の遮蔽部材100が配置され、ロータリ式現像装置3の下方に位置される水平部分の中心には、マグネット101が遮蔽部材100から着脱可能に設けられている。画像形成過程で、ロータリ式現像装置3の回転に伴い、現像器16から磁性トナーが落下または飛散された場合、落下したトナーは遮蔽部材100の上に集合される。また、マグネット101の磁性により、落下された磁性トナーがマグネット部に吸着される。したがって、装置内へのトナーの汚染を抑制することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像形成装置、特に回転枠体を有するロータリ式現像装置を採用し、複数色のトナー画像を重ねてカラー画像を形成する画像形成装置に関する。
電子写真方式による画像形成装置では、像担持体である感光体ドラムの周辺に帯電器、露光器、現像装置、転写装置、クリーニング装置等が設けられている。また、感光体ドラムの転写材下流側には定着装置が設けられている。このような画像形成装置では、まず、帯電器により感光体ドラムの表面が一様に帯電される。その後、画像情報に基づき、露光器によって感光体ドラムが露光され、感光体ドラム表面に静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置によって現像される。ここで、フルカラー画像形成装置の場合は、シアン現像剤、マゼンダ現像剤、イエロー現像剤、ブラック現像剤をそれぞれ収容する4つ現像ユニットが設けられ、これらの現像ユニットによって、それぞれシアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの4つの色の現像が行われる。このようなフルカラー画像形成装置は、個人的利用の増加に伴い、装置の小型化と低コスト化が求められ、回転枠体内に複数色のトナー現像器を収納したロータリ式現像装置を採用した小型の画像形成装置が開発されている。
ここで、ロータリ式現像装置においては、現像装置が回転する際に、回転枠体内に収容されているトナーが飛散または落下し、装置内の汚染を引き起こすおそれがある。さらに、装置内に飛散されたトナーが画像形成装置外へ排出され、設置環境の悪化を招くおそれもある。そこで、画像形成装置外での現像剤の飛散による汚れの発生を防止する装置が提案されている(特許文献1)。
特開2004-46173号公報
特許文献1に記載の技術では、複数の現像器を有するロータリ式現像装置から各色の現像器を取り外す際の現像剤のこぼれを防止するため、現像器の着脱作業が行われる空間に、現像剤収容トレイを設け、定着装置の熱で収容された現像剤を固めるようにしているが、現像装置の回転過程の現像剤などの飛散または落下を防止することができない。
本発明の目的は、ロータリ式現像装置を有する画像形成装置において、簡単な構造で、トナーの飛散による汚染の抑制を図ることにある。
請求項1に係る画像形成装置は、像担持体と、ロータリ式現像装置と、遮蔽部材とを備えている。ここで、像担持体は、表面に静電潜像が形成されるためのものである。ロータリ式現像装置は、像担持体表面の静電潜像を現像するためのものであって、像担持体に隣接して配置され、像担持体の回転軸と平行な軸を中心に回転する回転枠と、複数色のトナーが収納され各々前記回転枠に保持された複数の現像器とを有している。遮蔽部材は、現像装置の外周面の外側に配置され、その外周面の少なくとも一部領域を覆うためのものである。
ここでは、ロータリ式現像装置が回転して画像形成が行われる際に、回転枠体内に収容されているトナーが落下することがある。このように回転枠体から落下したトナーは、現像装置の外周面の外側に配置された遮蔽部材に吸着集合され、落下トナーの装置内への飛散を抑制することができる。
請求項2に係る画像形成装置は、請求項1に記載の装置において、遮蔽部材の現像装置に対向する面には、多孔質シートが設けられている。
画像形成装置に使用されているトナーは粒径が6−10μmの粉流体のものが多く、多孔質シートに吸着されやすい。そこで、この装置では、遮蔽部材の現像装置に対向する面に多孔質シートを設け、回転枠体から落下したトナーを吸着集合する。したがって、簡単な構造で、落下トナーの装置内への飛散を抑制することができる。
請求項3に係る画像形成装置は、請求項1または2のいずれかに記載の装置において、現像装置に収納されているトナーは磁性トナーであり、遮蔽部材の少なくとも一部にマグネットが設けられている。
画像形成装置では、磁性現像剤として、磁性トナーからなる一成分系磁性現像剤や、磁性キャリアとトナーとを混合してなる二成分系磁性現像剤などが使用されている。磁性現像剤が使用された際、遮蔽部材の少なくとも一部にマグネットを設けると、回転枠体から落下した磁性現像剤はマグネットの磁性により、遮蔽部材に設けられたマグネット部に吸着集合する。したがって、簡単な構造で、落下トナーの装置内への飛散を抑制することができる。
請求項4に係る画像形成装置は、請求項3に記載の装置において、多孔質シートは、マグネットと現像装置との間に設けられている。
回転枠体から落下した磁性現像剤はマグネットの磁性により、遮蔽部材に設けられたマグネット部に吸着集合するが、この装置では、マグネットと現像装置との間に多孔質シートを設けている。したがって、マグネット部に集合されたトナーが多孔質シートに吸着されことで、トナーの吸着集合効果の向上を図ることができる。
請求項5に係る画像形成装置は、請求項3または4に記載の装置において、多孔質シートまたはマグネットは交換可能である。
画像形成過程で回転枠体から落下したトナーが遮蔽部材に設けられた多孔質シート吸着集合されるにつれ、多孔質シートの孔にトナーが充填し、トナーの吸着集合効率が低下することがある。遮蔽部材に設けられたマグネットの磁力が低下した場合も、トナーの吸着集合効率が低下することがある。そこで、この装置では、多孔質シートまたはマグネットは交換可能のものにしている。したがって、使用済みの多孔質シートまたはマグネットを手軽に交換することで、トナーの吸着集合効率の低下を防ぐことができ、メンテナンスも簡単である。
請求項6に係る画像形成装置は、請求項2から5のいずれかに記載の装置において、多孔質シートの材料は、セル数が60個/25mm以下、厚さが1mm以上の発泡ウレタンである。
請求項7に係る画像形成装置は、請求項1に記載の装置において、遮蔽部材は少なくとも現像装置の外周面の下方側を覆うように配置されている。
ここでは、遮蔽部材は少なくとも現像装置の外周面の下方側を覆うように配置されている。遮蔽部材をこのように配置することで、重力によりトナーを遮蔽部材の下部に集めることができる。
本発明では、ロータリ式現像装置を有する画像形成装置において、現像装置の外周面の外側に配置され、外周面の少なくとも一部領域を覆う遮蔽部材を設けることで、回転枠体から落下したトナーは、現像装置の外周面の外側に配置された遮蔽部材に吸着集合され、落下トナーの装置内への飛散を抑制することができる。
図1に本発明の一実施形態による画像形成装置としてのカラープリンタ1を示す。なお、この図1は各構成要素の配置を示すための模式図であり、各部の詳細は省略して示している。
[全体構成]
このカラープリンタ1は、図示しないコンピュータ等に接続されており、コンピュータ等から送られてくる画像情報に基づいてカラー画像を用紙に印刷可能な装置である。また、このカラープリンタ1は、図1において右側がオペレータが操作する側であり、以下では、図1における装置の右側を手前側、左側を奥側とする。
カラープリンタ1は、感光体ドラム2と、ロータリ式現像装置3と、レーザユニット4と、トナー収容部5と、トナー供給装置6と、中間転写ベルト7と、2次転写ローラ8と、定着装置9と、遮蔽部材100とを有している。
[感光体ドラム]
感光体ドラム2は、表面に静電潜像が形成されるものであり、装置のほぼ中央に回転自在に設けられ、その回転軸は装置の手前側から見て横方向に延びるように、すなわち図1の紙面に対して垂直に延びるように設けられている。感光体ドラム2の上部には、感光体ドラム2の表面を一様に帯電するための帯電ローラ10が設けられている。また感光体ドラム2の側方には、感光体ドラム2の表面に残留したトナーや付着物を清掃するためのドラムクリーニング装置11が設けられている。
[ロータリ式現像装置]
ロータリ式現像装置3は、感光体ドラム2に形成された静電潜像を各色のトナーによって現像するものであり、感光体ドラム2に隣接して、中心が感光体ドラム2の中心とほぼ同じ高さ位置になるように設けられている。このロータリ式現像装置3は、回転枠15と、4色のトナーに対応して設けられ回転枠15に支持された4つの現像器16とを有している。回転枠15は、感光体ドラム2の回転軸と平行な軸の回りに回転自在な円筒形状であり、図示しないモータやギアを含む駆動機構によって回転させられるようになっている。
また、図1に示すように、回転枠15は、回転軸の中心から放射状に延びる仕切枠によって円周方向に4等分された4つの区画を有しており、各区画にイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4つのトナー色に対応した現像器16が配置されている。各現像器16は、それぞれほぼ同様の構成であり、感光体ドラム2に対向配置可能な現像ローラ70や、摺接ローラ71、トナー攪拌用の攪拌ローラ72等が設けられている。各現像器16内に収容されているトナーは、磁性トナーである。
[レーザユニット]
レーザユニット4は、外部のコンピュータ等から送られてきた画像情報に基づいて、感光体ドラム2を走査露光するものであり、感光体ドラム2の上方で、かつロータリ式現像装置3の回転軸より装置奥側に配置されている。正確には、レーザユニット4の前端(レーザ光が発射される側の端部)が、ロータリ式現像装置3の回転軸のほぼ真上に位置し、後端側に行くにつれて下方に傾斜し、後端はロータリ式現像装置3の上端部よりは下方に位置している。なお、レーザユニット4の内部の構成は、従来の構成と同様であり、レーザ光源、ポリゴンミラー、ポリゴンミラー駆動用モータ等を有している。また、レーザユニット4のレーザ光路の前方には、反射ミラー20が設けられている。したがって、図1の一点鎖線で示すように、レーザユニット4から発射されたレーザ光は、この反射ミラー20によって屈曲し、ロータリ式現像装置3の装置手前側上方を通過し、感光体ドラム2の表面に照射されるようになっている。
[トナー収容部]
トナー収容部5は、ロータリ式現像装置3の各現像器16に対して供給するトナーを収容する部分であり、感光体ドラム2の上方で、かつレーザユニット4と対向する側(装置手前側)に配置されている。このトナー収容部5は、横方向(図1の紙面垂直方向)に並べて配置されたイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックのそれぞれの各色のトナーを収容する4つの収容部を有している。また、このトナー収容部5は、装置の手前側に取り出しが可能となっている。
[トナー供給装置]
トナー供給装置6は、トナー収容部5に収容された各色のトナーを、対応する現像器16に供給するためのものであり、感光体ドラム2の上方において、レーザユニット4とトナー収容部5との間のスペースに配置されている。このトナー供給装置6は、図1に示すように、上下方向に移動可能な4つのトナー供給パイプ25と、トナー収容部5の各色のトナーを収容している部分と対応するトナー供給パイプ25とを連結する4つの搬送パイプ26と、各トナー供給パイプ25を上下動させるための駆動機構(図示しない)とを有している。
トナー供給パイプ25は、上下方向に長く、上端が装置手前側に、下端が装置奥側に傾斜している。このトナー供給パイプ25は、先端が先細形状となっており、下方に移動した際には、先端が現像器16のトナー供給部に形成されたスリットを通って内部に進入可能である。また、トナー供給パイプ25の内部には、トナーを搬送するためのスパイラル部材が回転可能に設けられている。
[中間転写ベルト]
中間転写ベルト7は、感光体ドラム2に形成された各色のトナー画像が順次転写されるものであり、感光体ドラム2及びトナー収容部5の下方に配置されている。この中間転写ベルト7は、対向して配置された駆動ローラ35と従動ローラ36との間に掛け渡されている。また、中間転写ベルト7の感光体ドラム2と対向する部分は、1対の1次転写ローラ37a,37bによって感光体ドラム2に当接するように構成されている。
これらの各構成部材の配置について、より詳細に説明する。駆動ローラ35は、感光体ドラム2とロータリ式現像装置3との接触部のほぼ真下に位置し、その中心はロータリ式現像装置3の最下端よりもさらに下方に位置している。そして、図示しないモータ及びギアを含む駆動部によって駆動されるようになっている。従動ローラ36は、トナー収容部5の装置手前側の底部に近接して配置されており、その高さ位置はほぼ感光体ドラム2と同じ位置である。この従動ローラ36はバネ38によって駆動ローラ35から離れる側に付勢されており、これにより中間ベルト7に所定の張力が与えられている。また、1次転写ローラ37a,37bは互いに近接して感光体ドラム2の下方に設けられ、これにより、中間転写ベルト7の所定範囲が感光体ドラム2に当接されている。
[中間転写ベルトクリーニング装置]
駆動ローラ35の装置奥側で、ロータリ式現像装置3の下方には、中間転写ベルト7を清掃するためのベルトクリーニング装置40が設けられている。このベルトクリーニング装置40は、図1及び図2に示すように、ファーブラシ41と、クリーニングローラ42と、ブレード43と、回収スパイラル44とを有している。ファーブラシ41は、駆動ローラ35と対向する位置に設けられ、中間転写ベルト7の表面に摺接するように配置されている。クリーニングローラ42は、ファーブラシ41の上方に配置され、ファーブラシ41と接触するようになっている。ブレード43は、先端がクリーニングローラ42の表面に接触するように配置されるとともに、他端は支持部材43aにより支持され、水平線となす角度θがトナーの安息角度以上となるように配置されている。回収スパイラル44は、ブレード43の下方に並べて配置され、ファーブラシ41の中心とクリーニングローラ42の中心と回収スパイラル44の中心とを結ぶ線が三角形を形成している。また、クリーニング装置40の枠体40aも断面が三角形である。
[2次転写ローラ]
2次転写ローラ8は、中間転写ベルト7に転写された画像を、搬送されてきた用紙に転写するためのものであり、駆動ローラ35の下方に駆動ローラ35と対向するように配置されている。そして、この2次転写ローラ8には、図示しない電圧印加手段によって、用紙に対して、画像転写のためのバイアス電圧が印加されている。
[定着装置]
定着装置9は、用紙上に転写されたトナーを溶融定着するためのものであり、ロータリ式現像装置3の下方で、かつ装置奥側に配置されている。この定着装置9は、ヒータを内蔵する加熱ローラ9aと加熱ローラ9aに圧接する加圧ローラ9bとを有しており、両ローラ間に用紙を挟持して搬送する。
[排出部]
このプリンタ1では、装置の上部表面、すなわち、レーザユニット4、トナー供給装置6及びトナー収容部5の上方に、画像が形成された用紙を載置するための排出部50が形成されている。この排出部50は、レーザユニット4側(装置奥側)が最も低く、トナー収容部5側(装置手前側)に行くにしたがって徐々に高くなる曲面部と、この曲面部に連続しトナー収容部5の上方に位置する平面部とを有している。
[給紙部]
装置の底部には、用紙を収納するとともに収納された用紙を送り出すための給紙部51が設けられている。この給紙部51は、用紙が載置される載置板を有する給紙カセット52と、載置板上の用紙を取り出すための前送りコロ53と、用紙を1枚ずつ搬送路に送り出すためのローラ対からなる重送防止機構54とを有している。そして、給紙カセット52は装置の手前側に引き出すことが可能である。
[搬送部]
給紙部51と排出部50との間には、用紙を搬送する搬送部が設けられている。搬送部は、給紙部51から2次転写ローラ8に至る第1搬送路55と、2次転写ローラ8から定着装置9に至る第2搬送路56と、定着装置9から排出部50に至る第3搬送路57とを有している。また、定着装置9の出口には、分岐爪58が設けられており、この分岐爪58と第1搬送路55の途中との間には用紙を第1搬送路55に戻すための戻し搬送路59が設けられている。
第1搬送路55は、給紙カセット52から送り出された用紙を上方に搬送しつつ搬送方向を逆にするための湾曲路55aと、この湾曲路55aから2次転写ローラ8に至る直線路55bとを有している。これらの搬送路は、用紙を案内しながら搬送するガイド板及びローラ対で形成されており、所定位置には用紙を検出するためのセンサが設けられている。また、直線路55bには用紙の搬送タイミングを制御するためのレジストローラ対60が配置されている。
第2搬送路56は、ほぼ直線的に形成されており、用紙を案内しながら搬送するガイド板及びローラ対で構成されている。また、搬送路の所定位置には用紙を検出するためのセンサが設けられている。
第3搬送路57は、分岐爪58の搬送方向下流側に形成された縦搬送路を有している。すなわち、用紙は、分岐爪58を通過した後は、ほぼ垂直上方に向かって搬送され、排出部50に排出される。この第3搬送路57も、前記同様に、用紙を案内しながら搬送するガイド板及びローラ対で構成されている。
戻し搬送路59は、分岐爪58の設けられた部分において第3搬送路57から下方に分岐し、定着装置9、第2搬送路56、2次転写ローラ8及びレジストローラ対60の下方を通り、さらに上方に向かう搬送路であり、第1搬送路55のレジストローラ対60の搬送方向上流側に合流している。すなわち、この戻し搬送路59は、第1搬送路55の直線路55b及び第2搬送路56と給紙カセット52との上下方向の間に設けられ、定着装置9を通過した用紙を、2次転写ローラ8の上流側に配置されたレジストローラ対60のさらに上流側に戻すための搬送路である。この戻し搬送路59も、前記同様に、用紙を案内しながら搬送するガイド板及びローラ対で構成され、所定位置には用紙検出用のセンサが設けられている。
[給紙トレイ]
トナー収容部5の下方でかつ給紙カセット52の上方には、装置の手前側の側壁を構成するように給紙トレイ65が配置されている。この給紙トレイ65は、下端が第1搬送路55の湾曲路55aの近傍で回動自在(開閉自在)に支持されており、この回動支点65aを中心に、上端を装置手前側に倒すことが可能である。このようにして給紙トレイ65を開いた状態では、給紙トレイ65上に用紙を載置し、この用紙を第1搬送路55の湾曲路55aに給紙することが可能である。
[遮蔽部材]
遮蔽部材100は、図1及び図2に示すように、ロータリ式現像装置3の軸方向に伸びた板状の部材であって、ロータリ式現像装置3の下方及び左側部の一部を覆うように配置されている。また、ロータリ式現像装置3の下方に位置される水平部分の中心には、マグネット101が遮蔽部材100から着脱可能に設けられている。ここで、マグネット101は、ロータリ式現像装置3の軸方向に伸びた帯状に形成されている。画像形成過程で、ロータリ式現像装置3の回転に伴い、現像器16から磁性トナーが落下または飛散された場合、落下したトナーは遮蔽部材100の上に集合される。また、マグネット101の磁性により、落下された磁性トナーがマグネット101に吸着される。したがって、装置内へのトナーの汚染を抑制することができる。また、マグネット101に吸着集合されたトナーの量が一定値を超えた場合、マグネット101を遮蔽部材100から取り出して、吸着集合されたトナーを拭き取った後、再び遮蔽部材100に取り付けるかまたは新しいマグネット部材を取り付けることができる。
[本実施形態の効果]
本実施形態においては、磁性トナーを採用したロータリ式現像装置を有する現像装置において、現像装置の外周面の一部を遮蔽部材で覆い、且つ遮蔽部材にマグネットを設けることで、ロータリ現像過程で落下飛散した磁性トナーをマグネット部に吸着集合させることで、装置内へのトナーの汚染を抑制することができる。また、マグネットは遮蔽部材から着脱自在な構造にすることで、メンテナンスの効率化を図っている。
[その他の実施形態]
図2に示す実施形態では、磁性トナーの吸着集合用として遮蔽部材100にマグネット101を設けているが、図3に示すように、マグネット101の上に多孔質シート102を設けることもできる。ここで、多孔質シートの材料として、セル数が60個/25mm以下、厚さが1mm以上の発泡ウレタンを採用する。画像形成装置のトナーは粒径が6−10μmの粉流体のものが多く、多孔質シートに吸着されやすい。そこで、遮蔽部材100の現像装置3に対向する面に多孔質シート102を設け、現像装置3から落下したトナーを吸着集合する。また、多孔質シート102の下部に設けたマグネット101により、トナーの吸着集合効果を高めることができる。
また、図2に示した実施形態では、トナーが磁性を有しない場合、マグネットによるトナーの吸着集合効果は期待できないが、マグネット101の代わりに多孔質シートを設けることで、トナーを吸着集合することも可能である。
本発明の一実施形態によるカラープリンタの概略構成図。 現像装置と遮蔽部材の拡大図。 その他の実施形態の構成図。
符号の説明
1 カラープリンタ
2 感光体ドラム
3 ロータリ式現像装置
4 レーザユニット
5 トナー収容部
6 トナー供給装置
7 中間転写ベルト
8 2次転写ローラ
9 定着装置
15 回転枠
16 現像器
25 トナー供給パイプ
35 駆動ローラ
40 中間転写体クリーニング装置
100 遮蔽部材
101 マグネット
102 多孔質シート

Claims (7)

  1. 表面に静電潜像が形成される回転自在な像担持体と、
    前記像担持体に隣接して配置され、前記像担持体の回転軸と平行な軸を中心に回転する回転枠と、複数色のトナーが収納され各々前記回転枠に保持された複数の現像器とを有し、前記像担持体表面の静電潜像を現像するロータリ式現像装置と、
    前記現像装置の外周面の外側に配置され、前記外周面の少なくとも一部領域を覆う遮蔽部材と、
    を備えた画像形成装置。
  2. 前記遮蔽部材の前記現像装置に対向する面には、多孔質シートが設けられている、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記現像装置に収納されているトナーは磁性現像剤であり、前記遮蔽部材の少なくとも一部にマグネットが設けられている、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記多孔質シートは、前記マグネットの上に設けられている、
    請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記多孔質シートまたはマグネットは交換可能である、
    請求項3または4に記載の画像形成装置。
  6. 前記多孔質シートは、セル数が60個/25mm以下、厚さが1mm以上の発泡ウレタンである、請求項2から5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記遮蔽部材は、少なくとも前記現像装置の外周面の下方側を覆うように配置されている、
    請求項1に記載の画像形成装置。
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