JP2007010141A - テンショナ - Google Patents
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Abstract
【課題】 いずれもピストンの歯と係合し得る2つのポールを備えた新規な構成のダブルポール式テンショナを提供する。
【解決手段】 テンショナにおいて、穴105を有するハウジング102と、穴105にスライド自在に受け入れられ、その外周の少なくとも一部に形成された複数の歯116を有するピストン103と、ピストン103を穴105から外方に付勢するピストンスプリングと、ハウジング102に形成された溝115に受け入れられるとともに、ピン112,114に枢支可能に取り付けられ、ピストン103の歯116の側にスプリング付勢された第1および第2のポール104,108とを設ける。第1のポール104は、溝115内において第2のポール108に隣り合って配置されており、第2のポール108よりも半ピッチ進んでいる。
【選択図】 図4
【解決手段】 テンショナにおいて、穴105を有するハウジング102と、穴105にスライド自在に受け入れられ、その外周の少なくとも一部に形成された複数の歯116を有するピストン103と、ピストン103を穴105から外方に付勢するピストンスプリングと、ハウジング102に形成された溝115に受け入れられるとともに、ピン112,114に枢支可能に取り付けられ、ピストン103の歯116の側にスプリング付勢された第1および第2のポール104,108とを設ける。第1のポール104は、溝115内において第2のポール108に隣り合って配置されており、第2のポール108よりも半ピッチ進んでいる。
【選択図】 図4
Description
本発明は、テンショナの分野に関し、より詳細には、本発明は、それぞれ枢支可能な2つのポールを有するダブル枢支ポールテンショナに関する。
エンジン用のチェーンテンショナは、動力伝達用チェーンが複数のスプロケット間を走行する際に、チェーンを制御するように用いられている。エンジン内の温度が上昇したり、チェーンが摩耗すると、チェーンの弛みは変化する。チェーンは摩耗すると伸び、チェーンの弛みは増加する。
弛みの増加は、ノイズや、スリップ、チェーンおよびスプロケット歯間の歯飛びを生じさせる。たとえばチェーン駆動のカムシャフトを備えたエンジンにおいて、もしチェーンの弛みの増加がテンショナによって取り除かれなければ、カムシャフトのタイミングがスリップや歯飛びによって数度ずれることになるので、エンジンは損傷を受けることになる。
チェーンが複数のスプロケット間を走行するときに、動力伝達用チェーンまたは類似の動力伝達装置のための制御装置として、液圧テンショナのようなテンショニング装置が用いられている。この種の装置においては、チェーンはドライブシャフトからドリブンシャフトに動力を伝達しており、チェーンの一部が弛むとともに、他の部分が張られている。
一般に、歯付チェーンの場合には、ノイズやスリップ、歯の噛合不良を防止するために、チェーンにある程度の緊張力を作用させてこれを維持することは重要なことである。このようなスリップの防止は、内燃機関のチェーン駆動カムシャフトの場合にとくに重要である。というのは、歯飛びはカムシャフトタイミングをずらして、損傷を生じさせる恐れがあり、またエンジンを作動不良にするかもしれないからである。
液圧テンショナは、通常、動力伝達システムの弛み側においてチェーンを押圧するレバーアームを採用している。このレバーアームは、チェーンが弛んでいるときには、チェーンに向かって押し出されてチェーンに緊張力を作用させる一方、チェーンが張られるときには、非常に強固なものでなければならない。
その一方、内燃機関がおかれた過酷な環境下では、種々の要因がチェーン張力の変動を生じさせる。たとえば、温度の幅広い変化やエンジンの種々の部品の熱膨張係数の違いが、非常に高い値と低い値の間でチェーンの弛みを変化させる。長時間の使用の間に、動力伝達システムの構成部品の摩耗がチェーンの弛みを増加させる。
また、カムシャフトおよびクランクシャフトにより生じる捩り振動がチェーン張力を著しく変化させる。たとえばエンジン停止時やエンジン始動不良時に発生するエンジンの逆転もまた、チェーン張力を変動させる。このような理由により、チェーンの張り側への過大な押付力を取り除きかつチェーンの弛み側に必要な張力を確保するための機構が要望されている。
そこで、図1に示すように、従来の液圧テンショナ1は、典型的には、ピストン2としてのロッドまたはシリンダを有しており、ピストン2は、テンショナスプリング3によってチェーンの側に付勢されている。ピストン2は、ハウジング5内に収容されており、一端がチェーンの側に開口しかつ他端が閉塞している内部空間を有している。
内部空間は、リザーバーまたは外部液圧源と連絡する圧力チャンバ4を有している。圧力チャンバ4は、典型的には、ハウジング5およびピストン2間に形成されており、ピストン2がハウジング5内を移動するときに膨張しまたは収縮する。
圧力チャンバの内外への流体の流れを調整するために、一般に、バルブが採用されている。たとえば、典型的な吸入チェックバルブ6は、ピストン2の外方への移動によりチャンバ内の圧力が減少したときに開放して圧力チャンバ4内への流体の流れを許容するボールチェックバルブを有している。
圧力チャンバ内の圧力が高いときには、吸入チェックバルブ6は閉塞し、流体が圧力チャンバから流出するのを防止する。吸入チェックバルブ6の閉塞により、圧力チャンバが収縮するのが防止されて、ピストンが縮退するのが防止され、その結果、いわゆる「逆止機能」を獲得する。
多くの液圧テンショナはまた、チャンバ内の圧力が高いときに流体が圧力チャンバから出るのを許容することにより、チェーン張力の急激な増加に応じてピストンの縮退を許容するプレッシャーリリーフ機構を採用している。いくつかのテンショナにおいては、このプレッシャーリリーフ機構がスプリング付勢のチェックバルブである。
ボールチェックバルブは、圧力が或る値を超えたときに開放する。テンショナの中には、吸入チェックバルブおよびプレッシャーリリーフ機構の双方の機能を果たすバルブを採用しているものもある。
その他の機構としては、流体が流体チャンバから出ることができかつ流体チャンバ内の圧力が大きくなければ流体チャンバからの流量が最少となるような、制限された流路を採用している。たとえば、制限された流路は、ピストンおよびハウジング穴間のクリアランスや、ピストンの突出端内部のベントチューブ、または流体チャンバおよびリザーバー間のベント部材に設けられていてもよい。
図2aは、米国特許第 4,874,352号に記述された、チェーンに緊張力を作用させるようにアームを付勢する従来のテンショナの概略図であり、図2bは、図2aのテンショナの分解組立図である。
テンショナ30は、中空のプランジャ32を受け入れるための穴を備えたハウジング31を有している。プランジャ32は、アーム15を介してチェーンCを付勢するための閉塞端32aおよびその逆側の開放端を有している。プランジャ32は、スプリング34によって、ハウジング31から外方に付勢されている。
ラチェット40が係合する歯を有するラック33がプランジャ32の外面に沿って形成されている。ラチェット40は、ハウジング31内に回動自在に支持されており、スプリング41によって突出方向と逆方向に付勢されている。
ハウジング31と中空のプランジャ32の間には、チャンバ36が形成されている。構成部品S,R,B,38,39からなる吸入チェックバルブが、テンショナをハウジング31から突出する方向に付勢するために、流路37,39からチャンバ36内への流体の流れを許容している。
米国特許第 4,822,320号は、ラチェットと噛み合うラックがプランジャに形成されたラチェット式テンショナについて開示している。ラチェットは、所定量以下の正のバックラッシュを許容するように、ハウジングに枢支されている。
米国特許第 6,240,602号は、ワイヤー、ケーブル、ホースおよび管を平行に保持するためのダブルスペースクランプについて開示している。このクランプは、逆方向に延びる2本のストラップを保持するロックヘッドを有している。係脱可能な一対のポールが、保持されるべき物の周りでストラップを保持している。
ポールは、楔形状を有し、ポールをロックヘッドに枢支可能にする一体形成のヒンジの端部で支持されるとともに、各ストラップの隣り合う側部に形成されたセレーションと係合する複数の歯が形成された面を有している。
米国特許第 6,240,602号におけるヒンジ付ポールについての問題の一つは、ポールの傾きやストラップまたは取付部材のいずれかとの係合により、ポールが何らバックラッシュを提供することができないということである。さらに、もしストラップまたは取付部材が或る方向に急に引っ張られた場合には、ヒンジがパチンと音をたてることになるだろう。
特開昭60−121355号公報は、プランジャの長手方向上面に沿ったスライド面と隣り合うラック状部分を有するテンショナのプランジャについて開示している。第1のラチェットポールは、プランジャ上のラック部と係合している。
第1のラチェットポールが歯の間に配置されているとき、第1のラチェットポールと隣り合いかつ歯を有しない第2のポールまたは摩擦部材が、プランジャのスライド面の平坦部と接触したときに、コッタまたは楔として作用する。バックラッシュは、設けられていない。
米国特許第4,874,352号明細書
米国特許第4,822,320号明細書
米国特許第6,240,602号明細書
特開昭60−121355号公報
本発明は、このような従来の実情に鑑みてなされたものであり、いずれもピストンの歯と係合し得る2つのポールを備えた新規な構成のダブルポール式テンショナを提供しようとしている。また、本発明は、バックラッシュを備えたダブルポール式テンショナを提供しようとしている。
請求項1の発明に係るテンショナは、穴を有するハウジングと、穴にスライド自在に受け入れられ、その外周の少なくとも一部に形成された複数の歯を有するピストンと、ピストンを穴から外方に付勢するピストンスプリングと、ハウジングに形成された溝に受け入れられるとともに、ピンに枢支可能に取り付けられ、ピストンの歯の側にスプリング付勢された第1および第2のポールとを備えており、第1のポールが、溝内において第2のポールに隣り合って配置されている。
請求項2の発明では、請求項1において、ピストンが中空の部材であって、ハウジングの穴との間で流体チャンバを構成している。
請求項3の発明では、請求項2において、流体チャンバ内にさらにチェックバルブを備えている。
請求項4の発明では、請求項1において、第2のポールがピストンの歯と係合しているときに、第2のポールが係合する歯と次の歯との間の傾斜面に沿って第1のポールがスライド移動するように、第1のポールが第2のポールよりも半ピッチ進んでいる。
請求項5の発明では、請求項4において、第2のポールがバックラッシュを取り去るようになっている。
請求項6の発明では、請求項1において、第2のポールがピストンの歯と係合しているときに、第2のポールが係合する歯と次の歯との間の傾斜面に沿って第1のポールがスライド移動するように、第1のポールが、第2のポールに対して半ピッチよりも小さなピッチだけ進んでいる。
請求項7の発明では、請求項1において、第2のポールがピストンの歯と係合しているときに、第2のポールが係合する歯と次の歯との間の傾斜面に沿って第1のポールがスライド移動するように、第1のポールが、第2のポールに対して半ピッチよりも大きなピッチだけ進んでいる。
請求項8の発明では、請求項1において、第1のポールおよび第2のポールが、ピストンの外周の複数の歯の上の同じ位置を保持している。
請求項9の発明に係るテンショナは、穴を有するハウジングと、穴にスライド自在に受け入れられ、その外周の少なくとも一部に形成された複数の歯を有するピストンと、ピストンを穴から外方に付勢するピストンスプリングと、ハウジングに形成された第1の溝に受け入れられるとともに、第1のピンに枢支可能に取り付けられ、ピストンの歯の側に第1のスプリングによって付勢された第1のポールと、ハウジングに形成された第2の溝に受け入れられ、第1のポールから少なくとも180度離れて配置されるとともに、第2のピンに枢支可能に取り付けられ、ピストンの歯の側に第2のスプリングによって付勢された第2のポールとを備えている。
請求項10の発明では、請求項9において、ピストンが中空の部材であって、ハウジングの穴との間で流体チャンバを構成している。
請求項11の発明では、請求項10において、流体チャンバ内にさらにチェックバルブを備えている。
請求項12の発明では、請求項9において、第2のポールがピストンの歯と係合しているときに、第2のポールが係合する歯と次の歯との間の傾斜面に沿って第1のポールがスライド移動するように、第1のポールが第2のポールよりも半ピッチ進んでいる。
請求項13の発明では、請求項12において、第2のポールがバックラッシュを取り去るようになっている。
請求項14の発明では、請求項9において、第2のポールがピストンの歯と係合しているときに、第2のポールが係合する歯と次の歯との間の傾斜面に沿って第1のポールがスライド移動するように、第1のポールが、第2のポールに対して半ピッチよりも小さなピッチだけ進んでいる。
請求項15の発明では、請求項9において、第2のポールがピストンの歯と係合しているときに、第2のポールが係合する歯と次の歯との間の傾斜面に沿って第1のポールがスライド移動するように、第1のポールが、第2のポールに対して半ピッチよりも大きなピッチだけ進んでいる。
請求項16の発明では、請求項9において、第2のポールが、第1のポールに対して180度以下の角度だけ離れている。
請求項17の発明では、請求項9において、第1のポールおよび第2のポールが、ピストンの外周の複数の歯の上の同じ位置を保持している。
請求項18の発明に係るテンショナは、穴を有するハウジングと、穴にスライド自在に受け入れられ、穴との間で流体チャンバを形成するとともに、その外周の少なくとも一部に形成された複数の歯を有する中空のピストンと、ハウジングに形成された溝に受け入れられ、ピンに枢支可能に取り付けられるとともに、ピストンの歯の側にスプリングによって付勢された、互いに隣り合う第1および第2のポールとを備えている。
請求項19の発明では、請求項18において、第2のポールがピストンの歯と係合しているときに、第2のポールが係合する歯と次の歯との間の傾斜面に沿って第1のポールがスライド移動するように、第1のポールが第2のポールよりも半ピッチ進んでいる。
請求項20の発明では、請求項19において、第2のポールがバックラッシュを取り去るようになっている。
請求項21の発明では、請求項18において、第2のポールがピストンの歯と係合しているときに、第2のポールが係合する歯と次の歯との間の傾斜面に沿って第1のポールがスライド移動するように、第1のポールが、第2のポールに対して半ピッチよりも小さなピッチだけ進んでいる。
請求項22の発明では、請求項18において、第2のポールがピストンの歯と係合しているときに、第2のポールが係合する歯と次の歯との間の傾斜面に沿って第1のポールがスライド移動するように、第1のポールが、第2のポールに対して半ピッチよりも大きなピッチだけ進んでいる。
請求項23の発明では、請求項18において、第1のポールおよび第2のポールが、ピストンの外周の複数の歯の上の同じ位置を保持している。
請求項24の発明では、請求項18において、流体チャンバ内にさらにチェックバルブを備えている。
請求項25の発明に係るテンショナは、穴を有するハウジングと、穴にスライド自在に受け入れられ、穴との間で流体チャンバを形成するとともに、その外周の少なくとも一部に形成された複数の歯を有する中空のピストンと、ハウジングに形成された第1の溝に受け入れられるとともに、第1のピンに枢支可能に取り付けられ、ピストンの歯の側に第1のスプリングによって付勢された第1のポールと、ハウジングに形成された第2の溝に受け入れられ、第1のポールから少なくとも180度離れて配置されるとともに、第2のピンに枢支可能に取り付けられ、ピストンの歯の側に第2のスプリングによって付勢された第2のポールとを備えている。
請求項26の発明では、請求項25において、流体チャンバ内にさらにチェックバルブを備えている。
請求項27の発明では、請求項25において、第2のポールがピストンの歯と係合しているときに、第2のポールが係合する歯と次の歯との間の傾斜面に沿って第1のポールがスライド移動するように、第1のポールが第2のポールよりも半ピッチ進んでいる。
請求項28の発明では、請求項27において、第2のポールがバックラッシュを取り去るようになっている。
請求項29の発明では、請求項25において、第2のポールがピストンの歯と係合しているときに、第2のポールが係合する歯と次の歯との間の傾斜面に沿って第1のポールがスライド移動するように、第1のポールが、第2のポールに対して半ピッチよりも小さなピッチだけ進んでいる。
請求項30の発明では、請求項25において、第2のポールがピストンの歯と係合しているときに、第2のポールが係合する歯と次の歯との間の傾斜面に沿って第1のポールがスライド移動するように、第1のポールが、第2のポールに対して半ピッチよりも大きなピッチだけ進んでいる。
請求項31の発明では、請求項25において、第1のポールおよび第2のポールが、ピストンの外周の複数の歯の上の同じ位置を保持している。
請求項32の発明では、請求項25において、第2のポールが、第1のポールに対して180度以下の角度だけ離れている。
本発明に係るテンショナシステムは、ハウジングと、中空のピストンと、ピストンスプリングと、第1のポールと、第2のポールとを備えている。ハウジングは、ピストンをスライド自在に受け入れる穴を有している。
ハウジングの穴との間で流体チャンバを形成するピストンは、その外側面に形成された複数の歯を有している。複数の歯は、ピストンの全外周に存在していてもよく、あるいは、ピストンの外周の一部にのみ設けられていてもよい。ピストンスプリングは、ハウジングの穴から外方にピストンを付勢している。
第1および第2のポールは、ピンによって枢支可能に取り付けられており、ハウジングの溝に受け入れられている。ポールは、第1および第2のスプリングによって、ピストン歯の側に付勢されている。一実施例においては、各ポールは隣り合っている。他の実施例においては、各ポールは、好ましくは180度間隔で配置されている。あるいは、各ポールの間には、その他の間隔が設けられていてもよい。
第2のポールがピストンの歯と係合するときに第1のポールが次の歯に向かって傾斜面に沿ってスライドするように、第1のポールは第2のポールよりも半ピッチ進んでいるのが好ましい。
第2のポールは、ハウジングに対するピストンのバックラッシュまたは後退動を取り除く。あるいは、第1および第2のポールが、ピストンの歯に沿って同じ位置を保持するようにしてもよい。第1のポールは、第2のポールに対して、半ピッチだけ小さいかまたは大きい。
本発明によれば、いずれもピストンの歯と係合し得る2つのポールを備えた新規な構成のダブルポール式テンショナを実現できる。また、本発明によれば、バックラッシュを備えたダブルポール式テンショナを実現できる。
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
図3および図4は、本発明の第1の実施例によるテンショナを示している。テンショナは、中空のピストン103を受け入れるための穴105を備えたハウジング102を有している。中空のピストン103は、図示しないアームまたはその他の面を付勢するための閉塞端103aおよびその逆側の開放端を有している。
図3および図4は、本発明の第1の実施例によるテンショナを示している。テンショナは、中空のピストン103を受け入れるための穴105を備えたハウジング102を有している。中空のピストン103は、図示しないアームまたはその他の面を付勢するための閉塞端103aおよびその逆側の開放端を有している。
ハウジング102および中空ピストン103の内部空間によりチャンバ118が形成されており、チャンバ118は、図示しない流路およびチェックバルブを通って液圧源から流入する作動流体を受け入れている。ピストン103の外周面の少なくとも一部には、ポール104,108と噛み合うまたは係合するように一体形成された溝または歯116を有している。
図示していないが、ピストンの軸方向移動を規制するために、ピストンの外周面にストッパ溝が形成されていてもよい。各ポール104,108は、ハウジング内において溝115によって受け入れられており、好ましくは、ピストン103の両側つまり180度間隔で配置されている。各ポール104,108は、スプリング106,110によって付勢されている。
図5ないし図8は、テンショナのピストン103に対する各ポール104,108の位置を示している。図5において、各ポール104,108は、ピストン103を挟んで互いに逆側につまり180度離れた位置に配置されている。スプリング106,110は、ポール104,108をピストン103の中央側につまりピストン103外周の歯と係合する側に付勢している。
ポール104,108において中央に形成された孔120およびハウジング102は、ピン112,114を受け入れている。各ポール104,108は、ピン112,114の回りを回動する。ポール104,108およびピストン103に対する各ピン112,114の位置は、図8に示されている。
図6(a)は、ピストン103外周の歯または溝116と接触する歯104aを備えた左側ポールまたは第1のポール104を示している。図6(b)は、ピストン103外周の歯または溝116と噛み合う歯108aを備え、第1のポール104の逆側に配置された右側ポールまたは第2のポール108を示している。
第1および第2のポール104,108の位置を比較すると、ポールが下方に移動してピストンが外方に移動するとき、一方のポール歯、この場合には、第1のポール104の第1の歯104aが第2のポール108の第1の歯108aよりも半ピッチ進んでいる(図6(a)および図6(b)を連結する破線参照)。
言い換えれば、第2のポール108の歯108aがピストン103の歯116と係合している間、第2のポール108が係合する歯と次の歯116との間で、第1のポール104は傾斜面116aに沿って下方にスライド移動している。
第1のポール104の第2のポール108に対する位置を半ピッチだけオフセットすることによって、第1のポール104が背面位置を調整して次にピストンが半ピッチだけ突出したときに第2のポール108がバックラッシュつまり後退動を取り去るので、ピストン位置および緊張力のより細かな調整が行える。
一実施例においては、ピストン103上の歯116は従来のものよりも大きく、ピストン上の歯116の強度および摩耗抵抗を増大させている。他の実施例においては、各ポール104,108は、従来のものよりも厚みが厚く、このため、より大きな荷重を扱うことができ、より摩耗しにくい。
他の好ましい実施例においては、各ポール104,108がピストン103外周の溝または歯116に沿って同じ位置を保持している。これにより、もし一方のポール104,108が外れたときに、他方のポール108,104がピストン103の歯116と係合していることにより、ピストン103の位置が同じ位置に維持される。
あるいは、第1のポール104の第1の歯104aと第2のポール108の第1の歯108aとの間のピッチは、半ピッチより小さくてもまたは大きくてもよい。
図9、図10aおよび図10bは、本発明の第2の実施例によるテンショナを示している。このテンショナは、中空のピストン203を受け入れるための穴205を備えたハウジング202を有している。
中空のピストン203は、図示しないアームまたはその他の面を付勢するための閉塞端203aおよびその逆側の開放端を有している。ハウジング202および中空ピストン203の内部空間によりチャンバ218が形成されており、チャンバ218は、図示しない流路およびチェックバルブを通って液圧源から流入する作動流体を受け入れている。
ピストン203の外周面の少なくとも一部には、ポール204,208と噛み合うまたは係合するように一体形成された溝または歯216を有している。図示していないが、ピストンの軸方向移動を規制するために、ピストンの外周面にストッパ溝が形成されていてもよい。
各ポール204,208は、ハウジング内において溝215によって受け入れられており、図9および図13に示すように、互いに隣り合って配置されている。各ポール204,208は、スプリング206,210によって付勢されている。
図10aないし図13は、テンショナのピストン203に対する各ポール204,208の位置を示している。図9および図13において、各ポール204,208は、ハウジングの溝215内において互いに隣接して配置されている。スプリング206,210が、ポール204,208をピストン203の中央側につまりピストン203外周の歯216と係合する側に付勢している。
ポール204,208において中央に形成された孔220およびハウジング202は、ピン212を受け入れている。各ポール204,208は、ピン212の回りを回動する。ポール204,208およびピストン203に対するピン212の位置は、図13に示されている。
図10aおよび図11aは、ピストン203外周の歯または溝216と接触する歯204aを備えた第1のポール204を示している。図10bおよび図11bは、ピストン203外周の歯または溝216と噛み合う歯208aを備えかつ第1のポール204に隣り合って配置された第2のポール208を示している。
第1および第2のポール204,208の位置を比較すると、一方のポール歯、この場合には、第1のポール204の第1の歯204aが第2のポール208の第2の歯208aよりも半ピッチ進んでいる。言い換えれば、第2のポール208の歯208aがピストン203の歯216と係合している間、第2のポール208が係合する歯と次の歯216との間で、第1のポール204は傾斜面216aに沿って下方にスライド移動している。
第1のポール204の第2のポール208に対する位置を半ピッチだけオフセットすることによって、第1のポール204が背面位置を調整でき次にピストン203が半ピッチだけ突出したときに第2のポール208がバックラッシュつまり後退動を取り去るので、ピストン位置および緊張力のより細かな調整が行える。
一実施例においては、ピストン203上の歯216は従来のものよりも大きく、ピストン上の歯216の強度および摩耗抵抗を増大させる。他の実施例においては、各ポール204,208は、従来のものよりも厚みが厚く、このため、より大きな荷重を扱うことができ、より摩耗しにくい。
他の好ましい実施例においては、各ポール204,208がピストン203外周の溝または歯216に沿って同じ位置を保持している。これにより、もし一方のポール204または208が外れたときに、他方のポール208または204がピストン203の歯216と係合していることにより、ピストン203の位置が同じ位置に維持される。
あるいは、第1のポール204の第1の歯204aと第2のポール208の第1の歯208aとの間の距離は、半ピッチより小さくてもまたは大きくてもよい。
本発明によるテンショナは、ピストンをハウジング外方に付勢するのにスプリング力のみを用いる機械式のテンショナであってもよく、また、ピストンをハウジング外方に付勢するのに液圧による力を用いる液圧テンショナであってもよく、さらには、ピストンをハウジング外方に付勢するのにスプリング力および液圧による力の双方を用いるテンショナであってもよい。
ここで述べられた本発明の実施例が本発明の原理を採用する単なる例示であるということが理解されるべきである。本発明に本質的であるとみなされる特徴部分を説明している実施例の詳細にここで言及することは、特許請求の範囲を限定する意図ではない。
102: ハウジング
103: ピストン
104: ポール
105: 穴
108: ポール
112: ピン
114: ピン
115: 溝
116: 歯
103: ピストン
104: ポール
105: 穴
108: ポール
112: ピン
114: ピン
115: 溝
116: 歯
Claims (32)
- テンショナであって、
穴を有するハウジングと、
前記穴にスライド自在に受け入れられ、その外周の少なくとも一部に形成された複数の歯を有するピストンと、
前記ピストンを前記穴から外方に付勢するピストンスプリングと、
前記ハウジングに形成された溝に受け入れられるとともに、ピンに枢支可能に取り付けられ、前記ピストンの前記歯の側にスプリング付勢された第1および第2のポールとを備え、
前記第1のポールが、前記溝内において第2のポールに隣り合って配置されている、
ことを特徴とするテンショナ。 - 請求項1において、
前記ピストンが中空の部材であって、前記ハウジングの前記穴との間で流体チャンバを構成している、
ことを特徴とするテンショナ。 - 請求項2において、
前記流体チャンバ内にさらにチェックバルブを備えている、
ことを特徴とするテンショナ。 - 請求項1において、
前記第2のポールが前記ピストンの前記歯と係合しているときに、前記第2のポールが係合する歯と次の歯との間の傾斜面に沿って前記第1のポールがスライド移動しているように、前記第1のポールが前記第2のポールよりも半ピッチ進んでいる、
ことを特徴とするテンショナ。 - 請求項4において、
前記第2のポールがバックラッシュを取り去るようになっている、
ことを特徴とするテンショナ。 - 請求項1において、
前記第2のポールが前記ピストンの前記歯と係合しているときに、前記第2のポールが係合する歯と次の歯との間の傾斜面に沿って前記第1のポールがスライド移動するように、前記第1のポールが、前記第2のポールに対して半ピッチよりも小さなピッチだけ進んでいる、
ことを特徴とするテンショナ。 - 請求項1において、
前記第2のポールが前記ピストンの前記歯と係合しているときに、前記第2のポールが係合する歯と次の歯との間の傾斜面に沿って前記第1のポールがスライド移動するように、前記第1のポールが、前記第2のポールに対して半ピッチよりも大きなピッチだけ進んでいる、
ことを特徴とするテンショナ。 - 請求項1において、
前記第1のポールおよび第2のポールが、前記ピストンの外周の前記複数の歯の上の同じ位置を保持している、
ことを特徴とするテンショナ。 - テンショナであって、
穴を有するハウジングと、
前記穴にスライド自在に受け入れられ、その外周の少なくとも一部に形成された複数の歯を有するピストンと、
前記ピストンを前記穴から外方に付勢するピストンスプリングと、
前記ハウジングに形成された第1の溝に受け入れられるとともに、第1のピンに枢支可能に取り付けられ、前記ピストンの前記歯の側に第1のスプリングによって付勢された第1のポールと、
前記ハウジングに形成された第2の溝に受け入れられ、前記第1のポールから少なくとも180度離れて配置されるとともに、第2のピンに枢支可能に取り付けられ、前記ピストンの前記歯の側に第2のスプリングによって付勢された第2のポールと、
を備えたテンショナ。 - 請求項9において、
前記ピストンが中空の部材であって、前記ハウジングの前記穴との間で流体チャンバを構成している、
ことを特徴とするテンショナ。 - 請求項10において、
前記流体チャンバ内にさらにチェックバルブを備えている、
ことを特徴とするテンショナ。 - 請求項9において、
前記第2のポールが前記ピストンの前記歯と係合しているときに、前記第2のポールが係合する歯と次の歯との間の傾斜面に沿って前記第1のポールがスライド移動するように、前記第1のポールが前記第2のポールよりも半ピッチ進んでいる、
ことを特徴とするテンショナ。 - 請求項12において、
前記第2のポールがバックラッシュを取り去るようになっている、
ことを特徴とするテンショナ。 - 請求項9において、
前記第2のポールが前記ピストンの前記歯と係合しているときに、前記第2のポールが係合する歯と次の歯との間の傾斜面に沿って前記第1のポールがスライド移動するように、前記第1のポールが、前記第2のポールに対して半ピッチよりも小さなピッチだけ進んでいる、
ことを特徴とするテンショナ。 - 請求項9において、
前記第2のポールが前記ピストンの前記歯と係合しているときに、前記第2のポールが係合する歯と次の歯との間の傾斜面に沿って前記第1のポールがスライド移動するように、前記第1のポールが、前記第2のポールに対して半ピッチよりも大きなピッチだけ進んでいる、
ことを特徴とするテンショナ。 - 請求項9において、
前記第2のポールが、前記第1のポールに対して180度以下の角度だけ離れている、
ことを特徴とするテンショナ。 - 請求項9において、
前記第1のポールおよび第2のポールが、前記ピストンの外周の前記複数の歯の上の同じ位置を保持している、
ことを特徴とするテンショナ。 - テンショナであって、
穴を有するハウジングと、
前記穴にスライド自在に受け入れられ、前記穴との間で流体チャンバを形成するとともに、その外周の少なくとも一部に形成された複数の歯を有する中空のピストンと、
前記ハウジングに形成された溝に受け入れられ、ピンに枢支可能に取り付けられるとともに、前記ピストンの前記歯の側にスプリングによって付勢された、互いに隣り合う第1および第2のポールと、
を備えたテンショナ。 - 請求項18において、
前記第2のポールが前記ピストンの前記歯と係合しているときに、前記第2のポールが係合する歯と次の歯との間の傾斜面に沿って前記第1のポールがスライド移動するように、前記第1のポールが前記第2のポールよりも半ピッチ進んでいる、
ことを特徴とするテンショナ。 - 請求項19において、
前記第2のポールがバックラッシュを取り去るようになっている、
ことを特徴とするテンショナ。 - 請求項18において、
前記第2のポールが前記ピストンの前記歯と係合しているときに、前記第2のポールが係合する歯と次の歯との間の傾斜面に沿って前記第1のポールがスライド移動するように、前記第1のポールが、前記第2のポールに対して半ピッチよりも小さなピッチだけ進んでいる、
ことを特徴とするテンショナ。 - 請求項18において、
前記第2のポールが前記ピストンの前記歯と係合しているときに、前記第2のポールが係合する歯と次の歯との間の傾斜面に沿って前記第1のポールがスライド移動するように、前記第1のポールが、前記第2のポールに対して半ピッチよりも大きなピッチだけ進んでいる、
ことを特徴とするテンショナ。 - 請求項18において、
前記第1のポールおよび第2のポールが、前記ピストンの外周の前記複数の歯の上の同じ位置を保持している、
ことを特徴とするテンショナ。 - 請求項18において、
前記流体チャンバ内にさらにチェックバルブを備えている、
ことを特徴とするテンショナ。 - テンショナであって、
穴を有するハウジングと、
前記穴にスライド自在に受け入れられ、前記穴との間で流体チャンバを形成するとともに、その外周の少なくとも一部に形成された複数の歯を有する中空のピストンと、
前記ハウジングに形成された第1の溝に受け入れられるとともに、第1のピンに枢支可能に取り付けられ、前記ピストンの前記歯の側に第1のスプリングによって付勢された第1のポールと、
前記ハウジングに形成された第2の溝に受け入れられ、前記第1のポールから少なくとも180度離れて配置されるとともに、第2のピンに枢支可能に取り付けられ、前記ピストンの前記歯の側に第2のスプリングによって付勢された第2のポールと、
を備えたテンショナ。 - 請求項25において、
前記流体チャンバ内にさらにチェックバルブを備えている、
ことを特徴とするテンショナ。 - 請求項25において、
前記第2のポールが前記ピストンの前記歯と係合しているときに、前記第2のポールが係合する歯と次の歯との間の傾斜面に沿って前記第1のポールがスライド移動するように、前記第1のポールが前記第2のポールよりも半ピッチ進んでいる、
ことを特徴とするテンショナ。 - 請求項27において、
前記第2のポールがバックラッシュを取り去るようになっている、
ことを特徴とするテンショナ。 - 請求項25において、
前記第2のポールが前記ピストンの前記歯と係合しているときに、前記第2のポールが係合する歯と次の歯との間の傾斜面に沿って前記第1のポールがスライド移動するように、前記第1のポールが、前記第2のポールに対して半ピッチよりも小さなピッチだけ進んでいる、
ことを特徴とするテンショナ。 - 請求項25において、
前記第2のポールが前記ピストンの前記歯と係合しているときに、前記第2のポールが係合する歯と次の歯との間の傾斜面に沿って前記第1のポールがスライド移動するように、前記第1のポールが、前記第2のポールに対して半ピッチよりも大きなピッチだけ進んでいる、
ことを特徴とするテンショナ。 - 請求項25において、
前記第1のポールおよび第2のポールが、前記ピストンの外周の前記複数の歯の上の同じ位置を保持している、
ことを特徴とするテンショナ。 - 請求項25において、
前記第2のポールが、前記第1のポールに対して180度以下の角度だけ離れている、
ことを特徴とするテンショナ。
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-
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- 2006-06-09 JP JP2006161115A patent/JP2007010141A/ja active Pending
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