JP2007009778A - 内燃機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡易な構成で安定的に気体燃料を燃焼室に供給することができる内燃機関を提供する。
【解決手段】 内燃機関1は、主燃焼室63及び副燃焼室61と、燃料供給機構70とを備える。燃料供給機構70は、主燃焼室63及び副燃焼室61に燃料を供給する。燃料は、気体燃料を含む。燃料供給機構70は、プラズマ電極72と、燃料改質容器74と、燃料ポンプ82とを有する。プラズマ電極72は、燃料改質容器74において、液体燃料の一部から気体燃料を生成する。燃料ポンプ82は、液体燃料を加圧する。燃料改質容器74において、液体燃料の圧力と気体燃料の圧力とが略等しい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関に関する。
従来から、液体燃料の少なくとも一部から気体燃料が生成される内燃機関が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特公昭58−44860(第1−5頁、第1−7図)
特許文献1の技術では、燃焼室に供給される気体燃料の圧力が略大気圧であり、気体燃料が燃焼室に導入されるためには、燃焼室に負圧が発生している必要がある。このため、安定的に気体燃料を燃焼室に供給できないことがある。
また、気体燃料自体を加圧する場合、安定的に気体燃料を燃焼室に供給することはできるが、気体燃料自体を加圧する機構が必要になるため、構成が複雑になる傾向がある。
本発明の課題は、簡易な構成で安定的に気体燃料を燃焼室に供給することができる内燃機関を提供することにある。
本発明に係る内燃機関は、燃焼室と、燃料供給部とを備える。燃料供給部は、燃焼室に燃料を供給する。燃料は、気体燃料を含む。燃料供給部は、燃料気体化部と、液体加圧部とを有する。燃料気体化部は、液体燃料の少なくとも一部から気体燃料を生成する。液体加圧部は、液体燃料を加圧する。燃料気体化部において、液体加圧部が液体燃料を加圧することにより、気体燃料が液体燃料の圧力と略等しい圧力で加圧される。
この内燃機関では、液体加圧部は、液体燃料を加圧する。また、燃料気体化部において、液体加圧部が液体燃料を加圧することにより、気体燃料が液体燃料の圧力と略等しい圧力で加圧される。このため、気体燃料自体を加圧する機構を新たに設けることなく気体燃料を加圧することができる。
本発明に係る内燃機関では、気体燃料自体を加圧する機構を新たに設けることなく気体燃料を加圧することができるので、簡易な構成で安定的に気体燃料を燃焼室に供給することができる。
<第1実施形態>
図1に、本発明の第1実施形態に係る内燃機関1の断面図を示す。
(内燃機関の概略構成)
図1に、内燃機関1の断面図を示す。
内燃機関1は、主として、主燃焼室(燃焼室)63、吸排気機構、燃料供給機構(燃料供給部)70、副燃焼室(燃焼室)61、点火プラグ29、ピストン3及びECU(制御部)40を備える。
主燃焼室63は、シリンダヘッド20,シリンダブロック10およびピストン3に囲まれた室である。シリンダヘッド20には、主燃焼室63に新気空気を供給するための吸気ポート23と、主燃焼室63から既燃ガスを排気ガスとして排出するための排気ポート24とが形成されている。
また、吸排気機構として、吸気コレクタ92及び吸気マニホルド91は、吸気ポート23の上流に位置している。吸気コレクタ92には、スロットルバルブ93a及びスロットル駆動装置93bが上流側に配備されている。吸気ポート23の下流には吸気バルブ21が、排気ポート24の上流には排気バルブ22が配備されている。クランクシャフトの回転に連動して回転する吸気用カム軸21b/排気用カム軸22bに固定された吸気用カム21a/排気用カム22aは、吸気バルブ21/排気バルブ22の上方に配置されており、吸気バルブ21/排気バルブ22を開閉させる。
副燃焼室61は、主燃焼室63に隣接して設けられる室であり、副燃焼室壁61cに囲まれている。具体的には、シリンダヘッド20において吸気ポート23と排気ポート24との間に形成された空間に、略円筒形状の副燃焼室壁61cが配置され、副燃焼室61が形成される。また、副燃焼室壁61cの膨出した半球状の底面には、主燃焼室63と副燃焼室61とを連通する連通路61dが形成されている。
燃料供給機構70は、副燃焼室61及び主燃焼室63に燃料を供給するための機構である。燃料供給機構70のプラズマ電極(燃料気体化部)72には、電圧印加装置71が電気的に接続されて、電圧印加装置71から電圧の供給を受けることができるようになっている。また、プラズマ電極72は、燃料改質容器(燃料気体化部)74において液体燃料(ガソリン)LFの一部から気体燃料(改質ガス)GFが生成されるように設けられている。この気体燃料GFは、燃焼速度の大きな気体成分である水素を含んでいる。そして、気体燃料GF及び液体燃料LFを略等しい圧力に加圧することができるように設けられている燃料改質容器74は、気体燃料第1配管32などを介して気体燃料噴射弁25に接続されており、液体燃料第3配管84などを介して液体燃料噴射弁27に接続されている。ここで、気体燃料噴射弁25は、副燃焼室61に気体燃料GFを噴射する弁である。気体燃料噴射弁25の先端は、副燃焼室61に突出している。また、液体燃料噴射弁27は、吸気ポート23に液体燃料LFを噴射する弁である。液体燃料噴射弁27の先端は、吸気ポート23に突出している。
点火プラグ29は、副燃焼室61の新気混合気を点火するためのプラグである。点火プラグ29は、副燃焼室壁61cを貫通するように設けられている。点火プラグ29の先端部分29aは、副燃焼室61に突出するように設けられている。
ECU40は、気体燃料噴射弁25、液体燃料噴射弁27、電圧印加装置71、点火プラグ29、スロットル駆動装置93bなどに電気的に接続されている。
(内燃機関の概略動作)
内燃機関1では、吸気行程において、加圧された燃料が液体燃料噴射弁27に供給される。液体燃料噴射弁27は、吸気コレクタ92と吸気マニホルド91とを経由して吸気ポート23に導入された新気空気に、液体燃料LFを噴射する。これにより、新気混合気が生成される。そして、吸気行程において、吸気用カム21aにより吸気バルブ21は開状態とされ、新気混合気は吸気ポート23から主燃焼室63へ導入される。
圧縮行程においては、主燃焼室63で新気混合気が圧縮されるとともに、主燃焼室63の新気混合気の一部が、連通路61dを介して主燃焼室63から副燃焼室61へ導入される。
ここで、後述の希薄燃焼モードで制御される場合、気体燃料噴射弁25は、加圧された気体燃料GFの供給を受ける。気体燃料噴射弁25は、副燃焼室61に気体燃料GFを噴射する。そして、主燃焼室63から導入された新気混合気と、副燃焼室61に噴射された気体燃料GFとが、副燃焼室61で混合されて副燃焼室61の新気混合気となる。このとき、燃焼速度の大きな気体成分である水素が気体燃料GFに含まれているので、副燃焼室61の新気混合気も水素が含まれており燃焼性が改質されたものとなっている。
点火プラグ29により、副燃焼室61の新気混合気は所定のタイミングで着火され燃焼する。副燃焼室61の燃焼ガス(火炎)は、連通路61dを介して主燃焼室63へトーチ状に放射され、主燃焼室63の均質な新気混合気を燃焼させる。
膨張行程では、新気混合気が燃焼して発生した燃焼圧力によって、ピストン3が押し下げられる。
排気行程では、排気用カム22aにより排気バルブ22は開状態とされ、主燃焼室63で燃焼された既燃ガスが、排気ガスとして排気ポート24へ排出される。
ECU40は、気体燃料噴射弁25、液体燃料噴射弁27、電圧印加装置71、点火プラグ29、スロットル駆動装置93bなどに対して、制御の信号を供給し各種の制御を行う。ECU40は、各種の制御を行うためのロジックを実行する。例えば、ECU40は、所定のロジックを、電気回路的に、ソフト的に又はその両方により実行する。
(燃料供給機構の詳細構成)
燃料供給機構70は、主として、電圧印加装置71,プラズマ電極72,燃料改質容器74,圧力レギュレータ(圧力調整機構)75,液面センサ(第1検知部)76,燃料タンク81,燃料ポンプ(液体加圧部)82,気体燃料第1配管32,チェックバルブ33,気体燃料第2配管34,液体燃料第1配管83,液体燃料第2配管85,液体燃料第3配管84,液体燃料第4配管26,気体燃料噴射弁25及び液体燃料噴射弁27を備える。
燃料タンク81には、液体燃料LFが貯蔵されている。燃料ポンプ82は、燃料タンク81に貯蔵された液体燃料LFを加圧可能に設けられている。
燃料改質容器74は、液体燃料LFが流入・流出する部分や気体燃料GFが流出する部分を除いて、ほぼ密閉された容器である。すなわち、燃料改質容器74の内部には、液体燃料LFと気体燃料GFとがほぼ密閉されている。これにより、液体燃料LFの圧力と気体燃料GFの圧力とが略等しくなる。
この燃料改質容器74には、プラズマ電極72が設けられている。具体的には、プラズマ電極72は、主として、第1電極72aと第2電極72bとを有する。第1電極72aは、燃料改質容器74の側壁を外部から内部へと貫通している。第1電極72aの先端は、燃料改質容器74の内部へ突出している。また、第2電極72bは、燃料改質容器74の反対側の側壁を外部から内部へと貫通している。第2電極72bの先端も、燃料改質容器74の内部へ突出している。第1電極72aは、電圧印加装置71に電気的に接続され、電圧印加装置71から電圧の供給を受ける。第2電極72bは、接地されている。第1電極72aと第2電極72bとの間には、細孔が形成された隔膜(図示せず)が配置されている。第1電極72aの先端と第2電極72bの先端とは、液体燃料LFの中において、隔膜の細孔を間にして対向している。これにより、電圧印加装置71から供給を受けた電圧に応じて、第1電極72aと第2電極72bとの間にプラズマ放電を発生することができるようになっている。
また、燃料改質容器74には、液面センサ76が設けられている。具体的には、液面センサ76は、主として、フロート76aを有する。フロート76aは、液体燃料LFと気体燃料GFとの境界面となる液面LSの近傍に位置しており、液面LSの移動を検知することができるようになっている。すなわち、液面センサ76は、フロート76aを介して液面LSの高さHを検知することができるようになっている。
一方、燃料改質容器74は、液体燃料第1配管83を介して燃料ポンプ82に接続されている。また、燃料改質容器74は、液体燃料第3配管84を介して圧力レギュレータ75に接続されている。圧力レギュレータ75は、液体燃料第3配管84における液体燃料LFの圧力を所定圧力に調整することにより、燃料改質容器74における液体燃料LFの圧力を所定圧力に調整する。ここで、燃料改質容器74では、液体燃料LFの圧力と気体燃料GFの圧力とが略等しくなっているので、気体燃料GFの圧力も所定圧力に調整されることになる。また、圧力レギュレータ75は、液体燃料第4配管26を介して液体燃料噴射弁27に接続され、液体燃料第2配管85を介して燃料タンク81に接続されている。液体燃料噴射弁27は、その先端が吸気ポート23に突出している。
さらに、燃料改質容器74は、気体燃料第1配管32を介してチェックバルブ33に接続されている。気体燃料第1配管32には、燃料改質容器74で生成された気体燃料GFが満たされている。チェックバルブ33は、ボールがスプリングによって所定の力で保持されて構成されている。チェックバルブ33は、差圧が境界値B以上である場合に開状態となり、差圧が境界値B未満である場合に閉状態となる。ここで、差圧は、気体燃料第1配管32における気体燃料GFの圧力と、気体燃料第2配管34における気体の圧力との差である。このチェックバルブ33は、気体燃料第2配管34を介して気体燃料噴射弁25に接続されている。気体燃料噴射弁25は、副燃焼室壁61cを貫通するように形成されており、その先端が副燃焼室61に突出している。これらにより、燃料改質容器74における気体燃料GFは、気体燃料第1配管32とチェックバルブ33と気体燃料第2配管34と気体燃料噴射弁25とを介して副燃焼室61に供給されるようになっている。
(燃料供給機構における燃料の詳細動作)
燃料タンク81における液体燃料LFは、燃料ポンプ82により吸い上げられ加圧される。加圧された液体燃料LFは、燃料ポンプ82から液体燃料第1配管83を介して燃料改質容器74へ供給される。すなわち、燃料改質容器74における液体燃料LFは、液体燃料第1配管83における液体燃料LFを介して、燃料ポンプ82により加圧されている。
電圧印加装置71は、ECU40から受けた制御の信号に基づいて、プラズマ電極72の第1電極72aへ放電周期Fpで所定電圧を供給する。電圧印加装置71から第1電極72aへ所定電圧が供給された場合、第1電極72aと第2電極72bとは、液体燃料LFの中でプラズマ放電を行って、燃料改質容器74における液体燃料LFの一部を改質して、気体燃料GFを生成する。すなわち、気体燃料GFは、部分酸化改質反応で生成されるので、燃焼速度の大きな気体成分である水素が多く含まれることになる。生成された気体燃料GFは、気泡となって液体燃料LFの中から液面LSの上方へと移動して、燃料改質容器74の内部の上部に蓄積される。また、液体燃料LFは、燃料改質容器74の内部の下部に蓄積されている。それに対して、電圧印加装置71から第1電極72aへ所定電圧が供給されない場合、第1電極72aと第2電極72bとは、プラズマ放電を行わず、燃料改質容器74における液体燃料LFを改質しないので、気体燃料GFを生成しない。
ここで、燃料改質容器74における液体燃料LFが加圧されているので、燃料改質容器74における気体燃料GFも加圧されたものとなる。また、いずれも場合でも、液面センサ76は、所定期間ごとに液面LSの高さHを検知して、液面LSの高さHの情報をECU40へ供給する。
一方、気体燃料噴射弁25は、ECU40から受けた制御の信号に基づいて、開弁する。気体燃料噴射弁25が開弁された場合、差圧が境界値B以上となりチェックバルブ33が開状態になる。このため、燃料改質容器74における気体燃料GFは、気体燃料第1配管32とチェックバルブ33と気体燃料第2配管34と気体燃料噴射弁25とを介して副燃焼室61に供給される。それに対して、気体燃料噴射弁25が開弁されない場合、差圧が境界値B未満となりチェックバルブ33が閉状態になる。このため、燃料改質容器74における気体燃料GFは副燃焼室61に供給されない。
また、液体燃料噴射弁27も、ECU40から受けた制御の信号に基づいて、開弁する。液体燃料噴射弁27が開弁された場合、燃料改質容器74から液体燃料第3配管84を介して圧力レギュレータ75に導入された液体燃料LFは、その一部が液体燃料第4配管26と液体燃料噴射弁27とを介して吸気ポート23に供給され、残りが液体燃料第2配管85を介して燃料タンク81へ戻される。それに対して、気体燃料噴射弁25が開弁されない場合、燃料改質容器74から液体燃料第3配管84を介して圧力レギュレータ75に導入された液体燃料LFは、その全部が液体燃料第2配管85を介して燃料タンク81へ戻される。
ここで、圧力レギュレータ75が液体燃料第3配管84及び燃料改質容器74における液体燃料LFの圧力を所定圧力に調整しているので、燃料改質容器74における気体燃料GFも所定圧力に調整されている。
(ECUの詳細構成)
ECU40は、主として、負荷演算部41,回転数演算部42,燃料噴射制御部43,スロットル制御部44,気体消費関連値演算部45,気体生成量制御部46,点火時期制御部47,記憶部(図示せず)及び入出力インターフェース(図示せず)を備える。負荷演算部41,回転数演算部42,燃料噴射制御部43,スロットル制御部44,気体消費関連値演算部45,気体生成量制御部46及び点火時期制御部47は、CPUなどである。記憶部は、ROM,RAMなどであり、プログラムやマップ情報(図2参照)などを記憶している。入出力インターフェースは、外部から信号を受ける場合や外部へ信号を供給する場合にインターフェースとなる部分である。
ECU40は、各種の制御を行うためのロジックを実行するだけでなく、電圧印加装置71,気体燃料噴射弁25及び液体燃料噴射弁27を制御するためのロジックを実行する。
(ECUの詳細動作)
ECU40には、クランク角センサ51で検知されたクランク角信号、水温センサ52で検知された冷却水温信号、アクセル開度センサ53で検知されたアクセル開度信号などが、入出力インターフェースを介して入力される。負荷演算部41及び回転数演算部42は、これらの信号を入出力インターフェースから受け取る。負荷演算部41は、これらの信号に基づいて、機関負荷Teを演算する。また、回転数演算部42は、これらの信号に基づいて、機関回転数Neを演算する。そして、ECU40には、液面センサ76で検知された液面LSの高さHの情報が、入出力インターフェースを介してさらに入力される。
燃料噴射制御部43は、機関負荷Teの情報を負荷演算部41から受け取り、機関回転数Neの情報を回転数演算部42から受け取る。また、燃料噴射制御部43は、記憶部を参照し、マップ情報(図2参照)を記憶部から受け取る。燃料噴射制御部43は、機関負荷Teの情報及び機関回転数Neの情報とマップ情報となどに基づいて、制御モードを決定し、気体噴射量制御信号と液体噴射量制御信号とを生成する。これにより、気体燃料噴射弁25は、気体噴射量制御信号に基づいて所定の噴射量で気体燃料GFを噴射する。また、液体燃料噴射弁27は、液体噴射量制御信号に基づいて所定の噴射量で液体燃料LFを噴射する。
スロットル制御部44は、機関負荷Teの情報を負荷演算部41から受け取り、機関回転数Neの情報を回転数演算部42から受け取り、機関負荷Teの情報及び機関回転数Neの情報などに基づいて、スロットル制御信号を生成する。これにより、スロットル駆動装置93bは、スロットル制御信号に基づいて所定の開度でスロットルバルブ93aを開閉させる。
気体消費関連値演算部45は、入出力インターフェースから液面LSの高さHの情報を受け取り、液面LSの高さHの情報などに基づいて、気体消費関連値を演算する。ここで、気体消費関連値は、気体燃料GFの消費量に関する値である。
気体生成量制御部46は、気体消費関連値演算部45から気体消費関連値の情報を受け取り、気体消費関連値の情報などに基づいて、気体生成量制御信号(放電周期Fpの制御信号)を生成する。これにより、電圧印加装置71は、気体生成量制御信号に基づいて、プラズマ電極72の第1電極72aへ放電周期Fpで所定電圧を供給する。ここで、プラズマ電極72の第1電極72aと第2電極72bとの間で行われるプラズマ放電は、1回当たり一定時間行われる。このため、放電周期Fpが制御されることにより、プラズマ電極72が発生する気体燃料GFの量が制御される。すなわち、ECU40は、気体消費関連値に応じて、気体生成量を制御する。
点火時期制御部47は、機関負荷Teの情報を負荷演算部41から受け取り、機関回転数Neの情報を回転数演算部42から受け取り、機関負荷Teの情報及び機関回転数Neの情報などに基づいて、点火時期制御信号を生成する。これにより、点火プラグ29は、点火時期制御信号に基づいて所定のタイミングでスパークを発生させる。
(内燃機関の制御)
内燃機関1の制御を、図2〜図4を参照して説明する。
ECU40の燃料噴射制御部43が参照するマップ情報を図2に示す。マップ情報には、機関負荷Teや機関回転数Neと制御領域との関係が示されている。すなわち、制御領域は、第1制御領域A1及び第2制御領域A2に分けられている。第1制御領域A1は、比較的低速低負荷側の領域であり、燃料供給機構70が希薄燃焼モードで制御される領域である。第1制御領域A1における運転状態は、希薄燃焼が行われる運転状態であり、主燃焼室63の空燃比が理論空燃比よりもリーンに制御される運転状態である。第2制御領域A2は、比較的高速側又は高負荷側の領域であり、燃料供給機構70がストイキ燃焼モードで制御される領域である。第2制御領域A2における運転状態は、通常の燃焼が行われる運転状態であり、主燃焼室63の空燃比が理論空燃比に制御される運転状態である。
((気体生成量に関する制御の流れ))
気体生成量に関する制御の流れを示すフローチャートを図3に示す。
ステップS1では、液面の高さが検知される。すなわち、液面センサ76は、液面LSの高さHを検知して、液面LSの高さHの情報をECU40へ供給する。ECU40には、液面センサ76で検知された液面LSの高さHの情報が、入出力インターフェースを介して入力される。気体消費関連値演算部45は、入出力インターフェースから液面LSの高さHの情報を受け取る。
ステップS2では、液面の高さが上限値より高いか否かが判断される。すなわち、気体消費関連値演算部45は、上限値Hmaxの情報を記憶部からさらに受け取る。気体消費関連値演算部45は、液面LSの高さHと上限値Hmaxとを比較して、液面の高さHが上限値Hmaxより高いか否かを判断する。液面の高さHが上限値Hmaxより高いと判断される場合、ステップS3へ進められ、液面の高さHが上限値Hmaxより高くないと判断される場合、ステップS4へ進められる。
ステップS3では、気体消費関連値が演算される。すなわち、気体消費関連値演算部45は、液面の高さHから上限値Hmaxを引いた値を気体消費関連値D(正の値)とする。ここで、気体消費関連値Dは、気体燃料GFの消費量(正の値)に関する値であり、気体燃料GFの量が下限を越えてどれだけ消費されたかを表している。
ステップS4では、液面の高さが下限値より低いか否かが判断される。すなわち、気体消費関連値演算部45は、下限値Hminの情報を記憶部からさらに受け取る。気体消費関連値演算部45は、液面LSの高さHと下限値Hminとを比較して、液面の高さHが下限値Hminより低いか否かを判断する。液面の高さHが下限値Hminより低いと判断される場合、ステップS5へ進められ、液面の高さHが下限値Hminより低くないと判断される場合、ステップS6へ進められる。
ステップS5では、気体消費関連値が演算される。すなわち、気体消費関連値演算部45は、液面の高さHから下限値Hminを引いた値を気体消費関連値D(負の値)とする。ここで、気体消費関連値Dは、気体燃料GFの消費量(負の値)に関する値であり、気体燃料GFの量が上限を越えてどれだけ過剰に生成されたかを表している。
ステップS6では、放電周期が演算される。すなわち、気体生成量制御部46は、気体消費関連値演算部45から気体消費関連値Dの情報を受け取る。気体生成量制御部46は、放電周期Fpと気体消費関連値Dとに基づき、
Fp−D×k (1)
を新たに放電周期Fpとする。ここで、kは正の定数である。すなわち、気体生成量制御部46は、気体消費関連値Dの情報などに基づいて、気体生成量制御信号として放電周期Fpの制御信号を生成する。これにより、液面の高さHが上限値Hmaxより高い(D>0である)場合、放電周期Fpが短くなる。また、液面の高さHが下限値Hminより低い(D<0である)場合、放電周期Fpが長くなる。
ステップS7では、気体生成量が制御される。すなわち、電圧印加装置71は、ECU40の気体生成量制御部46から気体生成量制御信号(放電周期Fpの制御信号)を受け取る。そして、電圧印加装置71は、気体生成量制御信号(放電周期Fpの制御信号)に基づいて、プラズマ電極72の第1電極72aへ放電周期Fpで所定電圧を供給する。これにより、液面の高さHが上限値Hmaxより高い(D>0である)場合、放電周期Fpが短くなるので、気体生成量が増えることになる。また、液面の高さHが下限値Hminより低い(D<0である)場合、放電周期Fpが長くなるので、気体生成量が減ることになる。このようにして、液面の高さHは、
Hmin≦H≦Hmax (2)
に制御されることになる。
ステップS8では、所定期間を経過したか否かがECU40により判断される。所定期間(例えば、10ms)を経過したと判断された場合、ステップS1へ進められ、所定期間を経過していないと判断された場合、ステップS8へ進められる。これにより、ステップS1〜S7の処理は、所定期間ごとに繰り返される。
((燃料噴射に関する制御の流れ))
燃料噴射に関する制御の流れを示すフローチャートを図4に示す。
ステップS11では、センサによる検出が行われる。すなわち、クランク角センサ51、水温センサ52、アクセル開度センサ53などにより検出が行われる。ECU40には、クランク角センサ51で検出されたクランク角信号、水温センサ52で検出された冷却水温信号、アクセル開度センサ53で検出されたアクセル開度信号などが、入出力インターフェースを介して入力される。
ステップS12では、運転状態が演算される。すなわち、負荷演算部41及び回転数演算部42は、ステップS1で入力された信号を入出力インターフェースから受け取る。負荷演算部41は、これらの信号に基づいて、機関負荷Teを演算する。また、回転数演算部42は、これらの信号に基づいて、機関回転数Neを演算する。
ステップS13では、運転状態が第1制御領域A1に属するか否かが判断される。すなわち、燃料噴射制御部43は、機関負荷Teの情報を負荷演算部41から受け取り、機関回転数Neの情報を回転数演算部42から受け取る。また、燃料噴射制御部43は、記憶部を参照し、マップ情報(図2参照)を記憶部から受け取る。燃料噴射制御部43は、機関負荷Teの情報及び機関回転数Neの情報とマップ情報となどに基づいて、運転状態が第1制御領域A1に属するか否かを判断する。運転状態が第1制御領域A1に属すると判断される場合、制御モードが希薄燃焼モードに決定されてステップS14へ進められ、運転状態が第1制御領域A1に属しない(第2制御領域A2に属する)と判断される場合、制御モードがストイキ燃焼モードに決定されてステップS16へ進められる。
ステップS14では、液体燃料の噴射が制御される。すなわち、燃料噴射制御部43は、機関負荷Teの情報及び機関回転数Neの情報とマップ情報となどに基づいて、液体噴射量制御信号を生成する。液体燃料噴射弁27は、ECU40の燃料噴射制御部43から液体噴射量制御信号を受け取る。液体燃料噴射弁27は、液体噴射量制御信号に基づいて、所定の噴射量で液体燃料LFを吸気ポート23に噴射する。
ステップS15では、気体燃料の噴射が制御される。すなわち、燃料噴射制御部43は、機関負荷Teの情報及び機関回転数Neの情報とマップ情報となどに基づいて、気体噴射量制御信号を生成する。気体燃料噴射弁25は、ECU40の燃料噴射制御部43から気体噴射量制御信号を受け取る。気体燃料噴射弁25は、気体噴射量制御信号に基づいて、所定の噴射量で気体燃料GFを副燃焼室61に噴射する。
ステップS16では、液体燃料の噴射が制御される。すなわち、燃料噴射制御部43は、機関負荷Teの情報及び機関回転数Neの情報とマップ情報となどに基づいて、液体噴射量制御信号を生成する。液体燃料噴射弁27は、ECU40の燃料噴射制御部43から液体噴射量制御信号を受け取る。液体燃料噴射弁27は、液体噴射量制御信号に基づいて、所定の噴射量で液体燃料LFを吸気ポート23に噴射する。
ステップS17では、所定期間を経過したか否かがECU40により判断される。所定期間(例えば、10ms)を経過したと判断された場合、ステップS11へ進められ、所定期間を経過していないと判断された場合、ステップS17へ進められる。これにより、ステップS11〜S16の処理は、所定期間ごとに繰り返される。
(内燃機関の特徴)
(1)
ここでは、燃料供給機構70の燃料ポンプ82は、液体燃料LFを加圧する。また、燃料改質容器74において、液体燃料LFと気体燃料GFとがほぼ密閉されているので、液体燃料LFの加圧によって気体燃料GFが液体燃料LFの圧力と略等しい圧力で加圧され、液体燃料LFの圧力と気体燃料GFの圧力とが略等しくなっている。
このように、気体燃料GF自体を加圧する機構を新たに設けることなく気体燃料GFは加圧される。このため、簡易な構成で安定的に気体燃料GFは副燃焼室61に供給される。
(2)
ここでは、圧力レギュレータ75は、液体燃料LFを通す配管である液体燃料第3配管84と液体燃料第4配管26との間に設置される。これにより、圧力レギュレータ75は、液体燃料第3配管84及び燃料改質容器74における液体燃料LFの圧力を所定圧力に調整する。また、燃料改質容器74において、液体燃料LFの圧力と気体燃料GFの圧力とが略等しくなっているので、液体燃料LFの圧力が所定圧力に調整されることにより、気体燃料GFの圧力も所定圧力に調整されることになる。このため、気体燃料GFが安定的に加圧されるので、気体燃料GFは安定的に副燃焼室61に供給される。
(3)
ここでは、ECU40は、気体消費関連値Dに応じて、気体生成量を制御する。具体的には、液面センサ76は、液面LSの高さHを検知する。ECU40は、液面LSの高さHの情報を液面センサ76から受け取る。ECU40は、液面LSの高さHの情報などに基づいて、気体消費関連値Dを演算する。ここで、気体消費関連値Dは、気体燃料GFの消費量に関する値である。そして、ECU40は、気体消費関連値Dに基づいて、気体生成量制御信号(放電周期Fpの制御信号)を生成する。そして、電圧印加装置71は、ECU40から気体生成量制御信号を受け取り、気体生成量制御信号に基づいて、プラズマ電極72の第1電極72aへ放電周期Fpで所定電圧を供給する。
このようにして、液面の高さHが
Hmin≦H≦Hmax (2)
に制御されるので、気体燃料GFは安定的に生成される。このため、気体燃料GFは安定的に副燃焼室61に供給される。
(4)
ここでは、プラズマ電極72は、液体燃料LFを改質して、気体燃料GFを生成する。具体的には、プラズマ電極72の第1電極72aと第2電極72bとは、液体燃料LFの中でプラズマ放電を行って、燃料改質容器74における液体燃料LFの一部を改質して、気体燃料GFを生成する。このため、気体燃料GFには、燃焼速度の大きな気体成分である水素が含まれることになる。
(5)
ここでは、燃料供給機構70は、希薄燃焼モードで制御される場合に、気体燃料GFを副燃焼室61に供給し、液体燃料LFを吸気ポート23経由で主燃焼室63に供給する。このため、気体燃料GFのみが副燃焼室61及び主燃焼室63に供給される場合に比べて、必要以上に気体燃料GFを生成するためのエネルギーが消費されることは低減され、必要以上に液体燃料LFが燃料改質容器74に残存することも低減される。
また、副燃焼室61における燃焼速度が高められ、副燃焼室61から主燃焼室63へ噴射される火炎の速度が速くなるので、主燃焼室63におけるリーン限界は拡大する。
(第1実施形態の変形例)
(A)燃料供給機構70の気体燃料噴射弁25は、その先端が副燃焼室61に突出するように設けられる代わりに、その先端が吸気ポート23に突出するように設けられていてもよい。あるいは、気体燃料噴射弁25及び液体燃料噴射弁27の少なくとも一方は、その先端が主燃焼室63に突出するように設けられていてもよい。
(B)燃料供給機構70のプラズマ電極72は、燃料改質容器74における液体燃料LFの全部を改質して、気体燃料GFを生成してもよい。この場合でも、気体燃料GF自体が加圧されることなく気体燃料GFが加圧されるので、気体燃料GF自体を加圧する機構を用いずに気体燃料GFは加圧される。このため、簡易な構成で安定的に気体燃料GFは副燃焼室61に供給される。
<第2実施形態>
図5に、本発明の第2実施形態に係る内燃機関100の断面図を示す。
内燃機関100は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるが、副燃焼室61が備えられていない点と、ECU40の代わりにECU(制御部)140を備える点と、燃料供給機構70の代わりに燃料供給機構170を備える点とで、第1実施形態と異なる。
(内燃機関の概略構成)
燃料供給機構170は、電圧印加装置171が発生した電圧に基づいて、燃料改質容器(燃料気体化部)174において液体燃料(ガソリン)LFの一部から気体燃料(気化ガス)GFを生成するための機構である。この気体燃料GFは、液体燃料LFが気化したものである。そして、気体燃料GF及び液体燃料LFを略等しい圧力に加圧することができるように設けられている燃料改質容器174は、気体燃料第1配管132などを介して気体燃料噴射弁125に接続されており、液体燃料第3配管84などを介して液体燃料噴射弁27に接続されている。ここで、気体燃料噴射弁125は、燃焼室163に気体燃料GFを噴射する弁である。気体燃料噴射弁125の先端は、燃焼室163に突出している。また、液体燃料噴射弁27は、吸気ポート23に液体燃料LFを噴射する弁である。液体燃料噴射弁27の先端は、吸気ポート23に突出している。
点火プラグ129は、燃焼室163の新気混合気を点火するためのプラグである。点火プラグ129の先端部分129aは、燃焼室163に突出するように設けられている。
ECU140は、気体燃料噴射弁125、液体燃料噴射弁27、電圧印加装置171、点火プラグ129、スロットル駆動装置93bなどに電気的に接続されている。
その他の点は、第1実施形態と同様である。
(内燃機関の概略動作)
圧縮行程において、燃焼室163で新気混合気が圧縮される。ここで、後述の成層燃焼モードで制御される場合、気体燃料噴射弁125は、加圧された気体燃料GFの供給を受ける。気体燃料噴射弁125は、燃焼室163に気体燃料GFを噴射する。そして、燃焼室163に成層化された新気混合気が形成される。
点火プラグ129により、燃焼室163の新気混合気は所定のタイミングで着火され燃焼する。
ECU140は、気体燃料噴射弁125、液体燃料噴射弁27、電圧印加装置171、点火プラグ129、スロットル駆動装置93bなどに対して、制御の信号を供給し各種の制御を行う。
その他の点は、第1実施形態と同様である。
(燃料供給機構の詳細構成)
燃料供給機構170は、電圧印加装置71の代わりに電圧印加装置171を備え、プラズマ電極72の代わりにヒータ(燃料気体化部)172を備え、燃料改質容器74の代わりに燃料改質容器174を備え、気体燃料第1配管32の代わりに気体燃料第1配管132を備え、リザーバタンク(蓄積部)179及び気体燃料第3配管135をさらに備え、圧力センサ178をさらに備え、液面センサ76を備えていない。
この燃料改質容器174には、ヒータ172が設けられている。具体的には、ヒータ172の一端は、電圧印加装置171に電気的に接続され、電圧印加装置171から電圧の供給を受ける。ヒータ172の他端は、接地されている。ヒータ172は、液体燃料LFの中に配置されている。これにより、電圧印加装置171から供給を受けた電圧に応じて、液体燃料LFを加熱することができるようになっている。
さらに、燃料改質容器174は、気体燃料第1配管132を介してリザーバタンク179に接続されている。リザーバタンク179は、気体燃料第3配管135を介してチェックバルブ33に接続されている。気体燃料第1配管132、リザーバタンク179及び気体燃料第3配管135には、燃料改質容器174で生成された気体燃料GFが満たされている。チェックバルブ33は、ボールがスプリングによって所定の力で保持されて構成されている。チェックバルブ33は、差圧が境界値B以上である場合に開状態となり、差圧が境界値B未満である場合に閉状態となる。ここで、差圧は、気体燃料第3配管135における気体燃料GFの圧力と、気体燃料第2配管34における気体の圧力との差である。このチェックバルブ33は、気体燃料第2配管34を介して気体燃料噴射弁125に接続されている。気体燃料噴射弁125は、燃焼室163の上部略中央のシリンダヘッド20から燃焼室163の中心へ向かって延びており、その先端が燃焼室163に突出している。これらにより、燃料改質容器174から気体燃料第1配管132に供給された気体燃料GFは、リザーバタンク179に蓄積されており、必要に応じて、気体燃料第3配管135とチェックバルブ33と気体燃料第2配管34と気体燃料噴射弁125とを介して燃焼室163に供給されるようになっている。
その他の点は、第1実施形態と同様である。
(燃料供給機構における燃料の詳細動作)
電圧印加装置171は、ECU140から受けた制御の信号に基づいて、ヒータ172へ印加電圧Vaを供給する。電圧印加装置171からヒータ172へ印加電圧Vaが供給された場合、ヒータ172は、液体燃料LFの中で加熱を行って、液体燃料LFの一部を気化することにより、気体燃料GFを生成する。生成された気体燃料GFは、気泡となって液体燃料LFの中から液面LSの上方へと移動して、燃料改質容器174の内部の上部に蓄積される。また、液体燃料LFは、燃料改質容器174の内部の下部に蓄積されていることになる。それに対して、電圧印加装置171からヒータ172へ印加電圧Vaが供給されない場合、ヒータ172は、液体燃料LFの加熱を行わず、燃料改質容器174における液体燃料LFを気化しない。
ここで、燃料改質容器174における液体燃料LFが加圧されているので、燃料改質容器174における気体燃料GFも加圧されたものとなる。また、いずれも場合でも、圧力センサ178は、所定期間ごとに気体燃料GFの圧力の異常を検知している。
一方、気体燃料噴射弁125は、ECU140から受けた制御の信号に基づいて、開弁する。気体燃料噴射弁125が開弁された場合、差圧が境界値B以上となりチェックバルブ33が開状態になる。このため、リザーバタンク179に蓄積された気体燃料GFは、気体燃料第3配管135とチェックバルブ33と気体燃料第2配管34と気体燃料噴射弁125とを介して燃焼室163に供給される。それに対して、気体燃料噴射弁125が開弁されない場合、差圧が境界値B未満となりチェックバルブ33が閉状態になる。このため、リザーバタンク179に蓄積された気体燃料GFは燃焼室163に供給されない。
その他の点は、第1実施形態と同様である。
(ECUの詳細構成)
ECU140は、燃料噴射制御部43の代わりに燃料噴射制御部143を備え、気体消費関連値演算部45の代わりに気体消費関連値演算部145を備え、気体生成量制御部46の代わりに気体生成量制御部146を備える。また、記憶部は、印加電圧情報(図8参照)をさらに記憶している。
ECU140は、各種の制御を行うためのロジックを実行するだけでなく、電圧印加装置171,気体燃料噴射弁125及び液体燃料噴射弁27を制御するためのロジックを実行する。
その他の点は、第1実施形態と同様である。
(ECUの詳細動作)
ECU140には、圧力センサ178で検知された気体燃料GFの圧力の異常の情報が、入出力インターフェースを介して入力される。
燃料噴射制御部143は、マップ情報(図2参照)の代わりにマップ情報(図6参照)を記憶部から受け取る。燃料噴射制御部143は、機関負荷Teの情報及び機関回転数Neの情報とマップ情報となどに基づいて、制御モードを決定し、気体噴射量制御信号と液体噴射量制御信号とを生成する。これにより、気体燃料噴射弁125は、気体噴射量制御信号に基づいて所定の噴射量Qで気体燃料GFを噴射する。また、液体燃料噴射弁27は、液体噴射量制御信号に基づいて所定の噴射量で液体燃料LFを噴射する。
気体消費関連値演算部145は、気体燃料GFの噴射量Qの情報(気体噴射量制御信号)を燃料噴射制御部143から受け取り、気体燃料GFの噴射量Qの情報などに基づいて、気体消費関連値を演算する。ここで、気体消費関連値は、気体燃料GFの消費量に関する値である。
気体生成量制御部146は、気体消費関連値演算部145から気体消費関連値の情報を受け取る。また、気体生成量制御部146は、記憶部を参照し、印加電圧情報(図8参照)を記憶部から受け取る。気体生成量制御部146は、気体消費関連値の情報と印加電圧情報となどに基づいて、気体生成量制御信号(印加電圧Vaの制御信号)を生成する。これにより、電圧印加装置171は、気体生成量制御信号に基づいて、ヒータ172へ印加電圧Vaを供給する。このように、印加電圧Vaが制御されることにより、ヒータ172が発生する気体燃料GFの量が制御される。すなわち、ECU140は、気体消費関連値に応じて、気体生成量を制御する。
その他の点は、第1実施形態と同様である。
(内燃機関の制御)
内燃機関100の制御を、図6〜図9を参照して説明する。
ECU140の燃料噴射制御部143が参照するマップ情報を図6に示す。マップ情報には、機関負荷Teや機関回転数Neと制御領域との関係が示されている。すなわち、制御領域は、第1制御領域A101及び第2制御領域A102に分けられている。第1制御領域A101は、比較的低速低負荷側の領域であり、燃料供給機構170が成層燃焼モードで制御される領域である。第1制御領域A101における運転状態は、成層燃焼が行われる運転状態であり、燃焼室163の新気混合気が成層的に形成される運転状態である。第2制御領域A102は、比較的高速側又は高負荷側の領域であり、燃料供給機構170が均質燃焼モードで制御される領域である。第2制御領域A102における運転状態は、均質燃焼が行われる運転状態であり、燃焼室163の新気混合気が均質的に形成される運転状態である。
((気体生成量に関する制御の流れ))
気体生成量に関する制御の流れを示すフローチャートを図7に示す。
ステップS21では、気体燃料の噴射量の情報が取得される。すなわち、気体消費関連値演算部145は、燃料噴射制御部143から気体燃料GFの噴射量Qの情報を受け取る。
ステップS22では、気体消費関連値が演算される。すなわち、気体消費関連値演算部145は、気体燃料GFの噴射量Qに機関回転数Neを掛けたものを気体消費関連値GRとする。ここで、気体消費関連値GRは、気体燃料GFの消費量に関する値であり、気体燃料GFの量がどれだけの割合で消費されたかを表している。
ステップS23では、気体生成量が制御される。すなわち、気体生成量制御部146は、気体消費関連値演算部145から気体消費関連値の情報を受け取る。また、気体生成量制御部146は、記憶部を参照し、印加電圧情報(図8参照)を記憶部から受け取る。気体生成量制御部146は、気体消費関連値の情報と印加電圧情報となどに基づいて、気体生成量制御信号(印加電圧Vaの制御信号)を生成する。そして、電圧印加装置171は、ECU140の気体生成量制御部146から気体生成量制御信号を受け取る。電圧印加装置171は、気体生成量制御信号に基づいて、ヒータ172へ印加電圧Vaを供給する。これにより、気体消費関連値GRが小さい場合に比べて気体消費関連値GRが大きい場合に、ヒータ172へ供給される印加電圧Vaが高くなるので、ヒータ172が生成する気体燃料GFの量(気体生成量)も多くなる。このようにして、燃料改質容器174における気体燃料GFの量は略一定値に維持されることになる。
その他の点は、第1実施形態と同様である。
((燃料噴射に関する制御の流れ))
燃料噴射に関する制御の流れを示すフローチャートを図9に示す。
ステップS33では、運転状態が第1制御領域A101に属するか否かが判断される。すなわち、燃料噴射制御部143は、機関負荷Teの情報を負荷演算部41から受け取り、機関回転数Neの情報を回転数演算部42から受け取る。また、燃料噴射制御部143は、記憶部を参照し、マップ情報(図6参照)を記憶部から受け取る。燃料噴射制御部143は、機関負荷Teの情報及び機関回転数Neの情報とマップ情報となどに基づいて、運転状態が第1制御領域A101に属するか否かを判断する。運転状態が第1制御領域A101に属すると判断される場合、制御モードが成層燃焼モードに決定されてステップS34へ進められ、運転状態が第1制御領域A101に属しない(第2制御領域A102に属する)と判断される場合、制御モードが均質燃焼モードに決定されてステップS36へ進められる。
ステップS34では、液体燃料の噴射が制御される。すなわち、燃料噴射制御部143は、機関負荷Teの情報及び機関回転数Neの情報とマップ情報となどに基づいて、液体噴射量制御信号を生成する。液体燃料噴射弁27は、ECU140の燃料噴射制御部143から液体噴射量制御信号を受け取る。液体燃料噴射弁27は、液体噴射量制御信号に基づいて、所定の噴射量で液体燃料LFを吸気ポート23に噴射する。
ステップS35では、気体燃料の噴射が制御される。すなわち、燃料噴射制御部143は、機関負荷Teの情報及び機関回転数Neの情報とマップ情報となどに基づいて、気体噴射量制御信号を生成する。気体燃料噴射弁125は、ECU140の燃料噴射制御部143から気体噴射量制御信号を受け取る。気体燃料噴射弁125は、気体噴射量制御信号に基づいて、所定の噴射量Qで気体燃料GFを燃焼室163に噴射する。
ステップS36では、液体燃料の噴射が制御される。すなわち、燃料噴射制御部143は、機関負荷Teの情報及び機関回転数Neの情報とマップ情報となどに基づいて、液体噴射量制御信号を生成する。液体燃料噴射弁27は、ECU140の燃料噴射制御部143から液体噴射量制御信号を受け取る。液体燃料噴射弁27は、液体噴射量制御信号に基づいて、所定の噴射量で液体燃料LFを吸気ポート23に噴射する。
その他の点は、第1実施形態と同様である。
(内燃機関の特徴)
(1)
ここでは、燃料供給機構170の燃料ポンプ82は、液体燃料LFを加圧する。また、燃料改質容器174において、液体燃料LFと気体燃料GFとがほぼ密閉されているので、液体燃料LFの加圧によって気体燃料GFが液体燃料LFの圧力と略等しい圧力で加圧され、液体燃料LFの圧力と気体燃料GFの圧力とが略等しくなっている。
このように、気体燃料GF自体を加圧する機構を新たに設けることなく気体燃料GFは加圧される。このため、簡易な構成で安定的に気体燃料GFは燃焼室163に供給される。
(2)
ここでは、圧力レギュレータ75は、液体燃料LFを通す配管である液体燃料第3配管84と液体燃料第4配管26との間に設置される。これにより、圧力レギュレータ75は、液体燃料第3配管84及び燃料改質容器174における液体燃料LFの圧力を所定圧力に調整する。また、燃料改質容器174において、液体燃料LFの圧力と気体燃料GFの圧力とが略等しくなっているので、液体燃料LFの圧力が所定圧力に調整されることにより、気体燃料GFの圧力も所定圧力に調整されることになる。このため、気体燃料GFが安定的に加圧されるので、気体燃料GFは安定的に燃焼室163に供給される。
(3)
ここでは、ECU140は、気体消費関連値GRに応じて、気体生成量を制御する。具体的には、ECU140は、気体燃料GFの噴射量Qの情報(気体噴射量制御信号)などに基づいて、気体消費関連値GRを演算する。そして、ECU140は、気体消費関連値GRなどに基づいて、気体生成量制御信号(印加電圧Vaの制御信号)を生成する。そして、電圧印加装置171は、ECU140から気体生成量制御信号を受け取り、気体生成量制御信号に基づいて、ヒータ172へ印加電圧Vaを供給する。この印加電圧Vaに応じて、ヒータ172が生成する気体燃料GFの量は変わる。
このようにして、燃料改質容器174における気体燃料GFの量は略一定値に維持されるので、気体燃料GFは安定的に生成される。このため、気体燃料GFは安定的に燃焼室163に供給される。
(4)
ここでは、ヒータ172は、液体燃料LFを加熱して、気体燃料GFを生成する。具体的には、ヒータ172は、液体燃料LFの中で加熱を行って、液体燃料LFの一部を気化することにより、気体燃料GFを生成する。このため、簡易な構成で気体燃料GFは生成される。
(5)
ここでは、燃料供給機構170のリザーバタンク179は、燃料改質容器174から気体燃料第1配管132に供給された気体燃料GFを蓄積する。このため、燃料改質容器174において生成された気体燃料GFは、安定的に燃焼室163へ供給される。
(6)
ここでは、燃料供給機構170は、成層燃焼モードで制御される場合に、気体燃料GFを燃焼室163に直接供給し、液体燃料LFを吸気ポート23経由で燃焼室163に供給する。このため、気体燃料GFと新気空気との混合気が成層化されて燃焼室163に生成されるので、燃焼室163におけるリーン限界は拡大する。
また、新気混合気を成層的に形成するために液体燃料LFが燃焼室163に直接供給される場合に比べて、ピストン冠面に液体燃料LFが付着することが低減され、液体燃料LFの気化不足が低減される。その結果、点火プラグ129のくすぶりは抑制され、燃焼室163からスモークが排出されることも抑制される。
(7)
ここでは、燃料供給機構170は、均質燃焼モードで制御される場合に、液体燃料LFを吸気ポート23経由で燃焼室163に供給する。一方、燃料供給機構170は、気体燃料GFを燃焼室163に供給しない。このため、必要以上に気体燃料GFを生成するためのエネルギーが消費されることは低減され、必要以上に液体燃料LFが燃料改質容器174に残存することも低減される。
本発明に係る内燃機関は、簡易な構成で安定的に気体燃料を燃焼室に供給することができるという効果を有し、内燃機関等として有用である。
本発明の第1実施形態に係る内燃機関の断面図。 第1実施形態におけるマップ情報を示す図。 気体生成量に関する制御の流れを示すフローチャート。 燃料噴射に関する制御の流れを示すフローチャート。 本発明の第2実施形態に係る内燃機関の断面図。 第2実施形態におけるマップ情報を示す図。 気体生成量に関する制御の流れを示すフローチャート。 第2実施形態における印加電圧情報を示す図。 燃料噴射に関する制御の流れを示すフローチャート。
符号の説明
1,100 内燃機関
40,140 ECU(制御部)
61 副燃焼室(燃焼室)
63 主燃焼室(燃焼室)
70,170 燃料供給機構(燃料供給部)
72 プラズマ電極(燃料気体化部)
74 燃料改質容器(燃料気体化部)
75 圧力レギュレータ(圧力調整機構)
76 液面センサ(第1検知部)
82 燃料ポンプ(液体加圧部)
163 燃焼室
172 ヒータ(燃料気体化部)
174 燃料改質容器(燃料気体化部)
179 リザーバタンク(蓄積部)

Claims (13)

  1. 燃焼室と、
    前記燃焼室に燃料を供給する燃料供給部と、
    を備え、
    前記燃料供給部は、
    液体燃料の少なくとも一部から気体燃料を生成する燃料気体化部と、
    前記液体燃料を加圧する液体加圧部と、
    を有し、
    前記燃料気体化部では、前記液体加圧部が前記液体燃料を加圧することにより、前記気体燃料が前記液体燃料の圧力と略等しい圧力で加圧される、
    内燃機関。
  2. 前記燃料供給部は、前記液体燃料及び前記気体燃料の圧力を調整する圧力調整機構をさらに有する、
    請求項1に記載の内燃機関。
  3. 前記圧力調整機構は、前記液体燃料を通す配管に設置される、
    請求項2に記載の内燃機関。
  4. 前記燃料供給部は、前記気体燃料の消費量に関する値である気体消費関連値を検知する第1検知部をさらに有し、
    前記気体消費関連値に応じて、前記燃料気体化部に生成させる前記気体燃料の量である気体生成量を制御する制御部をさらに備えた、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の内燃機関。
  5. 前記第1検知部は、前記燃料気体化部における前記液体燃料の液面の高さを検知し、
    前記制御部は、前記液体燃料の液面の高さに応じて、前記気体生成量を制御する、
    請求項4に記載の内燃機関。
  6. 前記燃料気体化部は、前記液体燃料を加熱して、前記気体燃料を生成する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の内燃機関。
  7. 前記燃料気体化部は、前記液体燃料を改質して、前記気体燃料を生成する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の内燃機関。
  8. 前記燃料気体化部は、前記液体燃料の中でプラズマ放電を行って、前記液体燃料を改質する、
    請求項7に記載の内燃機関。
  9. 前記燃料供給部は、前記液体燃料と前記気体燃料とを前記燃焼室に供給する、
    請求項1から8のいずれか1項に記載の内燃機関。
  10. 前記燃料供給部は、前記気体燃料を蓄積する蓄積部をさらに有する、
    請求項1から9のいずれか1項に記載の内燃機関。
  11. 前記燃料供給部は、前記燃焼室に対する吸気ポートに前記気体燃料を供給する、
    請求項1から10のいずれか1項に記載の内燃機関。
  12. 前記燃料供給部は、前記燃焼室に前記気体燃料を直接供給する、
    請求項1から10のいずれか1項に記載の内燃機関。
  13. 前記燃焼室は、
    主燃焼室と、
    前記主燃焼室に連通される副燃焼室と、
    を有し、
    前記燃料供給部は、前記副燃焼室に前記気体燃料を供給する、
    請求項1から10のいずれか1項に記載の内燃機関。
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